JP2000046038A - ボ―ルジョイントおよびその製造方法 - Google Patents

ボ―ルジョイントおよびその製造方法

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JP2000046038A
JP2000046038A JP11196664A JP19666499A JP2000046038A JP 2000046038 A JP2000046038 A JP 2000046038A JP 11196664 A JP11196664 A JP 11196664A JP 19666499 A JP19666499 A JP 19666499A JP 2000046038 A JP2000046038 A JP 2000046038A
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ball
ball joint
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Juergen Strauch
ユルゲン・シュトラウヒ
Jens Trepte
イェンス・トレプテ
Ullrich Wackes
ウルリッヒ・ヴァッケス
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Sachsenring Entwicklungs GmbH
Original Assignee
Sachsenring Entwicklungs GmbH
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C11/00Pivots; Pivotal connections
    • F16C11/04Pivotal connections
    • F16C11/06Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints
    • F16C11/0666Sealing means between the socket and the inner member shaft
    • F16C11/0671Sealing means between the socket and the inner member shaft allowing operative relative movement of joint parts due to flexing of the sealing means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C11/00Pivots; Pivotal connections
    • F16C11/04Pivotal connections
    • F16C11/06Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints
    • F16C11/0619Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints the female part comprising a blind socket receiving the male part
    • F16C11/0623Construction or details of the socket member
    • F16C11/0628Construction or details of the socket member with linings
    • F16C11/0633Construction or details of the socket member with linings the linings being made of plastics
    • F16C11/0638Construction or details of the socket member with linings the linings being made of plastics characterised by geometrical details

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 潤滑剤が流出するのを防止でき、密閉ベロー
ズを取付けるための溝の機械加工が不要となり、低コス
トで製造可能なボールジョイントを提供する。 【解決手段】 ボールソケット4のボール3を収容した
ベアリングシェル2と、ケーシング1との間の空間を充
填する射出可能な材料5が、ボールソケット4の方向に
向いたケーシング1の開口部1.2を超えて端部領域
1.4に張り出し、密閉ベローズ6を収容するための接
続領域を形成するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボールジョイント
およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ドイツ国特許文献296 17 276 U1 には、
空洞部を形成するケーシングを有し、このケーシング内
でボールが可動的にベアリングシェルに軸受けされてい
るボールジョイントが開示されている。ベアリングシェ
ルの壁面と空洞部を形成する壁面との間の空間は、射出
された材料で充填されている。ボールソケットの方向を
向いたケーシングの開口部の外面には放射状に周囲を囲
む環状溝が設けられ、この環状溝にブーツあるいはべロ
ーズが設けられ、これがボールジョイントのシールを行
っている。このように、ブーツの収容部として環状溝を
製造すると、ボールジョイントの製造コストも高くなら
ざるを得ない。さらに、このようなボールジョイントの
欠点は、射出された材料(プラスチック)の収縮によっ
て、射出された材料とケーシングとの密閉が不十分とな
ることが多いことであり、最悪の場合、ボールとベアリ
ングシェルとの間に存在する潤滑剤が、ジョイントの内
部空間から流出する可能性がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ケー
シングと射出された材料とを確実に密閉し、ジョイント
の内部空間から潤滑剤が流出するのを防止するととも
に、より簡単で廉価に製造可能なボールジョイントを提
供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によるボールジョ
イントは、周知例と同様に、空洞部と、ベアリングシェ
ルに可動的に軸受けされたボールソケットのボールを収
容するための少なくとも1つの開口部とを備えたケーシ
ングを有する。ベアリングシェルの壁面とケーシングの
空洞部を形成する壁面との間の空間は、射出された材
料、好ましくはプラスチックで充填されている。材料の
射出は、少なくとも1つの供給口を通じて行われる。ボ
ールジョイントにはさらに、密閉ベローズの収容部が設
けられている。本発明によれば、この密閉ベローズの収
容部は、ケーシングに設けられておらず、射出可能な材
料が、ボールソケットの方向に向いたケーシングの開口
部を超えて張り出し、密閉ベローズを収容するための接
続領域を形成している。射出された材料からなるこのよ
うな接続領域には、密閉ベローズを収容するための円環
溝(ケーシング外面に放射状に、あるいは端面に)ある
いは凹条などを形成可能な部材を設けることができる。
射出された材料によってこのような接続領域を形成する
ために、ボールソケットの方向に向いたケーシングの端
部領域には、射出された材料を通過させるための少なく
とも1つの左右対称または左右非対称に配設された流通
口が設けられる。好ましい形態では、この流通口は、ボ
ールソケットの方向に向いたケーシングの開口部に接続
されている。複数の流通口が、左右対称または左右非対
称に設けられている場合は、射出された材料の均一な充
填が確実に行なわれるので好適である。これらの流通口
の形状としては、半円形が好適であるが、必要な場合は
他の形状に形成することもできる。1つまたは複数の流
通口は、同時に、射出された材料ための供給口とするこ
ともできる。
【0005】ベアリングシェルの壁面とケーシングの空
洞部を形成する壁面との間の空間を充填するために用い
られる射出可能な材料を、密閉ベローズのための接続領
域としても利用するためには、射出可能な材料を射出す
る型を相応に形成しなければならない。周知のように、
この型は主に2つの部材からなる。1つは、ケーシング
にボールソケットの方向から係合する第1部材であり、
もう1つは、必要に応じて設けられ、第1部材に対向し
ながらジョイントに係合する第2部材である。これら2
つの部材は、結合すべき部材を装入したり、ジョイント
を取り外したりするために互いに相対的に移動可能であ
る。また、射出可能な材料を射出する際には、ケーシン
グを密閉する。第1部材はその場合、密閉ベローズのた
めの接続領域の輪郭部を有する。本発明の方法により、
射出可能な材料を射出するのと同時に、射出された材料
からなる密閉ベローズのための収容部の形成が初めて可
能となる。射出可能な材料はその場合、第2部材に設け
られた供給口を通じて射出されるか、あるいは、第1部
材に設けられた少なくとも1つの貫通孔を通じて射出さ
れる。
【0006】本発明により、密閉ベローズのための接続
領域を、簡単に洗練された方法で製造することができ
る。また、射出可能な材料のための流通口が、同時に、
ケーシングと射出可能な材料とを固定して、ねじれが生
じるのを防止している。射出可能な材料としては、この
場合プラスチックが好適であるが、増量剤(例えばガラ
ス繊維、ガラスビーズ、2次膨張する原料からなる粒子
または繊維など)を含んでいてもよく、あるいは、エラ
ストマーに置き換えることもできる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、実施の形態およ
びそれらに対応する図面を基にして詳細に説明する。添
付図面の概要は、以下の通りである。
【0008】図1は、ボールジョイントのケーシングを
示している。図2は、ボールジョイントの断面図であ
る。図3は、射出された材料に固定された密閉ベローズ
を有する図2に示すボールジョイントのA−A線視断面
図である。図4は、図3における密閉ベローズの固定部
であるB部の詳細である。図5は、密閉ベローズ固定方
法の他の実施形態を示している。図6は、第2部材を貫
通する供給口を通して射出可能な材料を射出した後の型
を、装入されたボールジョイントと共に示す。図7は、
第1部材を貫通する供給口を通して射出可能な材料を射
出した後の型を、装入されたボールジョイントと共に示
す。
【0009】図1では、ボールジョイントのケーシング
1が、単独の部材として示されている。このケーシング
は、2つの対向する開口部1.2と1.3とを備えた空
洞部1.1を有している。開口部1.2が形成されてい
るケーシング1の端部領域1.4には、本図では3つの
流通口1.5が設けられている。これらの流通口は、開
口部1.2に直接的に接し、半円形に形成されている。
ケーシング1は、金属鋳造材、板金材、冷間押出し材、
鍛造材などから形成することができる。
【0010】図2は、ケーシング1を通るボールジョイ
ントの断面を、射出された材料5と共に示している。ケ
ーシング1内には、ボールソケット4(本図には示され
ていない)のボール3を取り囲むベアリングシェル2が
設けられている。流通口1.5は、射出された材料5で
埋められている。図3は、ボールジョイントのA−A断
面である。ケーシング1の空洞部1.1には、ベアリン
グシェル2に可動的に軸受けされたボールソケット4の
ボール3が、開口部1.3を通して装入される。ケーシ
ング1は、変形加工によって領域Bにおいて閉鎖されて
いる。ケーシング1の空洞部1.1の非加工壁面とベア
リングシェル2との間の空間には、射出された材料5が
充填されている。射出可能な材料5は、ケーシング1の
流通口1.5を通過し、ケーシングの上端部1.4を超
えて、密閉ベローズ6のための接続領域5.1を形成す
る。射出された材料5の接続領域5.1に密閉ベローズ
6を固定しているのが図3におけるB部であり、その詳
細が図4に示されている。この場合、射出された材料5
を用いることにより、空洞部1.1およびケーシング1
の端部領域1.4の粗い非加工表面が均一化される。
【0011】この場合、射出された材料5の接続領域
5.1の周囲には放射状の円環溝5.2が設けられ、こ
の溝に密閉ベローズ6が、補強リング6.1を介してボ
タン留め(または、掛け金留め・クリップ留め)によっ
て固定される。図5によれば、密閉ベローズ6は、密閉
ベローズの外周に収容される補強リング6.1によっ
て、接続領域5.1の周囲に設けられた溝5.2に固定
することもできる。
【0012】ボールジョイントを製造するための型7
は、主にボールソケットの方向からケーシング1に係合
する第1部材7.1と、第1部材に対向して配置される
第2部材7.2とからなる。第1部材7.1では、密閉
リングの接続領域を形成するために輪郭部7.3がくり
抜かれている。第2部材7.2は、射出可能な材料5を
通すための貫通孔7.4を有する。材料5が射出される
際、第2部材7.2は、ケーシング1に密閉的に当接
し、ケーシングを部分的に取り囲む。第1部材7.1
は、ボールソケット4の方向から、ベアリングシェル2
の縁部に、同様に密閉的に当接する。周囲に放射状の溝
5.2を形成するために、横スライド板8が設けられて
いる。この横スライド板は、一方でケーシング端部1.
4、他方で第1部材7.1に密閉的に当接している。射
出可能な材料5は、第2部材7.2の貫通孔7.4から
ケーシング1の開口部1.3を通して、空洞部1.1と
スライドシェル2との間の空間に射出され、さらに、流
通口1.5を通して第1部材7.1の輪郭部7.3に射
出される。こうして、ケーシング1の空洞部1.1が充
填されるのと同時に、密閉ベローズ6のための接続領域
5.1が形成される。その際、射出された材料5は、全
面的に、かつフランジ状に開口部1.2を取り囲み、そ
れによってボールソケット4の方向に向いたケーシング
1の端部領域1.4を取り囲む。空洞部1.1が射出さ
れた材料5で充填され、それによってベアリングシェル
2が包囲されるので、ベアリングシェル2およびボール
5が確実に保持される。
【0013】さらなる実施の形態が図7に示されてい
る。この場合、ケーシング1は、空洞部1.1と、ボー
ルソケット4と、ベアリングシェル2とを装入するため
の開口部1.2を1つだけ有している。従って、底部領
域1.6が形成されている。ケーシング1には、ボール
ソケット4の方向から、密閉ベローズのための接続領域
5.1を形成する輪郭部7.3を備えた第1部材7.1
のみが係合する。本図に示す第1部材は、射出すべき材
料5を均一に供給するための2つの貫通孔7.4を有し
ている。接続領域5.1のボールソケット4の方向を向
いた端面には、後に密閉ベローズを収容するための溝
5.2が設けられている。これにより、横スライド板
は、省略可能となっている。射出すべき材料5は、第1
部材7.1の貫通孔7.4を通して供給され、第1部材
の輪郭部7.3を充填し、さらに、流通口1.5を通し
てケーシング1の凹所1.1とスライドシェル2との間
の空間に流入する。ベアリングシェルを射出された材料
で包囲することによって、同様にベアリングシェルおよ
びボールを確実に保持することができる。さらに、比較
的大きな軸方向の力を受けるためには、ケーシングにベ
アリングシェルおよびボールを装入した後、ボールソケ
ットの方向を向いた端部領域1.4を変形させて、開口
部1.2の少なくとも一部を収縮させ、それによって軸
方向の力が確実に支持されるようにすることも可能であ
る。
【0014】前記のような実施形態の他に、密閉ベロー
ズをその接続領域に収容するための部材に関して、その
他の形状および配置とすることもできる。その場合、接
続領域を、単に円筒形として形成してもよい。
【0015】流通口1.5は、同一または異なった形状
としてもよいし、同一または異なった円弧上に配設して
もよい。
【0016】本発明による製造方法を用いると、密閉ベ
ローズのための新たな種類の収容部5.1が形成される
ので、密閉ベローズ収容溝を形成するために従来必要で
あったケーシングの機械加工が不要となる。
【0017】さらに、ケーシング1の高さを、新たな種
類の収容部5.1の高さの分だけ好適に縮小させること
ができる。また、ケーシング1のボールソケット4の方
向を向いた端部1.4の、大きな寸法誤差および非加工
部の粗い表面も同時に調整される。
【0018】射出された材料5によって、同時に密閉ベ
ローズ6のための接続領域5.1が形成されるので、密
閉ベローズ6を取り付けた後に、内部空間が完全に密閉
されたジョイントが製造される。この完全な密閉状態を
実現するために、射出された材料5によって取り囲まれ
ているケーシング1の開口部1.2領域および/または
ケーシングの端部領域1.4において、射出可能な材料
の接合を向上させるような表面構造を用いることもでき
る。これらの領域1.2, 1.4に、さらに円環状の細
溝や条溝を設け、それらの中に射出された材料5を回り
込ませて密閉するか、あるいは、これら領域の表面を、
射出された材料が確実に接合・密閉できるような適当な
粗さにすることも可能である。
【0019】すでに述べたように、射出可能な材料とし
ては、プラスチックを用いるのが好適であるが、これに
増量剤(ガラス繊維、ガラスビーズ、2次膨張する原料
の繊維または粒子など)を加えてもよい。また、エラス
トマー、あるいは、例えばガラスやその他の無機化合物
を基剤として無機質増量剤を加えた材料を用いることも
可能である。
【0020】図に示されていないさらなる好適な実施の
形態によれば、密閉ベローズをやはり材料5を射出する
ことにより、収容部領域に固定的および密閉的に形成す
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ボールジョイントのケーシングを示す図であ
る。
【図2】 ボールジョイントの断面図である。
【図3】 射出された材料に固定された密閉ベローズを
有する図2に示すボールジョイントのA−A線視断面図
である。
【図4】 図3における密閉ベローズの固定部であるB
部の詳細を示す図である。
【図5】 密閉ベローズ固定方法の他の実施形態を示す
図である。
【図6】 第2部材を貫通する供給口を通して射出可能
な材料を射出した後の型を、装入されたボールジョイン
トと共に示す図である。
【図7】 第1部材を貫通する供給口を通して射出可能
な材料を射出した後の型を、装入されたボールジョイン
トと共に示す図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 1.1 空洞部 1.2,1.3 開口部 1.4 端部領域 1.5 流通口 2 ベアリングシェル 3 ボール 4 ボールソケット 5 射出された材料 5.1 接続領域 5.2 溝形成部材 6 密閉ベローズ 7 型 7.1 第1部材 7.2 第2部材 7.3 凹所 7.4 貫通孔 8 横スライド板
フロントページの続き (72)発明者 ウルリッヒ・ヴァッケス ドイツ・08115・リヒテンタンネ・タンホ ーファー・シュトラーセ・45

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空洞部(1.1)およびベアリングシェ
    ル(2)に可動的に軸受けされたボールソケット(4)
    のボール(3)を収容するための少なくとも1つの開口
    部を備えたケーシング(1)を有し、ボールソケット
    (4)の方向を向いた前記ケーシングの端部領域(1.
    4)に開口部(1.2)を備え、該開口部を通して前記
    ボールソケット(4)が突出し、前記ケーシング(1)
    の前記空洞部(1.1)の壁面と前記ベアリングシェル
    (2)の外壁面との間に存在し、かつ射出可能な材料
    (5)で充填される空間と、前記ケーシング(1)の壁
    面を通って前記ケーシングの前記空洞部(1.1)に通
    じ、射出可能な材料(5)を射出するための少なくとも
    1つの供給口と、前記ボールソケット(4)の方向に設
    けられた密閉ベローズ(6)のための収容部とを有する
    ボールジョイントであって、 前記射出可能な材料(5)は、前記ボールソケット
    (4)の方向を向いた前記ケーシング(1)の前記開口
    部(1.2)を超えて張り出し、前記密閉ベローズ
    (6)を収容するための接続領域(5.1)を形成して
    いることを特徴とするボールジョイント。
  2. 【請求項2】 前記射出された材料(5)は、前記接続
    領域(5.1)を形成するために、前記ボールソケット
    の方向を向いた前記ケーシング(1)の前記端部領域
    (1.4)にフランジ状に接続されていることを特徴と
    する請求項1に記載のボールジョイント。
  3. 【請求項3】 前記接続領域(5.1)は、外周面また
    は端面に、前記密閉ベローズ(6)を固定するための部
    材(5.2)を有していることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載のボールジョイント。
  4. 【請求項4】 前記密閉ベローズ(6)を固定するため
    の前記部材(5.2)は、前記接続領域(5.1)にお
    いて円筒状をなす外周面を利用して形成されるか、また
    は前記接続領域(5.1)が円環溝または凹条を有する
    形態で形成されることを特徴とする請求項1から3のい
    ずれかに記載のボールジョイント。
  5. 【請求項5】 前記ケーシング(1)は、前記ボールソ
    ケット(4)の方向を向いた前記ケーシングの前記端部
    領域(1.4)に、少なくとも1つの流通口(1.5)
    を備え、該流通口(1.5)は、前記接続領域(5.
    1)を形成するために前記射出された材料(5)を通過
    させると同時に、ケーシング(1)と射出された材料と
    のねじれ防止として機能することを特徴とする請求項1
    から4のいずれかに記載のボールジョイント。
  6. 【請求項6】 前記流通口(1.5)は、前記ケーシン
    グ(1)の前記開口部(1.2)に接続していることを
    特徴とする請求項5に記載のボールジョイント。
  7. 【請求項7】 前記流通口(1.5)が、前記ボールソ
    ケット(4)の方向を向いた前記ケーシング(1)の前
    記端部領域(1.4)に、複数設けられていることを特
    徴とする請求項5または6に記載のボールジョイント。
  8. 【請求項8】 前記流通口(1.5)は、半円形に形成
    されるか、または、その他の形状を有することを特徴と
    する請求項5から7のいずれかに記載のボールジョイン
    ト。
  9. 【請求項9】 前記少なくとも1つの流通口(1.5)
    が、前記射出可能な材料(5)のための供給口を形成す
    ることを特徴とする請求項5から8のいずれかに記載の
    ボールジョイント。
  10. 【請求項10】 前記射出可能な材料(5)は、プラス
    チック、無機材料、無機化合物またはこれらの材料を組
    合せたものからなることを特徴とする請求項1から9の
    いずれかに記載のボールジョイント。
  11. 【請求項11】 前記射出可能な材料(5)は、ガラス
    繊維、ガラスビーズ、2次膨張する原料の繊維または粒
    子の形状を呈する増量剤を含んでいることを特徴とする
    請求項10に記載のボールジョイント。
  12. 【請求項12】 前記収容部領域(5.1)を前記射出
    された材料(5)から形成することによって、前記密閉
    ベローズを取り付けた後に完全に密閉されることを特徴
    とする請求項11に記載のボールジョイント。
  13. 【請求項13】 前記ケーシング(1)は、射出された
    材料から形成された前記接続領域の分だけ縮小して形成
    されていることを特徴とする請求項1から12のいずれ
    かに記載のボールジョイント。
  14. 【請求項14】 ボールソケット(4)のボール(3)
    を取り囲むベアリングシェル(2)の外壁面とケーシン
    グ(1)の空洞部(1.1)の壁面との間の空間が射出
    可能な材料(5)で充填され、前記ボールソケット
    (4)の前記ボール(3)を有する前記ベアリングシェ
    ル(2)が前記空洞部(1.1)に配置され、前記ケー
    シング(1)は、前記ボールソケット(4)の方向を向
    いた少なくとも1つの開口部(1.2)を有し、製造の
    際には、前記ボールソケット(4)の方向からジョイン
    トに係合する第1部材(7.1)が配置され、必要な場
    合は前記第1部材に対向配置されて前記ジョイントに係
    合する第2部材(7.2)が設けられ、前記2つの部材
    (7.1, 7.2)には結合すべき部材が装入され、前
    記ジョイントを取り出すために、前記2つの部材は相対
    的に互いに移動可能であり、射出の際には前記ケーシン
    グ(1)を前記2つの部材により密閉して製造される請
    求項1から13のいずれかに記載のボールジョイントを
    製造する方法であって、 前記ベアリングシェル(2)の外壁面と前記ケーシング
    (1)の前記空洞部(1.1)の壁面との間の空間を充
    填するために、前記射出可能な材料(5)を射出すると
    同時に、前記ケーシング(1)の前記ボールソケット
    (4)の方向を向いた領域に、前記射出可能な材料
    (5)からなり、密閉ベローズ(6)を収容するための
    接続領域(5.1)を形成することを特徴とするボール
    ジョイントの製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項10に記載のボールジョイント
    を製造する方法であって、 前記射出可能な材料(5)を、前記密閉ベローズ(6)
    のための前記接続領域(5.1)に凹状輪郭部を有する
    第1部材(7.1)の該凹状輪郭部に射出して製造する
    ことを特徴とするボールジョイントの製造方法。
  16. 【請求項16】 請求項10または11に記載のボール
    ジョイントを製造する方法であって、 前記射出可能な材料(5)を、第2部材(7.2)を経
    由して前記ケーシング(1)の前記空洞部(1.1)に
    至る少なくとも1つの供給開口部(1.3)を通して前
    記ケーシング(1)の前記空洞部(1.1)に射出し、 ついで、前記ボールソケットの方向を向いた前記ケーシ
    ング(1)の前記端部領域(1.4)に設けられた少な
    くとも1つの流通口(1.5)を通して前記第1部材
    (7.1)の凹所(7.3)に射出して製造することを
    特徴とするボールジョイントの製造方法。
  17. 【請求項17】 請求項10または11に記載のボール
    ジョイントを製造する方法であって、 前記射出可能な材料(5)を、第1部材(7.1)に設
    けられた少なくとも1つの貫通孔(7.4)を通して前
    記第1部材の凹所(7.3)に射出し、 ついで、前記ボールソケットの方向を向いた前記ケーシ
    ング(1)の前記端部領域(1.4)に設けられ、前記
    空洞部(1.1)に至る少なくとも1つの流通口(1.
    5)を通して前記ケーシング(1)に射出して製造する
    ことを特徴とするボールジョイントの製造方法。
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