JP2000046212A - 容器弁 - Google Patents

容器弁

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JP2000046212A
JP2000046212A JP21431398A JP21431398A JP2000046212A JP 2000046212 A JP2000046212 A JP 2000046212A JP 21431398 A JP21431398 A JP 21431398A JP 21431398 A JP21431398 A JP 21431398A JP 2000046212 A JP2000046212 A JP 2000046212A
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container valve
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Ryuichiro Isaki
隆一郎 伊崎
Takuya Ikeda
拓也 池田
Satoshi Hanesaka
智 羽坂
Hideharu Hasegawa
英晴 長谷川
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Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
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Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
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    • F16K7/12Diaphragm valves or cut-off apparatus, e.g. with a member deformed, but not moved bodily, to close the passage ; Pinch valves with flat, dished, or bowl-shaped diaphragm
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で、混入不純物を効率的に除去す
ることができ、残留不純物を低減させることができる高
純度ガス用に適した容器弁を提供する。 【解決手段】 弁室12と口金部14とを接続する2本
の外部側ガス流路15a,15bを設けるとともに、口
金部14には、前記2本の外部側ガス流路15a,15
bにそれぞれ接続する2本の接続流路20a,20bを
有し、かつ、一方の流路がパージガス導入側に、他方の
流路がパージガス導出側に接続される連結金具21を装
着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器弁に関し、詳
しくは、半導体産業において、電子デバイスの製造プロ
セスに使用される半導体材料ガスやパージガス,キャリ
アガス等の高純度ガスを供給するガス充填容器用の容器
弁として適した構造の容器弁に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】半導体
プロセスに使われる半導体材料ガス,パージガス,キャ
リアガス等は、高純度かつ高清浄度が求められ、これら
のガス中にパーティクルや酸素、水分等の不純物が存在
すると、酸化や金属汚染に起因したデバイス特性不良
や、製品の歩留まり低下といった問題を引き起こす。
【0003】一般に、ガス容器を半導体プロセスガスの
供給設備や製造設備に取付ける際には、ガス容器弁の口
金部が大気に暴露されているため、口金部とガス設備の
取付用配管との間に大気が混入してしまう。このとき混
入した大気は、窒素やアルゴンガスといった不活性ガス
によるパージや、真空排気により除去されるが、混入し
た不純物の除去が不十分であると、ガス製造時には、残
留不純物が容器内に混入することになる。例えば、酸素
や水分等の大気成分ガスとの反応性を有するガスの場合
は、ガス濃度の経時変化を引起こし、酸化反応による不
純物生成や、容器と容器弁との接ガス部の金属表面に腐
食を生じさせる原因となる。
【0004】また、ガス供給時には、ガス供給設備から
消費設備にかけて、残留不純物による汚染が発生する。
ガス供給時における汚染の影響は、ガスシステムに対し
てだけでなく、製品の歩留りの低下や電気的特性の不良
としても現れる。
【0005】従来から最も多く使用されている容器弁
は、一つの口金部がガスの取出口と充填口とを兼用する
一口構造であり、容器弁内にデッドスペースが存在する
ため、容器弁を取付けたときに混入した容器弁内の大気
成分を除去するには長時間を必要としていた。
【0006】一方、特開平5−106749号公報や特
開平6−281026号公報に記載された容器弁は、こ
の問題を解決するために提案されたもので、容器弁内の
不純物を速やかに除去することはできるが、二個の容器
弁が一体化したブロック弁構造になっているため、弁自
体が非常に大きくなり、容器の輸送時に転倒しやすいと
いう保安上の問題点を有していた。さらに、通常の容器
弁に比較して複雑な構造を有しており、また、この容器
弁を使用するためには、ガス設備側にパージガス用配管
の増設が必要になるなど、コストが大幅に増加するとい
う問題を有していた。さらに、容器弁自体にパージ用弁
を組み込んだものも知られているが、弁の構造が複雑
で、比較的大型であり、コスト的にも高価なものとなっ
ていた。
【0007】そこで本発明は、容器弁接続時に混入した
パーティクルや大気成分を速やかに効率よく除去するこ
とができ、真空排気時のコンダクタンスを低下させず、
かつ、簡単な構造で小型化も図れ、しかも安価に製造す
ることができる容器弁を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の容器弁は、ガス充填容器に装着される容器
弁であって、容器弁内の弁室と該容器弁の一側方に開口
した口金部とを接続するガス流路を2本設け、該ガス流
路の弁室への開口部を離間させて配置するとともに、前
記口金部に、前記2本のガス流路にそれぞれ接続する2
本の流路を有し、かつ、一方の流路がパージガス導入側
に、他方の流路がパージガス導出側に接続される連結金
具を装着したことを特徴としている。
【0009】さらに、前記弁室が容器内部側に連通する
内部側流路を中心としたリング状に形成され、前記2本
のガス流路の弁室への開口部が前記内部側流路を挟んで
対向する位置に設けられていることを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の容器弁の一形態例
を示す要部の断面正面図、図2は図1のII−II線断面
図、図3は連結金具を取外した状態の容器弁を示す一部
断面正面図、図4は同じく側面図である。
【0011】この容器弁10は、ガス容器装着部11の
中心に形成されて容器内と弁室12とに連通する内部側
ガス流路13と、容器弁10の一側方に開口した口金部
14と弁室12とに連通する2本の外部側ガス流路15
a,15bとを有しており、前記弁室12内には、内部
側ガス流路13の端部外周に設けられたリング状の弁シ
ート16と、この弁シート16に密着することにより流
路を閉塞するダイヤフラム17とが設けれ、容器弁10
の上部には、ダイヤフラム17を駆動する開閉機構18
が設けられている。
【0012】図2に示すように、前記2本の外部側ガス
流路15a,15bにおける弁室12への開口部19
a,19bは、前記内部側ガス流路13を中心としたリ
ング状に形成されている弁室12内で、できるだけ離間
するように、内部側ガス流路13を挟んで対向する位置
に設けられている、すなわち、一方の外部側ガス流路か
ら弁室12内に流入したガスが、他方の外部側ガス流路
へ平均的に流れるように設定されている。
【0013】また、口金部14から遠い位置に開口する
外部側ガス流路15aは、内部側ガス流路13に影響を
与えない範囲でできるだけ中心側に位置するように形成
されており、これによって両外部側ガス流路15a,1
5b間の距離を最小にすることができ、従来と同じ口径
の口金部14内に2本の外部側ガス流路15a,15b
を容易に形成することができる。
【0014】前記口金部14には、前記外部側ガス流路
15a,15bにそれぞれ接続する2本の接続流路20
a,20bを有する連結金具21が装着される。この連
結金具21は、従来の通常の連結金具と同様に、口金部
14の外周に形成されている雄ネジ部に螺合する袋ナッ
ト22によって口金部14に装着され、口金部14との
接続部には、外部リークを防止するためのシール材23
が設けられている。
【0015】接続流路20a,20bには、ガス製造設
備やガス供給設備等の各種取付用配管がそれぞれ接続さ
れるが、少なくとも一方の接続流路にはパージガス導入
系統を有する配管系が、他方の流路にはパージガス導出
系統を有する配管系統が接続される。
【0016】容器弁10や連結金具21は、従来のもの
と同様に、真鍮,ステンレス鋼,ニッケル合金等から鍛
造され、機械加工されることによって製作されるもの
で、水分等のガス分子やパーティクルが接ガス部表面に
吸着する影響を少なくし、金属表面の耐食性を向上させ
る目的から、接ガス部表面には、機械研磨,砥粒研磨,
電解研磨,複合電解研磨,化学研磨,複合化学研磨等が
施されている。
【0017】また、前記ダイヤフラム17は、通常、ス
テンレス鋼やニッケル基合金で形成されるものであっ
て、容器弁10に設けられた開閉機構18によって開閉
作動する。開閉機構18としては、従来からこの種の容
器弁に用いられている各種機構、例えば、圧縮空気によ
る空気作動方式、モーターでネジ棒を回転させる電動
式、ハンドルを手動で操作する手動式等、任意の形式の
開閉機構を適宜に採用することができる。一方、弁シー
ト16は、フッ素樹脂(商品名テフロン,ダイフロン
等),ポリイミド等の各種高分子材料が一般に使用され
る。さらに、水分の除去効率を考慮した容器弁ボディー
とシートとが一体型のオールメタルバルブ構造を採用す
ることもできる。
【0018】また、各流路は、真空排気時におけるコン
ダクタンスの低下を抑えるため、内径を大きくすること
が望ましいが、通常は、2〜6mmが適当である。同様
の理由から、各流路の長さはできる限り短くすることが
望ましく、弁室12の高さ(弁室底面とダイヤフラムと
の距離)も、3mm以下にすることが望ましい。
【0019】なお、容器弁10のガス容器への装着は、
従来と同様に行うことができ、また、接続流路20a,
20b部分への取付用配管の接続は、従来の連結管と同
様にして行うことができるので、これらの詳細な図示及
び説明は省略する。
【0020】前記連結金具21は、容器弁10に装着し
た状態としておき、使用時に連結金具21の接続流路2
0a,20b部分と取付用配管とを接続するようにして
もよいが、通常は、連結金具21をガス製造設備やガス
供給設備の所定の取付用配管に接続した状態としてお
き、使用時に、連結金具21を容器弁10の口金部14
に連結することによって容器弁10と各配管とを接続す
るようにすることが好ましい。また、口金部14に連結
金具21を取付ける際の方向性を確実なものとするた
め、両者の接触部に、凹凸係合するガイド部を設けてお
くこともできる。
【0021】このように形成された容器弁10をガス供
給設備等の取付用配管に接続する際には、容器弁10内
の弁室12や外部側ガス流路15a,15b及び連結金
具21の接続流路20a,20b、ガス供給設備等の取
付用配管内に大気が混入するが、前述のように2本の外
部側ガス流路15a,15bと接続流路20a,20b
とを設け、接続流路の一方にパージガス導入系統を、他
方にパージガス導出系統を接続することにより、混入し
た大気成分のパージを効率よく確実に行うことができ
る。
【0022】すなわち、一方の接続流路20aにパージ
ガスを供給して他方の接続流路20bからパージガスを
導出する場合、接続流路20aに流入したパージガス
は、該流路に接続されている外部側ガス流路15aを流
れて弁室12内に流入した後、二手に別れて弁室12を
半周し、外部側ガス流路15bから接続流路20bを経
て導出される。このとき、弁室12への開口部19a,
19bを前述のように対向した位置に設けたので、弁室
12内を流れるパージガスの流量や流速を均等化するこ
とができ、効率よく効果的なパージを行うことができ
る。
【0023】したがって、パージガスは、弁室12及び
各流路内を一方向に流れ、しかも、ガス通路におけるデ
ッドスペース(ガス溜まり)を極小にすることができる
ので、ガス置換特性を大幅に向上させることができ、パ
ージガスを流し続ける流通パージを行うことにより、混
入した大気成分を速やかに除去することができる。ま
た、パージガスで系内を加圧した後、大気圧以下に排気
する(加圧−排気)回分式パージを繰返すことによって
も大気成分を除去することができる。この回分式パージ
は、一般に、10回以上繰返すことが好ましく、その回
数が多いほど確実なパージを行うことができる。
【0024】また、通常の一口構造の容器弁と同じ大き
さで製造することが可能であり、現有の設備にも容易に
適用できるため、容器弁10を使用するにあたり、ガス
設備側に新規のコストが発生することはほとんどない。
【0025】半導体プロセスにおけるパージガスとして
は、一般に、窒素,アルゴン,ヘリウム,水素が使用さ
れ、その純度は、水分0.1ppm以下,酸素0.1p
pm以下,0.3μmの大きさのパーティクルが100
個/cfであり、特に、水分0.01ppm以下,酸素
0.01ppm以下,パーティクル10個/cf以下の
パージガスが好適に使用される。
【0026】なお、弁室12への外部側ガス流路15
a,15bの開口部19a,19bの位置は、弁室12
の形状等に応じて適宜に設定することができ、例えば、
弁室12がU字状に形成されている場合は、その両端に
開口部19a,19bを儲ければよい。
【0027】
【実施例】実施例1 図1に示す構造のダイヤフラム容器弁10及び連結金具
21を製作した。弁本体は、SUS316L材の鍛造品
を機械加工したものであり、ダイヤフラム17はNi基
合金製である。これらの接ガス面には複合化学研磨を施
した。また、弁シート16にはダイフロン(商品名)を
使用した。各流路径は3mmとした。
【0028】図5に示すように、上記容器弁10の口金
部14に装着した連結金具21の一方の接続流路に高純
度窒素導入管31を、他方の接続流路に導出管32をそ
れぞれ接続し、導出管32に等速吸引サンプラー33を
介してレーザ式パーティクルカウンター34を接続し
た。
【0029】ステンレス製オールメタルフィルター35
で、0.1μm以上のパーティクルを1個/cf以下に
除去した窒素ガスを、毎分100リットルで高純度窒素
導入管31から導入するとともに、容器弁10から導出
管32に導出されたガスを等速吸引サンプラー33に導
入し、毎分2.8ミリリットルを配管36に分流してレ
ーザ式パーティクルカウンター34に導入することによ
り、0.05μm以上のパーティクル数を計測した。
【0030】また、比較として、通常の一口型及び二口
型容器弁をそれぞれ用意し、一口型容器弁については、
従来の一般的な連結金具を使用して同様の試験を行い、
二口型容器弁については、パージポート弁から前記窒素
ガスを導入してサンプルガス取出口からガスを導出させ
た。
【0031】各計測結果を図6に示す。図6から明らか
なように、本実施例の容器弁は、従来の一口型容器弁よ
りも速やかにパーティクルを除去することが可能であ
り、そのレベルは二口型容器弁と同程度であることが確
認された。
【0032】実施例2 図7に示すように、導出管32の下流に大気圧質量分析
計(API−MS)40を接続し、導出ガス中の水分を
測定することにより、パージ特性を調べた。なお、導出
管32の下流側には、API−MS40用のパージガス
を導入するための配管41及び弁42と、API−MS
40におけるガス流量を一定に保つための流量制御器
(マスフローコントローラー)43,44と、切換弁4
5,46とを設けている。
【0033】本実施例では、実際のガス容器交換作業に
基づいたパージ操作を行った。すなわち、連結金具21
にあらかじめ高純度窒素導入管31と導出管32とを接
続した状態とし、ガス容器交換時には、容器弁10の口
金部14に連結金具21を着脱して行うようにした。連
結金具21を口金部14に装着する際には、高純度窒素
導入管31から微量の高純度窒素ガスを流しながら行っ
た。
【0034】容器弁10に連結金具21を装着した後、
高純度窒素導入管31から高純度窒素ガス(水分1pp
b以下)を毎分2リットルで容器弁10に導入し、導出
管32に導出されたガスの一定量をAPI−MS40に
導入した。API−MS40で定量した不純物の質量数
は、水分のZ/M=18とした。また、一口型及び二口
型容器弁についても同様の測定を行った。
【0035】図8は、測定した不純物(水分)濃度(イ
オン強度)の経時変化を示すものである。本実施例の容
器弁及び二口型容器弁は、一口型容器弁よりも速やかに
水分が除去されており、そのレベルは、双方共に同程度
であることが確認された。すなわち、実際の容器交換時
に混入する大気成分についても十分な除去効果を有して
いることがわかる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の容器弁に
よれば、簡単な構造で十分なパージ特性を得ることがで
き、しかも、外形的には、従来の一口型容器弁と同一に
形成することが可能なため、既存のガス製造設備やガス
供給設備にも、容易に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の容器弁の一形態例を示す要部の断面
正面図である。
【図2】 図1のII−II線断面図である。
【図3】 連結金具を取外した状態の容器弁を示す一部
断面正面図である。
【図4】 同じく側面図である。
【図5】 実施例1における機器の接続状態を示す系統
図である。
【図6】 パーティクル数の経時変化を示す図である。
【図7】 実施例2における機器の接続状態を示す系統
図である。
【図8】 不純物(水分)濃度の経時変化を示す図であ
る。
【符号の説明】
10…容器弁、11…ガス容器装着部、12…弁室、1
3…内部側ガス流路、14…口金部、15a,15b…
外部側ガス流路、16…弁シート,17…ダイヤフラ
ム、18…開閉機構、19a,19b…開口部、20
a,20b…接続流路、21…連結金具、22…袋ナッ
ト、23…シール材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽坂 智 東京都港区西新橋1−16−7 日本酸素株 式会社内 (72)発明者 長谷川 英晴 東京都港区西新橋1−16−7 日本酸素株 式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス充填容器に装着される容器弁であっ
    て、容器弁内の弁室と該容器弁の一側方に開口した口金
    部とを接続するガス流路を2本設け、該ガス流路の弁室
    への開口部を離間させて配置するとともに、前記口金部
    に、前記2本のガス流路にそれぞれ接続する2本の流路
    を有し、かつ、一方の流路がパージガス導入側に、他方
    の流路がパージガス導出側に接続される連結金具を装着
    したことを特徴とする容器弁。
  2. 【請求項2】 前記弁室が容器内部側に連通する内部側
    流路を中心としたリング状に形成され、前記2本のガス
    流路の弁室への開口部が前記内部側流路を挟んで対向す
    る位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載
    の容器弁。
JP21431398A 1998-07-29 1998-07-29 容器弁 Pending JP2000046212A (ja)

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