JP4594483B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ポータブルコンピュータのような電子機器に係り、特に電子機器に外部ディスプレイのような拡張用機器を接続するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近のノート形のポータブルコンピュータは、各種無線通信技術の進展に伴いインターネット接続や電子メールの送受信が屋外からも手軽に行えるようになっている。このため、ポータブルコンピュータを取り巻く市場においては、ポータブルコンピュータを持ち運びに便利なようにより薄くコンパクトに形成したいという要求があり、それ故、キーボードを有する機器本体や液晶ディスプレイユニットのような主要な構成要素の薄形化が強化されつつある。
【0003】
上記機器本体は、偏平な箱状の筐体を有し、この筐体の上面にキーボードが設置されている。また、筐体は、CPUが実装された回路基板、ハードディスク駆動装置およびPCカードが接続されるカードコネクタのような各種の電子デバイスを収容しており、この筐体の後面に例えばUSBコネクタ、FDD接続コネクタあるいはRGBコネクタのような各種の機能拡張用コネクタが配置されている。
【0004】
液晶ディスプレイユニットは、筐体の後端部にヒンジ金具を介して回動可能に支持されている。このため、液晶ディスプレイユニットは、筐体の上面を覆うように倒される閉じ位置と、筐体の上面を露出させるように起こされる開き位置とに亙って回動可能となっており、オペレータの好みに応じて液晶ディスプレイユニットの起立角度を自由に調整し得るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ポータブルコンピュータの機能を拡張するための周辺機器は、ケーブルを介してポータブルコンピュータに接続されている。このケーブルは、上記機能拡張用コネクタに接続されるケーブルコネクタを有している。このうち、RGBコネクタに接続されるケーブルコネクタは、他の機能拡張用コネクタに接続されるケーブルコネクタに比べてコネクタボディの厚み寸法が大きく設定されている。
【0006】
そのため、筐体が薄くコンパクトに設計された最近のポータブルコンピュータでは、RGBコネクタに接続すべきコネクタボディの厚み寸法が筐体の厚み寸法を上回ることがあり、このケーブルコネクタをRGBコネクタに接続した時に、コネクタボディが筐体の上方に張り出してしまう。すると、液晶ディスプレイユニットは、筐体の後端部に回動可能に支持されているので、液晶ディスプレイユニットを筐体の後方に向けて傾けようとした場合に、この液晶ディスプレイユニットが厚いコネクタボディと干渉する虞があり得る。
【0007】
したがって、液晶ディスプレイユニットの起立角度の調整範囲が狭くなり、使い勝手が悪くなる。
【0008】
この対策として、厚いコネクタボディが接続されるRGBコネクタを筐体の側面に配置することが考えられる。しかしながら、RGBコネクタを筐体の後面から側面に移したとしても、RGBコネクタにコネクタボディを接続した時に、このコネクタボディが筐体の側面に接した状態で筐体の上方に張り出してしまう。このため、ディスプレイユニットを開き位置から閉じ位置に向けて回動させると、このディスプレイユニットが閉じ位置に至る以前にコネクタボディと干渉し合うことがあり得る。
【0009】
よって、ディスプレイユニットを閉じ位置まで完全に回動させることができず、ポータブルコンピュータを使用しない時の体裁が悪くなる。加えて、ディスプレイユニットとコネクタボディとの干渉により、このコネクタボディとRGBコネクタとの接続部分に無理な負荷が加わることがあり、これが原因でコネクタボディやRGBコネクタが破損することがあり得る。
【0010】
本発明は、このような事情にもとづいてなされたもので、筐体を薄くコンパクトに形成しつつ、ディスプレイユニットとコネクタボディとの干渉を回避することができ、ディスプレイユニットの開閉操作が損なわれずに済むとともに、第1および第2のコネクタの破損を未然に防止できる電子機器の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る電子機器は、
底壁、開口部が設けられた側壁およびキーボードを有する筐体と、
上記筐体に回動可能に支持され、上記キーボードを覆う閉じ位置に回動された時に上記筐体の側壁と隣り合う側面を有するディスプレイユニットと、
複数の孔が設けられたコネクタボディと、このコネクタボディが固定されたコネクタパネルとを有し、上記コネクタボディが上記開口部から上記筐体の外に突出するように上記コネクタパネルが上記筐体の底壁に固定されるとともに、上記筐体よりも厚み寸法の大きな第2のコネクタが上記コネクタボディに取り外し可能に接続される第1のコネクタと、
上記筐体の側壁に設けられ、上記開口部から突出された上記コネクタボディを囲む突出部と、を具備したことを特徴としている。
【0012】
このような構成において、第1のコネクタのコネクタボディに第2のコネクタを接続した状態では、コネクタボディが筐体の外に突出している分だけ第2のコネクタが筐体の側壁から離れる。このため、第2のコネクタがディスプレイユニットの回動軌跡上に張り出すことはない。
【0013】
よって、ディスプレイユニットと第2のコネクタとの干渉を防止することができ、筐体の薄形化に伴ってこの筐体よりも接続すべき第2のコネクタの厚み寸法が大きくても、第2のコネクタがディスプレイユニットの回動を妨げることはない。
【0014】
それとともに、ディスプレイユニットを閉じ位置に向けて回動させた時に、第2のコネクタがディスプレイユニットによって押されることもないので、第1のコネクタと第2のコネクタとの接続部分に無理な負荷が加わらずに済み、これら第1および第2のコネクタの破損を防止することができる。
さらに、突出部の存在により、筐体の外に突出する第1のコネクタのコネクタボディを保護することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を電子機器としてのポータブルコンピュータに適用した図面にもとづいて説明する。
【0016】
図1および図2は、B5サイズのノート形のポータブルコンピュータ1を開示している。このポータブルコンピュータ1は、機器本体2と、この機器本体2に支持された液晶ディスプレイユニット3とを備えている。
【0017】
機器本体2は、例えば机の天板のような設置面4(図5に示す)に置かれる筐体5を有している。筐体5は、底壁5a、上壁5b、前壁5c、左右の側壁5dおよび後壁5eを有する偏平な箱状をなしており、その厚み寸法が例えば15mm前後に定められている。筐体5の上壁5bは、パームレスト7とキーボード取り付け部8とを有している。パームレスト7は、筐体5の前半部においてこの筐体5の幅方向に沿って延びている。キーボード取り付け部8は、パームレスト7の後方に位置されており、このキーボード取り付け部8にキーボード9が取り付けられている。
【0018】
上壁5bの後端部には、上向きに張り出す凸部11が形成されている。凸部11は、キーボード9の後方において筐体5の全幅に亙って延びており、この凸部11の後端は、筐体5の後壁5eに連なっている。凸部11は、一対のディスプレイ支持部12a,12bとバッテリ収容部13とを備えている。ディスプレイ支持部12a,12bは、凸部11の長手方向に離間した両端部に位置されている。これらディスプレイ支持部12a,12bは、凸部11の前方、上方および後方に向けて連続するような窪みにて構成されている。また、バッテリ収容部13は、ディスプレイ支持部12a,12bの間に位置されているとともに、筐体5の幅方向に沿って延びている。このバッテリ収容部13は、凸部11の上面から筐体5の後壁5eおよび底壁5aに連続して開放されている。
【0019】
バッテリ収容部13には、ポータブルコンピュータ1を商用電源が得られない場所で使用する際の電源となるバッテリパック14が取り外し可能に装着されている。バッテリパック14は、バッテリ収容部13を埋めるように筐体5の外方に露出されており、この筐体5の後端部の大部分を占めている。
【0020】
液晶ディスプレイユニット3は、ディスプレイハウジング16と、このディスプレイハウジング16の内部に収容された液晶パネル17とを備えている。ディスプレイハウジング16は、平坦な前面16a、左右の側面16b、前面16cおよび背面16dを有する偏平な箱状をなしており、このディスプレイハウジング16の厚み寸法は、筐体5の厚み寸法よりも小さく設定されている。
【0021】
ディスプレイハウジング16の前面16aには、表示用の開口部18が開口されている。開口部18は、前面16aの大部分に亙るような大きさを有し、この開口部18を通じて液晶パネル17の表示画面17aがディスプレイハウジング16の外方に露出されている。
【0022】
ディスプレイハウジング16は、その一端部に一対の脚部20a,20bを有している。脚部20a,20bは、ディスプレイハウジング16の幅方向に互いに離間して配置されており、夫々筐体5のディスプレイ支持部12a,12bに導かれている。そして、一方の脚部20aは、筐体5の底壁5aに図示しないヒンジ金具を介して回動可能に連結されているとともに、他方の脚部20bは、ディスプレイ支持部12bに回動可能に支持されている。
【0023】
そのため、液晶ディスプレイユニット3は、上記パームレスト7やキーボード9を上方から覆う閉じ位置と、上記パームレスト7、キーボード9および液晶パネル17を露出させるように引き起こされる開き位置とに亙って回動可能となっている。特に上記開き位置においては、液晶ディスプレイユニット3が筐体5の後方に略水平に倒れ込む位置まで回動し得るようになっている。そして、液晶ディスプレイユニット3が閉じ位置に回動された状態では、図5(A)に示されるように、ディスプレイハウジング16の側面16bが筐体5の側面となる側壁5bの上方に隣り合うように、この側壁5dに略面一に連続するようになっている。
【0024】
図3ないし図5に示すように、筐体5の内部には、CPUが実装された回路基板22、ハードディスク駆動装置23およびコネクタ基板24が収容されている。回路基板22およびコネクタ基板24は、筐体5の底壁5aにねじ止めされている。ハードディスク駆動装置23は、図示しないコネクタを介して回路基板22に接続されている。このハードディスク駆動装置23やコネクタ基板24は、パームレスト7の右端部の下方に位置されている。
【0025】
帯状をなすコネクタ基板24は、筐体5の右側の側壁5dに沿って延びている。このコネクタ基板24の上面には、マイク入力端子25、ヘッドフォン出力端子26およびUSBコネクタ27が一列に並べて実装されている。マイク入力端子25やヘッドフォン出力端子26は、筐体5の右側の側壁5dを貫通して右側方に露出されているとともに、USBコネクタ27は、側壁5dに取り付けた開閉可能なゴム製のカバー28によって覆われている。
【0026】
図2に示すように、筐体5の後端部の大部分がバッテリパック14によって占有されていることに伴い、第1のコネクタとしてのRGBコネクタ31は、筐体5の右側の側壁5dに配置されている。RGBコネクタ31は、外部モニタのような周辺機器(図示せず)を接続するためのもので、上記USBコネクタ27に隣接されている。
【0027】
RGBコネクタ31は、コネクタボディ32と、コネクタパネル33とを備えている。コネクタボディ32は、筐体5の奥行き方向に延びる細長いブロック状をなすとともに、格子状に並べられた複数のピン孔34を有している。ピン孔34は、コネクタボディ32の先端面32aに開口されている。
【0028】
図5に示すように、コネクタパネル33は、筐体5の右側の側壁5dに沿うように起立されている。コネクタボディ32は、コネクタパネル33に一対のねじ36を介して固定されている。ねじ36の頭部36aは、ナット状に形成されており、この頭部36aは、ねじ孔37を有している。ねじ36の頭部36aは、筐体5の奥行き方向に並んでおり、これら頭部36aの間にコネクタボディ32が位置されている。
【0029】
RGBコネクタ32のコネクタパネル33は、ねじ38を介して筐体5の底壁5aに固定されている。この固定により、RGBコネクタ31のコネクタボディ32の先端面32aおよび頭部36aの先端面36bが、右側の側壁5dに開けた開口部39を通じて筐体5の右側方に突出されている。そして、コネクタボディ32は、筐体5の右側の側壁5上において、丁度上記パームレスト7とキーボード9との境界部分の付近に位置され、このパームレスト7から極力遠ざけられている。
【0030】
この場合、図6に示すように、コネクタボディ32の先端面32aおよび頭部36aの先端面36bは、右側の側壁5dの外側面よりも筐体5の右側方に向けて突出されている。このコネクタボディ32や頭部36aの突出量P1は、例えば1mm程度に設定されている。そのため、液晶ディスプレイユニット3を閉じ位置に回動させた状態では、コネクタボディ32の先端面32aや頭部36aの先端面36bは、ディスプレイハウジング16の右側の側面16bよりも筐体5の右側方に突出されている。
【0031】
また、開口部39の開口縁部には、筐体5の右側方に向けて突出する突出部41が周方向に連続して形成されている。突出部41は、右側の側壁5dから突出するコネクタボディ32の先端面32aおよび頭部36aの先端面36bを取り囲んでおり、これによりコネクタボディ32やねじ36の頭部36aを保護している。この突出部41の突出量P2は、コネクタボディ32や頭部36aの突出量P1と略同等に設定されている。
【0032】
コネクタボディ32の先端面32aとは反対側の端面には、接続基板42が取り付けられている。接続基板42は、コネクタボディ32のピン孔34に電気的に接続されている。そして、接続基板42および上記コネクタ基板24は、フレキシブルな配線基板43を介して回路基板22に電気的に接続されている。
【0033】
ポータブルコンピュータ1の機能を拡張する上記周辺機器は、ケーブル44を介してRGBコネクタ31に電気的に接続されている。ケーブル44は、第2のコネクタとしてのケーブルコネクタ45を備えている。ケーブルコネクタ45は、ケーブル44の先端に連結されたコネクタボディ46を有している。
【0034】
コネクタボディ46は、RGBコネクタ31のコネクタボディ32およびねじ36の頭部36aの間に跨る連結部47を有している。この連結部47を含むコネクタボディ46の厚み寸法は、上記筐体5の薄形化に伴ってこの筐体5の前半部分の厚み寸法よりも大きくなっている。連結部47は、コネクタボディ32の先端面32aおよび頭部36aの先端面36bと向かい合う平坦な合面47aを有し、この合面47aから複数のピン48と、これらピン48を取り囲む筒状のガイド49とが突出されている。ピン48は、RGBコネクタ31のピン孔34に対応するように配置され、これらピン孔34に挿入されるようになっている。ガイド49は、ピン孔34とピン48とを位置合わせするためのもので、RGBコネクタ31のコネクタボディ32の外周面に取り外し可能に嵌合されるようになっている。
【0035】
なお、連結部47の両端部には、一対の固定ねじ51が取り付けられており、これら固定ねじ51は、頭部36aのねじ孔37に対応するような位置に配置されている。
【0036】
このような構成のポータブルコンピュータ1において、ケーブルコネクタ45をRGBコネクタ31に接続するに当たっては、コネクタボディ46から突出するガイド49をRGBコネクタ31のコネクタボディ32に嵌め込み、ピン48をピン孔34に挿入する。そして、固定ねじ51をねじ孔37にねじ込むことで、ケーブルコネクタ46をねじ36の頭部36aに結合する。この結合により、ケーブルコネクタ45がRGBコネクタ31に脱落不能に固定され、モニタのような周辺機器がポータブルコンピュータ1に電気的に接続される。
【0037】
ケーブルコネクタ45のコネクタボディ46をRGBコネクタ31に固定すると、筐体5の薄形化に伴ってこの筐体5よりもコネクタボディ46の厚み寸法が大きいので、図5に示すように、コネクタボディ46の上端部がパームレスト7の上方に張り出す。それとともに、コネクタボディ46の合面47aがRGBコネクタ31のコネクタボディ32の先端面32aおよび頭部36aの先端面36bに突き当たる。
【0038】
この際、コネクタボディ32の先端面32aおよび頭部36aの先端面36bは、筐体5の側壁5dの外側面よりも右側方に突出されているので、このコネクタボディ32や頭部36aの突出量P1に相当する分だけケーブルコネクタ45の連結部47が筐体5の側壁5dから離れる。このため、コネクタボディ46の連結部47が液晶ディスプレイユニット3の右端部が描く回動軌跡上に張り出すことはなく、この液晶ディスプレイユニット3を閉じ位置に回動させた時に、そのディスプレイハウジング16の右側の側面16bとコネクタボディ46の連結部47との間に隙間が生じる。
【0039】
したがって、液晶ディスプレイユニット3とケーブルコネクタ45との干渉を防止することができ、このケーブルコネクタ45が液晶ディスプレイユニット3の回動を妨げることはない。よって、機器本体2の薄形化を実現しつつ、液晶ディスプレイユニット3を完全に閉じることができ、この液晶ディスプレイユニット3を閉じ位置から開き位置までの全域に亙って無理なく回動させることができる。
【0040】
また、液晶ディスプレイユニット3を閉じ位置に回動させた時に、この液晶ディスプレイユニット3によってケーブルコネクタ45のコネクタボディ46が下向きに押されることもない。このため、RGBコネクタ31とケーブルコネクタ45との接続部分に無理な負荷が加わらずに済み、これらコネクタ31,45の破損を防止することができる。
【0041】
加えて、RGBコネクタ31は、筐体5の側壁5d上において、パームレスト7とキーボード9との境界部分に位置されているので、このRGBコネクタ31をパームレスト7の手元回りから極力遠ざけることができる。このため、キーボード9の入力操作時にパームレスト7に載せた手がRGBコネクタ31に連なるケーブル44と干渉したり、このケーブル44に引っ掛かることはなく、オペレータによるキーボード7の入力操作を妨げない。
【0042】
さらに、上記構成によれば、筐体5の薄形化に伴って筐体5の後端部の大部分がバッテリパック14によって占有されてしまう場合でも、従来、筐体5の後端部に設置されるRGBコネクタ31を筐体5の後壁5eから側壁5dに容易に移すことができる。このため、ケーブルコネクタ45の大きさから設置が躊躇されていたB5サイズの薄い筐体5を有するポータブルコンピュータ1においても、RGBコネクタ31を無理なく設置することができる。
【0043】
なお、上記実施の形態においては、筐体の側壁に設置される第1のコネクタをRGBコネクタとしたが、本発明はこれに制約されるものではなく、その他の機能拡張用コネクタであっても良い。
【0044】
【発明の効果】
以上詳述した本発明によれば、第2のコネクタがディスプレイユニットの回動を妨げることはないので、筐体の薄型化を実現しつつ、ディスプレイユニットを閉じ位置まで完全に回動させることができる。
【0045】
また、ディスプレイユニットを閉じ位置に回動させた時に、このディスプレイユニットによって第2のコネクタが下向きに押されることもない。そのため、第1のコネクタと第2のコネクタとの接続部分に無理な負荷が加わらずに済み、これらコネクタの破損を未然に防止できるとともに、筐体の外に突出された第1のコネクタのコネクタボディを突出部によって保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るポータブルコンピュータの斜視図。
【図2】機器本体およびディスプレイユニットを背後から見たポータブルコンピュータの斜視図。
【図3】筐体の側壁とRGBコネクタとの位置関係を示す機器本体の平面図。
【図4】 RGBコネクタにケーブルコネクタを接続した状態を示す機器本体の平面図。
【図5】(A)は、RGBコネクタにケーブルコネクタを接続した状態において、このケーブルコネクタと液晶ディスプレイユニットの側面との位置関係を示すポータブルコンピュータの断面図。(B)は、筐体の側面に露出されたRGBコネクタの先端と液晶ディスプレイユニットの側面との位置関係を示すポータブルコンピュータの断面図。
【図6】筐体の側壁とRGBコネクタとの位置関係を示す断面図。
【符号の説明】
3…ディスプレイユニット(液晶ディスプレイユニット)、5…筐体、5a…底壁、5d…側壁、9…キーボード、16b…側面、31…第1のコネクタ(RGBコネクタ)、32…コネクタボディ、33…コネクタパネル、34…孔(ピン孔)、39…開口部、41…突出部、45…第2のコネクタ(ケーブルコネクタ)。

Claims (3)

  1. 底壁、開口部が設けられた側壁およびキーボードを有する筐体と、
    上記筐体に回動可能に支持され、上記キーボードを覆う閉じ位置に回動された時に上記筐体の側壁と隣り合う側面を有するディスプレイユニットと、
    複数の孔が設けられたコネクタボディと、このコネクタボディが固定されたコネクタパネルとを有し、上記コネクタボディが上記開口部から上記筐体の外に突出するように上記コネクタパネルが上記筐体の底壁に固定されるとともに、上記筐体よりも厚み寸法の大きな第2のコネクタが上記コネクタボディに取り外し可能に接続される第1のコネクタと、
    上記筐体の側壁に設けられ、上記開口部から突出された上記コネクタボディを囲む突出部と、を具備したことを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1の記載において、上記筐体は、その後端部に一対のディスプレイ支持部とバッテリ収容部とを有し、上記ディスプレイ支持部は、上記筐体の幅方向に沿う両端部に位置されているとともに、上記バッテリ収容部は、上記ディスプレイ支持部の間において上記筐体の後方に向けて開放されていることを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1の記載において、上記筐体はパームレストを有し、このパームレストの後方に上記キーボードが位置されているとともに、上記第1のコネクタの上記コネクタボディは、上記パームレストと上記キーボードとの境界付近に位置されていることを特徴とする電子機器。
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