JP2000043625A - リクライニングシート - Google Patents
リクライニングシートInfo
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- reclining
- seat
- lever
- lock arm
- shaft
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/24—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
- B60N2/32—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles convertible for other use
- B60N2/36—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles convertible for other use into a loading platform
- B60N2/366—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles convertible for other use into a loading platform characterised by the locking device
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/22—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 操作性を向上させたリクライニング機構の提
供 【解決手段】 シート背部２の左右下部に背部２を前後
に回動させる回動軸部４及び５に設け、背部２が座部３
方向へ回動するように常に付勢されるリクライニング機
構６と、リクライニング機構６と係止することでリクラ
イニング機構６の付勢力を阻止し背部２の位置を固し、
係止が解除されとリクライニング機構６が背部２を回動
するロックアーム７と、背部２上部に設け中央部８２を
回動中心にリクライニングシート１背部面に沿って両端
が回動するリクライニングレバーと、背部２の上部にリ
クライニングレバー８に係止されてリクライニングレバ
ー８を回動するよう設けるリクライニングハンドル９
と、リクライニングレバー８端部及びロックアーム７間
を連結してリクライニングレバー８が回動して、ロック
アーム７の係止を解除させる作動ケーブル１０とからな
る。
供 【解決手段】 シート背部２の左右下部に背部２を前後
に回動させる回動軸部４及び５に設け、背部２が座部３
方向へ回動するように常に付勢されるリクライニング機
構６と、リクライニング機構６と係止することでリクラ
イニング機構６の付勢力を阻止し背部２の位置を固し、
係止が解除されとリクライニング機構６が背部２を回動
するロックアーム７と、背部２上部に設け中央部８２を
回動中心にリクライニングシート１背部面に沿って両端
が回動するリクライニングレバーと、背部２の上部にリ
クライニングレバー８に係止されてリクライニングレバ
ー８を回動するよう設けるリクライニングハンドル９
と、リクライニングレバー８端部及びロックアーム７間
を連結してリクライニングレバー８が回動して、ロック
アーム７の係止を解除させる作動ケーブル１０とからな
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】 この発明は、リクライニン
グシートに係り、詳細には、リクライニング機構を有す
る自動車シートのリクライニング構造に関する。
グシートに係り、詳細には、リクライニング機構を有す
る自動車シートのリクライニング構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】 従来、リクライニングシートは、リク
ライニング機構がシートの背部を前後傾させるための回
動軸部に設けられ、シートの背部を任意の位置で固定さ
せるために左右のリクライニング機構をコネクティング
ロッドで接続して、回動軸部に設けるリクライニングレ
バーを引くことシートの背部を前後傾させていた。即
ち、リクライニングレバーを引いてリクライニングレバ
ーを設けている側のリクライニング機構のロックアーム
のロックを解除すると同時に、コネクティングロッドを
回動させて、反対側の回動軸部に設けているリクライニ
ング機構のロックアームのロックを解除することで、シ
ートの背部を前後傾させて任意の位置で再びロックアー
ムで固定してシートの背部を前後傾させていた。
ライニング機構がシートの背部を前後傾させるための回
動軸部に設けられ、シートの背部を任意の位置で固定さ
せるために左右のリクライニング機構をコネクティング
ロッドで接続して、回動軸部に設けるリクライニングレ
バーを引くことシートの背部を前後傾させていた。即
ち、リクライニングレバーを引いてリクライニングレバ
ーを設けている側のリクライニング機構のロックアーム
のロックを解除すると同時に、コネクティングロッドを
回動させて、反対側の回動軸部に設けているリクライニ
ング機構のロックアームのロックを解除することで、シ
ートの背部を前後傾させて任意の位置で再びロックアー
ムで固定してシートの背部を前後傾させていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】 従来のリクライニン
グシートでは、リクライニング機構のリクライニングレ
バーがシート側部の回動軸部に設けられていたので、リ
クライニングシートの後ろ座席から、或は、バックドア
からの操作し難いという問題点を有した。又、シートを
構成する上で、コネクティングロッドが必要不可欠であ
り、車体のシート後方下部に突出部がある場合などに
は、コネクティングロッドが突出部に当たらないように
シート位置を上にしなければならないという問題点を有
した。さらに、コネクティングロッドは一端のリクライ
ニング機構の操作により、ロックが解除され、回動する
ため、ロッドの長手方向の捻れにより、他端のリクライ
ニングが解除されない場合があるという問題を有した。
グシートでは、リクライニング機構のリクライニングレ
バーがシート側部の回動軸部に設けられていたので、リ
クライニングシートの後ろ座席から、或は、バックドア
からの操作し難いという問題点を有した。又、シートを
構成する上で、コネクティングロッドが必要不可欠であ
り、車体のシート後方下部に突出部がある場合などに
は、コネクティングロッドが突出部に当たらないように
シート位置を上にしなければならないという問題点を有
した。さらに、コネクティングロッドは一端のリクライ
ニング機構の操作により、ロックが解除され、回動する
ため、ロッドの長手方向の捻れにより、他端のリクライ
ニングが解除されない場合があるという問題を有した。
【０００４】そこでこの発明は、上記問題点に鑑み、操
作性がよいと共にシート後方下部にコネクティングロッ
ドが不要なリクライニングシートの提供を課題とする。
作性がよいと共にシート後方下部にコネクティングロッ
ドが不要なリクライニングシートの提供を課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】 この発明は
【０００６】座部及び背部とからなり背部の左右下部に
設けられる回動軸部を中心に背部が回動可能なシートの
回動軸部に設けられ、通常状態では座部及び背部を固定
させ、リクライニング軸を回動されることで背部を回動
可能とするリクライニング機構と、一端がリクライニン
グ軸に固定され、他端が作動ケーブルを取付けられるケ
ーブル取付け部であり、ケーブル取付け部がリクライニ
ング軸を中心に回動されることでリクライニング軸を回
動させるロックアームと、シート背部の背面上部に設け
られ、中央部を回動中心にシート背部面に沿って両端が
回動可能なリクライニングレバーと、シート背部の背面
上部に設けられ、リクライニングレバーに係止されて、
リクライニングレバーを回動可能なリクライニングハン
ドルと、リクライニングレバー端部及びロックアームの
ケーブル取付け部間を連結し、リクライニングレバーが
回動することで、ロックアームの係止を解除させる作動
ケーブルとからなることを特徴とするリクライニングシ
ート、
設けられる回動軸部を中心に背部が回動可能なシートの
回動軸部に設けられ、通常状態では座部及び背部を固定
させ、リクライニング軸を回動されることで背部を回動
可能とするリクライニング機構と、一端がリクライニン
グ軸に固定され、他端が作動ケーブルを取付けられるケ
ーブル取付け部であり、ケーブル取付け部がリクライニ
ング軸を中心に回動されることでリクライニング軸を回
動させるロックアームと、シート背部の背面上部に設け
られ、中央部を回動中心にシート背部面に沿って両端が
回動可能なリクライニングレバーと、シート背部の背面
上部に設けられ、リクライニングレバーに係止されて、
リクライニングレバーを回動可能なリクライニングハン
ドルと、リクライニングレバー端部及びロックアームの
ケーブル取付け部間を連結し、リクライニングレバーが
回動することで、ロックアームの係止を解除させる作動
ケーブルとからなることを特徴とするリクライニングシ
ート、
【０００７】を提供する。そして、この発明に係るリク
ライニングシートは、リクライニングハンドルがリクラ
イニングレバーを回動させることで作動ケーブルが引か
れロックアームがリクライニング軸を回動する。する
と、リクライニング機構は、シートの背部を回動可能と
させる。
ライニングシートは、リクライニングハンドルがリクラ
イニングレバーを回動させることで作動ケーブルが引か
れロックアームがリクライニング軸を回動する。する
と、リクライニング機構は、シートの背部を回動可能と
させる。
【０００８】
【発明の実施の形態】 以下にこの発明の実施の形態を
図面に基づき説明する。図１は、この発明の実施の形態
の背面説明図であり、図２は図１の矢示Ａ方向から見た
拡大側面図であり、図３及び図４は部分拡大説明図であ
り、図５は図３の組立状態を表す説明図である。
図面に基づき説明する。図１は、この発明の実施の形態
の背面説明図であり、図２は図１の矢示Ａ方向から見た
拡大側面図であり、図３及び図４は部分拡大説明図であ
り、図５は図３の組立状態を表す説明図である。
【０００９】１は、リクライニングシートである。リク
ライニングシート１は、自動車に用いられるものであ
り、背部２及び座部３とからなり、自動車のフロアーに
取付けられる。リクライニングシート１の背部２は、背
部２の左右両側下方に設ける回動軸部４及び５で座部３
と結合され、回動軸部４及び５を中心に座部３側或は反
対側へ回動可能である。
ライニングシート１は、自動車に用いられるものであ
り、背部２及び座部３とからなり、自動車のフロアーに
取付けられる。リクライニングシート１の背部２は、背
部２の左右両側下方に設ける回動軸部４及び５で座部３
と結合され、回動軸部４及び５を中心に座部３側或は反
対側へ回動可能である。
【００１０】６は、リクライニング機構である。リクラ
イニング機構６は回動軸部４及び５にそれぞれ取付けら
れ、取付けられる回動軸４及び５の基部である座部３に
固定される基部側(図示せず)と回動される背部２に固定
される回動側(図示せず)とがリクライニング軸を中心に
相互に回動可能である構造のいわゆるリクライニング機
構からなり、リクライニング機構６の略中央から外部に
突出されるリクライニング軸６１を回動されることで、
回動軸部４及び５を中心に背部２を回動可能である。
又、リクライニング機構６は、回動軸部４及び５の夫々
で背部２に固定されると共に、背部２が座部３方向へ常
に回動するように付勢する。リクライニング機構６の付
勢は、この実施の形態では強靱な渦巻きバネの一端をリ
クライニング機構６或は背部２に固定し、他端を基部側
である座部３或は支柱（図示せず）等の固定部に固定す
ることでバネ力により行う。勿論渦巻きバネではなくコ
イルバネ或は他の方法により付勢力を発生してもよい。
リクライニング軸６１は、通常時は、基部側と回動側と
が回動しないように係止状態をとるように常に付勢され
ると共に、後述する方法で回動された状態で基部側及び
回動側とが回動可能となる。従って、リクライニング機
構６が背部２を回動可能な状態となると、リクライニン
グ機構６の付勢力によって背部２を座部３側へ回動させ
るよう移動可能である。このようにこの実施の形態で
は、リクライニング機構６はラチェット機構のような形
態であるが、リクライニング機構６が内部で係止してい
るときには背部２は前後両方向へ移動できず、リクライ
ニング軸６１が回動されることでリクライニングシート
１の背部２は自由に回動可能となる。
イニング機構６は回動軸部４及び５にそれぞれ取付けら
れ、取付けられる回動軸４及び５の基部である座部３に
固定される基部側(図示せず)と回動される背部２に固定
される回動側(図示せず)とがリクライニング軸を中心に
相互に回動可能である構造のいわゆるリクライニング機
構からなり、リクライニング機構６の略中央から外部に
突出されるリクライニング軸６１を回動されることで、
回動軸部４及び５を中心に背部２を回動可能である。
又、リクライニング機構６は、回動軸部４及び５の夫々
で背部２に固定されると共に、背部２が座部３方向へ常
に回動するように付勢する。リクライニング機構６の付
勢は、この実施の形態では強靱な渦巻きバネの一端をリ
クライニング機構６或は背部２に固定し、他端を基部側
である座部３或は支柱（図示せず）等の固定部に固定す
ることでバネ力により行う。勿論渦巻きバネではなくコ
イルバネ或は他の方法により付勢力を発生してもよい。
リクライニング軸６１は、通常時は、基部側と回動側と
が回動しないように係止状態をとるように常に付勢され
ると共に、後述する方法で回動された状態で基部側及び
回動側とが回動可能となる。従って、リクライニング機
構６が背部２を回動可能な状態となると、リクライニン
グ機構６の付勢力によって背部２を座部３側へ回動させ
るよう移動可能である。このようにこの実施の形態で
は、リクライニング機構６はラチェット機構のような形
態であるが、リクライニング機構６が内部で係止してい
るときには背部２は前後両方向へ移動できず、リクライ
ニング軸６１が回動されることでリクライニングシート
１の背部２は自由に回動可能となる。
【００１１】７は、ロックアームである。ロックアーム
７は、一端に円筒状に突出され、リクライニング軸６１
に嵌合してリクライニング軸６１と固定される取付け部
７１を設け、他端には後述する作動ケーブルであるケー
ブルワイヤ１０のワイヤ１１を取付け可能な孔７２が設
けられる。そして、ケーブルワイヤ１０によって引かれ
ることでリクライニング軸６１を回動させる。ロックア
ーム７は、背部２の左右下部に設置されるリクライニン
グ機構６に設置される。
７は、一端に円筒状に突出され、リクライニング軸６１
に嵌合してリクライニング軸６１と固定される取付け部
７１を設け、他端には後述する作動ケーブルであるケー
ブルワイヤ１０のワイヤ１１を取付け可能な孔７２が設
けられる。そして、ケーブルワイヤ１０によって引かれ
ることでリクライニング軸６１を回動させる。ロックア
ーム７は、背部２の左右下部に設置されるリクライニン
グ機構６に設置される。
【００１２】８は、リクライニングレバーである。リク
ライニングレバー８は、図１及び図３に表すように、細
長い板状体８１からなり、板状体８１の中央が中央部８
２であり背部２の背面上方に固定されるレバーベース８
１ａに中央部８２を回動中心として板状体８１が回動自
在に取付けられる。又、板状体８１の両端には、孔８３
ａ及び８３ｂを夫々穿設する。孔８３ａには作動ケーブ
ルであるケーブルワイヤ１０が取付けられ、一方の図面
上左側のリクライニング機構６に取付けられるロックア
ーム７と接続される。同様に孔８３ｂにはケーブルワイ
ヤ１０が取付けられ、他方の図面上右側のリクライニン
グ機構６に取付けられるロックアーム７と接続される。
そして、孔８３ａと中央部８２との中間部及びレバーベ
ース８１ａ間にはテンションスプリング８４が設置さ
れ、孔８３ａ及び８３ｂに取付けられたケーブルワイヤ
１０がロックアーム７を引いてリクライニング機構６を
解除しないように常に付勢する。更に、リクライニング
レバー８の中央部８２から孔８３ａ及び８３ｂ方向と略
直角方向に後述するリクライニングハンドル９を取付け
るための取付アーム８５を設ける。
ライニングレバー８は、図１及び図３に表すように、細
長い板状体８１からなり、板状体８１の中央が中央部８
２であり背部２の背面上方に固定されるレバーベース８
１ａに中央部８２を回動中心として板状体８１が回動自
在に取付けられる。又、板状体８１の両端には、孔８３
ａ及び８３ｂを夫々穿設する。孔８３ａには作動ケーブ
ルであるケーブルワイヤ１０が取付けられ、一方の図面
上左側のリクライニング機構６に取付けられるロックア
ーム７と接続される。同様に孔８３ｂにはケーブルワイ
ヤ１０が取付けられ、他方の図面上右側のリクライニン
グ機構６に取付けられるロックアーム７と接続される。
そして、孔８３ａと中央部８２との中間部及びレバーベ
ース８１ａ間にはテンションスプリング８４が設置さ
れ、孔８３ａ及び８３ｂに取付けられたケーブルワイヤ
１０がロックアーム７を引いてリクライニング機構６を
解除しないように常に付勢する。更に、リクライニング
レバー８の中央部８２から孔８３ａ及び８３ｂ方向と略
直角方向に後述するリクライニングハンドル９を取付け
るための取付アーム８５を設ける。
【００１３】９は、リクライニングハンドルである。リ
クライニングハンドル９は、背部２の上部背面に、リク
ライニングレバー８と隣接して設けられ、一端をリクラ
イニングレバー８の取付アーム８５先端に連結され、他
端先端には利用者が上方へ引くことが可能なハンドル部
９１を設けられると共に、他端を背部２上部方向に向く
ように取付けられる。
クライニングハンドル９は、背部２の上部背面に、リク
ライニングレバー８と隣接して設けられ、一端をリクラ
イニングレバー８の取付アーム８５先端に連結され、他
端先端には利用者が上方へ引くことが可能なハンドル部
９１を設けられると共に、他端を背部２上部方向に向く
ように取付けられる。
【００１４】１０は、作動ケーブルであるケーブルワイ
ヤである。ケーブルワイヤ１０は、図３に表すように、
ワイヤ１１がワイヤケース１２内に納められてなり、ワ
イヤケース１２内をワイヤ１１が移動可能である。そし
て、ケーブルワイヤ１０は、レバーベース８１ａの孔８
３ａ及び孔８３ｂ付近に設けられるステー１３及び、ロ
ックアーム７付近で背部２に固定されるステー１４間
に、ワイヤケース１２の両端が固定され、ワイヤ１１が
孔８３ａ、８３ｂ及びロックアーム７に連結される。従
って、リクライニングハンドル９が上方に引かれてリク
ライニングレバー８が図３の矢示で表す方向に回動する
とワイヤー１１はリクライニングレバー８方向に引かれ
ることとなる。この実施の形態では、図示していない
が、製造上は、左右のリクライニング機構６、６が背部
２を同時に回動可能としなければならないので、通常の
ワイヤーの張り状態を調節するアジャスターを設けて、
左右同時にリクライニング機構６、６の背部２の回動固
定を解除するように調整できるように構成する。
ヤである。ケーブルワイヤ１０は、図３に表すように、
ワイヤ１１がワイヤケース１２内に納められてなり、ワ
イヤケース１２内をワイヤ１１が移動可能である。そし
て、ケーブルワイヤ１０は、レバーベース８１ａの孔８
３ａ及び孔８３ｂ付近に設けられるステー１３及び、ロ
ックアーム７付近で背部２に固定されるステー１４間
に、ワイヤケース１２の両端が固定され、ワイヤ１１が
孔８３ａ、８３ｂ及びロックアーム７に連結される。従
って、リクライニングハンドル９が上方に引かれてリク
ライニングレバー８が図３の矢示で表す方向に回動する
とワイヤー１１はリクライニングレバー８方向に引かれ
ることとなる。この実施の形態では、図示していない
が、製造上は、左右のリクライニング機構６、６が背部
２を同時に回動可能としなければならないので、通常の
ワイヤーの張り状態を調節するアジャスターを設けて、
左右同時にリクライニング機構６、６の背部２の回動固
定を解除するように調整できるように構成する。
【００１５】次に、上述のように形成されるリクライニ
ングシート１の作用を説明する。利用者がリクライニン
グシート１の後部座席（図示せず）、或は、自動車後部
のバックドア（図示せず）からリクライニングハンドル
９を引く。すると、リクライニングハンドル９に連結さ
れる取付アーム８５が回動してテンションスプリング８
４の付勢力に抗してリクライニングレバー８の板状態８
１を、中央部８２を中心に図３の矢示方向に回動させ
る。するとワイヤケーブル１０のワイヤ１１が夫々矢示
方向へ引かれ、ワイヤ１１の他端と連結するロックアー
ム７を図２の矢示方向へその付勢力に抗して回動させ
る。すると、ロックアーム７が回動されるのでロックア
ーム７とリクライニング機構６との係止が解除され、リ
クライニングシート１の背部２は、リクライニング機構
６の付勢力により座部３方向へ回動可能となる。
ングシート１の作用を説明する。利用者がリクライニン
グシート１の後部座席（図示せず）、或は、自動車後部
のバックドア（図示せず）からリクライニングハンドル
９を引く。すると、リクライニングハンドル９に連結さ
れる取付アーム８５が回動してテンションスプリング８
４の付勢力に抗してリクライニングレバー８の板状態８
１を、中央部８２を中心に図３の矢示方向に回動させ
る。するとワイヤケーブル１０のワイヤ１１が夫々矢示
方向へ引かれ、ワイヤ１１の他端と連結するロックアー
ム７を図２の矢示方向へその付勢力に抗して回動させ
る。すると、ロックアーム７が回動されるのでロックア
ーム７とリクライニング機構６との係止が解除され、リ
クライニングシート１の背部２は、リクライニング機構
６の付勢力により座部３方向へ回動可能となる。
【００１６】利用者がリクライニングハンドル９を離す
と、リクライニングハンドル９は、リクライニングレバ
ー８のテンションスプリング８４の付勢力でリクライニ
ングレバー８を元の位置に戻し、ワイヤケーブル１０の
ワイヤ１１もロックアーム７の付勢力でロックアーム７
方向へ移動して元の位置をとり、再びロックアーム７が
付勢力により元の位置に回動してリクライニング機構６
と係止することとなる。しかしながら、リクライニング
機構６は、背部２が略垂直より座部３方向に位置する場
合にはロックアーム７とは係止しないように構成されて
いる。従って、リクライニングハンドル９を離した状態
で背部２を再び後方（即ち、座部３とは反対方向）へ起
こすと、やがてロックアーム７とリクライニング機構６
とが係止して背部２は略垂直となった位置で固定され
る。勿論、背部２がロックされた状態からロックアーム
７を回動させてリクライニング機構６を回動可能として
おいて、背部２を後方へ回動させ、背もたれである背部
２を後方へ移動後再びロックアーム７を元の位置まで回
動させてリクライニング機構６をロックさせ、背部２の
各区(土)を帰ることも可能である。
と、リクライニングハンドル９は、リクライニングレバ
ー８のテンションスプリング８４の付勢力でリクライニ
ングレバー８を元の位置に戻し、ワイヤケーブル１０の
ワイヤ１１もロックアーム７の付勢力でロックアーム７
方向へ移動して元の位置をとり、再びロックアーム７が
付勢力により元の位置に回動してリクライニング機構６
と係止することとなる。しかしながら、リクライニング
機構６は、背部２が略垂直より座部３方向に位置する場
合にはロックアーム７とは係止しないように構成されて
いる。従って、リクライニングハンドル９を離した状態
で背部２を再び後方（即ち、座部３とは反対方向）へ起
こすと、やがてロックアーム７とリクライニング機構６
とが係止して背部２は略垂直となった位置で固定され
る。勿論、背部２がロックされた状態からロックアーム
７を回動させてリクライニング機構６を回動可能として
おいて、背部２を後方へ回動させ、背もたれである背部
２を後方へ移動後再びロックアーム７を元の位置まで回
動させてリクライニング機構６をロックさせ、背部２の
各区(土)を帰ることも可能である。
【００１７】
【発明の効果】 従って、この発明によれば、従来のよ
うに状態を屈めて回動軸部４及び５部分に設けられてい
たレバーを操作することなく、リクライニングシート１
上部で操作可能となるので操作性が格段と向上すると共
に、リクライニング機構６から離れた場所に自由に設置
できるようになる。又、回動軸部４及び５間にコネクテ
ィングロッドを設けることなく構成できるので、自動車
のフロアパネルの突起等シート下部の形状に影響されな
い。更に又、コネクティングロッドの捻れによるロック
解除不良も防止できる。
うに状態を屈めて回動軸部４及び５部分に設けられてい
たレバーを操作することなく、リクライニングシート１
上部で操作可能となるので操作性が格段と向上すると共
に、リクライニング機構６から離れた場所に自由に設置
できるようになる。又、回動軸部４及び５間にコネクテ
ィングロッドを設けることなく構成できるので、自動車
のフロアパネルの突起等シート下部の形状に影響されな
い。更に又、コネクティングロッドの捻れによるロック
解除不良も防止できる。
【図１】 実施の形態の背面説明図
【図２】 図１の一部拡大側面図
【図３】 部分拡大説明図
【図４】 部分拡大説明図
【図５】 図３の組立状態を表す説明図
１ リクライニングシート ２ 背部 ３ 座部 ４ 回動軸部 ５ 回動軸部 ６ リクライニング ７ ロックアーム ８ リクライニングレバー ８１ 板状体 ８２ 中央部 ８３ａ 孔 ８３ｂ 孔 ８４ テンションスプリング ８５ 取付アーム ９ リクライニングハンドル １０ ワイヤケーブル １１ ワイヤー １２ ワイヤケース １３ ステー １４ ステー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 別府 恭司 神奈川県横浜市金沢区谷津町23番地 株式 会社関東シート製作所内 Ｆターム(参考） 3B087 BD03 DB07 3B099 AA05 BA04 CA01 DA04
Claims (1)
- 【請求項１】 座部及び背部とからなり背部の左右下部
に設けられる回動軸部を中心に背部が回動可能なシート
の回動軸部に設けられ、通常状態では座部及び背部を固
定させ、リクライニング軸を回動されることで背部を回
動可能とするリクライニング機構と、 一端がリクライニング軸に固定され、他端が作動ケーブ
ルを取付けられるケーブル取付け部であり、ケーブル取
付け部がリクライニング軸を中心に回動されることでリ
クライニング軸を回動させるロックアームと、 シート背部の背面上部に設けられ、中央部を回動中心に
シート背部面に沿って両端が回動可能なリクライニング
レバーと、 シート背部の背面上部に設けられ、リクライニングレバ
ーに係止されて、リクライニングレバーを回動可能なリ
クライニングハンドルと、 リクライニングレバー端部及びロックアームのケーブル
取付け部間を連結し、リクライニングレバーが回動する
ことで、ロックアームの係止を解除させる作動ケーブル
とからなることを特徴とするリクライニングシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10218128A JP2000043625A (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | リクライニングシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10218128A JP2000043625A (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | リクライニングシート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000043625A true JP2000043625A (ja) | 2000-02-15 |
Family
ID=16715083
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10218128A Pending JP2000043625A (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | リクライニングシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000043625A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2887824A1 (fr) * | 2005-07-04 | 2007-01-05 | Tachi S Co | Dispositif d'inclinaison de dossier de siege, notamment pour vehicule |
| DE102005026698B4 (de) * | 2005-06-09 | 2008-09-18 | Tachi-S Co., Ltd., Akishima | Kabelanordnung in einem Fahrzeugsitz |
| US7699397B2 (en) | 2005-08-30 | 2010-04-20 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | Seat reclining device |
| CN103770676A (zh) * | 2014-02-20 | 2014-05-07 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 一种汽车后排座椅解锁机构 |
| CN108275036A (zh) * | 2017-01-05 | 2018-07-13 | 福特全球技术公司 | 具有改进的进入系统和模块化头部约束组件的高性能座椅总成 |
-
1998
- 1998-07-31 JP JP10218128A patent/JP2000043625A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102005026698B4 (de) * | 2005-06-09 | 2008-09-18 | Tachi-S Co., Ltd., Akishima | Kabelanordnung in einem Fahrzeugsitz |
| FR2887824A1 (fr) * | 2005-07-04 | 2007-01-05 | Tachi S Co | Dispositif d'inclinaison de dossier de siege, notamment pour vehicule |
| US7699397B2 (en) | 2005-08-30 | 2010-04-20 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | Seat reclining device |
| CN103770676A (zh) * | 2014-02-20 | 2014-05-07 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 一种汽车后排座椅解锁机构 |
| CN108275036A (zh) * | 2017-01-05 | 2018-07-13 | 福特全球技术公司 | 具有改进的进入系统和模块化头部约束组件的高性能座椅总成 |
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