JP2000045790A - コンバインドサイクル発電プラント - Google Patents
コンバインドサイクル発電プラントInfo
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Abstract
排熱回収ボイラから発生する蒸気の有効活用を図ってガ
スタービンプラントの出力を増加させるコンバインドサ
イクル発電プラントを提供する。 【解決手段】本発明に係るコンバインドサイクル発電プ
ラントは、蒸気タービンプラント16の高圧タービン4
0から抽気したタービン抽気をガスタービンプラント1
5のガスタービン燃焼器19に供給する蒸気系30を設
けたものである。
Description
クル発電プラントに係り、特に、起動運転時やガス化炉
トリップ運転時、蒸気タービンプラントのタービン抽気
をガスタービンプラントに供給し、出力増加を図ったコ
ンバインドサイクル発電プラントに関する。
ラントと排熱回収ボイラを組み合せたコンバインドサイ
クル発電プラントには、ガスタービン駆動ガスとしての
燃焼ガスを生成する燃料として良質な液化ガス燃料を使
用するもののほかに、石炭または残渣油ガス燃料を使用
するものがある。
バインドサイクル発電プラントは、上述のガスタービン
プラント、蒸気タービンプラントおよび排熱回収ボイラ
に石炭ガス化炉等を加え、石炭ガス化炉で微粉状の石炭
または残渣油をガス化し、ガス化した粗製ガスを加圧状
態で精製し、ガス燃料としてガスタービンプラントのガ
スタービン燃焼器に供給して燃焼ガスを生成し、上述液
化ガス燃料の代替エネルギの活用として位置付けられて
いる。
は、現在、パイロットプラントとして運転特性や制御特
性等の多くのデータが収集されており、収集したデータ
を基に営業運転への実現化が期待されている。
を使用するコンバインドサイクル発電プラントには、運
転上、幾つかの問題点があり、その一つに起動運転時あ
るいはガス化炉トリップ運転時、蒸気タービンプラント
や排熱回収ボイラからの蒸気を復水器に放出する際に伴
う熱損失がある。
イクル発電プラントは、図6に示すように、通常運転
時、ガス化炉(図示せず)からガスタービンプラント1
のガスタービン燃焼器3に供給されたガス燃料に空気圧
縮機2からの高圧空気を加えて燃焼ガスを生成し、その
燃焼ガスをガスタービン4に供給して膨張仕事をさせて
発電機5を駆動し、膨張仕事を終えた排ガス(排熱)を
排熱回収ボイラ6に供給し、ここで蒸気を発生させ、そ
の蒸気を蒸気タービンプラント7の高圧タービン8に供
給し、膨張仕事を終えたタービン排気を再び排熱回収ボ
イラ6に戻して再熱させ、その再熱蒸気を中圧タービン
9に供給して膨張仕事をさせ、さらに低圧タービン10
でも膨張仕事をさせ、その際に発生する回転トルクで発
電機11を駆動したいた。
ービン10で膨張仕事を終えたタービン排気を復水器1
2で凝縮させて常温の復水にし、その復水を脱気して給
水にしてから排熱回収ボイラ6に戻していた。なお、通
常運転時、排熱回収ボイラ6からの蒸気および高圧ター
ビン8からのタービン抽気は、ガス燃料を生成するた
め、減温器13,14を介してガス化炉に供給されてい
る。
プラントは、起動運転時やガス化炉トリップ運転時、ガ
ス化炉からガス燃料が生成されていないので、この間、
ガスタービン燃焼器3に灯油燃料を供給し、ガス燃料の
発熱量が固有値になるまで灯油燃料によるバックアップ
運転を行っている。
合、排熱回収ボイラ6から発生する蒸気は、圧力・温度
が設計値になっていないので、コンバインドサイクル発
電プラントでは、排熱回収ボイラ6で発生した蒸気の全
量または一部をタービンバイパス系11aから復水器1
2に放出させていた。このため、コンバインドサイクル
発電プラントは、排熱回収ボイラ6から発生する蒸気の
エネルギを有効に活用することができず、蒸気エネルギ
の消費に伴うプラント熱効率を低下させる要因になって
いた。
れたもので、起動運転時あるいはガス化炉トリップ運転
時、排熱回収ボイラから発生する蒸気の有効活用を図っ
てガスタービンプラントの出力を増加させるコンバイン
ドサイクル発電プラントを提供することを目的とする。
ドサイクル発電プラントは、上記目的を達成するため
に、請求項1記載に記載したように、ガスタービンプラ
ントに、蒸気タービンプラントおよび排熱回収ボイラを
組み合せたコンバインドサイクル発電プラントにおい
て、上記蒸気タービンプラントの高圧タービンから抽気
したタービン抽気を上記ガスタービンプラントのガスタ
ービン燃焼器に供給する蒸気系を設けたものである。
発電プラントは、上記目的を達成するために、請求項2
に記載したように、蒸気系を、高圧タービンから抽気し
たタービン抽気をガス化炉へ供給するタービン抽気系に
設けた減温器の出口側からバイパスさせたものである。
発電プラントは、上記目的を達成するために、請求項3
に記載したように、蒸気系に蒸気弁を設けるとともに、
この蒸気弁を開閉させる計算機制御部を設けたものであ
る。
発電プラントは、上記目的を達成するために、請求項4
に記載したように、ガスタービンプラントに、蒸気ター
ビンプラントおよび排熱回収ボイラを組み合せたコンバ
インドサイクル発電プラントにおいて、上記排熱回収ボ
イラの二次過熱器から抽気した蒸気を、上記蒸気タービ
ンプラントの高圧タービンから抽気したタービン抽気を
ガス化炉に供給するタービン抽気系に供給する蒸気バイ
パス系を設けるとともに、上記タービン抽気系の減温器
の出口側からバイパスし、上記蒸気バイパス系からの蒸
気に上記タービン抽気系からのタービン抽気を合流させ
て上記ガスタービンプラントのガスタービン燃焼器に供
給する蒸気系を設けたものである。
発電プラントは、上記目的を達成するために、請求項5
に記載したように、蒸気バイパス系にバイパス弁を設け
る一方、蒸気系に蒸気弁を設けるとともに各弁を開閉さ
せる計算機制御部を設けたものである。
発電プラントは、上記目的を達成するために、請求項6
に記載したように、ガスタービンプラントに、蒸気ター
ビンプラントおよび排熱回収ボイラを組み合せたコンバ
インドサイクル発電プラントにおいて、上記排熱回収ボ
イラの二次過熱器から抽気した蒸気を、上記蒸気タービ
ンプラントの高圧タービンから抽気したタービン抽気を
ガス化炉に供給するタービン抽気系に供給する蒸気バイ
パス系を設け、この蒸気バイパス系にバイパス流量調整
弁を設ける一方、上記タービン抽気系の減温器の出口側
からバイパスし、上記蒸気バイパス系からの蒸気に上記
タービン抽気系からのタービン抽気を合流させて上記ガ
スタービンプラントのガスタービン燃焼器に供給する蒸
気系を設けるとともに、この蒸気系に流量調整弁を設
け、上記バイパス流量調整弁および流量調整弁を開閉制
御する計算機制御部を設けたものである。
発電プラントは、上記目的を達成するために、請求項7
に記載したように、バイパス流量調整弁および流量調整
弁を開閉制御する計算機制御部は、ガスタービンプラン
トのガスタービン軸から検出した軸トルク信号を予め定
められた限界軸トルク設定信号に突き合せ、偏差が出た
とき、偏差に基づいて弁開閉信号を演算するものであ
る。
発電プラントは、上記目的を達成するために、請求項8
に記載したように、蒸気タービンプラントの高圧タービ
ンからのタービン抽気と排熱回収ボイラの二次過熱器か
らの蒸気との合流蒸気および上記タービン抽気の単独蒸
気のうち、少なくとも一方をガスタービンプラントのガ
スタービン燃焼器に供給する蒸気系は、起動運転時ある
いはガス化炉トリップ運転時に使用するものである。
サイクル発電プラントの実施形態を図面および図中に付
した符号を引用して説明する。
ル発電プラントの第1実施形態を示す概略系統図であ
る。
電プラントは、ガスタービンプラント15、蒸気タービ
ンプラント16および排熱回収ボイラ17を備えた構成
になっている。
18、ガスタービン燃焼器19、ガスタービン20、発
電機21を備え、空気圧縮機18で吸い込んだ空気を圧
縮して高圧化し、その高圧空気をガス化炉(図示せず)
からのガス燃料とともにガスタービン燃焼器19に供給
し、ここで燃焼ガスを生成し、その燃焼ガスをガスター
ビン20に供給して膨張仕事をさせ、膨張仕事の際に発
生する回転トルクで発電機21を駆動させるようになっ
ている。
ンプラント15のガスタービン20から排出される排ガ
ス(排熱)を熱源として蒸気を発生させるために、長筒
状のケーシング22内に、排ガスの流れに沿って順に二
次過熱器23、一次過熱器24、蒸気ドラム25を備え
た蒸発器26等の熱交換器を収容する構成になってい
る。さらに、排熱回収ボイラ17は、二次過熱器23の
入口側からバイパスさせて減温器27を設け、二次過熱
器23からの蒸気を減温器27で適温に減温させてガス
化炉へ供給し、ガス燃料を生成する際の熱源として供給
している。
タービン40、中圧タービン41、低圧タービン42、
発電機43、復水器44を備え、排熱回収ボイラ17の
二次過熱器23からの蒸気を高圧タービン40に供給
し、ここで膨張仕事をさせ、膨張仕事を終えたタービン
排気を排熱回収ボイラ17に戻し、再熱器(図示せず)
で再び再熱させ、再熱蒸気を中圧タービン41に供給
し、再び膨張仕事をさせた後、低圧タービン42でも膨
張仕事をさせ、膨張仕事の際に発生する回転トルクで発
電機43を駆動している。
タービン40から抽気したタービン抽気をガス化炉に供
給する減温器28を備えたタービン抽気系34を設ける
とともに、ガスタービン燃焼器19に供給する蒸気系3
0を備えている。この蒸気系30は、タービン抽気系3
4の減温器28の出口側からバイパスし、蒸気弁29を
介装させてガスタービン燃焼器19の入口側に接続され
る。
転時、ガス化炉からのガス燃料が発生していないので、
この間、ガスタービンプラント15は、バックアップと
してガスタービン燃焼器19に灯油燃料を供給して燃焼
ガスを生成し、その燃焼ガスをガスタービン20で膨張
仕事をさせ、膨張仕事を終えた排ガスを排熱回収ボイラ
17に供給している。このとき、蒸気タービンプラント
16は、排熱回収ボイラ17の二次過熱器23から高圧
タービン40に供給された蒸気の一部を抽気させ、その
タービン抽気をタービン抽気系34の減温器28および
蒸気系30の蒸気弁29を介してガスタービン燃焼器1
9の入口側に供給する。ガスタービン燃焼器19の入口
側に供給されたタービン抽気は、空気圧縮機18からの
高圧空気と灯油燃料とで燃焼ガスを生成する際に加えら
れて体積流量を増加させ、ガスタービンで膨張仕事をさ
せる際、より多くのガスタービン出力を発生させるよう
になっている。
時、あるいはガス化炉トリップ運転時、高圧タービン4
0から抽気したタービン抽気をタービン抽気系34およ
び蒸気系30を介してガスタービン燃焼器19の入口側
に供給し、より多くの燃焼ガスの体積流量を増加させて
ガスタービン出力の増加を図ったので、蒸気の持つエネ
ルギを有効に活用することができ、プラント熱効率を向
上させることができる。
際、タービン抽気を加えているので、燃焼ガスに含まれ
るNOx濃度を低く抑えることができる。
ル発電プラントの第2実施形態を示す概略系統図であ
る。なお、第1実施形態の構成部分または対応する部分
と同一部分には同一符号を付す。
電プラントは、タービン抽気系34の減温器28の出口
側からバイパスさせ、ガスタービン燃焼器19の出口側
に接続する蒸気系30に、蒸気弁29、具体的には電動
弁を設けるとともに、蒸気弁29をON−OFFさせる
計算機制御部31を設けたものである。
系34の減温器28の出口側からバイパスさせ、ガスタ
ービン燃焼器19の入口側に接続する蒸気系30の蒸気
弁29をON−OFFさせる計算機制御部31を設け、
起動運転時、あるいはガス化炉トリップ運転時、計算機
制御部31からの指令により蒸気弁29をON−OFF
させたので、蒸気弁29をより早くON−OFFさせて
タービン抽気をガスタービン燃焼器19に供給すること
ができ、これに伴ってガスタービン出力をより早く、よ
り多く発生させて電力の需要に対処させることができ
る。
ル発電プラントの第3実施形態を示す概略系統図であ
る。なお、第1実施形態の構成部分または対応する部分
と同一部分には同一符号を付す。
電プラントは、排熱回収ボイラ17の二次過熱器23の
入口側からバイパスさせ、タービン抽気系34に接続す
るバイパス弁32を備えた蒸気バイパス系33と、ター
ビン抽気系34の減温器28の出口側からバイパスさ
せ、ガスタービン燃焼器19の入口側に接続する蒸気弁
29を備えた蒸気系30とを設け、二次過熱器23から
の蒸気と、高圧タービン40からのタービン抽気とを合
流させてより多くの蒸気をガスタービン燃焼器19に供
給したものである。
23の入口側から蒸気バイパス系33を介して抽気した
蒸気に、タービン抽気系34からのタービン抽気を合流
させてガスタービン燃焼器19に供給したので、起動運
転時、あるいはガス化炉トリップ運転時でもより多くの
燃焼ガスを生成してより多くのガスタービン出力を発生
させることができる。
4実施形態を示す概略系統図である。なお、第1実施形
態の構成部分または対応する部分と同一部分には同一符
号を付す。
電プラントは、排熱回収ボイラ17の二次過熱器23の
入口側からバイパスさせ、タービン抽気系34に接続す
る蒸気バイパス系33のバイパス弁32、具体的には電
動弁と、タービン抽気系34の減温器28の出口側から
バイパスさせ、ガスタービン燃焼器19の出口側に接続
する蒸気系30の蒸気弁29、具体的には電動弁とをO
N−OFFさせる計算機制御分31を設けたものであ
る。
23の入口側からバイパスさせ、タービン抽気系34に
接続する蒸気バイパス系33のバイパス弁32と、ター
ビン抽気系34の減温器28の出口側からバイパスさ
せ、ガスタービン燃焼器19の入口側に接続する蒸気系
30の蒸気弁29とをON−OFFさせる計算機制御部
31を設け、計算機制御部31からの指令によりバイパ
ス弁32および蒸気弁29をON−OFFさせたので、
起動運転時、あるいはガス化炉トリップ運転時、バイパ
ス弁32および蒸気弁29をより早くON−OFFさせ
て各系からの合流蒸気をガスタービン燃焼器19に供給
することができ、これに伴ってガスタービン出力をより
早く、より多く発生させて電力の需要に対処させること
ができる。
5実施形態を示す概略系統図である。なお、第1実施形
態の構成部分または対応する部分と同一部分には同一符
号を付す。
電プラントは、排熱回収ボイラ17の二次過熱器23の
入口側からバイパスさせ、タービン抽気系34に接続す
る蒸気バイパス系33にバイパス流量調整弁を設けると
ともに、タービン抽気系34の減温器28の出口側から
バイパスさせ、ガスタービン燃焼器19の入口側に接続
する蒸気系30に流量調整弁36を設けたものである。
クル発電プラントは、ガスタービンプラント15のター
ビン軸38にトルク検出器39を設け、トルク検出器3
9で検出した軸トルク信号を基に弁開閉信号を演算し、
その演算信号をバイパス流量調整弁35および流量調整
弁36に与えて開閉制御させる計算機制御部37を設け
たものてある。
39で検出したガスタービン軸38の実軸トルク信号を
計算機制御部37に入力し、ここで予め定められた限界
軸トルク設定信号と突き合せ、偏差が出たとき、その偏
差に基づいて弁開閉信号を演算し、その演算信号をバイ
パス流量調整弁35および流量調整弁36に与えて各弁
35,36を開閉制御するとともに、ガスタービン軸3
8の軸トルクが限界値になるまで各弁35,36を弁開
させたので、起動運転時、あるいはガス化炉トリップ運
転時、バイパス流量調整弁35および流量調整弁36を
より早く、より的確に開閉制御させて各系30,33か
らの合流蒸気をガスタービン燃焼器19に供給すること
ができ、これに伴ってガスタービン出力をより早く、よ
り多く発生させて電力の需要に対処させることができ
る。
バインドサイクル発電プラントは、起動運転時、あるい
はガス化炉トリップ運転時、ガス化炉からガス燃料が発
生していないとき、ガスタービン燃焼器に灯油燃料を供
給している間に、蒸気タービンプラントからのタービン
抽気および排熱回収ボイラからの抽気蒸気の少なくとも
一方をガスタービン燃焼器に供給し、燃焼ガスの生成の
際、その体積流量を増加させてガスタービン出力の増加
を図ったので、蒸気の持つエネルギを有効に活用するこ
とができ、プラント熱効率を向上させることができる。
発電プラントは、ガスタービン燃焼器に蒸気を供給した
ので、燃焼ガスを生成する際、燃焼ガスに含まれるNO
x濃度の発生を低く抑えることができる。
トの第1実施形態を示す概略系統図。
トの第2実施形態を示す概略系統図。
トの第3実施形態を示す概略系統図。
トの第4実施形態を示す概略系統図。
トの第5実施形態を示す概略系統図。
施形態を示す概略系統図。
Claims (8)
- 【請求項1】 ガスタービンプラントに、蒸気タービン
プラントおよび排熱回収ボイラを組み合せたコンバイン
ドサイクル発電プラントにおいて、上記蒸気タービンプ
ラントの高圧タービンから抽気したタービン抽気を上記
ガスタービンプラントのガスタービン燃焼器に供給する
蒸気系を設けたことを特徴とするコンバインドサイクル
発電プラント。 - 【請求項2】 蒸気系を、高圧タービンから抽気したタ
ービン抽気をガス化炉へ供給するタービン抽気系に設け
た減温器の出口側からバイパスさせたことを特徴とする
請求項1記載のコンバインドサイクル発電プラント。 - 【請求項3】 蒸気系に蒸気弁を設けるとともに、この
蒸気弁を開閉させる計算機制御部を設けたことを特徴と
する請求項2記載のコンバインドサイクル発電プラン
ト。 - 【請求項4】 ガスタービンプラントに、蒸気タービン
プラントおよび排熱回収ボイラを組み合せたコンバイン
ドサイクル発電プラントにおいて、上記排熱回収ボイラ
の二次過熱器から抽気した蒸気を、上記蒸気タービンプ
ラントの高圧タービンから抽気したタービン抽気をガス
化炉に供給するタービン抽気系に供給する蒸気バイパス
系を設けるとともに、上記タービン抽気系の減温器の出
口側からバイパスし、上記蒸気バイパス系からの蒸気に
上記タービン抽気系からのタービン抽気を合流させて上
記ガスタービンプラントのガスタービン燃焼器に供給す
る蒸気系を設けたことを特徴とするコンバインドサイク
ル発電プラント。 - 【請求項5】 蒸気バイパス系にバイパス弁を設ける一
方、蒸気系に蒸気弁を設けるとともに各弁を開閉させる
計算機制御部を設けたことを特徴とする請求項4記載の
コンバインドサイクル発電プラント。 - 【請求項6】 ガスタービンプラントに、蒸気タービン
プラントおよび排熱回収ボイラを組み合せたコンバイン
ドサイクル発電プラントにおいて、上記排熱回収ボイラ
の二次過熱器から抽気した蒸気を、上記蒸気タービンプ
ラントの高圧タービンから抽気したタービン抽気をガス
化炉に供給するタービン抽気系に供給する蒸気バイパス
系を設け、この蒸気バイパス系にバイパス流量調整弁を
設ける一方、上記タービン抽気系の減温器の出口側から
バイパスし、上記蒸気バイパス系からの蒸気に上記ター
ビン抽気系からのタービン抽気を合流させて上記ガスタ
ービンプラントのガスタービン燃焼器に供給する蒸気系
を設けるとともに、この蒸気系に流量調整弁を設け、上
記バイパス流量調整弁および流量調整弁を開閉制御する
計算機制御部を設けたことを特徴とするコンバインドサ
イクル発電プラント。 - 【請求項7】 バイパス流量調整弁および流量調整弁を
開閉制御する計算機制御部は、ガスタービンプラントの
ガスタービン軸から検出した軸トルク信号を予め定めら
れた限界軸トルク設定信号に突き合せ、偏差が出たと
き、偏差に基づいて弁開閉信号を演算することを特徴と
する請求項6記載のコンバインドサイクル発電プラン
ト。 - 【請求項8】 蒸気タービンプラントの高圧タービンか
らのタービン抽気と排熱回収ボイラの二次過熱器からの
蒸気との合流蒸気および上記タービン抽気の単独蒸気の
うち、少なくとも一方をガスタービンプラントのガスタ
ービン燃焼器に供給する蒸気系は、起動運転時あるいは
ガス化炉トリップ運転時に使用することを特徴とする請
求項1、5または6記載のコンバインドサイクル発電プ
ラント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10211577A JP2000045790A (ja) | 1998-07-27 | 1998-07-27 | コンバインドサイクル発電プラント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10211577A JP2000045790A (ja) | 1998-07-27 | 1998-07-27 | コンバインドサイクル発電プラント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000045790A true JP2000045790A (ja) | 2000-02-15 |
Family
ID=16608077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10211577A Pending JP2000045790A (ja) | 1998-07-27 | 1998-07-27 | コンバインドサイクル発電プラント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000045790A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020003708A1 (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-02 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 複合発電設備及びその運用方法 |
-
1998
- 1998-07-27 JP JP10211577A patent/JP2000045790A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020003708A1 (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-02 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 複合発電設備及びその運用方法 |
JP2020002895A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 複合発電設備及びその運用方法 |
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