JP2000045074A - 表面処理方法 - Google Patents

表面処理方法

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JP2000045074A
JP2000045074A JP10210513A JP21051398A JP2000045074A JP 2000045074 A JP2000045074 A JP 2000045074A JP 10210513 A JP10210513 A JP 10210513A JP 21051398 A JP21051398 A JP 21051398A JP 2000045074 A JP2000045074 A JP 2000045074A
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plasma
substrate
chamber
processing chamber
surface treatment
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JP10210513A
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Hiroyuki Mizukami
裕之 水上
Masayuki Koushiri
雅之 高尻
Koichi Ishida
晃一 石田
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】荷電粒子の衝突による膜質の劣化を防止し、高
速且つ高品質に成膜可能な表面処理装置を提供する。 【解決手段】表面処理装置(1) のケーシング(2) はプラ
ズマ発生電極(5,5′)を備えたプラズマ発生室(3) と、
基板支持台(8) を備えた基板処理室(4) との二室に画成
されている。前記両室(3,4) の隔壁を構成する電極
(5′) にはプラズマ吹出口(6) が形成されており、両室
(3,4) が連通される。このプラズマ吹出口(6) とのノズ
ル形状は、同吹出口の最小断面積An /前記プラズマ発
生室の最大断面積Ap ≦1/2に設定し、前記基板の表
面温度を100〜550℃に、前記基板処理室(4) の圧
力を0.01〜3torrに設定している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基板への各種表面処
理、特に基板への成膜処理に適した表面処理装置に関
し、更に詳しくは、高品質で高速に成膜が可能な表面処
理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の平行平板型プラズマCVD (Chem
ical Vapor Deposition)装置は、ケーシング内に一対の
平板状のプラズマ発生電極が平行に対向して設けられて
いる。前記プラズマ発生電極のうち、一方の電極は基板
支持台としての機能を兼ね備えており、更に、同装置は
基板の温度を、気相成長に適した温度に調整するために
ヒータが設けられている。前記一方の電極に基板を載置
した状態で、両プラズマ発生電極間に高周波数の電源
(13. 56MHZ の電源)による電圧が印加される
と、これら電極間で放電が行われる。この放電によりプ
ラズマが発生し、原料ガス、例えばモノシランガスがプ
ラズマ化にされ、前記基板表面にシリコン膜が形成され
る。
【0003】かかる従来の平行平板型のプラズマCVD
装置にあっては、基板を載置する平板状の前記プラズマ
発生電極の面積を大きくすることで、大面積の基板を一
度の成膜処理で成膜することができるといった利点を有
している。しかしながら、従来の平行平板型のプラズマ
CVD装置にあっては、両プラズマ発生電極によりプラ
ズマ化された原料ガスは成膜ガス処理室内に均一に拡散
され、その一部が前記電極上に載置された基板の成膜に
寄与するだけである。このため原料ガスの利用効率が低
く、例えばアモルファスシリコン薄膜や徴結晶シリコン
薄膜を基板上に成膜しようとする場合、成膜速度が0.
01μm/分程度と、投入電力が大きいにもかかわら
ず、成膜速度は遅い。そのため太陽電池などの比較的膜
厚の厚い半導体デバイスを製作するには、更に長時問を
要し、低スループット、高コストの主要因となってい
た。
【0004】そこで、成膜速度を上げるために、高周波
電源による投入電力を増大させることも考えられる。し
かしながら、両プラズマ発生電極間には当然に電流が流
れており、この電流の大きさに応じてプラズマ内の荷電
粒子が加速される。この加速された荷電粒子は電極間に
配された基板に直接衝突し、基板はこの荷電粒子の衝突
によるダメージで、膜質の劣化を来す。かかる荷電粒子
の衝突数は投入電力の増大に伴って増加し、同荷電粒子
の衝突ダメージによる膜質の劣化も著しくなる。更には
高周波電源による高周波電力の増大に伴い、気相中で微
粉末が多量に発生することになり、微粉末による膜質の
劣化も飛躍的に増大することとなる。
【0005】従って、従来の平行平板型のプラズマCV
D装置にあっては、こうした荷電粒子の衝突によるダメ
ージや微粉末による膜質の劣化を避けるために、投入電
力(投入パワー)を抑え、電流を少なくせざるを得な
い。即ち、実質的には投入電力、電流の上限値が存在
し、成膜速度を一定レベル以上に高めることができなか
った。
【0006】これに対して、例えば特開昭63−255
373号公報に開示されている反応装置は、ケーシング
が高周波電源に接続された対向する一対のプラズマ発生
電極と絶縁壁とにより囲まれたプラズマ発生室と基板処
理室との2室に画成されている。前記プラズマ発生室に
は原料ガス導入口が設けられ、一方の前記プラズマ発生
電極の中心に、前記プラズマ発生室から前記基板処理室
に連通する開口が形成されている。また、前記基板処理
室の前記開口に対向する位置には、基板が支持されてい
る。
【0007】前記反応装置では前記一対のプラズマ発生
電極に高周波電源により高周波電力を投入すると、両電
極間でプラズマが発生し、前記プラズマ発生室内に導入
された原料ガスがプラズマ化される。このとき、プラズ
マ発生室よりも基板処理室を低圧にすることで、プラズ
マがジェット流となって前記電極に形成された開口から
前記処理室へと噴き出し、同開口に対向して支持された
基板上に導かれる。同装置では更に、前記開口から基板
まで間にプラズマ流と平行な磁場を付与することで、プ
ラズマ流が更に集束されて基板に導かれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このようにプラズマ流
を基板に向けて積極的に吹き付ける反応装置では、投入
電力を増大させることなく、成膜速度を高めることがで
きる。更には、成膜速度が高まるにもかかわらず、薄膜
の結晶化も促進され、従来よりも速い成膜速度で高品質
の薄膜を形成することができる。とはいえ、薄膜の品質
向上及び成膜速度の高速化は更なる課題として求められ
ている。本発明はかかる要求に対応すべくなされたもの
であり、成膜処理やエッチング処理などの表面処理を更
に高速で行うことができ、且つ高品質な製品を得ること
のできる表面処理方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用効果】本発明者ら
が鋭意検討を行ったところ、プラズマ発生室と基板処理
室とが二室に画成され、プラズマ発生電極と基板表面と
の距離が3〜150mmである表面処理装置では、プラ
ズマ吹出口の開口面積、基板表面温度、基板処理室の圧
力などの条件が、表面処理後の基板の品質及び処理速度
を左右することがわかった。そのため、製品の品質及び
処理速度を向上させるべく、多数の実験を行い、本発明
に至ったものである。
【0010】即ち、本発明は、ケーシングがプラズマ発
生電極を備えたプラズマ発生室と、基板支持台を備えた
基板処理室との二室に画成され、同基板処理室はプラズ
マ吹出口を介して前記プラズマ発生室と連通されてなる
表面処理装置を使用し、前記プラズマ発生電極によりプ
ラズマを発生させて原料ガスをプラズマ化し、前記基板
支持台上に載置された基板表面にプラズマ処理する表面
処理方法であって、前記表面処理装置の前記プラズマ吹
出口のノズル形状を、同吹出口の最小断面積がAn 、前
記プラズマ発生室の最大断面積がAp であるとき、An
/Ap ≦1/2に設定すること、及び、前記基板の表面
温度を100〜550℃に設定すること、を含んでなる
ことを特徴とする表面処理方法を主要な構成としてい
る。
【0011】プラズマ発生室と基板処理室との二室に画
成し、例えばプラズマ発生室内のプラズマをプラズマ吹
出口から基板に向けて吹きつけ、成膜処理を施した場
合、成膜速度も高まり、更には結晶化も促進されるた
め、均一の高品質な膜質をもつ薄膜が高速で形成され
る。また、本発明では、An /Ap ≦1/2に設定する
と共に前記基板の表面温度を100〜550℃に設定す
ることにより、薄膜の結晶性、光電特性が更に向上す
る。好ましくは、前記表面温度を150〜500℃に設
定する。
【0012】更に、前記基板処理室の圧力を0.01〜
3torrに設定することが好ましく、その場合には、
薄膜の結晶性、光電特性、並びに成膜速度が著しく向上
する。また、前記圧力を0.05〜1torrに設定す
ることがより好ましい。
【0013】なお、上述の成膜処理の他に、表面処理と
してエッチング処理を施す場合にも、上述の条件とする
ことでその処理速度が高速化されると共に得られた製品
の品質も向上するものである。但し、エッチング処理を
施す際には、上述の条件の他にエッチング条件が適宜、
付加される場合がある。
【0014】また、前記基板としてはガラス、有機フィ
ルム、或いはSUS等の金属を使用することができる。
さらに本発明の装置はエッチング等の表面処理にも使用
できるが、前記基板表面に多結晶シリコンやアモルファ
スシリコンなどの薄膜を形成する際に特に好適に使用さ
れる。
【0015】前記プラズマ発生電極には直流電源又は高
周波電源を接続して直流〜高周波電圧まで印加すること
ができるが、特に高周波電力が投入されることが好まし
い。なお、この投入電力は5〜500Wであることが望
ましい。
【0016】更に、本発明では前記プラズマ吹出口の数
は1に限定されるものではなく、複数のプラズマ吹出口
を形成することも可能である。その場合に、最小断面積
Anは各吹出口における最小断面積の和である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、本発明の表面処理方法を実施するに際して好適な表
面処理装置について図面を参照して具体的に説明する。
図1は本発明の表面処理方法を実施するのに好適な表面
処理装置1の概略図である。同装置1は外気と遮断さ
れ、接地されたケーシング2が、プラズマ発生室3と基
板処理室4との2室に画成されている。前記プラズマ発
生室3は図示せぬ原料ガス導入口を備えており、モノシ
ラン等の原料ガスが導入される。また、前記原料ガス導
入口からは、プラズマの発生を促進すると共にプラズマ
を安定化し、且つ原料ガスを基板Sまで搬送するための
キャリアガスが、前記原料ガスに混合されて導入され
る。なお、キャリアガス専用の導入口を別途設けてもよ
い。
【0018】更に同プラズマ発生室3内には高周波電源
Pに接続された一対の板状プラズマ発生電極5,5′が
配されている。一対の電極5,5′のうち一方の電極5
は前記プラズマ発生室3の上壁3aに絶縁体3bを介し
て取り付けられており、他方の電極5′は前記基板処理
室4との隔壁を構成している。隔壁を構成する前記他方
の電極5′の中心にはプラズマ吹出口6が形成されてお
り、同プラズマ吹出口6を介して前記プラズマ発生室3
と基板処理室4とが連通されている。
【0019】更に、前記プラズマ吹出口6には、上流側
が円筒形状をなし下流側は前記基板処理室4に向けて拡
径する載頭円錐形状をなすノズル体7が取り付けられて
いる。前記ノズル体7の最小断面積、即ち、円筒形状部
分の断面積をAn とし、前記プラズマ発生室4の最大断
面積をAp としたとき、An /Ap ≦1/2となってい
る。
【0020】前記基板処置室4内には前記プラズマ吹出
口6に対向する位置に基板支持台8が配されている。こ
の基板支持台8上に載置された基板Sの表面と隔壁を構
成する前記プラズマ発生電極5′との間の距離は3〜1
50mmである。前記支持台8の下方にはヒータ9が備
えられており、前記基板支持台8上に載置された基板S
の温度を、気相成長に適した温度に調整する。なお、前
記基板処理室4は図示せぬバルブ、圧力調整弁及び真空
ポンプにより、室圧が調整される。
【0021】前記一対のプラズマ発生電極5,5′に高
周波電源Pにより高周波電力を投入すると、前記電極
5,5′間で放電が起こり、前記プラズマ発生室3内に
プラズマが発生する。そのプラズマにより、同プラズマ
発生室3内に導入されたモノシランガス等の原料ガス及
びキャリアガスがプラズマ化される。このとき、前記基
板処理室4は室圧が前記プラズマ発生室3よりも低圧に
調整されているため、同プラズマ発生室3内のプラズマ
は、前記プラズマ吹出口6に取り付けられたノズル体7
からジェット流となって前記基板処理室4内へと噴出す
る。このとき、前記ジェット流は、前記ノズル体7によ
り基板Sに向けて所望の角度で積極的且つ確実に案内さ
れる。このプラズマのジェット流により前記処理室4内
の基板S表面がプラズマ処理され、同基板4の表面に薄
膜が形成される。
【0022】以下、上述の表面処理装置1を用いた本発
明の表面処理方法について、実施例及び比較例を参照し
て説明する。なお、以下の全ての実施例及び比較例にお
いて、原料ガスであるモノシランガスを流量7sccm
で導入し、キャリアガスである水素ガスを流量70sc
cmで導入した。また、前記プラズマ発生室3と基板処
理室4との隔壁を構成する前記プラズマ発生電極5′と
基板S表面との間隔は25mmとし、前記プラズマ発生
電極5,5′には30Wの高周波電力を投入した。
【0023】また、各実施例及び比較例では結晶性及び
光電特性について評価した。その評価方法は以下のとお
りである。 <結晶性>レーザラマン分光法により、非晶質性をあら
わす480cm-1のTOフォノンと、結晶性をあらわす
520cm-1のTOフォノンの強度比から結晶化率を求
めた。また、X線解析法によっても結晶性を評価し、そ
れら両方の結果を総合し、結晶性として○、△、×で評
価した。 <光電特性>いわゆる、コプラナー(coplaner)型のア
ルミ電極により、暗伝導度と光伝導度とを測定し、○、
△、×で評価した。なお光伝導度は、AM1.5、10
0mW/cm2 の光源の光を照射し、電圧・電流特性を
調べて抵抗を測定した。
【0024】(実施例1〜5及び比較例1,2)基板処
理室4の圧力を0.5torrとし、基板Sの表面温度
を250℃に設定して、プラズマ吹出口6の最小断面積
An /前記プラズマ発生室4の最大断面積Ap の値を1
〜1/10000まで変化させて結晶性及び光電特性に
ついて評価した。その結果を表1に示す。
【0025】
【表1】
【0026】An /Ap の値が1の比較例1では、基板
Sの表面に形成された薄膜が非晶質となり、また、An
/Ap の値が1/1.5である比較例2では、前記薄膜
の結晶性がくずれたものであった。An /Ap の値が1
/2以下の実施例1〜5は全て、結晶性の良好な薄膜が
形成されていた。また、光電特性についてみても、これ
らの実施例1〜5は優れたものであった。
【0027】(実施例6〜12及び比較例3,4)基板
処理室4の圧力を0.5torr、An /Ap の値を1
/100として、基板Sの表面温度を25〜600℃ま
で変化させて、成膜速度、結晶性及び光電特性について
評価した。その結果を表2に示す。
【0028】
【表2】
【0029】実施例6〜12及び比較例3,4はいずれ
も成膜速度が60Å/sであり、成膜速度は基板Sの表
面温度に依存しないことがわかった。しかしながら、表
2からもわかるように、前記表面温度は結晶性及び光電
特性に大きく関与している。表面温度が100℃未満で
あると基板Sの表面に形成された薄膜は非晶質となり、
表面温度が100℃付近で結晶化が始まる。更に150
℃以上になると優れた結晶性が得られた。また、光電特
性についてみると、表面温度が100℃未満の場合と、
550℃より高い温度の場合には、光電特性を示さなか
った。結晶性及び光電特性の双方に鑑み、基板Sの表面
温度は100〜550℃であり、更には150〜500
℃であることが好ましい。
【0030】(実施例13〜18及び比較例5)基板S
の表面温度を250℃、An /Ap の値を1/100と
して、基板処理室4の圧力を0.01〜5torrまで
変化させて、成膜速度、結晶性及び光電特性について評
価した。その結果を表3に示す。
【0031】
【表3】
【0032】基板処理室4の圧力が5torrである比
較例5は、成膜速度は10Å/sとさほど高速ではない
にも関わらず、基板表面に形成された薄膜はアモルファ
スとなり、結晶性に劣るものであった。一方、前記圧力
が0.01〜3torrの実施例13〜18は、いずれ
も結晶性及び光電特性が良好であった。更に、前記圧力
が0.01〜1torrまでは、同圧力が高くなるにつ
れて成膜速度が速くなりり、前記圧力が1torrを越
えると成膜速度が遅くなる。結晶性及び光電特性の点か
らは前記圧力は0.01〜3torrに設定することが
好ましいが、更に成膜速度について考慮した場合には、
前記圧力を0.05〜3torrとすることが望まし
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表面処理方法を実施するのに好適な表
面処理装置の概略図である。
【符号の説明】
1 表面処理装置 2 ケーシング 3 プラズマ発生室 3a 上壁 3b 絶縁体 4 基板処理室 5,5′ プラズマ発生電極 6 プラズマ吹出口 7 ノズル体 8 基板支持台 9 ヒータ S 基板 P 高周波電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 晃一 神奈川県平塚市万田1200 株式会社小松製 作所研究本部内 Fターム(参考) 4K030 BA29 BA30 CA02 CA06 CA07 EA05 FA03 JA09 JA10 5F045 AA08 AB03 AC01 AD05 AD06 AD07 AD08 AD09 AE17 AE19 AE21 AF07 BB12 BB18 CA13 DA65 DP03 EF01 EF02 EH13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングがプラズマ発生電極を備えた
    プラズマ発生室と、基板支持台を備えた基板処理室との
    二室に画成され、同基板処理室はプラズマ吹出口を介し
    て前記プラズマ発生室と連通されてなる表面処理装置を
    使用し、 前記プラズマ発生電極によりプラズマを発生させて原料
    ガスをプラズマ化し、前記基板支持台上に載置された基
    板表面にプラズマ処理する表面処理方法であって、 前記表面処理装置の前記プラズマ吹出口のノズル形状
    を、同吹出口の最小断面積がAn 、前記プラズマ発生室
    の最大断面積がAp であるとき、An /Ap ≦1/2に
    設定すること、及び、 前記基板の表面温度を100〜550℃に設定するこ
    と、を含んでなることを特徴とする表面処理方法。
  2. 【請求項2】 前記基板の表面温度を150〜500℃
    に設定してなる請求項1記載の表面処理方法。
  3. 【請求項3】 前記基板処理室の圧力を0.01〜3t
    orrに設定してなる請求項1又は2記載の表面処理方
    法。
  4. 【請求項4】 前記基板処理室の圧力を0.05〜1t
    orrに設定してなる請求項3記載の表面処理方法。
JP10210513A 1998-07-27 1998-07-27 表面処理方法 Pending JP2000045074A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008192618A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Se Plasma Inc 突出したプラズマ排出口の周囲に吸入口が形成されたプラズマ発生装置
JP2016085935A (ja) * 2014-10-29 2016-05-19 東芝三菱電機産業システム株式会社 窒素ラジカル生成システム

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