JP2000047752A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2000047752A
JP2000047752A JP10211114A JP21111498A JP2000047752A JP 2000047752 A JP2000047752 A JP 2000047752A JP 10211114 A JP10211114 A JP 10211114A JP 21111498 A JP21111498 A JP 21111498A JP 2000047752 A JP2000047752 A JP 2000047752A
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opening
wall
housing
cover member
switch
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JP10211114A
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Inventor
Yuji Nakajima
雄二 中島
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】筐体の薄型化が可能な電子機器を提供する。 【解決手段】電子機器としてのポータブルコンピュータ
1はディスクドライブ収容部25とスイッチ36などを
設けた開口部21を備えている。開口部21は内壁2
2,23と内側壁24とによって形成されている。内壁
22,23には第1の受け部80が設けられ内側壁24
には第2の受け部が設けられている。開口部21にはカ
バー部材40が着脱可能となっている。カバー部材40
は端壁45,46と側壁47とを備えている。端壁4
5,46には第1の係止部51が設けられ側壁47には
第2の係止部53が設けられている。カバー部材40に
はスイッチ36を覆う閉じ位置とスイッチ36を露出さ
せる開き位置とに亘って移動可能なスイッチカバー65
が取付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポータブルコンピ
ュータや移動体情報端末などのような電気機器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ブック形あるいはノート形のポータブル
コンピュータや移動体情報端末などに代表される電子機
器は、筐体の薄型化に対する要求が近年ますます強くな
ってきている。
【0003】前述した電子機器としてのポータブルコン
ピュータは、コンピュータ本体と、ディスプレイユニッ
トと、を備えている。コンピュータ本体は、キーボード
などを取付けた箱状の筐体を有している。コンピュータ
本体の筐体の内部には、回路基板などが収容されてい
る。ディスプレイユニットは、コンピュータ本体に支持
されている。ディスプレイユニットは、カラー液晶ディ
スプレイを収容する筐体を備えている。
【0004】この種のコンピュータは、商用電源が得ら
れない場所において駆動電源として用いるバッテリパッ
ク、ハードディスク駆動装置、フロッピーディスク駆動
装置やPCカードなどのような機能部品を、前記コンピ
ュータ本体の筐体内に形成された収容部に着脱可能に収
容している。また、コンピュータは、コンピュータ本体
の筐体にコネクタ設置部を形成しており、このコネクタ
設置部に外部に露出しかつ外部装置との接続に用いるコ
ネクタを設けている。
【0005】前記収容部およびコネクタ設置部には、前
記機能部品やコネクタの脱落防止や保護のためにそれぞ
れカバー部材が設けられている。また、前記コンピュー
タは、前記カバー部材とは別体で、かつ手動操作される
スイッチを覆う閉じ位置と前記スイッチを露出させる開
き位置とに亘って移動可能なスイッチカバーを設けてい
る。
【0006】前記スイッチカバーは、例えば、コンピュ
ータの作動中などにおいて、スイッチを保護する機能を
有している。スイッチカバーは、コンピュータの作動中
に前記スイッチを覆う閉じ位置に変位しておくことによ
って、操作者が不用意に誤ってスイッチを操作してもコ
ンピュータがOFFとならないなどの、スイッチの不用
意な誤操作を防止するようになっている。
【0007】
【発明が解決しょうとする課題】前述した従来のポータ
ブルコンピュータは、そのコンピュータ本体の筐体に、
前記収容部、コネクタ設置部を覆う互いに別体のカバー
部材をそれぞれ設けている。さらに、これらのカバー部
材とは別体のスイッチカバーを設けている。このため、
前述した筐体の薄型化の要求に応えることが困難になり
つつある。したがって、本発明の目的は、筐体の薄型化
が可能な電子機器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された本発明の電子機器は、開口部
を有する筐体と、前記開口部内に形成されかつ機能部品
を収容する収容部と、前記開口部内に設けられた手動操
作されるスイッチと、前記開口部を開閉可能でかつこの
開口部を開放した際に、前記スイッチと収容部とを露出
させるカバー部材と、前記カバー部材が前記開口部を閉
じた際に、前記スイッチを覆う閉じ位置と、前記スイッ
チを露出する開き位置とに亘って移動可能に前記カバー
部材に取付けられたカバーと、を備えたことを特徴とし
ている。
【0009】請求項2に記載された本発明の電子機器
は、開口部を有する筐体と、前記開口部内に設けられた
外部装置との接続に用いるコネクタと、前記開口部内に
設けられた手動操作されるスイッチと、前記開口部を開
閉可能でかつこの開口部を開放した際に、前記スイッチ
とコネクタとを露出させるカバー部材と、前記カバー部
材が前記開口部を閉じた際に、前記スイッチを覆う閉じ
位置と、前記スイッチを露出する開き位置とに亘って移
動可能に前記カバー部材に取付けられたカバーと、を備
えたことを特徴としている。
【0010】請求項3に記載された本発明の電子機器
は、開口部を有する筐体と、前記開口部内に形成されか
つ機能部品を収容する収容部と、前記開口部内に設けら
れた外部装置との接続に用いるコネクタと、前記開口部
を開閉可能でかつこの開口部を開放した際に、前記収容
部とコネクタとを露出させるカバー部材と、を備えたこ
とを特徴としている。
【0011】請求項4に記載された本発明の電子機器
は、開口部を有する筐体と、前記開口部内に形成されか
つ機能部品を収容する収容部と、前記開口部内に設けら
れた外部装置との接続に用いるコネクタと、前記開口部
内に設けられた手動操作されるスイッチと、前記開口部
を開閉可能でかつ前記開口部を開放した際に、前記スイ
ッチと収容部とコネクタとを露出させるカバー部材と、
前記カバー部材が前記開口部を閉じた際に、前記スイッ
チを覆う閉じ位置と、前記スイッチを露出する開き位置
とに亘って移動可能に前記カバー部材に取付けられたカ
バーと、を備えたことを特徴としている。
【0012】請求項1ないし請求項4に記載された電子
機器によると、筐体の開口部内に、機能部品を収容する
収容部、コネクタ及びスイッチなどの互いに異なる機能
を有する部品を設けている。そして、この開口部をカバ
ー部材が開閉可能としている。
【0013】このため、互いに別体の、前記収容部を開
閉するカバー部材とコネクタを保護するカバー部材とス
イッチを保護するカバーとを、それぞれ筐体に設けてい
るものと比較して、実装密度が向上して、機器全体の筐
体の薄型化が可能となる。
【0014】また、請求項1、請求項2及び請求項4に
おいては、前記スイッチカバーが、スイッチを覆う閉じ
位置とスイッチを露出させる開き位置とにわたって移動
可能にカバー部材に取付けられている。このため、電子
機器の作動中にスイッチを覆う閉じ位置に変位しておく
ことによって、操作者が不用意に誤ってスイッチを操作
しても電子機器がOFFとならないなどの、スイッチの
不用意な誤操作を防止することができる。
【0015】請求項1ないし請求項4のうちいずれか一
項に記載の発明の実施にあたって、請求項5に記載の本
発明のように、前記筐体が前記開口部を形成する第1の
内壁とこの第1の内壁と相対する第2の内壁とを備え、
前記カバー部材が前記開口部を閉じる際に前記第1及び
第2の内壁にそれぞれ相対する第1の端壁と第2の端壁
とを備え、前記第1及び第2の端壁それぞれに設けられ
た第1の係止部と、前記第1及び第2の内壁それぞれに
設けられかつ前記第1の係止部に係止される第1の受け
部と、を備えるのが望ましい。
【0016】さらに、前記請求項5に記載の発明の実施
にあたって、請求項6に記載の発明のように、前記第1
の係止部が、前記第1及び第2の端壁それぞれからカバ
ー部材の外方向に向って突出して形成されかつ前記第1
の端壁から第2の端壁に向う方向に対し交差する方向に
沿って複数配された突起を備え、前記第1の受け部が、
前記第1及び第2の内壁それぞれに開口部の内側に向っ
て凸に形成された複数の凸壁間に形成されかつ前記突起
とそれぞれ係止する凹部を備えるのが望ましい。
【0017】これらの場合によれば、第1の係止部と、
第1の受け部とが互いに係止して、カバー部材が筐体に
取付けられるので、機能部品の不用意な脱落や、不必要
なコネクタの露出などが抑制される。
【0018】また、請求項1、請求項3及び請求項4の
うちいずれか一項に記載の発明の実施にあたって、請求
項7に記載の本発明のように、前記筐体が前記開口部を
形成する第1の内壁とこの第1の内壁と相対する第2の
内壁とを備え、前記カバー部材が前記開口部を閉じる際
に前記第1及び第2の内壁にそれぞれ相対する第1の端
壁と第2の端壁とを備え、前記第1及び第2の端壁それ
ぞれに設けられかつ前記第1及び第2の端壁それぞれか
らカバー部材の外方向に向って突出するとともに前記第
1の端壁から第2の端壁に向う方向に対し交差する方向
に沿って複数配された突起を備えた第1の係止部と、前
記第1及び第2の内壁それぞれに設けられかつ前記第1
及び第2の内壁それぞれに開口部の内側に向って凸に形
成された複数の凸壁間に形成されるとともに前記突起を
機能部品の着脱方向に沿って前記複数の凸壁間に挟みこ
んで係止する凹部を備えた第1の受け部と、を備えるの
が望ましい。
【0019】この場合、第1の係止部の突起が、第1の
受け部の凹部を形成する複数の凸壁間に機能部品の着脱
方向に沿って挟みこんで係止されるので、機能部品が収
容部から不意に抜け出ようとしても機能部品の不意な脱
落を防止することとなる。
【0020】前記請求項5ないし請求項7のうちいずれ
か一項に記載の発明の実施にあたって、請求項8の発明
のように、前記カバー部材が前記第1及び第2の端壁に
連なる側壁とこの側壁に設けられた第2の係止部とを備
え、前記筐体が前記第1及び第2の内壁に連なる内側壁
とこの内側壁に設けられかつ第2の係止部に係止される
第2の受け部とを備えるのが望ましい。
【0021】また、この請求項8に記載の発明の実施に
あたって、請求項9の発明のように、前記第2の係止部
が前記カバー部材の側壁から外方向に向って突出して形
成されかつ前記第1の端壁から第2の端壁に向う方向に
沿って複数配された係止爪を備え、前記第2の受け部が
前記内側壁に形成されかつ前記係止爪とそれぞれ係止す
る係止孔を備えるのが望ましい。
【0022】さらに、前記請求項9に記載の発明の実施
にあたって、請求項10の発明のように、前記係止孔は
前記内側壁を貫通して形成され、前記係止爪は前記係止
孔を通って前記内側壁の壁面に引掛る引掛り部を備える
のが望ましい。
【0023】これら、請求項8ないし請求項10に記載
の電子機器によれば、第2の係止部と第2の受け部とが
互いに係止することによって、カバー部材が筐体に取付
けられる。このため、カバー部材の開口部からの不用意
な脱落が防止されることとなって、機能部品などの不意
な脱落や、コネクタの不用意な露出などがより確実に防
止されることとなる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態を、図1
ないし図10に基づいて説明する。図1は、電子機器と
してのブック形のポータブルコンピュータ1を示してい
る。このコンピュータ1は、本体部としてのコンピュー
タ本体2と、このコンピュータ本体2に支持されたフラ
ットな表示部としてのディスプレイユニット3とを備え
ている。
【0025】コンピュータ本体2は、偏平な箱状をなす
筐体4と、この筐体4内に収容されたCPU、ROM、
RAMなどを実装した回路基板と、前記筐体4の上面に
装着されたキーボード5などを備えている。
【0026】前記筐体4は、平坦な底壁4a(図2に示
す)と、この底壁4aに連なる壁6aとを有するロアハ
ウジング6と、前記底壁4aと略平行に配置された上壁
7aと、この上壁7aに連なる壁7bとを有するアッパ
ハウジング7とに分割されており、これらのハウジング
6,7の内部に前述した各種の機能部品を収容してい
る。
【0027】前記ハウジング6,7は、互いに取り外し
可能に連結されている。これらハウジング6,7の壁6
a,7bは、図1に示すように、これらハウジング6,
7を互いに連結した際に、互いに連続して前記コンピュ
ータ本体2の周壁としての前壁10、側壁11及び後壁
などを構成するようになっている。
【0028】また、前記アッパハウジング7の上壁7a
の前部は、平坦なアームレスト8となっており、このア
ームレスト8の後方に、情報を入力する手段としての前
述したキーボード5を配置している。前記アッパハウジ
ング7の上壁7aの後端部には、一対のディスプレイ支
持部13a,13bが形成されている。これらのディス
プレイ支持部13a,13bは、コンピュータ本体2の
筐体4の幅方向に離間して配置されており、前記ディス
プレイユニット3を支持している。
【0029】前記ディスプレイユニット3は、偏平な箱
状をなす筐体としてのハウジング14と、このハウジン
グ14内に収容されたカラー液晶ディスプレイ15(以
下LCDと呼ぶ)などを備えている。前記LCD15
は、文字や図形などの情報を表示する画面15aを有し
ている。前記ハウジング14は、その一端部に、それぞ
れのディスプレイ支持部13a,13bに、コンピュー
タ本体2の幅方向に沿って相対する一対のヒンジ部18
a,18bを設けている。
【0030】これらのヒンジ部18a,18b及びディ
スプレイ支持部13a,13bは、それぞれ、図示しな
い枢軸としてのヒンジ軸によって互いに回動自在に連結
されている。前記ディスプレイユニット3は、これらの
ヒンジ軸などを介して前記コンピュータ本体2に回動自
在に枢支されている。
【0031】このため、ディスプレイユニット3は、前
記アームレスト8やキーボード5を覆い隠す閉じ位置
と、前記アームレスト8やキーボード5を露出させる開
き位置とに亘って、開閉自在に回動し得るようになって
いる。
【0032】前記コンピュータ本体2の筐体4は、図2
及び図5などに示すように、周壁としての一方の側壁1
1に開口する開口部21を備えている。開口部21は、
前記側壁11を形成するロアハウジング6及びアッパハ
ウジング7の壁6a,7bのうち、ロアハウジング6の
壁6aに開口して形成されている。開口部21は、筐体
4の奥行き方向に延びる長軸と、筐体4の上下方向に延
びる短軸とを有する長方形状をなしている。
【0033】また、筐体4は、前記開口部21を形成す
る第1の内壁22と、この第1の内壁22に相対する第
2の内壁23と、内側壁24とを備えている。これら第
1及び第2の内壁22,23は、前記底壁4aから上向
きに延びて形成されているとともに、筐体4の奥行き方
向に互いに離間して配置されている。
【0034】内側壁24は、第1及び第2の内壁22,
23に連なって形成されており、前記底壁4aと略平行
に配置されている。内側壁24は、前記ロアハウジング
6とアッパハウジング7とが互いに取付けられた際に、
アッパハウジング7の下縁と互いに重なりあうようにな
っている。
【0035】開口部21内には、図2及び図5などに示
すように、収容部としてのディスクドライブ収容部25
が形成されている。ディスクドライブ収容部25は、前
記開口部21において筐体4の操作手前側に形成されて
いるとともに、前記キーボード5の下方において前記筐
体4の幅方向に沿って延びている。
【0036】ディスクドライブ収容部25は、前記底壁
4aから上向きに延びる第1の壁26(図2に示す)
と、図示しない第2の壁と、奥壁と、前記アッパハウジ
ング7の下面とによって定められている。
【0037】第1の壁26は、前記第1の内壁22と第
2の内壁23との間に設けられている。第2の壁は、前
記第2の内壁23と略面一に形成されている。第1の壁
26及び第2の壁は、前記筐体4の奥行き方向に互いに
離間して配置されている。前記第1の壁26及び第2の
端壁とは互いに略平行に相対して配置されているととも
に、筐体4の前壁10及び後壁と略平行に配置されてい
る。
【0038】奥壁は、前記筐体4の側壁11に沿って設
けられ、かつ第1の壁26と第2の壁の端部を互いに連
ねている。奥壁は、ディスクドライブ収容部25に連な
る図示しないコネクタ導出口を有している。
【0039】このように、ディスクドライブ収容部25
は、前記開口部21を介して筐体4の側壁11に開口し
ている。ディスクドライブ収容部25には、図示しない
コネクタが配置されている。コネクタは、前記コネクタ
導出口を介して接触子がディスクドライブ収容部25に
露出した状態で、前述した回路基板などに支持されてい
る。
【0040】ディスクドライブ収容部25には、機能部
品としてのハードディスク駆動装置30(図2及び図5
に示す)が着脱可能に収容されている。ハードディスク
駆動装置30は、フロッピーディスクよりもはるかに多
い記憶容量と高アクセス性を有する記録装置である。
【0041】ハードディスク駆動装置30は、前記開口
部21を通じて例えば前記筐体4の幅方向に沿う図2中
の矢印Kに沿ってディスクドライブ収容部25に出入れ
されるようになっている。
【0042】ハードディスク駆動装置30は、金属製の
ケース31と、このケース31によって外周が包囲され
た図示しない箱状のハウジングと、このハウジングの内
部に収容された図示しないディスク形記録媒体などを備
えている。前記ケース31は、前記ディスクドライブ収
容部25に嵌まり込むような大きさを有する長方形の箱
状をなしている。
【0043】ケース31は、ディスクドライブ収容部2
5の奥壁やコネクタと向かい合う第1の端面と、開口部
21などを介して外部に露出する第2の端面32とを備
えている。
【0044】また、前記筐体4は、前記第1の内壁2
2、内側壁24及び第1の壁26に連なる奥壁35を備
えている。奥壁35は、底壁4aから上向きに延びて形
成されかつ側壁11を構成するロアハウジング6の壁6
aと略平行に配置されている。奥壁35は、壁6aから
筐体4の一段奥にくぼんだ位置に配されている。
【0045】奥壁35には、スイッチ36と、コネクタ
37とが設けられている。これらスイッチ36及びコネ
クタ37は、開口部21内に配されている。スイッチ3
6は、開口部21を介して外部に露出する操作部36a
を有しているとともに、前述した回路基板などに電気的
に接続している。スイッチ36は、操作部36aが指先
などで押圧されるなどの手動操作されることによって、
コンピュータ1全体の起動と停止とを切り換えるように
なっている。
【0046】コネクタ37は、開口部21を介して外部
に露出しかつ外部装置などのプラグが挿入されるプラグ
挿入孔37aを備えている。コネクタ37は、前述した
回路基板などに電気的に接続されている。
【0047】前記筐体4には、前記開口部21を開閉可
能な図2ないし図6及び図8などに示すカバー部材40
が着脱可能に取付けられるようになっている。カバー部
材40は、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene
)樹脂などの弾性を有する樹脂から成形されおり、前
記開口部21にきっちりと嵌まり込むような大きさに形
成されている。
【0048】カバー部材40は、前記筐体4に取付けら
れた際に、開口部21を閉じて前記ディスクドライブ収
容部25、スイッチ36及びコネクタ37を覆って外部
と遮断するようになっている。カバー部材40は、前記
筐体4に取付けられた際に、前記筐体4の側壁11とほ
ぼ面一になる本体部41と、底壁4aと略面一となる底
部42とを一体に備えている。
【0049】カバー部材40は、図2ないし図5などに
示すように、前記第1及び第2の内壁22,23にそれ
ぞれ相対する第1及び第2の端壁45,46と、前記内
側壁24に相対する側壁47と、を備えている。第1及
び第2の端壁45,46には、それぞれ、第1の係止部
51が設けられている。第1の係止部51は、一対の突
起52a,52bを備えている。このように、突起52
a,52bは、複数設けられている。
【0050】これらの突起52a,52bは、それぞ
れ、第1及び第2の端壁45,46からカバー部材40
の外方向に向って突出して形成されている。突起52
a,52bは、前記第1の端壁45から第2の端壁46
に向う方向に対し交差する筐体4の上下方向に沿って配
されている。このように、突起52a,52bは、第1
の端壁45から第2の端壁46に向う方向に対し交差す
る方向に沿って、複数設けられている。
【0051】突起52a,52bのうち図示中上方に位
置する一方の突起52a(以下第1の突起と呼ぶ)は、
その上下方向及び左右方向の幅H1,W1(図8に示
す)が、後述する第1の受け部80としての凹部86,
87のうち上方に位置する第1の凹部86の上下方向及
び左右方向の幅H2,W2(図7に示す)と略等しく形
成されている。
【0052】突起52a,52bのうち図示中下方に位
置する他方の突起52b(以下第2の突起と呼ぶ)は、
その左右方向の幅Wa1(図8に示す)が、第1の受け
部80としての凹部86,87のうち下方に位置する第
2の凹部87の左右方向の幅Wa2(図7に示す)と略
等しく形成されている。
【0053】カバー部材40の側壁47は、第1の端壁
45と第2の端壁46とに連なって形成されており、第
2の係止部53を備えている。第2の係止部53は一対
の係止爪54a,54bを備えている。これらの係止爪
54a,54bは、それぞれ、前記側壁47からカバー
部材40の外方向つまり上方に向って突出して形成され
ている。係止爪54a,54bは、前記第1の端壁45
から第2の端壁46に向う方向に沿って配されている。
このように、係止爪54a、54bは、第1の端壁45
から第2の端壁46に向う方向に沿って、複数設けられ
ている。
【0054】係止爪54a,54bは、それぞれ、第1
の端壁45から第2の端壁46に向う方向に沿う幅Wb
1(図3に示す)が、後述する第2の受け部90として
の係止孔91a,91bの筐体4の奥行き方向に沿った
幅Wb2(図5に示す)と略等しく形成されている。係
止爪54a,54bは、それぞれ係止孔91a,91b
を通って、内側壁24の壁面としての上面24a(図7
に示す)に引掛る引掛り部55a,55bを一体に備え
ている。
【0055】また、カバー部材40は、図3及び図4な
どに示すように、後述する挾持部材69の係合部72が
係合するスリット状の係合孔56と、後述するスイッチ
カバー65を第1の端壁45から第2の端壁46に向う
方向に沿ってスライド移動自在に保持するスライド溝5
7と、を備えている。
【0056】係合孔56は、側壁47に、第1の端壁4
5から第2の端壁46に向う方向に沿って複数設けられ
ている。スライド溝57は、底部42の内面42aにお
いて、本体部41の近傍に形成されており、前記底部4
2の内面42aから突出した凸壁58と本体部41とに
よって挟まれた空間となっている。
【0057】前記凸壁58は、第1の端壁45から第2
の端壁46に向う方向に沿って形成され、かつ前記本体
部41との間の間隔が前記スイッチカバー65の厚さと
挾持部材69の厚さとの和とほぼ等しくなるように形成
されている。スライド溝57の底面は、側壁47と互い
に略平行となっている。
【0058】カバー部材40は、コネクタ露出窓60
と、操作部用開口部61と、を備えている。コネクタ露
出窓60は、カバー部材40が筐体4に取付けられた際
に、前記コネクタ37のプラグ挿入孔37aと相対する
とともに、プラグ挿入孔37aより若干大きく形成され
ている。
【0059】コネクタ露出窓60には、コネクタカバー
62が回動自在に取付けられている。コネクタカバー6
2は、前記コネクタ露出窓60にきっちりと嵌まり込む
大きさに形成されている。図示例において、コネクタカ
バー62は、下端部62aを中心として図2中に示す矢
印Jに沿って回動自在にカバー部材40に取付けられて
いる。コネクタカバー62は、前記コネクタ露出窓60
からコネクタ37のプラグ挿入孔37aを露出させると
ともに、プラグ挿入孔37aを覆って外部と遮断するよ
うになっている。
【0060】操作部用開口部61は、第1の端壁45か
ら第2の端壁46に向う方向に沿って延びかつ本体部4
2を貫通した長孔状に形成されている。操作部用開口部
61は、スイッチカバー65の後述する操作部66が第
1の端壁45から第2の端壁46に向う方向に沿ってス
ライド移動可能な大きさに形成されている。
【0061】カバー部材40には、筐体4に取付けられ
て開口部21を閉じた際に、図10(A)に示す前記ス
イッチ36の操作部36aを覆う閉じ位置と、図10
(B)に示す前記スイッチ36の操作部36aを露出す
る開き位置と、に亘ってスライド移動可能なカバーとし
てのスイッチカバー65が取付けられる。
【0062】スイッチカバー65は、図3及び図4など
に示すように、前記操作部用開口部61を介して外部に
露出する指先などをかけるための操作部66と、板状の
カバー本体67とを一体に備えている。カバー本体67
は、前記カバー部材40の側壁47の内面と、前記スラ
イド溝57の内面とにそれぞれ摺動する側縁68a,6
8bを有している。側縁68a,68bは互いに略平行
に配されている。
【0063】スイッチカバー65は、その操作部66が
操作部用開口部61を介して外部に露出しかつカバー本
体67の側縁68a,68bが側壁47の内面とスライ
ド溝57の内面とに摺接し、図3及び図4に示す挾持部
材69によって挟み込まれた状態で、カバー部材40に
取付けられている。
【0064】挾持部材69は、スイッチ露出窓70と、
側縁部71と、係合部72とを備えた板状に形成されて
いる。スイッチ露出窓70は、スイッチカバー65が開
き位置に変位した際にスイッチ36を露出させる開口部
をなしている。側縁部71は、前記凸壁58と本体部4
1との間にスイッチカバー65を挟みこむようになって
いる。
【0065】係合部72は、前記係合孔56と略同数が
挾持部材69の上縁部に設けられている。それぞれの係
合部72は、前記スイッチカバー65の上方から下方に
向って突出して形成されている。係合部72は、それぞ
れ前記係合孔59に上方から係合する鉤状に形成されて
いる。
【0066】前述した構成によって、スイッチカバー6
5は、操作部66を操作部用開口部61から露出させか
つ挾持部材69によって挟み込まれた状態で、カバー部
材40に取付けられている。スイッチカバー65は、前
記操作部66などに指先などが掛けられるなどして、図
10(A)スイッチ36の操作部36aを覆う閉じ位置
と、図10(B)に示すスイッチ36の操作部36aを
露出させる開き位置とに亘って、スライド移動自在にカ
バー部材40に取付けられている。
【0067】また、挾持部材69は位置決め手段として
の凸部73(図3に示す)を備えている。スイッチカバ
ー65は位置決め手段としての第1及び第2の凸部74
a,74b(図4に示す)を備えている。挾持部材69
の凸部73は、前記スイッチカバー69の第1及び第2
の凸部74a,74bと、互いに係止するようになって
いる。
【0068】挾持部材69の凸部73は、スイッチカバ
ー65の第1の凸部74aと互いに係止して、スイッチ
カバー65を閉じ位置に位置決めするとともに、第2の
凸部74bと互いに係止して、スイッチカバー65を開
き位置に位置決めするようになっている。
【0069】また、前記筐体4は、図2及び図5に示す
ように、前記第1及び第2の内壁22,23それぞれ
に、前述した第1の係止部51に係止される第1の受け
部80を備えている。前記第1及び第2の内壁22,2
3には、それぞれ、図7に示すように、開口部21の内
側に向って突出して形成された第1ないし第4の凸壁8
2,83,84,85を備えている。
【0070】第1の凸壁82は、前記奥壁35の近傍で
かつこの奥壁35に沿って筐体4の上下方向に延びて形
成されている。第2の凸壁83は、前記第1の凸壁82
より筐体4の外側に設けられかつ内壁22,23の上縁
から下方に向って延びて形成されている。
【0071】第3の凸壁84は、第1の凸壁82の上端
部から筐体4の外側に向って延びて形成されている。第
4の凸壁85は、第1の凸壁82の下端部から筐体4の
外側に向って一旦延びてから先端部85aが下方に向っ
て延びて所謂L字状に形成されている。
【0072】前記第1の凸壁82の上端部、第2の凸壁
83及び第3の凸壁84とで囲まれた部分は、第1の凹
部86となっている。この第1の凹部86は、その上下
方向の幅つまり第2の凸壁83の下端と第3の凸壁84
の上端との間の間隔H2(図7に示す)が、前記第1の
突起52aの上下方向の幅H1(図8に示す)と略等し
く形成されている。
【0073】第1の凹部86は、左右方向の幅つまり第
1の凸壁82の上端部と第2の凸壁83との間の間隔W
2(図7に示す)が、前記第1の突起52aの左右方向
の幅W1(図8に示す)と略等しく形成されている。
【0074】前記第1の凸壁82の下端部及び第4の凸
壁85とで囲まれた部分は、第2の凹部87となってい
る。この第2の凹部87は、その左右方向の幅つまり第
1の凸壁82の下端部と第4の凸壁85の先端部85a
との間の間隔Wa2(図7に示す)が、前記第2の突起
52bの左右方向の幅Wa1(図8に示す)と略等しく
形成されている。
【0075】第1の凹部86には、前記第1の突起52
aが係止するようになっている。第2の凹部87には、
前記第2の突起52bが係止するようになっている。こ
れら第1及び第2の凹部86,87は、前記第1の受け
部80を構成している。
【0076】前記筐体4は、図5に示すように、前記内
側壁24に、前述した第2の係止部53に係止される第
2の受け部90を備えている。第2の受け部90は、第
2の係止部53の係止爪54a,54bと相対する位置
にそれぞれ設けられた係止孔91a,91bを備えてい
る。
【0077】係止孔91a,91bは、それぞれ係止爪
54a,54bの外形に沿うスリット状に形成されかつ
前記内側壁24を貫通して形成されている。係止孔91
a,91bの筐体4の奥行き方向に沿った幅Wb2(図
5に示す)は、係止爪54a,54bの前述した幅Wb
1(図3に示す)と略等しく形成されている。係止孔9
1a,91bには、それぞれ係止爪54a,54bが通
りかつ引掛り部55a,55bが内側壁24の壁面とし
ての上面24a(図7に示す)に引掛って、係止するよ
うになっている。
【0078】前述した構成によれば、前記コネクタカバ
ー62、スイッチカバー65及び挾持部材69が取付け
られたカバー部材40を筐体4に取付ける際には、ま
ず、図5に示すように、内側壁24の係止孔91a,9
1bそれぞれに、係止爪54a,54bを挿入する。
【0079】この際、図6及び図9(A)に示すよう
に、カバー部材40の本体部41は、その上端部を中心
として、下端部側がロアハウジング6の壁6aから離れ
る方向に、前記ロアハウジング6の壁6aに対して傾斜
した状態となっている。
【0080】また、第1の突起52aが第1の凹部86
を形成する第2の凸壁83と第3の凸壁84との間に位
置している。このとき、係止爪54a,54bは、その
引掛り部55a,55bが係止孔91a,91bの内面
に当接しかつその基部から筐体4の内側に向って、湾曲
する方向に若干変形している。
【0081】そして、図9(B)に示すように、カバー
部材40を、本体部41がロアハウジング6の壁6aと
略面一となるように、その上端部を中心として下端部側
をロアハウジング6の壁6aに近付けるように、図示中
の矢印Rに沿って押し付ける。
【0082】その後、図9(C)に示すように、本体部
41がロアハウジング6の壁6aと略面一となったカバ
ー部材40を、図示中の矢印Sに沿って上方に向って移
動させる。このとき、係止爪54a,54bが、係止孔
91a,91bを通りかつ前述した変形が復元して、引
掛り部55a,55bが内側壁24の上面24aに引掛
る。
【0083】また、第1の突起52aが第1の凹部86
を構成する第2の凸壁83と第1の凸壁82との間に挟
み込まれ、かつ第2の突起52bが第2の凹部87を構
成する第4の凸壁85と第1の凸壁82との間に挟み込
まれた状態で、第1の係止部51が第1の受け部80に
係止する。
【0084】このように、第1の係止部51としての第
1及び第2の突起52a,52bが、それぞれ、図中の
矢印Kに沿うハードディスク駆動装置30の着脱方向に
沿って、第1、第2及び第4の凸壁82,83,85に
よって挟み込まれて、前記カバー部材40は筐体4に取
付けられることとなる。
【0085】本実施形態によれば、ハードディスク駆動
装置30を収容するディスクドライブ収容部25と、コ
ネクタ37と、を設けた開口部21内にスイッチ36を
設けるとともに、この開口部21をカバー部材40が開
閉可能としている。このため、ディスクドライブ収容部
25を開閉するカバー部材と、コネクタを保護するカバ
ー部材と、スイッチ36を保護するスイッチカバー65
をそれぞれ筐体4に取付けるものと比較して、実装密度
が向上する。したがって、コンピュータ本体2の筐体4
の薄型化が可能となって、コンピュータ1全体の筐体
4,14の薄型化が可能となる。
【0086】さらに、前記カバー部材40に、スイッチ
36を覆う閉じ位置と前記スイッチ36を露出する開き
位置とに亘って移動自在なスイッチカバー65を取付け
ている。
【0087】このため、カバー部材40とスイッチカバ
ー65とをそれぞれ筐体4に取付けたものと比較して実
装密度がより一層向上することとなる。したがって、コ
ンピュータ本体2の筐体4のより一層の薄型化が可能と
なって、コンピュータ1全体の筐体4,14のより一層
の薄型化が可能となる。
【0088】また、前記スイッチカバー65の第1及び
第2の凸部74a,74bと、このスイッチカバー65
をカバー部材40に取付ける挾持部材69の凸部73
と、が互いに係止して、スイッチカバー65を前記開き
位置と閉じ位置とに位置決めする。
【0089】このため、前記スイッチカバー65を閉じ
位置に位置決めすることによって、操作者の指先が不用
意に誤ってスイッチ36の操作部36aを操作しようと
しても、この操作部36aを確実に保護することとな
る。したがって、スイッチ36の不用意な誤操作を確実
に防止することができる。
【0090】さらに、カバー部材40の第1の係止部5
1としての第1及び第2の突起52a,52bが、それ
ぞれ、第1の受け部80としての第1及び第2の凹部8
6,87によって、ハードディスク駆動装置30の着脱
方向に沿って挟み込まれて係止される。
【0091】このため、機能部品としてのハードディス
ク駆動装置30がディスクドライブ収容部25から不意
に抜け出ようとしても、互いに係止する第1及び第2の
突起52a,52bと第1及び第2の凹部86,87と
が、ハードディスク駆動装置30の不意な脱落を防止す
ることとなる。
【0092】また、第2の係止部53としての係止爪5
4a,54bは、第2の受け部90としての係止孔91
a,91bを通って、それぞれの引掛り部55a,55
bが内側壁24の上面24aに引掛って係止するので、
カバー部材40の開口部21からの不意な脱落が確実に
防止されることとなる。このため、前記ハードディスク
駆動装置30などの機能部品の不意な脱落がより確実に
防止されることとなる。
【0093】前述した実施形態においては、機能部品と
してハードディスク駆動装置30を用いた場合を示して
いるが、本発明においては機能部品としてフロッピーデ
ィスクドライブ、CD―ROMドライブ、バッテリパッ
クもしくはPCカードなどを用いることができる。
【0094】さらに、開口部21内にディスクドライブ
収容部25とスイッチ36とコネクタ37とを設け、カ
バー部材40が開口部21を開閉可能としている。本発
明においては、開口部21内にディスクドライブ収容部
25とスイッチ36と設けてカバー部材40がこれら収
容部25とスイッチ36とを覆うようにしてもよく、開
口部21内にスイッチ36とコネクタ37と設けてカバ
ー部材40がこれらスイッチ36とコネクタ37とを覆
うようにしてもよく、開口部21内にディスクドライブ
収容部25とコネクタ37とを設けてカバー部材40が
これら収容部25とコネクタ37とを覆うようにしても
よい。
【0095】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、筐体の開
口部内に、機能部品を収容する収容部、コネクタ及びス
イッチなどの互いに異なる機能を有する部品を設けてい
る。そして、この開口部をカバー部材が開閉可能として
いる。
【0096】このため、互いに別体の、前記収容部を開
閉するカバー部材とコネクタを保護するカバー部材とス
イッチを保護するカバーとをそれぞれ筐体に設けている
ものと比較して、実装密度が向上して、機器全体の筐体
の薄型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のポータブルコンピュータ
を示す斜視図。
【図2】同実施形態のポータブルコンピュータの要部を
示す斜視図。
【図3】同実施形態のポータブルコンピュータのカバー
部材、スイッチカバー及び挾持部材を筐体外側からみた
斜視図。
【図4】図3に示したカバー部材、スイッチカバー及び
挾持部材を筐体内側からみた斜視図。
【図5】同実施形態のポータブルコンピュータの開口部
を開放した状態を示す斜視図。
【図6】同実施形態のポータブルコンピュータの開口部
にカバー部材を取付ける状態を示す斜視図。
【図7】同実施形態の開口部の第1及び第2の内壁を示
す平面図。
【図8】同実施形態のカバー部材の第1及び第2の端壁
を示す平面図。
【図9】同実施形態のポータブルコンピュータの開口部
にカバー部材が取付けられる状態を示す説明図。
【図10】同実施形態のポータブルコンピュータの一部
を示す側面図。
【符合の説明】
1…ポータブルコンピュータ 4…筐体 21…開口部 22…第1の内壁 23…第2の内壁 24…内側壁 24a…上面(壁面) 25…ディスクドライブ収容部(収容部) 30…ハードディスク駆動装置(機能部品) 36…スイッチ 37…コネクタ 40…カバー部材 45…第1の端壁 46…第2の端壁 47…側壁 51…第1の係止部 52a…第1の突起 52b…第2の突起 53…第2の係止部 54a,54b…係止爪 55a,55b…引掛り部 65…スイッチカバー(カバー) 80…第1の受け部 82…第1の凸壁 83…第2の凸壁 84…第3の凸壁 85…第4の凸壁 86…第1の凹部 87…第2の凹部 90…第2の受け部 91a,91b…係止孔

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部を有する筐体と、 前記開口部内に形成されかつ機能部品を収容する収容部
    と、 前記開口部内に設けられた手動操作されるスイッチと、 前記開口部を開閉可能でかつこの開口部を開放した際
    に、前記スイッチと収容部とを露出させるカバー部材
    と、 前記カバー部材が前記開口部を閉じた際に、前記スイッ
    チを覆う閉じ位置と、前記スイッチを露出する開き位置
    とに亘って移動可能に前記カバー部材に取付けられたカ
    バーと、 を備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】開口部を有する筐体と、 前記開口部内に設けられた外部装置との接続に用いるコ
    ネクタと、 前記開口部内に設けられた手動操作されるスイッチと、 前記開口部を開閉可能でかつこの開口部を開放した際
    に、前記スイッチとコネクタとを露出させるカバー部材
    と、 前記カバー部材が前記開口部を閉じた際に、前記スイッ
    チを覆う閉じ位置と、前記スイッチを露出する開き位置
    とに亘って移動可能に前記カバー部材に取付けられたカ
    バーと、 を備えたことを特徴とする電子機器。
  3. 【請求項3】開口部を有する筐体と、 前記開口部内に形成されかつ機能部品を収容する収容部
    と、 前記開口部内に設けられた外部装置との接続に用いるコ
    ネクタと、 前記開口部を開閉可能でかつこの開口部を開放した際
    に、前記収容部とコネクタとを露出させるカバー部材
    と、 を備えたことを特徴とする電子機器。
  4. 【請求項4】開口部を有する筐体と、 前記開口部内に形成されかつ機能部品を収容する収容部
    と、 前記開口部内に設けられた外部装置との接続に用いるコ
    ネクタと、 前記開口部内に設けられた手動操作されるスイッチと、 前記開口部を開閉可能でかつ前記開口部を開放した際
    に、前記スイッチと収容部とコネクタとを露出させるカ
    バー部材と、 前記カバー部材が前記開口部を閉じた際に、前記スイッ
    チを覆う閉じ位置と、前記スイッチを露出する開き位置
    とに亘って移動可能に前記カバー部材に取付けられたカ
    バーと、 を備えたことを特徴とする電子機器。
  5. 【請求項5】前記筐体が、前記開口部を形成する第1の
    内壁と、この第1の内壁と相対する第2の内壁と、を備
    え、 前記カバー部材が、前記開口部を閉じる際に、前記第1
    及び第2の内壁にそれぞれ相対する第1の端壁と、第2
    の端壁と、を備え、 前記第1及び第2の端壁それぞれに設けられた第1の係
    止部と、 前記第1及び第2の内壁それぞれに設けられかつ前記第
    1の係止部に係止される第1の受け部と、 を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のう
    ちいずれか一項に記載の電子機器。
  6. 【請求項6】前記第1の係止部が、前記第1及び第2の
    端壁それぞれから、カバー部材の外方向に向って突出し
    て形成されかつ前記第1の端壁から第2の端壁に向う方
    向に対し交差する方向に沿って複数配された突起を備
    え、 前記第1の受け部が、前記第1及び第2の内壁それぞれ
    に、開口部の内側に向って凸に形成された複数の凸壁間
    に形成されかつ前記突起とそれぞれ係止する凹部を備え
    たことを特徴とする請求項5記載の電子機器。
  7. 【請求項7】前記筐体が、前記開口部を形成する第1の
    内壁と、この第1の内壁と相対する第2の内壁と、を備
    え、 前記カバー部材が、前記開口部を閉じる際に、前記第1
    及び第2の内壁にそれぞれ相対する第1の端壁と、第2
    の端壁と、を備え、 前記第1及び第2の端壁それぞれに設けられ、かつ前記
    第1及び第2の端壁それぞれからカバー部材の外方向に
    向って突出するとともに前記第1の端壁から第2の端壁
    に向う方向に対し交差する方向に沿って複数配された突
    起を備えた第1の係止部と、 前記第1及び第2の内壁それぞれに設けられ、かつ前記
    第1及び第2の内壁それぞれに開口部の内側に向って凸
    に形成された複数の凸壁間に形成されるとともに前記突
    起を機能部品の着脱方向に沿って前記複数の凸壁間に挟
    みこんで係止する凹部を備えた第1の受け部と、 を備えたことを特徴とする請求項1と請求項3と請求項
    4とのうちいずれか一項に記載の電子機器。
  8. 【請求項8】前記カバー部材が、前記第1及び第2の端
    壁に連なる側壁と、この側壁に設けられた第2の係止部
    と、を備え、 前記筐体が、前記第1及び第2の内壁に連なる内側壁
    と、この内側壁に設けられかつ第2の係止部に係止され
    る第2の受け部と、を備えたことを特徴とする請求項5
    ないし請求項7のうちいずれか一項に記載の電子機器。
  9. 【請求項9】前記第2の係止部が、前記カバー部材の側
    壁から外方向に向って突出して形成されかつ前記第1の
    端壁から第2の端壁に向う方向に沿って複数配された係
    止爪を備え、 前記第2の受け部が、前記内側壁に形成されかつ前記係
    止爪とそれぞれ係止する係止孔を備えたことを特徴とす
    る請求項8記載の電子機器。
  10. 【請求項10】前記係止孔は、前記内側壁を貫通して形
    成され、 前記係止爪は、前記係止孔を通って前記内側壁の壁面に
    引掛る引掛り部を備えたことを特徴とする請求項9記載
    の電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006277116A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Fujitsu Ltd 電子機器およびヒンジユニット

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JP2006277116A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Fujitsu Ltd 電子機器およびヒンジユニット

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