JP2000045593A - 車両用機器操作受信装置 - Google Patents

車両用機器操作受信装置

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JP2000045593A
JP2000045593A JP20913198A JP20913198A JP2000045593A JP 2000045593 A JP2000045593 A JP 2000045593A JP 20913198 A JP20913198 A JP 20913198A JP 20913198 A JP20913198 A JP 20913198A JP 2000045593 A JP2000045593 A JP 2000045593A
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JP
Japan
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vehicle
brightness
sound
light
control signal
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JP20913198A
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English (en)
Inventor
Kenichi Ogami
健一 大上
Tomoyuki Funayama
友幸 舟山
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両外部から車両に搭載された機器の操作指
示が指示手段によってなされたことを容易に認知可能に
報知させる。 【解決手段】 送信機によりドアロック装置の作動指示
がなされると、車両周囲の明るさLを計測する(10
0、102)。明るさLが最大値L1以上では(104
で肯定)、ブザーを大音量で鳴らして報知した後に(1
10)、ドアロック装置を作動させる(118)。計測
した明るさLが最大値L1から最小値L2の間では(1
04で否定、106で肯定)、ブザーを中音量で鳴らし
て報知する(112)。計測した明るさLが最小値L2
以下では(106で否定、108で肯定)、ブザーを小
音量で鳴らしかつドームランプを点灯させることで音と
光で報知する(114)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用機器操作受
信装置にかかり、特に、車両外部から送信された車両に
搭載された機器の操作指示を表す指示信号を受信する車
両用機器操作受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両は、開閉可能なドアを開
閉不可能なロック状態にしたり開閉可能なアンロック状
態にしたりするドアロック装置を備えている。従来、こ
のロック状態にしたりアンロック状態にしたりするのに
は、車両用キーを車体のキーシリンダに装填して行って
いたが、この煩わしさを解消するため、近年、車両用キ
ーを用いて、車両の外からワイヤレスでドアロック装置
を作動させることが可能なワイヤレスドアロック装置が
実用化されている。
【0003】このように車両の外からワイヤレスでドア
ロック装置が作動されるとき、その作動が指示されたこ
と、すなわちドアロック装置をワイヤレスで作動させる
指示装置が操作されたことを確認したいという要望があ
る。このため、指示装置が操作されたときにブザー等の
発音体を発音させている。例えば、指示装置が操作され
たときに昼夜を問わず常時ブザーを鳴らして報知(所謂
アンサーバック)していた。
【0004】ところが、昼夜を問わず同一ブザーでアン
サーバックした場合、夜間の住宅等の静寂な地域では、
近隣への迷惑になる。このため、アンサーバックのため
のブザーの音量または音質を昼と夜とで調整可能にした
調整装置が提案されている(実開昭58−61530号
公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、夜間に
周囲への影響を考慮して音量を小さくしたり、音質を変
化させたりした場合、指示装置が操作されたことを音の
みでは認知できない場合がある。
【0006】本発明は、上記事実を考慮して、車両外部
から車両に搭載された機器の操作指示が指示手段によっ
てなされたことを容易に認知可能に報知することができ
る車両用機器操作受信装置を得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明の車両用機器操作受信装置は、
車両外部から車両に搭載された機器の操作指示を行うた
めの指示手段から送信される指示信号を受信する受信手
段と、車両周囲の明るさを検出する検出手段と、入力さ
れた光制御信号によって発光する発光手段と、入力され
た音制御信号によって発音する発音手段と、前記指示信
号を受信したとき、検出した車両周囲の明るさに基づい
て光制御信号及び音制御信号を出力する制御手段と、を
備えている。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の車両用機器操作受信装置において、前記車両に搭載さ
れた機器は、ドアロック装置であることを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の車両用機器操作受信装置において、前記検出
手段は、車両に搭載された照明装置を自動点灯させると
きに用いるライトセンサであることを特徴とする。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3に記載の車両用機器操作受信装置において、前記
発光手段は、車内照明用のドームランプ、ヘッドラン
プ、及びテールランプの何れかのランプであることを特
徴とする。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請
求項4の何れか1項に記載の車両用機器操作受信装置に
おいて、前記制御手段は、明るさと発光量、及び明るさ
と発光の光質の少なくとも一方との対応関係、明るさと
発音量、及び明るさと発音の音質の少なくとも一方との
対応関係を予め定め、該対応関係を記憶し、前記車両周
囲の明るさに対応する発光量及び発光の光質の少なくと
も一方を表す光制御信号と、前記車両周囲の明るさに対
応する発音量及び発音の音質の少なくとも一方を表す音
制御信号とを出力することを特徴とする。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の車両用機器操作受信装置において、前記明るさと発光
量との対応関係は、車両周囲の明るさが暗くなるに従っ
て発光量が大きくなるように定められたことを特徴とす
る。
【0013】請求項7に記載の発明は、請求項5または
6に記載の車両用機器操作受信装置において、前記明る
さと発音量との対応関係は、車両周囲の明るさが暗くな
るに従って発音量が小さくなるように定められたことを
特徴とする。
【0014】請求項1の発明では、受信手段によって、
指示手段から送信される指示信号を受信する。この指示
手段は、車両外部から車両に搭載された機器の操作指示
を行うためのものであり、キーレスエントリ用等のワイ
ヤレス送信器がある。車両には、検出手段、発光手段、
及び発音手段が設けられている。検出手段は、車両周囲
の明るさを検出するものであり、照度センサや輝度セン
サ等の明るさ検出器を用いることができる。発光手段
は、入力された光制御信号によって発光するものであ
り、LEDや白熱電球等のランプがある。また、発音手
段は、入力された音制御信号によって発音するものであ
り、ブザー等の発音体やスピーカ等の音声発生装置があ
る。指示手段からの指示信号を受信すると、制御手段
は、検出した車両周囲の明るさに基づいて光制御信号及
び音制御信号を出力する。これは、車両の周囲の明るさ
によって光で報知したり音で報知したり光と音で報知し
たりするためである。例えば日中、特に昼間のように周
囲が明るいとき、発光手段による報知のみではこの報知
を容易に認知できないことがある。このため、発光手段
による報知を抑制すると共に、発音手段による報知を合
わせて行う。また、夕暮れや夜間、地下等の遮蔽物が多
い領域では、発音手段のみではこの報知を容易に認知で
きないことがある。また、発音手段で生じた音が周囲に
迷惑をおよぼすことがある。このため、発音手段による
報知を抑制すると共に、発光手段による報知を合わせて
行う。これによって、車両周囲の明るさが異なる状態下
にあっても、その明るさに沿って光や音で報知すること
ができ、機器操作指示が指示手段によってなされたこと
を容易に認知可能に報知することができる。
【0015】前記車両に搭載された機器は、請求項2に
も記載したように、ドアロック装置がある。所謂キーレ
スエントリー装置では、ドアロック及びドアロック解除
をワイヤレスで指示することができる。このドアロック
及びドアロック解除の指示を、車両周囲の明るさに沿っ
て光や音で報知することによって、機器操作指示がなさ
れたことを容易に認知可能に報知することができる。
【0016】前記検出手段は、請求項3にも記載したよ
うに、車両に搭載された照明装置を自動点灯させるとき
に用いるライトセンサを採用することによって、新規に
センサを追加することなく、共用することができ、構成
部品数を増加することはない。
【0017】また、前記発光手段は、請求項4に記載し
たように、車内照明用のドームランプ、ヘッドランプ、
及びテールランプの何れかのランプを用いることができ
る。これらのランプは車両に標準的に搭載されているの
で、新規に発光手段を追加することなく、共用させるこ
とができ、構成部品数を増加することはない。
【0018】ここで、車両周囲の明るさは時々刻々と変
化したり、常時同一の明るさ(例えば地下駐車場内等)
であったりする。これらの明るさに対しては、例えば、
静寂な夜間に相当する明るさの場合に光と音の報知の関
係を予め定めることができるように、標準的に報知状態
を定めることが可能な場合がある。
【0019】そこで、請求項5に記載したように、明る
さと、発光量及び発光の光質の少なくとも一方との対応
関係を予め定める。発光量は大光量から小光量までの間
を段階的に定めたり連続勾配的に定めたりすることがで
きる。この光量は、遮光により調整したり発光自体を調
整したりして定めることができる。発光の光質は、予め
定めた色の中から選択的に発光色を定めたり可視光線の
波長範囲内で連続的に色を定めたりすることができる。
【0020】なお、光質を変更するものとしてフィルタ
を挿入することもできる。また、明るさと発音量、及び
明るさと発音の音質の少なくとも一方との対応関係を予
め定める。発音量は大音量から小音量までの間を段階的
に定めたり連続勾配的に定めたりすることができる。音
質は、予め定めた音色の中から選択的に音色を定めたり
可聴範囲内で連続的に音色を定めたりすることができ
る。
【0021】制御手段は、これらの対応関係を記憶す
る。そして、記憶した対応関係を参照して、検出手段で
検出した車両周囲の明るさに対応する発光量及び発光の
光質の少なくとも一方を表す光制御信号と、車両周囲の
明るさに対応する発音量及び発音の音質の少なくとも一
方を表す音制御信号とを出力する。このように、予め明
るさに対する発光量や光質また発音量や音色を定めるこ
とによって、車両周囲の明るさに対応する報知状態です
なわち周囲への影響を考慮して、機器の操作指示に対応
するように、光量や光質を変化させたり、音量や音質を
変化させたりして、指示装置が操作されたことを容易に
認知させることができる。
【0022】前記明るさと発光量との対応関係は、請求
項6に記載したように、車両周囲の明るさが暗くなるに
従って発光量が大きくなるように定めることによって、
車両周囲の明るさが暗くなるに従い、より認知可能な光
量で報知させることができる。また、前記明るさと発音
量との対応関係は、請求項7に記載したように、車両周
囲の明るさが暗くなるに従って発音量が小さくなるよう
に定めることによって、音による周囲への影響を考慮し
て、報知させることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例を詳細に説明する。本実施の形態は車両
の周囲が暗くなるとライトが自動的に点灯するオートラ
イト装置に本発明を適用したものである。
【0024】図1に示すように、本実施の形態のオート
ライト装置10は、受信手段としての受信機14を備え
ている。受信機14は、車両外部からドアロック及びド
アロック解除を指示するための送信機12からの信号を
無線で受信するためのものである。受信機14は制御手
段としてのボデーECU16に接続されている。ボデー
ECU16は、図示しないCPU等による演算処理部及
びRAMやROM等の記憶部を備えたマイクロコンピュ
ータで構成され、このボデーECU16には、車載バッ
テリーBTが接続された車室内を照明するためのドーム
ランプ20が接続されている。このドームランプ20は
本発明の発光手段の一例として機能する。また、ボデー
ECU16には、検出手段としての照度センサ18、ヘ
ッドランプ用リレー22、テールランプ用リレー24、
発音手段としてのブザー26、及びドアロック装置28
に接続されている。さらに、ボデーECU16には、車
両の周囲が暗くなるとライトが自動的に点灯することを
設定入力するためのオートライトスイッチ30が接続さ
れている。なお、ボデーECU16の図示しない記憶部
には、ボデーECU16において実行される後述する処
理ルーチンが記憶されている。
【0025】上記ボデーECU16に接続された照度セ
ンサ18は、車両の周囲の明るさを検出するための検出
器であり、CCDセンサやCds等の光電変換器を用い
ることができる。ヘッドランプ用リレー22は、車両に
搭載されたヘッドランプ(図示省略)を点灯させたり消
灯させたりするリレーであり、テールランプ用リレー2
4は、車両に搭載されたテールランプ(図示省略)を点
灯させたり消灯させたりするリレーである。ブザー26
は、入力信号により音声を発するものである。ドアロッ
ク装置28車両の開閉可能なドアを開閉不可能なロック
状態にしたり開閉可能なアンロック状態にしたりする装
置である。
【0026】上記ボデーECU16には、記録媒体とし
てのフロッピーディスク(以下、FDという)が挿抜可
能なフロッピーディスクユニット(以下、FDUとい
う)を接続することができる。なお、後述する処理ルー
チン等は、FDUを用いてFDに対して読み書き可能で
ある。従って、後述する処理ルーチンは、記憶部に記憶
することなく、予めFDに記録しておき、FDUを介し
てFDに記録された処理プログラムを実行してもよい。
また、ボデーECU16にハードディスク装置等の大容
量記憶装置(図示省略)を接続し、FDに記録された処
理プログラムを大容量記憶装置(図示省略)へ格納(イ
ンストール)して実行するようにしてもよい。また、記
録媒体としては、CD−ROM等の光ディスクや、M
D,MO等の光磁気ディスクがあり、これらを用いると
きには、上記FDUに代えてまたはさらにCD−ROM
装置、MD装置、MO装置等を用いればよい。
【0027】上記オートライト装置10には、車載バッ
テリー(図示省略)に接続され、常時電源供給が可能に
されているものとする。なお、本実施の形態のオートラ
イト装置10では、オートライトスイッチ30のオンに
よりライトの自動点灯設定入力がなされたとき、照度セ
ンサ18で検出した明るさが所定値以下になると、ヘッ
ドランプ用リレー22及びテールランプ用リレー24を
作動させ、ヘッドランプ及びテールランプを点灯させ
る。
【0028】ここで、本実施の形態のオートライト装置
10で用いられる、車両周囲の明るさと、ブザー26で
発せられる音量及び発光させるランプの関係を説明す
る。
【0029】本実施の形態では、ワイヤレスにより、ド
アロックまたはドアロック解除を指示されたときに、そ
のアンサーバックをさせる場合、車両の周囲の明るさに
よって光で報知させたり音で報知させたりする。例えば
日中、特に昼間のように周囲が明るいとき、ドームラン
プ20やヘッドランプ等のランプを点灯させることによ
る報知では、車両周囲の明るさで容易に認知できないこ
とがある。また、ブザー音により報知しようとすると周
囲の騒音でマスキングされて容易に認知できない場合も
ある。一方、夕暮れや夜間、地下等の遮蔽物が多い領域
等のように周囲が暗いとき、日中と同一のブザー音によ
る報知では、その音で周囲の人物が不快感を感じたり、
音量を下げ過ぎると容易に認知できない場合があったり
する。
【0030】そこで、本実施の形態では、ワイヤレスに
よる指示のアンサーバックを、車両の周囲の明るさによ
って光と音とで報知させる。すなわち、車両周囲の明る
さが暗くなるに従ってブザーよる報知を抑制すると共
に、ランプ発光による報知を合わせて行う。これによっ
て、車両周囲の明るさが異なる状態下にあっても、その
明るさに沿って光や音で報知することができ、ワイヤレ
ス指示を容易に認知可能に報知することができる。図3
には、車両周囲の明るさと、ブザー26で発せられる音
量及び発光させるランプ光量との関係を示した。なお、
この車両周囲の明るさと音量及び光量との関係は、ボデ
ーECU16内の図示を省略したメモリに予め記憶され
ている。
【0031】図3(A)は、照度センサ18で検出した
車両周囲の明るさLと、ブザー26によるブザー音量S
の関係を示したものである。すなわち、夜間等(特に昼
間)のように周囲が暗いとき、周囲への影響を考慮し
て、車両周囲が暗くなるに従って例えばブザー26の音
量を徐々にまたは段階的に減少させる。
【0032】特性40(実線)は、段階的に音量を変更
するものであり、音を生じさせる音量として、検出した
明るさLが照度L2以下でブザー26は音量S2(小音
量)、明るさLが照度L2から照度L1までの間でブザ
ー26は音量S1(中音量)、明るさLが照度L1以上
でブザー26は音量Sm(大音量)となるように設定す
る特性である。
【0033】特性42(点線)は、連続的に音量を変更
するものであり、検出する明るさLが増加するに従っ
て、最小音量Soから最大音量Smまで徐々に音量が増
加するように設定する特性である。以下の説明では、明
るさに対応して段階的に音量が変更される、実線で示し
た特性40を採用する。
【0034】なお、上記段階的に変更する場合の段階数
は上記に限定されるものではなく、2つ以上の複数であ
ればよい。また、上記特性は、上記直線や曲線に限定さ
れるものではなく、高次曲線や非線形曲線不連続曲線で
あってもよい。さらに、車両周囲の明るさLに対応して
音質や音色を変更するようにしてもよい。
【0035】また、図3(B)は、照度センサ18で検
出した車両周囲の明るさLと、ドームランプ20による
発光量Eの関係を示したものである。すなわち、日中
(特に昼間)のように周囲が明るいとき、不必要なラン
プ点灯を抑制するため、車両周囲が暗くなるに従って例
えばランプ点灯の光量を徐々にまたは段階的に増加させ
る。特性44(実線)は、2値的に光量を変更するもの
であり、検出した明るさLが照度L2以下でドームラン
プ20は光量E1、明るさLが照度L2を超えるとドー
ムランプ20は消灯状態(照度Eo)を維持するように
設定する特性である。特性46(点線)は、段階的に音
量を変更するものであり、検出した明るさLが照度L2
以下でドームランプ20は光量E1(大光量)、明るさ
Lが照度L2から照度L1までの間でドームランプ20
は光量E2(小光量)、明るさLが照度L1以上でドー
ムランプ20は消灯状態を維持するように設定する特性
である。特性48(一点鎖線)は、連続的に光量を変更
するものであり、検出する明るさLが増加するに従っ
て、消灯状態から最大光量Emまで徐々に光量が増加す
るように設定する特性である。以下の説明では、明るさ
に対応して2値的に光量が変更される、実線で示した特
性44を採用する。なお、上記段階的に変更する場合の
段階数は上記に限定されるものではなく、2つ以上の複
数であればよい。また、上記特性は、上記直線や曲線に
限定されるものではなく、高次曲線や非線形曲線不連続
曲線であってもよい。さらに、車両周囲の明るさLに対
応して光質や発光色を変更するようにしてもよい。
【0036】ブザー26の音量を低下させ過ぎると、周
囲の騒音でマスキングされてブザー音を認知できないこ
とがあったり、周囲の明るさが明るいとランプ点灯のみ
では認知できないことがあったりするが、本実施の形態
では、容易に認知可能にアンサーバックを行うため、上
記特性40と特性44の双方を用いて光と音によって報
知している。
【0037】次に、本実施の形態の作用を説明する。オ
ートライト装置10では、オートライトスイッチ30が
オフされると、図2に示す処理ルーチンが所定時間毎に
繰り返し実行される。なお、この処理ルーチンは、エン
ジン回転数が所定値(例えば零)を検出することによっ
て車両が停止(または駐車)していることを検出し、車
両が停止(または駐車)しているときに実行してもよ
い。また、イグニションキーが非挿入であることを検出
し、イグニションキーが非挿入であるときに実行しても
よい。
【0038】図2のステップ100では、信号受信の有
無を判断し、信号受信の場合はステップ100で肯定さ
れ、次のステップ102へ進む。信号受信が無の場合に
はステップ100で否定され、判断を繰り返す。次のス
テップ102では、照度センサ18の出力値を読み取る
ことによって、車両周囲(環境)の明るさLを計測す
る。
【0039】次のステップ104では、計測した明るさ
Lが最大値L1以上(L≧L1)か否かを判断し、L≧
L1のときは肯定され、ステップ100へ進み、ブザー
26の音量を「大」に設定し、大音量で音を発生させた
後に、ステップ118へ進む。ステップ118では、ド
アロック装置28を作動させ、ドアロックされていると
きはドアロックを解除し、ドアロック解除されていると
きはこれをドアロックて本ルーチンを終了する。
【0040】なお、ブザー26で発せられる音は、連続
音、断続音、及び音階を伴う音の何れであってもよく、
またこれらの音の組み合わせであってもよい。また、発
せられる音の継続時間は、予め所定時間(例えば数秒)
を定めて、ブザー26で発せられるように駆動すること
ができる。
【0041】ステップ104で否定されると、ステップ
106へ進み、計測した明るさLが最大値L1から最小
値L2の間の明るさ(L1>L>L2)か否かを判断す
る。L1>L>L2のときは肯定され、ステップ112
へ進み、ブザー26の音量を「中」に設定し、中音量で
音を発生させた後に、ステップ118へ進む。このステ
ップ112においてブザー26で発せられる音は、上記
ステップ110で発生られる音より音量的には小さく設
定する。
【0042】なお、ステップ112においてブザー26
で発せられる音は、ステップ110においてブザー26
で発せられる音に比べて、音質(音の状態や音色)を変
化させて音量的に小さくしてもよい。例えば、連続音か
ら断続音への変更、断続音の発音休止時間の延長、断続
音の発音休止時間の種類(異なる長さの発音休止時間)
の増加、音階の変更等がある。
【0043】ステップ106で否定されると、ステップ
108へ進み、計測した明るさLが最小値L2以下の明
るさ(L≦L2)か否かを判断する。L≦L2のときは
肯定され、ステップ114へ進み、ブザー26の音量を
「小」に設定し、小音量で音を発生させると共にドーム
ランプ20を一定時間だけ点灯させた後に、ステップ1
18へ進む。このステップ114においてブザー26で
発せられる音は、上記ステップ110及びステップ11
2で発生られる音より音量的には小さく設定する。
【0044】なお、ステップ114においてにおいてブ
ザー26で発せられる音は、ステップ110及びステッ
プ112においてブザー26で発せられる音に比べて、
音質(音の状態や音色)を変化させて音量的に小さくし
てもよい。例えば、連続音から断続音への変更、断続音
の発音休止時間の延長、断続音の発音休止時間の種類
(異なる長さの発音休止時間)の増加、音階の変更等が
ある。
【0045】また、ステップ114で点灯させるランプ
は、ドームランプ20に限定されるものではなく、ヘッ
ドランプやテールランプ、そして、車両に設けられかつ
車両外部から認知可能なランプの何れであってもよい。
【0046】ステップ108で否定された場合には、計
測した明るさLが値として成立しないものであるため、
ステップ116へ進み、異常処理した後にドアロック装
置28を作動させることなく、本ルーチンを終了する。
この異常処理には、例えばリカバリ処理がある。リカバ
リ処理の一例は、計測した明るさLの値が異常であると
き計測系が異常であることを車内に表示したり、メモリ
に記憶させて読み取り可能にしたりすることがある。こ
のようにして異常を乗員に認知させるようにすることが
できる。
【0047】このように、本実施の形態では、車両周囲
の明るさが暗くなるに従ってブザーよる報知を抑制する
と共に、ランプ発光による報知を合わせて行う。また、
車両周囲の明るさが明るいときは、ランプ発光を抑制す
ることでランプの不要な点灯を抑制する。このため、車
両周囲の明るさが異なる状態下にあっても、その明るさ
に沿って光や音で報知することができ、送信機12から
の指示がなされたことを容易に認知可能に報知すること
ができる。また、不要なランプ点灯を抑制できるので、
ランプ点灯による消費電流を低減させることがきる。
【0048】なお、上記の実施の形態では、車両周囲の
明るさを検出し、その検出した明るさに基づいて光や音
で報知した場合を説明したが、検出は明るさに限定され
るものではなく、車両周囲の環境を検出してもよい。車
両周囲の環境としては、騒音検出や天候検出がある。騒
音検出は、車両周囲の騒音を検出することであり、検出
した騒音が大きくなるに従って、ブザー音量を増加させ
るようにすることによって、車両周囲の騒音によるマス
キング効果でアンサーバックを認知できないことを解消
することができる。天候検出は、例えば雨天や雪を検出
するものである。雨天や雪の場合、視認性が低下するの
で、光量を増加させたり、ブザー音を大きくしたりして
アンサーバックの認知性を増加させれば、天候に合致し
てアンサーバックを認知させることができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、検
出手段で検出した車両周囲の明るさに応じて発光手段に
よる報知や発音手段による報知を変化させることができ
るので、車両周囲の明るさが異なる状態下にあっても、
その明るさに沿って光や音で報知することができ、機器
操作指示が指示手段によってなされたことを容易に認知
可能に報知することができる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用機器操作受信装置にかかる実施
の形態のオートライト装置の概略構成を示すブロック図
である。
【図2】本実施の形態のオートライト装置において実行
される処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】(A)は車両周囲の明るさとブザー音量との関
係を示す特性図であり、(B)は車両周囲の明るさとラ
ンプ光量との関係を示す特性図である。
【符号の説明】
10 オートライト装置 12 送信機 14 受信機 16 ボデーECU 18 照度センサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両外部から車両に搭載された機器の操
    作指示を行うための指示手段から送信される指示信号を
    受信する受信手段と、 車両周囲の明るさを検出する検出手段と、 入力された光制御信号によって発光する発光手段と、 入力された音制御信号によって発音する発音手段と、 前記指示信号を受信したとき、検出した車両周囲の明る
    さに基づいて光制御信号及び音制御信号を出力する制御
    手段と、 を備えた車両用機器操作受信装置。
  2. 【請求項2】 前記車両に搭載された機器は、ドアロッ
    ク装置であることを特徴とする請求項1に記載の車両用
    機器操作受信装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、車両に搭載された照明
    装置を自動点灯させるときに用いるライトセンサである
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用機器
    操作受信装置。
  4. 【請求項4】 前記発光手段は、車内照明用のドームラ
    ンプ、ヘッドランプ、及びテールランプの何れかのラン
    プであることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載
    の車両用機器操作受信装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、明るさと発光量、及び
    明るさと発光の光質の少なくとも一方との対応関係、明
    るさと発音量、及び明るさと発音の音質の少なくとも一
    方との対応関係を予め定め、該対応関係を記憶し、前記
    車両周囲の明るさに対応する発光量及び発光の光質の少
    なくとも一方を表す光制御信号と、前記車両周囲の明る
    さに対応する発音量及び発音の音質の少なくとも一方を
    表す音制御信号とを出力することを特徴とする請求項1
    乃至請求項4の何れか1項に記載の車両用機器操作受信
    装置。
  6. 【請求項6】 前記明るさと発光量との対応関係は、車
    両周囲の明るさが暗くなるに従って発光量が大きくなる
    ように定められたことを特徴とする請求項5に記載の車
    両用機器操作受信装置。
  7. 【請求項7】 前記明るさと発音量との対応関係は、車
    両周囲の明るさが暗くなるに従って発音量が小さくなる
    ように定められたことを特徴とする請求項5または6に
    記載の車両用機器操作受信装置。
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