JP2000039404A - X線検査装置自動検査システム - Google Patents

X線検査装置自動検査システム

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JP2000039404A
JP2000039404A JP20469698A JP20469698A JP2000039404A JP 2000039404 A JP2000039404 A JP 2000039404A JP 20469698 A JP20469698 A JP 20469698A JP 20469698 A JP20469698 A JP 20469698A JP 2000039404 A JP2000039404 A JP 2000039404A
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Japan
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ray
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ray generation
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JP20469698A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Kashiwa
義広 柏
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Hitachi Taga Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Taga Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、検出部としてI.I.とテレビカ
メラを備えたX線検査装置において、被検査物を搬送中
に一時停止させることで、X線発生手段のX線発生出力
が低出力でも、被検査物内の検出物を検出できるX線検
査装置のシステム構成を提供することにある。 【解決手段】本発明では、検出部としてI.I.とテレビカ
メラを備えたX線検査装置を、被検査物を搬送中に一時
停止させる搬送装置に設置することで、X線発生手段の
X線発生出力が低出力でも、被検査物内の検出物を検出
することができるという効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線検査装置にお
いてX線発生出力が低出力でも、被検査物内の検出物の
X線透過データを検出し、画像処理手段により自動判定
ができるX線検査装置のシステム構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、X線検査装置での被検査物内の検
査は、X線検査装置を既設コンベアに搭載し被検査物が
既設コンベアのラインスピードで動いている状態で、被
検査物内の検査をおこなっている。また、X線検出装置
にコンベアを搭載し既設コンベア間に設置させ、既設コ
ンベアより被検査物をX線検出装置の搭載コンベアに移
動させて、被検査物内の検査をしているX線検査装置も
ある。検出物としては、金属,ガラス,石,ゴム,プラ
スチックなどの異物や飲料水の液面レベルを検出してい
る。
【0003】被検査物内の検出物のX線透過データを検
出する検出手段としては、X線用ラインセンサを用いて
いる装置が主流となってきている。他の検出手段として
は、イメージインテンシファイア(以下I.I.と称す)に
撮像された画面をテレビカメラで撮影して検出している
検出手段などもある。また、I.I.に撮像された被検査物
内の検出物の透過データを、テレビカメラを用いずに目
視で検査する装置もある。ラインセンサに比べI.I.に撮
像させるためのX線発生出力は、非常に低い出力で撮像
することが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
動いている被検査物が検出部を通過するときにX線透過
データの検出をおこなわないといけない。X線用ライン
センサの場合は検出部の通過時間が速いと、X線透過デ
ータの検出部への蓄積量(時間)が少なくなるため、X
線発生出力(管電圧,管電流)を上げ、X線の強度を強
くすることで検出部の蓄積量を増し検出を可能にしてい
る。このような対応でコンベアのラインスピードに追従
できるようにしている。I.I.の場合は、テレビカメラの
シャッタースピードをコンベアのラインスピードに合わ
せて撮影するため、コンベアラインのスピードが速いと
シャッタースピードも速くなり光量不足となってしまう
ため、速いスピードで動いている被検査物の検出物の検
出は困難になってくる。
【0005】X線用ラインセンサの場合、X線の強度を
強くすることはX線量が増えることになり、X線検査装
置より漏洩するX線量も増えてくるため、X線の防護対
策(遮蔽)を十分におこなう必要がある。また、被検査
物へ照射するX線量も増えてくる。更に、X線発生出力
(管電圧,管電流)を上げることは、X線発生管の発熱
量が増すことになり、熱対策としてX線発生管を油冷却
する必要もでてくる。
【0006】X線発生出力(管電圧,管電流)を上げる
ことは、以上のような対応を図る必要がでてくるため、
X線検査装置が大形化し設置スペースに問題が生じた
り、漏洩X線量が規格値以下にできない場合は、設置場
所を管理区域にしなければならず設置場所に制約が生じ
るなどの問題があった。
【0007】本発明の目的は、検出部としてI.I.とテレ
ビカメラを備えたX線検査装置において、被検査物を搬
送中に一時停止させることで、X線発生手段のX線発生
出力が低出力でも、被検査物内の検出物を検出できるX
線検査装置のシステム構成を提供することと、X線発生
出力が低出力になるためX線検査装置の小形化、および
X線防護対策が容易になることも提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
には、検出部としてI.I.とテレビカメラを備えたX線検
査装置において、被検査物を搬送中に一時停止させたと
きのI.I.に撮像されたX線透過データを、テレビカメラ
のシャッタースピードをX線透過データを撮影できるス
ピードで撮影することで、X線透過データを撮影すると
きの光量不足を時間により補うことができ目的が達成さ
れる。
【0009】即ち、X線は、X線発生管の陽極に高電
圧,陰極に低電圧をかけて発生させている。本発明によ
れば、X線発生出力が低出力でよく高電圧の値も低くな
るために、X線発生管の陽極部(または陰極部)の絶縁
対策が容易にできるという作用がある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。
【0011】図1は、本発明の実施形態に係るX線検査
装置自動検査システムの一例を示す斜視図。図2は、本
発明の実施形態に係るX線検査装置自動検査システムの
システム構成図。
【0012】図1に示すようにX線検査装置自動検査シ
ステムは、X線発生管3,検出手段(I.I.4とテレビカ
メラ11)のX線発生本体部1と画像処理部5,表示部
6,制御部7の制御装置本体部2に別けた構成としてい
る。別体にすることで、間欠搬送装置8上に設置する装
置サイズが小さくでき省スペース化に有効である。X線
発生本体部1と制御装置本体部2は、ケーブル14で接
続し制御装置本体部2でX線発生本体部1は制御されて
いる。尚、X線発生本体部1と制御装置本体部2を一体
で構成してもよいことはいうまでもない。X線発生本体
部1は間欠搬送装置8上に配置し、X線発生管3の照射
範囲に被検査物9を一時停止させるように配置してい
る。また、図示はしていないが間欠搬送装置8の高さに
合わせるための高さ調整機構が、X線発生本体部1の設
置脚には設けられている。制御装置本体部2は、X線発
生本体部1の近傍で操作性のよい場所に配置している。
【0013】図2にX線検査装置自動検査システムのシ
ステム構成図を示す。X線発生管3から照射したX線1
0は被検査物9内を透過した後、被検査物9内の検出物
のX線透過データとして、I.I.4に入力され可視光に撮
像される。X線発生管3とI.I.4は被検査物9を挟んで
対向した配置になっている。画像処理部5へのX線透過
データの取込みは、X線発生管3の照射範囲に間欠搬送
されてきた被検査物9を、被検査物9の有無を検知する
被検査物検知センサ12で検知し、その検知信号によ
り、I.I.4に撮像されているX線透過データを、画像処
理部5で制御しているテレビカメラ11で撮影しておこ
なう。I.I.4の撮像画面は、ノイズ分が多いため1回の
撮影では検出物が検出できない場合がある。その時は、
テレビカメラ11での撮影を数回(同一画面)おこな
い、X線透過データの積算をし平均化することでノイズ
分を減らし、検出物を検出できるようにする。画像処理
部5へ取込まれたX線透過データは、画像処理部5で合
否の判定をおこない、制御部7を介して表示部6への表
示と、検出データが否の場合は排斥器13へ信号が送ら
れ、排斥器13により対象の被検査物9が排斥される。
本発明での検査システムで検出できる検出物であれば、
どのような被検査物を対象にしてもよいことはいうまで
もない。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、検出部としてI.I.とテ
レビカメラを備えたX線検査装置において、被検査物を
搬送中に一時停止させることで、X線発生手段のX線発
生出力が低出力でも、被検査物内の検出物を検出するこ
とができるという効果がある。また、X線発生出力が低
出力になるためX線検査装置の小形化が図れるという効
果がある。X線発生本体部と制御装置本体部を別体にす
ることで、間欠搬送装置上に設置する装置サイズが小さ
くでき、更に小形化が図れ省スペース化に効果がある。
また、X線防護対策が容易にできるという効果と、およ
びX線発生出力が低出力ということは高電圧の値も低く
なるために、X線発生管の陽極部(または陰極部)の絶
縁対策が容易にできるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るX線検査装置自動検査
システムの一例を示す斜視図。
【図2】本発明の実施形態に係るX線検査装置自動検査
システムのシステム構成図。
【符号の説明】
1…X線発生本体部、2…制御装置本体部、3…X線発
生管、4…I.I.、5…画像処理部、6…表示部、7…制
御部、8…間欠搬送装置、9…被検査物、10…X線、
11…テレビカメラ、12…被検査物検知センサ、13
…排斥器、14…ケーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G001 AA01 BA11 DA02 DA09 FA29 HA07 HA13 HA15 HA20 JA09 JA11 PA11 3F079 CA38 CA44 CB29 DA11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】X線を被検査物に向けて照射するX線発生
    手段と、被検出物内の検出物のX線透過データを検出す
    る検出手段と、検出手段より得られたX線透過データの
    合否を自動判定する画像処理手段と、合否の判定結果を
    表示する表示手段と、これらを統合制御するための制御
    手段とを有し、検出手段としてイメージインテンシファ
    イアとテレビカメラを備えたX線検査装置において、被
    検査物を搬送中に一時停止させることで、X線発生手段
    のX線発生出力が低出力でも、被検出物内の検出物のX
    線透過データを検出し、画像処理手段により自動判定が
    できることを特徴とするX線検査装置自動検査システ
    ム。
  2. 【請求項2】請求項1において、X線発生手段,検出手
    段と画像処理手段,表示手段,制御手段とを別筐体にす
    ることを特徴とするX線検査装置自動検査システム。
JP20469698A 1998-07-21 1998-07-21 X線検査装置自動検査システム Pending JP2000039404A (ja)

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