JP2000039223A - マルチ型冷暖房兼用空気調和機 - Google Patents
マルチ型冷暖房兼用空気調和機Info
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- F24F1/00—Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
- F24F1/0007—Indoor units, e.g. fan coil units
- F24F1/0059—Indoor units, e.g. fan coil units characterised by heat exchangers
- F24F1/0063—Indoor units, e.g. fan coil units characterised by heat exchangers by the mounting or arrangement of the heat exchangers
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- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 第１室外熱交換部を通過する冷媒の圧力降下
量を一定にして伝熱管上に不均一に形成される着霜を抑
制させるだけでなく、過度の着霜を防止することができ
るマルチ型冷暖房兼用空気調和機を提供する。 【解決手段】 本発明は、第１圧縮機１及び第２圧縮機
２、第１圧縮機と連結される少なくとも一つの第１室内
熱交換器１１、第２圧縮機と連結される少なくとも一つ
の第２室内熱交換器１２、及び第１圧縮機と第１室内熱
交換器とを連結する第１伝熱管と、第２圧縮機と第２室
内熱交換器とを連結する第２伝熱管とを有する単一の室
外熱交換器９を有する空気調和機に係り、室外熱交換器
９は複数の帯状の積層されたフィンを有し、フィンはフ
ィンの長さ方向に対して相互区切られて第１伝熱管が付
属される第１室外熱交換部５と、第２伝熱管が付属され
る第２室外熱交換部７とを有することを特徴とする。
量を一定にして伝熱管上に不均一に形成される着霜を抑
制させるだけでなく、過度の着霜を防止することができ
るマルチ型冷暖房兼用空気調和機を提供する。 【解決手段】 本発明は、第１圧縮機１及び第２圧縮機
２、第１圧縮機と連結される少なくとも一つの第１室内
熱交換器１１、第２圧縮機と連結される少なくとも一つ
の第２室内熱交換器１２、及び第１圧縮機と第１室内熱
交換器とを連結する第１伝熱管と、第２圧縮機と第２室
内熱交換器とを連結する第２伝熱管とを有する単一の室
外熱交換器９を有する空気調和機に係り、室外熱交換器
９は複数の帯状の積層されたフィンを有し、フィンはフ
ィンの長さ方向に対して相互区切られて第１伝熱管が付
属される第１室外熱交換部５と、第２伝熱管が付属され
る第２室外熱交換部７とを有することを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチ型冷暖房兼
用空気調和機に係り、より詳しく言えば、第１室外熱交
換部を通過する冷媒の圧力降下量を一定にして伝熱管上
に不均一に形成される着霜を抑制させるだけでなく、第
１室外熱交換部と第２室外熱交換部との冷媒流路が相互
重畳されないので過度の着霜を防止することができるマ
ルチ型冷暖房兼用空気調和機に関する。
用空気調和機に係り、より詳しく言えば、第１室外熱交
換部を通過する冷媒の圧力降下量を一定にして伝熱管上
に不均一に形成される着霜を抑制させるだけでなく、第
１室外熱交換部と第２室外熱交換部との冷媒流路が相互
重畳されないので過度の着霜を防止することができるマ
ルチ型冷暖房兼用空気調和機に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２は従来のマルチ型冷暖房兼用空気調
和機の冷媒回路図である。この図面に示したように、従
来のマルチ型冷暖房兼用空気調和機は冷媒を圧縮する第
１圧縮機１０１及び第２圧縮機１０３と、第１圧縮機１
０１と連結された第１室外熱交換部１０５及び第２圧縮
機１０３と連結された第２室外熱交換部１０７を有する
単一の室外熱交換器１０９と、第１室外熱交換部１０５
と連結された第１室内熱交換器１１１と第２室外熱交換
部１０７と連結された第２室内熱交換器１１３及び第３
室内熱交換器１１５が閉回路で設けられている。
和機の冷媒回路図である。この図面に示したように、従
来のマルチ型冷暖房兼用空気調和機は冷媒を圧縮する第
１圧縮機１０１及び第２圧縮機１０３と、第１圧縮機１
０１と連結された第１室外熱交換部１０５及び第２圧縮
機１０３と連結された第２室外熱交換部１０７を有する
単一の室外熱交換器１０９と、第１室外熱交換部１０５
と連結された第１室内熱交換器１１１と第２室外熱交換
部１０７と連結された第２室内熱交換器１１３及び第３
室内熱交換器１１５が閉回路で設けられている。
【０００３】第１圧縮機１０１及び第２圧縮機１０３の
吐出側には冷房及び暖房運転による冷媒の流動方向をこ
れら圧縮機と連結された室外熱交換部及び室内熱交換器
に向かうように選択的に変換させる四方向転換弁１３５
が設けられている。第１室外熱交換部１０５と第１室内
熱交換器１１１との間には暖房運転をする時、第１室内
熱交換器１１１から第１毛細管１１７を通過した冷媒を
２次減圧させる第２毛細管１１９が設けられており、冷
房運転をする時、第１室外熱交換部１０５から第１室内
熱交換器１１１に向かう冷媒が第２毛細管１１９を経ず
に第１毛細管１１７に向かうように通過させるチェック
弁１２１が第２毛細管１１９と並列に連結されている。
吐出側には冷房及び暖房運転による冷媒の流動方向をこ
れら圧縮機と連結された室外熱交換部及び室内熱交換器
に向かうように選択的に変換させる四方向転換弁１３５
が設けられている。第１室外熱交換部１０５と第１室内
熱交換器１１１との間には暖房運転をする時、第１室内
熱交換器１１１から第１毛細管１１７を通過した冷媒を
２次減圧させる第２毛細管１１９が設けられており、冷
房運転をする時、第１室外熱交換部１０５から第１室内
熱交換器１１１に向かう冷媒が第２毛細管１１９を経ず
に第１毛細管１１７に向かうように通過させるチェック
弁１２１が第２毛細管１１９と並列に連結されている。
【０００４】第２室外熱交換部１０７と第２室内熱交換
器１１３及び第３室内熱交換器１１５との間には分岐部
１３７が設けられている。分岐部１３７と第２室内熱交
換器１１３との間には第２電動膨脹弁１２３が設けられ
ており、分岐部１３７と第３室内熱交換器１１５との間
には第３電動膨脹弁１２５が設けられている。第２室外
熱交換部１０７と第２圧縮機１０３との間には第２室内
熱交換器１１３及び第３室内熱交換器１１５の中でいず
れか一つを単独冷房運転する時、第２室外熱交換部１０
７を通過する冷媒の一部を第２圧縮機１０３にバイパス
させることができるバイパス用電子弁１２７と、この電
子弁１２７を経てバイパスされる冷媒を絞り膨脹させる
バイパス用毛細管１２９が設けられている。
器１１３及び第３室内熱交換器１１５との間には分岐部
１３７が設けられている。分岐部１３７と第２室内熱交
換器１１３との間には第２電動膨脹弁１２３が設けられ
ており、分岐部１３７と第３室内熱交換器１１５との間
には第３電動膨脹弁１２５が設けられている。第２室外
熱交換部１０７と第２圧縮機１０３との間には第２室内
熱交換器１１３及び第３室内熱交換器１１５の中でいず
れか一つを単独冷房運転する時、第２室外熱交換部１０
７を通過する冷媒の一部を第２圧縮機１０３にバイパス
させることができるバイパス用電子弁１２７と、この電
子弁１２７を経てバイパスされる冷媒を絞り膨脹させる
バイパス用毛細管１２９が設けられている。
【０００５】一方、第１室外熱交換部１０５には第１圧
縮機１０１と連結された二つの圧縮機側冷媒ポート１３
１が形成されており、第１室内熱交換器１１１と連結さ
れる一つの室内機側冷媒ポート１３３が形成されてい
る。また、第１室外熱交換部１０５の冷媒流路と第２室
外熱交換部１０７の冷媒流路の一部領域が重畳された熱
交換重畳部１５０が形成されている。
縮機１０１と連結された二つの圧縮機側冷媒ポート１３
１が形成されており、第１室内熱交換器１１１と連結さ
れる一つの室内機側冷媒ポート１３３が形成されてい
る。また、第１室外熱交換部１０５の冷媒流路と第２室
外熱交換部１０７の冷媒流路の一部領域が重畳された熱
交換重畳部１５０が形成されている。
【０００６】以上の構成によって、第１室内熱交換器１
１１が設けられた室内を冷房させる時、第１圧縮機１０
１から圧縮された冷媒は第１四方向転換弁１３４を経て
第１室外熱交換部１０５に流入される。第１室外熱交換
部１０５に流入された冷媒は第１室外熱交換部１０５を
通過しながら室外空気との熱伝達により凝縮されて第１
熱交換部１０５から流出される。第１室外熱交換部１０
５から流出された冷媒は第１室外熱交換部１０５と第１
室内熱交換器１１１との間の配管に設けられたチェック
弁１２１を通過して第１毛細管１１７を経ながら絞り膨
脹される。第１毛細管１１７により絞り膨脹された冷媒
は第１室内熱交換器１１１に流入され、第１室内熱交換
器１１１を通過しながら室内空気との熱伝達により蒸発
されて室内空気を冷却させる。第１室内熱交換器１１１
を経ながら蒸発された冷媒は第１四方向転換弁１３４を
経て第１圧縮機１０１に復帰される。
１１が設けられた室内を冷房させる時、第１圧縮機１０
１から圧縮された冷媒は第１四方向転換弁１３４を経て
第１室外熱交換部１０５に流入される。第１室外熱交換
部１０５に流入された冷媒は第１室外熱交換部１０５を
通過しながら室外空気との熱伝達により凝縮されて第１
熱交換部１０５から流出される。第１室外熱交換部１０
５から流出された冷媒は第１室外熱交換部１０５と第１
室内熱交換器１１１との間の配管に設けられたチェック
弁１２１を通過して第１毛細管１１７を経ながら絞り膨
脹される。第１毛細管１１７により絞り膨脹された冷媒
は第１室内熱交換器１１１に流入され、第１室内熱交換
器１１１を通過しながら室内空気との熱伝達により蒸発
されて室内空気を冷却させる。第１室内熱交換器１１１
を経ながら蒸発された冷媒は第１四方向転換弁１３４を
経て第１圧縮機１０１に復帰される。
【０００７】また、第１室内熱交換器１１１が設けられ
た室内を暖房させる時には、第１圧縮機１０１から圧縮
された冷媒は第１四方向転換弁１３４を経て第１室内熱
交換器１１１に流入される。第１室内熱交換器１１１に
流入された冷媒は第１室内熱交換器１１１を経ながら室
内空気との熱伝達によって室内空気に熱を供給して室内
を暖房させ冷媒は凝縮される。第１室内熱交換器１１１
で凝縮された冷媒は第１毛細管１１７を通過しながら１
次絞り膨脹され、第２毛細管１１９を経ながら２次絞り
膨脹されて第１室外熱交換部１０５に流入される。
た室内を暖房させる時には、第１圧縮機１０１から圧縮
された冷媒は第１四方向転換弁１３４を経て第１室内熱
交換器１１１に流入される。第１室内熱交換器１１１に
流入された冷媒は第１室内熱交換器１１１を経ながら室
内空気との熱伝達によって室内空気に熱を供給して室内
を暖房させ冷媒は凝縮される。第１室内熱交換器１１１
で凝縮された冷媒は第１毛細管１１７を通過しながら１
次絞り膨脹され、第２毛細管１１９を経ながら２次絞り
膨脹されて第１室外熱交換部１０５に流入される。
【０００８】一方、第２圧縮機１０３と連結された第２
室内熱交換器１１３及び第３室内熱交換器１１５が設け
られた室内を冷房運転する時、第２圧縮機１０３から圧
縮された冷媒は第２四方向転換弁１３５を経て第２室外
熱交換部１０７に流入される。第２室外熱交換部１０７
に流入された冷媒は第２室外熱交換部１０７を通過する
室外空気との熱伝達によって凝縮される。
室内熱交換器１１３及び第３室内熱交換器１１５が設け
られた室内を冷房運転する時、第２圧縮機１０３から圧
縮された冷媒は第２四方向転換弁１３５を経て第２室外
熱交換部１０７に流入される。第２室外熱交換部１０７
に流入された冷媒は第２室外熱交換部１０７を通過する
室外空気との熱伝達によって凝縮される。
【０００９】以上の如く、第２室内熱交換器１１３及び
第３室内熱交換器１１５が全て冷房運転をする場合、第
２室外熱交換部１０７に流入された冷媒は全て凝縮され
て第２室外熱交換部１０７から流出され、第２室外熱交
換部１０７から流出された冷媒は第２室内熱交換器１１
３及び第３室内熱交換器１１５の前端にそれぞれ設けら
れた第２電動膨脹弁１２３及び第３電動膨脹弁１２５を
経ながら絞り膨脹されて第２室内熱交換器１１３及び第
３室内熱交換器１１５に流入される。流入された冷媒は
第２室内熱交換器１１３及び第３室内熱交換器１１５を
経ながら室内空気との熱伝達により蒸発されて流出さ
れ、流出された冷媒は第２四方向転換弁１３５を経て第
２圧縮機１０３に流入される。
第３室内熱交換器１１５が全て冷房運転をする場合、第
２室外熱交換部１０７に流入された冷媒は全て凝縮され
て第２室外熱交換部１０７から流出され、第２室外熱交
換部１０７から流出された冷媒は第２室内熱交換器１１
３及び第３室内熱交換器１１５の前端にそれぞれ設けら
れた第２電動膨脹弁１２３及び第３電動膨脹弁１２５を
経ながら絞り膨脹されて第２室内熱交換器１１３及び第
３室内熱交換器１１５に流入される。流入された冷媒は
第２室内熱交換器１１３及び第３室内熱交換器１１５を
経ながら室内空気との熱伝達により蒸発されて流出さ
れ、流出された冷媒は第２四方向転換弁１３５を経て第
２圧縮機１０３に流入される。
【００１０】また、第２室内熱交換器１１３と第３室内
熱交換器１１５の中でいずれか一つだけを冷房運転する
場合には、第２室外熱交換部１０７のいずれか一地点と
第２圧縮機１０３を連結するバイパス管に設けられたバ
イパス用電子弁１２７が開放されて第２室外熱交換部１
０７を通過して凝縮された冷媒の一部がバイパス用電子
弁１２７を通過してバイパス用毛細管１２９を経ながら
絞り膨脹されて第２圧縮機１０３に流入される。第２室
外熱交換部１０７から流出される残りの冷媒は第２室内
熱交換器１１３及び第３室内熱交換器１１５の中で運転
をする室内熱交換器の前端に設けられて開放された電動
膨脹弁を経ながら絞り膨脹され、膨脹された冷媒は室内
熱交換器を経ながら蒸発されて第２四方向転換弁１３５
を経て第２圧縮機１０３に流入される。
熱交換器１１５の中でいずれか一つだけを冷房運転する
場合には、第２室外熱交換部１０７のいずれか一地点と
第２圧縮機１０３を連結するバイパス管に設けられたバ
イパス用電子弁１２７が開放されて第２室外熱交換部１
０７を通過して凝縮された冷媒の一部がバイパス用電子
弁１２７を通過してバイパス用毛細管１２９を経ながら
絞り膨脹されて第２圧縮機１０３に流入される。第２室
外熱交換部１０７から流出される残りの冷媒は第２室内
熱交換器１１３及び第３室内熱交換器１１５の中で運転
をする室内熱交換器の前端に設けられて開放された電動
膨脹弁を経ながら絞り膨脹され、膨脹された冷媒は室内
熱交換器を経ながら蒸発されて第２四方向転換弁１３５
を経て第２圧縮機１０３に流入される。
【００１１】一方、第２圧縮機１０３と連結された第２
室内熱交換器１１３及び第３室内熱交換器１１５が設け
られた室内を暖房運転する時には、第２圧縮機１０３か
ら圧縮された冷媒は第２四方向転換弁１３５を経て第２
室内熱交換器１１３と第３室内熱交換器１１５とに流入
される。第２室内熱交換器１１３と第３室内熱交換器１
１５が全て運転をする場合には、流入された冷媒が第２
電動膨脹弁１２３と第３電動膨脹弁１２５を経ながら膨
脹されて第２室外熱交換部１０７に流入される。第２室
外熱交換部１０７に流入された冷媒は室外空気との熱伝
達によって蒸発され、蒸発された冷媒は第２室外熱交換
部１０７から流出されて第２四方向転換弁１３５を経て
第２圧縮機１０３に流入される。
室内熱交換器１１３及び第３室内熱交換器１１５が設け
られた室内を暖房運転する時には、第２圧縮機１０３か
ら圧縮された冷媒は第２四方向転換弁１３５を経て第２
室内熱交換器１１３と第３室内熱交換器１１５とに流入
される。第２室内熱交換器１１３と第３室内熱交換器１
１５が全て運転をする場合には、流入された冷媒が第２
電動膨脹弁１２３と第３電動膨脹弁１２５を経ながら膨
脹されて第２室外熱交換部１０７に流入される。第２室
外熱交換部１０７に流入された冷媒は室外空気との熱伝
達によって蒸発され、蒸発された冷媒は第２室外熱交換
部１０７から流出されて第２四方向転換弁１３５を経て
第２圧縮機１０３に流入される。
【００１２】第２室内熱交換器１１３及び第３室内熱交
換器１１５の中でいずれか一つだけが運転をする場合、
運転する室内熱交換器と連結された電動膨脹弁は開放さ
れ、運転しない室内熱交換器と連結された電動膨脹弁は
室内熱交換器に冷媒及びオイルが溜まらない程度に開放
される。
換器１１５の中でいずれか一つだけが運転をする場合、
運転する室内熱交換器と連結された電動膨脹弁は開放さ
れ、運転しない室内熱交換器と連結された電動膨脹弁は
室内熱交換器に冷媒及びオイルが溜まらない程度に開放
される。
【００１３】ところが、この種のマルチ型冷暖房兼用空
気調和器においては、第１室外熱交換部１０５の暖房運
転をする場合、第１室内熱交換器１１１と、第１毛細管
１１７と、第２毛細管１１９とを経て流入された冷媒が
第１室外熱交換部１０５に形成された一つの室内機側冷
媒ポート１３３を通じて流入され、第１室外熱交換部１
０５のいずれか一地点で分岐されて二つの圧縮機側冷媒
ポート１３１を通じて流出されることにより分岐点を基
準にして上流側と下流側の圧力降下が違うので第１室外
熱交換部１０５に不均一の着霜が発生し、第１室外熱交
換部１０５と第２室外熱交換部１０７との全てが暖房運
転する場合、熱交換重畳部１５０で着霜が深化されるこ
とにより室外熱交換器１０９の熱交換率が低下される問
題点がある。
気調和器においては、第１室外熱交換部１０５の暖房運
転をする場合、第１室内熱交換器１１１と、第１毛細管
１１７と、第２毛細管１１９とを経て流入された冷媒が
第１室外熱交換部１０５に形成された一つの室内機側冷
媒ポート１３３を通じて流入され、第１室外熱交換部１
０５のいずれか一地点で分岐されて二つの圧縮機側冷媒
ポート１３１を通じて流出されることにより分岐点を基
準にして上流側と下流側の圧力降下が違うので第１室外
熱交換部１０５に不均一の着霜が発生し、第１室外熱交
換部１０５と第２室外熱交換部１０７との全てが暖房運
転する場合、熱交換重畳部１５０で着霜が深化されるこ
とにより室外熱交換器１０９の熱交換率が低下される問
題点がある。
【００１４】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、従来のこのような問題点を考慮して、第１室外熱交
換部を通過する冷媒の圧力降下量を一定にして伝熱管上
に不均一に形成される着霜を抑制させるだけでなく、第
１室外熱交換部と第２室外熱交換部との冷媒流路が相互
重畳されないので過度の着霜を防止することができるマ
ルチ型冷暖房兼用空気調和機を提供する。
は、従来のこのような問題点を考慮して、第１室外熱交
換部を通過する冷媒の圧力降下量を一定にして伝熱管上
に不均一に形成される着霜を抑制させるだけでなく、第
１室外熱交換部と第２室外熱交換部との冷媒流路が相互
重畳されないので過度の着霜を防止することができるマ
ルチ型冷暖房兼用空気調和機を提供する。
【００１５】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、第１圧縮機及び第２圧縮機；前記第１圧縮
機と連結される少なくとも一つの第１室内熱交換器；前
記第２圧縮機と連結される少なくとも一つの第２室内熱
交換器；前記第１圧縮機と前記第１室内熱交換器とを連
結する第１伝熱管と、前記第２圧縮機と前記第２室内熱
交換器とを連結する第２伝熱管とを有する単一の室外熱
交換器において、前記室外熱交換器は複数の積層された
フィンを有し、前記フィンは前記第１伝熱管が付属され
る第１室外熱交換部と、前記第２伝熱管が付属される第
２室外熱交換部とを有することを特徴とするマルチ型冷
暖房兼用空気調和機により達成される。
決するため、第１圧縮機及び第２圧縮機；前記第１圧縮
機と連結される少なくとも一つの第１室内熱交換器；前
記第２圧縮機と連結される少なくとも一つの第２室内熱
交換器；前記第１圧縮機と前記第１室内熱交換器とを連
結する第１伝熱管と、前記第２圧縮機と前記第２室内熱
交換器とを連結する第２伝熱管とを有する単一の室外熱
交換器において、前記室外熱交換器は複数の積層された
フィンを有し、前記フィンは前記第１伝熱管が付属され
る第１室外熱交換部と、前記第２伝熱管が付属される第
２室外熱交換部とを有することを特徴とするマルチ型冷
暖房兼用空気調和機により達成される。
【００１６】ここで、前記第２圧縮機は複数の第２室内
熱交換器が連結されており、前記各第２室内熱交換器は
相互並列連結されることが望ましく、前記第１圧縮機は
単一の第１室内熱交換器と連結されるのが望ましい。ま
た、前記第１室外熱交換部は前記第１圧縮機と連結され
る複数の圧縮機側冷媒ポートと、前記圧縮機側冷媒ポー
トとそれぞれ対応して前記第１室内熱交換器に連結され
る室内機側冷媒ポートとを有することが望ましい。
熱交換器が連結されており、前記各第２室内熱交換器は
相互並列連結されることが望ましく、前記第１圧縮機は
単一の第１室内熱交換器と連結されるのが望ましい。ま
た、前記第１室外熱交換部は前記第１圧縮機と連結され
る複数の圧縮機側冷媒ポートと、前記圧縮機側冷媒ポー
トとそれぞれ対応して前記第１室内熱交換器に連結され
る室内機側冷媒ポートとを有することが望ましい。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して本
発明の望ましい実施形態を詳しく説明する。図１は本発
明によるマルチ型冷暖房兼用空気調和機の冷媒回路図で
ある。この図面に示したように、本発明によるマルチ型
冷暖房兼用空気調和機は従来の冷暖房兼用空気調和機の
如く、冷媒を圧縮する第１圧縮機１及び第２圧縮機３
と、第１圧縮機１と連結されて室外空気との熱伝達が行
われ、第１伝熱管を有する第１室外熱交換部５及び第２
圧縮機３と連結されて室外空気との熱伝達が行われ、第
２伝熱管を有する第２室外熱交換部７を備える単一の室
外熱交換器９と、第１室外熱交換部５と連結される第１
室内熱交換器１１と第２室外熱交換部７と連結された第
２室内熱交換器１３及び第３室内熱交換器１５とを有す
る。
発明の望ましい実施形態を詳しく説明する。図１は本発
明によるマルチ型冷暖房兼用空気調和機の冷媒回路図で
ある。この図面に示したように、本発明によるマルチ型
冷暖房兼用空気調和機は従来の冷暖房兼用空気調和機の
如く、冷媒を圧縮する第１圧縮機１及び第２圧縮機３
と、第１圧縮機１と連結されて室外空気との熱伝達が行
われ、第１伝熱管を有する第１室外熱交換部５及び第２
圧縮機３と連結されて室外空気との熱伝達が行われ、第
２伝熱管を有する第２室外熱交換部７を備える単一の室
外熱交換器９と、第１室外熱交換部５と連結される第１
室内熱交換器１１と第２室外熱交換部７と連結された第
２室内熱交換器１３及び第３室内熱交換器１５とを有す
る。
【００１８】第１圧縮機１及び第２圧縮機３の吐出側に
は冷房及び暖房運転による冷媒の流動方向を室外熱交換
部及び室内熱交換器に転換させる四方向転換弁３４，３
５が設けられている。第１室外熱交換部５と第１室内熱
交換器１１との間には暖房運転をする時、第１室内熱交
換器１１から第１毛細管１７を通過した冷媒を２次減圧
膨脹させる第２毛細管１９が設けられており、冷房運転
をする時、第１室外熱交換部５から第１室内熱交換器１
１に向かう冷媒が第２毛細管１９を経ずに第１毛細管１
７に向かうように通過させるチェック弁２１が第２毛細
管１９と並列に連結されている。
は冷房及び暖房運転による冷媒の流動方向を室外熱交換
部及び室内熱交換器に転換させる四方向転換弁３４，３
５が設けられている。第１室外熱交換部５と第１室内熱
交換器１１との間には暖房運転をする時、第１室内熱交
換器１１から第１毛細管１７を通過した冷媒を２次減圧
膨脹させる第２毛細管１９が設けられており、冷房運転
をする時、第１室外熱交換部５から第１室内熱交換器１
１に向かう冷媒が第２毛細管１９を経ずに第１毛細管１
７に向かうように通過させるチェック弁２１が第２毛細
管１９と並列に連結されている。
【００１９】第２室外熱交換部７と第２室内熱交換器１
３及び第３室内熱交換器１５との間には分岐部３７が設
けられている。分岐部３７と第２室内熱交換器１３との
間には第２電動膨脹弁２３が設けられており、分岐部３
７と第３室内熱交換器１５との間には第３電動膨脹弁２
５が設けられている。第２室外熱交換部７と第２圧縮機
３との間には第２室内熱交換器１３及び第３室内熱交換
器１５の中でいずれか一つを単独冷房運転する時、第２
室外熱交換部７を通過する冷媒の一部を第２圧縮機３に
バイパスさせることができるバイパス用電子弁２７と、
この電子弁２７を経てバイパスされる冷媒を絞り膨脹さ
せるバイパス用毛細管２９が設けられている。
３及び第３室内熱交換器１５との間には分岐部３７が設
けられている。分岐部３７と第２室内熱交換器１３との
間には第２電動膨脹弁２３が設けられており、分岐部３
７と第３室内熱交換器１５との間には第３電動膨脹弁２
５が設けられている。第２室外熱交換部７と第２圧縮機
３との間には第２室内熱交換器１３及び第３室内熱交換
器１５の中でいずれか一つを単独冷房運転する時、第２
室外熱交換部７を通過する冷媒の一部を第２圧縮機３に
バイパスさせることができるバイパス用電子弁２７と、
この電子弁２７を経てバイパスされる冷媒を絞り膨脹さ
せるバイパス用毛細管２９が設けられている。
【００２０】一方、室外熱交換部９の第１室外熱交換部
５と第２室外熱交換部７とは多数の積層されたフィンの
長さ方向に対して相互離隔されているので重畳される領
域がなく熱交換区域が独立的に分離されている。また、
第１室外熱交換部４には第１圧縮機１と連結された二つ
の圧縮機側冷媒ポート３１が形成されており、これら圧
縮機冷媒ポート３１と対応されるように第１室内熱交換
器１１と連結された二つの室内機側冷媒ポート３３が形
成されている。
５と第２室外熱交換部７とは多数の積層されたフィンの
長さ方向に対して相互離隔されているので重畳される領
域がなく熱交換区域が独立的に分離されている。また、
第１室外熱交換部４には第１圧縮機１と連結された二つ
の圧縮機側冷媒ポート３１が形成されており、これら圧
縮機冷媒ポート３１と対応されるように第１室内熱交換
器１１と連結された二つの室内機側冷媒ポート３３が形
成されている。
【００２１】以上の構成によって、第１室内熱交換器１
１が設けられた室内を冷房させる時、第１圧縮機１から
圧縮された冷媒は第１四方向転換弁３４を経て第１室外
熱交換部５に形成された二つの圧縮機側冷媒ポート３１
に流入される。第１室外熱交換部５に流入された冷媒は
第１室外熱交換部５を通過しながら室外空気との熱伝達
により凝縮されて第１熱交換部５から流出される。第１
室外熱交換部５から流出された冷媒は第１室外熱交換部
５と第１室内熱交換器１１との間の配管に設けられたチ
ェック弁２１を通過して第１毛細管１７を経ながら絞り
膨脹される。
１が設けられた室内を冷房させる時、第１圧縮機１から
圧縮された冷媒は第１四方向転換弁３４を経て第１室外
熱交換部５に形成された二つの圧縮機側冷媒ポート３１
に流入される。第１室外熱交換部５に流入された冷媒は
第１室外熱交換部５を通過しながら室外空気との熱伝達
により凝縮されて第１熱交換部５から流出される。第１
室外熱交換部５から流出された冷媒は第１室外熱交換部
５と第１室内熱交換器１１との間の配管に設けられたチ
ェック弁２１を通過して第１毛細管１７を経ながら絞り
膨脹される。
【００２２】第１毛細管１７により絞り膨脹された冷媒
は第１室内熱交換器１１に流入され、第１室内熱交換器
１１を通過しながら室内空気との熱伝達により蒸発され
て室内空気を冷却させる。第１室内熱交換器１１を経な
がら蒸発された冷媒は第１四方向転換弁３４を経て第１
圧縮機１に復帰される。
は第１室内熱交換器１１に流入され、第１室内熱交換器
１１を通過しながら室内空気との熱伝達により蒸発され
て室内空気を冷却させる。第１室内熱交換器１１を経な
がら蒸発された冷媒は第１四方向転換弁３４を経て第１
圧縮機１に復帰される。
【００２３】第１室内熱交換器１１が設けられた室内を
暖房させる時には、第１圧縮機１から圧縮された冷媒は
第１四方向転換弁３４を経て第１室内熱交換器１１に流
入される。第１室内熱交換器１１に流入された冷媒は第
１室内熱交換器１１を経ながら室内空気との熱伝達によ
って室内空気に熱を供給して室内を暖房させ冷媒は凝縮
される。第１室内熱交換器１１で凝縮された冷媒は第１
毛細管１７を通過しながら１次絞り膨脹され、第２毛細
管１９を経ながら２次絞り膨脹されて第１室外熱交換部
５に流入される。
暖房させる時には、第１圧縮機１から圧縮された冷媒は
第１四方向転換弁３４を経て第１室内熱交換器１１に流
入される。第１室内熱交換器１１に流入された冷媒は第
１室内熱交換器１１を経ながら室内空気との熱伝達によ
って室内空気に熱を供給して室内を暖房させ冷媒は凝縮
される。第１室内熱交換器１１で凝縮された冷媒は第１
毛細管１７を通過しながら１次絞り膨脹され、第２毛細
管１９を経ながら２次絞り膨脹されて第１室外熱交換部
５に流入される。
【００２４】一方、第２圧縮機３と連結された第２室内
熱交換器１３及び第３室内熱交換器１５が設けられた室
内を冷房運転する時、第２圧縮機３から圧縮された冷媒
は第２四方向転換弁３５を経て第２室外熱交換部７に流
入される。第２室外熱交換部７に流入された冷媒は第２
室外熱交換部７を通過する室外空気との熱伝達によって
凝縮される。
熱交換器１３及び第３室内熱交換器１５が設けられた室
内を冷房運転する時、第２圧縮機３から圧縮された冷媒
は第２四方向転換弁３５を経て第２室外熱交換部７に流
入される。第２室外熱交換部７に流入された冷媒は第２
室外熱交換部７を通過する室外空気との熱伝達によって
凝縮される。
【００２５】以上の如く、第２室内熱交換器１３及び第
３室内熱交換器１５が全て冷房運転をする場合、第２室
外熱交換部７に流入された冷媒は全て凝縮されて第２室
外熱交換部７から流出され、第２室外熱交換部７から流
出された冷媒は第２室内熱交換器１３及び第３室内熱交
換器１５の前端にそれぞれ設けられた第２電動膨脹弁２
３及び第３電動膨脹弁２５を経ながら絞り膨脹されて第
２室内熱交換器１３及び第３室内熱交換器１５に流入さ
れる。流入された冷媒は第２室内熱交換器１３及び第３
室内熱交換器１５を経ながら室内空気との熱伝達により
蒸発されて流出され、流出された冷媒は第２四方向転換
弁３５を経て第２圧縮機３に流入される。
３室内熱交換器１５が全て冷房運転をする場合、第２室
外熱交換部７に流入された冷媒は全て凝縮されて第２室
外熱交換部７から流出され、第２室外熱交換部７から流
出された冷媒は第２室内熱交換器１３及び第３室内熱交
換器１５の前端にそれぞれ設けられた第２電動膨脹弁２
３及び第３電動膨脹弁２５を経ながら絞り膨脹されて第
２室内熱交換器１３及び第３室内熱交換器１５に流入さ
れる。流入された冷媒は第２室内熱交換器１３及び第３
室内熱交換器１５を経ながら室内空気との熱伝達により
蒸発されて流出され、流出された冷媒は第２四方向転換
弁３５を経て第２圧縮機３に流入される。
【００２６】また、第２室内熱交換器１３と第３室内熱
交換器１５の中でいずれか一つだけを冷房運転する場合
には、第２室外熱交換部７のいずれか一地点と第２圧縮
機３とを連結するバイパス管に設けられたバイパス用電
子弁２７が開放されて第２室外熱交換部７を通過して凝
縮された冷媒の一部がバイパス用電子弁２７を通過して
バイパス用毛細管２９を経ながら絞り膨脹されて第２圧
縮機３に流入される。第２室外熱交換部７から流出され
る残りの冷媒は第２室内熱交換器１３及び第３室内熱交
換器１５の中で運転をする室内熱交換器の前端に設けら
れて開放された電動膨脹弁を経ながら絞り膨脹され、膨
脹された冷媒は室内熱交換器を経ながら蒸発されて第２
四方向転換弁３５を経て第２圧縮機３に流入される。
交換器１５の中でいずれか一つだけを冷房運転する場合
には、第２室外熱交換部７のいずれか一地点と第２圧縮
機３とを連結するバイパス管に設けられたバイパス用電
子弁２７が開放されて第２室外熱交換部７を通過して凝
縮された冷媒の一部がバイパス用電子弁２７を通過して
バイパス用毛細管２９を経ながら絞り膨脹されて第２圧
縮機３に流入される。第２室外熱交換部７から流出され
る残りの冷媒は第２室内熱交換器１３及び第３室内熱交
換器１５の中で運転をする室内熱交換器の前端に設けら
れて開放された電動膨脹弁を経ながら絞り膨脹され、膨
脹された冷媒は室内熱交換器を経ながら蒸発されて第２
四方向転換弁３５を経て第２圧縮機３に流入される。
【００２７】一方、第２圧縮機３と連結された第２室内
熱交換器１３及び第３室内熱交換器１５が設けられた室
内を暖房運転する時には、第２圧縮機３から圧縮された
冷媒は第２四方向転換弁３５を経て第２室内熱交換器１
３と第３室内熱交換器１５とに流入される。第２室内熱
交換器１３と第３室内熱交換器１５とが全て運転をする
場合には、流入された冷媒が第２電動膨脹弁２３と第３
電動膨脹弁２５を経ながら膨脹されて第２室外熱交換部
７に流入される。第２室外熱交換部７に流入された冷媒
は室外空気との熱伝達によって蒸発され、蒸発された冷
媒は第２室外熱交換部７から流出されて第２四方向転換
弁３５を経て第２圧縮機３に流入される。
熱交換器１３及び第３室内熱交換器１５が設けられた室
内を暖房運転する時には、第２圧縮機３から圧縮された
冷媒は第２四方向転換弁３５を経て第２室内熱交換器１
３と第３室内熱交換器１５とに流入される。第２室内熱
交換器１３と第３室内熱交換器１５とが全て運転をする
場合には、流入された冷媒が第２電動膨脹弁２３と第３
電動膨脹弁２５を経ながら膨脹されて第２室外熱交換部
７に流入される。第２室外熱交換部７に流入された冷媒
は室外空気との熱伝達によって蒸発され、蒸発された冷
媒は第２室外熱交換部７から流出されて第２四方向転換
弁３５を経て第２圧縮機３に流入される。
【００２８】第２室内熱交換器１３及び第３室内熱交換
器１５の中でいずれか一つだけが運転をする場合、運転
する室内熱交換器と連結された電動膨脹弁は開放され、
運転しない室内熱交換器と連結された電動膨脹弁は室内
熱交換器に冷媒及びオイルが溜まらない程度に開放され
る。以上の如く、第１室外熱交換部５及び第２室外熱交
換部７が暖房運転をする場合、第１室外熱交換部５を流
動する冷媒の熱交換領域と第２室外熱交換部７を流動す
る冷媒の熱交換領域とが相互重畳されず、独立的に分離
されているので着霜の深化を防止することができるだけ
でなく、第１室内熱交換器１１で凝縮された冷媒が第１
室外熱交換部５に形成された二つの室内機側冷媒ポート
３３に流入されて二つの圧縮機側冷媒ポート３１から流
出されるので第１室外熱交換部５での冷媒圧力降下量を
一定にして不均一の着霜の生成を防止することができ
る。
器１５の中でいずれか一つだけが運転をする場合、運転
する室内熱交換器と連結された電動膨脹弁は開放され、
運転しない室内熱交換器と連結された電動膨脹弁は室内
熱交換器に冷媒及びオイルが溜まらない程度に開放され
る。以上の如く、第１室外熱交換部５及び第２室外熱交
換部７が暖房運転をする場合、第１室外熱交換部５を流
動する冷媒の熱交換領域と第２室外熱交換部７を流動す
る冷媒の熱交換領域とが相互重畳されず、独立的に分離
されているので着霜の深化を防止することができるだけ
でなく、第１室内熱交換器１１で凝縮された冷媒が第１
室外熱交換部５に形成された二つの室内機側冷媒ポート
３３に流入されて二つの圧縮機側冷媒ポート３１から流
出されるので第１室外熱交換部５での冷媒圧力降下量を
一定にして不均一の着霜の生成を防止することができ
る。
【００２９】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明による
と、第１室外熱交換部を通過する冷媒の圧力降下量を一
定にして伝熱管上に不均一に形成される着霜を抑制させ
るだけでなく、第１室外熱交換部と第２室外熱交換部と
の冷媒流路が相互重畳されないので過度の着霜を防止す
ることができるマルチ型冷暖房兼用空気調和機を提供す
る。
と、第１室外熱交換部を通過する冷媒の圧力降下量を一
定にして伝熱管上に不均一に形成される着霜を抑制させ
るだけでなく、第１室外熱交換部と第２室外熱交換部と
の冷媒流路が相互重畳されないので過度の着霜を防止す
ることができるマルチ型冷暖房兼用空気調和機を提供す
る。
【図１】 本発明によるマルチ型冷暖房兼用空気調和機
の冷媒回路図である。
の冷媒回路図である。
【図２】 従来のマルチ型冷暖房兼用空気調和機の冷媒
回路図である。
回路図である。
１ 第１圧縮機 ３ 第２圧縮機 ５ 第１室外熱交換部 ７ 第２室外熱交換部 ９ 室外熱交換器 １１ 第１室内熱交換器 １３ 第２室内熱交換器 １５ 第３室内熱交換器 １７ 第１毛細管 １９ 第２毛細管 ２１ チェック弁 ２３ 第２電動膨脹弁 ２５ 第３電動膨脹弁 ２７ バイパス用電子弁 ２９ バイパス用毛細管 ３１ 圧縮機側冷媒ポート ３３ 室内機側冷媒ポート ３４ 第１四方向転換弁 ３５ 第２四方向転換弁
Claims (4)
- 【請求項１】 空気調和機において、 第１圧縮機及び第２圧縮機；前記第１圧縮機と連結され
る少なくとも一つの第１室内熱交換器；前記第２圧縮機
と連結される少なくとも一つの第２室内熱交換器；及び
前記第１圧縮機と前記第１室内熱交換器とを連結する第
１伝熱管と、前記第２圧縮機と前記第２室内熱交換器と
を連結する第２伝熱管とを有する単一の室外熱交換器を
含み、 前記室外熱交換器は複数の積層された帯状のフィンを有
し、前記フィンは前記フィンの長さ方向に対して相互区
切られて前記第１伝熱管が付属される第１室外熱交換部
と、前記第２伝熱管が付属される第２室外熱交換部とを
有することを特徴とするマルチ型冷暖房兼用空気調和
機。 - 【請求項２】 前記第２圧縮機は複数の第２室内熱交換
器が連結され、前記各第２室内熱交換器は相互並列連結
されることを特徴とする請求項１に記載のマルチ型冷暖
房兼用空気調和機。 - 【請求項３】 前記第１圧縮機は単一の第１室内熱交換
器と連結されていることを特徴とする請求項１に記載の
マルチ型冷暖房兼用空気調和機。 - 【請求項４】 前記第１室外熱交換部は前記第１圧縮機
と連結される複数の圧縮機側冷媒ポートと、前記圧縮機
側冷媒ポートとそれぞれ対応して前記第１室内熱交換器
に連結される室内機側冷媒ポートとを有することを特徴
とする請求項１または請求項３に記載のマルチ型冷暖房
兼用空気調和機。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR199828221 | 1998-07-13 | ||
| KR1019980028221A KR20000008422A (ko) | 1998-07-13 | 1998-07-13 | 멀티형 냉난방겸용 공조기기 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| Country | Link |
|---|---|
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| KR (1) | KR20000008422A (ja) |
| CN (1) | CN1173141C (ja) |
| ES (1) | ES2168906B1 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2018193537A1 (ja) * | 2017-04-19 | 2019-11-14 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機及び空気調和機のファン速制御方法 |
| CN114593466A (zh) * | 2022-02-21 | 2022-06-07 | 青岛海信日立空调系统有限公司 | 空调器 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1327173C (zh) * | 2003-03-27 | 2007-07-18 | 海尔集团公司 | 空调器室外机的冷凝器 |
| CN102798245B (zh) * | 2012-09-04 | 2015-01-21 | 合肥美的电冰箱有限公司 | 制冷设备及其制冷系统和该制冷设备的深度制冷方法 |
| CN105467843A (zh) * | 2015-12-28 | 2016-04-06 | 广东芬尼克兹节能设备有限公司 | 一种自动循环开关机控制方法及系统 |
| CN109340966A (zh) * | 2018-11-14 | 2019-02-15 | 中国铁路设计集团有限公司 | 一种专用热回收盘管型风冷氟泵机房专用空调装置 |
| CN109340965A (zh) * | 2018-11-14 | 2019-02-15 | 中国铁路设计集团有限公司 | 一种冷凝器热回收型风冷氟泵机房专用空调装置 |
| KR102105802B1 (ko) | 2019-11-15 | 2020-04-28 | (주)유티즌 | 냉난방 공조 시스템 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2461760A (en) * | 1944-04-01 | 1949-02-15 | Honeywell Regulator Co | Multiple refrigeration system with controls therefor |
| GB2035529B (en) * | 1978-09-22 | 1982-11-24 | Pye Ltd | Providing cooled air in an outside broadcast vehicle |
| US4827733A (en) * | 1987-10-20 | 1989-05-09 | Dinh Company Inc. | Indirect evaporative cooling system |
| US5678626A (en) * | 1994-08-19 | 1997-10-21 | Lennox Industries Inc. | Air conditioning system with thermal energy storage and load leveling capacity |
-
1998
- 1998-07-13 KR KR1019980028221A patent/KR20000008422A/ko active Search and Examination
-
1999
- 1999-02-25 JP JP11048777A patent/JP3088411B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1999-03-24 CN CNB99104195XA patent/CN1173141C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1999-06-18 IT IT1999TO000528A patent/IT1308741B1/it active
- 1999-07-13 ES ES009901566A patent/ES2168906B1/es not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2018193537A1 (ja) * | 2017-04-19 | 2019-11-14 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機及び空気調和機のファン速制御方法 |
| CN114593466A (zh) * | 2022-02-21 | 2022-06-07 | 青岛海信日立空调系统有限公司 | 空调器 |
| CN114593466B (zh) * | 2022-02-21 | 2023-09-12 | 青岛海信日立空调系统有限公司 | 空调器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| ES2168906A1 (es) | 2002-06-16 |
| CN1173141C (zh) | 2004-10-27 |
| ES2168906B1 (es) | 2003-07-01 |
| IT1308741B1 (it) | 2002-01-10 |
| CN1241705A (zh) | 2000-01-19 |
| KR20000008422A (ko) | 2000-02-07 |
| JP3088411B2 (ja) | 2000-09-18 |
| ITTO990528A1 (it) | 2000-12-18 |
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