JP2000043663A - 車両用エアバッグ装置 - Google Patents

車両用エアバッグ装置

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JP2000043663A
JP2000043663A JP10216815A JP21681598A JP2000043663A JP 2000043663 A JP2000043663 A JP 2000043663A JP 10216815 A JP10216815 A JP 10216815A JP 21681598 A JP21681598 A JP 21681598A JP 2000043663 A JP2000043663 A JP 2000043663A
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airbag body
occupant
pressure gas
vehicle
airbag
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Yorito Okuda
頼人 奥田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアバッグ本体がインストルメントパネルと
乗員との間に素速く入るようにすると共に、定位置以外
に着座している乗員をもより柔らかく受け止め得るよう
にする。 【解決手段】 圧力気体により車室内乗員側10へ膨出
して乗員を保護するエアバッグ本体3をインストルメン
トパネルの上面などに設けてなる車両用エアバッグ装置
において、エアバッグ本体3の内部であって、エアバッ
グ本体3の圧力気体流入口から所要の乗員側突出代14
を有した位置に、エアバッグ本体3の上部壁15からほ
ぼ下方へ向けて延び下部に圧力気体流通過部を有する仕
切壁16を設けるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両用エアバッ
グ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車などの車両には、緊急時の安全手
段としてエアバッグ装置を備えたものがある。上記エア
バッグ装置は、車体に所定値以上の衝撃力が加わったと
きに、インストルメントパネルなどの内部に配設された
ハウジングに折り畳んで収納されているエアバッグ本体
がインフレータからの圧力気体の圧力によって車室内へ
膨出して、定位置に着座している乗員の頭部などを受け
止め、頭部などがインストルメントパネルなどに当接し
ないように保護するものである。
【0003】また、定位置以外に着座している乗員も保
護するため、特開平6−191366号公報に示すよう
なエアバッグ装置が提案されている。
【0004】すなわち、この従来のエアバッグ装置は、
図8〜図10に示すように、ハウジング100に収容さ
れたインフレータ200からの圧力気体の圧力によって
膨張する袋状のエアバッグ本体30における圧力気体流
入口の下側口部分40と乗員が接触する部分50との間
を、解放可能接続部分60と引張可能部分70とを有す
る膨張制御部材80で連結したものである。
【0005】そして、初期膨張段階には、図8に示すよ
うに、エアバッグ本体100が膨張制御部材60の初期
長さ分だけ膨張して「二重こぶ」形状となることによ
り、定位置以外に着座している乗員を受け止める。
【0006】次に、圧力気体圧により解放可能接続部分
60が解放されることにより、図9に示すように、膨張
制御部材80が中間長さとなり、エアバッグ本体100
が中間膨張段階となる。なお、上記公報の場合、解放可
能接続部分60は、縫合線などでできており、所定値以
上の力が作用したときに切断されるよう構成されてい
る。
【0007】最後に、引張可能部分70が延伸すること
により、図10に示すように、膨張制御部材60が最終
長さとなり、エアバッグ本体100が最終膨張段階とな
る。
【0008】また、乗員を十分に保護するため、特開平
6−344843号公報に示すようなエアバッグ装置も
提案されている。
【0009】すなわち、この他の従来のエアバッグ装置
は、図11、図12に示すように、エアバッグ本体30
1の内部に圧力気体流入口の前方側口部分90から車室
内乗員側10Aへ向けて水平線に対し斜め下方へ延びる
ガイド部材110を設けて、エアバッグ本体301の内
部を上部室120と下部室130とに区分するようにし
たものである。なお、ガイド部材110の側部は、エア
バッグ本体301の側壁に接着又は縫合などにより固定
されている。また、302はベンチレーションホールを
示す。
【0010】かかる構成によれば、インフレータ201
からの圧力気体はガイド部材110により下部室130
へ導かれてエアバッグ本体301の下部を膨張させ、し
かる後に上部室120へ導かれてエアバッグ本体301
の上部を膨張させる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−191366号公報に示すようなエアバッグ装置で
は、初期膨張段階において定位置以外の乗員を柔らかく
受け止めて保護するが、解放可能接続部分60が解放さ
れたときにエアバッグ本体30の膨張速度が急激に上が
るため、その乗員に対するエアバッグ本体30の接触感
が柔軟なものであるとは言い難い。
【0012】また、特開平6−344843号公報に示
すようなエアバッグ装置では、ガイド部材110が圧力
気体流入口の前方側口部分90に固定されているため、
このガイド部材110が圧力流体の流れ方向に押し流さ
れてしまい所期の効果が得られない虞がある。
【0013】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、エアバッグ本体がインストルメントパネルと乗
員との間に素速く入るようにすると共に、定位置以外に
着座している乗員を柔らかく受け止め得るようにした車
両用エアバッグ装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、圧力気体により車
室内乗員側へ膨出して乗員を保護するエアバッグ本体を
インストルメントパネルに設けてなる車両用エアバッグ
装置において、前記エアバッグ本体の内部であって、該
エアバッグ本体の圧力気体流入口から車両後方側に所定
の水平距離離れた垂直線に沿った取付位置に、前記エア
バッグ本体を車両前後方向に2室に区分する仕切壁を設
け、かつ該仕切壁の前記圧力気体流入口からの圧力気体
の直接の噴射を受けない位置に圧力気体流通過部を設け
たことを特徴としている。
【0015】このように構成された請求項1にかかる発
明によれば、車両の衝突検出に伴って圧力気体が発生し
エアバッグ本体内にその圧力気体流入口から流入される
と、その圧力気体は仕切壁に当たりその面に沿った方
向、すなわち垂直方向に偏向されるため、エアバッグ本
体は、まず、車両後方側に所定の距離離れた位置、すな
わち仕切壁が取付けられている位置まで乗員側に突出し
ながら、同時にその位置で上下方向に膨出しインストル
メントパネルと乗員との間に素速く入り込むように展開
する。その後、仕切壁によってその面に沿った方向に偏
向された圧力気体は仕切壁に設けた圧力気体流通過部か
ら車両後方側のエアバッグ本体内に流れ、該エアバッグ
本体は所定の展開形状に全展開(フル展開)し乗員を確
実に拘束する。
【0016】請求項2に記載された発明では、請求項1
に記載された発明において、さらに前記圧力気体流入口
は前記インストルメントパネルの上面に設けられ、かつ
前記圧力気体流通過部は、前記圧力気体流入口を通る水
平線より下方に位置するように配置されていることを特
徴としている。
【0017】このように構成された請求項2にかかる発
明によれば、車両の衝突検出に伴って圧力気体が発生
し、インストルメントパネルの上面に設けられたエアバ
ッグ本体の圧力気体流入口から圧力気体がエアバッグ本
体内に流入されると、その圧力気体は仕切壁に当たりそ
の面に沿って下方向に偏向されるため、エアバッグ本体
は、まず、インストルメントパネルの上面とフロントウ
インドウガラスとの間で展開を開始し、そのインストル
メントパネルの上面に設けられた圧力気体流入口から車
両後方側に所定の距離離れた位置、すなわち仕切壁が取
付けられている位置まで乗員側に突出しながら、同時に
その位置で下方向に膨出しインストルメントパネルと乗
員との間に素速く入り込むように展開する。その後、仕
切壁によってその面に沿って下向に偏向された圧力気体
は、仕切壁の圧力気体流入口を通る水平線より下方に位
置する部位に設けられた圧力気体流通過部から車両後方
側のエアバッグ本体内に流れるので、該エアバッグ本体
はインストルメントパネル及びフロントウインドウガラ
スと乗員との間に入り込んだ形態を維持しながらエアバ
ッグ本体の車両前後方向の厚みが増すように所定の展開
形状に全展開(フル展開)し乗員を確実に拘束する。
【0018】請求項3に記載された発明では、請求項2
に記載された発明において、さらに前記取付位置は、前
記エアバッグ本体の最終膨張状態における前記圧力気体
流入口から該エアバッグ本体の車両後方側端部までの水
平距離の略4分の1乃至5分の1であることを特徴とし
ている。
【0019】このように構成された請求項3にかかる発
明によれば、圧力気体流入口からエアバッグ本体の車両
後方側端部までの水平距離の略4分の1乃至5分の1の
位置において、エアバッグ本体はインストルメントパネ
ル及びフロントウインドウガラスと乗員との間に入り込
んだ形態を早期の段階に形成するので、エアバッグ本体
は乗員が定位置以外に着座していてもその乗員の頭部と
胸との相対移動がないように柔らかく受け止める。
【0020】請求項4に記載された発明では、請求項2
に記載された発明において、さらに前記取付位置は、前
記エアバッグ本体の最終膨張状態における前記インスト
ルメントパネルの車両後方側端部近傍を通る垂直線に沿
った位置であることを特徴としている。
【0021】このように構成された請求項4にかかる発
明によれば、インストルメントパネルの車両後方側端部
近傍を通る垂直線に沿った位置において、エアバッグ本
体はインストルメントパネル及びフロントウインドウガ
ラスと乗員との間に入り込んだ形態を早期の段階に形成
するので、インストルメントパネルの車両後方側端部の
圧力気体流入口からの距離が比較的長い場合でも、エア
バッグ本体は定位置以外に着座している乗員をもその頭
部と胸との相対移動がないように柔らかく受け止める。
【0022】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の実施の形態1に
ついて、図1乃至図6に基づいて説明する。
【0023】まず、構成を説明すると、この実施の形態
1の車両用エアバッグ装置は、いわゆるハイマウント式
の助手席用エアバッグ装置であって、インフレータ2か
らの高圧窒素ガス等の圧力気体により車室内乗員側10
へ膨張展開して乗員を拘束保護するエアバッグ本体3を
インストルメントパネル17の上面から膨出可能に設け
たものであって、そのエアバッグ本体3は、展開形状が
矩形の中央基布15をU字状に湾曲したものに、その両
側に略三角形状の側布151を縫製又は接着した、いわ
ゆる3ピースエアバッグ構造のものである。また、エア
バッグ本体3の内部であって、そのエアバッグ本体3の
圧力気体流入口、例えばその圧力気体流入口の前方側口
部分9と後方側口部分4との中間位置から、水平方向に
車両後方側に所定の乗員側突出代14だけ離れた位置
に、エアバッグ本体3を車両前後方向に2室に区分する
ように、エアバッグ本体3の中央基布15の上部壁15
aからやや車両後方側斜め下方へ向けてその下部壁15
bまで延びかつその下部壁15b側に圧力気体を車両後
方側に流す圧力気体流通過部である切欠部19を有する
仕切壁16を設けた構造としている。
【0024】具体的には、上記所定の乗員側突出代14
を有した取付位置は、図1に示すように、エアバッグ本
体3が最終膨張段階まで展開したときにインストルメン
トパネル17の車室内乗員側端部18の近傍を通る垂線
181の上方位置とするか、又は、エアバッグ本体3が
最終膨張段階まで展開したときにおける圧力気体流入口
からエアバッグ本体3の車両後方側端部までの水平距離
の略4分の1乃至5分の1程度に設定されている。
【0025】上記の仕切壁16の上下端部は、エアバッ
グ本体3の中央基布15の上下部壁15a、15bに縫
製又は接着などにより固定され、またその両側部16a
はエアバッグ本体3の側壁に縫製又は接着などにより固
定されている。更に、上記の切欠部19は、仕切壁16
の下部、すなわちインストルメントパネル17の上面に
ある圧力気体流入口を通る水平線より下方の両側に設け
られており、これにより仕切壁16は略T字状に形成さ
れているが、これに限るものではなく、例えば、仕切壁
16の下部に任意形状の圧力気体流通過孔を1つ又は複
数穿設したものでも良い。
【0026】なお、図中、符号20はフロントウインド
ウガラス、符号151aはベンチレーションホールであ
る。
【0027】また、図4乃至図6に示すエアバッグ本体
3の折畳み手順について説明すると、略三角錐状に膨ら
まされるエアバッグ本体3の両側面布151を図4に示
すように対称にジャバラ折りしてエアバッグ本体3をそ
の圧力気体流入口の幅に細長くする。その状態のエアバ
ッグ本体3を図5に示すように先端側から圧力気体流入
口に向けてジャバラ折りし、最後に図6に示すように約
270°回転して折畳みを完了する。
【0028】次に、この実施の形態1の作用について、
図1乃至図3を用いながら説明する。折畳まれた状態の
エアバッグ本体3は、車両の衝突検出に伴って、インフ
レータ2からの圧力気体により車室内乗員側10へ膨出
して乗員を保護するように作動することになるが、ま
ず、本実施の形態1では、図1及び図2に矢印で示すよ
うに、インフレータ2からの圧力気体がフロントウイン
ドウガラスに沿って斜め上方へ噴出されると、圧力気体
の流れを仕切壁16が受け圧力気体の流れを車両後方側
斜め下方へ向けて偏向するため、図3に示すように、エ
アバッグ本体3の上部、すなわち乗員の頭部に略対応す
る部位は、まず乗員側突出代14の分だけ膨出した状態
を保ちながら、エアバッグ本体3の下部が、インストル
メントパネル17の、例えばその車室内乗員側端部18
と乗員の胴部との間に素速く入り込むように膨張展開す
る。なお、図3は、エアバッグ本体3の膨張展開状態を
5段階に図示したものであるが、仕切壁16における切
欠部19より上方の部分は3段階目で延びきった状態に
なる。
【0029】ここで重要なことは、所定の乗員側突出代
14を有した取付位置を、エアバッグ本体3が最終膨張
段階にまで展開した時にインストルメントパネル17の
車室内乗員側端部18の近傍の上方位置に設定されてい
るので、エアバッグ本体3が乗員側突出代14の分だけ
膨張され、圧力気体は仕切壁16に当たって流れを下方
へ変更されるため、エアバッグ本体3は乗員側突出代1
4の分だけ膨張された状態を保持しつつ下方へ向けて膨
張されることとなり、エアバッグ本体3は定位置以外に
着座している乗員をもより柔らかく受け止め得るように
なり、エアバッグ本体3がインストルメントパネル17
と乗員との間に入り込む量を最適化することができる。
【0030】その後、エアバッグ本体3を下方へ向けて
膨張させた圧力気体は、切欠部19から上方へ流れを反
転されるため、エアバッグ本体3は、乗員側突出代14
よりも車室内乗員側10の部分が車両後方側へ膨張され
て行き、最終膨張段階にまで展開されることとなるた
め、エアバッグ本体3は乗員を確実に拘束保護する。
【0031】このように本実施の形態によれば、エアバ
ッグ本体3の内部であって、エアバッグ本体3内に仕切
壁16を設けたことにより、エアバッグ本体3がインス
トルメントパネル17と乗員との間に素速く入るように
すると共に定位置以外の着座者を柔らかく受け止め得る
ようにすることができる。
【0032】
【発明の実施の形態2】図7は、この発明の実施の形態
2を示すものである。なお、前記実施の形態1と同一な
いし均等な部分については、同一の符号を付して説明す
る。構成を説明すると、この実施の形態2のものでは、
仕切壁16を垂直にかつインストルメントパネル17の
車室内乗員側端部18の近傍を通る垂線181から所定
の距離、例えば200mm程度離れた位置に取付けたも
のである。
【0033】上記以外については、前記実施の形態と同
様の構成を備えており、同様の作用・効果を得ることが
できる。
【0034】以上、この発明の実施の形態を図面により
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限ら
ず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等が
あってもこの発明に含まれる。
【0035】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、エアバッグ本体は、仕切壁が取付けられて
いる位置まで乗員側に突出しながら、同時にその位置で
上下方向に膨出しインストルメントパネルと乗員との間
に素速く入り込むように展開すると共に、所定の展開形
状に全展開(フル展開)し乗員を確実に拘束する。
【0036】請求項2の発明によれば、エアバッグ本体
は、まず、インストルメントパネルの上面とフロントウ
インドウガラスとの間で展開を開始し、そのインストル
メントパネルの上面に設けられた圧力気体流入口から車
両後方側に所定の距離離れた位置、すなわち仕切壁が取
付けられている位置まで乗員側に突出しながら、同時に
その位置で下方向に膨出しインストルメントパネルと乗
員との間に素速く入り込むように展開すると共に、イン
ストルメントパネル及びフロントウインドウガラスと乗
員との間に入り込んだ形態を維持しながらエアバッグ本
体の車両前後方向の厚みが増すように所定の展開形状に
全展開(フル展開)し乗員を確実に拘束する。
【0037】請求項3の発明によれば、圧力気体流入口
からエアバッグ本体の車両後方側端部までの水平距離の
略4分の1乃至5分の1の位置において、エアバッグ本
体はインストルメントパネル及びフロントウインドウガ
ラスと乗員との間に入り込んだ形態を早期の段階に形成
するので、エアバッグ本体は乗員が定位置以外に着座し
ていてもその乗員の頭部と胸との相対移動がないように
柔らかく受け止める。
【0038】請求項4の発明によれば、インストルメン
トパネルの車両後方側端部近傍を通る垂直線に沿った位
置において、エアバッグ本体はインストルメントパネル
及びフロントウインドウガラスと乗員との間に入り込ん
だ形態を早期の段階に形成するので、インストルメント
パネルの車両後方側端部の圧力気体流入口からの距離が
比較的長い場合でも、エアバッグ本体は定位置以外に着
座している乗員をもその頭部と胸との相対移動がないよ
うに柔らかく受け止める。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1を示す概略側断面図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態1を示す透視斜視図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態1の作動図である。
【図4】本発明の実施の形態1のバッグ折畳み作業の初
期状態を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態1のバッグ折畳み作業の中
間状態を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態1のバッグ折畳み作業の最
終状態を示す斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態2を示す概略側断面図であ
る。
【図8】従来例の初期膨張段階を示す概略側断面図であ
る。
【図9】従来例の中間膨張段階を示す概略側断面図であ
る。
【図10】従来例の最終膨張段階を示す概略側断面図で
ある。
【図11】他の従来例を示した斜視図である。
【図12】他の従来例の作動図である。
【符号の説明】
3 エアバッグ本体 9 前方側口部分 10 車室内乗員側 14 乗員側突出代 15a 上部壁 16 仕切壁 17 インストルメントパネル 18 インストルメントパネルの車室内乗員側端部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力気体により車室内乗員側へ膨出して
    乗員を保護するエアバッグ本体をインストルメントパネ
    ルに設けてなる車両用エアバッグ装置において、前記エ
    アバッグ本体の内部であって、該エアバッグ本体の圧力
    気体流入口から車両後方側に所定の水平距離離れた垂直
    線に沿った取付位置に、前記エアバッグ本体を車両前後
    方向に2室に区分する仕切壁を設け、かつ該仕切壁の前
    記圧力気体流入口からの圧力気体の直接の噴射を受けな
    い位置に圧力気体流通過部を設けたことを特徴とする車
    両用エアバッグ装置。
  2. 【請求項2】 前記圧力気体流入口は前記インストルメ
    ントパネルの上面に設けられ、かつ前記圧力気体流通過
    部は、前記圧力気体流入口を通る水平線より下方に位置
    するように配置されていることを特徴とする請求項1記
    載の車両用エアバッグ装置。
  3. 【請求項3】 前記取付位置は、前記エアバッグ本体の
    最終膨張状態における前記圧力気体流入口から該エアバ
    ッグ本体の車両後方側端部までの水平距離の略4分の1
    乃至5分の1であることを特徴とする請求項2記載の車
    両用エアバッグ装置。
  4. 【請求項4】 前記取付位置は、前記エアバッグ本体の
    最終膨張状態における前記インストルメントパネルの車
    両後方側端部近傍を通る垂直線に沿った位置であること
    を特徴とする請求項2記載の車両用エアバッグ装置。
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Cited By (4)

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