JP2001273053A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2001273053A
JP2001273053A JP2000085423A JP2000085423A JP2001273053A JP 2001273053 A JP2001273053 A JP 2001273053A JP 2000085423 A JP2000085423 A JP 2000085423A JP 2000085423 A JP2000085423 A JP 2000085423A JP 2001273053 A JP2001273053 A JP 2001273053A
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友巳 村山
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博 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ディスプレイユニットとコネクタボ
ディとの干渉を回避することができ、ディスプレイユニ
ットの開閉操作が損なわれずに済むとともに、第1およ
び第2のコネクタの破損を未然に防止できる電子機器の
提供を目的とする。 【解決手段】ポータブルコンピュータ1は、偏平な筐体5
aを有する機器本体2と;筐体の上壁5aを覆う閉じ位置
と、筐体の上壁を露出させる開き位置とに亙って回動可
能に筐体の後端部に支持されたディスプレイユニット3
と;を備えている。ディスプレイユニットは、閉じ位置
に回動された時に筐体の側壁5dに連なる側面を有してい
る。筐体の側壁には、機能拡張用のRGBコネクタ31が配
置されている。RGBコネクタに取り外し可能に接続され
るケーブルコネクタ45は、筐体よりも厚み寸法の大きな
コネクタボディ46を有し、このコネクタボディを受ける
RGBコネクタの先端は、筐体の側壁よりも側方に突出さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポータブルコンピ
ュータのような電子機器に係り、特にその機器本体に外
部ディスプレイのような拡張用機器を接続するための構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のノート形のポータブルコンピュー
タは、各種無線通信技術の進展に伴いインターネット接
続や電子メールの送受信が屋外からも手軽に行えるよう
になっている。このため、ポータブルコンピュータを取
り巻く市場においては、ポータブルコンピュータを持ち
運びに便利なようにより薄くコンパクトに形成したいと
いう要求があり、それ故、キーボードを有する機器本体
や液晶ディスプレイユニットのような主要な構成要素の
薄形化が強化されつつある。
【0003】上記機器本体は、偏平な箱状の筐体を有
し、この筐体の上面にキーボードが設置されている。ま
た、筐体は、CPUが実装された回路基板、ハードディス
ク駆動装置およびPCカードが接続されるカードコネクタ
のような各種の電子デバイスを収容しており、この筐体
の後面に例えばUSBコネクタ、FDD接続コネクタあるいは
RGBコネクタのような各種の機能拡張用コネクタが配置
されている。
【0004】液晶ディスプレイユニットは、筐体の後端
部にヒンジ金具を介して回動可能に支持されている。こ
のため、液晶ディスプレイユニットは、筐体の上面を覆
うように倒される閉じ位置と、筐体の上面を露出させる
ように起こされる開き位置とに亙って回動可能となって
おり、オペレータの好みに応じて液晶ディスプレイユニ
ットの起立角度を自由に調整し得るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ポータブル
コンピュータの機能を拡張するための周辺機器は、ケー
ブルを介してポータブルコンピュータに接続されてい
る。このケーブルは、上記機能拡張用コネクタに接続さ
れるケーブルコネクタを有している。このうち、RGBコ
ネクタに接続されるケーブルコネクタは、他の機能拡張
用コネクタに接続されるケーブルコネクタに比べてコネ
クタボディの厚み寸法が大きく設定されている。
【0006】そのため、筐体が薄くコンパクトに設計さ
れた最近のポータブルコンピュータでは、RGBコネクタ
に接続すべきコネクタボディの厚み寸法が筐体の厚み寸
法を上回ることがあり、このケーブルコネクタをRGBコ
ネクタに接続した時に、コネクタボディが筐体の上方に
張り出してしまう。すると、液晶ディスプレイユニット
は、筐体の後端部に回動可能に支持されているので、液
晶ディスプレイユニットを筐体の後方に向けて傾けよう
とした場合に、この液晶ディスプレイユニットが厚いコ
ネクタボディと干渉する虞があり得る。
【0007】したがって、液晶ディスプレイユニットの
起立角度の調整範囲が狭くなり、使い勝手が悪くなる。
【0008】この対策として、厚いコネクタボディが接
続されるRGBコネクタを筐体の側面に配置することが考
えられる。しかしながら、RGBコネクタを筐体の後面か
ら側面に移したとしても、RGBコネクタにコネクタボデ
ィを接続した時に、このコネクタボディが筐体の側面に
接した状態で筐体の上方に張り出してしまう。このた
め、ディスプレイユニットを開き位置から閉じ位置に向
けて回動させると、このディスプレイユニットが閉じ位
置に至る以前にコネクタボディと干渉し合うことがあり
得る。
【0009】よって、ディスプレイユニットを閉じ位置
まで完全に回動させることができず、ポータブルコンピ
ュータを使用しない時の体裁が悪くなる。加えて、ディ
スプレイユニットとコネクタボディとの干渉により、こ
のコネクタボディとRGBコネクタとの接続部分に無理な
負荷が加わることがあり、これが原因でコネクタボディ
やRGBコネクタが破損することがあり得る。
【0010】本発明は、このような事情にもとづいてな
されたもので、筐体を薄くコンパクトに形成しつつ、デ
ィスプレイユニットとコネクタボディとの干渉を回避す
ることができ、ディスプレイユニットの開閉操作が損な
われずに済むとともに、第1および第2のコネクタの破
損を未然に防止できる電子機器の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る電子機器は、上壁および側壁を有する
偏平な筐体を含む機器本体と;上記筐体の上壁を覆う閉
じ位置と、この筐体の上壁を露出させる開き位置とに亙
って回動可能に上記筐体の後端部に支持され、上記閉じ
位置に回動された時に上記筐体の側壁に連なる側面を有
するディスプレイユニットと;を備えている。そして、
上記筐体の側壁に機能拡張用の第1のコネクタを配置
し、この第1のコネクタに取り外し可能に接続される第
2のコネクタは、上記筐体よりも厚み寸法の大きなコネ
クタボディを有するとともに、このコネクタボディを受
ける上記第1のコネクタの先端は、上記筐体の側壁より
も側方に突出されていることを特徴としている。
【0012】このような構成において、機器本体の第1
のコネクタに第2のコネクタのコネクタボディを接続し
た状態では、第1のコネクタの先端が筐体の側壁の側方
に突出している分だけコネクタボディが筐体の側壁から
離れる。このため、第2のコネクタのコネクタボディが
ディスプレイユニットの回動軌跡上に張り出すことはな
く、ディスプレイユニットを閉じ位置に向けて回動させ
た時には、このディスプレイユニットの側面とコネクタ
ボディとの間に隙間が生じる。
【0013】よって、ディスプレイユニットと第2のコ
ネクタボディとの干渉を防止することができ、筐体の薄
形化に伴ってこの筐体よりも接続すべき第2のコネクタ
のコネクタボディの厚み寸法が大きくても、このコネク
タボディがディスプレイユニットの回動を妨げることは
ない。したがって、筐体の薄形化を実現しつつ、ディス
プレイユニットを閉じ位置から開き位置までの全域に亙
って完全に回動させることができる。
【0014】それとともに、ディスプレイユニットを回
動させた時に、第2のコネクタのコネクタボディがディ
スプレイユニットによって押されることもないので、第
1のコネクタと第2のコネクタとの接続部分に無理な負
荷が加わらずに済み、これら第1および第2のコネクタ
の破損を防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を電子機
器としてのポータブルコンピュータに適用した図面にも
とづいて説明する。
【0016】図1および図2は、B5サイズのノート形の
ポータブルコンピュータ1を開示している。このポータ
ブルコンピュータ1は、機器本体2と、この機器本体2
に支持された液晶ディスプレイユニット3とを備えてい
る。
【0017】機器本体2は、例えば机の天板のような設
置面4(図5に示す)に置かれる筐体5を有している。
筐体5は、底壁5a、上壁5b、前壁5c、左右の側壁
5dおよび後壁5eを有する偏平な箱状をなしており、
その厚み寸法が例えば15mm前後に定められている。筐
体5の上壁5bは、パームレスト7とキーボード取り付
け部8とを有している。パームレスト7は、筐体5の前
半部においてこの筐体5の幅方向に沿って延びている。
キーボード取り付け部8は、パームレスト7の後方に位
置されており、このキーボード取り付け部8にキーボー
ド9が取り付けられている。
【0018】上壁5bの後端部には、上向きに張り出す
凸部11が形成されている。凸部11は、キーボード9
の後方において筐体5の全幅に亙って延びており、この
凸部11の後端は、筐体5の後壁5eに連なっている。
凸部11は、一対のディスプレイ支持部12a,12b
とバッテリ収容部13とを備えている。ディスプレイ支
持部12a,12bは、凸部11の長手方向に離間した
両端部に位置されている。これらディスプレイ支持部1
2a,12bは、凸部11の前方、上方および後方に向
けて連続するような窪みにて構成されている。また、バ
ッテリ収容部13は、ディスプレイ支持部12a,12
bの間に位置されているとともに、筐体5の幅方向に沿
って延びている。このバッテリ収容部13は、凸部11
の上面から筐体5の後壁5eおよび底壁5aに連続して
開放されている。
【0019】バッテリ収容部13には、ポータブルコン
ピュータ1を商用電源が得られない場所で使用する際の
電源となるバッテリパック14が取り外し可能に装着さ
れている。バッテリパック14は、バッテリ収容部13
を埋めるように筐体5の外方に露出されており、この筐
体5の後端部の大部分を占めている。
【0020】液晶ディスプレイユニット3は、ディスプ
レイハウジング16と、このディスプレイハウジング1
6の内部に収容された液晶パネル17とを備えている。
ディスプレイハウジング16は、平坦な前面16a、左
右の側面16b、前面16cおよび背面16dを有する
偏平な箱状をなしており、このディスプレイハウジング
16の厚み寸法は、筐体5の厚み寸法よりも小さく設定
されている。
【0021】ディスプレイハウジング16の前面16a
には、表示用の開口部18が開口されている。開口部1
8は、前面16aの大部分に亙る異ような大きさを有
し、この開口部18を通じて液晶パネル17の表示画面
17aがディスプレイハウジング16の外方に露出され
ている。
【0022】ディスプレイハウジング16は、その一端
部に一対の脚部20a,20bを有している。脚部20
a,20bは、ディスプレイハウジング16の幅方向に
互いに離間して配置されており、夫々筐体5のディスプ
レイ支持部12a,12bに導かれている。そして、一
方の脚部20aは、筐体5の底壁5aに図示しないヒン
ジ金具を介して回動可能に連結されているとともに、他
方の脚部20bは、ディスプレイ支持部12bに回動可
能に支持されている。
【0023】そのため、液晶ディスプレイユニット3
は、上記パームレスト7やキーボード9を上方から覆う
閉じ位置と、上記パームレスト7、キーボード9および
液晶パネル17を露出させるように引き起こされる開き
位置とに亙って回動可能となっており、特に上記開き位
置においては、液晶ディスプレイユニット3が筐体5の
後方に略水平に倒れ込む位置まで回動し得るようになっ
ている。そして、液晶ディスプレイユニット3が閉じ位
置に回動された状態では、そのディスプレイハウジング
16の側面16bが筐体5の側面となる側壁5dの上方
において、この側壁5dに略面一に連続するようになっ
ている。
【0024】図3ないし図5に示すように、筐体5の内
部には、CPUが実装された回路基板22、ハードディス
ク駆動装置23およびコネクタ基板24が収容されてい
る。回路基板22およびコネクタ基板24は、筐体5の
底壁5aにねじ止めされている。ハードディスク駆動装
置23は、図示しないコネクタを介して回路基板22に
接続されている。このハードディスク駆動装置23やコ
ネクタ基板24は、パームレスト7の右端部の下方に位
置されている。
【0025】帯状をなすコネクタ基板24は、筐体5の
右側の側壁5dに沿って延びている。このコネクタ基板
24の上面には、マイク入力端子25、ヘッドフォン出
力端子26およびUSBコネクタ27が一列に並べて実装
されている。マイク入力端子25やヘッドフォン出力端
子26は、筐体5の右側の側壁5dを貫通して右側方に
露出されているとともに、USBコネクタ27は、側壁5
dに取り付けた開閉可能なゴム製のカバー28によって
覆われている。
【0026】図2に示すように、筐体5の後端部の大部
分がバッテリパック14によって占有されていることに
伴い、第1のコネクタとしてのRGBコネクタ31は、筐
体5の右側の側壁5dに配置されている。RGBコネクタ
31は、外部モニタのような周辺機器(図示せず)を接
続するためのもので、上記USBコネクタ27に隣接され
ている。
【0027】RGBコネクタ31は、コネクタボディ32
と、コネクタパネル33とを備えている。コネクタボデ
ィ32は、筐体5の奥行き方向に延びる細長いブロック
状をなすとともに、格子状に並べられた複数のピン孔3
4を有している。ピン孔34は、コネクタボディ32の
先端面32aに開口されている。
【0028】図5に示すように、コネクタパネル33
は、筐体5の右側の側壁5dに沿うように起立されてい
る。コネクタボディ32は、コネクタパネル33に一対
のねじ36を介して固定されている。ねじ36の頭部3
6aは、ナット状に形成されており、この頭部36a
は、ねじ孔37を有している。ねじ36の頭部36a
は、筐体5の奥行き方向に並んでおり、これら頭部36
aの間にコネクタボディ32が位置されている。
【0029】RGBコネクタ32のコネクタパネル33
は、ねじ38を介して筐体5の底壁5aに固定されてい
る。この固定により、RGBコネクタ31のコネクタボデ
ィ32の先端面32aおよび頭部36aの先端面36b
が、右側の側壁5dに開けた開口部39を通じて筐体5
の右側方に突出されている。そして、コネクタボディ3
2は、筐体5の右側の側壁5上において、丁度上記パー
ムレスト7とキーボード9との境界部分の付近に位置さ
れ、このパームレスト7から極力遠ざけられている。
【0030】この場合、図6に示すように、コネクタボ
ディ32の先端面32aおよび頭部36aの先端面36
bは、右側の側壁5dの外側面よりも筐体5の右側方に
向けて突出されている。このコネクタボディ32や頭部
36aの突出量P1は、例えば1mm程度に設定されてい
る。そのため、液晶ディスプレイユニット3を閉じ位置
に回動させた状態では、コネクタボディ32の先端面3
2aや頭部36aの先端面36bは、ディスプレイハウ
ジング16の右側の側面16bよりも筐体5の右側方に
突出されている。
【0031】また、開口部39の開口縁部には、筐体5
の右側方に向けて突出する凸部41が周方向に連続して
形成されている。凸部41は、右側の側壁5dから突出
するコネクタボディ32の先端面32aおよび頭部36
aの先端面36bを取り囲んでおり、これによりコネク
タボディ32やねじ36の頭部36aを保護している。
この凸部41の突出量P2は、コネクタボディ32や頭部
36aの突出量P1と略同等に設定されている。
【0032】コネクタボディ32の先端面32aとは反
対側の端面には、接続基板42が取り付けられている。
接続基板42は、コネクタボディ32のピン孔34に電
気的に接続されている。そして、接続基板42および上
記コネクタ基板24は、フレキシブルな配線基板43を
介して回路基板22に電気的に接続されている。
【0033】ポータブルコンピュータ1の機能を拡張す
る上記周辺機器は、ケーブル44を介してRGBコネクタ
31に電気的に接続されている。ケーブル44は、第2
のコネクタとしてのケーブルコネクタ45を備えてい
る。ケーブルコネクタ45は、ケーブル44の先端に連
結されたコネクタボディ46を有している。
【0034】コネクタボディ46は、RGBコネクタ31
のコネクタボディ32およびねじ36の頭部36aの間
に跨る連結部47を有している。この連結部47を含む
コネクタボディ46の厚み寸法は、上記筐体5の薄形化
に伴ってこの筐体5の前半部分の厚み寸法よりも大きく
なっている。連結部47は、コネクタボディ32の先端
面32aおよび頭部36aの先端面36bと向かい合う
平坦な合面47aを有し、この合面47aから複数のピ
ン48と、これらピン48を取り囲む筒状のガイド49
とが突出されている。ピン48は、RGBコネクタ31の
ピン孔34に対応するように配置され、これらピン孔3
4に挿入されるようになっている。ガイド49は、ピン
孔34とピン48とを位置合わせするためのもので、RG
Bコネクタ31のコネクタボディ32の外周面に取り外
し可能に嵌合されるようになっている。
【0035】なお、連結部47の両端部には、一対の固
定ねじ51が取り付けられており、これら固定ねじ51
は、頭部36aのねじ孔37に対応するような位置に配
置されている。
【0036】このような構成のポータブルコンピュータ
1において、ケーブルコネクタ45をRGBコネクタ31
に接続するに当たっては、コネクタボディ46から突出
するガイド49をRGBコネクタ31のコネクタボディ3
2に嵌め込み、ピン48をピン孔34に挿入する。そし
て、固定ねじ51をねじ孔37にねじ込むことで、ケー
ブルコネクタ46をねじ36の頭部36aに結合する。
この結合により、ケーブルコネクタ45がRGBコネクタ
31に脱落不能に固定され、モニタのような周辺機器が
ポータブルコンピュータ1に電気的に接続される。
【0037】ケーブルコネクタ45のコネクタボディ4
6をRGBコネクタ31に固定すると、筐体5の薄形化に
伴ってこの筐体5よりもコネクタボディ46の厚み寸法
が大きいので、図5に示すように、コネクタボディ46
の上端部がパームレスト7の上方に張り出す。それとと
もに、コネクタボディ46の合面47aがRGBコネクタ
31のコネクタボディ32の先端面32aおよび頭部3
6aの先端面36bに突き当たる。
【0038】この際、コネクタボディ32の先端面32
aおよび頭部36aの先端面36bは、筐体5の側壁5
dの外側面よりも右側方に突出されているので、このコ
ネクタボディ32や頭部36aの突出量P1に相当する分
だけケーブルコネクタ45の連結部47が筐体5の側壁
5dから離れる。このため、コネクタボディ46の連結
部47が液晶ディスプレイユニット3の右端部が描く回
動軌跡上に張り出すことはなく、この液晶ディスプレイ
ユニット3を閉じ位置に回動させた時に、そのディスプ
レイハウジング16の右側の側面16bとコネクタボデ
ィ46の連結部47との間に隙間が生じる。
【0039】したがって、液晶ディスプレイユニット3
とケーブルコネクタ45との干渉を防止することがで
き、このケーブルコネクタ45が液晶ディスプレイユニ
ット3の回動を妨げることはない。よって、機器本体2
の薄形化を実現しつつ、液晶ディスプレイユニット3を
完全に閉じることができ、この液晶ディスプレイユニッ
ト3を閉じ位置から開き位置までの全域に亙って無理な
く回動させることができる。
【0040】また、液晶ディスプレイユニット3を閉じ
位置に回動させた時に、この液晶ディスプレイユニット
3によってケーブルコネクタ45のコネクタボディ46
が下向きに押されることもない。このため、RGBコネク
タ31とケーブルコネクタ45との接続部分に無理な負
荷が加わらずに済み、これらコネクタ31,45の破損
を防止することができる。
【0041】加えて、RGBコネクタ31は、筐体5の側
壁5d上において、パームレスト7とキーボード9との
境界部分に位置されているので、このRGBコネクタ31
をパームレスト7の手元回りから極力遠ざけることがで
きる。このため、キーボード9の入力操作時にパームレ
スト7に載せた手がRGBコネクタ31に連なるケーブル
44と干渉したり、このケーブル44に引っ掛かること
はなく、オペレータによるキーボード7の入力操作を妨
げない。
【0042】さらに、上記構成によれば、筐体5の薄形
化に伴って筐体5の後端部の大部分がバッテリパック1
4によって占有されてしまう場合でも、従来、筐体5の
後端部に設置されるRGBコネクタ31を筐体5の後壁5
eから側壁5dに容易に移すことができる。このため、
ケーブルコネクタ45の大きさから設置が躊躇されてい
たB5サイズの薄い筐体5を有するポータブルコンピュー
タ1においても、RGBコネクタ31を無理なく設置する
ことができる。
【0043】なお、上記実施の形態においては、筐体の
側壁に設置される第1のコネクタをRGBコネクタとした
が、本発明はこれに制約されるものではなく、その他の
機能拡張用コネクタであっても良い。
【0044】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、第2のコ
ネクタのコネクタボディがディスプレイユニットの回動
を妨げることはないので、機器本体の薄形化を実現しつ
つ、ディスプレイユニットを閉じ位置から開き位置まで
の全域に亙って完全に回動させることができる。
【0045】また、ディスプレイユニットを閉じ位置に
回動させた時に、このディスプレイユニットによって第
2のコネクタのコネクタボディが下向きに押されること
もないので、第1のコネクタと第2のコネクタとの接続
部分に無理な負荷が加わらずに済み、これらコネクタの
破損を未然に防止できるといった利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るポータブルコンピュ
ータの斜視図。
【図2】機器本体およびディスプレイユニットを背後か
ら見たポータブルコンピュータの斜視図。
【図3】筐体の側壁とRGBコネクタとの位置関係を示す
機器本体の平面図。
【図4】RGBコネクタにケーブルコネクタを接続した状
態を示す機器本体の平面図。
【図5】(A)は、RGBコネクタにケーブルコネクタを
接続した状態において、このケーブルコネクタと液晶デ
ィスプレイユニットの側面との位置関係を示すポータブ
ルコンピュータの断面図。(B)は、筐体の側面に露出
されたRGBコネクタの先端と液晶ディスプレイユニット
の側面との位置関係を示すポータブルコンピュータの断
面図。
【図6】筐体の側壁とRGBコネクタとの位置関係を示す
断面図。
【符号の説明】
2…機器本体 3…ディスプレイユニット(液晶ディスプレイユニッ
ト) 5…筐体 5a…上壁 5d…側壁 16b…側面 31…第1のコネクタ(RGBコネクタ) 45…第2のコネクタ(ケーブルコネクタ) 46…コネクタボディ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 所 昌高 東京都青梅市新町3丁目3番地の1 東芝 コンピュ―タエンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 4E360 AA02 AB08 AB12 ED03 ED27 FA12 GA12 GA35 GA46 GA52 GB45 GB46

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上壁および側壁を有する偏平な筐体を含
    む機器本体と;上記筐体の上壁を覆う閉じ位置と、この
    筐体の上壁を露出させる開き位置とに亙って回動可能に
    上記筐体の後端部に支持され、上記閉じ位置に回動され
    た時に上記筐体の側壁に連なる側面を有するディスプレ
    イユニットと;を備えている電子機器において、 上記筐体の側壁に機能拡張用の第1のコネクタを配置
    し、この第1のコネクタに取り外し可能に接続される第
    2のコネクタは、上記筐体よりも厚み寸法の大きなコネ
    クタボディを有するとともに、このコネクタボディを受
    ける上記第1のコネクタの先端は、上記筐体の側壁より
    も側方に突出されていることを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、上記機器本体
    の筐体は、その後端部に一対のディスプレイ支持部とバ
    ッテリ収容部とを有し、上記ディスプレイ支持部は、筐
    体の幅方向に沿う両端部に位置されているとともに、上
    記バッテリ支持部は、上記ディスプレイ支持部の間にお
    いて上記筐体の後方に向けて開放されていることを特徴
    とする電子機器。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2の記載において、
    上記第1のコネクタは、複数のピン孔を有するコネクタ
    ボディを備え、このコネクタボディのうち上記ピン孔が
    開口された先端面が上記筐体の側方に突出されていると
    ともに、上記第2のコネクタのコネクタボディは、上記
    ピン孔に嵌まり込む複数のピンが突出された合面を有
    し、この第2のコネクタの合面が上記第1のコネクタの
    先端面と向かい合うことを特徴とする電子機器。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかの記
    載において、上記筐体の側壁は、上記第1のコネクタを
    露出させる開口部を有し、この開口部の開口縁部に上記
    第1のコネクタを取り囲むように上記筐体の側方に突出
    する凸部を形成したことを特徴とする電子機器。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかの記
    載において、上記筐体の上壁はパームレストを有し、こ
    のパームレストは、上記上壁の前半部において上記筐体
    の幅方向に延びているとともに、上記第1のコネクタ
    は、上記パームレストの前端部よりも後方にずれた位置
    に設置されていることを特徴とする電子機器。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかの記
    載において、上記第1のコネクタは、RGBコネクタであ
    ることを特徴とする電子機器。
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