JP2000045495A - 剥離ライナーを利用するフローリング材の直貼り施工方法 - Google Patents

剥離ライナーを利用するフローリング材の直貼り施工方法

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JP2000045495A
JP2000045495A JP10230794A JP23079498A JP2000045495A JP 2000045495 A JP2000045495 A JP 2000045495A JP 10230794 A JP10230794 A JP 10230794A JP 23079498 A JP23079498 A JP 23079498A JP 2000045495 A JP2000045495 A JP 2000045495A
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Japan
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flooring material
release liner
directly
flooring
floor base
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Takashi Kida
孝 喜田
Akira Sawamoto
彰 沢本
Eikun Araki
永勲 新木
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Konishi Co Ltd
Original Assignee
Konishi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有機溶剤による公害を解消し、粘着テープの
特長の初期強度の発現を維持しながら、フローリング材
のズラシ作業、特に側部にサネを有する木質フローリン
グ材のズラシ作業及び収まりを良好とし、多孔質下地に
限らず非吸水性の硬質下地にも適応できるフローリング
材の直貼り施行方法を提供する。 【解決手段】 不陸を調整した床下地面10の所定の位
置に既に直貼りしたフローリング材11の手前に、バッ
キング材4を裏に有するフローリング材12の下面の剥
離ライナー6の一隅を剥離して折り返してつまみ片8と
し、剥離部分の粘着剤が床下地面10に接触しないよう
に浮かして保持し、他端部の未剥離の剥離ライナー6を
床下地面10に載置して滑らせてフローリング材12を
所定の位置に予め移動し、次いでズラシにより位置の微
調整を行い位置合わせし、先に直貼りしてあるフローリ
ング材11にサネ9を嵌合すると共に、フローリング材
12を床下地面10から僅か浮かせた状態でつまみ片8
により全ての剥離ライナー6を抜き取り、床下地面10
に押圧して直貼りを終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両面粘着テープ或
いは粘着剤面を直接有するバッキング材有りフローリン
グ材の粘着剤面によるフローリング材の床下地面への直
貼り施工方法、詳しくは特に木質床直貼りフローリング
材の施工時にフローリング材を任意にズラシし、位置合
わせが自在にできる施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、直貼りフローリング材、特に木質
直貼りフローリング材は側部にサネを有するものが多
い。そこで、このようなフローリング材を床下地面に固
着させるためには、時間がかかってもズラシ作業による
位置調整が行える接着剤を床下地面に塗布して固着する
方法が取られていた。この従来の接着剤を使用する方法
に替えて両面粘着テープを用いることができれば、作業
が簡便となり、かつ作業時間の短縮が飛躍的に図れるこ
ととなる。しかし、両面粘着テープは粘着力が強いの
で、一旦床下地面に貼るとズラシ作業が一切できなくな
る。接着剤による方法に比べ、両面粘着テープを使用す
る方法は、作業の簡便さ等の作業上の数々の優れた利点
があることから、あえて両面粘着テープを用いるとすれ
ば、有機溶剤で両面粘着テープの粘着剤面を再溶解させ
て粘着力を弱めて使用する方法、あるいは水やエマルジ
ョンを床下地面または両面粘着テープの粘着剤面に塗布
して滑らせる方法などが考えられる。前者の方法では、
両面粘着テープの特長である初期の強度が出ずフローリ
ング材の収まりが悪くなると共に、有機溶剤を用いた場
合は溶剤が公害の原因となる。後者の場合では、下地ま
たは粘着テープ面を水で濡らしておく必要があり、コン
パネ合板やコンクリートのような多孔質下地にのみ使用
できる工法に過ぎず、また水が無くなるまで接着力が発
現しないなどの作業上の難点と共に多量の水分が残留す
るためフローリング材を反らすなどの悪影響を与える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の施工
法における有機溶剤の使用による公害の発生を解消し、
両面粘着テープの特長である初期の強度の発現を維持し
ながら、バッキング材有りフローリング材又はバッキン
グ材無しフローリング材のズラシ作業、特に側部にサネ
を有する木質フローリング材のズラシ作業を容易にし
て、フローリング材の収まりを良好とし、多孔質下地に
限らず非吸水性の下地にも適応できる両面粘着テープ或
いはバッキング材に直接塗布した粘着剤を用いたフロー
リング材、特に木質フローリング材の直貼り施工方法を
提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、両面粘着
テープを用いる利点を最大限活かし、床貼り施工の難点
であるズラシ機能を与える新しい施工方法を研究した。
その結果、フローリング材と床下地面の貼り合わせに際
し、両面粘着テープをフローリング材裏面または床下地
面のどちらか一方に貼り合わせた後、剥離ライナーの隅
部の一部分を剥離してつまみ片を形成し、その剥離した
部分の粘着剤面が被着相手材の被着体に接触しないよう
にフローリング材を保持し、剥離していない部分の剥離
ライナーにより滑らせてフローリング材をズラシにより
位置合わせを行うものである。位置合わせを行った後
に、予め剥離していた剥離ライナー隅部のつまみ片の部
分を引っ張ることにより全ての剥離ライナーを剥がしと
り、床下地面に圧着することにより粘着剤面と被着体が
接触して即座に密着する工法を見出した。さらに、つま
み片を形成する剥離ライナーの一隅とは、剥離ライナー
をフローリング材と同一の長さの長尺の剥離ライナーに
限らず、剥離ライナーがフローリング材の長手方向中央
部で長手方向に直角に背割りされて隣接する小剥離ライ
ナーからなるものにおいて、これらの小剥離ライナーの
隣接対峙する側のそれぞれの一隅の場合も含む。この場
合それぞれの一隅の位置がフローリング材の中央部に来
るので、それぞの一隅を左右に観音開きに剥離してつま
み片とするとき、剥離した部分の両面粘着テープの粘着
剤面が被着相手材の被着体に接触しないようにフローリ
ング材を手で保持することもなく、単に観音開きで生じ
たつまみ片の一部をフローリング材から作業者側へはみ
出させた状態にして床下地面に載置しても、剥離した部
分の粘着剤が床下地面に接触することはない。従って、
そのまま位置合わせのズラシが自由に行え、この位置合
わせ後につまみ片を順次引っ張って剥離ライナーを抜き
取り、軽圧着して直貼りを終了することかでき、ズラシ
の作業性がより容易に効率的に行えることを見いだし
た。
【0005】そこで上記の課題を解決するための本発明
の手段を記載すると、請求項1の発明では、先に直貼り
したフローリング材の側面に当接する側の側面をズラシ
により位置合わせしながら未貼着のフローリング材を床
下地面に直貼りする施工方法において、バッキング材有
りフローリング材又はバッキング材無しフローリング材
の裏面に両面粘着テープの一面を予め貼り合わせ両面粘
着テープの他面の粘着剤面を保護する剥離ライナーを未
剥離に残し、未剥離に残した剥離ライナーの一隅を一部
剥離してつまみ片を設け、剥離部分の粘着剤面を床下地
面に接触しないようにフローリング材を保持して未剥離
の剥離ライナー表面によりフローリング材を滑らせてズ
ラシ及び位置合わせし、位置合わせ終了後につまみ片を
引っ張ることにより全ての剥離ライナーを剥離し、フロ
ーリング材を床下地面に圧着して直貼りすることを特徴
とする剥離ライナーを利用するフローリング材の直貼り
施工方法である。
【0006】請求項2の発明では、先に直貼りしたフロ
ーリング材の側面に当接する側の側面をズラシにより位
置合わせしながら未貼着のフローリング材を床下地面に
直貼りする施工方法において、粘着剤面を直接形成した
バッキング材を有するフローリング材のバッキング材面
上に直接形成した粘着剤面を保護する剥離ライナーを未
剥離に残し、未剥離に残した剥離ライナーの一隅を一部
剥離してつまみ片を設け、剥離部分の粘着剤面を床下地
面に接触しないようにフローリング材を保持して未剥離
の剥離ライナー表面によりフローリング材を滑らせてズ
ラシ及び位置合わせし、位置合わせ終了後につまみ片を
引っ張ることにより全ての剥離ライナーを剥離し、フロ
ーリング材を床下地面に圧着して直貼りすることを特徴
とする剥離ライナーを利用するフローリング材の直貼り
施工方法である。
【0007】請求項3の発明では、先に直貼りしたフロ
ーリング材の側面に当接する側の側面をズラシにより位
置合わせしながら未貼着のフローリング材を床下地面に
直貼りする施工方法において、床下地面に両面粘着テー
プの一面を予め貼り合わせ、貼り合わせた両面粘着テー
プの他面を保護する未剥離に残した剥離ライナーの一隅
を1部剥離してつまみ片を設け、剥離部分の粘着剤面を
バッキング材有りフローリング材又はバッキング材無し
フローリング材の裏面に接触しないようにフローリング
材を保持して未剥離の剥離ライナー表面によりフローリ
ング材を滑らせてズラシ及び位置合わせし、位置合わせ
終了後につまみ片を引っ張ることにより全ての剥離ライ
ナーを剥離し、フローリング材を床下地面に圧着して直
貼りすることを特徴とする剥離ライナーを利用するフロ
ーリング材の直貼り施工方法である。
【0008】請求項4の発明では、請求項1ないし請求
項3の手段における未剥離に残した剥離ライナーは長手
方向中央部で長手方向に直角に背割り加工した背割り部
で隣接対峙する小剥離ライナーから構成し、未剥離に残
した剥離ライナーの一隅は背割り部で隣接する小剥離ラ
イナーの背割り部側のそれぞれの一隅とし、背割り部側
の小剥離ライナーの一部を観音開きに折り返し、上記の
一隅をつまみ片としたことを特徴とする請求項1ないし
請求項3のいずれか1項の手段における剥離ライナーを
利用するフローリング材の直貼り施工方法である。
【0009】請求項5の発明では、請求項1ないし請求
項3の手段における、先に直貼りしたフローリング材の
側部に当接するフローリング材として、フローリング材
の側部から1mm〜50mmの間の裏面の領域を非粘着
領域に予め形成したフローリング材を用いることを特徴
とする請求項1ないし請求項3のいずれかの1項の手段
における剥離ライナーを利用するフローリング材の直貼
り施工方法である。
【0010】請求項6の発明では、フローリング材は側
面にサネ加工を施したフローリング材であることを特徴
とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項の手段に
おける剥離ライナーを利用するフローリング材の直貼り
施工方法である。
【0011】本発明の作用を説明すると、フローリング
材の直貼り施工方法において、本発明は両面粘着テープ
の剥離ライナー或いは粘着剤面を有するバッキング材の
剥離ライナーを使用することにより、強力な粘着力のた
めにフローリング材の直貼り時のズラシができないた
め、従来は使用することができなかった両面粘着テープ
或いは粘着剤面を有するバッキング材を使用可能にする
ものである。それは、両面粘着テープの粘着剤面或いは
バッキング材の粘着剤面を保護している剥離ライナーの
隅部の一部分を剥離し、次いでその剥離した部分の粘着
剤面が相手材の被着面に接触しないようにフローリング
材を保持し、未剥離部分の剥離ライナーを利用すること
により、両面粘着テープの粘着剤面を相手材の被着面に
接触させることなく、フローリング材を自由に滑らて動
かし、位置合わせすることができる。所定の位置への位
置合わせができると剥離ライナーの予め剥離した一隅の
部分からなるつまみ片を摘んで引っ張り、剥離ライナー
をフローリング材と床下地面から抜き取ることにより、
粘着剤面と相手材の被着面が接触してフローリング材を
即座に固定することができ、軽く圧着して直貼りは完了
する。
【0012】さらに上述のとおり、請求項4の発明で
は、剥離ライナーの背割り部のそれぞれの一隅に形成の
観音開きになるつまみ片が直貼りしようとする当該フロ
ーリング材の中央部に存在することとなるので、剥離ラ
イナーを観音開きした状態で直接床下地面に当該フロー
リング材を載置しても粘着剤が床下地面に触れることな
く、従ってズラシが自在に実施でき作業がより容易とな
る。
【0013】さらに、請求項5の発明では、先に直貼り
したフローリング材の側部に当接するフローリング材の
側部から1mm〜50mmの間のフローリング材の裏面
を非粘着領域に予め形成したフローリング材を使用して
直貼りするものである。具体的には、例えば、予めフロ
ーリング材に両面粘着テープを貼り合わせる場合、加工
性を考慮して、ズラシ方向のサネ側の側部から、すなわ
ち、先に直貼りしたフローリング材の側部に当接するフ
ローリング材の側部から1mm〜50mmの領域を空け
て、この領域以外のフローリング材の裏面に両面粘着テ
ープを貼り合わせるか、あるいはフローリング材の裏面
の全面に両面粘着テープを貼り合わせた後に剥離ライナ
ーのサネ側部から1mm〜50mmの位置にスリット加
工を施すか、もしくは、サネ部側から1mm〜50mm
の幅で粘着剤面をフィルムや紙でマスキングするもので
ある。また、バッキング材に直接粘着加工を施す場合、
加工性を考慮して、ズラシ方向のサネ側の側部の1mm
〜50mmを空けて残りの全面に粘着加工するか、バッ
キング材全面に直接粘着加工を施し、次いで全面を剥離
ライナーで被覆した後にサネ部側から1mm〜50mm
の位置に剥離ライナーにスリット加工を施すか、サネ部
から1mm〜50mmの幅で粘着剤面をフィルムや紙で
マスキングするものである。上記において、スリット加
工を施した場合は、現場での直貼り作業時にこの1mm
〜50mmの幅の剥離ライナーは未剥離とする。以上の
1mm〜50mmの幅の加工をした場合、この部分は接
着することがないので、この部分を床下地面に載置する
ことでフローリング材のズラシが容易に行える。
【0014】予め形成する非粘着領域の幅は上記の通り
1mm〜50mmであるが、1mmより小さいとズラシ
の効果が十分に発揮できず、50mmより大きいと直貼
りしたフローリング材の接着力が十分に発揮されない。
好ましくは5mm〜30mmとし、5mm以上の範囲で
あれば、ズラシ時にフローリング材を保持する角度を急
峻にすることなく容易に保持でき、30mm以下であれ
ばフローリング材の接着力も全面に粘着剤面を形成した
ものと格別の差がなく強力に接着できる。
【0015】なお、剥離ライナーは位置合わせ終了後、
抜き取る際に破れる可能性があるので、剥離ライナーと
しては紙セパレータよりもフィルムセパレータ、特にポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニールあるい
はPETのフィルムセパレータが好ましい。また、剥離
ライナーにエンボス加工を施すことで剥離ライナーを折
り返したときの粘着面と被着面とのスペースが大きくな
り、よりズラシやすい。
【0016】剥離ライナーを利用しない場合には、フロ
ーリング材を置いた時点で粘着剤面と相手材の被着面の
一部が接触すると強力に固着するのでズラシがきかず、
位置合わせを行うことができない。
【0017】請求項6の発明では、上記のとおりズラシ
が容易であるので、フローリング材が側部に互いに嵌合
するサネ加工を施したものであっても、サネ部の嵌合が
的確に容易に行うことができる。
【0018】ところで、本発明で使用できる両面粘着テ
ープには、粘着剤層の支持体は必ずしも通常多く用いら
れている発泡体のものとは限らず、不織布やプラスチッ
クフィルム、あるいは支持体を用いないノンキャリアテ
ープでも使用できる。
【0019】また、バッキング材有りフローリンク材と
は、裏面に防音用のクッション材を有するフローリング
材である。クッション材は1mmないし8mm厚のポリ
エチレン発泡体、ウレタンフォーム、ゴム発泡体、或い
はフェルト等のものである。これらの防音クッション材
を有するフローリング材を使用すれば、不織布やプラス
チックフィルムの支持体の両面粘着テープにおいても粘
着剤面の全面で相手面である床下地面に接着できる。も
ちろん支持体が発泡体の両面粘着テープであっても防音
クッション材を有するフローリング材に使用することも
できる。
【0020】防音クッション材を有するフローリング材
としては、予めフローリング材の木質部と接着した防音
クッション材の裏面に両面粘着テープの一面を貼り合わ
せたもの、あるいは予めフローリング材の木質部と接着
した防音クッション材の裏面に粘着剤面を直接塗布する
粘着加工を施して粘着剤面を剥離ライナーで保護したも
のも使用できる。この防音フローリング材は、木質部と
クッション材を接着する前に他面に粘着加工したもの、
或いは木質部とクッション材を接着した後に他面に粘着
加工したものの何れでもよい。
【0021】以上からわかるように、本発明では、フロ
ーリング材に貼った両面粘着テープの剥離ライナーの隅
部、すなわちフローリング材の作業者から見て奥側の隅
部の一部分のみを剥離し、この部分を手で保持して浮か
せ未剥離部を床下地面に載せて滑らせてズラシをし、ズ
ラシによる位置合わせが終了すると剥離ライナーの一部
剥離した隅部をやや浮かした状態で先に剥がした剥離ラ
イナーの一端のつまみ片を引っ張って残りの剥離ライナ
ーの全部を剥離して抜きとる。或いは分離した小剥離ラ
イナーの場合はフローリング材の中央部の小剥離ライナ
ーの各一隅の部分を観音開きに折り返して剥離し、折り
返し片の一部を作業者の手前側へフローリング材から露
出させてつまみ片とし、このように準備したフローリン
グ材を床下地面に載置した状態でズラシをし、ズラシに
よる位置合わせが終了すると、フローリング材から露出
させたつまみ片を引っ張って残りの剥離ライナーの全部
を剥離して抜きとる。このようにして両面粘着テープの
粘着剤面あるいはバッキング材の粘着剤面を全部露出さ
せた後、フローリング材を床下地面に軽く圧着する。こ
の方法によるとフローリング材の床下地面への直貼りの
効率が上がり、また、技術的にも容易に直貼りが行え
る。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して以下に説明する。本発明の直貼り施工方法におい
て、両面粘着テープを使用する場合に両面粘着テープを
予め貼り合わせておく対象物は、バッキング材無しフロ
ーリング材1又はバッキング材有りフローリング材2、
ないしは床下地面10の何れでもよい。
【0023】図1に第1の実施の形態を示す。図1
(a)は木質材3の裏面に防音用のクッション材からな
るバッキング材を有しないバッキング材無しフローリン
グ材1の裏面に両面粘着テープ5を接着したもので、両
面粘着テープの他面側は剥離ライナー6で保護されてい
る。この剥離ライナー6の一隅の一部をめくり上げてつ
まみ片とし、剥離した部分の粘着剤面が相手材である床
下地面10に接触しないように保持して、未剥離の剥離
ライナー6の部分で床下地面10に載置して滑らせて、
ズラシをして位置合わせするものである。位置合わせが
終了すると、つまみ片を引っ張って全ての剥離ライナー
6を両面粘着テープから取り去り、フローリング材1を
床下地面10に軽圧着して固定する。
【0024】図1の(b)は木質材3の裏面に防音用の
クッション材のバッキング材4を有するバッキング材有
りフローリング材2の例である。バッキング材4に予め
市販の両面粘着テープ(商品名:TMテープW1、コニ
シ社製)5を貼り合わせる。この両面粘着テープ5は支
持体にポリエチレンの発泡体を有する。
【0025】図2は、床下地面10に予め両面粘着テー
プ5を貼り合わせたもので、この両面粘着テープ5には
剥離ライナー6が未剥離のまま付着してある。この両面
粘着テープ5の剥離ライナー6を有する床下地面に、図
2の(a)は木質材3のみからなるバッキング材無しフ
ローリング材1を直貼りする場合を示し、図2の(b)
は木質材3にバッキング材4を付着して有するバッキン
グ材有りフローリング材2を直貼りする例である。
【0026】図3は、木質材3に防音用のクッション材
のバッキング材4を付着して有するバッキング材有りフ
ローリング材2において、図1のように両面粘着テープ
5を使用するものでなく、バッキング材4の裏面に直接
粘着剤7を塗布し、粘着剤7を保護する剥離ライナー6
を付着して有するものである。
【0027】図4に、図1の(b)の例における直貼り
施工法について説明する。フローリング材11はすでに
不陸を調整した床下地面10の所定の位置に直貼りした
ものである。このフローリング材11の手前にバッキン
グ材4を有するフローリング材12を直貼りする。先ず
フローリング材12の図に向かって左側奥の下面の剥離
ライナー6の一隅を剥離してめくり、折り返してつまみ
片8を形成する。フローリング材12は剥離した部分の
粘着剤面が床下地面10に接触すると、強力に固着して
ズラシが行えなくなるので、図に示すように剥離した部
分を浮かして保持し、図に向かって右側の端部のバッキ
ング材4の裏面の両面粘着テープ5に付着した剥離ライ
ナー6の部分を床下地面10に載置して、この剥離ライ
ナー6の部分で滑らせてフローリング材12を所定の位
置に予め移動し、次いでズラシにより位置の微調整を行
う位置合わせを行ない、先に直貼りしてあるフローリン
グ材11の側部のサネ9に嵌合すると共にフローリング
材12を床下地面10から僅かに浮かせた状態に保持し
てつまみ片8を摘んで引っ張り剥離ライナー6の全てを
抜き取り、直ちに軽くフローリング材12を押圧して床
下地面10に両面粘着テープ5の粘着剤で固着して、フ
ローリング材12の直貼りを終了する。
【0028】以下、順次床下地面の全面に上記の施工を
繰り返して床全面のフローリング材の直貼りを終了す
る。フローリング材2を床下地面10に加圧して接着す
る。以下同様に床下地面全面を順次施工して終える。
【0029】以上は、両面粘着テープをフローリング材
に予め貼り付けておき床下地面にフローリング材を直貼
りする方法であるが、図2に示すように、両面粘着テー
プを床下地面10に予め貼り合わせておき施工すること
もできる。図2において、不陸を調整した床下地面10
に予めフローリング材の大きさの市販の両面粘着テープ
(商品名:TMテープW1、コニシ社製)を床全面分を
用意し、それぞれを施工するフローリング材に対応する
状態で両面粘着テープを不陸を調整した床下地面の全面
に貼り合わせる。次いで、床下地面に貼った両面粘着テ
ープの表面の剥離ライナーを順次直貼りが予定されるフ
ローリング材毎に隅の一部分を剥離しつまみ片を形成
し、この部分の粘着剤にフローリング材の裏面が接触し
ないようにフローリング材を保持して未剥離の剥離ライ
ナー上を滑らせてズラシを行ない位置合わせし、位置合
わせが終了すると、つまみ片の部分を摘んで剥離ライナ
ーを引抜き除去して所定のフローリング材を両面粘着テ
ープの粘着剤面上に載置して軽く押して床下地面に固着
する。
【0030】フローリング材の裏面にサネ側部から非粘
着剤領域13を設けるように、この領域を空けて両面粘
着テープ5を貼り合わせると、図5に示すように、フロ
ーリング材の非粘着剤領域13側の角を床下地面10に
接触させて傾斜させて保持すると、粘着剤面14は床下
地面10に接触しないのでズラシが極めて容易に行え
る。
【0031】図6ないし図8において、さらに請求項4
の発明の実施の形態を示す。図6及び図7は本実施の形
態を説明するためにフローリング材15の木質材3を下
側に剥離ライナー6を上側にして示すものである。この
図に示すフローリング材15は図1に示すフローリング
材と格別変わるものではなく、木質材3の下面に両面粘
着テープ5の一面の剥離ライナーを剥離して貼着したも
のである。両面粘着テープ5の他面の剥離ライナー6は
剥離すること無く両面粘着テープ5の粘着剤面14を被
覆している。しかし、この剥離ライナー6はフローリン
グ材15の略中央部でフローリング材15の長手方向に
対し直角の方向に背割りされてなる背割り部16を有
し、剥離ライナー6はこの背割り部16で分割された左
右の小剥離ライナー17、17からなっている。
【0032】図7は、図6に示すフローリング材15を
施工するに当たっての準備を示すもので、背割り部16
の左右の小剥離ライナー17、17の背割り部16側の
手前の一隅をつまみ片8、8として背割り部16を観音
開きに一部開いて折り返して折り返し片18、18と
し、つまみ片8、8をフローリング材15の手前側から
外へはみ出させる。この結果、背割り部16の側の観音
開きした部分は粘着剤面14が露出することとなる。こ
のように準備したフローリング材15を図8に示すよう
に上下引っ繰り返して、不陸を調整した床下地面10の
施工位置近辺に載置する。載置したフローリング材15
は観音開きした部分の粘着剤面14が床下地面10側に
露出しているが、折り返し片18、18が未剥離の小剥
離ライナー17、17上に載っているので厚みが左右均
等に生じ、折り返し片18、18の間の粘着剤面14は
床下地面10から浮き上がるので床下地面10に接触す
ることはない。そして折り返し片の一隅のつまみ片8、
8は作業者側であるフローリング材15の手前に出して
おく。上記の状態にあるフローリング材15は床下地面
10に小はく離ライナーでのみ接しているので、フロー
リング材15は床下地面10に載置した状態で床下地面
10上を自由にすべり、先に施工したフローリング材1
9、19の側面に縦方向ズラシ20や横方向ズラシ21
など自由にズラシを行って微調整をして位置合わせす
る。適切な位置にフローリング材15を配置できると、
フローリング材15から外に出ているつまみ片8を摘ん
で引っ張り、小剥離ライナー8を順次抜き取り、総ての
粘着剤面を出させてフローリング材15を軽く圧着して
床下地面10に貼着して直貼りを終了する。このように
して総ての床下地面10に順次フローリング材15を施
工する。
【0033】この方法による直貼り施工方法では、直貼
りするフローリング材15を直接床下地面10に載置し
たまま自由にズラシができるので、請求項5の発明にお
けるようにフローリング材の側部から1mm〜50mm
の間の裏面の領域を非粘着領域に予め形成して、この非
粘着領域で滑らせる必要がない。従って、フローリング
材の側部から1mm〜50mmの間の裏面の領域を非粘
着領域に形成するための加工も必要なくその加工時間が
節約できる。また、当該部分のフローリング材下面に両
面粘着テープやバッキング材を欠いていることにより、
たまたま発生するかもしれない施工後の床のガタ付きも
生じすることはない。
【0034】なお、剥離ライナーのすべりを利用して床
下地面にズラシにより適切な位置に位置決めしたしたフ
ローリング材から剥離ライナーを抜きとる方法として、
本発明におけるつまみ片を設ける代わりに、剥離ライナ
ーの一隅を釣り針等の鉤を有する係合針で引っかけその
係合針の鉤元に結わえた糸を引くことにより、容易に剥
離ライナーを抜き取る方法、あるいは予めピックアップ
テープ等の剥がし部分を剥離ライナーの一隅に付けてお
き、フローリング材の位置決め後、ピックアップ用テー
プの剥がし部分を引っ張ることにより剥離ライナーを剥
がす方法なども採用できる。この場合、摘まみを良好に
するためつまみ片を予めフローリング材の外側へ出して
おく必要がなくなり、さらに作業効率が向上することも
ある。
【0035】そして、本発明の両面粘着テープとその剥
離ライナーを利用するフローリング材のズラシによる位
置決め後の剥離ライナーの抜き取りによる直貼り方法
は、床下地面へのフローリング材の直貼りの他に、壁下
地面への巾木や廻り縁などの長尺の物を貼り合わせるの
にも有効に適用することができる。
【0036】
【実施例】表1に、本発明の方法の実施例と比較例を対
比して示す。本発明の実施例である本発明の方法1、本
発明の方法2、比較例1及び2では、側部にサネ加工を
施したフローリング材(商品名:ネダレスLLBV45防音フ
ロアー、朝日ウッドテック社製)の裏面のバッキング材
に予め両面粘着テープ(商品名:TMテープW1、コニ
シ社製)の第一粘着面を貼り付け、剥離ライナーである
セパレータとして第二粘着面にポリエチレンセパレータ
(商品名:NSB−100ER カイト化学工業社製)
を貼り合わせたものを使用し、比較例3ではフローリン
グ材をそのまま使用して、コンパネ下地面(床下地面相
当物)に接着する従来どおりの接着剤を使用する直貼り
施工方法を行う。本発明の方法1は両面粘着テープを裏
面に有するフローリング材において、両面粘着テープの
一隅の一部の剥離ライナーを剥離して折り返しつまみ片
とする方法で、本発明の方法2は両面粘着テープを裏面
に有するフローリング材において、両面粘着テープの剥
離ライナーの中央部の背割り部で剥離ライナーを一部観
音開きにして折り返しつまみ片を形成する方法である。
【0037】実施に際し、表1の本発明の方法1、本発
明の方法2および比較例1、比較例2、比較例3に示す
工法の種類及び施工手順により施工した。これらの施工
方法によって上記フローリング材をコンパネ下地面に接
着して貼り付けた。施工後の作業者の健康と環境、ズラ
シ作業、収まり時間およびフローリング材の反りについ
て評価しその結果を表1に示す。表1の本発明の実施例
である本発明の方法1及び本発明の方法2によるとき、
作業者の健康と環境に良好であり、ズラシも良好に行
え、また収まりまでの時間も圧着するだけで瞬時であ
り、さらに施工後のフローリング材の反りもなく、比較
例に比し極めて優れている。
【0038】特に本発明の方法2では、前準備で観音開
きした剥離ライナーを有するフローリング材を床下地面
に載置するだけで自由にズラシが行えて、極めて作業性
に優れていることがわかる。
【0039】
【表1】
【0040】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明は、床下地
面へのフローリング材の直貼り施工方法において、フロ
ーリング材のズラシによる位置調整を、両面粘着テープ
の剥離ライナー或いはバッキング材に粘着剤を直接塗布
してその粘着剤面を保護するために付着した剥離ライナ
ーを使用することにより極めて容易に実施し得る方法を
開発したことにより、従来、ズラシによる位置調整が困
難であるとされた両面粘着テープによる接着或いはバッ
キング材に粘着剤を直接塗布した粘着剤による接着を、
床下地面へのフローリング材の直貼り施工に利用するこ
とを可能とし、ズラシによる位置合わせを容易にした。
特に、剥離ライナーを背割りして観音開きにする方法で
は、床下地面へ直接載置した状態で自由にズラシができ
るので、位置調整がきわめて容易で、かつ熟練を要する
ことなく直貼りできる。これらのことにより、格別熟練
した施工者でなくともフローリング材の直貼り施工を容
易に実施できるものとし、さらに、施工時間を大幅に短
縮することができ、さらに従来の接着剤の使用の場合の
ように、接着剤が粘着力を発揮するまで待つことなく、
両面粘着テープの剥離ライナーを剥離し、ズラシ調整の
直後より即時に圧着して直貼りでき、両面粘着テープ等
の粘着剤の初期強度の発現が発揮されるので、フローリ
ングの収まりまでの時間が瞬時である。さらに、接着後
の強度においても何ら従来に劣らないものである。さら
に、有機溶剤の使用による公害の発生が全くないなど、
本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の1実施の形態の模式図である。
【図2】本願発明の他の実施の形態の模式図である。
【図3】本願発明の更に他の実施の形態の模式図であ
る。
【図4】本願発明における直貼りを説明するための模式
的斜視図である。
【図5】本願発明における非粘着領域を形成したフロー
リング材の施工状態を模式的に説明する図である。
【図6】本発明のさらに他の実施の態様のフローリング
材の模式図である。
【図7】図6に示すフローリング材の直貼り施工準備状
態を説明する模式図である。
【図8】図7で施工準備したフローリング材の直貼り方
法を説明する模式図である。
【符号の説明】
1 バッキング材無しフローリング材 2 バッキング材有りフローリング材 3 木質材 4 バッキング材 5 両面粘着テープ 6 剥離ライナー 7 粘着剤 8 つまみ片 9 サネ 10 床下地面 11 フローリング材 12 フローリン
グ材 13 非粘着領域 14 粘着剤面 15 フローリング材 16 背割り部 17 小剥離ライナー 18 折り返し片 19 先に直貼りしたフローリング材 20 縦方向ズラシ 21 横方向ズラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先に直貼りしたフローリング材の側面に
    当接する側の側面をズラシにより位置合わせしながら未
    貼着のフローリング材を床下地面に直貼りする施工方法
    において、バッキング材有りフローリング材又はバッキ
    ング材無しフローリング材の裏面に両面粘着テープの一
    面を予め貼り合わせ両面粘着テープの他面の粘着剤面を
    保護する剥離ライナーを未剥離に残し、未剥離に残した
    剥離ライナーの一隅を一部剥離してつまみ片を設け、剥
    離部分の粘着剤面を床下地面に接触しないようにフロー
    リング材を保持して未剥離の剥離ライナー表面によりフ
    ローリング材を滑らせてズラシ及び位置合わせし、位置
    合わせ終了後につまみ片を引っ張ることにより全ての剥
    離ライナーを剥離し、フローリング材を床下地面に圧着
    して直貼りすることを特徴とする剥離ライナーを利用す
    るフローリング材の直貼り施工方法。
  2. 【請求項2】 先に直貼りしたフローリング材の側面に
    当接する側の側面をズラシにより位置合わせしながら未
    貼着のフローリング材を床下地面に直貼りする施工方法
    において、粘着剤面を直接形成したバッキング材を有す
    るフローリング材のバッキング材面上に直接形成した粘
    着剤面を保護する剥離ライナーを未剥離に残し、未剥離
    に残した剥離ライナーの一隅を一部剥離してつまみ片を
    設け、剥離部分の粘着剤面を床下地面に接触しないよう
    にフローリング材を保持して未剥離の剥離ライナー表面
    によりフローリング材を滑らせてズラシ及び位置合わせ
    し、位置合わせ終了後につまみ片を引っ張ることにより
    全ての剥離ライナーを剥離し、フローリング材を床下地
    面に圧着して直貼りすることを特徴とする剥離ライナー
    を利用するフローリング材の直貼り施工方法。
  3. 【請求項3】 先に直貼りしたフローリング材の側面に
    当接する側の側面をズラシにより位置合わせしながら未
    貼着のフローリング材を床下地面に直貼りする施工方法
    において、床下地面に両面粘着テープの一面を予め貼り
    合わせ、貼り合わせた両面粘着テープの他面を保護する
    未剥離に残した剥離ライナーの一隅を1部剥離してつま
    み片を設け、剥離部分の粘着剤面をバッキング材有りフ
    ローリング材又はバッキング材無しフローリング材の裏
    面に接触しないようにフローリング材を保持して未剥離
    の剥離ライナー表面によりフローリング材を滑らせてズ
    ラシ及び位置合わせし、位置合わせ終了後につまみ片を
    引っ張ることにより全ての剥離ライナーを剥離し、フロ
    ーリング材を床下地面に圧着して直貼りすることを特徴
    とする剥離ライナーを利用するフローリング材の直貼り
    施工方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3に記載における
    未剥離に残した剥離ライナーは長手方向中央部で長手方
    向に直角に背割り加工した背割り部で隣接対峙する小剥
    離ライナーから構成し、未剥離に残した剥離ライナーの
    一隅は背割り部で隣接する小剥離ライナーの背割り部側
    のそれぞれの一隅とし、背割り部側の小剥離ライナーの
    一部を観音開きに折り返し、上記の一隅をつまみ片とし
    たことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか
    1項に記載の剥離ライナーを利用するフローリング材の
    直貼り施工方法。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項3に記載の先に直
    貼りしたフローリング材の側部に当接するフローリング
    材として、フローリング材の側部から1mm〜50mm
    の間の裏面の領域を非粘着領域に予め形成したフローリ
    ング材を用いることを特徴とする請求項1ないし請求項
    3のいずれかの1項に記載の剥離ライナーを利用するフ
    ローリング材の直貼り施工方法。
  6. 【請求項6】 フローリング材は側面にサネ加工を施し
    たフローリング材であることを特徴とする請求項1ない
    し請求項5のいずれか1項に記載の剥離ライナーを利用
    するフローリング材の直貼り施工方法。
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JP2006143299A (ja) * 2004-11-24 2006-06-08 Nitto Denko Corp 発泡部材用キャリアテープおよび発泡部材搬送体
WO2016021332A1 (ja) * 2014-08-08 2016-02-11 日東電工株式会社 粘着シート付き建築部材、および建築部材用粘着シート

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