JP2000043298A - ヘッドギャップ調整方法 - Google Patents

ヘッドギャップ調整方法

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JP2000043298A
JP2000043298A JP21552898A JP21552898A JP2000043298A JP 2000043298 A JP2000043298 A JP 2000043298A JP 21552898 A JP21552898 A JP 21552898A JP 21552898 A JP21552898 A JP 21552898A JP 2000043298 A JP2000043298 A JP 2000043298A
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JP
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head
gap
print
platen
drive time
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JP21552898A
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English (en)
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Toshinori Otomo
俊範 大友
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Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Data Systems Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
Oki Data Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッドギャップの調整を容易に行うことがで
きるプリンタを提供する。 【解決手段】 印字ヘッドがプラテンと平行な方向に移
動しながら印字動作を行う際にヘッドピンが該印字ヘッ
ドから突出し再び戻るまでの時間に基づきヘッドギャッ
プを検出し(ステップS2)、該ヘッドギャップに応じ
て上記印字ヘッドのヘッドピンのドライブ時間を変える
(ステップS7)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッドピンを備え
た印字ヘッドとプラテンとを有するプリンタおいて、印
字ヘッド先端とプラテンとの隙間距離であるヘッドギャ
ップを調整するヘッドギャップ調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インパクトプリンタにおいてはヘ
ッドピンを駆動して印字を行うワイヤドット印字ヘッド
(以下印字ヘッドとする)が用いられ、印字ヘッドに対
向してプラテンが設けられている。この印字ヘッドは、
ヘッドピンを固着したアーマチュアをバイアス用板バネ
により揺動自在に支持し、このアーマチュアを予めバイ
アス用板バネの弾性力に抗して永久磁石によってコアに
吸引させておく。そして印字する際、コアに巻かれたコ
イルを励磁し、永久磁石の磁束と逆方向の磁束を発生さ
せてアーマチュアをコアから解放することにより印字ヘ
ッドの先端からヘッドピンが突出し、インクリボン及び
印字媒体を介してプラテンに当接して印字が行われる。
なお、印字ヘッドはプラテンの一端側から他端側に向か
って移動しながら上記印字動作を行う。
【0003】上記印字ヘッドとプラテンとはどの位置に
おいても常に平行になっている必要がある。従って、組
み立て時に作業者による印字ヘッドとプラテンとの平行
度調整が行われており、この平行度調整は、まず、作業
者がダイヤルゲージ等の測定器によりプラテンの左側、
中央部、右側で印字ヘッド先端とプラテンとの隙間距離
であるヘッドギャップの値(以下単にヘッドギャップと
する)を測定し、それぞれの差が一定値(許容範囲であ
る0.02mm)以下になるようにレバーを操作して調
整していた。
【0004】また他の平行度調整方法、すなわち他のヘ
ッドギャップ調整方法としては作業者がプリンタに備わ
っている平行度調整用のアジャストカムを回転させるこ
とにより、プラテンの左側、中央部、右側でそれぞれの
ヘッドギャップの差が一定値(0.02mm)以下にな
るように調整していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のヘッドギャ
ップ調整方法においては、ヘッドギャップの検出及び調
整は作業者が測定器及びアジャストカムを使用して行う
作業なので作業時間がかかり、人手による作業なので調
整後も完全な平行状態とはならず、従って一定の印字品
位を保持することが難しいという問題点があった。それ
故、ヘッドギャップの許容範囲を0.02mm以内にお
さえることが限度であり、それ以上ヘッドギャップの許
容範囲を広げることが不可能であるという問題点があっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、印字ヘッド先端とプラテンとの隙間距離で
あるヘッドギャップを調整するヘッドギャップ調整方法
において、上記印字ヘッドが上記プラテンと平行な方向
に移動しながら印字動作を行う際にヘッドピンが該印字
ヘッドから突出し再び戻るまでの時間に基づき上記ヘッ
ドギャップを検出し、該ヘッドギャップに応じて上記印
字ヘッドのヘッドピンのドライブ時間を変えるものであ
る。
【0007】上記構成の本発明によれば、ヘッドギャッ
プの検出をプリンタ自身が検出するので、ヘッドギャッ
プの測定に必要な作業時間を短縮することができる。ま
たプリンタ自身が検出したヘッドギャップに応じてヘッ
ドピンのドライブ時間を変えることにより、ヘッドギャ
ップにバラツキがあっても一定の印字圧で印字を行うこ
とができるので、常に一定の印字品位を保持することが
できる。更にドライブ時間の調整は自動的にプリンタが
行うので、人手による作業と比べ作業時間を短縮するこ
とができると共に、ヘッドギャップ調整のためのアジャ
ストカム部品使用による作業を不要とすることができ
る。
【0008】また印字速度を変えることなくドライブ時
間を変えることが可能な範囲まで、ヘッドギャップの許
容範囲を広げることが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にしたがって説明する。なお各図面に共通する要素には
同一の符号を付す。図2は実施の形態のプリンタを示す
概略斜視図、図3は実施の形態のプリンタの制御系を示
すブロック図である。
【0010】図2において、プリンタ1には、Auto
GAP機能を備えたインテリジェントヘッドであり、
図示せぬヘッドピンを駆動して印字用紙2に印字を行う
ワイヤドット印字ヘッド(以下印字ヘッドとする)3が
設けられている。印字ヘッド3は、インクリボン4と共
に図示せぬ印字ヘッドキャリッジに掲載されており、該
印字ヘッド3は印字ヘッドキャリッジの移動と共に矢印
A−B方向にスペーシング動作を行う。プリンタ1には
印字ヘッド3とインクリボン4に対向して、円筒状のプ
ラテン5が設けられており、該プラテン5の回転により
プラテン5と印字ヘッド3との間に印字用紙2が搬送さ
れてくる。そして印字ヘッド3がスペーシング動作を行
いながら、ヘッドピンを突出させ、インクリボン4によ
り印字用紙2へ印字を行う。なお、印字途中で印字用紙
2が傾かないように用紙押さえ6が印字用紙2をプラテ
ン5に押しつけている。
【0011】次に上記構成におけるプリンタ1の制御系
について図3を参照して説明する。図3において、プリ
ンタ1にはプリンタ全体を制御するマイクロプロセッサ
7が設けられている。このマイクロプロセッサ7は図示
せぬ上位装置からデータを受信し、受信したデータの解
釈を実行する。このマイクロプロセッサ7には、ROM
(リードオンリメモリ)8と、RAM(ランダムアクセ
スメモリ)9と、EEPROM10と、印字制御回路1
1と、操作部制御回路12とが接続されている。ROM
8はマイクロプロセッサ7の制御のための制御用プログ
ラムを格納し、RAM9はマイクロプロセッサ7から送
られてくる印字文字を蓄えたり、そのデータを印字用イ
メージデータに編集したりするためのバッファメモリで
ある。
【0012】EEPROM10は、各種メニュー設定等
が格納される不揮発性メモリで内容更新されるまで以前
の情報を保持している。
【0013】印字制御回路11は印字ヘッド3、印字ヘ
ッドキャリッジを駆動するスペースモータ13、印字用
紙2を搬送する図示せぬフィードローラを駆動するフィ
ードモータ14を制御し、印字用紙2へ受信したデータ
を印字する。
【0014】操作部制御回路12はLCD文字表示盤1
5、LEDランプ16、スイッチ17を制御し、LCD
文字表示盤15及びLEDランプ16は、プリンタ1か
らオペレータへ装置の状態や警告・エラー等を知らせる
ための表示を行い、オペレータとプリンタ1とのインタ
ーフェースを行っている。スイッチ17はプリンタ1へ
動作指示を行ったり、プリンタ1の内部情報(メニュー
設定等)を更新したりする際にオペレータにより操作さ
れる。
【0015】また上記ROM8には印字ヘッド3とプラ
テン5との平行度をチェックする、すなわちヘッドギャ
ップを検出するプログラムと、データを印字する際のド
ライブ時間制御プログラムが格納されている。またEE
PROM10には印字ヘッド3とプラテン5とのギャッ
プ差を補うためのヘッドピンのドライブ時間調整データ
が格納されている。
【0016】次に上記構成における印字ヘッド3先端と
プラテン5との隙間距離であるヘッドギャップ値を調整
する際に利用する、ヘッドピンのドライブ時間を調整す
るためのドライブ時間調整データを求める処理について
図2、図3、図4、図5を参照し、図1に示すフローチ
ャートに従って説明する。図1は実施の形態のドライブ
時間の調整データを求める処理手順を示すフローチャー
ト、図4は実施の形態の領域を示す説明図、図5は実施
の形態のヘッドギャップを測定する際の印字領域を示す
説明図である。なお、図4においてプラテン5の長さを
3等分した領域を左側からP1、P2、P3とする。
【0017】まず、オペレータがスイッチ17を押下
し、ローカル機能(プリンタ1単体で機能させるもの)
の中にある「印字ヘッド3とプラテン5との平行度チェ
ック機能」を動作させ、ヘッドギャップのチェックをす
ることをプリンタ1に指示する。するとこの指示をマイ
クロプロセッサ7が操作部制御回路12を介して受信
し、ステップS1でギャップチェック用の印字サンプル
データを生成する。この印字サンプルデータは図4、図
5に示すように印字紙幅(印字ヘッド3の印字領域)を
想定し、左側P1、中央部P2、右側P3の3箇所にお
いてそれぞれ左側サンプルデータCとして20ドット、
中央部サンプルデータDとして20ドット、右側サンプ
ルデータEとして20ドット計60ドット分のデータか
ら成り、印字ヘッド3の中央部に位置付けられたヘッド
ピンが駆動されるように作成された印字データで、RA
M9に格納される。ステップS2でマイクロプロセッサ
7は印字制御回路11を介してRAM9に格納された印
字サンプルデータを印字ヘッド3に渡して印字させると
共に、ヘッドピンが印字ヘッド3から突出し再び戻るま
での時間を検出し、RAM9に順次取り込んでいく。
【0018】ステップS3で印字が終了したことをマイ
クロプロセッサ7が検出すると、ステップS4に進み、
RAM9に格納したヘッドピンの戻り時間を読み出し、
左側P1、中央部P2、右側P3の3箇所におけるそれ
ぞれのヘッドピン戻り時間の平均値を計算し、左側P
1、中央部P2、右側P3のそれぞれの平均のヘッドギ
ャップを求めると共に左側P1、中央部P2、右側P3
のそれぞれの平均のヘッドギャップの差を求める。ステ
ップS5でマイクロプロセッサ7はヘッドギャップ差が
許容範囲内(印字速度を変えずにヘッドピンのインパク
ト力を上げられる限界値内)にあるか否か判断する。ヘ
ッドギャップ差が許容範囲内であると判断すると、ステ
ップS6に進み、一方の「否」であればステップS9に
進む。ステップS6に進むと、マイクロプロセッサ7は
左側P1、中央部P2、右側P3のヘッドギャップがリ
ニアに変化しているか否か(一定値で変化しているか否
か)判断する。なお、リニアに変化しているか否かの判
定は、左側P1、中央部P2,右側P3の平均のヘッド
ギャップが一定方向に増加あるいは減少しているかで行
う。そしてマイクロプロセッサ7がリニアに変化してい
ると判断するとステップS7に進み、一方、リニアに変
化していないと判断した場合には処理は終了となり、ヘ
ッドピンのドライブ時間調整デ−タは更新せず、以前の
ままとなる。なお、リニアに変化していない場合にはド
ライブ時間調整データは更新しないが、これはリニアに
変化していない場合はプラテン5に凹凸があり平行度を
確認するための信頼性に欠けるためである。
【0019】ステップS7に進んだ場合、マイクロプロ
セッサ7は平均のヘッドギャップの変化量からヘッドピ
ンのドライブ時間の調整値を3種類(ヘッドギャップ最
小/中間/最大に対応したドライブ時間調整値)を求
め、ステップS8でマイクロプロセッサ7は上記調整値
をドライブ時間調整データとしてEEPROM10に格
納し、本処理を終了する。
【0020】なお、上記ドライブ時間の調整値は、上記
ステップS4で求めたヘッドギャップに対し最適なドラ
イブ時間を図示せぬ換算テーブルより求める。またこの
換算テーブルとはプログラムである。
【0021】一方、上記ステップS5からステップS9
に進んだ場合、マイクロプロセッサ7はエラーと判断
し、平行度測定結果をエラーメッセージとして操作部制
御回路12を介してLCD文字表示盤15に表示し、ア
ラーム解除待ち状態となる。なお、平行度測定結果は印
字用紙2に印字してもよい。
【0022】なお、上記処理はプリンタ1の立上げ時の
1ライン目で行うことも可能である。そして図4に示す
ように、3種類のドライブ時間の調整値を例えば左側か
らα1、α2、α3とすると、印字ヘッド3とプラテン
5との平行度の状態により以下のような関係が成り立
つ。すなわち平行時は数式1、左側P1が右側P3より
もヘッドギャップが大きい場合は数式2、左側P1が右
側P3よりもヘッドギャップが小さい場合は数式3とな
る。
【0023】α1=α2=α3・・・(1) α1>α2>α3・・・(2) α1<α2<α3・・・(3) なお、上記ドライブ時間調整データを求める処理は、プ
リンタ1のローカル機能においてのみ行われ、以下に述
べる通常印字においては、EEPROM10に格納され
ているドライブ時間調整データを参照するのみとなる。
【0024】次に上記ドライブ時間調整データを利用し
て新たなヘッドピンのドライブ時間を求め、ヘッドピン
の駆動時間を変える処理について図1、図2、図4を参
照し、図6に示すフローチャートに従って説明する。図
6は実施の形態のドライブ時間を求める処理手順を示す
フローチャートである。なお、この処理は印字動作中に
行われる。
【0025】ステップS11でマイクロプロセッサ7は
印字種類により基本となるドライブ時間(仮にαとす
る)を決める。なお、このドライブ時間はヘッド特性に
より決まり、ヘッドギャップ、用紙種類等は標準的なも
のを想定して決められる。
【0026】次にマイクロプロセッサ7は現在、印字ヘ
ッド3がプラテン5のどの位置にあるのか確認する。そ
のためにステップS12及びステップS13でマイクロ
プロセッサ7は印字ヘッド3の位置を判断し、印字ヘッ
ド3が左側P1領域に存在すればステップS12からス
テップS14に進み、中央部P2領域に存在すればステ
ップS13からステップS15に進む。また右側P3領
域に存在すればステップS13からステップS16に進
む。
【0027】ステップS14に進むと、印字ヘッド3が
左側P1領域に存在しているので、マイクロプロセッサ
7は基本ドライブ時間αに上記図3に示すフローチャー
トで求めたドライブ時間調整データα1を加算してヘッ
ドピンの最適ドライブ時間を求める。同様に、ステップ
S15に進むと、印字ヘッド3が中央部P2領域に存在
しているので、マイクロプロセッサ7は基本ドライブ時
間αに上記図3に示すフローチャートで求めたドライブ
時間調整データα2を加算する。またステップS16に
進むと、印字ヘッド3が右側P3領域に存在しているの
で、マイクロプロセッサ7は基本ドライブ時間αに上記
図3に示すフローチャートで求めたドライブ時間調整デ
ータα3を加算してヘッドピンの最適なドライブ時間を
求める。
【0028】ステップS17でマイクロプロセッサ7は
求めた新たなドライブ時間を印字制御回路11に出力
し、印字制御回路11がドライブ時間に応じて印字ヘッ
ド3のヘッドピンのドライブ時間を制御する。この制御
により印字ヘッド3とプラテン5との間の平行度に応じ
てヘッドピンのドライブ時間を変えることができ、印字
ヘッド3先端とプラテン5との隙間距離であるヘッドギ
ャップの調整を最適なものとすることができる。
【0029】以上本実施の形態においては、ヘッドギャ
ップの測定を従来は測定器を使用していたものを、プリ
ンタ1自身が検出するようにしたので、ヘッドギャップ
の測定に必要な作業時間を短縮することができる。
【0030】また、印字ヘッド3のヘッドピンのドライ
ブ時間を、ヘッドギャップに応じて変える(例えば、ヘ
ッドギャップが広い方に長めのドライブ時間を掛ける)
ことにより、プラテン5の左側P1領域、中央部P2領
域、右側P3領域においてヘッドギャップにバラツキが
あっても一定の印字圧で印字を行うことができるので、
常に一定の印字品位を保持することができる。すなわち
オペレータが印字の左右で濃淡があることに気付いた場
合には、ローカル機能の中にある「印字ヘッド3とプラ
テン5との平行度チェック機能」を動作させ、その結
果、平行度が許容範囲内にあり、プリンタ1がドライブ
時間の調整が必要であると判断した場合には、自動的に
プリンタ1が調整を行うので、左右濃淡不具合は自動的
に解消し、その結果、人手による作業と比べ作業時間を
短縮することができると共に、ヘッドギャップ調整のた
めのアジャストカム部品使用による作業を不要とするこ
とができる。
【0031】更に印字速度を変えることなくドライブ時
間を変えることが可能な範囲まで、ヘッドギャップの許
容範囲を広げることが可能となる。
【0032】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、印字ヘッドがプラテンと平行な方向に移動しながら
印字動作を行う際にヘッドピンが該印字ヘッドから突出
し再び戻るまでの時間に基づきヘッドギャップを検出
し、該ヘッドギャップに応じて上記印字ヘッドのヘッド
ピンのドライブ時間を変えることにより、ヘッドギャッ
プの測定を従来は測定器を使用していたものを、プリン
タ自身が検出するようにしたので、ヘッドギャップの測
定に必要な作業時間を短縮することができる。
【0033】また、印字ヘッドのヘッドピンのドライブ
時間を、ヘッドギャップに応じて変えることにより、ヘ
ッドギャップにバラツキがあっても一定の印字圧で印字
を行うことができるので、常に一定の印字品位を保持す
ることができる。更にドライブ時間の調整は自動的にプ
リンタが行うので、人手による作業と比べ作業時間を短
縮することができると共に、アジャストカム部品使用に
よる作業を不要とすることができる。
【0034】また印字速度を変えることなくドライブ時
間を変えることが可能な範囲まで、ヘッドギャップの許
容範囲を広げることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態のドライブ時間の調整データを求め
る処理手順を示すフローチャートである。
【図2】実施の形態のプリンタを示す概略斜視図であ
る。
【図3】実施の形態のプリンタの制御系を示すブロック
図である。
【図4】実施の形態の領域を示す説明図である。
【図5】実施の形態のヘッドギャップを測定する際の印
字領域を示す説明図である。
【図6】実施の形態のドライブ時間を求める処理手順を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 プリンタ 3 ワイヤドット印字ヘッド 5 プラテン 7 マイクロプロセッサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッド先端とプラテンとの隙間距離
    であるヘッドギャップを調整するヘッドギャップ調整方
    法において、 上記印字ヘッドが上記プラテンと平行な方向に移動しな
    がら印字動作を行う際にヘッドピンが該印字ヘッドから
    突出し再び戻るまでの時間に基づき上記ヘッドギャップ
    を検出し、該ヘッドギャップに応じて上記印字ヘッドの
    ヘッドピンのドライブ時間を変えることを特徴とするプ
    リンタ。
  2. 【請求項2】 印字ヘッド先端とプラテンとの隙間距離
    であるヘッドギャップを調整するヘッドギャップ調整方
    法において、 上記プラテンの上記印字領域を長手方向に所定数に分割
    し、各分割領域における上記ヘッドギャップを、上記印
    字ヘッドが上記プラテンと平行な方向に移動しながら印
    字動作を行う際にヘッドピンが該印字ヘッドから突出し
    再び戻るまでの時間に基づき検出し、 上記各分割領域における上記ヘッドギャップの平均値を
    検出し、 上記平均のヘッドギャップに基づき上記ヘッドピンドラ
    イブ時間の調整値を上記各分割領域毎に求め、 上記印字ヘッドが上記各分割領域で印字動作を行う際
    に、基本のヘッドピンドライブ時間に上記ヘッドピンド
    ライブ時間調整値を加算し、新たなヘッドピンドライブ
    時間でヘッドピンを駆動することを特徴とするヘッドギ
    ャップ調整方法。
  3. 【請求項3】 上記検出された平均のヘッドギャップ
    が、印字速度を変えずにヘッドピンのインクパクト力を
    上げられる限界値内であり、且つ上記平均のヘッドギャ
    ップがプラテンの長手方向に一定値で変化している場合
    にのみ上記ヘッドピンドライブ時間の調整値を求める請
    求項2記載のヘッドギャップ調整方法。
JP21552898A 1998-07-30 1998-07-30 ヘッドギャップ調整方法 Withdrawn JP2000043298A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20051004