JP2000047585A - 保持部を有する粘着ラベル - Google Patents

保持部を有する粘着ラベル

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JP2000047585A
JP2000047585A JP10217855A JP21785598A JP2000047585A JP 2000047585 A JP2000047585 A JP 2000047585A JP 10217855 A JP10217855 A JP 10217855A JP 21785598 A JP21785598 A JP 21785598A JP 2000047585 A JP2000047585 A JP 2000047585A
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peeling
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Yuji Shimizu
雄二 清水
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】貼りつけた後に一部を分離でき、また、貼り付
けた際にラベルと物品との間にポケットを形成でき、判
取り部分の一時保管と取扱いを容易にした、配送用伝票
に適した粘着ラベルを提供すること。 【解決手段】裏面に粘着材層を有し、用紙の一部を分離
可能とした配送用伝票の改良であり、粘着材層に貼って
ある剥離性シートの一部を残存させることにより、物品
に貼り付けた際にポケット部を形成し、分離した判取り
を収納し、すぐに取り出せるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対象となる物品に
貼った後、ラベルの一部を剥がして別の用途に用いるこ
とができ、かつ、ラベルの剥がさずに残った部分にポケ
ットを形成することができ、剥がしたラベルの一部を収
納したり、あるいは他のものを収納するのに適した粘着
ラベルに関する。本発明の粘着ラベルは、集荷業者、運
送業者、もしくは配達業者が、荷物に貼って使用するの
に特に適している。
【0002】
【従来の技術】商品の流通や貨物の運送を担当する業務
や、多数の工程を経て加工を行なう業務を遂行する際に
は、流通や運送の各ポイントや加工の各工程において、
作業者が種々の情報を把握したり、又は、新たに発生す
る情報を追加する必要があり、多くの場合、伝票類を用
いている。しかしながら、扱う物品が1個毎に相違する
ような場合、物品と伝票との関係が明白になるよう、物
品に直接、伝票を貼り付けることも行われている。各家
庭に配達する配送用伝票が代表的な例である。
【0003】従来、このような用途においては、複数枚
の単票を重ねて帳合いし、1組の伝票を作成し、所定事
項を記入した後に物品に貼り、必要の都度、表側から1
枚ずつめくって分離し、保管する等していた。しかし、
多数枚の用紙が重ねられた伝票は厚みがあるため、伝票
の保管時にも、使用時にも不便であり、流通ルートや輸
送ルートが単純な場合には、用紙の一部が不要となり、
無駄があった。最近は、伝票に付けられたバーコードを
読み取ることにより、情報の把握ができるようになり、
伝票にたよる割合も減少しているため、流通ルートや運
送ルートが複雑であっても、多数枚の伝票を要しないこ
とも出てきた。さらに、ノンインパクトプリンターによ
り一括して印字したいとの要請もあり、この意味でも、
多数枚の伝票が一方しか綴じられてない従来品は扱いに
くかった。
【0004】これらの状況を踏まえて、発明者は先に、
見かけ上1枚のシートからなる1枚物(又は1パート)
の配送用の伝票を開発し、ただし、1枚のシートを2つ
の部分、即ち、配達先の住所・氏名等を印字して物品に
貼る「荷札」の部分と、配達先で受取印を押印して貰う
ための「判取り」の部分とに分離可能に作成しておき、
全体を物品に貼って配達し、配達先で押印した「判取
り」の部分を分離して持ち帰ることを実現した(特開平
9−327985号)。この配送伝票は、従来の欠点を
すべて解消するものであるが、ただ、「判取り」の部分
をその都度、分離するのは面倒であるし、必ずしも作業
台の上で行わず、持ったままの不安定な状態で分離する
こともあるため、分離に失敗して伝票を破損することも
あった。また、事前に作業台の上などで分離しておき、
配達することも考えられたが、何枚もの分離した「判取
り」を束ねておくと、配達した際に、必要な「判取り」
を捜す面倒があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記のような、物品に貼る部分と、配達先で受取印を押印
して貰うための「判取り」の部分とが分離可能に作成さ
れた伝票等を予め剥がして使用する際の面倒さをなくす
ことを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明においては、物品
に貼る際に、ラベルの剥離性シートの一部を剥がさずに
残しておき、物品にラベルを貼る際に接着しない部分を
保持部として形成できるよう、剥離性シートを切り目に
より部分的に区画しておき、物品に貼った際に保持部を
形成し、分離した「判取り」をその保持部に収納できる
よう構成しており、具体的には、請求項1記載の発明で
は、表側から、基材シート、バリアー層、粘着剤層、お
よび剥離性シートがこの順に積層されたラベルであっ
て、前記基材シートは、第1の区域と第2の区域とに切
取線により分離可能とされており、前記第1の区域にお
ける基材シートとバリアー層との間には、剥離性層が積
層されており、前記第2の区域の裏側の剥離性シートの
周縁には、ラベルを物品に貼り付ける際の保持部の側部
及び/又は底部を形成する剥離予定部が切り目により設
けられていることを特徴とするものである。
【0007】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、ラベル裏側の剥離性シートの表面に、剥
離予定部と非剥離予定部とを区別する印刷が施されてい
ることを特徴とするものである。
【0008】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
発明において、前記第1の区域のラベル端部近傍の小部
分においては、裏側の剥離性シートから剥離層に到達す
る切り目とラベル端部とにより囲まれる第3の区域が区
画されていることを特徴とするものである。
【0009】請求項4記載の発明にといては、請求項3
記載の発明において、前記ラベル端部近傍の小部分の表
側に、剥離のきっかけの部分であることを示す印刷が施
されていることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の粘着ラベル1の模
式的断面図を示すものであり、図2は粘着ラベル1の平
面図であり、図3は、図2に示す粘着ラベルを左右方向
に裏返した状態を示す裏面の図であり、図4〜6は図3
と同様の裏面の図である。図1、及び図2の向かって左
側の部分は、物品に貼付けられた際に、配達先の住所・
氏名等の情報を印字して使用される荷札11としての機
能を持つよう意図された貼付票である。このため、荷札
11の部分では、後述するように各層が強固に積層して
おり、使用に際して剥離する以外は、層の間で剥離しな
いよう構成されている。荷札11の部分の基材2の表側
には、依頼日、発送先の住所・氏名、発送元の住所・氏
名、内容物等の情報を印字又は手書きするための記入欄
や項目等が予め印刷されており、通常、ラベル毎にバー
コードや一連番号を印刷して1つの案件毎の固有の番号
を付けておき、バーコードリーダーにより読み取って、
詳しい情報を照会したり、取り扱った事を記録すること
もできる。
【0011】図1及び図2の向かって右側の部分は、配
達先に届けられるのに先立って剥離しておき、受取印が
押印された状態で、配達業者が営業所に持ち帰る部分で
あり、判取り12の機能を持つ剥離用片である。このた
め、判取り12の部分では、後述するように、剥離層と
バリアー層との間で剥離するよう構成されている。判取
り12の部分の基材2の表側には受取印を押す押印欄
や、押印する人が確認しやすいよう、荷札とほぼ同様な
情報も併記しておくとよい。
【0012】基材シート2は、本発明の粘着ラベルの本
体を構成するもので、配送伝票として使用する場合に
は、上質紙等の紙が使われる事が普通だが、感熱紙、感
圧紙等の機能を持った機能紙類はもちろん、プラスチッ
クフィルム、金属箔等、フレキシブルなシートであれ
ば、原則として使用でき、使用環境によって使い分け
る。印刷した項目や欄を見やすくする意味で、下地隠蔽
性があるものが好ましく、色彩は特に問わないものの、
使いやすさから言えば、白色か、他の色であっても淡色
で、明度の高いものが好ましい。基材シート2には、荷
札と判取りを分離するための切り目31が設けられてい
る。切り目31は、図2に示すように、基材シートを上
下方向に横断して設けるのが好ましい。切取線31の深
さとしては、少なくとも基材シート2を貫いて、剥離性
層3に到達していることが望ましい。また、切取線31
は図2に示すように、破線状に設けても、つながった一
つの線状に設けてもよい。ところで、切り目31の端で
あるが、上辺21、下辺22を分断するか、又はつない
でおくかの選択ができるが、分断された切り目としてお
くと、判取りの部分を分離する際に分離が容易になる
が、若干破れやすくなり、つないでおけば、不用意に破
れる事は防止できるが、若干破りにくくなる傾向がある
ので、基材シートの強度や判取り部分の分離に際に必要
な力の大きさ等を考慮して、いずれかに決めるのがよ
い。
【0013】バリアー層4は、基材シート2の裏側の面
に粘着剤層5を設けるのに先立ち、基材シートの裏側の
表面を調整する意味で設けられると同時に、判取り12
の部分では、基材シートとバリアー層との間に設けられ
た剥離性層との間の剥離性、言い換えれば、必要な程度
の弱い接着力を安定に維持するための役割を持ってい
る。また、バリアー層は判取り部分を剥離した後に、粘
着剤層が露出してベタ付くのを防止する役割も持ってい
る。実際には、バリアー層は合成樹脂等のコーティング
ないし印刷による層である。バリアー層形成に使用され
る合成樹脂としては、ポリエステル樹脂、ポリウレタン
樹脂等のウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、酢酸ビニル
共重合樹脂、又はポリビニルアルコール樹脂等の熱可塑
性樹脂、NR、SBR等の天然ゴム又は合成ゴム、PV
A−LA(ポリビニルアルコール−長鎖アルキルイソシ
アネート付加物)又はエポキシ等の熱硬化性樹脂等が挙
げられ、これらは単独もしくは混合して使用し、あるい
はさらに、必要に応じ、硬化剤、架橋剤、顔料などの添
加されたものを使用する。
【0014】剥離性層3は、判取りの部分の基材シート
とバリアー層との間に挿入されて設けられる。この剥離
性層5は、比較的、基材シートに対しては強固に接着
し、バリアー層との間では弱い接着力を有するよう選択
された材料で構成したものである。具体的な材料として
は、ワックス系もしくはシリコーン系の剥離剤を含むイ
ンキ、又はコーティング剤、PVA−LA(ポリビニル
アルコール−長鎖アルキルイソシアネート付加物)系、
ポリエチレンイミン系等であって、その他、バリアー層
に対して剥離性を示すものであればよい。なお、分離を
確実にするため、切り目31よりも幾分左側まで、即
ち、荷札の部分に多少はみ出して剥離性層を設けてもよ
い。
【0015】粘着剤層5は、ラベル1を物品に貼るため
のもので、バリアー層に積層されているものである。一
般的な(メタ)アクリル酸エステル系、もしくは酢酸ビ
ニル樹脂などの合成樹脂、又はSBRなどのゴム系のも
のである。
【0016】剥離性シート6は、粘着剤層5に積層され
ていて、ラベルを物品に貼るまでの間、粘着剤層5を保
護し、かつ、粘着剤層5が不用意に他の物品に貼りつく
のを防止するものである。剥離性シート6としては、ポ
リエチレンのような接着性の低いポリオレフィン系等の
プラスチックフィルムや、紙の表面にシリコーン樹脂や
ワックスをコーティングして剥離性層を設けたシートを
選択して使用さればよいが、剥離性シートの粘着剤層に
積層するのとは反対側に印刷する場合は、印刷適性をも
考慮して選択する。
【0017】本発明の粘着ラベルの判取り12の部分
の、図2では、右上の隈の部分に、裏側の面の剥離性シ
ート6から少なくとも剥離層5に到達する切り目13が
設けられていることが好ましい。この切り目13とラベ
ル端部である上辺21、および右辺24とにより、端部
近傍の小部分14が区画される。切り目13は、図2で
は裏側にあるため、破線で図示したが、実際の切り目1
3は線状でも破線状であってもよい。ただ、どちらかと
言えば、線状の切り目を設けた場合の方が、分離がより
確実であり容易であり、好ましい。この小部分14は、
粘着ラベルを物品に貼り付けた後、判取り部分を剥がす
きっかけとなる摘まみ片を形成するためのものである。
この摘まみ片がなくても判取りの剥離は可能であるが、
判取り12は剥離するように設けてあるとは言っても、
不用意に判取り12が剥離してしまうと困るので、ある
程度の強度で接着しており、摘まみ片があった方が作業
が確実になる。また、この小部分14の表側の面、ある
いはその近傍には、粘着ラベルを物品に貼り付けた後、
判取り部分を剥がすきっかけである旨を示す印刷が施さ
れ、この印刷は字句であってもマークであってもよい。
【0018】図3は、図2に示した粘着ラベルを左右方
向に裏返した状態を示す裏面の図である。図3の向かっ
て右側(図2では向かって左側)の荷札11の判取り1
2との境界よりも判取り12の中央寄りの部分の剥離性
シートに切り目15a、判取り12の下部には切り目1
5bが、更に判取り12の右の端の分には切り目15c
が、それぞれ設けられ、15a〜15cは剥離性シート
をそれらの切り目により分離可能にするように、剥離性
シートの厚みの大部分を少なくともカットするに足りる
深さで設けられている。これらの切り目により、判取り
12の分だけを見れば、左側部〜下部〜右側部の3部分
をつなぐ、カタカナの「コ」の字の開口部16が上を向
いた形状の帯状部17が形成され、帯状部17と上辺2
1とで囲まれる部分の剥離性シートは、ラベルを物品に
剥離する際には剥離せずに残存させる。このように剥離
性シートを剥離せずに残存させ、不用意に剥離すること
を防止する意味で、剥離しないで残存させる部分の剥離
性シートに、その旨の印刷を施し、剥離する帯状部17
の部分の剥離性シートには、剥離する旨の印刷を施す
等、剥離予定部と非剥離予定部とを区別する印刷を施し
ておくとよい。剥離性シートをこの帯状部17の形で剥
離し、取り除くと、帯状部17の形状の粘着材層が露出
する。実際には、剥離性シートを剥離する際には、図3
の左側の部分、即ち、判取り12の部分の剥離性シート
も同時に剥離し、物品に貼り付けるので、その時点で、
荷札と判取りが並んで貼り付けられ、同時に、分離した
判取りを収納し、配達等の間、保持部として利用できる
ポケットが形成される。
【0019】図3の例では、ラベルの剥離性シートを剥
離し、物品に貼りつけた際のポケットは、上部に開口部
16を有しているので、判取りの収納、取り出しは上方
から行なう。図3におけるように、判取り部分の剥離性
シートを上に開口したカタカナのコの字状の帯状部を形
成する代わりに、図4に示すように、開口部16を下部
になるよう形成したり、図5に示すように、開口部16
を右側に設けることもでき、それぞれ、ラベルを貼り付
けた際には、分離した判取りを手前から、あるいは右側
より差し込み、手前、あるいは右側より引き抜く。図6
に示すように開口部を左側になるよう形成することも出
来るが、この場合には、開口部がラベルの縁ではなく、
中央付近にあるため、ポケットの口を確保する意味する
意味で、開口部16に相当する部分を完全に貫通して切
り目を入れておくか、あるいはラベルを物品に貼り付け
た際に、開口部のポケット側と隣接する荷札部分とが、
剥離性シートの厚み分の段差を有しているため、段差部
のポケット側を圧迫して開口させるとよい。なお、図4
〜図6、並びに次記図7及び図8は、図3と同様、本発
明の粘着ラベルの裏面の図である。
【0020】図7、図8では、上記の例のようなポケッ
トを形成するために、ポケットの側部及び底部の両方を
形成する部分を設けるのではなく、ポケットで言えば、
側部に相当する部分のみを剥がすように、図7では、荷
札部11の裏面の剥離性シートに、荷札部の左端と右端
に沿って帯状部分18及び19を区画する切り目15
d、15e及び15fを、荷札部の上端から下端まで形
成してある。帯状部18の向かって左側の切り目は、ま
た、図8では、裏面の剥離性シートに、荷札部の上辺と
下辺にそって帯状部分20及び21を区画する切り目1
5g及び15hを、荷札部の左右両端をつないで形成し
てある。図7の18、19で示す帯状部分の剥離性シー
トを剥がして、物品に貼ることにより、18、19の間
に残存する剥離性シートが接着しないことにより上下が
開口した部分が形成され、分離した判取りを収納できる
収納部、言い換えれば、配達等の間、判取りを保持でき
る保持部が形成される。また、図8の20、21で示す
帯状部分の剥離性シートを剥がして、物品に貼ることに
より、20、21の間に残存する剥離性シートが接着し
ないことによる、保持部が形成される。
【0021】本発明の粘着ラベルは、予め、所定の欄に
記入又は印字した後、必要に応じ、記入又は印字された
情報を管理用のコンピュータに入力した後、剥離性シー
トを剥がし、物品に貼り付けることにより、輸送の途上
での商品の識別を行ない、商品毎に予め決められた処
置、例えば、配送ルートの選択等を行う一方、貼り付け
た際に、残存する剥離性シートと物品との間に生じる空
間と、周囲の接着部分から構成される保持部に、分離し
た判取りを収納しておき、配達の際に、保持部から判取
りを抜き出して配達先での認め印の押印を受けるもので
ある。
【0022】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、物品に貼り付
けた際に、荷札部分に保持部が形成されるため、分離し
た判取り部分をもとのラベルの保持部に収納でき、取扱
い中の分離した判取りの散逸を防止でき、しかも必要な
際にはすぐに取り出せるものであり、しかも、保持部自
体は、剥離性シートの一部を、切り目により区画して残
存させることにより形成できるので、わざわざ別個の素
材を追加する必要がなく製造が容易である。
【0023】請求項2の発明によれば、保持部を形成す
るための、剥離性シートの剥離すべき部分と剥離しない
部分とが区別しやすくなくので、残存させるべき部位の
剥離性シートを不用意に剥離することを防止できる。
【0024】請求項3の発明によれば、判取りを分離す
る際のきっかけが形成されているため、分離の作業が確
実であり、能率が高まる。
【0025】請求項4の発明によれば、判取りの剥離を
開始する部分であることを示す印刷が施されているの
で、剥がすきっかけとなる部分が分かりやすく、また、
摘まみ片となる部分を誤って剥離し除去してしまうこと
を防止できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粘着ラベルの模式的な断面図である。
【図2】本発明の粘着ラベルの平面図である。
【図3】本発明の粘着ラベルの裏面の図である。
【図4】本発明の粘着ラベルの裏面の図である。
【図5】本発明の粘着ラベルの裏面の図である。
【図6】本発明の粘着ラベルの裏面の図である。
【図7】本発明の粘着ラベルの裏面の図である。
【図8】本発明の粘着ラベルの裏面の図である。
【符号の説明】
1 粘着ラベル 2 基材シート 3 剥離性層 4 バリアー層 5 粘着材層 6 剥離性シート 11 荷札 12 判取り 13 切り目 31 切り目 14 端部近傍の小部分 15 保持部形成用の切り目 16 開口部 17〜21 帯状部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表側から、基材シート、バリアー層、粘
    着剤層、および剥離性シートがこの順に積層されたラベ
    ルであって、前記基材シートは、第1の区域と第2の区
    域とに切取線により分離可能とされており、前記第1の
    区域における基材シートとバリアー層との間には、剥離
    性層が積層されており、前記第2の区域の裏側の剥離性
    シートの周縁には、ラベルを物品に貼り付ける際の保持
    部の側部及び/又は底部を形成する剥離予定部が切り目
    により設けられている粘着ラベル。
  2. 【請求項2】 ラベル裏側の剥離性シートの表面に、剥
    離予定部と非剥離予定部とを区別する印刷が施されてい
    る請求項1記載の粘着ラベル。
  3. 【請求項3】 前記第1の区域のラベル端部近傍の小部
    分においては、裏側の剥離性シートから剥離性層に到達
    する切り目とラベル端部とにより囲まれる第3の区域が
    区画されている、請求項1記載の粘着ラベル。
  4. 【請求項4】 前記ラベル端部近傍の小部分の表側に、
    剥離のきっかけの部分であることを示す印刷が施されて
    いる請求項3記載の粘着ラベル。
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