JP2000045937A - 斜板式圧縮機 - Google Patents
斜板式圧縮機Info
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- JP2000045937A JP2000045937A JP10225377A JP22537798A JP2000045937A JP 2000045937 A JP2000045937 A JP 2000045937A JP 10225377 A JP10225377 A JP 10225377A JP 22537798 A JP22537798 A JP 22537798A JP 2000045937 A JP2000045937 A JP 2000045937A
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- swash plate
- piston
- chamber
- swash
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- Pending
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Abstract
トンの焼付を防止できる斜板式圧縮機を提供する。 【解決手段】 複数のシリンダボアを有するシリンダブ
ロック1,2と、シリンダブロック1,2の中心に配設
された駆動軸7と、駆動軸7と一体に回転する斜板8
と、斜板8の回転によりシリンダボア内を摺動する複数
のピストンと、斜板8を収容する斜板室11と、斜板室
11に低圧の冷媒を導入する吸入通路40とを備えた斜
板式圧縮機において、吸入通路40の出口41を常にピ
ストンの非摺動部だけに臨ませるようにした。
Description
斜板室に低圧の冷媒が導入される斜板式圧縮機に関す
る。
6は吸入通路とピストンとの関係を説明するシリンダブ
ロックの断面図、図7は吸入通路とピストンとの関係を
説明するピストン及び斜板の断面図である。
ア112を有するシリンダブロック101、102と、
シリンダブロック101,102の中心に配設された駆
動軸107と、この駆動軸107に固定され、駆動軸1
07と一体に回転する斜板108と、この斜板108に
シュー116,117を介して連結され、斜板108の
回転によりシリンダボア112内を摺動する複数のピス
トン130と、シリンダブロック101,102内に形
成され、斜板108を収容する斜板室111と、シリン
ダブロック101,102内に形成され、斜板室111
に低圧の冷媒を導入する吸入通路140とを備える。
と、この一対の摺動部131間に形成された非摺動部1
32とを有する。
明する。
一体に回転する。斜板108が回転すると、シュー11
6,117を介して斜板108からピストン130に荷
重が加わり、ピストン130はシリンダボア112内で
往復運動する。
02の圧縮室114,115内で冷媒ガスの吸入及び圧
縮が行われる。
ら導入された低圧の冷媒ガスが、白抜き矢印に示すよう
に、吸入口142、ポート105a、吸入通路140、
その出口141、斜板室111、ポート103b,10
5b及び吸入室121a,121bを経由して圧縮室1
14,115に流入する。
潤滑油がピストン130の外周面やシュー116,11
7等の摺動部に供給される。
された冷媒ガスは、黒塗り矢印に示すように、吐出室1
22a,122bへ吐出された後、ポート103c,1
05cを介して吐出通路150へ排出される。
はポート105dを介して吐出口151から図示しない
コンデンサへ送り出される。
タが凍結したときなどには、冷媒が液状態で圧縮機に戻
ってくることがある(いわゆる液バック)。
上記した従来の圧縮機では吸入通路140の出口141
の軸方向幅が広いので、図6の白抜き矢印に示すように
斜板室111に流入した冷媒液がピストン130の摺動
部131の外周面に供給され、その冷媒液によって摺動
部131に付着している潤滑油が除去され、その結果ピ
ストン130の油膜切れによってピストン130が焼付
いてしまうという問題がある。
たもので、その課題は冷媒が液状態で戻ってくる液バッ
ク時のピストンの焼付を防止できる斜板式圧縮機を提供
することである。
め請求項1記載の発明は、複数のシリンダボアを有する
シリンダブロックと、シリンダブロックの中心に配設さ
れた駆動軸と、この駆動軸に固定され、前記駆動軸と一
体に回転する斜板と、この斜板に連結され、前記斜板の
回転により前記シリンダボア内を摺動する複数のピスト
ンと、前記シリンダブロック内に形成され、前記斜板を
収容する斜板室と、前記斜板室に低圧の冷媒を導入する
吸入通路とを備え、前記各ピストンが、一対の摺動部
と、この一対の摺動部間に形成された非摺動部とを有す
る斜板式圧縮機において、前記吸入通路の出口が常に前
記ピストンの非摺動部だけに臨んでいることを特徴とす
る。
だけに臨み、ピストンの摺動部に臨まず、冷媒液がピス
トンの摺動部を洗浄することがない。
斜板式圧縮機において、前記ピストンの移動範囲の中央
と前記吸入通路の出口の中央とがほぼ一致していること
を特徴とする。
路の出口を大きくすることができる。
る斜板式圧縮機の断面図、図2は図1のII−II矢視断面
図である。
のシリンダブロック2とが互いに軸方向に対向接合され
ている。
にはバルブプレート3を介してフロントヘッド4が固定
され、他端にはバルブプレート5を介してリヤヘッド6
が固定されている。
軸7が配設され、この駆動軸7には斜板8が固定され、
駆動軸7及び斜板8はスラスト軸受9及びラジアル軸受
10により回転可能に支持されている。
2の内部に形成された斜板室11に収容されている。斜
板8は駆動軸7と直角な仮想面に対して所定角度傾いて
いる。
ダボア12が設けられている。各シリンダボア12の軸
心は駆動軸7に平行であって、各シリンダボア12は駆
動軸7を中心とする円周方向に所定間隔おきに配置され
ている。
摺動可能に収容されている。
の吸入室21aの半径方向外側に吐出室22aとが形成
されている。吸入室21aはバルブプレート3に設けら
れた吸入ポート(図示せず)を介して圧縮室14(図4
参照)と連通し、吐出室22aはバルブプレート3に設
けられた吐出ポート(図示せず)を介して圧縮室14と
連通する。
入室21bの半径方向外側に吐出室22bとが形成され
ている。吸入室21bはバルブプレート5に設けられた
吸入ポート(図示せず)を介して圧縮室15(図4参
照)と連通し、吐出室22bはバルブプレート5に設け
られた吐出ポート(図示せず)を介して圧縮室15と連
通する。
する図1のIII −III 矢視断面図、図4は吸入通路とピ
ストンとの関係を説明するピストン及び斜板の断面図で
ある。
挟んで両側に圧縮室14,15が形成されている。
る一対の摺動部31と、この一対の摺動部31の間に形
成された非摺動部32とを有する。
40の出口41の中央とほぼ一致している。
17を介して斜板8に連結されている。
口41の軸方向幅を制限する肉部1Aが形成されてい
る。肉部1Aの端面1Bがピストン30の摺動部31の
端面31Aより内側(シリンダブロック1,2の接合部
分側)に位置する(図3参照)。
ルブプレート3に最も近づいたときにも、同様に肉部1
Aの端面1Bがピストン30の摺動部31の端面31A
より内側に位置する。
は吸入通路の出口41が常に臨む。
を説明する。
と、斜板8も一体に回転する。斜板8の回転によりピス
トン30がシリンダボア12内で往復運動する。
入された低圧の冷媒ガスは、白抜き矢印に示すように吸
入口42、ポート5a、吸入通路40、その出口41、
斜板室11及びポート3b,5bを経由して吸入室21
a,21b内に吸入される。
づいた位置(図4の左側)にあるとき(ピストン30が
圧縮室14側で上死点に位置するとき)から、斜板8が
1/2回転すると、ピストン30が図4に示す位置に移
動し、圧縮室14側では吸入行程が完了し、圧縮室15
側では圧縮行程が完了する。
と、逆に圧縮室15で吸入行程が完了し、圧縮室14で
圧縮行程が完了する。
縮室14,15に低圧の冷媒ガスが流入し、圧縮行程で
は圧縮室14,15内で圧縮された高圧の冷媒ガスが吐
出室22a,22bへ吐出される。
スは、黒塗り矢印に示すようにポート3c,5cを介し
て吐出通路50へ送り出される。
ト5dを介して吐出口51から図示しないコンデンサへ
送り出される。
は、液バックが生じることがあるが、前述したように吸
入通路40の出口41は常にピストン30の非摺動部3
2だけに臨んでいるので、摺動部31に付着している潤
滑油が冷媒液によって除去されない。
膜切れが起きず、ピストン30の焼付を防止することが
できる。その結果、ピストン30の摺動特性(潤滑油の
供給度合)が向上するので、吐出温度が低下し、冷房装
置自体の性能や信頼性が向上する。
浄されることもないので、シュー16,17の摩耗に起
因する騒音や振動の発生を抑制することができる。
入通路40の出口41の中央とほぼ一致しているので、
摺動部31を短くして出口41の軸方向幅を大きくし、
低圧の冷媒を吸入通路40の出口41を介して斜板室1
1に導入するときの抵抗を小さくすることができる。
明の斜板式圧縮機によれば、液バック状態になったとき
でも油膜切れによるピストンの焼付の発生が防止され
る。
低圧の冷媒を吸入通路の出口を介して斜板室に導入する
ときの抵抗を小さくすることができる。
機の断面図である。
図1のIII −III 矢視断面図である。
ピストン及び斜板の断面図である。
シリンダブロックの断面図である。
ピストン及び斜板の断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のシリンダボアを有するシリンダブ
ロックと、 シリンダブロックの中心に配設された駆動軸と、 この駆動軸に固定され、前記駆動軸と一体に回転する斜
板と、 この斜板に連結され、前記斜板の回転により前記シリン
ダボア内を摺動する複数のピストンと、 前記シリンダブロック内に形成され、前記斜板を収容す
る斜板室と、 前記斜板室に低圧の冷媒を導入する吸入通路とを備え、 前記各ピストンが、一対の摺動部と、この一対の摺動部
間に形成された非摺動部とを有する斜板式圧縮機におい
て、 前記吸入通路の出口が常に前記ピストンの非摺動部だけ
に臨んでいることを特徴とする斜板式圧縮機。 - 【請求項2】 前記ピストンの移動範囲の中央と前記吸
入通路の出口の中央とがほぼ一致していることを特徴と
する請求項1に記載の斜板式圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10225377A JP2000045937A (ja) | 1998-07-24 | 1998-07-24 | 斜板式圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10225377A JP2000045937A (ja) | 1998-07-24 | 1998-07-24 | 斜板式圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000045937A true JP2000045937A (ja) | 2000-02-15 |
Family
ID=16828408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10225377A Pending JP2000045937A (ja) | 1998-07-24 | 1998-07-24 | 斜板式圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000045937A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101086323B1 (ko) | 2004-12-27 | 2011-11-23 | 주식회사 포스코 | 압축기 |
KR20150082763A (ko) * | 2014-01-08 | 2015-07-16 | 한라비스테온공조 주식회사 | 사판식 압축기 |
KR20180031095A (ko) * | 2016-09-19 | 2018-03-28 | 한온시스템 주식회사 | 사판식 압축기 |
-
1998
- 1998-07-24 JP JP10225377A patent/JP2000045937A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101086323B1 (ko) | 2004-12-27 | 2011-11-23 | 주식회사 포스코 | 압축기 |
KR20150082763A (ko) * | 2014-01-08 | 2015-07-16 | 한라비스테온공조 주식회사 | 사판식 압축기 |
KR102032397B1 (ko) * | 2014-01-08 | 2019-10-15 | 한온시스템 주식회사 | 사판식 압축기 |
KR20180031095A (ko) * | 2016-09-19 | 2018-03-28 | 한온시스템 주식회사 | 사판식 압축기 |
KR102515117B1 (ko) * | 2016-09-19 | 2023-03-29 | 한온시스템 주식회사 | 사판식 압축기 |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
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