JP2000040520A - ナトリウム−硫黄電池用陽極容器及びその製造方法、これを用いた集合電池 - Google Patents

ナトリウム−硫黄電池用陽極容器及びその製造方法、これを用いた集合電池

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JP2000040520A
JP2000040520A JP10208011A JP20801198A JP2000040520A JP 2000040520 A JP2000040520 A JP 2000040520A JP 10208011 A JP10208011 A JP 10208011A JP 20801198 A JP20801198 A JP 20801198A JP 2000040520 A JP2000040520 A JP 2000040520A
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Toshiyuki Kawaguchi
敏幸 川口
Keiichi Mori
啓一 森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで簡便に製造することができ、か
つ、断熱容器内の各単電池を確実に絶縁することが可能
な陽極容器及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 金属からなる有底中空管2のうち少なく
とも中空管2aの外周面を絶縁シート3により被覆して
なるナトリウム−硫黄電池用陽極容器1である。有底中
空管2のうち中空管2aの全ての外周面、及び底面2b
の外周側を単一の絶縁シート3のみにより連続的に被覆
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、有底中空管の外
周面を絶縁処理してなるナトリウム−硫黄電池用の陽極
容器及びその製造方法、並びに当該陽極容器を構成部材
とする単電池を利用した集合電池に関する。
【0002】
【従来の技術】 ナトリウム−硫黄単電池(以下、単電
池という。)は、300〜350℃の高温で作動する高
温2次電池であり、例えば図3に示すようにアルミニウ
ム合金等の金属により構成された、中空管31と底板4
3とからなる陽極容器33内に、活物質である金属ナト
リウム48及び陽極導電材49に含浸された硫黄を固体
電解質管44により隔離収納し、電池の陽極側となる陽
極容器33と陰極側となる陰極金具46をα−アルミナ
等からなる絶縁体リング45により電気的に隔絶した構
造を採っている。
【0003】 通常、上述のような単電池は、例えば図
4(a)に示すように複数の単電池66を、互いに接続
して電池モジュール67とし、外壁62と内壁63の間
に断熱材或いは真空層64を介装した箱形の断熱容器6
1,65内に収納した集合電池の形で用いられる。断熱
容器を構成する容体61の上面開口部は蓋体65により
封止できる構造となっており、容体61の内部底面に
は、図4(b)に示すように、緩衝材68、電気ヒータ
69、補強板70、絶縁材71が積層して敷設される。
【0004】 集合電池を運転する際には、容体61の
内部底面に敷設された電気ヒータ69を用いて、断熱容
器61,65内部を300〜350℃に加熱し、溶融し
た両活物質の電気化学反応により、所定のエネルギーを
得ることができる。上述のような集合電池においては、
陽極容器自体が電池の陽極となっているため、電池モジ
ュール67を構成する複数の単電池66間の絶縁状態を
確保する必要がある。
【0005】 従って、従前の集合電池では、本出願人
が既に開示したように、各単電池の陽極容器について、
マイカシート等のシート状の高温耐久性絶縁体を外周面
に巻回して固定し、かつ、底面にはディスク状の絶縁体
を貼着して陽極容器外面側の絶縁状態を確保していた
(特開平9−63640号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上述
の方法によれば、各陽極容器間の絶縁状態を確実に保持
できるものの、シート状とディスク状という2種の絶縁
体を用いる必要があるため製造工程が複雑となること、
ディスク状絶縁体の貼着工程の自動化が技術的に容易で
ないことに加え、これらの事実に起因して集合電池全体
の製造コストが上昇するという問題点を有していた。
【0007】 本発明は、このような従来技術の問題に
鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、低コストで簡便に製造することができ、かつ、断熱
容器内の各単電池を確実に絶縁することが可能な陽極容
器及びその製造方法、並びに当該陽極容器を構成部材と
する単電池を利用した集合電池を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】 本発明によれば、金属
からなる有底中空管の少なくとも外周面を絶縁シートに
より被覆してなる、ナトリウム−硫黄電池用陽極容器で
あって、前記有底中空管の全ての外周面及び底面の外周
側が、単一の絶縁シートのみにより連続的に被覆されて
いることを特徴とするナトリウム−硫黄電池用陽極容器
が提供される。
【0009】 また、本発明によれば、金属からなる有
底中空管と、当該有底中空管の管長に比して幅広な単一
の絶縁シートとを用意し、当該絶縁シートの一の側端部
が前記有底中空管の開口部端面と平行となるように前記
絶縁シートの先端部を前記有底中空管の外周面に対して
固定する第1工程と、前記有底中空管の外周面に沿って
前記絶縁シートを巻回し、当該絶縁シートの末端部を前
記有底中空管の外周面に、或いは巻回した絶縁シート表
面に固定する第2工程と、前記絶縁シートの他の側端部
を、前記有底中空管底面と接するように折曲する第3工
程とを含むことを特徴とするナトリウム−硫黄電池用陽
極容器の製造方法が提供される。
【0010】 更に、本発明によれば、前記のナトリウ
ム−硫黄電池用陽極容器を備えたナトリウム−硫黄単電
池を複数本立設集合し、相互に接続してなる電池モジュ
ールを、少なくとも内部底面が絶縁処理された、箱形の
断熱容器内に収納してなることを特徴とする集合電池が
提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】 本発明のナトリウム−硫黄電池
用陽極容器(以下、陽極容器という。)は、有底中空管
の全ての外周面及び底面の外周側が、単一の絶縁シート
のみにより連続的に被覆されていることを特徴とする。
このような構造の陽極容器は、低コストで簡便に製造す
ることができるとともに、陽極容器底面側から絶縁シー
トが剥離し難いという効果を奏する。
【0012】 以下、図1に示す本発明の陽極容器の一
の実施例について、図2に示す従前の陽極容器との対比
において説明する。但し、本発明は図示の実施例に限定
されるものではない。
【0013】 本発明においても、陽極容器1を構成す
る中空管としては、従前と同様に一端が封止された金属
製の有底中空管2を用いる。通常、図示の如く、両端が
開口した中空管2aの一端に底板2bを溶接等により接
合して得られるが、一体成形により形成してもよい。
【0014】 本発明においては、有底中空管2は略円
筒状であれば足り、例えば図示の如く、有底中空管の開
口部5近傍に内周方向へのくびれ6を形成したものであ
ってもよい。くびれ6は陽極容器1に円筒軸方向へのバ
ネ効果を付与するため、図3に示すような単電池41と
した場合に、多硫化ナトリウム等の固化、或いは固体電
解質管と陽極容器の熱収縮差に起因する各構成部品間の
接合部50〜53に生ずる荷重を低減し、陽極容器の破
損を防止する効果がある。
【0015】 有底中空管2を構成する材料としては、
単電池の陽極として機能させるため金属である必要があ
るが、単電池が高温で運転され、腐食性の高い多硫化ナ
トリウム等を使用することに鑑み、耐食性に優れるアル
ミニウム又はその合金が好適に用いられる。
【0016】 シート状の高温耐久性絶縁体(以下、絶
縁シートという。)3の材質についても従前と同様に電
気絶縁性に優れる、マイカのシート状物(以下、マイカ
シートという。)が用いられる。マイカシートにも種々
の品質のものが存在するが、本発明においては有底中空
管2を被覆し得る限り特に限定されない。但し、可撓性
が高く、巻回、折曲等の加工により容易に破損し難いも
のであることが好ましい。また、絶縁シート3の厚み
は、絶縁シートの強度等により異なるが、通常は0.1
〜2mm程度のものが用いられる。
【0017】 本発明の陽極容器1は、従前の陽極容器
21と同様、金属製の有底中空管2を絶縁体を用いて被
覆したものであるが、単一の絶縁シート、即ちシート状
の絶縁体3のみにより有底中空管2を被覆している点に
特徴がある。この点において、シート状の絶縁体23に
より有底中空管22の側面を被覆し、更にディスク状の
絶縁体24(以下、絶縁ディスクという。)により底面
を被覆していた従前の陽極容器21とは異なる。
【0018】 上述のような構成とすることにより絶縁
ディスク24が不要となるため、構成部材が減少し組立
工程が1工程削減されるとともに、自動化が技術的に困
難な絶縁ディスクの貼着工程が省略可能となる。また、
絶縁ディスク24自体のコスト及び貼着工程に伴う製造
コストが低減可能となる。なお、本発明においては、各
単電池間の絶縁状態を確保することを目的とするため、
有底中空管2の外周面が露出しないように「被覆」され
ていれば足り、必ずしも当該外周面と絶縁シート3とが
密着している必要はない。
【0019】 本発明の第2の特徴は、前記の絶縁シー
ト3により、有底中空管2の全ての外周面及び底面の外
周側が連続的に被覆されている点にある。通常、集合電
池では例えば図4(b)に示すようにマイカシート等の
絶縁材71を断熱容器内部底面に載置する等の絶縁処理
がなされているため、陽極容器1の底面側を絶縁体で被
覆することは必須ではない。
【0020】 しかしながら、単に絶縁ディスクを貼着
せず、有底中空管の側面のみを絶縁シートで被覆した場
合には、絶縁シートの縁端面が断熱容器の内部底面と接
触するため、絶縁シートが有底中空管2の底面側の縁端
部から剥離して絶縁不良を起こす可能性がある。
【0021】 本発明のように、有底中空管2の外周面
と底面の外周側を連続的に被覆すれば、絶縁シート3の
縁端面は有底中空管2の底面側へ折曲されるため、断熱
容器の内部底面と直接的に接触せず、剥離し難くなる。
従って、前述のような事態を防止することが可能とな
る。絶縁シート3がかしめた状態で折曲されていればよ
り緊密に固定されるため、更に剥離し難くなり好まし
い。また、当該構造は後述するかしめ加工等により形成
できるので、従前の絶縁ディスクを貼着する方法に比し
て、機械による自動化も容易である。
【0022】 本発明においては、有底中空管2の底面
側が被覆されていれば足り、底面の全てを被覆する必要
はない。有底中空管の大きさ等により異なるが、通常、
前述の効果を得るためには有底中空管2底面の外周から
2mm以上が絶縁シート3により被覆されていることが
好ましい。
【0023】 以下、本発明の陽極容器の製造方法の一
例について図5を参照しながら説明する。なお、絶縁シ
ート3については説明の都合上、有底中空管2の長手方
向の寸法l1を「幅」、これと直交する方向の寸法l2
「長さ」と呼ぶことにする。
【0024】 第1の工程は、陽極容器を構成する金属
製の有底中空管2と、1枚の絶縁シート3とを用意し、
有底中空管2に対して絶縁シート3を固定する工程であ
る。この際、絶縁シート3の幅l1は、管長を超える部
分7(以下、延出部という)により有底中空管底面2b
を被覆することが可能なように、有底中空管2の管長に
比して幅広とする。
【0025】 但し、既述の通り、有底中空管の底部2
bを完全に被覆する必要はないので、延出部7の幅は、
有底中空管の底部2bの底面の外周から少なくとも2m
mを被覆する幅に設定すれば足りる。絶縁シート3の長
さl2は有底中空管2に巻回する回数に応じて適宜選択
する。
【0026】 次いで、有底中空管2に対し絶縁シート
3が斜めに巻回されるのを防止するため、絶縁シートの
一の側端部8が有底中空管の開口部5の端面と平行とな
るように絶縁シートの先端部9を有底中空管2の外周面
に配置する。従って、有底中空管2の外周面の全てが被
覆される限りにおいて、有底中空管の開口部5の端面と
絶縁シートの縁端部8は必ずしも一致する必要はなく、
絶縁シートが開口部5の端面から突出していてもよい。
【0027】 絶縁シート3の有底中空管2外周面への
接着固定は必須ではない。但し、接着固定する場合に
は、取り扱いが容易な両面接着テープにより固定するこ
とが特に好ましく、熱硬化性樹脂等からなる接着剤によ
り固定してもよい。また、前記の固定は、少なくとも絶
縁シートの先端部9を接着固定すれば足り、必ずしも絶
縁シート3の全面について接着固定をする必要はない。
【0028】 第2の工程は、先端部9を固定した絶縁
シート3を、有底中空管2の外周面に沿って巻回した
後、絶縁シートの末端部11を固定する工程である。例
えば、有底中空管2自体を円筒軸中心に回転させて絶縁
シート3を巻回する方法や、固定した有底中空管2を中
心に絶縁シート3を周回させるように移動して巻回する
方法等が考えられるが、有底中空管2自体を円筒軸中心
に回転させて巻回する方法が好ましい。
【0029】 絶縁シート3は1周のみ巻回して有底中
空管2の外周面に末端部11を固定してもよいが、有底
中空管2に絶縁シートを1.2〜1.8周ほど巻回した
後、絶縁シートの末端部11を巻回した絶縁シート3の
表面に固定する方法が好ましい。絶縁シート3が積層さ
れた構造となるため、縁端部8、末端部11から剥離し
た場合でも有底中空管2表面が直ちに露出し難く、確実
な絶縁効果を得られるからである。なお、固定の方法は
先端部9と同様の方法により固定すればよい。
【0030】 第3の工程は、上述のように有底中空管
2に巻回した絶縁シート3の有底中空管2底部側の側端
部10(即ち、延出部7)を、有底中空管2底面と接す
るように折曲する工程である。折曲の方法は特に限定さ
れないが、例えば図6に示すような、かしめ加工により
折曲することが好ましい。
【0031】 具体的には、図6(a)に示すように絶
縁シート3を巻回した有底中空管2を円筒軸X−X’中
心に回転しながら、たがね状の押え治具12により連続
的に押圧する方法や、図6(b)に示すように絶縁シー
ト3を巻回した有底中空管2を固定した状態で、単一の
押え治具12により断続的に、或いは複数の押え治具1
2により一時に、複数箇所を押圧する方法が挙げられ
る。これらの方法は、絶縁シート3の他方の側端部8
(即ち、延出部13)についても、同様に適用できる。
【0032】 本発明の陽極容器は、図3に示すような
単電池41の構成部材33として用いることができ、更
には当該単電池を、図4(a)に示すような集合電池に
組み込むことにより特に好適に用いることができる。具
体的には、本発明の陽極容器を使用した単電池66を複
数本立設集合し、相互に接続して電池モジュール67を
形成し、断熱容器の容体61内に収容する。
【0033】 この際の断熱容器としては、絶縁をより
確実とするため、少なくとも単電池66の底面が設置さ
れる内部底面が絶縁処理されたものであることが好まし
い。絶縁処理の方法は特に限定されないが、図4(b)
に示す集合電池と同様に、断熱容器の内部底面、即ち、
容体61の内部底面に絶縁材71を敷設する方法が簡便
な方法であり好ましい。
【0034】 この際に用いる絶縁材71としては、有
底中空管に巻回したような厚さ0.1〜2mm程度のマ
イカシートの他、厚さ1〜2mm程度のマイカ板を用い
ることができる。なお、本発明においては、少なくとも
容体61の内部底面に絶縁処理がされていれば足りる
が、蓋体65の裏面側に絶縁材72を配置し、或いは容
体の内部側面に絶縁処理することを妨げるものではな
い。
【0035】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明によれ
ば、低コストで簡便に製造することができ、かつ、断熱
容器内の各単電池を確実に絶縁することが可能な陽極容
器及びその製造方法、並びに当該陽極容器を用いた集合
電池が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の陽極容器の例を示す概略断面図であ
る。
【図2】 従来の陽極容器の例を示す概略断面図であ
る。
【図3】 一般的な単電池の例を示す概略断面図であ
る。
【図4】 一般的な集合電池の例を示す概略断面図
(a)、当該集合電池における断熱容器内部底面近傍を
示す概略図(b)である。
【図5】 本発明の陽極容器の製造方法の例を示す工程
図である。
【図6】 かしめ加工の例を示す工程図(a)、(b)
である。
【符号の説明】
1…陽極容器、2…有底中空管、3…絶縁シート、5…
開口部、6…くびれ、7…管長を超える部分(延出
部)、8…一の縁端部、9…先端部、10…他の縁端
部、11…末端部、12…押え治具、13…延出部、2
1…陽極容器、22…有底中空管、23…絶縁シート、
24…絶縁ディスク、25…開口部、31…中空管、3
3…くびれ、41…単電池、42…陽極容器、43…底
板、44…固体電解質管、45…絶縁体リング、46…
陰極金具、47…円筒状金具、48…ナトリウム、49
…陽極導電材、50,51,52,53…接合部、61
…容体、62…外壁、63…内壁、64…断熱材(真空
層)、65…蓋体、66…単電池、67…電池モジュー
ル、68…緩衝材、69…電気ヒータ、70…補強板、
71…絶縁材(断熱容器底面)、72…絶縁材(蓋体裏
面)。
フロントページの続き Fターム(参考) 5H011 AA01 AA09 BB05 CC05 DD06 DD12 DD23 KK01 5H029 AJ11 AJ14 AK05 AL13 BJ02 BJ06 BJ14 CJ03 CJ05 CJ07 DJ02 EJ01 EJ03 HJ03 HJ12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属からなる有底中空管の少なくとも外
    周面を絶縁シートにより被覆してなる、ナトリウム−硫
    黄電池用陽極容器であって、 前記有底中空管の全ての外周面及び底面の外周側が、単
    一の絶縁シートのみにより連続的に被覆されていること
    を特徴とするナトリウム−硫黄電池用陽極容器。
  2. 【請求項2】 金属からなる有底中空管と、当該有底中
    空管の管長に比して幅広な単一の絶縁シートとを用意
    し、当該絶縁シートの一の側端部が前記有底中空管の開
    口部端面と平行となるように前記絶縁シートの先端部を
    前記有底中空管の外周面に対して固定する第1工程と、 前記有底中空管の外周面に沿って前記絶縁シートを巻回
    し、当該絶縁シートの末端部を前記有底中空管の外周面
    に、或いは巻回した絶縁シート表面に固定する第2工程
    と、 前記絶縁シートの他の側端部を、前記有底中空管底面と
    接するように折曲する第3工程とを含むことを特徴とす
    るナトリウム−硫黄電池用陽極容器の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のナトリウム−硫黄電池
    用陽極容器を備えたナトリウム−硫黄単電池を複数本立
    設集合し、相互に接続してなる電池モジュールを、少な
    くとも内部底面が絶縁処理された、箱形の断熱容器内に
    収納してなることを特徴とする集合電池。
JP10208011A 1998-07-23 1998-07-23 ナトリウム−硫黄電池用陽極容器及びその製造方法、これを用いた集合電池 Pending JP2000040520A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010160977A (ja) * 2009-01-08 2010-07-22 Hitachi Maxell Ltd 電池及びその製造方法
KR101353596B1 (ko) 2012-06-05 2014-01-27 재단법인 포항산업과학연구원 나트륨 유황 전지
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EP2656414B1 (de) * 2010-12-21 2015-06-03 Li-tec Battery GmbH Elektrochemischer Energiespeicher und Verfahren zu dessen Herstellung
US10270072B2 (en) 2011-12-30 2019-04-23 General Electric Company Rechargeable battery and method

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