JP2000043655A - 車両用電源回路 - Google Patents

車両用電源回路

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JP2000043655A
JP2000043655A JP10227692A JP22769298A JP2000043655A JP 2000043655 A JP2000043655 A JP 2000043655A JP 10227692 A JP10227692 A JP 10227692A JP 22769298 A JP22769298 A JP 22769298A JP 2000043655 A JP2000043655 A JP 2000043655A
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JP
Japan
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voltage
ignition switch
constant voltage
vehicle
circuit
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JP10227692A
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English (en)
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Toshinobu Nakayama
俊伸 中山
Yasunobu Kobayashi
康信 小林
Takafumi Murakami
孝文 村上
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/92Energy efficient charging or discharging systems for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors specially adapted for vehicles

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  • Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車載機器のコントロールユニットにイグニッ
ションスイッチのオン時およびオフ時の電源供給を行う
車両用電源回路の構成を、より簡単化すると共に部品点
数の低減を図る。 【解決手段】 イグニッションスイッチ8がオンの場合
に、スイッチングトランジスタ12により電圧低減手段
2をバイパスし、定電圧回路1の定電圧をコントロール
ユニット4に供給する。イグニッションスイッチ8がオ
フの場合には、電圧低減手段2のバイパスを解除し、電
圧低減手段2により定電圧回路1の定電圧を低電圧化し
て供給する。そのため、単一の定電圧回路でイグニッシ
ョンスイッチ8のオン時およびオフ時の電源供給を行う
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両用空調
システムなどの車載機器のコントロールユニットに電源
を供給する車両用電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に関連する従来技術のひとつとし
て、特公昭63−61689号公報に記載のデータ保持
用メモリの電源回路がある。これは、イグニッションス
イッチを介して車載バッテリに接続され、エンジン等を
制御するCPU,ROMおよびRAMに動作電圧として
の定電圧VCCを供給する主電源回路と、イグニッション
スイッチを介すことなく車載バッテリに接続され、主電
源回路の定電圧VCC又はこれよりも低いツェナー電圧V
Z をデータ保持用RAMに供給する、主電源回路とは別
の電源回路とを有し、この別の電源回路が、VCC>VZ
の場合に主電源回路の定電圧VCCをデータ保持用RAM
に与え、イグニッションスイッチのオフにより主電源回
路の定電圧VCCが0になった場合にツェナー電圧VZ
データ保持用RAMに与えるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術によれば、電源回路を主電源回路とこれと
は別の電源回路とによって2系統の構成にしなければな
らないので、回路構成が複雑化すると共に部品点数が増
大するなどの問題があった。
【0004】本発明は上記観点に基づいてなされたもの
で、その目的は、回路構成をより簡単化することができ
ると共に部品点数の低減を図ることのできる車両用電源
回路を提供することにある。
【0005】また、本発明の別の目的は、イグニッショ
ンスイッチのオフ時ばかりでなく、イグニッションスイ
ッチがオン状態の場合でも消費電流の低減に寄与する車
両用電源回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明においては、車載
機器のコントロールユニットに電源を供給する車両用電
源回路であって、車載バッテリに接続され、イグニッシ
ョンスイッチのオン/オフに拘らず所定の定電圧を与え
る定電圧回路と、前記定電圧回路の定電圧を低電圧化し
て前記コントロールユニットに供給する電圧低減手段
と、前記イグニッションスイッチがオンされることで前
記電圧低減手段をバイパスして前記定電圧回路の定電圧
を前記コントロールユニットに供給し、前記イグニッシ
ョンスイッチがオフされることで前記電圧低減手段のバ
イパスを解除する制御手段とを有する車両用電源回路に
よって、上記目的を達成する。
【0007】このような構成によれば、イグニッション
スイッチがオンの場合に、制御手段によって電圧低減手
段がバイパスされ、定電圧回路の定電圧がコントロール
ユニットに供給される。一方、イグニッションスイッチ
がオフされると、制御手段による電圧低減手段のバイパ
スが解除され、電圧低減手段により定電圧回路の定電圧
が低電圧化されてコントロールユニットに供給される。
そのため、単一の定電圧回路でイグニッションスイッチ
のオン時およびオフ時の電源供給を行うことができ、回
路構成の簡単化および部品点数の低減を図ることができ
る。
【0008】また、本発明においては、車載機器のコン
トロールユニットに電源を供給する車両用電源回路であ
って、車載バッテリに接続され、イグニッションスイッ
チのオン/オフに拘らず所定の定電圧を与える定電圧回
路と、前記定電圧回路の定電圧を低電圧化して前記コン
トロールユニットに供給する電圧低減手段と、前記イグ
ニッションスイッチがオンで且つ前記車載機器が駆動状
態である場合に、前記電圧低減手段をバイパスして前記
定電圧回路の定電圧を前記コントロールユニットに供給
し、前記イグニッションスイッチがオフされるか又は前
記イグニッションスイッチがオンであっても前記車載機
器が非駆動状態にされることで、前記電圧低減手段のバ
イパスを解除する制御手段とを有する車両用電源回路に
よって、上記目的を達成する。
【0009】このような構成によれば、イグニッション
スイッチがオンで且つ車載機器が駆動状態である場合
に、制御手段によって電圧低減手段がバイパスされ、定
電圧回路の定電圧がコントロールユニットに供給され
る。一方、イグニッションスイッチがオフされるか、又
は、イグニッションスイッチのオンであっても車載機器
が非駆動状態におかれると、制御手段による電圧低減手
段のバイパスが解除され、電圧低減手段により定電圧回
路の定電圧が低電圧化されてコントロールユニットに供
給される。そのため、単一の定電圧回路でイグニッショ
ンスイッチのオン時およびオフ時の電源供給を行うこと
ができるばかりでなく、イグニッションスイッチがオン
であっても車載機器が駆動されていなければ定電圧回路
の定電圧が低電圧化されて与えられるので、イグニッシ
ョンスイッチがオン状態の場合でも消費電流の低減を図
ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の第1
例を示す構成図で、1は定電圧回路、2は電圧低減手
段、3は制御回路、4はマイクロコンピュータ5を有す
る車載機器のコントロールユニットである。車載機器と
しては、車両用空調システム,エンジン制御システム,
カーラジオ/ステレオ等がある。
【0011】定電圧回路1は、逆接続防止用ダイオード
6を介して車載バッテリ7に接続され、イグニッション
スイッチ8のオン/オフに拘らず、本例では5V定電圧
を与える。
【0012】電圧低減手段2は、定電圧回路1とマイク
ロコンピュータ5の電源端子との間に挿入され、定電圧
回路1の定電圧を低電圧化してマイクロコンピュータ5
に供給する。電圧低減手段2は2つの直列接続のダイオ
ード9,10を有し、各ダイオード9,10の順方向電
圧降下は本例では0.6Vである。これにより、電圧低
減手段2は、定電圧回路1の5V定電圧を3.8Vに低
電圧化して、マイクロコンピュータ5に供給する。
【0013】制御回路3は第1,第2および第3のスイ
ッチングトランジスタ11,12,13を有している。
第1のスイッチングトランジスタ11は、ベースが、抵
抗14を介してグランドされていると共に、抵抗15,
逆接続防止用ダイオード16およびイグニッションスイ
ッチ8を介して車載バッテリ7に接続されている。第1
のスイッチングトランジスタ11のエミッタはグランド
され、コレクタは、抵抗17,18を介して電圧低減手
段2の出力側に接続されていると共に、抵抗17を介し
てマイクロコンピュータ5に接続されている。このよう
な第1のスイッチングトランジスタ11は、イグニッシ
ョンスイッチ8のオンで、オン状態となり、イグニッシ
ョンスイッチ8のオンを表すLレベルのオン信号をマイ
クロコンピュータ5に与え、イグニッションスイッチ8
のオフで、オフ状態となり、イグニッションスイッチ8
のオフを表すHレベルのオフ信号をマイクロコンピュー
タ5に与える。第2のスイッチングトランジスタ12
は、コレクタ・エミッタ回路が電圧低減手段2に並列に
挿入され、ベースが抵抗19を介してエミッタに接続さ
れていると共に抵抗20を介して第3のスイッチングト
ランジスタ13のコレクタに接続されている。第3のス
イッチングトランジスタ13のエミッタはグランドさ
れ、ベースはマイクロコンピュータ5に接続されてい
る。このような第2および第3のスイッチングトランジ
スタ12,13は、マイクロコンピュータ5による第3
のスイッチングトランジスタ13のオンで第2のスイッ
チングトランジスタ12がオンとなり、マイクロコンピ
ュータ5による第3のスイッチングトランジスタ13の
オフで第2のスイッチングトランジスタ12がオフとな
る。第2のスイッチングトランジスタ12がオン状態の
場合、電圧低減手段2がバイパスされ、定電圧回路1の
定電圧がマイクロコンピュータ5に供給される。第2の
スイッチングトランジスタ12がオフであれば、電圧低
減手段2のバイパスが解除される。
【0014】コントロールユニット4のマイクロコンピ
ュータ5は、イグニッションスイッチ8のオフを表す制
御回路3からのオフ信号で第3のスイッチングトランジ
スタ13をオフし、イグニッションスイッチ8のオンを
表す制御回路3からのオン信号で第3のスイッチングト
ランジスタ13をオンする機能を有している。マイクロ
コンピュータ5のこの機能と制御回路3とによって、イ
グニッションスイッチ8がオンの場合に電圧低減手段2
をバイパスして定電圧回路1の定電圧をコントロールユ
ニット4に供給し、イグニッションスイッチ8がオフさ
れることで電圧低減手段2のバイパスを解除する制御手
段が構成されている。マイクロコンピュータ5は、第3
のスイッチングトランジスタ13をオフした後、RAM
のデータ保持が可能な低消費電流状態であるスリープ状
態となり、一方、イグニッションスイッチ8のオンによ
り制御回路3からオン信号が与えられることでウェイク
アップし、第3のスイッチングトランジスタ13をオン
状態にする。
【0015】なお、イグニッションスイッチ8と制御回
路3との間に挿入されたダイオード16のカソード側は
更にダイオード21を介して定電圧回路1の入力側に接
続されており、何らかの原因で定電圧回路1と車載バッ
テリ7との接続に支障を来した場合でも、イグニッショ
ンスイッチ8を介して定電圧回路1にバッテリ電圧が供
給されるようになっている。
【0016】以上のごとき構成で、イグニッションスイ
ッチ8がオンされると、制御回路3の第1のスイッチン
グトランジスタ11のオンによってコントロールユニッ
ト4のマイクロコンピュータ5にオン信号が与えられ、
マイクロコンピュータ5がスリープ状態からウェイクア
ップして第3のスイッチングトランジスタ13をオン従
って第2のスイッチングトランジスタ12がオンする。
これにより、電圧低減手段2がバイパスされ、定電圧回
路1の5V定電圧がコントロールユニット4のマイクロ
コンピュータ5に供給され、マイクロコンピュータ5は
完全な動作状態となる。
【0017】一方、イグニッションスイッチ8がオフさ
れると、制御回路3の第1のスイッチングトランジスタ
11のオフによってマイクロコンピュータ5にオフ信号
が与えられ、マイクロコンピュータ5が第3のスイッチ
ングトランジスタ13をオフ従って第2のスイッチング
トランジスタ12がオフする。これにより、電圧低減手
段2のバイパスが解除され、定電圧回路1の5V定電圧
を低電圧化した3.8Vがマイクロコンピュータ5に供
給される。マイクロコンピュータ5は、第3のスイッチ
ングトランジスタ13のオフ後スリープ状態になり、R
AMのデータ保持が可能な低消費電流の状態となる。
【0018】本例では、順方向電圧降下が0.6Vの2
つのダイオードによって1.2V低減する電圧低減手段
を例に説明したが、低減電圧およびダイオードの個数/
種類を限定するものではなく、RAMのデータ保持電圧
などに基づいて任意に選択することができる。なお、イ
グニッションスイッチがオフの場合でも、マイクロコン
ピュータに外部回路等からサージなどがかかる場合があ
り、イグニッションスイッチオフ時のマイクロコンピュ
ータへの供給電圧をあまり低くしすぎると、イグニッシ
ョンスイッチのオフ時にサージなどがかかった場合にマ
イクロコンピュータを壊すおそれがあるので、イグニッ
ションスイッチオフ時のマイクロコンピュータへの供給
電圧はあまり低くしすぎないようにすることが望まれ
る。
【0019】図2は本発明の実施の形態の第2例を示す
要部構成図で、その特徴は、図1の直列接続の2つのダ
イオード9,10に代えて、ツェナーダイオード30に
よって電圧低減手段2を構成することにある。その他の
構成は図1で述べた通りである。これによれば、定電圧
回路1の5V定電圧を例えば3Vに低電圧化するような
場合、図1の構成では3つ以上のダイオードの直列接続
が必要となるが、本例では、ツェナー電圧が2Vのひと
つのツェナーダイオード30で足りる。そのため、部品
点数の低減および省スペース化などを図ることができ
る。
【0020】図3は本発明の実施の形態の第3例を示す
構成図で、その特徴は、コントロールユニット41のマ
イクロコンピュータ42の機能を用いることなく、制御
手段40によって電圧低減手段2のバイパス制御を行う
ことにある。
【0021】制御手段40は第1および第2のスイッチ
ングトランジスタ43,44を有している。第1のスイ
ッチングトランジスタ43は、ベースが、抵抗45を介
してグランドされていると共に、抵抗46,逆接続防止
用ダイオード16およびイグニッションスイッチ8を介
して車載バッテリ7に接続されている。第1のスイッチ
ングトランジスタ43のエミッタはグランドされ、コレ
クタは、抵抗47を介して第2のスイッチングトランジ
スタ44のベースに接続されていると共に、ダイオード
60を介してコントロールユニット41のマイクロコン
ピュータ42に接続されている。ダイオード60とマイ
クロコンピュータ42との間は、抵抗61でプルアップ
されている。第2のスイッチングトランジスタ44は、
コレクタ・エミッタ回路が電圧低減手段2に並列に挿入
され、更にエミッタが抵抗48を介してベースに接続さ
れている。
【0022】このような制御手段40は、イグニッショ
ンスイッチ8がオンされると、第1のスイッチングトラ
ンジスタ43がオンとなり、マイクロコンピュータ42
にイグニッションスイッチ8のオンを表すLレベルのオ
ン信号を与えると共に、第2のスイッチングトランジス
タ44がオンとなる。これにより、電圧低減手段2がバ
イパスされ、定電圧回路1の5V定電圧がマイクロコン
ピュータ42に供給される。マイクロコンピュータ42
は、オン信号を受けることでスリープ状態からウェイク
アップし、完全な動作状態となる。
【0023】一方、イグニッションスイッチがオフされ
ると、第1のスイッチングトランジスタ43がオフとな
り、マイクロコンピュータ42にイグニッションスイッ
チ8のオフを表すHレベルのオフ信号を与えると共に、
第2のスイッチングトランジスタ44がオフとなる。こ
れにより、電圧低減手段2のバイパスが解除され、定電
圧回路1の5V定電圧を低電圧化した3.8Vがマイク
ロコンピュータ42に供給される。マイクロコンピュー
タ42は、オフ信号を受けることでスリープ状態にな
り、RAMのデータ保持が可能な低消費電流の状態とな
る。その他の構成は図1で述べた通りである。
【0024】図4は本発明の実施の形態の第4例を示す
構成図で、その特徴は、イグニッションスイッチ8がオ
ンで、且つ、車両用空調システムが駆動状態である場合
に、電圧低減手段2をバイパスし、イグニッションスイ
ッチ8がオフされるか、又は、イグニッションスイッチ
8のオン状態であっても車両用空調システムが非駆動状
態になることで、電圧低減手段2のバイパスを解除する
ことにある。
【0025】車両用空調システムのコントロールユニッ
ト50内のマイクロコンピュータ51は、外気温セン
サ,室温センサおよび日射センサなどからのセンサ情報
52ならびに操作パネル53からの操作情報に基づい
て、コンプレッサ54、ブロア55、インテークドア,
エアミックスドアおよびモードドアからなる空調ドア5
6を駆動回路57を介して制御することにより周知の空
調制御を行う。このような車両用空調システムは、操作
パネル53のオートスイッチ,A/Cスイッチ,ファン
スイッチ,デフロスタースイッチなどが操作されると駆
動状態になり、操作パネル53のオフスイッチが操作さ
れると非駆動状態となる。
【0026】マイクロコンピュータ51は、このような
周知の空調制御機能に加えて、イグニッションスイッチ
8のオンで制御回路3からLレベルのオン信号が与えら
れ、且つ、車両用空調システムが駆動状態に操作された
場合に、スリープ状態からウェイクアップし、制御回路
3の第3のスイッチングトランジスタ13をオンする。
これにより、電圧低減手段2がバイパスされ、定電圧回
路1の5V定電圧がマイクロコンピュータ50に供給さ
れ、マイクロコンピュータ51は完全な動作状態とな
る。また、マイクロコンピュータ51は、イグニッショ
ンスイッチ8のオフで制御回路3からHレベルのオフ信
号が与えられるか、又は、イグニッションスイッチ8が
オン状態で制御回路3からオン信号が与えられている場
合であっても車両用空調システムが非駆動状態に操作さ
れることで、制御回路3の第3のスイッチングトランジ
スタ13をオフする。これにより、電圧低減手段2のバ
イパスが解除され、定電圧回路1の5V定電圧を低電圧
化した3.8Vの電圧がマイクロコンピュータ51に供
給される。マイクロコンピュータ51は、第3のスイッ
チングトランジスタ13のオフ後スリープ状態になり、
RAMのデータ保持が可能な低消費電流の状態となる。
【0027】このようなマイクロコンピュータ51によ
る制御回路3の第3のスイッチングトランジスタ13の
オン/オフ制御機能と制御回路3とによって、イグニッ
ションスイッチ8がオンで且つ車両用空調システムが駆
動状態である場合に、電圧低減手段2をバイパスして定
電圧回路1の定電圧をコントロールユニット50のマイ
クロコンピュータ51に供給し、イグニッションスイッ
チ8がオフされるか又はイグニッションスイッチ8がオ
ン状態であっても車両用空調システムが非駆動状態にな
ることで、電圧低減手段2のバイパスを解除する制御手
段が構成されている。このような構成によれば、イグニ
ッションスイッチ8がオンであっても車両用空調システ
ムが駆動されていなければ定電圧回路1の定電圧が低電
圧化されて与えられるので、イグニッションスイッチ8
がオン状態の場合でも消費電流の低減を図ることができ
る。なお、本例では車両用空調システムを例に説明した
が、これに限定するものではなく、カーラジオ/ステレ
オなどのその他の車載機器に適用できることは勿論であ
る。
【0028】以上述べた各例においては、制御回路およ
び制御手段のスイッチング手段としてバイポーラトラン
ジスタを用いたが、FETその他のスイッチング手段を
用いることも可能である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、イ
グニッションスイッチがオンの場合に、定電圧回路の定
電圧を低電圧化する電圧低減手段をバイパスして、定電
圧回路の定電圧を車載機器のコントロールユニットに供
給し、イグニッションスイッチがオフの場合には、電圧
低減手段のバイパスを解除し、電圧低減手段により定電
圧回路の定電圧を低電圧化してコントロールユニットに
供給するようにしたので、単一の定電圧回路でイグニッ
ションスイッチのオン時およびオフ時の電源供給を行う
ことができ、回路構成の簡単化および部品点数の低減を
図ることができる。
【0030】また、本発明によれば、イグニッションス
イッチがオンで且つ車載機器が駆動状態である場合に、
定電圧回路の定電圧を低電圧化する電圧低減手段をバイ
パスして、定電圧回路の定電圧を車載機器のコントロー
ルユニットに供給し、イグニッションスイッチがオフさ
れるか、又は、イグニッションスイッチがオンであって
も車載機器が非駆動状態の場合には、電圧低減手段のバ
イパスを解除し、電圧低減手段により定電圧回路の定電
圧を低電圧化してコントロールユニットに供給するよう
にしたので、単一の定電圧回路でイグニッションスイッ
チのオン時およびオフ時の電源供給を行うことができ、
回路構成の簡単化および部品点数の低減を図ることがで
きるばかりでなく、イグニッションスイッチがオンであ
っても車載機器が駆動されていなければ定電圧回路の定
電圧が低電圧化されて与えられるので、イグニッション
スイッチがオン状態の場合でも消費電流の低減を図るこ
とができる。
【0031】更に、電圧低減手段としてダイオードを用
いるので、ダイオードの個数および種類によって低減電
圧を容易に選択設定することができ、しかも、コントロ
ールユニットの消費電流が変動しても電圧変動を生じる
ことなく、電圧を安定に供給することができる。また、
電圧低減手段としてツェナーダイオードを用いれば、通
常のダイオードの順方向電圧降下と比較してツェナー電
圧の方が高いので、より少ない個数で電圧低減を行うこ
とができ、部品点数の低減および省スペース化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施の形態の第1例を示す構成
図である。
【図2】図2は本発明の実施の形態の第2例を示す要部
構成図である。
【図3】図3は本発明の実施の形態の第3例を示す構成
図である。
【図4】図4は本発明の実施の形態の第4例を示す構成
図である。
【符号の説明】
1 定電圧回路 2 電圧低減手段 3 制御回路 4,41,50 コントロールユニット 7 車載バッテリ 8 イグニッションスイッチ 9,10 ダイオード 11,12,13,43,44 スイッチングトランジ
スタ 30 ツェナーダイオード 40 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 孝文 埼玉県大里郡江南町大字千代字東原39番地 株式会社ゼクセル江南工場内 Fターム(参考) 5H430 BB01 BB09 BB11 EE03 EE08 EE17 EE18 KK16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車載機器のコントロールユニットに電源
    を供給する車両用電源回路であって、 車載バッテリに接続され、イグニッションスイッチのオ
    ン/オフに拘らず所定の定電圧を与える定電圧回路と、 前記定電圧回路の定電圧を低電圧化して前記コントロー
    ルユニットに供給する電圧低減手段と、 前記イグニッションスイッチがオンされることで前記電
    圧低減手段をバイパスして前記定電圧回路の定電圧を前
    記コントロールユニットに供給し、前記イグニッション
    スイッチがオフされることで前記電圧低減手段のバイパ
    スを解除する制御手段とを有する車両用電源回路。
  2. 【請求項2】 車載機器のコントロールユニットに電源
    を供給する車両用電源回路であって、 車載バッテリに接続され、イグニッションスイッチのオ
    ン/オフに拘らず所定の定電圧を与える定電圧回路と、 前記定電圧回路の定電圧を低電圧化して前記コントロー
    ルユニットに供給する電圧低減手段と、 前記イグニッションスイッチがオンで且つ前記車載機器
    が駆動状態である場合に、前記電圧低減手段をバイパス
    して前記定電圧回路の定電圧を前記コントロールユニッ
    トに供給し、前記イグニッションスイッチがオフされる
    か又は前記イグニッションスイッチがオンであっても前
    記車載機器が非駆動状態になることで、前記電圧低減手
    段のバイパスを解除する制御手段とを有する車両用電源
    回路。
  3. 【請求項3】 前記電圧低減手段がひとつ又は直列接続
    された複数のダイオードである請求項1又は2に記載の
    車両用電源回路。
  4. 【請求項4】 前記電圧低減手段がツェナーダイオード
    である請求項1又は2に記載の車両用電源回路。
  5. 【請求項5】 前記制御手段が、 前記電圧低減手段に並列に挿入されたスイッチング手段
    と、 前記イグニッションスイッチのオンで前記スイッチング
    手段をオンし、前記イグニッションスイッチのオフで前
    記スイッチング手段をオフするオン/オフ手段とを有す
    る請求項1に記載の車両用電源回路。
  6. 【請求項6】 前記制御手段が前記電圧低減手段に並列
    に挿入されたスイッチング手段と、 前記イグニッションスイッチがオンで且つ前記車載機器
    が駆動状態である場合に、前記スイッチング手段をオン
    し、前記イグニッションスイッチがオフされるか又は前
    記イグニッションスイッチのオン下で前記車載機器が非
    駆動状態になることで、前記スイッチング手段をオフす
    るオン/オフ手段とを有する請求項2に記載の車両用電
    源回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008302825A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Honda Motor Co Ltd 車両用電源装置
JP2010041815A (ja) * 2008-08-05 2010-02-18 Hitachi Ltd 電力変換装置
JP2015063179A (ja) * 2013-09-24 2015-04-09 株式会社オートネットワーク技術研究所 制御システム

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