JP2000047348A - 写真用塗布溶液のゲル化方法 - Google Patents

写真用塗布溶液のゲル化方法

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JP2000047348A
JP2000047348A JP11149657A JP14965799A JP2000047348A JP 2000047348 A JP2000047348 A JP 2000047348A JP 11149657 A JP11149657 A JP 11149657A JP 14965799 A JP14965799 A JP 14965799A JP 2000047348 A JP2000047348 A JP 2000047348A
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photographic
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cooling
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Yasuo Nishi
泰男 西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗布液の濃縮化によるセット物(ゲル化物)
の切断性(裁断性)が低下すると共に容器への付着性が
増大し再溶解時の作業に大きな困難及び溶解調整時間の
増大を伴い生産性や品質が著しく阻害されていたが、こ
れを解消するために、再溶解時のゲル状態物の裁断作業
を全く不要にし、かつセット物の小形状化により生産性
や品質を大きく向上させる写真用乳剤、乳化物及びゼラ
チン溶液のゲル化方法及び装置を提供する。 【解決手段】 ゾル状の写真用乳剤、乳化物及びゼラチ
ンの何れかの溶液又はそれらの幾つかを組み合わせた溶
液である写真用塗布溶液を連続的に伝導式熱交換方式に
よりゾルゲル変換点温度以下の温度に急速冷却し、ゲル
状態に変換後収納容器に収納する方式であって、伝導式
熱交換器から収納容器間の配管体積を前記ゲル状態への
移行物通過時間がゾルゲル変換時間以上になるようにし
たことを特徴とする写真用塗布溶液のゲル化方法及び装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明はゾル状の写真用乳
剤、乳化物又はゼラチンの何れかの溶液又はそれらの幾
つかを組み合わせた溶液である写真用塗布溶液を連続的
に伝導式熱交換方式によりゾルゲル変換点温度以下の温
度に急速冷却し、ゲル状態に変換後収納容器に収納する
方法及び装置に関する。
【従来の技術】ゾル状の写真用乳剤、乳化物等をゲル化
する技術に関しては特開平8−95178号に記載され
ているようにゲル状物に完全に変換しないうちに収納容
器に収納する方式を採ったり、特公昭50−31447
号や特開昭60−104937号や特公平3―5210
号や特公平3−68735号に記載されているようにゾ
ル状物質を減圧及び伝熱冷却によりゲル化する方式を採
ったりしていた。また、特公昭52―14717号等が
あった。
【発明が解決しようとする課題】このようにゲル状態に
変換しないうちに収納容器に収納すると収納されたもの
が容器に付着し、後工程である再溶解工程でのハンドリ
ングの悪化及び溶解時の熱効率が非常に悪くなる。ま
た、ゾル状物質を減圧及び伝熱冷却によりゲル化する方
式では、乳剤中に含まれる水分量を常に一定に制御する
のが難しいため、再溶解後に改めて加水して銀量を合わ
せていたりして面倒であった。また、ゾル状の写真用乳
剤、乳化物やゼラチン等の塗布液は塗布乾燥能力を変え
ずその生産速度を上げるために該塗布液の濃縮化がなさ
れてきている。そして、真空セットや伝熱伝達方式によ
りセット後(ゲル化後)これらの写真用乳剤、乳化物や
ゼラチン等はポットの中に入れられて冷蔵保存され、必
要量をカッターで裁断され釜で再溶解され調整される
が、濃縮化によるセット物(ゲル化物)の物性変化によ
り切断性(裁断性)が低下すると共に容器への付着性が
増大し生産性や品質が著しく阻害されていた。因に塗布
液の濃縮化は高速塗布のための必須の条件になってい
る。また、濃縮化によるセット物(ゲル化物)の溶解時
の溶解水が少なくなっているので、溶解時間や調整時間
が多くかかり、塗布液の停滞性能にも悪影響を及ぼして
いた。本発明はこのような問題点を解消し、写真用乳
剤、乳化物及びゼラチンの何れかの溶液又はそれらの幾
つかを組み合わせた溶液である写真用塗布溶液のゲル化
方法を提供することを課題目的にする。
【課題を解決するための手段】この目的は次の技術手段
(1)〜(22)の何れかによって達成される。 (1)写真用乳剤、乳化物、およびゼラチンの少なくと
も1つを含有するゾル状態の溶液である写真用塗布溶液
を連続的に冷却する冷却工程の後に、ゲル状態となった
前記写真用塗布溶液を収納容器に収納することを特徴と
する写真用塗布溶液のゲル化方法。 (2)前記冷却は、前記ゾル状態の溶液である写真用塗
布溶液を流動させながら行うことを特徴とする請求項1
記載の写真用塗布溶液のゲル化方法。 (3)前記冷却工程では、前記ゾル状態の溶液である写
真用塗布溶液を流動させながら、ゾルゲル変換点温度以
下の温度まで冷却することを特徴とする請求項2記載の
写真用塗布溶液のゲル化方法。 (4)前記冷却は、伝導式熱交換方式により行うことを
特徴とする請求項3記載の写真用塗布溶液のゲル化方
法。 (5)前記冷却工程では、前記ゾル状の溶液である写真
用塗布液をゾルゲル変換点温度以下の温度まで急速冷却
することを特徴とする請求項3記載の写真用塗布溶液の
ゲル化方法。 (6)前記冷却は、熱交換器により行い、前記写真用塗
布溶液が前記熱交換器、および前記熱交換器と前記収納
容器との間に配置された配管を通過する時間を、ゾルゲ
ル変換時間以上となるように行うことを特徴とする請求
項3記載の写真用塗布溶液のゲル化方法。 (7)前記冷却は、前記写真用塗布溶液が前記熱交換器
および前記配管を通過する時間が、前記ゾルゲル変換時
間以上になるように、前記写真用塗布溶液が通過する前
記熱交換器および前記配管の体積の和が決定された前記
熱交換器により行われることを特徴とする請求項6記載
の写真用塗布溶液のゲル化方法。 (8)前記冷却は、熱交換器、および前記熱交換器と前
記収納容器との間に配置された冷却ゾーンにより行い、
前記写真用塗布溶液の少なくとも表面がゲル化した後
に、前記収納容器に収納されることを特徴とする請求項
3記載の写真用塗布溶液のゲル化方法。 (9)前記冷却工程では、前記写真用塗布溶液がヌード
ル状になるように、前記写真用塗布溶液をゲル状態にす
ることを特徴とする請求項3記載の写真用塗布溶液のゲ
ル化方法。 (10)前記収納工程では、前記ヌードル状の前記写真
用塗布溶液を前記収納容器に収納することを特徴とする
請求項9記載の写真用塗布溶液のゲル化方法。 (11)前記冷却工程では、熱交換器により前記写真用
塗布溶液を冷却した後、前記写真用塗布溶液の長手方向
に直交する方向の径を小さくするようなヌードラーを通
過させることを特徴とする請求項9記載の写真用塗布溶
液のゲル化方法。 (12)前記熱交換器により前記写真用塗布溶液を冷却
した後、配管を通過させ、その後、ヌードラーを通過さ
せることを特徴とする請求項11記載の写真用塗布溶液
のゲル化方法。 (13)前記冷却工程では、前記ヌードル状の前記写真
用塗布溶液の長手方向に直角な断面の最大差し渡し長さ
が1〜10mmとなるようにすることを特徴とする請求
項3記載の写真用塗布溶液のゲル化方法。 (14)前記冷却工程では、前記ヌードル状の前記写真
用塗布溶液の長手方向に直角な断面の最大差し渡し長さ
が1〜10mmとなるようにすることを特徴とする請求
項9記載の写真用塗布溶液のゲル化方法。 (15)前記収納を行う前に、前記ヌードル状の前記写
真用塗布溶液は、適当な大きさに切断されることを特徴
とする請求項3記載の写真用塗布溶液のゲル化方法。 (16)前記収納を行う前に、前記ヌードル状の前記写
真用塗布溶液は、適当な大きさに切断されることを特徴
とする請求項9記載の写真用塗布溶液のゲル化方法。 (17)前記適当な大きさは体積/表面積が0.02〜
0.3cmであることを特徴とする請求項11記載の写
真用塗布溶液のゲル化方法。 (18)前記冷却は、前記ヌードル状の前記写真用塗布
溶液が、前記適当な大きさに切断されるような条件で行
われることを特徴とする請求項9記載の写真用塗布溶液
のゲル化方法。 (19)前記冷却は、前記ヌードル状の前記写真用塗布
溶液が、前記適当な大きさに切断されるような条件で行
われることを特徴とする請求項11記載の写真用塗布溶
液のゲル化方法。 (20)前記条件は、前記ヌードル状の前記写真用塗布
溶液が、自重で切断される条件であることを特徴とする
請求項19記載の写真用塗布溶液のゲル化方法。 (21)前記冷却は、掻き取り式熱交換器により行われ
ることを特徴とする請求項3記載の写真用塗布溶液のゲ
ル化方法。 (22)前記配管を通過する直前の前記写真用塗布溶液
の弾性率は、前記ヌードラーを通過する直前の前記写真
用塗布溶液の弾性率よりも大きいことを特徴とする請求
項11記載の写真用塗布溶液のゲル化方法。
【発明の実施の形態】本発明はあらゆる写真乳剤、乳化
物及びゼラチンの何れかの溶液又はそれらの幾つかを組
み合わせた溶液である写真用塗布溶液に適用可能であ
り、実施に用いた幾つかの例を挙げれば次のようになる
が、これらに限定されるものではない。次に、本明細書
で用いる用語について説明する。ゾルゲル変換時間と
は、溶液がゾル状態からゲル状態にいたるまでの時間を
いう。ゾルゲル変換点温度とは、ゲル化する溶液により
異なるが、ゾル状態の溶液の少なくとも一部がゲル化す
る温度をいう。急速冷却とは、ゾルゲル変換点温度まで
30分以内で冷却することをいい、好ましくは、15分
以内で冷却することをいう。少なくとも表面がゲル化す
るとは、ゲル化される溶液の表面のべたつきがなくなる
状態にすることをいう。掻き取り式熱交換器としては、
種々のものが公知になっており、任意のものを用いるこ
とができる。写真性能上問題のない液とは、ゲル化する
写真用塗布溶液に多少混入しても写真性能上問題となら
ない(写真特性曲線で評価した際に品質上問題とならな
い程度)液をいい、例えば、純水やゼラチン水溶液があ
げられる。代表的乳剤の適用処方例として次の3種類が
ある。 乳剤例1:オルソ直接撮影用等に用いられる六角平板状
沃臭化銀粒子を持ち、平均粒径0.82μm、平均厚み
0.18μm、平均アスペクト比4.5、粒径分布1
8.1%、双晶面間距離0.020μm、双晶面間距離
と厚さの比が5以上の粒子が全平板状粒子の97%(個
数)あり、Agl0.5モル%の沃臭化銀を形成してい
る。 乳剤例2:レギュラー直接撮影用等に用いられ内部高沃
度型単分散沃臭化銀粒子を持ち、平均粒径0.45μ
m、粒径分布15%、平均Agl2.3モル%の丸みを
持った14面体単分散コアシェル型沃臭化銀粒子を形成
している。 乳剤例3:レーザーイメージャー用等に用いられる小粒
径粒子を持ち、平均粒径0.20μm、平均Agl0.
2モル%の丸みを持った14面体分散型沃臭化銀粒子を
形成している。 又別の乳剤の適用処方例として次のような組成と平均粒
径を持つ立方体塩臭化銀粒子を形成した3種類のものが
ある。 乳剤例4:オルソ AgClBr(AgCl 99.5%)0.40μm
立方体+AgClBr(AgCl 99.5%)0.5
0μm 立方体 乳剤例5:レギュラー AgClBr(AgCl 99.5%)0.64μm
立方体+AgClBr(AgCl 99.5%)0.7
1μm 立方体 乳剤例6:パン AgClBr(AgCl 99.5%)0.38μm
立方体+AgClBr(AgCl 99.5%)0.4
0μm 立方体 また、感光性ハロゲン化銀乳剤以外としては分散物とし
て次のものが適用できる。本発明の方法に用いる分散物
は、ハロゲン化銀カラー写真感光材料の分野において、
ハイドロキノン誘導体に代表される、発色現像主薬の酸
化体を補足する化合物のゼラチン媒体中への水中油滴型
分散物にも適用することができ、具体的化合物について
は、特開平9−204024号、同9−203995
号、同9−197636号、同9−17260号、同8
−129243号、同4−344641号等の公報に開
示されている。本発明の方法は、ハロゲン化銀カラー写
真感光材料の分野において、紫外線吸収剤化合物のゼラ
チン媒体中への水中油滴型分散物にも適用することがで
き、具体的化合物については、特開平9−197611
号、同9−171239号、同8−69087号等の公
報に開示されているものである。本発明の方法に用いる
別の分散物は、ハロゲン化銀カラー写真感光材料の分野
において、カラードカプラーのゼラチン媒体中への水中
油滴型分散物にも適用することができ、具体的化合物と
して、イエローカプラーについては、特開平5−281
675号、マゼンタカプラーについては、特開平9−1
97634号、同9−179258号、同9−1462
35号、同7−128822号、同7−92630号、
シアンカプラーについては、特開平9−197638
号、同9−179257号、同9−179258号、同
9−146235号、同6−186688号等の公報に
開示されているものである。また、カプラーを固体状態
で水中微粒子分散物としたものの具体例としては、特開
平5−11379号、同4−344641号に開示され
ているものである。本発明の方法に用いる分散物は、ハ
ロゲン化銀カラー写真感光材料の分野において、コロイ
ド銀、非感光性微粒子ハロゲン化銀、マット剤、染料固
体分散物、滑り剤等の水中油滴型分散物にも適用するこ
とができる。コロイド銀の具体例としては、特開平9−
22087号、同7−270974号等の公報に開示さ
れている。非感光性微粒子ハロゲン化銀の具体例として
は、特開平7−219108号、同3200245号、
3209236号等の公報に開示されているものであ
る。マット剤の具体例としては、特開平9−5918号
等の公報に開示されているものである。染料固体分散物
の具体例としては、特開平7−319121号、同41
21735号等の公報に開示されているものである。ま
た、本発明に適用したイメージセッター用の銀粒子の諸
元は次のようになる。 イメージセッター用 銀粒子の大きさ 0.20ミクロン 形状 六面体角丸 組成 AgCl/Br=70/30 晶癖 正常晶 また、特開平9−281645号の実施例1のハロゲン
化銀乳剤A及び乳剤Cに記載されているものとしては次
のようなものがある。 明室返し用 銀粒子の大きさ 0.12ミクロン 形状 六面体角丸 組成 AgCl/Br=98/2 晶癖 正常晶 更に、特開平7−104412号の実施例1のハロゲン
化銀乳剤E1に記載されているものがあり、本発明のゲ
ル化方法はこれ等の乳剤の種類にすべて適用可能である
ことが確認された。以下、本発明の実施の形態を図面を
用いて説明するが、本発明はこれらに限定されない。ま
た、以下の説明には用語等に対する断定的な表現がある
が、本発明の好ましい例を示すもので、本発明の用語の
意義や技術的な範囲を限定するものではない。図1は本
発明の第1の実施の形態の概略を示す構成図である。II
R熟成後の写真用乳剤、乳化物及びゼラチン溶液はスト
ック釜11に受けられてポンプ12で伝熱式熱交換方式
の熱交換器21に送られ、ゾルゲル変換温度以下に急速
な冷却がかけられ、配管22を通してゲル化されて収納
容器41に収納され、該収納容器41からは複数のポッ
ト42に計量分割して収納され次の工程に備えるために
冷蔵保存される。また、前記ゲル状態への移行物が熱交
換器および配管22を通過するのに要する時間である通
過時間がゾルゲル変換時間以上になるように、配管22
の体積を決めることが好ましい。これにより、ゲル化の
タイムラグが補われてゲル化がより完全になり、容器へ
の付着も減り、ゲル物同士の再付着を低減でき、再溶解
時の取り扱いも容易になる。更に、伝熱式熱交換器21
から収納容器41までの間に、図4に示すような冷却ゾ
ーン25を設けることが好ましい。これにより、ゲル化
のタイムラグが補われてゲル化がより完全になり、容器
への付着も減り、ゲル物同士の再付着を低減でき、再溶
解時の取り扱いも容易になる。そして、押し出し機(好
ましくはヌードラー)31によりヌードル形状32のゲ
ル化状態とすることにより、ゲル化状態となった溶液を
容器に収納し、1次冷蔵保存後に再溶解する場合に溶解
し易い等、扱い勝手を向上させることができる。また、
体積あたりの表面積を大幅に大きくすることが可能であ
るので、ゲル化状態となった溶液の再溶解時の溶解速度
を大幅に増すこともでき、さらには再溶解時におけるゲ
ル化状態となった溶液の切断の手間も大幅に抑制するこ
とが可能である。さらには、連続的にヌードル形状に押
し出し、その下に収納容器41を配置する事により、収
納容器への投入ハンドリングを容易にすることもでき
る。また、図6は、押し出し機を通過してゲル化状態と
なった溶液の長手方向に直交する断面形状を表してい
る。図6に示すように、最大差し渡し長さDは、1mm
〜10mmであることが好ましく、より好ましくは1m
m〜5mmであり、さらに好ましくは1mm〜3mmで
ある。これにより、ゲル化状態となった溶液の再溶解時
の溶解時間を短縮することができ、かつ押し出し機(ヌ
ードラー)の製造におけるコストを抑制できる。また、
特に、溶液が感光材料である場合には、最大差し渡し長
さDを上記数値範囲とすることにより、押し出し機(ヌ
ードラー)を溶液が通過する際に、かぶりが生じること
を抑制することができる。尚、断面形状としては、図5
(a)、(b)、(c)、(d)に示すように円形、星
形、三角形、正方形等とすることができる。また、押し
出し機(ヌードラー)31でヌードル形状32に押し出
された後、ゲル化状態となった溶液は、図3に示すよう
に、カッター35でゲル化状態のまま適当な長さに切断
する。ここで、適当な長さとは、カッター35により切
断された後のゲル化状態の溶液の体積/表面積が0.0
2cm〜0.3cmであることが好ましい。より好まし
くは、0.02cm〜0.13cmであり、さらに好ま
しくは0.02cm〜0.03cmである。このよう
に、切断後のゲル化状態の溶液の体積/表面積を上記数
値範囲とすることにより、ゲル化状態となった溶液の再
溶解時の溶解時間を短縮することができる。なお、図2
〜図4では、押し出し機31を用いて、ゲル化状態とな
った溶液の長さ方向とは直交する方向の径が小さくなる
ようにしたが、押し出し機31を設けずに、ゲル化状態
となった溶液が配管22を出た後、カッタを設け、カッ
タにより長さ方向とは直交する方向の径が小さくなるよ
うにカットしてもよい。本実施形態では、少なくとも表
面がゲル化状態となった溶液(溶液が配管22を通過す
る直前)の弾性率が押し出し機31に入る直前の弾性率
よりも大きいため、少なくとも表面がゲル化状態となっ
ているため、カット後または収納容器に収納後、溶液同
士が付着することが低減でき、体積/表面積を小さくで
きるので、再溶解時の溶解効率を向上することができ
る。さらには、少なくとも表面がゲル化状態となってい
るため、溶液が収納容器に付着することを低減でき、再
溶解時の処理効率も向上させることができる。ここで、
弾性率は次のような方法で測定できる。測定器としては
レオログラフ・ゾル(株式会社東洋精機製作所製)を用
い、次のようにして測定を行う。測定する対象液の動的
弾性率を上記測定器で測定する。測定用セルに液を注入
し、冷却手段の冷却条件と同様の冷却パターンを測定器
にプログラムする。例えば40゜Cから12゜Cまでの
冷却時間を3min.に設定する(冷却手段の容量21
リットルの場合、流量を7リットル毎分とする)。この
結果、図6に示すようなデータが得られる。この例では
冷却手段冷却直後の動的弾性率値は、3min.経過の
時点で、冷却手段出側配管において滞留後ヌードル状で
出てくる時の動的弾性率値は、それぞれ水準2:4mi
n.(3+1)水準35min.(3+2)水準4:
6.3min.(3+3.3)の時の値である。すべて
の水準で動的弾性率は冷却手段冷却直後より、冷却手段
出側配管で滞留後のヌードル状時の値が大きく、配管滞
留時にゲル化が進んでいることが明らかである。また水
準2、3、4の中では滞留時間が3.3min.の水準
4が動的弾性率がもっとも高くゲル化状態が良好である
ことが明らかである。また、ヌードル形状32に押し出
された後、ゲル化状態となった溶液を、前述のようにカ
ッター35で切断する以外の方法で切断することができ
る。例えば、ゾル状態からゲル状態への冷却条件を所定
の条件とすることにより、ゲル化状態の溶液の体積/表
面積を上記の好ましい範囲となるようにすることが可能
である。言い換えれば、この冷却条件を所定の条件とす
ることにより、ヌードル形状のゲル化状態の溶液が自重
により上記適当な長さに切断され得るのである。この冷
却条件の所定の条件としては、溶液の物性等により異な
るが、溶液がハロゲン化銀感光材料の場合には、15゜
C以下とすることが好ましく、より好ましくは10゜C
以下とすることが好ましい。そして、適当な長さに切断
されたゲル化状態の溶液は、収納容器41に収容され
る。これにより、ゲル化状態にする方法は、更に簡略化
することが可能であり、設備コストも低減することがで
きる。図4は、本発明の他の実施形態を実施するための
装置の例を示した概略構成図であり、投入配管22と収
納容器41との間に、冷却装置を設けて、冷却ゾーン2
5を形成させている。このように、押し出し機31の後
段に、冷却ゾーン25を形成することにより、押し出し
機を出た溶液の表面のうちゾル状態の部分があったとし
ても、冷却ゾーン25により冷却され、ゲル化されるの
で、収納容器に収納された際に、収納容器に付着するこ
とをさらに低減でき、押し出し機から出た溶液同士が付
着することをさらに低減することができる。また、上記
各実施形態において、先頭リーダー液と後尾押し出し液
とを、流すことにより、取り扱い性を向上することがで
きる。ゲル状態の変換液とリーダー液又は押し出し液と
の界面をセンサーで検出し、前記変換液とリーダー液又
は押し出し液とを振り分けるようにして前記ゲル状態の
変換液を円滑に収納容器に収容してもよい。リーダー液
や押し出し液には写真性能上問題の無い純水が用いられ
る。リーダー液を用いることにより先頭部の変換液ゲル
化温度が正確に保たれてゲル化が末端までも完全に達成
され、押し出し液を用いることにより後端部の変換液を
無駄にすることなく熱交換器21から送り出すことが可
能になる。また、リーダー液や押し出し液とゲル化変換
液との境界部を検出することにより収納容器41やポッ
ト42内への混入を避けるようにしている。本発明の実
施の形態で用いた急速冷却手段の伝熱式熱交換器21
は、掻き取り式熱交換器である。しかし、これが最適で
あるがこれに限られるものではなく、スタチックミキサ
ー入り2重管や多管式スタチックミキサー入り2重管を
用いる事もできる。また、好ましい装置の例として、次
のような装置を挙げることができる。 (1)写真用塗布溶液を連続的にゾルゲル変換点温度以
下の温度にゾル状態のまま急速冷却する掻き取り式熱交
換器を設けると共に、ゾルゲル変換時間以上の通過時間
を要する配管体積を、前記掻き取り式熱交換器と収納容
器間に持たせる。 (2)写真用塗布溶液を連続的にゾルゲル変換点温度以
下の温度にゾル状態のまま急速冷却する掻き取り式熱交
換器を設けると共に、ゾルゲル変換時間以上の、前記ゲ
ル状態への移行物通過時間を要する配管体積を、前記掻
き取り式熱交換器と収納容器間に持たせ、更に該収納容
器に投入する前記配管の出口にヌードル状に絞り出すヌ
ードラーを設ける。 (3)写真用塗布溶液を連続的にゾルゲル変換点温度以
下の温度にゾル状態のまま急速冷却する掻き取り式熱交
換器を設けると共に、ゾルゲル変換時間以上の、前記ゲ
ル状態への移行物通過時間を要する配管体積を、前記掻
き取り式熱交換器と収納容器間に持たせ、該収納容器に
投入する配管の出口にヌードル状に絞り出すヌードラー
と前記ヌードル状のものを適当な大きさに切断するため
の切断装置を設ける。 (4)さらに上記(1)から(3)において投入配管と
収納容器間に冷却装置を設ける。
【実施例】実施例1 ポットの付着ロスと取り出し性についてテストを行い次
の結果を得た。従来方式は、樹脂製ポットに、濃度5%
または10%のゼラチン水溶液20kgを充填後、セッ
ト状態(ゲル化状態)になるまで冷却し、セット物を2
4時間/5゜Cで冷蔵保存後、裁断装置により8分割
後、樹脂製ポットからあけ込み、樹脂製ポットへの付着
残留率を測定した。一方、図3の装置により、本発明に
よるゲル化を行う方法を実施した。濃度5%、10%の
ゼラチン水溶液20kgを掻き取り式熱交換機で急冷す
る事によりゲル化したヌードル(Φ6mm)をカッタで
長さ100mmにカットし、連続的にポットに20L投
入し、投入時のヌードルゲル化状態と24時間/5゜C
で冷蔵保存後、そのヌードルのヌードル同士の付着性を
評価した。評価は、投入時ゲル化状態は、指触でべとつ
きのあるものを×、べとつきのないものを○とし、冷却
後のヌードル状態では、手でほぐれないものを×、簡単
にほぐれるものを○とした。またヌードラー出口で良好
なゲル化ヌードルを得るために掻き取り式熱交換機出側
配管長の長さを変えることでゲル化時間をコントロール
した。結果を表1に示す。更に水準1は掻き取り式熱交
換機を経ずに直接ポットに空けこみ冷蔵保存した従来技
術であり、水準4とポットへの付着量を比較した。結果
は表2の通りである。またポンプは櫻製作所製のプラン
ジャーポンプ、掻き取り式熱交換機はAPV社製でアン
モニア冷媒を使用し、出側配管は内径Φ64mmSUS
製耐圧配管、ヌードラーは穴径Φ5mmのものを使用し
た。
【表1】
【表2】 このように本発明の方法及び装置は従来の方法に較べて
ポットへの付着が格段に少なく取り扱いも楽で計量通り
の作業が持続され品質、生産性共に優れたものと言え
る。
【発明の効果】今まで1ロットずつゲル化されたものを
冷蔵し、必要量をカッターで裁断し、裁断されたものを
釜で再溶解され調整されるが、濃縮化によるセット物
(ゲル化物)の物性変化により切断性(裁断性)が低下
すると共に容器への付着性が増大し再溶解時の作業に大
きな困難を伴い生産性や品質が著しく阻害されかつ溶解
調整時間が長くなり、生産性や液停滞性能に悪影響を及
ぼしていたが、本発明の写真用乳剤、乳化物及びゼラチ
ンの何れかの溶液又はそれらを組み合わせた溶液である
写真用塗布溶液のゲル化方法及び装置により、再溶解時
のゲル状態物の裁断作業は全く不要になりかつセット物
の小形状化により生産性や品質を大きく向上させること
が可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する実施の形態の一例の概略を示す
構成図。
【図2】本発明に関する実施の形態の一例の概略を示す
構成図。
【図3】本発明に関する実施の形態の一例の概略を示す
構成図。
【図4】本発明に関する実施の形態の一例の概略を示す
構成図。
【図5】ヌードルの長手方向に直角な各種断面形状とそ
の最大差し渡し長さDを示す断面図。
【図6】冷却時間に伴う温度変化、弾性・粘性変化を示
す図。
【符号の説明】
11 ストック釜 12 ポンプ 21 熱交換器 22 配管 25 冷却ゾーン 31 押し出し機(ヌードラー) 32 ヌードル状態 35 切断機(カッター) 41 収納容器 42 ポット

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真用乳剤、乳化物、およびゼラチンの
    少なくとも1つを含有するゾル状態の溶液である写真用
    塗布溶液を連続的に冷却する冷却工程の後に、ゲル状態
    となった前記写真用塗布溶液を収納容器に収納すること
    を特徴とする写真用塗布溶液のゲル化方法。
  2. 【請求項2】 前記冷却は、前記ゾル状態の溶液である
    写真用塗布溶液を流動させながら行うことを特徴とする
    請求項1記載の写真用塗布溶液のゲル化方法。
  3. 【請求項3】 前記冷却工程では、前記ゾル状態の溶液
    である写真用塗布溶液を流動させながら、ゾルゲル変換
    点温度以下の温度まで冷却することを特徴とする請求項
    2記載の写真用塗布溶液のゲル化方法。
  4. 【請求項4】 前記冷却は、伝導式熱交換方式により行
    うことを特徴とする請求項3記載の写真用塗布溶液のゲ
    ル化方法。
  5. 【請求項5】 前記冷却工程では、前記ゾル状の溶液で
    ある写真用塗布液をゾルゲル変換点温度以下の温度まで
    急速冷却することを特徴とする請求項3記載の写真用塗
    布溶液のゲル化方法。
  6. 【請求項6】 前記冷却は、熱交換器により行い、前記
    写真用塗布溶液が前記熱交換器、および前記熱交換器と
    前記収納容器との間に配置された配管を通過する時間
    を、ゾルゲル変換時間以上となるように行うことを特徴
    とする請求項3記載の写真用塗布溶液のゲル化方法。
  7. 【請求項7】 前記冷却は、前記写真用塗布溶液が前記
    熱交換器および前記配管を通過する時間が、前記ゾルゲ
    ル変換時間以上になるように、前記写真用塗布溶液が通
    過する前記熱交換器および前記配管の体積の和が決定さ
    れた前記熱交換器により行われることを特徴とする請求
    項6記載の写真用塗布溶液のゲル化方法。
  8. 【請求項8】 前記冷却は、熱交換器、および前記熱交
    換器と前記収納容器との間に配置された冷却ゾーンによ
    り行い、前記写真用塗布溶液の少なくとも表面がゲル化
    した後に、前記収納容器に収納されることを特徴とする
    請求項3記載の写真用塗布溶液のゲル化方法。
  9. 【請求項9】 前記冷却工程では、前記写真用塗布溶液
    がヌードル状になるように、前記写真用塗布溶液をゲル
    状態にすることを特徴とする請求項3記載の写真用塗布
    溶液のゲル化方法。
  10. 【請求項10】 前記収納工程では、前記ヌードル状の
    前記写真用塗布溶液を前記収納容器に収納することを特
    徴とする請求項9記載の写真用塗布溶液のゲル化方法。
  11. 【請求項11】 前記冷却工程では、熱交換器により前
    記写真用塗布溶液を冷却した後、前記写真用塗布溶液の
    長手方向に直交する方向の径を小さくするようなヌード
    ラーを通過させることを特徴とする請求項9記載の写真
    用塗布溶液のゲル化方法。
  12. 【請求項12】 前記熱交換器により前記写真用塗布溶
    液を冷却した後、配管を通過させ、その後、ヌードラー
    を通過させることを特徴とする請求項11記載の写真用
    塗布溶液のゲル化方法。
  13. 【請求項13】 前記冷却工程では、前記ヌードル状の
    前記写真用塗布溶液の長手方向に直角な断面の最大差し
    渡し長さが1〜10mmとなるようにすることを特徴と
    する請求項3記載の写真用塗布溶液のゲル化方法。
  14. 【請求項14】 前記冷却工程では、前記ヌードル状の
    前記写真用塗布溶液の長手方向に直角な断面の最大差し
    渡し長さが1〜10mmとなるようにすることを特徴と
    する請求項9記載の写真用塗布溶液のゲル化方法。
  15. 【請求項15】 前記収納を行う前に、前記ヌードル状
    の前記写真用塗布溶液は、適当な大きさに切断されるこ
    とを特徴とする請求項3記載の写真用塗布溶液のゲル化
    方法。
  16. 【請求項16】 前記収納を行う前に、前記ヌードル状
    の前記写真用塗布溶液は、適当な大きさに切断されるこ
    とを特徴とする請求項9記載の写真用塗布溶液のゲル化
    方法。
  17. 【請求項17】 前記適当な大きさは体積/表面積が
    0.02〜0.3cmであることを特徴とする請求項1
    1記載の写真用塗布溶液のゲル化方法。
  18. 【請求項18】 前記冷却は、前記ヌードル状の前記写
    真用塗布溶液が、前記適当な大きさに切断されるような
    条件で行われることを特徴とする請求項9記載の写真用
    塗布溶液のゲル化方法。
  19. 【請求項19】 前記冷却は、前記ヌードル状の前記写
    真用塗布溶液が、前記適当な大きさに切断されるような
    条件で行われることを特徴とする請求項11記載の写真
    用塗布溶液のゲル化方法。
  20. 【請求項20】 前記条件は、前記ヌードル状の前記写
    真用塗布溶液が、自重で切断される条件であることを特
    徴とする請求項19記載の写真用塗布溶液のゲル化方
    法。
  21. 【請求項21】 前記冷却は、掻き取り式熱交換器によ
    り行われることを特徴とする請求項3記載の写真用塗布
    溶液のゲル化方法。
  22. 【請求項22】 前記配管を通過する直前の前記写真用
    塗布溶液の弾性率は、前記ヌードラーを通過する直前の
    前記写真用塗布溶液の弾性率よりも大きいことを特徴と
    する請求項11記載の写真用塗布溶液のゲル化方法。
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