JP2000047007A - 反射防止膜及び陰極線管 - Google Patents
反射防止膜及び陰極線管Info
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Abstract
し、製造コストも削減し、反射防止特性が良好で実用に
適したものとする。 【解決手段】 樹脂基板3の一主面3a上に、接着層
4、窒化チタン、窒化ハフニウム、窒化ジルコニウムの
うちの何れかを含む第1の光学薄膜5、屈折率が1.3
5〜1.7の第2の光学薄膜6を順次積層形成する。接
着層4はSiOx の化学式で示され、x<2である化合
物よりなることが好ましい。第1の光学薄膜5が窒化チ
タンを主として含む場合、上記第1の光学薄膜5が導電
性を有することが好ましい。第2の光学薄膜6がSiO
2 よりなることが好ましい。表示部のフェース・プレー
ト表面側に各層が形成された上記樹脂基板3が配される
ように配し、その他は同様の構成として、陰極線管とし
ても良い。
Description
極線管に関する。詳しくは基板に対する光学薄膜の密着
性を向上させると共に、広い波長帯域で反射防止効果が
得られる反射防止膜及びこれを用いた陰極線管に係わる
ものである。
スとの光学的境界面における屈折率を減少させることが
好ましかったり、また、その必要がある光学や電気光学
の分野で広く使われている。これらの応用分野として
は、カメラのレンズ、コピー装置のプラテン(原稿
台)、機器用のカバーガラス、陰極線管(いわゆる、C
RT)用パネル、その他の表示装置等がある。
7に示すような構成のものが挙げられる。すなわち、樹
脂基板101の一主面101a上に例えば厚さ10nm
のSiOx (x<2)よりなる第1の層102、例えば
厚さ20nmのITO層よりなる第2の層103、例え
ば厚さ25nmのSiO2 よりなる第3の層104、例
えば厚さ60nmのITO層よりなる第4の層105、
例えば厚さ100nmのSiO2 よりなる第5の層10
6が順次形成されてなるものが挙げられる。
いては、5層にもわたる多層構造であること、総膜厚が
215nmと厚いことから、製造が困難且つ煩雑であ
り、生産性が良好ではない、製造コストが高価となって
しまうといった不都合が生じている。
るだけ少ない反射膜が要求されている。積層数が少なけ
れば、積層工程が少ないことから製造が容易且つ簡便と
なって、生産性が良好となり、製造コストも削減される
ことは明らかである。
−156964号公報や、特開平9−165231号公
報、特開平9−73001号公報に示されるような、基
板上に第1の光学薄膜としてTiNを主として含む薄膜
を配し、その上に第2の光学薄膜として比較的低屈折率
のSiO2 薄膜を配した2層構造の反射防止膜が提案さ
れている。
いては、反射防止特性は良好であるものの、基板とTi
Nを主として含む薄膜間の密着性が良好ではなく、剥離
し易く、実用は困難である。
案されたものであり、積層数が少なく、製造が容易且つ
簡便で、生産性が良好となり、製造コストも削減される
と共に、反射防止特性が良好で実用に適した反射防止膜
を提供し、これを用いた反射防止版及び陰極線管も提供
することを目的とする。
め、本発明に係る反射防止膜は、樹脂基板の一主面上に
接着層が形成され、上記接着層上に窒化チタン、窒化ハ
フニウム、窒化ジルコニウムのうちの何れかを含む第1
の光学薄膜が形成され、上記第1の光学薄膜上に屈折率
が1.35〜1.7の第2の光学薄膜が形成されること
を特徴とするものである。
接着層がSiOx の化学式で示され、x<2である化合
物よりなることが好ましく、上記接着層がSiNx の化
学式で示され、x<4/3である化合物、或いはSiO
x Ny の化学式で示され、x<2,y<4/3である化
合物よりなるものでも良い。
x<2である化合物により形成する場合、xが2以上で
あると、樹脂基板と第1の光学薄膜の接着強度が十分に
得られず、またxがあまり小さいと珪素がメタル化して
しまい、光学的に吸収特性が強くなってしまい、反射防
止特性を損なうため好ましくない。
は、上記接着層がTiを主成分とするものでも良い。
は、上記接着層の物理膜厚が10nm以下、さらには1
〜7nmであることが好ましい。上記接着層の物理膜厚
が10nmよりも厚いと、接着層の光学的な吸収特性が
強くなってしまい、反射防止特性を損ない、好ましくな
い。一方、1nmよりも薄いと、樹脂基板と第1の光学
薄膜の接着強度が十分に得られず、好ましくない。
は、上記第1の光学薄膜の物理膜厚が5〜25nmであ
ることが好ましい。この範囲外であると、十分な反射防
止特性を確保することが難しい。
は、上記第1の光学薄膜が窒化チタンを主として含み、
上記窒化チタンに金属がドープされていることが好まし
く、上記金属としてはタングステン、金が例示される。
タンを主として含む場合、上記第1の光学薄膜が導電性
を有することが好ましい。
は、上記第2の光学薄膜がSiO2 よりなることが好ま
しく、この場合、上記SiO2 よりなる第2の光学薄膜
の物理膜厚が、60〜110nmであることが好まし
い。上記SiO2 よりなる第2の光学薄膜が上記範囲外
であると、十分な反射防止特性を得ることが難しい。
は、樹脂基板の接着層対向面側にハードコート層が形成
されており、このハードコート層上に接着層が形成され
ることが好ましい。
おいては、上記樹脂基板の接着層対向面側にハードコー
ト層が形成されており、このハードコート層上に接着層
が形成されることが好ましい。
止膜を表示部のフェース・プレート表面側に配して陰極
線管を構成しても良い。
は、反射防止膜の第1の光学薄膜が窒化チタンを主とし
て含み、この第1の光学薄膜が導電性を有し、且つ接地
されていることが好ましい。
主面上に接着層が形成され、上記接着層上に窒化チタ
ン、窒化ハフニウム、窒化ジルコニウムのうちの何れか
を含む第1の光学薄膜が形成され、上記第1の光学薄膜
上に屈折率が1.35〜1.7の第2の光学薄膜が形成
されてなるため、積層数が少なく、製造が容易且つ簡便
で、製造コストも削減される。
樹脂基板と窒化チタン、窒化ハフニウム、窒化ジルコニ
ウムのうちの何れかを含む第1の光学薄膜との間に接着
層を介在させるようにしていることから、第1の光学薄
膜が樹脂基板から剥離しにくく、反射防止特性が良好で
実用に適したものとなる。
のフェース・プレート表面側に配した本発明の陰極線管
においても同様に、反射防止特性が良好で実用に適した
ものとなる。
上記接着層をSiOx の化学式で示され、x<2である
化合物により構成するようにすれば、第1の光学薄膜の
樹脂基板からの剥離が更に抑えられる。
上記第1の光学薄膜が窒化チタンを主として含む場合、
上記第1の光学薄膜に導電性を持たせるようにすれば、
従来の反射防止膜で導電膜として使用されていたITO
層の代わりに導電膜として使用されることとなる。
て、第1の光学薄膜を窒化チタンとすると、上記窒化チ
タンは吸収特性も強いことから、本発明のように陰極線
管のフェース・プレート表面に配するようにすれば、陰
極線管の表示画像のコントラストが向上する。
を参照しながら説明する。
示すような構成を有する。すなわち、例えばポリエチレ
ンテレフタレート等の樹脂よりなる薄膜基板1の一主面
1a上に例えばアクリル等の樹脂よりなるハードコート
層2を設けた樹脂基板3の一主面3a上に、接着層4、
窒化チタン、窒化ハフニウム、窒化ジルコニウムのうち
の何れかを含む第1の光学薄膜5、屈折率が1.35〜
1.7の第2の光学薄膜6が順次積層形成されてなるも
のである。
接着層4がSiOx の化学式で示され、x<2である化
合物よりなることが好ましく、上記接着層4がSiNx
の化学式で示され、x<4/3である化合物、或いはS
iOx Ny の化学式で示され、x<2,y<4/3であ
る化合物よりなるものでも良い。
れ、x<2である化合物により形成する場合、xが2以
上であると、樹脂基板3と第1の光学薄膜5の接着強度
が十分に得られず、またxがあまり小さいと珪素がメタ
ル化してしまい、光学的に吸収特性が強くなってしま
い、反射防止特性を損なうため好ましくない。
は、上記接着層4がTiを主成分とするものでも良い。
は、上記接着層4の物理膜厚が10nm以下、さらには
1〜7nmであることが好ましい。上記接着層4の物理
膜厚が10nmよりも厚いと、接着層4の光学的な吸収
特性が強くなってしまい、反射防止特性を損ない、好ま
しくない。一方、1nmよりも薄いと、樹脂基板3と第
1の光学薄膜5の接着強度が十分に得られず、好ましく
ない。
は、上記第1の光学薄膜5の物理膜厚が5〜25nmで
あることが好ましい。この範囲外であると、第1の光学
薄膜の屈折率を考慮すると、十分な反射防止特性を確保
することが難しい。
は、上記第1の光学薄膜5が窒化チタンを主として含
み、上記窒化チタンに金属がドープされていることが好
ましく、上記金属としてはタングステン、金が例示され
る。
チタンを主として含む場合、上記第1の光学薄膜5が導
電性を有することが好ましい。
は、上記第2の光学薄膜6がSiO2よりなることが好
ましく、この場合、上記SiO2 よりなる第2の光学
薄膜6の物理膜厚が、60〜110nmであることが好
ましい。上記SiO2 よりなる第2の光学薄膜6が上記
範囲外であると、十分な反射防止特性を得ることが難し
い。
は、上記第2の光学薄膜6がMgF2 或いはAl2 O3
よりなっても良い。
な例としては、薄膜基板1としてポリエチレンテレフタ
レートよりなる基板を使用し、この上にハードコート層
2を設けて樹脂基板3とし、接着層4をSiOx の化学
式で示され、x<2である化合物よりなる厚さ5nmの
薄膜により形成し、第1の光学薄膜5を厚さ13.6n
mのTiNよりなる薄膜により形成して、第2の光学薄
膜を厚さ88nmのSiO2 よりなる薄膜により形成す
る例が挙げられる。
脂基板3の一主面上3aに接着層4が形成され、上記接
着層4上に窒化チタン、窒化ハフニウム、窒化ジルコニ
ウムのうちの何れかを含む第1の光学薄膜5が形成さ
れ、上記第1の光学薄膜5上に屈折率が1.35〜1.
7の第2の光学薄膜6が形成されてなるため、積層数が
少なく、製造が容易且つ簡便で、製造コストも削減さ
れ、生産性が向上する。
樹脂基板3と窒化チタン、窒化ハフニウム、窒化ジルコ
ニウムのうちの何れかを含む第1の光学薄膜5との間に
接着層4を介在させるようにしていることから、第1の
光学薄膜5が樹脂基板3から剥離しにくく、反射防止特
性が良好で実用に適したものとなる。
上記接着層4をSiOx の化学式で示され、x<2であ
る化合物により構成するようにすれば、第1の光学薄膜
5の樹脂基板3からの剥離が更に抑えられる。
上記第1の光学薄膜5が窒化チタンを主として含む場
合、上記第1の光学薄膜5に導電性を持たせるようにす
れば、従来の反射防止膜で導電膜として使用されていた
ITO層の代わりに導電膜として使用されることとな
る。
表示部のフェース・プレート表面側に配して陰極線管を
構成しても良い。
1のフェース・プレート11a上に接着層12を介し
て、薄膜基板とハードコート層よりなる樹脂基板13上
に接着層と第1の光学薄膜及び第2の光学薄膜が積層さ
れた反射防止層14が積層された本発明の反射防止膜1
5を配し、さらにその上に防染コート層16を配したも
のが挙げられる。
膜が窒化チタンを主として含み、この第1の光学薄膜が
導電性を有し、且つ接地されていることが好ましく、図
2中においては、反射防止層14が接地されていること
となる。
ス・プレート表面側に配した本発明の陰極線管において
も同様に、上記本発明の反射防止膜と同様に反射防止特
性が良好で実用に適したものとなる。
の光学薄膜を窒化チタンとすると、上記窒化チタンは吸
収特性も強いことから、陰極線管の表示画像のコントラ
ストが向上し、好ましい。
中矢印A1 で示す入射光は反射防止膜15により入射光
よりも少ない光量の反射光として図中矢印A2 で示すよ
うに反射される。
は、反射防止層14に電磁波シールド機能も持たせるこ
とが好ましい。従って、上記陰極線管11内の図中矢印
B1で示す電磁波は反射防止膜15により陰極線管11
内の電磁波よりも少量の電磁波として図中矢印B2 で示
すように外部に照射される。
製造方法について述べる。先ず、図1中に示すように、
例えばポリエチレンテレフタレート等の樹脂よりなる薄
膜基板1の一主面1a上にハードコート層2を塗布形成
して樹脂基板3を形成する。このハードコート層2はこ
の種の反射防止膜において一般的なアクリル等の樹脂を
塗布して形成すれば良い。
着層4を形成する。この接着層4をSiOx の化学式で
示され、x<2である化合物により形成する場合には、
シリコンをターゲットとして直流或いは交流スパッタリ
ングを行って形成すれば良い。シリコンの酸化は、マス
フローコントローラー(MFC)等で導入された微量の
酸素或いはバックグラウンドの残留酸素若しくは水分に
より行えば良い。シリコンの酸化の程度は酸素分圧によ
り決定されるが、当然のことながら酸素分圧が低いほ
ど、珪素のみの組成となり、メタル化してしまい、光学
的に吸収特性が強くなってしまい、反射防止特性を損な
うため、酸素分圧が極端に低くならないようにすること
が好ましい。
膜6を形成する。上記第1の光学薄膜5をTiNよりな
る薄膜とする場合には、チタンをターゲットとして例え
ば直流スパッタリングを行って形成すれば良く、第2の
光学薄膜をSiO2 よりなる薄膜とする場合において
も、シリコンをターゲットとして例えば交流スパッタリ
ングを行って形成すれば良い。
用すると、生産性が良好であり、好ましい。この成膜装
置はスパッタリングを行うことが可能となされたもので
ある。
ットル/秒の排気能力を有するターボ分子ポンプ22に
より排気される巻出し/巻取り室23と、例えば150
0リットル/秒の排気能力を有するターボ分子ポンプ2
4により排気される成膜室25とに分割し、巻出し/巻
取り室23内には図中矢印m1 で示すように反時計回り
方向に回転する円柱状の巻出しロール26と図中矢印m
3 で示すように反時計回り方向に回転する円柱状のロー
ル巻取りロール27を配し、成膜室25内には図中矢印
m2 で示すように反時計回り方向に回転する円柱状の冷
却キャン28を配している。なお、成膜室25内には表
面を−120℃程度まで冷却する図示しない水分用冷却
ポンプが配されている。このような冷却ポンプとして
は、ポリコールド社製のウォータポンプ(登録商標)等
が例示される。
しロール26から図中矢印Mで示すように送り出された
樹脂基板29は、成膜室25内の冷却キャン28の周面
を走行した後、巻出し/巻取り室21内の巻取りロール
27に巻き取られることとなる。なお、この樹脂基板2
9が所定のテンションを有して円滑に走行するように、
巻出しロール26と冷却キャン28の間で巻出し/巻取
り室23内に反時計回り方向に回転する円柱状のガイド
ロール30a,30b、時計回り方向に回転する円柱状
のガイドロール30cが順次設けられると共に、冷却キ
ャン28と巻取りロール27の間で巻出し/巻取り室2
3内に時計回り方向に回転する円柱状のガイドロール3
1a、反時計回り方向に回転する円柱状のガイドロール
31bが順次設けられている。なお、上記樹脂基板29
としては、厚さ188μm、幅300mm、長さ150
mのポリエチレンテレフタレートよりなる薄膜基板上に
厚さ3〜6μmのハードコート層が設けられているもの
が挙げられる。この場合、巻出しロール26、冷却キャ
ン28、巻取りロール27、ガイドロール30a,30
b,30c、ガイドロール31a,31bが、樹脂基板
29を幅方向に支持可能な大きさとなされていることは
言うまでもない。
ール26、冷却キャン28、巻取りロール27、ガイド
ロール30a,30b、ガイドロール31bが、図中矢
印で示す反時計回りの他、時計回り方向にも回転可能と
なされており、またガイドロール30c、ガイドロール
31aが時計回りの他、半時計回り方向にも回転可能と
なされており、巻取りロール27に巻き取られた樹脂基
板29を再度巻出しロール26に巻き取ることも可能と
なされている。
8の間、正確には巻出し/巻取り室23内のガイドロー
ル30a,30bの間に対応する位置に樹脂基板29に
相対向するように高周波エッチング装置32を設けてい
る。
8の間、正確には成膜室25内の冷却キャン28の周面
に対応する位置に樹脂基板29に相対向するように直流
スパッタリングのシングルカソードとしてチタンターゲ
ット33を設けている。さらにまた、冷却キャン28と
巻取りロール27の間、正確には成膜室25内の冷却キ
ャン28の周面に対応する位置に樹脂基板29に相対向
するように交流スパッタリングのデュアルカソードとし
てシリコンターゲット34を設けている。上記チタンタ
ーゲット33としては、樹脂基板29の幅方向の長さが
600mmであり、図中矢印Mで示す樹脂基板29の走
行方向の長さが150mmのものが挙げられ、シリコン
ターゲット34としては、樹脂基板29の幅方向の長さ
が600mmであり、図中矢印Mで示す樹脂基板29の
走行方向の長さが75mmのものが2つ並べられている
ものが挙げられる。
の間、正確には成膜室25内のガイドロール31a,3
1bの間に対応する位置に樹脂基板29を厚さ方向に挟
むように光照射部35aと受光部35bとを配し、且つ
真空室21外に配される光照射部35aから照射された
光が受光部35bによりどの位受光されるかを測定する
測定部35cよりなる光透過率測定部36も配されてい
る。
防止膜を製造する場合、以下に示すような方法により製
造を行う。
8、巻取りロール27、ガイドロール30a,30b、
ガイドロール31bを反時計回りに回転させると共に、
ガイドロール30c、ガイドロール31aを時計回りに
回転させて、巻出しロール26から樹脂基板29を図中
矢印Mで示すように送り出し、樹脂基板29を先ず高周
波エッチング装置32によりエッチングして、その表面
を清浄し、冷却キャン28周面を走行させた後に、巻取
りロール27に巻き取る。
8、巻取りロール27、ガイドロール30a,30b、
ガイドロール31bを時計回りに回転させると共に、ガ
イドロール30c、ガイドロール31aを反時計回りに
回転させて、巻取りロール27に巻き取られた樹脂基板
29を再度巻出しロール26に巻き取る。
8、巻取りロール27、ガイドロール30a,30b、
ガイドロール31bを反時計回りに回転させると共に、
ガイドロール30c、ガイドロール31aを時計回りに
回転させて、巻出しロール26から樹脂基板29を図中
矢印Mで示すように送り出し、冷却キャン28周面上を
走行させて、プラズマエミッションモニタを用いたリア
クティブ交流スパッタリングによりカソードとしてデュ
アルカソードであるシリコンターゲット34を用いてS
iOx の化学式で示され、x<2である化合物よりなる
接着層を形成する。
定部36の光照射部35aと受光部35b間を走行し、
透過率により上記SiOx の化学式で示され、x<2で
ある化合物よりなる接着層4の厚さが測定される。な
お、この測定結果に応じて製品の良否を判断すると共
に、この後の製造条件の調整を行う。そして、このよう
に接着層が形成された樹脂基板29は巻取りロール27
に巻き取られる。
るエッチングによる樹脂基板29表面の清浄と接着層の
形成は連続して行うようにしても良い。
8、巻取りロール27、ガイドロール30a,30b、
ガイドロール31bを時計回りに回転させると共に、ガ
イドロール30c、ガイドロール31aを反時計回りに
回転させて、巻取りロール27に巻き取られた樹脂基板
29を再度巻出しロール26に巻き取る。
8、巻取りロール27、ガイドロール30a,30b、
ガイドロール31bを反時計回りに回転させると共に、
ガイドロール30c、ガイドロール31aを時計回りに
回転させて、巻出しロール26から樹脂基板29を図中
矢印Mで示すように送り出し、冷却キャン28周面上を
走行させて、接着剤層上にプラズマエミッションモニタ
を用いたリアクティブ直流スパッタリングによりカソー
ドとしてシングルカソードであるチタンターゲット33
を用いて窒化チタンよりなる第1の光学薄膜を形成し、
巻取りロール27に巻き取る。
8、巻取りロール27、ガイドロール30a,30b、
ガイドロール31bを時計回りに回転させると共に、ガ
イドロール30c、ガイドロール31aを反時計回りに
回転させて、巻取りロール27に巻き取られた樹脂基板
29を再度巻出しロール26に巻き取る。
8、巻取りロール27、ガイドロール30a,30b、
ガイドロール31bを反時計回りに回転させると共に、
ガイドロール30c、ガイドロール31aを時計回りに
回転させて、巻出しロール26から樹脂基板29を図中
矢印Mで示すように送り出し、冷却キャン28周面上を
走行させて、第1の光学薄膜上に、プラズマエミッショ
ンモニタを用いたリアクティブ交流スパッタリングによ
りカソードとしてデュアルカソードであるシリコンター
ゲット34を用いてSiO2 よりなる第2の光学薄膜を
形成する。
層、第1の光学薄膜、第2の光学薄膜が順次形成された
反射防止膜が完成し、これは巻取りロール27により巻
き取られる。
合、3層構造であることから、前述したような従来の5
層構造の反射防止膜と比較して、製造工程が著しく簡略
化され、製造工程管理も著しく容易となり、製造が簡便
且つ管理も容易となる。
述した具体例では接着層と第1及び第2の光学薄膜の総
膜厚が106.6nmとなり、前述した従来の反射防止
膜の具体例の総膜厚が215nmであるのに対し、著し
く薄膜化される。このため、例えば製造装置として連続
してスパッタリングが行われる成膜装置を使用した場
合、基板の走行速度を従来よりも早めることが可能とな
り、生産性が著しく向上する。
においては、窒化チタンよりなる第1の光学薄膜5に導
電性を持たせて、従来の反射防止膜で導電膜として使用
されていたITO層の代わりに導電膜として使用するこ
とが可能である。従来の反射防止膜で導電膜として使用
されていたITO層薄膜をスパッタリングにより形成す
る場合、ターゲット表面にインジウムと錫の合成物であ
る、所謂ノジュールが発生する。このため、基板に対し
て1000m程度スパッタリングを行った後、真空室を
開けてターゲットの表面を清掃する必要があり、連続成
膜が困難であり、再度スパッタリングを開始するのにも
多大な時間を要し、生産性が良好ではない。しかしなが
ら、上記のようにして本発明の反射防止膜を製造した場
合、窒化チタンにおいては、チタンターゲット33表面
へのノジュールの発生がITO層の場合と比較して著し
く小さいことから、連続成膜が容易であり、生産性が著
しく向上する。
示すような実験を行った。
において、接着層4をSiOx の化学式で示され、x<
2である化合物より厚さ5nmの薄膜とし、第1の光学
薄膜5を窒化チタンよりなる厚さ13.6nmの薄膜と
し、第2の光学薄膜6をSiO2 よりなる厚さ88nm
の薄膜とし、これらが表1に示すような屈折率及び消衰
係数を有する場合の反射カーブをシミュレーションし
た。なお、樹脂基板3の薄膜基板1の屈折率は1.4
3、ハードコート層2の屈折率は1.49とした。結果
を図4に示す。図4中横軸は波長を示し、縦軸は反射率
を示す。
膜を実際に製造し、この反射カーブを測定した。結果を
図5に示す。図4中横軸は波長を示し、縦軸は反射率を
示す。
ュレーションの結果と実測の結果は良く一致している。
すなわち、本発明の反射防止膜においては、シミュレー
ションにより反射特性を導き出すことが可能であること
が分かる。
され、x<2である化合物より厚さ5nmの薄膜とし、
第1の光学薄膜5を窒化チタンよりなる薄膜とし、第2
の光学薄膜6をSiO2 よりなる厚さ88nmの薄膜と
した場合の窒化チタンよりなる第1の光学薄膜5の成膜
条件を多少変えて、反射防止特性をチューニングして作
製した反射防止膜の反射カーブを測定した。結果を図6
に示す。図6中横軸は波長を示し、縦軸は透過率を示
す。
を調整することにより、広い波長帯域に亘って低い透過
率が得られ、すなわち、広い波長帯域に亘って良好な反
射特性が得られることが分かる。これと同様に、他の層
の特性を調整しても、広い波長帯域に亘って低い透過率
が得られ、すなわち、広い波長帯域に亘って良好な反射
特性が得られるものと思われる。
厚、屈折率及び消衰係数を最適化することにより、広い
波長帯域に亘って透過率が低い、すなわち、広い波長帯
域に亘って反射特性が良好な反射防止膜が得られること
がわかった。
率は400〜2000Ωcm程度である。
明に係る反射防止膜は、樹脂基板の一主面上に接着層が
形成され、上記接着層上に窒化チタン、窒化ハフニウ
ム、窒化ジルコニウムのうちの何れかを含む第1の光学
薄膜が形成され、上記第1の光学薄膜上に屈折率が1.
35〜1.7の第2の光学薄膜が形成されてなるため、
積層数が少なく、製造が容易且つ簡便で、製造コストも
削減され、生産性が向上する。
樹脂基板と窒化チタン、窒化ハフニウム、窒化ジルコニ
ウムのうちの何れかを含む第1の光学薄膜との間に接着
層を介在させるようにしていることから、第1の光学薄
膜が樹脂基板から剥離しにくく、反射防止特性が良好で
実用に適したものとなる。
のフェース・プレート表面側に配した本発明の陰極線管
においても同様に、反射防止特性が良好で実用に適した
ものとなる。
上記接着層をSiOx の化学式で示され、x<2である
化合物により構成するようにすれば、第1の光学薄膜の
樹脂基板からの剥離が更に抑えられる。
上記第1の光学薄膜が窒化チタンを主として含む場合、
上記第1の光学薄膜に導電性を持たせるようにすれば、
従来の反射防止膜で導電膜として使用されていたITO
層の代わりに導電膜として使用されることとなり、導電
膜を新たに設ける必要が無く、生産性が向上する。
て、第1の光学薄膜を窒化チタンとすると、上記窒化チ
タンは吸収特性も強いことから、本発明のように陰極線
管のフェース・プレート表面側に配するようにすれば、
陰極線管の表示画像のコントラストが向上する。
断面図である。
的に示す断面図である。
る。
る。
である。
接着層、5 第1の光学薄膜、6 第2の光学薄膜、
11 陰極線管、11a フェース・プレート、13
樹脂基板、14 反射防止層、15 反射防止膜
Claims (17)
- 【請求項1】 樹脂基板の一主面上に接着層が形成さ
れ、 上記接着層上に窒化チタン、窒化ハフニウム、窒化ジル
コニウムのうちの何れかを含む第1の光学薄膜が形成さ
れ、 上記第1の光学薄膜上に屈折率が1.35〜1.7の第
2の光学薄膜が形成されることを特徴とする反射防止
膜。 - 【請求項2】 上記接着層がSiOx の化学式で示さ
れ、x<2である化合物よりなることを特徴とする請求
項1記載の反射防止膜。 - 【請求項3】 上記接着層がSiNx の化学式で示さ
れ、x<4/3である化合物、或いはSiOx Ny の化
学式で示され、x<2,y<4/3である化合物よりな
ることを特徴とする請求項1記載の反射防止膜。 - 【請求項4】 上記接着層がTiを主成分とすることを
特徴とする請求項1記載の反射防止膜。 - 【請求項5】 上記接着層の物理膜厚が10nm以下で
あることを特徴とする請求項1記載の反射防止膜。 - 【請求項6】 上記接着層の物理膜厚が1〜7nmであ
ることを特徴とする請求項5記載の反射防止膜。 - 【請求項7】 上記第1の光学薄膜の物理膜厚が5〜2
5nmであることを特徴とする請求項1記載の反射防止
膜。 - 【請求項8】 上記第1の光学薄膜が窒化チタンを主と
して含み、上記窒化チタンに金属がドープされているこ
とを特徴とする請求項1記載の反射防止膜。 - 【請求項9】 上記金属がタングステンであることを特
徴とする請求項8記載の反射防止膜。 - 【請求項10】 上記金属が金であることを特徴とする
請求項8記載の反射防止膜。 - 【請求項11】 上記第1の光学薄膜が窒化チタンを主
として含み、上記第1の光学薄膜が導電性を有すること
を特徴とする請求項1記載の反射防止膜。 - 【請求項12】 上記第2の光学薄膜がSiO2 よりな
ることを特徴とする請求項1記載の反射防止膜。 - 【請求項13】 上記SiO2 よりなる第2の光学薄膜
の物理膜厚が、60〜110nmであることを特徴とす
る請求項12記載の反射防止膜。 - 【請求項14】 上記第2の光学薄膜がMgF2 或いは
Al2 O3 よりなることを特徴とする請求項1記載の反
射防止膜。 - 【請求項15】 樹脂基板の接着層対向面側にハードコ
ート層が形成されており、このハードコート層上に接着
層が形成されることを特徴とする請求項1記載の反射防
止膜。 - 【請求項16】 表示部のフェース・プレート表面側
に、 樹脂基板の一主面上に接着層が形成され、 上記接着層上に窒化チタン、窒化ハフニウム、窒化ジル
コニウムのうちの何れかを含む第1の光学薄膜が形成さ
れ、 上記第1の光学薄膜上に屈折率が1.35〜1.7の第
2の光学薄膜が形成されてなる反射防止膜が樹脂基板が
対向面となるように配されていることを特徴とする陰極
線管。 - 【請求項17】 上記第1の光学薄膜が窒化チタンを主
として含み、この第1の光学薄膜が導電性を有し、且つ
接地されていることを特徴とする請求項16記載の陰極
線管。
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