JP2000046582A - ロータリーエンコーダ - Google Patents

ロータリーエンコーダ

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JP2000046582A
JP2000046582A JP10208904A JP20890498A JP2000046582A JP 2000046582 A JP2000046582 A JP 2000046582A JP 10208904 A JP10208904 A JP 10208904A JP 20890498 A JP20890498 A JP 20890498A JP 2000046582 A JP2000046582 A JP 2000046582A
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JP
Japan
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encoder
emitting element
light emitting
shaft
fixed
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Pending
Application number
JP10208904A
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English (en)
Inventor
Toyohiko Kitano
豊彦 北野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータの小型化、細径化を可能にするロータ
リーエンコーダを提供することを目的とする。 【解決手段】 回転符号板2を備えたエンコーダシャフ
ト7などの回転部と、発光素子部1やアナログ信号処理
回路5などのエンコーダ回路部で構成される固定部と、
前記回転部と前記固定部をベアリング10を介して一体
で構成し、発光素子部1をベアリング10と回転符号板
2との間のスラスト方向に配置し、エンコーダシャフト
7と発光素子部1との間に設けたクランプリング8をベ
アリング10の内輪に当接させ、エンコーダシャフト7
を介してモータシャフト11にネジなどの締結手段9で
固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーボモータなど
の回転機器に組込まれるベアリング一体の光学式ロータ
リーエンコーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、産業用の各種機器は小型化、細径
化が図られる中、保守の容易さから駆動源としてACサ
ーボモータの需要が増加しており、ACサーボモータに
おいても小型化、細径化が要求されている。
【0003】ACサーボモータは、モータ本体とモータ
本体に装着するロータリーエンコーダとで構成され、そ
してロータリーエンコーダは用途に応じて光学式のイン
クリメンタルエンコーダやアブソリュートエンコーダが
使用される。
【0004】インクリメンタルエンコーダ(以下エンコ
ーダと称す)は回転方向が判別できるように互いに90
度の位相差を有するA相、B相のインクリメンタル信号
と1回転に1パルスを発生させ信号の基準となるZ相と
ACサーボモータの固定子巻線各相の通電切り替えのた
めのコミュテーション信号CS1,CS2,CS3を備
えたものが一般的である。
【0005】以下に従来のベアリング一体の光学式エン
コーダの構成の一例について説明する。
【0006】図2において、101は発光素子やレンズ
などで構成される発光素子部、102は回転符号板、1
03は固定符号板、104は受光素子、105はアナロ
グ信号処理回路、106はエンコーダフレーム、107
はエンコーダシャフト、108はクランプリング、10
9は止めねじ、110はベアリング、111はモータシ
ャフトである。
【0007】このエンコーダは、固定部となる発光素子
部101,固定符号板103,受光素子104,アナロ
グ信号処理回路105,エンコーダフレーム106で構
成される。回転部は、回転符号板102,エンコーダシ
ャフト107,クランプリング108,止めねじ109
にて構成されている。そして、固定部と回転部はベアリ
ング110で相対位置関係を維持している。
【0008】上記エンコーダにおいて、発光素子部10
1の光が回転符号板102と固定符号板103の各スリ
ットを透過して光信号となり、受光素子104に入り、
アナログ信号処理回路105にて光信号を、アナログ信
号からデジタル信号に変換整形される。また、エンコー
ダはクランプリング108と止めねじ109によりモー
タシャフトへ固定されモータへ組み込まれている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】モータの小型化は回転
子に高磁束密度の希土類磁石を採用して、また固定子は
分割したコアに高密度巻線を施して可能になってきた。
しかしながらエンコーダの小型化、細径化を図るには上
記従来の構成では下記の問題点があった。
【0010】エンコーダの細径化は、エンコーダフレー
ムの外径とベアリングの外径との間隔が狭くなるもので
発光素子部の構成スペースが少なくなり、エンコーダの
スラスト方向に配置し、エンコーダ全体の全長が長くな
り小型化できない。
【0011】また、エンコーダフレームの外径とベアリ
ングの外径との間隔を広げるため、ベアリングを小型化
すると、ベアリング寿命が低下してエンコーダの信頼性
が劣化するために、ベアリングの小型化に課題があっ
た。
【0012】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、モータの小型化、細径化を可能にするロータリーエ
ンコーダを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、発光素子部をベアリングと回転符号板との
間のスラスト方向に配置し、エンコーダシャフトと前記
発光素子部との間に設けたクランプリングを前記ベアリ
ングの内輪に当接させ、前記エンコーダシャフトを介し
てモータシャフトにネジなどの締結手段で固定するもの
である。
【0014】これにより、ロータリーエンコーダの細径
化を達成しながら長大化を抑制できる。
【0015】
【発明の実施の形態】この課題を解決するために本発明
は、回転符号板を備えたエンコーダシャフトなどの回転
部と、発光素子部やアナログ信号処理回路などのエンコ
ーダ回路部で構成される固定部と、前記回転部と前記固
定部をベアリングを介して一体で構成したロータリーエ
ンコーダにおいて、前記発光素子部を前記ベアリングと
前記回転符号板との間のスラスト方向に配置し、前記エ
ンコーダシャフトと前記発光素子部との間に設けたクラ
ンプリングを前記ベアリングの内輪に当接させ、前記エ
ンコーダシャフトを介してモータシャフトにネジなどの
締結手段で固定するロータリーエンコーダである。
【0016】このように、回転部を固定するためのクラ
ンプリングと締結手段をエンコーダシャフトと発光素子
部の間に設けたもので、発光素子部の内周側空きスペー
スを有効活用できるので、細径化を達成しながら長大化
を抑制できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を用いて説
明する。
【0018】図1において、1は発光素子とレンズなど
で構成される発光素子部、2は回転符号板5は回転符号
板、3は固定符号板、4は受光素子、5はアナログ信号
処理回路、6はエンコーダフレームで、この発光素子部
1やアナログ信号処理回路5などのエンコーダ回路部
は、エンコーダフレーム6に直接または間接的に固定さ
れ固定部を形成する。7はエンコーダシャフト、8はク
ランプリング、9は締結手段の止めねじである。上記回
転符号板2はエンコーダシャフト7に偏心なく取り付け
られ、クランプリング8,締結手段9と併せて回転部を
構成しており、固定部と回転部はエンコーダシャフト7
に挿入されたベアリング10を介して一体に構成され
る。
【0019】ロータリーエンコーダは、上記の回転部と
固定部とベアリングで構成され、モータシャフト11に
締結手段9で固定する。このとき発光素子部1の内周側
の空間に配設したクランプリング8は、ベアリング10
の内輪に当接させ軸方向のガタをなくしている。
【0020】次に、組立,調整,動作について簡単に説
明すると、ロータリーエンコーダの固定部をモータ本体
に仮固定し、回転部である回転符号板2が発光素子部1
と固定符号板3の空間に位置するように、エンコーダシ
ャフト7を締結手段9でモータシャフト1に固定する。
さらに、回路部に通電して固定符号板3および受発光素
子の位置調整をして固定することでロータリーエンコー
ダとして動作が可能になる。すなわち、発光素子部1の
光が回転符号板2と固定符号板3の各スリットを透過し
て断続した光信号として受光素子4に入り、アナログ信
号処理回路5で光信号をアナログ信号からデジタル信号
に変換整形される。
【0021】なお、締結手段9の止めねじをテーパピン
に代えても同様な効果が得られる。
【0022】
【発明の効果】上記の実施例から明らかなように本発明
によれば、小型化,細径化を可能にするロータリーエン
コーダを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるロータリーエンコーダ
の構成図
【図2】従来のロータリーエンコーダの構成図
【符号の説明】
1 発光素子部 2 回転符号板 5 アナログ信号処理回路 6 エンコーダフレーム 7 エンコーダシャフト 8 クランプリング 9 締結手段 10 ベアリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転符号板を備えたエンコーダシャフト
    などの回転部と、発光素子部やアナログ信号処理回路な
    どのエンコーダ回路部で構成される固定部と、前記回転
    部と前記固定部をベアリングを介して一体で構成したロ
    ータリーエンコーダにおいて、前記発光素子部を前記ベ
    アリングと前記回転符号板との間のスラスト方向に配置
    し、前記エンコーダシャフトと前記発光素子部との間に
    設けたクランプリングを前記ベアリングの内輪に当接さ
    せ、前記エンコーダシャフトを介してモータシャフトに
    ネジなどの締結手段で固定するロータリーエンコーダ。
JP10208904A 1998-07-24 1998-07-24 ロータリーエンコーダ Pending JP2000046582A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013019778A (ja) * 2011-07-12 2013-01-31 Nikon Corp エンコーダ、エンコーダの取り付け方法及びモータ装置

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