JP2000045746A - 内燃機関用クランクケース内圧制御装置 - Google Patents
内燃機関用クランクケース内圧制御装置Info
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- JP2000045746A JP2000045746A JP10228596A JP22859698A JP2000045746A JP 2000045746 A JP2000045746 A JP 2000045746A JP 10228596 A JP10228596 A JP 10228596A JP 22859698 A JP22859698 A JP 22859698A JP 2000045746 A JP2000045746 A JP 2000045746A
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- crankcase
- gas
- combustion engine
- internal combustion
- throttle valve
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- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 クランクケース内圧を所定の負圧値に制御
し、部分負荷の運転条件においても、オイルの消費を低
減すると共に、ポンプ損失を抑制して燃費向上を図り、
且つ、オイルシール部分への外部からの塵埃の吸い込み
を防止し、更に、逆止弁の信頼性の向上を目的とする内
燃機関用クランクケース内圧制御装置を提供する。 【解決手段】 内燃機関のクランクケース16内に連通
する第1ブローバイガス排出口26aと吸気管28のス
ロットルバルブ30下流側とを気体が流れる通気路によ
り接続し、この通気路の途中に通気路を開閉する開閉弁
46を設け、この開閉弁46はクランクケース16内の
負圧が所定値より大きいときに閉じるように構成され
た。
し、部分負荷の運転条件においても、オイルの消費を低
減すると共に、ポンプ損失を抑制して燃費向上を図り、
且つ、オイルシール部分への外部からの塵埃の吸い込み
を防止し、更に、逆止弁の信頼性の向上を目的とする内
燃機関用クランクケース内圧制御装置を提供する。 【解決手段】 内燃機関のクランクケース16内に連通
する第1ブローバイガス排出口26aと吸気管28のス
ロットルバルブ30下流側とを気体が流れる通気路によ
り接続し、この通気路の途中に通気路を開閉する開閉弁
46を設け、この開閉弁46はクランクケース16内の
負圧が所定値より大きいときに閉じるように構成され
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内燃機関のクラ
ンクケース内の圧力を制御する装置に関するものであ
る。
ンクケース内の圧力を制御する装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から内燃機関は燃焼室内で燃料が燃
焼することによりピストンがシリンダ内を摺動し、この
ピストンの移動がコネクティングロッドを介してクラン
クシャフトに伝達されて駆動されるようになっている。
焼することによりピストンがシリンダ内を摺動し、この
ピストンの移動がコネクティングロッドを介してクラン
クシャフトに伝達されて駆動されるようになっている。
【0003】そのクランクケースの下側にはオイルパン
が配設されており、クランクケース内のガスはオイルを
含んでいるため、このオイルを含んだブローバイガスが
燃焼室に抜けて排気されてしまうことからオイル消費が
増加してしまう。特に、ピストンリングから燃焼室に吸
い出されるオイル消費は、燃焼室の圧力がクランクケー
ス内圧より大幅に負圧になる部分負荷運転状態であるエ
ンジンブレーキ状態において増大する。
が配設されており、クランクケース内のガスはオイルを
含んでいるため、このオイルを含んだブローバイガスが
燃焼室に抜けて排気されてしまうことからオイル消費が
増加してしまう。特に、ピストンリングから燃焼室に吸
い出されるオイル消費は、燃焼室の圧力がクランクケー
ス内圧より大幅に負圧になる部分負荷運転状態であるエ
ンジンブレーキ状態において増大する。
【0004】この対策として、ピストンの周囲にピスト
ンリングを配設し、ピストンとシリンダとの隙間を塞ぐ
ようにしているが、ピストンリングとシリンダとの間の
摩擦が大きくなってしまう。摩擦を小さくすべく、ピス
トンリングの張力を小さくしたり、リング数を2本にし
たりすると、十分な効果が得られない。
ンリングを配設し、ピストンとシリンダとの隙間を塞ぐ
ようにしているが、ピストンリングとシリンダとの間の
摩擦が大きくなってしまう。摩擦を小さくすべく、ピス
トンリングの張力を小さくしたり、リング数を2本にし
たりすると、十分な効果が得られない。
【0005】また、クランクケース内の圧力が上昇する
ことは、ピストンが燃焼により、下死点側に移動する場
合の抵抗になるため、ポンプ損失が発生すると共に、ク
ランク軸の回転の空気抵抗の増大になる。
ことは、ピストンが燃焼により、下死点側に移動する場
合の抵抗になるため、ポンプ損失が発生すると共に、ク
ランク軸の回転の空気抵抗の増大になる。
【0006】そこで、クランクケース内のガス抜きを行
い、ピストンが下死点側に移動しても圧力が上昇しない
ようにすることもできる。
い、ピストンが下死点側に移動しても圧力が上昇しない
ようにすることもできる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、クランクケース内の圧力を
単純に下げると、内燃機関のオイルシール部分に外部か
ら塵埃を吸い込む虞がある。また、逆止弁付きの時は、
内燃機関の運転中は常時逆止弁が開閉し、疲労破壊する
場合があった。
うな従来のものにあっては、クランクケース内の圧力を
単純に下げると、内燃機関のオイルシール部分に外部か
ら塵埃を吸い込む虞がある。また、逆止弁付きの時は、
内燃機関の運転中は常時逆止弁が開閉し、疲労破壊する
場合があった。
【0008】そこで、この発明は、クランクケース内圧
を所定の負圧値に制御し、部分負荷の運転条件において
も、オイルの消費を低減すると共に、ポンプ損失を抑制
して燃費向上を図り、且つ、オイルシール部分への外部
からの塵埃の吸い込みを防止し、更に、逆止弁の信頼性
の向上を目的とする内燃機関用クランクケース内圧制御
装置を提供することを課題としている。
を所定の負圧値に制御し、部分負荷の運転条件において
も、オイルの消費を低減すると共に、ポンプ損失を抑制
して燃費向上を図り、且つ、オイルシール部分への外部
からの塵埃の吸い込みを防止し、更に、逆止弁の信頼性
の向上を目的とする内燃機関用クランクケース内圧制御
装置を提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、内燃機関のクランクケ
ース内に連通する第1ブローバイガス排出口と吸気管の
スロットルバルブ下流側とを気体が流れる通気路により
接続し、該通気路の途中に該通気路を開閉する開閉弁を
設け、該開閉弁は前記クランクケース内の負圧が所定値
より大きいときに閉じるように構成された内燃機関用ク
ランクケース内圧制御装置としたことを特徴とする。
めに、請求項1に記載の発明は、内燃機関のクランクケ
ース内に連通する第1ブローバイガス排出口と吸気管の
スロットルバルブ下流側とを気体が流れる通気路により
接続し、該通気路の途中に該通気路を開閉する開閉弁を
設け、該開閉弁は前記クランクケース内の負圧が所定値
より大きいときに閉じるように構成された内燃機関用ク
ランクケース内圧制御装置としたことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の構成に加え、前記クランクケース内に連通する第2ブ
ローバイガス排出口と前記スロットルバルブ上流側とを
気体が流れる通気路により接続すると共に、該通気路の
途中に逆止弁を設け、前記クランクケース内から前記ス
ロットルバルブ上流側への気体の流れは許容するが、前
記スロットルバルブ上流側から前記クランクケース内側
への気体の流れは遮断するようにしたことを特徴とす
る。
の構成に加え、前記クランクケース内に連通する第2ブ
ローバイガス排出口と前記スロットルバルブ上流側とを
気体が流れる通気路により接続すると共に、該通気路の
途中に逆止弁を設け、前記クランクケース内から前記ス
ロットルバルブ上流側への気体の流れは許容するが、前
記スロットルバルブ上流側から前記クランクケース内側
への気体の流れは遮断するようにしたことを特徴とす
る。
【0011】請求項3に記載の発明は、内燃機関のクラ
ンクケース内に連通する第1ブローバイガス排出口と吸
気管のスロットルバルブ下流側とを気体が流れる通気路
により接続し、該通気路の途中に該通気路を開閉する開
閉弁を設け、該開閉弁は低負荷時に前記クランクケース
内の負圧が所定値より大きいときに閉じるように構成さ
れ、一方、前記クランクケース内に連通する第2ブロー
バイガス排出口と前記スロットルバルブ上流側とを気体
が流れる通気路により接続すると共に、該通気路の途中
に逆止弁を設け、高負荷時に、前記クランクケース内か
ら前記スロットルバルブ上流側への気体の流れは許容す
るが、前記スロットルバルブ上流側から前記クランクケ
ース内側への気体の流れは遮断するようにした内燃機関
用クランクケース内圧制御装置としたことを特徴とす
る。
ンクケース内に連通する第1ブローバイガス排出口と吸
気管のスロットルバルブ下流側とを気体が流れる通気路
により接続し、該通気路の途中に該通気路を開閉する開
閉弁を設け、該開閉弁は低負荷時に前記クランクケース
内の負圧が所定値より大きいときに閉じるように構成さ
れ、一方、前記クランクケース内に連通する第2ブロー
バイガス排出口と前記スロットルバルブ上流側とを気体
が流れる通気路により接続すると共に、該通気路の途中
に逆止弁を設け、高負荷時に、前記クランクケース内か
ら前記スロットルバルブ上流側への気体の流れは許容す
るが、前記スロットルバルブ上流側から前記クランクケ
ース内側への気体の流れは遮断するようにした内燃機関
用クランクケース内圧制御装置としたことを特徴とす
る。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項2又は3
に記載の構成に加え、前記内燃機関は多気筒で該各気筒
が略同位相、又は、単気筒であることを特徴とする。
に記載の構成に加え、前記内燃機関は多気筒で該各気筒
が略同位相、又は、単気筒であることを特徴とする。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
の何れか一つに記載の構成に加え、前記シリンダ軸が略
水平に沿っていることを特徴とする。
の何れか一つに記載の構成に加え、前記シリンダ軸が略
水平に沿っていることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。
いて説明する。
【0015】図1には、この発明の実施の形態を示す。
【0016】まず構成を説明すると、図中符号11はシ
リンダブロックで、このシリンダブロック11の下側に
はオイルパン12が配設されると共に、上側にはシリン
ダヘッド13が配設されている。
リンダブロックで、このシリンダブロック11の下側に
はオイルパン12が配設されると共に、上側にはシリン
ダヘッド13が配設されている。
【0017】このシリンダブロック11には、上部側に
シリンダ14が設けられ、このシリンダ14内に上下動
自在にピストン15が配設されると共に、下部側にクラ
ンクケース16が設けられ、このクランクケース16内
にクランクシャフト17が配設されている。そして、そ
のピストン15とクランクシャフト17とがコネクティ
ングロッド18を介して連結されている。
シリンダ14が設けられ、このシリンダ14内に上下動
自在にピストン15が配設されると共に、下部側にクラ
ンクケース16が設けられ、このクランクケース16内
にクランクシャフト17が配設されている。そして、そ
のピストン15とクランクシャフト17とがコネクティ
ングロッド18を介して連結されている。
【0018】また、ピストン15等により形成される燃
焼室19には、吸気ポート20及び排気ポート21が接
続され、これらポート20,21がそれぞれ吸気バルブ
22及び排気バルブ23で開閉されるようになってい
る。
焼室19には、吸気ポート20及び排気ポート21が接
続され、これらポート20,21がそれぞれ吸気バルブ
22及び排気バルブ23で開閉されるようになってい
る。
【0019】それらバルブ22,23がそれぞれ吸気用
カムシャフト24及び排気用カムシャフト25で所定の
タイミングで駆動されて開閉されるようになっている。
カムシャフト24及び排気用カムシャフト25で所定の
タイミングで駆動されて開閉されるようになっている。
【0020】そして、シリンダヘッド13の上側にはシ
リンダヘッドカバー26が配設されている。
リンダヘッドカバー26が配設されている。
【0021】また、前記吸気ポート20には、吸気管2
8が接続され、この吸気管28の途中にはスロットルバ
ルブ30が配設されている。
8が接続され、この吸気管28の途中にはスロットルバ
ルブ30が配設されている。
【0022】さらに、この吸気管28と前記クランクケ
ース16等とが圧力制御弁32を介して連結され、その
クランクケース16内の圧力が所定値に制御されるよう
になっている。
ース16等とが圧力制御弁32を介して連結され、その
クランクケース16内の圧力が所定値に制御されるよう
になっている。
【0023】すなわち、その圧力制御弁32は、ケース
33が仕切壁34により下側室35と上側室36とに仕
切られ、更に、この下側室35がダイヤフラム37にて
下側の負圧室38と上側の大気圧室39とに仕切られて
いる。
33が仕切壁34により下側室35と上側室36とに仕
切られ、更に、この下側室35がダイヤフラム37にて
下側の負圧室38と上側の大気圧室39とに仕切られて
いる。
【0024】そして、この負圧室38は、通気管41に
よりクランクケース16内に接続されると共に、通気管
42によりスロットルバルブ30の上流側に接続されて
いる。この通気管42の途中にはオリフィス42aが設
けられている。また、前記大気圧室39は、エアクリー
ナ43を介して大気に開放されている。
よりクランクケース16内に接続されると共に、通気管
42によりスロットルバルブ30の上流側に接続されて
いる。この通気管42の途中にはオリフィス42aが設
けられている。また、前記大気圧室39は、エアクリー
ナ43を介して大気に開放されている。
【0025】さらに、前記上側室36は、内部に通気開
口45が設けられ、この通気開口45が、前記ダイヤフ
ラム37から延長された開閉弁46にて開閉されるよう
になっている。図1に示す状態では、スプリング47に
て付勢されて、通気開口45が開いた状態にある。そし
て、この上側室36は、通気管48を介してシリンダヘ
ッドカバー26の第1ブローバイガス排出口26aに接
続されると共に、通気管49を介してスロットルバルブ
30の下流側に接続されている。これにより、クランク
ケース16内と吸気管28のスロットルバルブ30下流
側とがブローバイガスが流れる通気路で接続され、この
通気路が開閉弁46にて開閉され、クランクケース16
内の圧力が所定値より小さいときに閉じるように構成さ
れている。
口45が設けられ、この通気開口45が、前記ダイヤフ
ラム37から延長された開閉弁46にて開閉されるよう
になっている。図1に示す状態では、スプリング47に
て付勢されて、通気開口45が開いた状態にある。そし
て、この上側室36は、通気管48を介してシリンダヘ
ッドカバー26の第1ブローバイガス排出口26aに接
続されると共に、通気管49を介してスロットルバルブ
30の下流側に接続されている。これにより、クランク
ケース16内と吸気管28のスロットルバルブ30下流
側とがブローバイガスが流れる通気路で接続され、この
通気路が開閉弁46にて開閉され、クランクケース16
内の圧力が所定値より小さいときに閉じるように構成さ
れている。
【0026】さらに、前記シリンダブロック11側に
は、クランクケース16内とシリンダヘッドカバー26
内を連通させる連通路50が形成されると共に、このシ
リンダヘッドカバー26内には、隔壁51,52が配設
され、この隔壁51には小径のオイル戻し孔51aが形
成されている。これら隔壁51,52は、紙面に垂直方
向に連続しているものでなく、途中が途切れているた
め、その途切れた部分及び連通路50等を介して図中矢
印に示すように、クランクケース16内と前記通気路4
8とが連通されている。
は、クランクケース16内とシリンダヘッドカバー26
内を連通させる連通路50が形成されると共に、このシ
リンダヘッドカバー26内には、隔壁51,52が配設
され、この隔壁51には小径のオイル戻し孔51aが形
成されている。これら隔壁51,52は、紙面に垂直方
向に連続しているものでなく、途中が途切れているた
め、その途切れた部分及び連通路50等を介して図中矢
印に示すように、クランクケース16内と前記通気路4
8とが連通されている。
【0027】さらにまた、シリンダヘッドカバー26内
には、連通口53aを有する隔壁53が設けられて隔室
54が形成され、この隔室54の第2ブローバイガス排
出口26bとスロットルバルブ30上流側とが通気管5
5を介して連通されている。この通気管55には、オリ
フィス55aがもうけられている。これら通気管55等
により、クランクケース16内と吸気管28のスロット
ルバルブ30上流側とがブローバイガスが流れる通気路
で接続されている。
には、連通口53aを有する隔壁53が設けられて隔室
54が形成され、この隔室54の第2ブローバイガス排
出口26bとスロットルバルブ30上流側とが通気管5
5を介して連通されている。この通気管55には、オリ
フィス55aがもうけられている。これら通気管55等
により、クランクケース16内と吸気管28のスロット
ルバルブ30上流側とがブローバイガスが流れる通気路
で接続されている。
【0028】また、その隔壁53には、連通口53aを
開閉する逆止弁56が配設され、この逆止弁56によ
り、クランクケース16内側からスロットルバブル30
上流側へのブローバイガスの流れは許容するが、スロッ
トルバブル30上流側からクランクケース16内側への
ブローバイガスの流れは遮断するようにしている。な
お、符号57は逆止弁56が開き過ぎないようにするた
めのストッパー、符号58はエアクリーナ、符号59は
オイルポンプである。
開閉する逆止弁56が配設され、この逆止弁56によ
り、クランクケース16内側からスロットルバブル30
上流側へのブローバイガスの流れは許容するが、スロッ
トルバブル30上流側からクランクケース16内側への
ブローバイガスの流れは遮断するようにしている。な
お、符号57は逆止弁56が開き過ぎないようにするた
めのストッパー、符号58はエアクリーナ、符号59は
オイルポンプである。
【0029】次に、作用について説明する。
【0030】内燃機関の作動中で、圧力制御弁32の開
閉弁46が図1に示すように開いている状態では、燃焼
工程において、燃焼室19からクランクケース16内に
漏れたブローバイガスは、矢印に示すように、連通路5
0を介してシリンダヘッドカバー26側に流れ、隔壁5
1,52の側方を通り、通気管48を介して圧力制御弁
32の上側室35に流入する。この場合、隔壁51,5
2を通過する際に、オイルが切られ、隔壁51のオイル
戻し孔51aからオイルが戻され、通気管48側へのオ
イルの流入を防止できる。そして、そのブローバイガス
は通気開口45,通気管49を介してスロットルバルブ
30の下流側に流入する。換言すれば、スロットルバル
ブ30の下流側が、負圧になっているため、ここにクラ
ンクケース16内のブローバイガスが吸入され、クラン
クケース16内が所定値の負圧に制御される。ここでの
負圧は−150mmHg程度に制御されるようにスプリ
ング47のバネ定数等が設定されている。
閉弁46が図1に示すように開いている状態では、燃焼
工程において、燃焼室19からクランクケース16内に
漏れたブローバイガスは、矢印に示すように、連通路5
0を介してシリンダヘッドカバー26側に流れ、隔壁5
1,52の側方を通り、通気管48を介して圧力制御弁
32の上側室35に流入する。この場合、隔壁51,5
2を通過する際に、オイルが切られ、隔壁51のオイル
戻し孔51aからオイルが戻され、通気管48側へのオ
イルの流入を防止できる。そして、そのブローバイガス
は通気開口45,通気管49を介してスロットルバルブ
30の下流側に流入する。換言すれば、スロットルバル
ブ30の下流側が、負圧になっているため、ここにクラ
ンクケース16内のブローバイガスが吸入され、クラン
クケース16内が所定値の負圧に制御される。ここでの
負圧は−150mmHg程度に制御されるようにスプリ
ング47のバネ定数等が設定されている。
【0031】従って、その漏れたブローバイガスは再度
燃焼室19内に吸入されて燃焼されることとなると共
に、クランクケース16内が負圧に設定されているた
め、ピストン15が下死点側に移動する場合の抵抗とな
らず、ポンプ損失を抑制でき、燃費を向上させることが
できる。
燃焼室19内に吸入されて燃焼されることとなると共
に、クランクケース16内が負圧に設定されているた
め、ピストン15が下死点側に移動する場合の抵抗とな
らず、ポンプ損失を抑制でき、燃費を向上させることが
できる。
【0032】また、吸気行程においては、特に問題とな
るエンジンブレーキ状態等の部分負荷の場合でも、クラ
ンクケース16内を所定値の負圧とすることで、吸気行
程の燃焼室19内との圧力差を小さくできることから、
クランクケース16内から燃焼室19内へのオイルを含
んだブローバイガスの漏れを抑制できるため、オイル消
費量を低減できる。
るエンジンブレーキ状態等の部分負荷の場合でも、クラ
ンクケース16内を所定値の負圧とすることで、吸気行
程の燃焼室19内との圧力差を小さくできることから、
クランクケース16内から燃焼室19内へのオイルを含
んだブローバイガスの漏れを抑制できるため、オイル消
費量を低減できる。
【0033】しかも、このような方法に燃焼室19側へ
のオイルの漏れを防止できるため、ピストンリング15
aの張力が弱いもの(シリンダ14への圧接力の弱いも
の)を使用しても漏れを防止できることから、摩擦によ
る磨耗,熱発生及び抵抗を抑制できる。
のオイルの漏れを防止できるため、ピストンリング15
aの張力が弱いもの(シリンダ14への圧接力の弱いも
の)を使用しても漏れを防止できることから、摩擦によ
る磨耗,熱発生及び抵抗を抑制できる。
【0034】そして、クランクケース16内の負圧が所
定値、ここではー150mmHgより大きくなると、ダ
イヤフラム37がスプリング47の付勢力に抗して図に
示す位置より下がり、開閉弁46により通気開口45が
閉じられ、クランクケース16からスロットルバルブ3
0下流側へのブローバイガスの流れが遮断される。これ
により、クランクケース16内の負圧が所定値に保たれ
ることとなる。
定値、ここではー150mmHgより大きくなると、ダ
イヤフラム37がスプリング47の付勢力に抗して図に
示す位置より下がり、開閉弁46により通気開口45が
閉じられ、クランクケース16からスロットルバルブ3
0下流側へのブローバイガスの流れが遮断される。これ
により、クランクケース16内の負圧が所定値に保たれ
ることとなる。
【0035】これにより、クランクケース16内が過度
の負圧にならないようにして、機関各部のオイルシール
部分に外部から塵埃を吸い込むことなく、又、オイル中
の蒸発成分の急激なガス化による潤滑不良のような不具
合も防止することができる。
の負圧にならないようにして、機関各部のオイルシール
部分に外部から塵埃を吸い込むことなく、又、オイル中
の蒸発成分の急激なガス化による潤滑不良のような不具
合も防止することができる。
【0036】なお、圧力制御弁32の負圧室38は、通
気管42を介してスロットルバルブ30の上流側に接続
されているが、ここにはオリフィス42aが設けられて
いるため、負圧室38の圧力は、クランクケース16内
の圧力と近くなる。そして、このオリフィス42aを介
して吸気管28側のエアクリーナ58にて清浄にされた
新気を負圧室38から通気管41を通してクランクケー
ス16内に流入させ、負圧室38等の掃除を兼ねて新気
をクランクケース16内に導入している。
気管42を介してスロットルバルブ30の上流側に接続
されているが、ここにはオリフィス42aが設けられて
いるため、負圧室38の圧力は、クランクケース16内
の圧力と近くなる。そして、このオリフィス42aを介
して吸気管28側のエアクリーナ58にて清浄にされた
新気を負圧室38から通気管41を通してクランクケー
ス16内に流入させ、負圧室38等の掃除を兼ねて新気
をクランクケース16内に導入している。
【0037】一方、開閉弁46が閉じている又は、ブロ
ーバイガス量が多量な運転状態においては、ピストン1
5が下死点側に移動すると、クランクケース16内の容
積が減少するため、この中のブローバイガスは、逆止弁
56、通気路55を介して、スロットルバルブ30の上
流側の吸気管28に押し出される。その後、ピストン1
5が上死点側に移動すると、クランクケース16内に
は、逆止弁56で阻止されて、ブローバイガスが逆戻り
することがないため、このクランクケース16内は圧力
が減少する。この動作を繰り返すことで、クランクケー
ス16内は平均すると負圧になるように設定されてい
る。
ーバイガス量が多量な運転状態においては、ピストン1
5が下死点側に移動すると、クランクケース16内の容
積が減少するため、この中のブローバイガスは、逆止弁
56、通気路55を介して、スロットルバルブ30の上
流側の吸気管28に押し出される。その後、ピストン1
5が上死点側に移動すると、クランクケース16内に
は、逆止弁56で阻止されて、ブローバイガスが逆戻り
することがないため、このクランクケース16内は圧力
が減少する。この動作を繰り返すことで、クランクケー
ス16内は平均すると負圧になるように設定されてい
る。
【0038】この負圧は、ピストン15の行程容積に対
してクランクケース16容積が少さい方が大きくなる。
従って、多気筒で略同位相にてピストン15が移動する
機関又は、単気筒の機関において特に負圧を発生させ易
い。この実施の形態では、並列2気筒で各気筒が略同位
相で駆動するようになっており、上記負圧がー30mm
Hgになるように設定されている。また、略同位相でな
い多気筒機関にあっても、そのような逆止弁56等設け
て、クランクケース16内のブローバイガスを逃がすよ
うにすれば、圧力制御弁32の小型化を図ることができ
る。
してクランクケース16容積が少さい方が大きくなる。
従って、多気筒で略同位相にてピストン15が移動する
機関又は、単気筒の機関において特に負圧を発生させ易
い。この実施の形態では、並列2気筒で各気筒が略同位
相で駆動するようになっており、上記負圧がー30mm
Hgになるように設定されている。また、略同位相でな
い多気筒機関にあっても、そのような逆止弁56等設け
て、クランクケース16内のブローバイガスを逃がすよ
うにすれば、圧力制御弁32の小型化を図ることができ
る。
【0039】しかも、スロットルバルブ30が大きく開
かれ、高負荷状態となると、スロットルバルブ30の下
流側の圧力は、略大気圧状態となるため、通気管48,
49等を介してクランクケース16内のブローバイガス
を吸い出し難くなる。この時、上記のような逆止弁56
等を設けることは特に効果的である。
かれ、高負荷状態となると、スロットルバルブ30の下
流側の圧力は、略大気圧状態となるため、通気管48,
49等を介してクランクケース16内のブローバイガス
を吸い出し難くなる。この時、上記のような逆止弁56
等を設けることは特に効果的である。
【0040】この際の、クランクケース16内の負圧値
は、ピストン15の行程容積やクランクケース16容積
等により決定されるが、この値は、前記圧力制御弁32
により設定されている負圧値より小さく設定されてい
る。このようにすれば、部分負荷運転状態の時には、常
に、圧力制御弁32を介してクランクケース16内のブ
ローバイガスが吸気管28側に吸い出されることとな
り、逆止弁56側が開閉されることがない。従って、逆
止弁56の寿命を延ばすことが出来る。
は、ピストン15の行程容積やクランクケース16容積
等により決定されるが、この値は、前記圧力制御弁32
により設定されている負圧値より小さく設定されてい
る。このようにすれば、部分負荷運転状態の時には、常
に、圧力制御弁32を介してクランクケース16内のブ
ローバイガスが吸気管28側に吸い出されることとな
り、逆止弁56側が開閉されることがない。従って、逆
止弁56の寿命を延ばすことが出来る。
【0041】また、通気管55にオリフィス55aを形
成することにより、高負荷運転状態から急に部分負荷運
転状態に切り換えた場合でも、クランクケース16内の
ブローバイガスが多量に吸気管28側に流入するのを防
止できて、良好な燃焼が行われなくなることを防止でき
る。さらに、再始動時には、始動前のクランクケース1
6内は略大気圧状態になっており、この状態から始動モ
ータにてクランクシャフト17を回転すると、初期に多
量のブローバイガスがクランクケース16より流出しよ
うとする。これを一度に、吸気管28側に流入させる
と、始動時の空燃費制御が甚だ困難になる。そこで、上
記のようなオリフィス55aで絞ることにより、そのよ
うな問題を回避できる。
成することにより、高負荷運転状態から急に部分負荷運
転状態に切り換えた場合でも、クランクケース16内の
ブローバイガスが多量に吸気管28側に流入するのを防
止できて、良好な燃焼が行われなくなることを防止でき
る。さらに、再始動時には、始動前のクランクケース1
6内は略大気圧状態になっており、この状態から始動モ
ータにてクランクシャフト17を回転すると、初期に多
量のブローバイガスがクランクケース16より流出しよ
うとする。これを一度に、吸気管28側に流入させる
と、始動時の空燃費制御が甚だ困難になる。そこで、上
記のようなオリフィス55aで絞ることにより、そのよ
うな問題を回避できる。
【0042】ところで、図2に示すような船外機にあっ
ては、ピストン15が上下に一対設けられ、図示してい
ないがシリンダ軸が水平に沿って設けられている。かか
ろ内燃機関においては、いわゆる横置きであるため、燃
焼室側にオイルがより漏れ易いことから、上記のような
圧力制御弁32等を設けることはより効果的である。
ては、ピストン15が上下に一対設けられ、図示してい
ないがシリンダ軸が水平に沿って設けられている。かか
ろ内燃機関においては、いわゆる横置きであるため、燃
焼室側にオイルがより漏れ易いことから、上記のような
圧力制御弁32等を設けることはより効果的である。
【0043】なお、上記実施の形態では、ダイヤフラム
37等を用いて開閉弁46を制御しているが、これに限
らず、ECUを用いた機関にあっては、比例制御弁、ス
テップモータ等を用いることもできる。かかる制御弁等
を用いれば運転状況に応じ、より緻密な制御を行える。
37等を用いて開閉弁46を制御しているが、これに限
らず、ECUを用いた機関にあっては、比例制御弁、ス
テップモータ等を用いることもできる。かかる制御弁等
を用いれば運転状況に応じ、より緻密な制御を行える。
【0044】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載された発明によれば、内燃機関のクランクケース内と
吸気管のスロットルバルブ下流側とを気体が流れる通気
路により接続し、この通気路の途中に該通気路を開閉す
る開閉弁を設け、この開閉弁はクランクケース内の圧力
が所定値より小さいときに閉じるように構成されたた
め、クランクケース内圧を所定の負圧値に制御すること
ができ、部分負荷の運転条件において、オイルの消費を
低減することができると共に、クランクケースのポンプ
損失を抑制して燃費向上を図ることができ、更に、オイ
ルシール部分への外部からの塵埃の吸い込みを防止する
ことができ、且つ、逆止弁の信頼性を向上させることが
できる。
載された発明によれば、内燃機関のクランクケース内と
吸気管のスロットルバルブ下流側とを気体が流れる通気
路により接続し、この通気路の途中に該通気路を開閉す
る開閉弁を設け、この開閉弁はクランクケース内の圧力
が所定値より小さいときに閉じるように構成されたた
め、クランクケース内圧を所定の負圧値に制御すること
ができ、部分負荷の運転条件において、オイルの消費を
低減することができると共に、クランクケースのポンプ
損失を抑制して燃費向上を図ることができ、更に、オイ
ルシール部分への外部からの塵埃の吸い込みを防止する
ことができ、且つ、逆止弁の信頼性を向上させることが
できる。
【0045】請求項2に記載された発明によれば、上記
効果に加え、クランクケース内とスロットルバルブ上流
側とを気体が流れる通気路により接続すると共に、この
通気路の途中に逆止弁を設け、クランクケース内からス
ロットルバルブ上流側への気体の流れは許容するが、ス
ロットルバルブ上流側からクランクケース内側への気体
の流れは遮断するようにしたため、吸気管負圧が減少す
る高負荷域運転状態についても、クランクケース内圧を
充分な負圧に維持できる。
効果に加え、クランクケース内とスロットルバルブ上流
側とを気体が流れる通気路により接続すると共に、この
通気路の途中に逆止弁を設け、クランクケース内からス
ロットルバルブ上流側への気体の流れは許容するが、ス
ロットルバルブ上流側からクランクケース内側への気体
の流れは遮断するようにしたため、吸気管負圧が減少す
る高負荷域運転状態についても、クランクケース内圧を
充分な負圧に維持できる。
【0046】請求項4に記載された発明によれば、上記
効果に加え、内燃機関は多気筒で各気筒が略同位相、又
は、単気筒としたため、クランクケース内を負圧値を大
きくすることができる。
効果に加え、内燃機関は多気筒で各気筒が略同位相、又
は、単気筒としたため、クランクケース内を負圧値を大
きくすることができる。
【0047】請求項5に記載された発明によれば、上記
効果に加え、シリンダ軸が略水平に沿っている内燃機関
では、オイルが燃焼室側に一層漏れ易いため、クランク
ケース内を所定の負圧値とすることにより、より効果的
にオイル漏れを防止できる、という実用上有益な効果を
発揮する。
効果に加え、シリンダ軸が略水平に沿っている内燃機関
では、オイルが燃焼室側に一層漏れ易いため、クランク
ケース内を所定の負圧値とすることにより、より効果的
にオイル漏れを防止できる、という実用上有益な効果を
発揮する。
【図1】この発明の実施の形態に係る内燃機関用クラン
クケース内圧制御装置の概略図である。
クケース内圧制御装置の概略図である。
【図2】同実施の形態に係る船外機の側面図である。
11 シリンダブロック 12 オイルパン 13 シリンダヘッド 14 シリンダ 15 ピストン 16 クランクケース 17 クランクシャフト 19 燃焼室 26a 第1ブローバイガス排出口 26b 第2ブローバイガス排出口 28 吸気管 30 スロットルバルブ 32 圧力制御弁 37 ダイヤフラム 45 通気開口 46 開閉弁 56 逆止弁
フロントページの続き Fターム(参考) 3G015 AA01 AA03 AA06 AA07 AB01 BD02 BD10 BD12 BD13 BD24 BD28 BE03 BE04 BE05 BE06 BE07 BE11 BE13 BE15 BF04 BF05 BF08 BF10 CA02 CA04 CA05 CA06 CA12 CA16 DA02 EA11 EA26 FC04 FD02 3G092 AA01 AA13 AB02 AC09 DE20S DF06 DF08 DF10 DG06 EA28 EA29
Claims (5)
- 【請求項1】 内燃機関のクランクケース内に連通する
第1ブローバイガス排出口と吸気管のスロットルバルブ
下流側とを気体が流れる通気路により接続し、該通気路
の途中に該通気路を開閉する開閉弁を設け、該開閉弁は
前記クランクケース内の負圧が所定値より大きいときに
閉じるように構成されたことを特徴とする内燃機関用ク
ランクケース内圧制御装置。 - 【請求項2】 前記クランクケース内に連通する第2ブ
ローバイガス排出口と前記スロットルバルブ上流側とを
気体が流れる通気路により接続すると共に、該通気路の
途中に逆止弁を設け、前記クランクケース内から前記ス
ロットルバルブ上流側への気体の流れは許容するが、前
記スロットルバルブ上流側から前記クランクケース内側
への気体の流れは遮断するようにしたことを特徴とする
請求項1記載の内燃機関用クランクケース内圧制御装
置。 - 【請求項3】 内燃機関のクランクケース内に連通する
第1ブローバイガス排出口と吸気管のスロットルバルブ
下流側とを気体が流れる通気路により接続し、該通気路
の途中に該通気路を開閉する開閉弁を設け、該開閉弁は
低負荷時に前記クランクケース内の負圧が所定値より大
きいときに閉じるように構成され、 一方、前記クランクケース内に連通する第2ブローバイ
ガス排出口と前記スロットルバルブ上流側とを気体が流
れる通気路により接続すると共に、該通気路の途中に逆
止弁を設け、高負荷時に、前記クランクケース内から前
記スロットルバルブ上流側への気体の流れは許容する
が、前記スロットルバルブ上流側から前記クランクケー
ス内側への気体の流れは遮断するようにしたことを特徴
とする内燃機関用クランクケース内圧制御装置。 - 【請求項4】 前記内燃機関は多気筒で該各気筒が略同
位相、又は、単気筒であることを特徴とする請求項2又
は3記載の内燃機関用クランクケース内圧制御装置。 - 【請求項5】 前記シリンダ軸が略水平に沿っているこ
とを特徴とする請求項1乃至4の何れか一つに記載の内
燃機関用クランクケース内圧制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10228596A JP2000045746A (ja) | 1998-07-29 | 1998-07-29 | 内燃機関用クランクケース内圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10228596A JP2000045746A (ja) | 1998-07-29 | 1998-07-29 | 内燃機関用クランクケース内圧制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000045746A true JP2000045746A (ja) | 2000-02-15 |
Family
ID=16878843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10228596A Pending JP2000045746A (ja) | 1998-07-29 | 1998-07-29 | 内燃機関用クランクケース内圧制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000045746A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007162705A (ja) * | 2000-05-25 | 2007-06-28 | Asco Controls Lp | 組み込まれたリリーフバルブを有する圧力調整ピストン |
DE102008030134A1 (de) | 2007-08-07 | 2009-02-19 | Dichtungstechnik G. Bruss Gmbh & Co. Kg | Druckregelventil |
DE102007047488A1 (de) * | 2007-10-04 | 2009-04-09 | Audi Ag | Druckventil zur Regelung in einem Kurbelraum eines Kurbelgehäuses einer Brennkraftmaschine |
JP2012511114A (ja) * | 2008-12-08 | 2012-05-17 | アウディ アクチェンゲゼルシャフト | 内燃機関の稼動方法 |
-
1998
- 1998-07-29 JP JP10228596A patent/JP2000045746A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007162705A (ja) * | 2000-05-25 | 2007-06-28 | Asco Controls Lp | 組み込まれたリリーフバルブを有する圧力調整ピストン |
DE102008030134A1 (de) | 2007-08-07 | 2009-02-19 | Dichtungstechnik G. Bruss Gmbh & Co. Kg | Druckregelventil |
DE102007047488A1 (de) * | 2007-10-04 | 2009-04-09 | Audi Ag | Druckventil zur Regelung in einem Kurbelraum eines Kurbelgehäuses einer Brennkraftmaschine |
JP2012511114A (ja) * | 2008-12-08 | 2012-05-17 | アウディ アクチェンゲゼルシャフト | 内燃機関の稼動方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050617 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080122 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080617 |