JP2000043532A - 空調装置 - Google Patents

空調装置

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JP2000043532A
JP2000043532A JP10214476A JP21447698A JP2000043532A JP 2000043532 A JP2000043532 A JP 2000043532A JP 10214476 A JP10214476 A JP 10214476A JP 21447698 A JP21447698 A JP 21447698A JP 2000043532 A JP2000043532 A JP 2000043532A
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JP
Japan
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outside air
suction port
wall surface
blower
seal rib
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JP10214476A
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Inventor
Kenji Miura
健二 三浦
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸入口への水滴の滴下を防止する。 【解決手段】 シールリブ17の先端部17aから内外
気切替箱11の内壁面にかけては、内壁面側に近づくに
つれて下方側となるよう傾斜する傾斜面18となってい
る。外気吸入時、ダクト15内壁面をつたってシールリ
ブ17の先端部17aへと至った水滴は、シールリブ1
7から吸入口へと滴下することなく、傾斜面18をつた
って内外気切替箱11の内壁面へと流れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内外気切替ダンパ
と当接するシールリブがブロアケーシングの吸入口の外
縁部近傍と対向する位置に配される空調装置において、
外気中に含まれる水分がブロアケーシングの吸入口外縁
部に滴下してしまうことを防止する構造を有する空調装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用空調装置のブロアユニッ
ト1としては、図3に示すように内部に送風機7が納め
られたブロアケーシング3の上方に内外気切替箱11が
取り付けられたものが知られている。内外気切替箱11
は内気吸入口13と外気吸入口14とを有しており、こ
の2つの吸入口13、14を内外気切替ダンパ16によ
り選択的に切り替えることにより開閉する。外気吸入口
14の外周縁部には突出部が形成されており、内外気切
替ダンパ16により外気吸入口14が閉じられる際に内
外気切替ダンパと当接するシールリブ50となってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、この
ようなブロアユニットを有する空調装置において、空調
ユニットの小型化を目的として、シールリブがブロアケ
ーシングの吸入口の外縁部近傍と対向するように配され
るブロアユニットが用いられている。このようなブロア
ユニットの場合、図4に示すように、シールリブ50の
形状が突起形状であると、外気吸入口14を開いた状態
にしておくと、図4中実線矢印で示すように、外気中に
含まれる水分(雨や雪など)がダクト15内壁面を流れ
落ち、シールリブ50から吸入口8の外縁部に滴下し、
ブロアケーシング3とファン9との間にたまってしま
う。低外気温時において、このようにブロアケーシング
3とファン9との間に水滴がたまった状態であると、こ
の水滴が氷結し、ファン9の回転が規制されて電動モー
タ10がロックする可能性があった。
【0004】そこで、本発明は上記の点に鑑みてなされ
たものであり、内外気切替ダンパのシールリブが吸入口
の外縁部近傍と対向するように配される空調装置におい
て、外気中に含まれる水滴がブロアケーシングの吸入口
外縁部に滴下してしまうことを防止することを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、吸入口(8)の外縁部近傍とシ
ールリブ(17)とがほぼ対向する位置となるように配
される空調装置において、シールリブ(17)の先端部
(17a)から内外気切替部(11)の内壁面にかけ
て、内外気切替部(11)の内壁面側に近づくにつれて
下方となるよう傾斜する傾斜面(18)を有することを
特徴とするものである。外気を吸入する場合、雨や雪な
どの外気中に含まれる水分は、ダクト(15)の壁面に
水滴となって付着し、シールリブ(17)の先端部(1
7a)へと流下する。請求項1の発明によれば、シール
リブ(17)の先端部(17a)と内外気切替部(1
1)の内壁面との間は傾斜面(18)となっているの
で、シールリブ(17a)へと至った水滴は傾斜面(1
8)をつたって内外気切替部(11)の内壁面へと流れ
落ちる。そのため、水滴が吸入口(8)の外縁部に滴下
し、ブロアケーシング(3)と送風機(7)の間にたま
ることを防止することができる。したがって、低外気温
時であっても、内外気切替部(11)に侵入した水滴が
送風機(7)とブロアケーシング(3)との間で氷結す
ることがなく、低外気温時における送風機(7)のロッ
クを防止することができる。また、吸入口(8)の外周
縁部(8a)はベルマウス形状を有しているので、内外
気切替部(11)の内壁面をつたって水滴がブロアケー
シング(3)上面へと流れ落ちたとしても、この水滴が
吸入口(8)からブロアケーシング(3)と送風機
(7)の間に流入してしまうことを確実に防止すること
ができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図1、2に基づいて説明する。1は空気を吸入し、送
風するブロアユニットであり、このブロアユニット1の
下流側には送風された空気を冷却するクーリングユニッ
ト2が配される。ブロアケーシング3は上ケース5と下
ケース4とを組み付けることによって形成されており、
スクロール状の流路を形成している。なお、下ケース4
には後述する内外気切替箱を取り付けるための嵌合部6
が形成されている。ブロアケーシング3の内部には送風
機7が納められており、ブロアケーシング3の上面に
は、送風機7によって空気を吸入するための吸入口8が
形成されている。吸入口8の外周縁部8aはベルマウス
形状を有しており、上方に湾曲するような断面形状とな
っている。送風機7は、ファン9とこのファン9を駆動
する電動モータ10とからなる。電動モータ10によっ
てファン9が駆動されると、ファン9は吸入口から空気
を吸い込み、この空気をクーリングユニット2に向けて
送風する。
【0007】11は内外気切替部である内外気切替箱で
あり、ブロアケーシング3の上方に配される。内外気切
替箱11には嵌合部12が形成されており、上ケース5
を挟んだ状態で嵌合部12を下ケース4の嵌合部6に嵌
合させることによりブロアケーシング3に取り付けられ
る。内外気切替箱11には、車室内空気を取り入れるた
めの内気吸入口13と、ダクト15を介して外気を取り
入れる外気吸入口14とが形成されている。16は内外
気切替ダンパであり、図示しないサーボモータ10によ
って駆動される。内気吸入口13と外気吸入口14とが
内外気切替ダンパ16によって選択的に開閉されること
により、送風機7によって吸入される空気は切り替えら
れる。外気吸入口14の外周縁部には、内外気切替箱1
1の内壁面よりも突出する突出部が形成されており、内
外気切替ダンパ16によって外気吸入口14が閉じられ
た際に内外気切替ダンパ16と当接するシールリブ17
となっている。
【0008】シールリブ17は、先端部17aがブロア
ケーシング3の吸入口の外縁部近傍と対向する位置に配
されており、シールリブ17の先端部17aから内外気
切替部の内壁面にかけては、内壁面側に近づくにつれて
下方側となるよう傾斜する傾斜面18となっている。ク
ーリングユニット2は空調ケース19の内部にエバポレ
ータ20が納められるものである。空調ケース19の最
も低い位置には管状のダクト15部が形成されており、
エバポレータ20の凝縮水を排出する凝縮水排水路21
となっている。
【0009】続いて、本実施例における作動を示す。サ
ーボモータ10によって内外気切替ダンパ16が回動
し、実線で示す位置となると、外気吸入口14が開かれ
た状態となる。この際、雨や雪などの水分を多く含む外
気が吸入されると、外気中の水分は水滴となり、ダクト
15の内壁面に付着する。ダクト15の内壁面に付着し
た水滴は図1中実線矢印で示すように、壁面を伝って流
下し、ダクト15の下端となるシールリブ17まで至
る。シールリブ17の先端部17aへと至った水滴は傾
斜面18をつたって内外気切替箱11の内壁面へと流
れ、ブロアケーシング3上面へと流れ落ちる。
【0010】ブロアケーシング3上面へと流れ落ちた水
滴は、ブロアケーシング3上面と内外気切替箱11との
組付部の間から、嵌合部を経てブロアケーシング3内部
に流入する。ブロアケーシング3内部に流入した水滴は
ブロアケーシング3下面をつたってクーリングユニット
2側へと移動し、凝縮水排水路21から排出される。上
述したように、本実施の形態によれば、シールリブ17
の先端部17aと内外気切替箱11の内壁面との間は傾
斜面18となっているので、シールリブ17の先端部1
7aまで至った水滴は滴下せず、内外気切替箱11の内
壁面へと流れる。そのため、水滴が吸入口からブロアケ
ーシング3内部に流入することを防止することができ
る。したがって、ブロアケーシング3とファン9との間
に水滴がたまることがなく、低外気温時であっても、フ
ァン9とブロアケーシング3とは氷結しない。その結
果、ファン9とブロアケーシング3の氷結による電動モ
ータ10のロックを防止することができる。
【0011】また、吸入口の外周縁部8aはベルマウス
形状を有しているので、ブロアケーシング3上面に流れ
落ちた水滴が、吸入口からブロアケーシング3の内部に
流入してしまうことを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態におけるブロアユニットおよびク
ーリングユニットを示す図である。
【図2】本実施の形態におけるシールリブを示す部分拡
大図である。
【図3】従来技術におけるブロアユニットを示す図であ
る。
【図4】従来技術におけるシールリブを示す部分拡大図
である。
【符号の説明】
3 ブロアケーシング 7 送風機 8 吸入口 8a 外周縁部 11 内外気切替箱 13 内気吸入口 14 外気吸入口 16 内外気切替ダンパ 17 シールリブ 17a 先端部 18 傾斜面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風機(7)が内部に納められ、この送
    風機(7)の上部に吸入口(8)が形成され、この吸入
    口(8)の外周縁部(8a)がベルマウス形状を有する
    ブロアケーシング(3)と、 車室内空気を吸入する内気吸入口(13)とダクト(1
    5)を介して外気を吸入する外気吸入口(14)とを選
    択的に切り替える内外気切替ダンパ(16)と、内壁面
    に形成され、前記外気吸入口(14)が閉じられる際に
    前記内外気切替ダンパ(16)に当接するシールリブ
    (17)とを有し、前記ブロアケーシング(3)の上方
    に配される内外気切替部(11)とを有し、 前記吸入口(8)の外縁部近傍と対向する位置に前記シ
    ールリブ(17)が形成される空調装置において、 前記シールリブ(17)は、先端部(17a)から前記
    内外気切替部(11)の内壁面にかけて、前記内外気切
    替部(11)の内壁面側に近づくにつれて下方側となる
    よう傾斜する傾斜面(18)を有していることを特徴と
    する空調装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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