JP2000039978A - 印刷システム - Google Patents

印刷システム

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JP2000039978A
JP2000039978A JP10209742A JP20974298A JP2000039978A JP 2000039978 A JP2000039978 A JP 2000039978A JP 10209742 A JP10209742 A JP 10209742A JP 20974298 A JP20974298 A JP 20974298A JP 2000039978 A JP2000039978 A JP 2000039978A
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printing
data
control data
hda
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JP10209742A
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Masamichi Arai
正通 新井
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はウィンドウズの環境化においてフォ
ームオーバレイ印刷を実現する印刷システムに関し、ホ
ストコンピュータによってフォームを一括管理し、端末
としてのプリンタ装置によるHDAをウィンドウズ環境
でも確実に実現する印刷システムを提供するものであ
る。 【解決手段】 HDA用テキストファイルをホストコン
ピュータ1のハードディスク(HDD)5に記憶させ、
端末コンピュータ2の指示により対応するHDA用テキ
ストファイルを読み出し、端末コンピュータ2内のプリ
ンタドライバはテキスト形式のデータを処理し、その後
バイナリーデータに変換する。このように処理すること
により、確実なフォームオーバレイ印刷を行うことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はウィンドウズの環境
化においてフォームオーバレイ印刷を実現する印刷シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のOS(オペレーティングシステ
ム)環境化でのフォームオーバレイ印刷は、例えばHD
A(ホスト・ダウンロード・アーキテクチャ)に従って
処理されていた。この処理はバイナリーのフォームデー
タをテキストファイル化し、ホストコンピュータにアッ
プロードし、当該テキストファイルを通常データと同じ
方式でプリンタ装置に送り、フォームオーバレイ印刷を
行っている。この場合、印刷出力はプリンタ装置内の機
能によって、テキストファイルの文字列をフォームのコ
マンド(フォーム制御データ)として認識し、フォーム
オーバレイ印刷を実現している。
【0003】しかし、OS環境がウィンドウズに移行し
た現在、印刷制御はプリンタドライバが行うようにな
り、全てのアプリケーションの印刷をプリンタドライバ
がまかなうべく、印刷制御の単位が桁行からページ全体
でのドット単位制御に変わった。このため、プリンタド
ライバでの印刷制御は連続した文字列ではなく、1文字
1文字が分離した形式で出力され、又イメージで出力さ
れ、上述のHDAに従った処理が成立しない。すなわ
ち、ウィンドウズ環境化でのHDAは、プリンタ装置が
フォームデータと理解できる形式でテキストが印刷され
ないため、通常のプリンタドライバではフォームオーバ
レイ印刷を実現できない。
【0004】このため、現状では従来のOS環境での印
刷出力を模倣し、フォームデータを連続した文字列とし
てプリンタ装置に出力するようなHDA専用のプリンタ
ドライバが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の方
式では、以下の問題が発生する。 (イ)先ず、上述のHDA専用のプリンタドライバで
は、上述のようにドット単位で制御されたウィンドウズ
からの印刷データを、桁行単位で制御するように変換し
て出力するドライバである。したがって、アプリケーシ
ョン側が桁行を全く無視した印刷制御を行っている場
合、桁行単位で完全な印刷位置の制御は不可能であり、
印刷位置ずれをおこす。
【0006】また、例え正しい印字位置制御が可能であ
るとしても、複雑な処理となるため印刷速度の低下を招
く。 (ロ)一方、HDAはもともとバイナリー形式のプリン
タ制御コマンドを文字列として表記できるように1バイ
トを2バイトで表し、所定の識別子をトリガーにしてプ
リンタ装置側で2バイトを1バイトに読み替えることに
より、文字列としてプリンタ装置を制御する仕組みであ
る。したがって、1バイトを2バイトで表現するため、
ファイル容量が増加し、また1文字でも欠落した場合全
体に大きな影響を及ぼす危惧もある。
【0007】すなわち、印刷位置制御を桁行単位で行う
ため、ドット単位で詳細な制御を必要とするウィンドウ
ズ環境化においては、印字位置ずれや印字するべきデー
タの欠落などの問題がある。例えば、フォームのテキス
ト文字列が1文字でも欠落した場合、フォームがフォー
ムとして生成されず、文字化けやプリンタハング等の印
刷システムに致命的な障害を与える。
【0008】本発明は上記課題を解決するため、ホスト
コンピュータによってフォームを一括管理し、端末とし
てのプリンタ装置によるHDAをウィンドウズ環境化で
も確実に実現する印刷システムを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は請求項1記載の
発明によれば、ホスト機器に接続された端末コンピュー
タと、該端末コンピュータに接続された印刷装置とを有
する印刷システムにおいて、前記ホスト機器は識別子が
付加されたHDA用テキストファイルを記憶する記憶手
段を有し、前記端末コンピュータは、前記記憶手段から
読み出した前記HDA用テキストファイルを前記識別子
によって識別する識別手段と、該識別手段によって識別
したHDA用テキストファイルをフォーム制御データに
変換する変換手段を有し、前記印刷装置は、前記変換手
段によって変換されたフォーム制御データに従ってフォ
ームオーバレイ印刷を行う印刷システムを提供すること
によって達成できる。
【0010】ここで、端末コンピュータの識別手段は、
印刷データに含まれる文字列データとそれ以外のデータ
に分け、文字列データをフォームオーバレイ印刷の基と
なるHDA用テキストファイルと通常の文字部分とに分
け、上記識別子によってHDA用テキストファイルを識
別する。そして、識別したHDA用テキストファイルを
元のバイナリー形式のフォーム制御データに変換し、印
刷装置によってフォームオーバレイ印刷を行う。
【0011】このように構成することにより、端末コン
ピュータはテキストファイルとして送られてきたフォー
ム情報をバイナリー形式に変換して印刷装置に出力し、
印刷装置によって正確なフォームオーバレイ印刷を行う
ものである。
【0012】請求項2の記載は請求項1記載の発明にお
いて、前記識別手段と変換手段は端末コンピュータのプ
リンタドライバである。すなわち、端末コンピュータの
プリンタドライバが上記処理を行う構成である。
【0013】本発明は請求項3記載の発明によれば、ホ
スト機器に接続された端末コンピュータと、該端末コン
ピュータ2に接続された印刷装置とを有する印刷システ
ムにおいて、前記ホスト機器は識別子が付加されたフォ
ームソースファイルを記憶する記憶手段を有し、前記端
末コンピュータは、前記フォームソースファイルを識別
する識別手段と、該識別手段によって識別したフォーム
ソースファイルに基づいてフォーム制御データを作成す
る作成手段を有し、前記印刷装置は、前記作成手段によ
って作成されたフォーム制御データに従ってフォームオ
ーバレイ印刷を行う印刷システムを提供することによっ
て達成できる。
【0014】本発明は、ホスト機器側にフォームソース
ファイルを記憶し、そのデータを端末コンピュータにダ
ウンロードし、当該フォームソースファイルを基に、プ
リンタドライバがフォーム制御データを生成する構成で
ある。
【0015】このように構成することにより、プリンタ
装置はこのフォーム制御データに従って印刷処理を行
い、確実なフォームオーバレイ印刷を行ことができる。
また、フォームソースファイルは行単位で閉じているの
で、文字列が欠落しても重大な障害にはならない。
【0016】請求項4の記載は請求項3記載の発明にお
いて、前記識別手段と作成手段は端末コンピュータのプ
リンタドライバである。すなわち、端末コンピュータの
プリンタドライバが上記処理を行う構成である。
【0017】本発明は請求項5記載の発明によれば、ホ
スト機器に接続された端末コンピュータと、該端末コン
ピュータに接続された印刷装置とを有する印刷システム
において、前記ホスト機器はパス情報を記憶する第1の
記憶手段を有し、前記端末コンピュータは、前記パス情
報に対応するフォーム制御データを記憶する第2の記憶
手段と、前記第1の記憶手段から読み出したパス情報に
従って前記第2の記憶手段から対応するフォーム制御デ
ータを検索する検索手段を有し、前記印刷装置は、前記
検索手段によって検索したフォーム制御データに従って
フォームオーバレイ印刷を行う印刷システムを提供する
ことによって達成できる。
【0018】本発明は、フォーム制御データを端末コン
ピュータ側に記憶し、ホスト機器側には当該フォーム制
御データに対応するパス名を登録し、このパス名を文字
列データとして端末コンピュータに送り、当該パス名か
ら対応するフォーム制御データを読み出し、フォームオ
ーバレイ印刷を行う構成である。
【0019】このように構成することにより、端末コン
ピュータではデータを誤ることなく処理を行うことがで
き、正確なフォームオーバレイ印刷を行うことができ
る。また、ホスト機器から端末コンピュータへの転送デ
ータ量の削減を図ることができる。
【0020】請求項6の記載は請求項5記載の発明にお
いて、前記検索手段は端末コンピュータのプリンタドラ
イバである。すなわち、端末コンピュータのプリンタド
ライバが上記処理を行う構成である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。 <第1実施形態例>図1は本実施形態例の印刷システム
のシステム構成図である。
【0022】本システムは、ホストコンピュータ1、端
末コンピュータ2、及びプリンタ装置3で構成され、ホ
ストコンピュータ1と端末コンピュータ2は通信回線4
を介して接続されている。また、ホストコンピュータ1
にはハードディスク(HDD)5が接続され、このハー
ドディスク(HDD)5にはHDA用テキストファイル
が記憶されている。また、端末コンピュータ2は、例え
ばパーソナルコンピュータであり、ローカルハードディ
スク(HDD)6が接続されている。
【0023】尚、上述の接続構成は本例の実施形態例の
構成を理解し易くするためであり、実際には図2に示す
ように、ネットワーク上に複数の端末コンピュータ2が
接続され、ホストコンピュータ1に対し、図1と同じシ
ステム構成を有する。すなわち、通信回線(ネットワー
ク)4に接続された端末コンピュータ2−1、2−2、
2−3、・・・は、それぞれローカルなプリンタ装置3
−1、3−2、3−3、・・・を接続し、各端末コンピ
ュータ2−1、2−2、2−3、・・・はネットワーク
を介してホストコンピュータ1に接続されている。
【0024】端末コンピュータ2(2−1、2−2、2
−3、・・・)は、不図示のCPUと、ROM、RA
M、等で構成され、ディスプレイに各種表示を行う。ま
た、端末コンピュータ2(2−1、2−2、2−3、・
・・)からの指示によってホストコンピュータ1上のア
プリケーションは作動し、例えばホストコンピュータ1
に接続するハードディスク(HDD)5からHDA用テ
キストファイルを読み出す。
【0025】ハードディスク(HDD)5から読み出さ
れたHDA用テキストファイルは、指示された端末コン
ピュータ2に送られる。端末コンピュータ2は供給され
たHDA用テキストファイルに従って印刷データを作成
し、対応するプリンタ装置3に送る。また、プリンタ装
置3に送られるデータは端末コンピュータ2内のプリン
タドライバによってプリンタ制御データに変換されたデ
ータである。
【0026】尚、上述のホストコンピュータ1、端末コ
ンピュータ2、及びプリンタ装置3の関係を、まとめて
1つのプロトコルで示すと図3の処理となる。すなわ
ち、アプリケーションに従ってホストコンピュータ1か
ら出力される印刷データは、端末コンピュータ2内のプ
リンタドライバによってプリンタ制御用データに変換さ
れ、プリンタ装置3に送られる。
【0027】ここで、プリンタ装置3は、図4に示すよ
うにインターフェイスコントローラ(以下、I/Fコン
トローラで示す)8、プリンタエンジン9で構成されて
いる。また、I/Fコントローラ8はCPU10、RO
M11、システムRAM12、セントロニクスインター
フェイス(セントロI/F)13、及び複数のフレーム
メモリ14Y、14M、14C、14BKで構成されて
いる。
【0028】CPU10はホストコンピュータ1から供
給される印刷データを、セントロインターフェイス13
を介して入力し、コマンド解析を行う。尚、CPU10
はROM11に記憶されたプログラムに従って処理を行
う。本例では特にフォームオーバレイ印刷を行い、後述
するフォームデータに対して数値やデータ等の被フォー
ムデータを合成印刷する。
【0029】また、上述のフレームメモリ14Y、14
M、14C、14BKには対応する色のビットマップデ
ータが展開される。例えば、フレームメモリ14Yには
前述のイエロー(Y)のビットマップデータが展開さ
れ、フレームメモリ14Mには前述のマゼンダ(M)の
ビットマップデータが展開され、フレームメモリ14C
には前述のシアン(C)のビットマップデータが展開さ
れ、フレームメモリ14BKには前述のブラック(B
K)のビットマップデータが展開される。
【0030】上記各フレームメモリ14Y、14M、1
4C、14BKに展開されたデータは、CPU10の命
令に基づいて、プリンタエンジン9に出力され、記録紙
に印刷処理が行われる。以上の構成において、以下にそ
の処理動作を説明する。
【0031】図5は本例の印刷システムの処理動作を説
明するフローチャートである。先ず、ホストコンピュー
タ1はアプリケーションに従った印刷データを出力す
る。このアプリケーションはホストコンピュータ1にイ
ンストールされたプログラム、例えば前述のハードディ
スク(HDD)5からHDA用テキストファイルを読み
出すプログラムであり、端末コンピュータ2からの指示
によって処理を行うものである。尚、ホストコンピュー
タ1にインストールされているアプリケーションとして
は、他にもワープロソフト、表計算ソフト、等のプログ
ラムも存在する。
【0032】この印刷データはネットワーク4を介して
端末コンピュータ2に供給され(ステップ(以下Sで示
す)1)、端末コンピュータ2内のプリンタドライバに
よって以下の処理が行われる。
【0033】先ず、プリンタドライバは供給される印刷
データが文字列か否か判断する(S2)。ここで、前述
のHDA用テキストファイルは文字列データであり、フ
ォーム制御データをテキストファイル化したデータであ
る。例えば、フォーム制御データである<1B>hをH
DA用テキストファイルで表すと、<31>h<42>
hとなり、“1”と“B”に対応する。このように、H
DA用テキストファイルは文字列である(S2がY(イ
エス))。
【0034】一方、供給されたデータが文字列でない場
合(S2がN(ノー))、プリンタドライバは通常の処
理を行う(S3)。例えば、印刷のための各種コマンド
の場合であり、例えば印刷データに含まれる回転、反転
等の処理、又は改行、改ページ等の命令である。尚、印
刷データに含まれる文字コードは文字列であり、上述の
判断対象が文字列である場合(S2)、判断はY(イエ
ス)であり、文字コードの場合にも次の判断(S4)に
進む。
【0035】次に、HDA用テキストファイルであるか
否かの判断を行う(S4)。すなわち、この判断(S
4)によってHDA用テキストファイルであることを確
実に確認するためである。この判断は、HDA用テキス
トファイルにはHDA識別子が付加されており、この識
別子を検出することによりHDA用テキストファイルを
確認する。この判断によって、HDA用テキストファイ
ルであると確認すると(S4がY)、識別子の後に続く
HDAのファイル情報を変換処理する。例えば、前述の
例によれば識別子の後に<31>h<42>h(“1”
と“B”)の文字列を検出し、この2バイトデータを元
の1バイトデータ<1B>hに変換する(S5)。
【0036】この変換処理によって得られたバイナリー
データはフォーム制御データであり、このフォーム制御
データはフォームオーバレイ印刷の際の具体的なフォー
ムデータであり、例えば表等を含むフォームデータであ
る。
【0037】次に、このフォーム制御データをプリンタ
装置3の供給する(S6)。上述のフォーム制御データ
は、例えば表等のフォームを生成するデータであるた
め、プリンタ装置3ではこのフォーム制御データによっ
てフォームオーバレイ印刷を行う(S6)。このフォー
ムオーバレイ印刷は、上述のフォームを生成するフォー
ム制御データに従って帳票等のフォーム画像を作成し、
このフォーム画像に被フォームデータである例えば数値
やデータを各色毎に対応するフレームメモリ14Y〜1
4BKに描画する。そして、プリンタエンジン9を駆動
し、記録紙への印刷を行う。
【0038】以上のように本例によれば、プリンタドラ
イバによってフォーム制御データを作成するので、従来
問題となっていた印刷位置制御の問題を解決できる。す
なわち、ウィンドウズ環境化でフォームオーバレイ印刷
の確実な実現を行うことができる。 <第2実施形態例>次に、本発明の第2実施形態例につ
いて説明する。
【0039】尚、本実施形態例は、上述の第1実施形態
例と異なり、フォーム制御データに変換される前のフォ
ームソースファイルをホストコンピュータ1のハードデ
ィスク(HDD)5に格納し、そのデータを端末コンピ
ュータ2にダウンロードし、当該フォームソースファイ
ルを基に、プリンタドライバがフォーム制御データを生
成する構成であり、プリンタ装置はこのフォーム制御デ
ータに従って印刷処理を行う。したがって、前述の実施
形態例との相違は、プリンタドライバが自らフォームソ
ースファイルに基づいてフォーム制御データを生成する
構成にある。
【0040】また、基本的な構成は前述の第1実施形態
例と同じであり、図6にその構成を示す。本システム
も、ホストコンピュータ1、端末コンピュータ2、及び
プリンタ装置3で構成され、ホストコンピュータ1と端
末コンピュータ2は通信回線4を介して接続されてお
り、ホストコンピュータ1にはハードディスク(HD
D)5が接続され、このハードディスク(HDD)5に
は上述のフォームソースファイルが記憶されている。ま
た、端末コンピュータ2は、例えばパーソナルコンピュ
ータ等であり、ローカルハードディスク(HDD)6が
接続されている。
【0041】尚、実際には図2に示すように、ネットワ
ーク上に複数の端末コンピュータ2が接続され、ホスト
コンピュータ1に対し、図6と同じシステムを構成して
いる。
【0042】また、端末コンピュータ2は、不図示のC
PUと、ROM、RAM、等で構成され、端末コンピュ
ータ2からの指示によってホストコンピュータ1上のア
プリケーションが作動し、ハードディスク(HDD)5
から上述のフォームソースファイルを読み出す。読み出
されたフォームソースファイルは、指示された端末コン
ピュータ2に送られ、端末コンピュータ2は供給された
フォームソースファイルをもとに、フォーム制御データ
を作成し、プリンタ装置3に送る。その後、プリンタ装
置3によって記録紙への印刷処理が行われる。
【0043】以下、図7を用いて本例の具体的処理を説
明する。先ず、ホストコンピュータ1は前述と同様、ア
プリケーションに従った印刷データを出力する。このア
プリケーションもホストコンピュータ1にインストール
されたプログラムであり、このようなアプリケーション
に従って読み出されたフォームソースファイル(印刷デ
ータ)を端末コンピュータ2に出力する(ステップ(以
下STで示す)1)。
【0044】このフォーム制御データはネットワーク4
を介して端末コンピュータ2に供給され、端末コンピュ
ータ2内のプリンタドライバによって以下の処理が行わ
れる。先ず、プリンタドライバは供給された印刷データ
が文字列か否か判断する(ST2)。ここで、フォーム
ソースファイルは文字列データであるので(ST2が
Y)、次の判断(ST3)に移行する。尚、ホストコン
ピュータ1から供給されるデータは、本例で使用するフ
ォームソースファイルのみではなく、例えば前述のよう
にコマンド情報等であれば文字列データではなく、対応
するコマンド解析処理を行うべく、通常のプリンタドラ
イバ処理を行う(ST2がN、ST4)。
【0045】次のフォームソースファイルであるか否か
の判断(ST3)は、フォームソースファイルに付加さ
れた識別子により行い、フォームソースファイルであれ
ば(ST3がY)、フォームソースファイルをプリンタ
ドライバ自身がコンパイルし、対応するフォーム制御デ
ータを作成する(ST5)。また、フォームソースファ
イルでなければ(ST3がN)、上述と同様通常の印刷
処理を行う(ST4)。
【0046】次に、フォームソースファイルをコンパイ
ルしたフォーム制御データをプリンタ装置3に供給し、
前述と同様プリンタ装置3によりフォームオーバレイ印
刷を行う(ST6)。
【0047】以上のように本例によれば、フォームソー
スファイルに基づいてプリンタドライバは処理を行い、
フォームソースファイルは行単位で閉じているので、例
え文字列が欠落しても重大な障害にならない。 <第3実施形態例>次に、本発明の第3実施形態例につ
いて説明する。
【0048】尚、本実施形態例は、上述の第1、第2実
施形態例と異なり、フォーム制御データを端末コンピュ
ータ2側のローカルハードディスク(HDD)6に記憶
し、ホストコンピュータ1のハードディスク(HDD)
5にはフォーム制御データに対応するパス名を登録し、
このパス名を文字列データとして端末コンピュータ2に
送り、ローカルハードディスク(HDD)6から対応す
るフォーム制御データを読み出し、フォームオーバレイ
印刷を行う構成である。以下、具体的に説明する。
【0049】本例においても、基本的な構成は前述の第
1、第2の実施形態例と同じであり、図8にその構成を
示す。本システムはホストコンピュータ1、端末コンピ
ュータ2、及びプリンタ装置3で構成され、ホストコン
ピュータ1と端末コンピュータ2は通信回線4を介して
接続されており、ホストコンピュータ1にはハードディ
スク(HDD)5が接続され、このハードディスク(H
DD)5には上述のように、フォーム制御データに対応
するパス名の情報が記憶されている。また、端末コンピ
ュータ2側のローカルハードディスク(HDD)6に
は、フォーム制御データファイルがあり、複数のフォー
ム制御データが記憶されている。
【0050】図9は、具体的な処理を示すフローチャー
トである。先ず、ホストコンピュータ1は前述と同様、
アプリケーションに従った印刷データを出力する。この
アプリケーションもホストコンピュータ1にインストー
ルされたプログラムであり、このアプリケーションに従
ってハードディスク(HDD)5からパス名が読み出さ
れる(ステップ(以下STPで示す)1)。
【0051】このパス名のデータはネットワーク4を介
して端末コンピュータ2に供給され、端末コンピュータ
2内のプリンタドライバによって以下の処理が行われ
る。先ず、プリンタドライバは供給される印刷データが
文字列か否か判断する(STP2)。この処理は供給さ
れたパス名の情報が文字列データであるか判断するもの
であり、パス名のデータは例えば2バイトの文字列デー
タであり(STP2がY)、次の判断(STP3)に移
行する。尚、ホストコンピュータ1から供給されるデー
タは、前述のように本例で使用するパス名のデータばか
りではないので、文字列データでなければ、通常のプリ
ンタドライバ処理を行う(STP4)。
【0052】次に、上述のように文字列データと判断さ
れたデータがパス名のデータか否か判断する(STP
3)。ここで、プリンタドライバがパス名のデータであ
ると判断すると(STP3がY)、ローカルハードディ
スク(HDD)6から指定されるフォーム制御データを
読み出す(STP5)。
【0053】そして、このようにして読み出したフォー
ム制御データをプリンタ装置3に供給し、前述と同様プ
リンタ装置3によるフォームオーバレイ印刷を行う(S
TP6)。
【0054】以上のように本例によれば、プリンタドラ
イバが処理するデータはパス名のデータであり、1文字
1文字を判断するので従来例のように誤った認識を行う
ことがない。また、フォーム制御データを端末コンピュ
ータ2側に記憶することから、フォーム制御データをホ
ストコンピュータ1から端末コンピュータ2まで送信す
る必要がなく、通信容量を減らし、又印刷速度を向上す
ることができる。 <第4実施形態例>本例は上述の第1乃至第3実施形態
例の処理を行うプログラムを記憶した記憶媒体の構成で
あり、このように構成することによっても本発明を実現
できる。
【0055】すなわち、ホスト機器に接続された端末コ
ンピュータと、該端末コンピュータに接続された印刷装
置とを有する印刷システムにおいて、前記ホスト機器は
識別子が付加されたHDA用テキストファイルを記憶す
る記憶手段を有し、前記記憶手段から読み出した前記H
DA用テキストファイルを前記識別子によって識別する
識別処理と、該識別処理によって識別したHDA用テキ
ストファイルをフォーム制御データに変換する変換処理
と、前記変換処理によって変換されたフォーム制御デー
タに従ってフォームオーバレイ印刷をコンピュータシス
テムを用いて行う際、そのプログラムを記憶する記憶媒
体を提供することによって達成できる。
【0056】また、ホスト機器に接続された端末コンピ
ュータと、該端末コンピュータに接続された印刷装置と
を有する印刷システムにおいて、前記ホスト機器はフォ
ームソースファイルを記憶する記憶手段を有し、前記記
憶手段から読み出したフォームソースファイルに基づい
てフォーム制御データを作成する作成処理と、前記作成
処理によって作成されたフォーム制御データに従ってフ
ォームオーバレイ印刷をコンピュータシステムを用いて
行う際、そのプログラムを記憶する記憶媒体を提供する
ことによって達成できる。
【0057】さらに、ホスト機器に接続された端末コン
ピュータと、該端末コンピュータに接続された印刷装置
とを有する印刷システムにおいて、前記ホスト機器はパ
ス情報を記憶する第1の記憶手段を有し、又前記端末コ
ンピュータは前記パス情報に対応するフォーム制御デー
タを記憶する第2の記憶手段を有し、前記第1の記憶手
段から読み出したパス情報に従って前記第2の記憶手段
から対応するフォーム制御データを検索する検索処理
と、該検索処理によって検索したフォーム制御データに
従ってフォームオーバレイ印刷をコンピュータシステム
を用いて行う際、そのプログラムを記憶する記憶媒体を
提供することによって達成できる。図10はこの場合の
例を示す図である。同図は端末コンピュータの構成を説
明する図であり、不図示のCPUとROM、RAM等の
記憶装置、及びディスプレイ等で構成されている。ま
た、記憶装置には本例の処理を行うプログラムデータ1
6が記憶されている。また、同図に示すように、ドライ
バ17にフロッピーディスク18やCD−ROM19の
記憶媒体を挿入することにより、上述のプログラムデー
タ16の供給を記憶媒体から受けることができる。ま
た、ネットワーク回線を介して、例えばサーバからプロ
グラムデータ16の供給を受けることもできる。
【0058】尚、本例では上述のプログラムデータ16
に基づいて、前述のCPUが処理を行う。
【0059】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
ればウィンドウズ環境化であっても、HDAによるフォ
ームオーバレイ印刷を確実に実現することができる。
【0060】また、フォームソースファイルを使用する
場合には、例え文字列が欠落しても重大な問題とはなら
ない。さらに、パス情報を使用しホストコンピュータに
フォーム制御データを記憶しない構成とすることによ
り、ホストコンピュータから端末コンピュータへの転送
データは削減され、高速な印刷処理を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態例の印刷システムのシステム構成図
である。
【図2】ネットワーク上に複数の端末コンピュータが接
続された状態を示すシステム構成図である。
【図3】ホストコンピュータ、端末コンピュータ、プリ
ンタ装置の処理をまとめて1つのプロトコルで示す図で
ある。
【図4】プリンタ装置の構成図である。
【図5】第1実施形態例の処理動作を説明するフローチ
ャートである。
【図6】第2実施形態例のシステム構成を説明する図で
ある。
【図7】第2実施形態例の処理動作を説明するフローチ
ャートである。
【図8】第3実施形態例のシステム構成を説明する図で
ある。
【図9】第3実施形態例の処理動作を説明するフローチ
ャートである。
【図10】第4実施形態例を説明する図である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 端末コンピュータ 3 プリンタ装置 4 通信回線 5 ハードディスク(HDD) 6 ローカルハードディスク(HDD) 8 インターフェイスコントローラ 9 プリンタエンジン 10 CPU 11 ROM 12 システムRAM 13 セントロニクスインターフェイス 14Y、14M、14C、14BK フレームメモリ 16 プログラムデータ 17 ドライバ 18 フロッピーディスク 19 CD−ROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C087 AB05 BA05 BA06 BD02 BD08 BD24 BD53 CA02 CB13 5B021 AA02 AA19 BB01 CC09 EE01 GG03 LA01 LA03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト機器に接続された端末コンピュー
    タと、該端末コンピュータに接続された印刷装置とを有
    する印刷システムにおいて、 前記ホスト機器は識別子が付加されたHDA用テキスト
    ファイルを記憶する記憶手段を有し、 前記端末コンピュータは、前記記憶手段から読み出した
    前記HDA用テキストファイルを前記識別子によって識
    別する識別手段と、該識別手段によって識別したHDA
    用テキストファイルをフォーム制御データに変換する変
    換手段を有し、 前記印刷装置は、前記変換手段によって変換されたフォ
    ーム制御データに従ってフォームオーバレイ印刷を行う
    ことを特徴とする印刷システム。
  2. 【請求項2】 前記識別手段、及び変換手段は端末コン
    ピュータのプリンタドライバであることを特徴とする請
    求項1記載の印刷システム。
  3. 【請求項3】 ホスト機器に接続された端末コンピュー
    タと、該端末コンピュータに接続された印刷装置とを有
    する印刷システムにおいて、 前記ホスト機器は識別子を有するフォームソースファイ
    ルを記憶する記憶手段を有し、 前記端末コンピュータは、前記記憶手段から読み出した
    前記フォームソースファイルを前記識別子によって識別
    する識別手段と、該識別手段によって識別したフォーム
    ソースファイルに基づいてフォーム制御データを作成す
    る作成手段を有し、 前記印刷装置は、前記作成手段によって作成したフォー
    ム制御データに従ってフォームオーバレイ印刷を行うこ
    とを特徴とする印刷システム。
  4. 【請求項4】 前記識別手段、及び作成手段は端末コン
    ピュータのプリンタドライバであることを特徴とする請
    求項3記載の印刷システム。
  5. 【請求項5】 ホスト機器に接続された端末コンピュー
    タと、該端末コンピュータに接続された印刷装置とを有
    する印刷システムにおいて、 前記ホスト機器はパス情報を記憶する第1の記憶手段を
    有し、 前記端末コンピュータは、前記パス情報に対応するフォ
    ーム制御データを記憶する第2の記憶手段と、前記第1
    の記憶手段から読み出したパス情報に従って前記第2の
    記憶手段から対応するフォーム制御データを検索する検
    索手段を有し、 前記印刷装置は、前記検索手段によって検索したフォー
    ム制御データに従ってフォームオーバレイ印刷を行うこ
    とを特徴とする印刷システム。
  6. 【請求項6】 前記検索手段は、端末コンピュータのプ
    リンタドライバであることを特徴とする請求項5記載の
    印刷システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7417767B2 (en) * 2003-11-25 2008-08-26 Canon Kabushiki Kaisha Print control device, print control method and computer program

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7417767B2 (en) * 2003-11-25 2008-08-26 Canon Kabushiki Kaisha Print control device, print control method and computer program
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