JP2000042470A - プラスチックフィルムの製造方法及びその装置 - Google Patents

プラスチックフィルムの製造方法及びその装置

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JP2000042470A
JP2000042470A JP10216972A JP21697298A JP2000042470A JP 2000042470 A JP2000042470 A JP 2000042470A JP 10216972 A JP10216972 A JP 10216972A JP 21697298 A JP21697298 A JP 21697298A JP 2000042470 A JP2000042470 A JP 2000042470A
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coating
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Shinji Numazawa
伸二 沼澤
Hiroshi Tokuda
寛志 徳田
Yasusuke Nakanishi
庸介 中西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機能性膜を持ったフィルムをフィルム製膜工
程内で製造するに際し,塗布膜を設ける部分の上流で該
フィルムに付着する異物を除去することにより,長時間
の連続製膜でも塗布面に筋等の欠陥を生じないで製造す
ることが可能にする。 【解決手段】 プラスチックフィルムの製膜ライン中で
該フィルムの少なくとも片面に塗布膜を設けるに際し,
該塗布膜を設ける部分の上流で該フィルムに付着する異
物を除去することを特徴とするプラスチックフィルムの
製造方法及びその装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラスチックフィル
ムの製造方法及びその装置に関し,さらに詳しくは長時
間の連続製膜でも塗布面に筋等の欠陥を生じないラスチ
ックフィルムの製造方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチックフィルム等のフィルム(シ
ート状基材含む)に,易接着性,易滑性,ガス遮断性,
防湿性,制電性,インク受容性等の機能を付与する目的
でコーティング加工することが一般的に行われている。
これに用いるコーターとして,例えばグラビアコータ
ー,キスロールコーター,リバースロールコーター,ス
ライドコーター,カーテンコーター,ナイフコーター,
エクストルージョンダイコーター等が知られている。
【0003】リバースロールコーターでは,塗液が空気
に暴露され,乾燥による性状変化を生じやすい。またロ
ールからロール,ロールからフィルムへの塗液膜の転写
時に液溜まり部の乱れによって筋模様が発生しやすい。
このため塗布条件に規制が多く,特に高速塗布ではこの
筋模様が避けられない。
【0004】このようなロールコーターの欠点を補うべ
くダイコーターが考案され,該ダイコーターを使用すれ
ば200m/min以上の高速塗布に於いても,筋欠陥等の
無い塗布面が得られ,生産性が非常に高まる。
【0005】しかし,ダイコーターは固定したダイのリ
ップ面と走行フィルムの間の微小な間隔で塗布量をコン
トロールするので,ダイリップ先端に異物が付着しやす
く,異物が付着した場合には塗布面に縦方向の筋を発生
する。これに対し,特公平7−59309号公報に記載
のように,下流側のリップ面にフィルム側に膨らむ湾曲
面を持たせて,異物を付着し難くする改良が行われてき
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし,異物がつき難
くなるとはいえ,異物の付異物の形状や大きさによって
はリップに付着し筋を引くことがある。また,たとえ筋
にはならなくとも塗布面に付着した異物によってハジキ
状の塗布欠陥が発生する場合がある。この現象はダイコ
ーターに限らず,あらゆる塗布方法の場合についても発
生する。
【0007】本発明の目的は,リップ面への異物付着に
よる筋斑を発生せずに良好な塗布面を長時間にわたって
得ることが可能な,フィルム製膜行程中でのコーティン
グ方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち,本発明は,プ
ラスチックフィルムの製膜ライン中で該フィルムの少な
くとも片面に塗布膜を設けるに際し,該塗布膜を設ける
部分の上流で該フィルムに付着する異物を除去すること
を特徴とするプラスチックフィルムの製造方法であり,
さらに好ましい態様としてプラスチックフィルムに付着
する異物を除去する手段として,粘着力が500〜50
000Paである粘着回転ロールを使用すること,ダイコ
ーターを用いて塗布膜を設けること,粘着回転ロールで
プラスチックフィルムに付着する異物を除去しながら,
時間間隔を置いて粘着回転ロールについた異物を除去す
ること,プラスチックフィルムの進行方向に並列して複
数の粘着回転ロールを持ち,該フィルムに交互に接触さ
せること,及び/又はプラスチックフィルムに付着する
異物を除去する前に,該フィルムの静電気を絶対値で0
〜2kVにすることを包含する。
【0009】また,本発明は,プラスチックフィルムの
製膜ラインにおいて,フィルムの少なくとも片面に塗布
膜を設ける塗布装置を持ち,該塗布装置の上流に該フィ
ルムに付着する異物を除去する手段を設けることを特徴
とするプラスチックフィルムの製造装置あり,さらに好
ましい態様としてプラスチックフィルムに付着する異物
を除去する手段が,粘着回転ロールであること,塗布装
置がダイコーターであること,粘着回転ロールをプラス
チックフィルムに接触させた状態で,粘着回転ロールに
ついた異物を除去する装置を接触,退避が可能に設ける
こと,プラスチックフィルムの進行方向に並列して複数
の粘着回転ロールを,該フィルムに交互に接触させるこ
とができること,及び/又はプラスチックフィルムに付
着する異物を除去する手段の上流に,該フィルムの静電
気を除去する手段を設けることを包含する。
【0010】以下,図面を参照しながら本発明を詳細に
説明する。図1は本発明の1つの実施形態を表すフィル
ム製膜工程内における塗布装置の説明図である。1は縦
延伸機,2は横延伸機,3はフィルム,4は塗液膜,5
は異物を除去する手段(粘着回転ロール),6と7はガ
イドロール,8は塗布手段(ダイ),9は塗液,10は
ポンプ,11はフィルタ,12は静電気を除去する手段
(除電器)である。
【0011】図2は本発明の1つの実施形態を表す,粘
着回転ロールに付いた異物を除去する装置の部分説明図
である。13は粘着回転ロール,14は粘着シート巻取
りロール,15は粘着シート巻出しロール,16は粘着
シート,17は粘着シート巻取りロール,粘着シート巻
出しロール,粘着シートの上下移動シリンダーである。
【0012】図3は本発明の1つの実施形態を表す,フ
ィルムの異物を除去する装置の部分説明図である。1
8,19は粘着回転ロール,20,21は粘着回転ロー
ルの上下移動シリンダーである。
【0013】本発明における製膜ラインは,通常,ポリ
マーを溶融し、ダイ(たとえばTダイ,Iダイ等)から
シート状に押出し、押出されたシート状の溶融ポリマー
を回転する冷却ドラム上で冷却固化して未延伸フィルム
を作り,次に該未延伸フィルムを縦延伸機でフィルムの
走行方向(縦方向)に延伸し,さらに縦延伸フィルムを
横延伸機で横方向に延伸し、熱固定をするラインからな
る。そして、通常縦延伸機と横延伸機の中間に塗布膜形
成手段が設けてある。塗布膜形成手段は場合によっては
縦延伸機の前に設けてもよい。図1では縦延伸機1の後
に縦延伸フィルムの静電気を除電器12で低減させ,粘
着回転ロール5でフィルム3に付着した異物を除去し,
引き続いて,フィルムに塗液9を塗布し,横延伸機2へ
送るラインが示されている。縦延伸機は1段延伸機でも
多段延伸機でも良い。縦延伸フィルムの静電気は除電器
12によって,該フィルムの静電気を絶対値で0〜2kV
にするのが好ましい。横延伸機2においては塗液9を加
熱空気を用いて乾燥させるとともに,塗液膜4が設けら
れたフィルム3を目標とする横延伸温度まで昇温し横延
伸する。その後結晶化温度まで昇温し適宜トーインを与
えつつ熱固定し,しかる後冷却しコアに巻きとり,製品
を得る。
【0014】また,未延伸フィルムの静電気を除電器1
2で低減させ,粘着回転ロール5でフィルムに付着した
異物を除去する。これによって,該フィルムの静電気を
絶対値で0〜2kVにするのが好ましい。引き続いてフィ
ルムに塗液膜4を形成せしめ,その後,縦横,横縦の順
に延伸してもよいし,縦横同時に延伸してもよい。
【0015】本発明において連続的に走行するプラスチ
ックフィルム3としては,ポリオレフィンフィルム(た
とえばポリエチレン(PE)フィルム,ポリプロピレン
(PP)フィルム等),ポリエステルフィルム(たとえ
ばポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム,ポ
リエチレン-2,6-ナフタレートフィルム等),ポリア
ミドフィルム(たとえばナイロン6フィルム,ナイロン
66フィルム等),ポリエーテルエーテルケトンフィル
ム,ポリカーボネートフィルム等が例示できる。この中
でもポリエステルフィルム,特にポリエチレンテレフタ
レートフィルム,ポリエチレン-2,6-ナフタレートフ
ィルムが好ましい。
【0016】前記フィルムの厚みは通常5〜800μ
m,好ましくは10〜200μmである。また途液塗布時
のフィルムの走行速度は5〜1000m/minが好まし
く,10〜350m/minが最適である。
【0017】本発明において塗液膜4は,フィルム表面
に機能特性例えば,インク受理層,接着性(含,易接着
性,ヒートシール性),易滑性(走行性),帯電防止
性,導電性,耐摩耗性,耐削れ性,耐候性,離型性,耐
薬品性(含,耐水性,耐溶剤性),易印刷性,流滴性,
防汚性,筆記性,遮光性,防水性,ガスバリアー性等を
付与する表面加工用の塗液の膜であれば如何なるもので
あっても良い。
【0018】塗布手段8はいかなる方法によるものであ
っても構わない。通常フィルム製膜ライン中のインライ
ン・コーティングには,ファウンテンダイとマイヤーバ
ーを組み合わせたコーターや,ロールコーター,または
ダイコーターが使用される。ダイコーターは高速塗布
や,高粘度塗液の塗布に対して他の方法に比較し優れた
性能を持つが,フィルム付着異物による塗布欠点を発生
し易いため,本発明による改善効果が大きい。そして,
途液の固形分濃度は1〜30重量%,さらには2〜20
重量%、粘度は1〜10000cP、さらには2〜20
00cPであることが好ましい。途液塗布量(wet)
は0.01〜20μmであることが好ましい。
【0019】本発明で除去しようとする異物はフィルム
表面に付着しているもので,その種類は問わない。異物
の大きさは5μm以上であることが好ましい。
【0020】異物を除去する手段5はいかなる方法によ
るものであっても構わないが,異物のサンプリングがで
きること,ある程度付着力の強い異物も除去できること
から,粘着回転ロールを用いるのが好ましい。そのほか
の方式としては,超音波方式,エアブロー方式,超音波
とエアブローの組み合わせ等が市販されていて,これら
を使用しても良いし,これらと粘着ロールを組み合わせ
て使用しても良い。粘着回転ロールのフィルムとの粘着
力の強さは,フィルムの走行を乱さない範囲で大きい程
良く,500〜50000Paであれば効果が発現する。
さらには3000〜20000Paが最適である。粘着回
転ロールの粘着材料は,粘着質のゴムや粘着剤を塗布し
たシート等が使用可能である。異物の除去は、フィルム
表面の異物密度が10個/m2以下となるようにするの
が好ましい。
【0021】粘着回転ロールを使用した場合,連続使用
によって粘着回転ロール表面に捕らえられた異物の量が
増加していき,異物捕集効率が減少していく。
【0022】この問題を回避するために,一例として図
2に示した装置によって1日数回程度一定時間おきに粘
着回転ロール自体の洗浄を行うことが有効である。ま
た,図3に示した例のように,フィルムの流れ方向に複
数の粘着回転ロールを設け,一方の粘着回転ロール(例
えばロール18)が汚れて異物捕集効率が減少してきた
ら,もう一方のきれいな粘着回転ロール19をフィルム
に接触させ,汚れた粘着回転ロール18はフィルムから
退避して,洗浄を行うことによっても,異物捕集効率を
キープすることができる。
【0023】静電気を除去する手段12は市販されてい
る直流タイプ,交流タイプ,超音波方式等の除電器を使
用することができる。この処理により、フィルムの静電
気は絶対値で0〜2kVにすることが好ましい。
【0024】本発明の装置は,プラスチックフィルムの
製膜ラインにおいて,フィルムの少なくとも片面に塗布
膜を設ける塗布装置を持ち,該塗布装置の上流に該フィ
ルムに付着する異物を除去する手段を設けることを特徴
とするプラスチックフィルムの製造装置ある。そして好
ましい態様としてプラスチックフィルムに付着する異物
を除去する手段が,粘着回転ロールであること,塗布装
置がダイコーターであること,粘着回転ロールをプラス
チックフィルムに接触させた状態で,粘着回転ロールに
ついた異物を除去する装置を接触,退避が可能に設ける
こと,プラスチックフィルムの進行方向に並列して複数
の粘着回転ロールを,該フィルムに交互に接触させるこ
とができること,及び/又はプラスチックフィルムに付
着する異物を除去する手段の上流に,該フィルムの静電
気を除去する手段を設けることを包含する。この装置の
説明は前記の製造方法に関して説明した装置の説明から
明らかであり、格別の説明は要らないであろう。
【0025】
【実施例】以下,実施例によって本発明を具体的に説明
する。 1.粘着回転ロールの粘着力 粘着回転ロールの粘着力の測定は,JIS K-6301「金
属と加硫ゴムとの接着試験」に従って行った。
【0026】[実施例1]固有粘度(o−クロロフェノ
ール,35℃)0.65のポリエチレンテレフタレート
のペレットを180℃で5時間真空乾燥した後に、27
0〜300℃に加熱された押出機に供給し、Tダイより
シート状に成形した。さらにこのフィルムを表面温度2
5℃の冷却ドラム上に静電気で密着固化した未延伸フィ
ルムを得た。該未延伸フィルムを、80〜100℃の加
熱ロール群で加熱し縦方向に3.4倍一段階で縦延伸
し、20〜50℃のロール群で冷却した。
【0027】続いて、図1に示す設備を用いて一軸延伸
された走行フィルム3への塗液の連続塗布を行った。静
電気を除去する手段12は交流タイプの除電器を使用
し,除電後の帯電電位は−0.2kV以下であった。フィ
ルムの異物を除去する手段5は粘着力が18000Paの
粘着回転ロールを使用した。塗液9は下記組成の水性塗
液であり,塗布幅500mmのダイ8を用いて走行フィル
ム3の下面に塗布した。ダイ8のフィルムに対面するリ
ップ面の形状は1平面で構成され,フィルム流れ方向の
長さは7mmであった。塗布部でのフィルム速度は40m/
min,ウェット状態での塗布量は10g/m2とした。
【0028】途液組成:酸配分がテレフタル酸(90モ
ル%),イソフタル酸(6モル%)および5−スルホイ
ソフタル酸カリウム(4モル%),グリコール成分がエ
チレングリコール(95モル%)およびネオペンチルグ
リコール(5モル%)の共重合ポリエステル(Tg=6
8℃)が80重量%,N,N’−エチレンビスカプリル
酸アミドが5重量%,アクリル系樹脂微粒子(平均粒径
0.03μm)が10重量%およびポリオキシエチレン
ノニルフェニルエーテルが5重量% の組成からなる、
固形分濃度8%の水性途液。
【0029】その後走行フィルム3を横延伸機2へ導
き、該フィルムの両端をクリップで把持しながら、90
℃に加熱された熱風を使って,塗膜を乾燥すると同時に
フィルムを予熱し、95℃の熱風雰囲気中で横方向に
3.4倍に横延伸した。その後,4%の幅方向の収縮を
与えながら240℃の熱風雰囲気中で熱固定し,横延伸
機2から出てきたフィルムをワインダーで巻き取り,二
軸延伸フィルムを得た。乾燥,延伸後の塗布面は均一で
筋のない良好なものであった。
【0030】この状態で16時間連続で機能性膜を設け
たフィルムを製膜したが,塗布筋の発生はなく初期の塗
布面を保持していた。
【0031】[比較例1]フィルムの異物を除去する手
段5が無いことを除いては,実施例1と同様な設備,条
件で二軸延伸フィルムを製膜した。塗布当初は筋等の欠
陥のない良好な塗布面が得られていたが,1時間経過後
の塗布面には5本以上の塗布筋が見られた。ダイのリッ
プ面を観察すると,リップ面の下流側エッジに繊維状の
異物付着が見られ,これが塗布筋の原因になっているこ
とが確認された。
【0032】
【発明の効果】機能性膜を持ったフィルムをフィルム製
膜工程内で製造するに際し,塗布膜を設ける部分の上流
で該フィルムに付着する異物を除去することにより,長
時間の連続製膜でも塗布面に筋等の欠陥を生じないで製
造することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の1つの実施形態を表す,フィル
ム製膜工程内における塗布装置の説明図である。
【図2】図2は本発明の1つの実施形態を表す,粘着回
転ロールに付いた異物を除去する装置の部分説明図であ
る。
【図3】図3は本発明の1つの実施形態を表す,フィル
ムの異物を除去する装置の部分説明図である。
【符号の説明】
1:縦延伸機 2:横延伸機 3:フィルム 4:塗液膜 5:異物を除去する手段(粘着回転ロール) 6,7:ガイドロール 8:塗布手段(ダイ) 9:塗液 10:ポンプ 11:フィルタ 12:静電気を除去する手段(除電器) 13:粘着回転ロール 14:粘着シート巻取りロール 15:粘着シート巻出しロール 16:粘着シート 17:粘着シート巻取りロール,粘着シート巻出しロー
ル,粘着シートの上下移動シリンダー 18,19:粘着回転ロール 20,21:粘着回転ロールの上下移動シリンダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中西 庸介 神奈川県相模原市小山3丁目37番19号 帝 人株式会社相模原研究センター内 Fターム(参考) 4D075 AC05 AC72 AE02 BB99X CA48 DA03 DB36 DB37 DB38 DB48 DC36 EA06 EA07 EB19 4F006 AA12 AA35 AA38 AB24 AB35 AB65 BA01 BA05 BA07 BA09 DA04 DA05 EA00 EA02 4F042 AA22 DA01 4F100 AH02H AH03H AK01A AK25H AK41 AK41J AK42 AK42J AL01 BA02 BA03 BA06 BA10B BA13 CA18 CA23 CA30 CC00B DE01 EG001 EH462 EJ191 EJ381 EJ383 EJ421 EJ621 EJ811 EK03 EK06 GB15 JK14 JL02

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックフィルムの製膜ライン中で
    該フィルムの少なくとも片面に塗布膜を設けるに際し,
    該塗布膜を設ける部分の上流で該フィルムに付着する異
    物を除去することを特徴とするプラスチックフィルムの
    製造方法。
  2. 【請求項2】 ダイコーターを用いて塗布膜を設ける,
    請求項1に記載のプラスチックフィルムの製造方法。
  3. 【請求項3】 プラスチックフィルムに付着する異物を
    除去する手段として,粘着力が500〜50000Paで
    ある粘着回転ロールを使用する請求項1に記載のプラス
    チックフィルムの製造方法。
  4. 【請求項4】 粘着回転ロールでプラスチックフィルム
    に付着する異物を除去しながら,時間間隔を置いて粘着
    回転ロールについた異物を除去する,請求項1または3
    に記載のプラスチックフィルムの製造方法。
  5. 【請求項5】 プラスチックフィルムの進行方向に並列
    して複数の粘着回転ロールを持ち,該フィルムに交互に
    接触させる,請求項1,3または4に記載のプラスチッ
    クフィルムの製造方法。
  6. 【請求項6】 プラスチックフィルムに付着する異物を
    除去する前に,該フィルムの静電気を絶対値で0〜2kV
    にする,請求項1に記載のプラスチックフィルムの製造
    方法。
  7. 【請求項7】 プラスチックフィルムの製膜ラインにお
    いて,フィルムの少なくとも片面に塗布膜を設ける塗布
    装置を持ち,該塗布装置の上流に該フィルムに付着する
    異物を除去する手段を設けることを特徴とするプラスチ
    ックフィルムの製造装置。
  8. 【請求項8】 塗布装置がダイコーターである,請求項
    7に記載のプラスチックフィルムの製造装置。
  9. 【請求項9】 プラスチックフィルムに付着する異物を
    除去する手段が粘着回転ロールである,請求項7に記載
    のプラスチックフィルムの製造装置。
  10. 【請求項10】 粘着回転ロールをプラスチックフィル
    ムに接触させた状態で,粘着回転ロールについた異物を
    除去する装置を接触,退避が可能に設ける,請求項7ま
    たは9に記載のプラスチックフィルムの製造装置。
  11. 【請求項11】 プラスチックフィルムの進行方向に並
    列して複数の粘着回転ロールを,該フィルムに交互に接
    触させることができることを特徴とする,請求項7,8
    または9に記載のプラスチックフィルムの製造装置。
  12. 【請求項12】 プラスチックフィルムに付着する異物
    を除去する手段の上流に,該フィルムの静電気を除去す
    る手段を設ける,請求項7に記載のプラスチックフィル
    ムの製造装置。
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