JP2000044003A - 廃棄物輸送設備用収納袋 - Google Patents

廃棄物輸送設備用収納袋

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JP2000044003A
JP2000044003A JP10210752A JP21075298A JP2000044003A JP 2000044003 A JP2000044003 A JP 2000044003A JP 10210752 A JP10210752 A JP 10210752A JP 21075298 A JP21075298 A JP 21075298A JP 2000044003 A JP2000044003 A JP 2000044003A
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weight
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waste
resin
ethylene
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JP10210752A
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Shuji Kanazawa
修治 金沢
Toshio Kotsuka
俊雄 庚塚
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MONTERU J P O KK
Sanei Kasei Co Ltd
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MONTERU J P O KK
Sanei Kasei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃棄物収納袋の輸送中に生じる摩擦熱や輸送
中の衝撃、外部応力等によって廃棄物収納袋が破袋して
中の廃棄物が輸送配管内に排出することを防止できる廃
棄物輸送設備用収納袋を提供する。 【解決手段】 成分として、下記の成分を含有する軟質
ポリプロピレン系樹脂を使用する。 (イ)80以上のアイソタクチック指数を有するポリプ
ロピレン成分、20〜80重量%、及び (ロ)10〜60重量%のエチレンを含有する、エチレ
ンと炭素数3以上のオレフィンとの共重合体成分であっ
て、25℃においてキシレンに不溶性の結晶性ポリエチ
レンを有する2〜60重量%の結晶成分(I)と、25
℃においてキシレンに可溶性である98〜40重量%の
非晶成分(II)とから成る共重合体成分、80〜20重
量%。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物輸送設備用
収納袋に関するものであり、更に詳しく述べると、本発
明は、廃棄物収納袋の輸送中に生じる摩擦熱や輸送中の
衝撃、外部応力等によって廃棄物収納袋が破袋して中の
廃棄物が輸送配管内に排出することを防止できる廃棄物
輸送設備用収納袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビルや、一般家庭から排出される
廃棄物を人力による収集に代えて空気流によって人力を
介さずに収集することができる輸送設備が開発され、衛
生面、収集能力面、長期的に見た場合の経済面等におい
て多大の効果を挙げている。これらの輸送設備において
は、廃棄物の分別収集及び臭気発生の防止のため廃棄物
を樹脂製の袋に詰め、袋ごと輸送する方法がとられるこ
とが多い。従来この樹脂製の袋は主に直鎖状低密度ポリ
エチレン樹脂(LLDPE)や、高密度ポリエチレン樹
脂(HDPE)を原料とし製造されてきた。しかしなが
ら、廃棄物を収納したこれら樹脂製廃棄物収納袋は、輸
送中に輸送管と擦れ合うことによって生じる摩擦熱や、
輸送中の衝撃、外部応力等によって廃棄物収納袋が破袋
するという問題が多発し、問題となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、輸
送中の摩擦熱にも溶融することなく、輸送中の衝撃や外
部応力によっても破袋することなく、トラブルの発生が
防止された廃棄物輸送設備用収納袋を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を達成するために鋭意検討した結果、廃棄物収納袋の材
料として以下の組成を有する軟質プロピレン系樹脂を用
いることにより、輸送中の摩擦熱による溶融、衝撃、外
部応力、収納物の突起などによる破袋を防ぐことが可能
となる廃棄物輸送設備用収納袋が得られることを見出
し、本発明に到達したものである。 (イ)80以上のアイソタクチック指数を有するポリプ
ロピレン成分、20〜60重量%、及び (ロ)10〜60重量%のエチレンを含有する、エチレ
ンと炭素数3以上のオレフィンとの共重合体成分であっ
て、25℃においてキシレンに不溶性の結晶性ポリエチ
レンを有する2〜60重量%の結晶成分(I)と、25
℃においてキシレンに可溶性である98〜40重量%の
非晶成分(II)とから成る共重合体成分、80〜20重
量%。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明に用いられる軟質ポリプロピレン系樹脂
は、(イ)ポリプロピレン成分、20〜80重量%、及
び(ロ)エチレンと炭素数3以上のオレフィンとの共重
合体成分80〜20重量%からなる。本発明で使用され
る軟質ポリプロピレン系樹脂は、直鎖状低密度ポリエチ
レン樹脂(LLDPE)、高密度ポリエチレン樹脂(H
DPE)などと比較して融点の高いポリプロピレン成分
(イ)を含むため、摩擦による発熱に対して、溶融しに
くく、また、柔軟なエチレンと炭素数3以上のオレフィ
ンとの共重合体成分(ロ)を含有するため、衝撃及び突
起物による破袋も起こし難い。
【0006】本発明の軟質プロピレン系樹脂に含有され
るポリプロピレン成分(イ)のアイソタクチック指数
(以下、I.I.という)は、80以上、好ましくは、90
以上が好適である。上限は、好ましくは、100であ
る。ここで、I.I.は、重合体のうち、常温(25℃)に
おいて、キシレンに不溶性の成分の占める割合(重量
%)を指す。また、ポリプロピレン成分(イ)の135
℃におけるテトラリン中の固有粘度は、例えば、1〜4.
5dl/g、好ましくは、1.5〜4.0dl/gであることが望ま
しい。固有粘度が1dl/g未満の場合、本発明の軟質プロ
ピレン系樹脂かちなるフィルムの低温特性を低下させ易
く、一方、固有粘度が4.5dl/gを超える場合、樹脂の流
動性が低下し、成形性が悪化し易い。ポリプロピレン成
分(イ)は、軟質ポリプロピレン系樹脂の重量に基づ
き、20〜80重量%、好ましくは、25〜60重量
%、特に好ましくは、30〜50重量%の量で使用する
ことが好適である。ポリプロピレン成分の量が、20重
量%未満の場合では、軟質プロピレン系樹脂層からなる
フィルムの剛性が低下し、一方、80重量%を超える場
合は、低温での衝撃強度が低下する。
【0007】本発明で使用される共重合体成分(ロ)
は、10〜60重量%のエチレンを含有する、エチレン
と炭素数3以上のオレフィンとの共重合体(共重合体成
分(ロ))からなる。共重合体成分(ロ)に用いられ
る、炭素数3以上のオレフィンとしては、炭素数3以上
の直鎖状又は環状のオレフィンが挙げられる。直鎖状オ
レフィンの場合には、炭素数は、好ましくは3〜10、
特に好ましくは、3〜7であり、例えば、プロピレン
や、ブテン−1、3−メチル−1−ブテン、3−メチル
−1−ペンテン、4,4−ジメチル−1−ペンテン等が
好適に挙げられる。また、環状オレフィンとしては、例
えば、ビニルシクロペンテンや、ビニルシクロヘキセン
などが挙げられる。これらの中では特にプロピレンは、
低温特性と剛性のバランスとがすぐれ好適である。
【0008】本発明で使用される共重合体成分(ロ)
は、25℃において、キシレンに不溶性の結晶性ポリエ
チレンからなる結晶成分(I)と、25℃において、キ
シレンに可溶性である非晶成分(II)とからなる。共重
合体成分(ロ)のエチレンの含量は、10〜60重量
%、好ましくは、15〜50重量%、特に好ましくは、
20〜50重量%である。エチレンの量が10重量%未
満であると、軟質プロピレン系樹脂からなるフィルムの
柔軟性が低下し、結果的に、低温特性が低下する。結晶
成分(I)は、共重合体成分(ロ)の重量に基づいて、
2〜60重量%、好ましくは、2〜40重量%、特に好
ましくは、2〜30重量%で使用することが適当であ
る。結晶成分(I)の割合が、60重量%を超える場合
は、軟質プロピレン系樹脂からなるフィルムの低温での
衝撃強度が低下する。従って、非晶成分(II)の量は、
98〜40重量%、好ましくは、98〜60重量%、特
に好ましくは、98〜70重量%である。
【0009】なお、非晶成分(II)の135℃のテトラ
リン中の固有粘度は、好ましくは1.5〜10dl/g、特に
好ましくは、2.0〜5.0dl/gであることが望ましい。固
有粘度が、1.5dl/g未満の場合、本発明のポリオレフィ
ンフィルムの低温特性が低下し易い。一方、固有粘度
が、10dl/gを超える場合、樹脂の流動性が低下し、成
形性が悪化し易い。本発明で用いられる軟質ポリプロピ
レン系樹脂を製造する方法は、特に制限されないが、例
えば、特開平6−25367号公報に示されるような多
段重合法によって得られるものを好適に挙げることがで
きる。この多段重合法は、第一段階のプロピレンの単独
重合又はプロピレンと少量のエチレンとのランダム共重
合段階と、次のエチレンと、1種類以上の炭素数3以上
のα−オレフィンとの共重合段階を含む重合工程からな
る。この重合法により得られた樹脂は、各段階で生成す
る樹脂成分が重合時のリアクター中であたかもブレンド
されたようになるため、従来の重合後にブレンドする方
法と違い非晶成分が非常に微細に分散し、薄肉成形可能
で、柔軟性、耐引裂き性かつ突刺し強度に優れたフィル
ムを得ることが可能となる。
【0010】キシレン可溶分の測定は、以下のようにし
て行なわれる。樹脂2.5gを攪拌しながら135℃のキ
シレン250mlに溶解する。20分後、溶液を攪拌し
ながら25℃まで冷却し、次いで30分沈降させる。沈
殿をろ過し、ろ液を窒素流下で蒸発させ、残さを恒量に
達するまで80℃において真空下で乾燥する。残さを秤
量して、キシレン可溶分の重量%を計算によって求め
る。室温(25℃)のキシレンに不溶性の重合体の重量
%は、重合体のI.I.とみなす。本発明で用いられる軟質
ポリプロピレン系樹脂には、フィルムの硬さ、フィルム
成形時の安定性、フィルム物性の改良のため、本発明の
効果を損なわない程度に他の熱可塑性樹脂、特に、ポリ
エチレン系樹脂及び/又はポリプロピレン系樹脂を配合
することが可能である。ポリエチレン系樹脂としては、
高密度ポリエチレンや、低密度ポリエチレン、線状低密
度ポリエチレン、高圧法エチレン・α−オレフィン共重
合体が挙げられる。また、ポリプロピレン系樹脂として
は、ホモポリプロピレンや、エチレンとプロピレンとの
ランダムコポリマー、エチレンブロック部を含むブロッ
クタイプポリプロピレン、プロピレンとエチレンとブテ
ン−1とのターポリマーなどを指す。
【0011】本発明で用いる樹脂には、必要に応じて、
例えば、酸化防止剤や、抗ブロッキング剤、滑剤、紫外
線など特定波長の光線を吸収する光線吸収剤、老化防止
剤、充填剤などの各種添加剤を適宜配合することが可能
である。本発明では、軟質プロピレン系樹脂から形成さ
れたフィルムの厚みは、特に限定されるものではない
が、例えば、通常30〜150μm 、好ましくは40〜
100μm が適当である。フィルムの厚みが30μm 未
満では、フィルムの強度や摩擦熱に対する抵抗性が低下
し易く、すぐに破袋を生じ易い。一方、150μmを越
えると、厚くなりすぎ、取り扱い性が低下し易い。本発
明の廃棄物輸送設備用収納袋は、軟質プロピレン系樹脂
フィルムを単独で構成してもよいが、更に、軟質プロピ
レン系樹脂フィルムを使用した多層フィルムとして、例
えば、二層フィルムの内層にポリエチレン系樹脂、外層
に本発明の軟質ポリプロピレン系樹脂を使用するもの
や、三層フィルムの外層あるいは中間層に本発明の軟質
ポリプロピレン系樹脂を使用し、他の層にポリエチレン
系樹脂を使用するものなどが好適に挙げられる。
【0012】本発明の廃棄物収納袋の形成方法は特に限
定されるものではないが、通常の袋体を形成する方法が
用いられる。例えば、インフレーションフィルム成形法
により得られた管状フィルムの端部をヒートシールして
袋体を形成する方法や、Tダイフィルム成形法により得
られたフィルム又はシートを貼りあわせて管状とし、更
に該管状フィルムの端部をヒートシールして袋体を形成
する方法、管状フィルムの両端を内側に折り込んで端部
をヒートシールして形成するガゼット袋(側面折り込み
袋)等が好適に挙げられる。袋体底部のヒートシールは
ヒートシール強度を上げるために、二重シール(ダブル
ヒートシール)を施しても良い。
【0013】
【実施例】次に、実施例及び比較例により、本発明につ
いて更に詳細に説明するが、本発明の範囲は、これらの
実施例及び比較例によって何ら限定されるものではな
い。なお、実施例及び比較例で採用した試験法は以下の
通りである。 突刺し強度 :JIS P8134 エルメンドルフ引き裂き強度:ASTM D1922 ダート衝撃強さ :JIS K7124(A法) 融点 :JIS K6760調製例1 (軟質ポリプロピレン系樹脂の製造) 軟質プロピレン系樹脂A1及びA2は、特開平6−25
367号公報に示される多段重合法に準じて、第一段階
で、ポリプロピレン成分を重合し、第二段階で、エチレ
ンとプロピレンとを共重合することにより得られたもの
を使用した。
【0014】得られた軟質ポリプロピレン系樹脂A1及
びA2の性状を以下の表1に示す。
【0015】
【表1】 表1 A1 A2 ポリプロピレン成分(イ)の性状 使用量(重量%) 32 33 I.I.(%) 97 96共重合体成分(ロ)の性状 使用量(重量%) 68 67 エチレン含量(重量%) 26 28 (I)成分含量(重量%) 15 6 (II)成分含量(重量%) 85 94 (II)成分の固有粘度(dl/g) 2.8 3.2軟質プロピレン系樹脂の性状 融点(℃) 163 141 MFR(g/10分) 0.7 0.5 この軟質プロピレン系樹脂には、酸化防止剤として、IR
GANOX B225(チバスペシャリティーケミカルズ社
製)(IRGAFOS 168 (トリス(2,4−ジ−t−ブチル
フェニル)フォスファイト)と、IRGANOX 1010 (ペン
タエリスリチル−テトラキス[3−(3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート])
との1:1の混合物)を0.3重量%、及び触媒中和剤と
してステアリン酸カルシウム0.1重量%を加え、同方向
かみ合い型2軸押出機でペレット化した後、フィルム成
形を行なった。
【0016】実施例1 軟質プロピレン系樹脂A1用い、空冷インフレーション
成形装置を用いて、厚み50μmのフィルムを成形し
た。成形条件は以下の通りである。なお、成形時にフィ
ルムのブロッキング防止のため、ブロッキング防止剤及
び滑剤を含むマスターバッチ(日本ポリオレフィン
(株)製MB710CEN)を5%添加した。 押出機:内径55mm、スクリューL/D 26 ダイ :外口径100mm、ダイリップ間隙3.0mm 樹脂温:210℃ ブローアップ比:2.0実施例2 以下の条件で、空冷多層インフレーション成形装置を用
いて、外層が以下のB1、中間層及び内層がA1成分と
なるように成形し、外層10μm、中間層40μm、そ
して、内層10μmの積層フィルムを得た。 外層、中間層、内層各40mmφ押出機、 成形温度 160〜180℃ ブローアップ比 2.5 B1:線状低密度ポリエチレン(エチレン・ヘキセン−
1共重合体)日本ポリオレフィン社製BF1390 密度0.922g/cm3 、MFR 0.5g/10分
【0017】実施例3 実施例2と同様に空冷多層インフレーション成形装置を
用いて、中間層がA2、外層及び内層がB1となるよう
に成形し、中間層40μm、外層10μm、そして内層
10μmの積層フィルムを得た。
【0018】比較例1 樹脂B2(高密度ポリエチレン、日本ポリオレフィン社
製E903(F)A、密度0.947g/cm3 、MF
R 0.04g/10分)を用い、実施例1と同様に温
度200℃でインフレーション成形を行ない、厚み60
μmのフィルムを得た。比較例2 上記樹脂B2を用い、空冷インフレーション成形装置を
用いて、厚み60μmのフィルムを成形した。成形条件
は、以下の通りである。 押出機:内径75mm、スクリューL/D 26 ダイ :外口径100mm、ダイリップ間隙1.2mm 樹脂温:200℃ ブローアップ比:4.0 得られた各フィルムの構成及び特性を以下の表2に示
す。
【0019】
【表2】 表2 実施例1 実施例2 実施例3 比較例1 比較例2 層構成 単層 三層 三層 単層 単層使用樹脂 A1 A1/A1/B1 B1/A2/B1 B1 B2厚み(μm) 50 60 60 60 60突刺し強度 142 158 179 133 146 (kgf-cm/mm )引裂強度 (kgf/cm) (MD) 235 150 207 14 89 (TD) 268 210 213 53 292ダート衝撃 >1000 570 790 380 370強度(g) 融点(最大値 ) 163 163 141 126 129 (℃) 表2の結果から、本発明の廃棄物輸送設備用収納袋は、
優れた引裂き強度及び突刺し強度を示し、同用途に好適
であることが分かる。
【0020】
【発明の効果】本発明に用いた軟質ポリプロピレン系樹
脂は、融点が高いため、輸送中に発生する摩擦熱による
樹脂の溶融を生ぜず、また柔軟性成分を含むため、廃棄
物に含まれる突起物による破袋も防止できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 23/08 C08L 23/08 23/12 23/12 (72)発明者 庚塚 俊雄 埼玉県志木市上宗岡2丁目16番37号 Fターム(参考) 3E023 BA03 HA09 3E064 BA25 BA27 BA30 BC15 BC18 EA22 4F071 AA15X AA20 AA20X AA21X AF05Y AF11Y AF23 AF26 AF45 AH04 BA01 BB06 BB09 BC01 BC04 4F100 AK07A AK62A AK63A AL01A BA01 BA03 GB16 JA20A JB08A JJ03 JK13A JK14 YY00A 4J002 BB05X BB12W BB15X BB16X GF00 GG00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】廃棄物を収納した状態で、空気流に同伴さ
    せて輸送管中を輸送する廃棄物輸送設備に用いる廃棄物
    輸送設備用収納袋であって、下記の組成の軟質ポリプロ
    ピレン系樹脂からなることを特徴とする廃棄物輸送設備
    用収納袋。 (イ)80以上のアイソタクチック指数を有するポリプ
    ロピレン成分、20〜80重量%、及び (ロ)10〜60重量%のエチレンを含有する、エチレ
    ンと炭素数3以上のオレフィンとの共重合体成分であっ
    て、25℃においてキシレンに不溶性の結晶性ポリエチ
    レンを有する2〜60重量%の結晶成分(I)と、25
    ℃においてキシレンに可溶性である98〜40重量%の
    非晶成分(II)とから成る共重合体成分、80〜20重
    量%。
  2. 【請求項2】前記軟質ポリプロピレン系樹脂からなる層
    を含む多層フィルムからなる請求項1に記載の廃棄物輸
    送設備用収納袋。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009138205A (ja) * 2001-11-06 2009-06-25 Dow Global Technologies Inc アイソタクチックプロピレンコポリマー類を含むフィルム類

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