JP2000039930A - 電子機器の低消費電力方式 - Google Patents

電子機器の低消費電力方式

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JP2000039930A
JP2000039930A JP10207415A JP20741598A JP2000039930A JP 2000039930 A JP2000039930 A JP 2000039930A JP 10207415 A JP10207415 A JP 10207415A JP 20741598 A JP20741598 A JP 20741598A JP 2000039930 A JP2000039930 A JP 2000039930A
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JP
Japan
Prior art keywords
clock
cpu
power consumption
speed
program
Prior art date
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Application number
JP10207415A
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English (en)
Inventor
Kazutaka Shiragami
一隆 白神
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、外部クロックにより動作するCP
Uにおいて、電子機器の底消費電力方式を行うことを目
的とする。 【解決手段】 クロック周波数をダイナミックに制御可
能なVCXO回路4と、クロックにより動作するCPU
部1と、動作するプログラムが格納されているプログラ
ムメモリー部2と、プログラムの進行状況を監視し、最
適にクロック速度を制御するプログラム監視制御部を備
え、CPU部1のソフト負荷に応じてクロック速度をダ
イナミックに制御することにより、最低限の消費電力で
ソフトウェア処理を行うことができる電子機器の低消費
電力方式とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部クロックによ
り動作し、C−MOSにより構成されたCPUを利用し
た電子機器の低消費電力方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電池による駆動する端末の普及,
機器の小型化による熱問題に対する対策として、電子機
器の低消費電力化への動きは盛んである。前記電子機器
に組み込まれたCPUの低消費電力機能として、必要な
ときに高速クロックにより動作し、必要無い場合は低速
クロックにて動作する構成が現在の主流となっている。
【0003】以下、従来のクロックの切り替えによる低
消費電力手法での電子機器の動作について説明を行う。
【0004】図3は、電子機器の構成を示すブロック図
を示したものである。図示のように、電子機器は高速な
クロックを出力する高速クロック発生回路6と、低速ク
ロックを発生する低速クロック発生回路7と、C−MO
Sにより構成され、外部クロックにより動作するCPU
部1から構成されている。
【0005】このような構成の電子機器で高速処理と低
速処理が混在したプログラムを実行した場合の動作につ
いて説明する。
【0006】処理速度を要する動作を行う場合、CPU
部1は動作クロックとして高速クロックを使用してプロ
グラムを実行する。処理が終了すると、高速動作は必要
がなくなるため、消費電力を抑えるために動作クロック
を低速度の方に切り換えて次の処理を待つ。この間、C
PU部1に供給されるクロックは非常に低いため、CP
U部1が消費する電力は低減される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
低消費電力方式では、クロックの発生回路が2系統必要
になる。また、実行するプログラムによっては、低速ク
ロックではわずかに間に合わないような場合に高速クロ
ックにて動作することになり、低消費電力モードで実行
できないという問題があった。
【0008】本発明は、前記従来の問題に留意し、CP
Uを最低速度で無駄なく動作することを可能とし、どの
ような処理速度であろうと、電子機器の無駄な消費電力
を削減することができる電子機器の低消費電力方式を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、電子機器内に、CPUの処理しているプ
ログラムの種類を判定し最適なクロックを供給するクロ
ック制御回路部を設け、ソフト負荷の低い状態ではクロ
ックの速度を低下させ、割り込み処理のようにリアルタ
イムに反応する必要が有る場合はクロックの速度を上げ
て処理能力を調整することにより、CPUがソフトウェ
アの要求する最低限の処理能力で動作するようにした電
子機器の低消費電力方式とする。
【0010】この発明によれば、どのような処理速度が
必要とされてもそれを実行するための最低限のクロック
を供給するため、電子機器の低消費電力化を図ることが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、外部クロックにより動作し、C−MOSにより構成
されたCPUを使用するシステムにおいて、プログラム
を格納するプログラムメモリー部と、プログラムの進行
状態を監視し、必要な処理速度を算出するモニター部
と、モニター部からの制御によりCPUに供給するクロ
ック速度を決定するVCXO回路からなるクロック速度
制御部から構成され、モニター部によりソフトウェアの
負荷状態を常に監視し、ソフト負荷の低い状態ではクロ
ックの速度を低下させ、割り込み処理のようにリアルタ
イムに反応する必要が有る場合はクロックの速度を上げ
て処理能力を調整することにより、CPUがソフトウェ
アの要求する最低限の処理能力で動作するようにした電
子機器の低消費電力方式であり、CPUはソフトウェア
の要求する最低限の処理能力で動作して消費電力の低減
を図るという作用を有する。
【0012】以下本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1の電子機
器の構成を示すブロック図、図2は同電子機器における
モニター部の動作説明図である。
【0013】図1に示すように、電子機器はC−MOS
により構成され、システムクロックにより動作するCP
U部1と、実行するプログラムが格納されたプログラム
メモリー部2と、プログラムメモリー部2とCPU部1
間のアドレスを監視し、現在実行されているプログラム
の種別を判定し、必要な処理能力を算出するモニター回
路部3とおよびモニター回路部3から制御されCPU部
1に対して動作クロックを出力する周波数発信器よりな
るクロック速度制御部5から構成される。
【0014】以上のように構成された電子機器につい
て、以下、その動作を説明する。動作するプログラム
は、待機関数部とイベント関数部に分類する。待機関数
とは、時間に関与されずに動作を実行することが可能な
プログラムで、イベント関数とは、割り込み処理により
起動され、リアルタイムでその処理を終了する必要があ
るプログラムを示す。
【0015】これらの動作が混在して動作する場合に、
CPU部1は、プログラムメモリー部2に対してアクセ
スを行うが、モニター回路部3は、そのアクセスアドレ
スから現在動作している処理が待機関数なのか、もしく
はイベント関数かを判定し、図2に示すような変換を実
行プログラムに対して行うことで、CPU部1に必要な
処理速度を算出する。その結果、決定した電圧値をクロ
ック発信源であるVCXO回路4に出力し、CPU部1
が動作するクロック周波数速度を決定する。
【0016】この動作により、CPU部1は常に最低限
のクロック周波数で動作可能となり、消費電力の低減を
実現する。
【0017】
【発明の効果】前記の説明より明らかなように、本発明
は、CPUの処理しているプログラムの種類を判定し最
適なクロックを供給するクロック制御回路部を設け、ソ
フト負荷の低い状態ではクロックの速度を低下させ、割
り込み処理のようにリアルタイムに反応する必要が有る
場合はクロックの速度を上げて処理能力を調整すること
により、CPUはソフトウェアの要求する最低限の処理
能力で動作するようにしたため、電子機器における消費
電力を低減することができ、その効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の電子機器の構成を示す
ブロック図
【図2】同電子機器におけるモニター部の動作説明図
【図3】従来の電子機器の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 CPU部 2 プログラムメモリー部 3 モニター回路部 4 VCXO回路 5 クロック速度制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部クロックにより動作し、C−MOSに
    より構成されたCPUを使用するシステムにおいて、プ
    ログラムを格納するプログラムメモリー部と、プログラ
    ムの進行状態を監視し、必要な処理速度を算出するモニ
    ター部と、モニター部からの制御によりCPUに供給す
    るクロック速度を決定するVCXO回路からなるクロッ
    ク速度制御部から構成され、モニター部によりソフトウ
    ェアの負荷状態を常に監視し、ソフト負荷の低い状態で
    はクロックの速度を低下させ、割り込み処理のようにリ
    アルタイムに反応する必要が有る場合はクロックの速度
    を上げて処理能力を調整することにより、CPUがソフ
    トウェアの要求する最低限の処理能力で動作するように
    したことを特徴とする電子機器の低消費電力方式。
JP10207415A 1998-07-23 1998-07-23 電子機器の低消費電力方式 Pending JP2000039930A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010039791A (ja) * 2008-08-05 2010-02-18 Toshiba Corp 携帯端末装置
JP2011503713A (ja) * 2007-11-06 2011-01-27 クレディ スイス セキュリティーズ (ユーエスエイ) エルエルシー サービスレベル契約に従ったリソース割り振りの予測及び管理
US8185678B1 (en) * 2009-06-19 2012-05-22 Xilinx, Inc. Method and apparatus for controlling a data bus
US8625120B2 (en) 2011-02-23 2014-01-07 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having a CPU utilization monitoring for monitoring the reading processing and/or print processing

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JP2010039791A (ja) * 2008-08-05 2010-02-18 Toshiba Corp 携帯端末装置
US8185678B1 (en) * 2009-06-19 2012-05-22 Xilinx, Inc. Method and apparatus for controlling a data bus
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