JP2000038749A - 湯水混合装置 - Google Patents

湯水混合装置

Info

Publication number
JP2000038749A
JP2000038749A JP10206222A JP20622298A JP2000038749A JP 2000038749 A JP2000038749 A JP 2000038749A JP 10206222 A JP10206222 A JP 10206222A JP 20622298 A JP20622298 A JP 20622298A JP 2000038749 A JP2000038749 A JP 2000038749A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
pipe
hot
shower
outflow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10206222A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Yamamoto
幸二 山本
Koichi Oshima
浩一 大嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP10206222A priority Critical patent/JP2000038749A/ja
Publication of JP2000038749A publication Critical patent/JP2000038749A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】シャワー吐水及びカランからの吐水を専用の流
出操作具で操作し、操作間違いを起こすことのないよう
にする。 【解決手段】湯水混合装置の混合水流出部からカラン配
管19aとシャワー配管25aと浴槽注水用配管20a
とを分岐し、これらのカラン配管19a、シャワー配管
25a及び浴槽注水用配管20aにそれぞれ専用の流出
操作具19、25、20を設けてなり、前記各流出操作
具19、25、20を異なる部材に取り付けている。こ
れにより、シャワー吐水、カランからの吐水、浴槽への
注水を、それぞれの各配管に設けた専用の流出操作具1
9、25、20を操作することで行うことができ、吐水
状態を間違うことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一つの湯水混合装
置に連通接続されたシャワーからの吐水及び止水と、カ
ランからの吐水及び止水等を専用的に設けた流出操作具
によって切り換え操作するようにした技術に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の例えば、浴室に設置される湯水混
合装置の一例を示せば、図3の通りである。同図の図
(A)は湯水混合装置の側面図、図(B)は同装置の正
面図である。湯配管1と水配管2とから供給される湯と
水は、脚部3及び4を経て給水接続口5と給湯接続口6
とから水栓本体7内の混合室へ導入される。水栓本体7
は、温調ハンドル8と、シャワー及びカランの切換ハン
ドル11とを有している。温調ハンドル8は、混合室へ
流入する湯と水の流量割合を変更し、所望する温度の温
水を得るためのものである。切換ハンドル11は、所望
する温度の温水に混合された温水を、シャワー配管9を
通じてシャワー吐水するか又はカラン10を通じて通常
の吐水をするかの切り換えを選択的に行うためのもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
湯水混合装置にあっては、シャワー吐水とカランからの
吐水との切り換えを一つのハンドル11で行っているた
め、操作方向を間違うと、予期せずして壁面へ固定され
たままのシャワーヘッドからシャワー吐水が行われ、初
期冷水を頭からかぶったり、衣服を濡らしたりするとい
う問題があった。なお、操作方向を間違わないように、
操作時にその操作方向の表示を確認すればよいが、実際
の使用に際してはこのような確認をせずに使用を開始す
るのが通常であり、前述の問題は極めて重要なものであ
った。なお、このような問題は、シャワー吐水とカラン
からの吐水とを切り換えて選択的に使用する洗面化粧台
の湯水混合装置においても同じであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の前記課題
に鑑みてこれを改良除去したものであって、シャワー吐
水及びカランからの吐水を専用の流出操作具で操作する
ことにより、操作間違いを起こすことのないこの種の湯
水混合装置を提供せんとするものである。
【0005】前記課題を解決するために本発明が採用し
た請求項1の手段は、湯水混合装置の混合水流出部から
カラン配管とシャワー配管とを分岐し、カラン配管及び
シャワー配管にそれぞれ専用の流出操作具を設けてな
り、前記各流出操作具は異なる部材に取り付けられてい
ることを特徴とする湯水混合装置である。シャワー配管
とカラン配管とに専用の流出操作具を設けているので、
シャワーから吐水したい場合は、シャワー配管の流出操
作具を操作すればよく、またカランからの吐水をしたい
場合は、カラン配管の流出操作具を操作すればよく、こ
れらの吐水操作を間違うことがない。
【0006】本発明が採用した請求項2の手段は、湯水
混合装置の混合水流出部からカラン配管とシャワー配管
と浴槽注水用配管とを分岐し、これらのカラン配管、シ
ャワー配管及び浴槽注水用配管にそれぞれ専用の流出操
作具を設けてなり、前記各流出操作具は異なる部材に取
り付けられていることを特徴とする湯水混合装置であ
る。請求項1に加えて、浴槽への注水を、浴室注水用配
管に設けた専用の流出操作具を操作することで行うこと
ができる。
【0007】本発明が採用した請求項3の手段は、各流
出操作具の取り付け面の角度が異なる請求項1又は2に
記載の湯水混合装置である。これらの各流出操作具は、
専用の配管に設けられる上に、その取り付け面の角度が
異なるので、設置場所と設置面の角度とによっても識別
でき、吐水操作の選択に間違うことがない。
【0008】本発明が採用した請求項4の手段は、各流
出操作具は、上下方向へ操作レバーを揺動させること
で、吐水と止水とを選択的に行うものである請求項1乃
至3のいずれか一つに記載の湯水混合装置である。また
各流出操作具は、レバーを上下に揺動させるだけであ
り、その操作は極めて簡単である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の構成を、浴室に
設置した実施の形態に基づいて、図面を参照して説明す
ると次の通りである。図1及び図2は本発明の一実施の
形態に係るものであり、図1は湯水混合装置の全体の配
置を示す浴室壁面の正面図、図2は同側面図である。同
図に示す如く、この実施の形態にあっては、浴槽12の
設置領域と洗場13の領域に及ぶ浴室壁面14にカウン
ター15が配設されている。そして、浴槽12寄りの洗
場13におけるカウンター15の下方の前面パネル16
に、湯水混合装置の水栓本体17が取り付けられてい
る。また洗場13の中央寄りのカウンター下方には、洗
面器載置用の台18が取り付けられており、その上部側
にカラン及びその流出操作具19が取り付けられてい
る。更に、浴槽12側のカウウター下方には、浴槽注水
用のカラン及びその流出操作具20が取り付けられてい
る。
【0010】一方、カウンター15の上方側にあって
は、浴槽12と洗場13とに跨がる位置の浴室壁面14
に、台座カバー21を介して縦手摺り22が取り付けら
れている。台座カバー21の表面側には、縦手摺り22
に並行して上下のシャワーフック23及び24と、シャ
ワーホースの接続用金具25とが取り付けられており、
台座カバー21の表面側及び側面部にはシャワー用の流
出操作具26が取り付けられている。湯水混合装置の水
栓本体17と洗場吐水用のカラン及びその操作具19と
は、前面パネル16と浴室壁面14との間の空間に配設
されたカラン配管19aを通じて連通接続されている。
また湯水混合装置の水栓本体17と浴槽注水用のカラン
及びその流出操作具20とは、前面パネル16と浴室壁
面14との間の空間及び浴槽と浴室壁面との間の空間に
配設された浴槽注水用配管20aを通じて連通接続され
ている。更に、湯水混合装置の水栓本体17とシャワー
用の流出操作具26とは前面パネル16内の空間からカ
ウンター15を貫通して台座カバー21内に配設された
シャワー配管25aを通じて連通接続されており、流出
操作具26とシャワーホース接続用金具25とは台座カ
バー21内のシャワー配管25aによって連通接続され
ている。
【0011】またこの実施の形態では、図1に示すよう
に、台座カバー21の両サイドの浴室壁面14に鏡27
aと27bとを配設している。このとき、台座カバー2
1の側面部には、前記鏡27a及び27bの一側端縁部
を嵌合装着するための縦凹部が形成されており、鏡27
a及び27bの固定具としても機能している。更に、こ
れらの鏡27a及び27bの上方には下面側を開口面と
した照明フード28a及び28bが設けられている。照
明フード28a及び28bは、前記台座カバー21の突
出寸法と同じ寸法だけ浴室壁面14から浴室内側へ突出
して設けられており、台座カバー21と面一になるよう
になされている。
【0012】このように構成された湯水混合装置であれ
ば、湯配管及び水配管を通じて供給された湯と水とは、
湯水混合装置の水栓本体17において所望する温度の温
水に混合され、洗場用のカラン配管19aを通じてカラ
ン19から吐水され、また浴槽注水用配管20aを通じ
てカラン20から吐水され、更にはシャワー配管25a
を通じてシャワー接続金具25へ接続されるシャワーヘ
ッドから吐水される。これらの吐水は、それぞれの配管
19a,20a,25aの途中に配設した各流出操作具
19,20,26の操作レバーを、それぞれ上下に揺動
操作することで行われる。しかも、これらの各流出操作
具19,20,26は、その取り付けられる部材がそれ
ぞれ別のものであり、また別の位置に存在するものであ
り、更には取付面の角度(各流出操作具の向き)も異な
っている。そのため、これらの各流出操作具19,2
0,26を誤って操作するということがなくなり、不用
意に衣服を濡らしたり、頭からシャワー水をかぶったり
する等のことがない。
【0013】なお、図1及び図2に示す実施の形態にあ
っては、縦手摺り22が台座カバー22の寸法分だけ浴
室壁面14から突出した位置に取り付けられているの
で、縦手摺り22が浴室壁面から最も突出した状態で存
在し、浴槽12と洗場13との間の出入りに際し、使用
者が前記縦手摺り22をつかむときに邪魔になるものが
全くなくなり、使用者は容易に縦手摺り22を把持する
ことが可能である。また台座カバー21は、シャワー配
管の配管用スペースとしても利用でき、浴室壁面14を
貫通してシャワー配管を行う等の面倒な作業が不要であ
る。更に、台座カバー21の側面は、鏡27a及び27
bの一部の固定具をも兼用しており、鏡の専用固定具の
数を省略することが可能である。更にまた、照明フード
28a及び28bを設けることにより、浴槽部及び洗場
部の間接照明が行え、使い勝ってがよく、高級感をかも
しだすことも可能である。
【0014】ところで、本発明は上述した実施の形態に
限定されるものではなく、例えば、流出操作具を含む水
栓器具の種類等は、適宜の変更が可能である。また浴室
に設置される湯水混合装置以外にも、洗髪機能を備えた
洗面化粧台等に使用されるシャワーヘッドとカランとの
切り換えが必要な湯水混合装置へも適用することが可能
である。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明にあっては、
湯水混合装置の混合水流出部からカラン配管とシャワー
配管とを分岐し、カラン配管及びシャワー配管にそれぞ
れ専用の流出操作具を設けてなり、前記各流出操作具を
異なる部材に取り付けるようにしたから、シャワーから
吐水したい場合は、シャワー配管の流出操作具を操作す
ればよく、またカランからの吐水をしたい場合は、カラ
ン配管の流出操作具を操作すればよく、これらの吐水操
作を間違うことがない。
【0016】また本発明にあっては、上記構成に加え
て、湯水混合装置の混合水流出部から浴槽注水用配管を
も分岐し、浴槽注水用配管に専用の流出操作具を設けた
から、シャワー吐水、カランからの吐水、浴槽への注水
を、それぞれの配管に設けた専用の流出操作具を操作す
ることで行うことができ、これらの吐水操作を間違うこ
とがない。
【0017】更に、本発明にあっては、各流出操作具の
取り付け面の角度が異なるようにしている。そのため、
各流出操作具の設置場所と設置面の角度とによっても各
流出操作具を識別でき、吐水操作の選択を決して間違う
ことがない。
【0018】更にまた、各流出操作具は、上下方向へ操
作レバーを揺動させることで、吐水と止水とを選択的に
行うものであり、その操作が極めて簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るものであり、湯水
混合装置の全体を示す浴室壁面を正面から見た図面であ
る。
【図2】本発明の一実施の形態に係るものであり、湯水
混合装置の全体を示す浴室壁面を側面から見た図面であ
る。
【図3】従来の湯水混合装置を示すものであり、図
(A)は側面図、図(B)は正面図である。
【符号の説明】
12…浴槽、13…洗場、14…浴室壁面、16…前面
パネル、17…湯水混合装置の水栓本体、19…カラン
及びその流出用操作具、20…浴室注水用カラン及びそ
の流出用操作具、21…縦手摺りの台座カバー、25…
シャワー接続用水栓金具、26…シャワー吐水用の流出
操作具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D060 BB01 3H067 AA32 AA33 BB08 CC07 CC48 DD04 DD12 DD24 FF02 FF11 GG13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】湯水混合装置の混合水流出部からカラン配
    管とシャワー配管とを分岐し、カラン配管及びシャワー
    配管にそれぞれ専用の流出操作具を設けてなり、前記各
    流出操作具は異なる部材に取り付けられていることを特
    徴とする湯水混合装置。
  2. 【請求項2】湯水混合装置の混合水流出部からカラン配
    管とシャワー配管と浴槽注水用配管とを分岐し、これら
    のカラン配管、シャワー配管及び浴槽注水用配管にそれ
    ぞれ専用の流出操作具を設けてなり、前記各流出操作具
    は異なる部材に取り付けられていることを特徴とする湯
    水混合装置。
  3. 【請求項3】各流出操作具の取り付け面の角度が異なる
    請求項1又は2に記載の湯水混合装置。
  4. 【請求項4】各流出操作具は、上下方向へ操作レバーを
    揺動させることで、吐水と止水とを選択的に行うもので
    ある請求項1乃至3のいずれか一つに記載の湯水混合装
    置。
JP10206222A 1998-07-22 1998-07-22 湯水混合装置 Pending JP2000038749A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10206222A JP2000038749A (ja) 1998-07-22 1998-07-22 湯水混合装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10206222A JP2000038749A (ja) 1998-07-22 1998-07-22 湯水混合装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000038749A true JP2000038749A (ja) 2000-02-08

Family

ID=16519794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10206222A Pending JP2000038749A (ja) 1998-07-22 1998-07-22 湯水混合装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000038749A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113677426A (zh) * 2019-04-11 2021-11-19 As 美国股份有限公司 通用预留阀和歧管

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113677426A (zh) * 2019-04-11 2021-11-19 As 美国股份有限公司 通用预留阀和歧管

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003299589A (ja) シャワー装置
JPH1014794A (ja) 洗面化粧台
JP2000038749A (ja) 湯水混合装置
JPH101984A (ja) 混合水栓の設置構造
JPH10211112A (ja) 水栓装置付洗面台
RU2295595C1 (ru) Стиральная машина, комбинированная с умывальником (варианты)
JPS6214199Y2 (ja)
JP2001061685A (ja) 洗面化粧台
JP2590243Y2 (ja) 浴槽への給水装置
JP2001152497A (ja) 湯水混合水栓
JPH0751027Y2 (ja) シャワー装置
JPH0630925Y2 (ja) 洗髪器洗面台
JP3857900B2 (ja) ハンドシャワー付混合水栓
JP2002004361A (ja) 給水栓
JP2002146868A (ja) 水栓装置
JP2019042044A (ja) 水栓装置
JPH1136393A (ja) 水栓器具
JP2000282523A (ja) 埋込水栓
JPH11229469A (ja) トイレルーム
JPH078405A (ja) シャワー装置
JP2000070170A (ja) シャワー装置
JP2003096843A (ja) 埋め込み用湯水混合栓
JP2001348920A (ja) 浴室用壁付水栓
KR100749955B1 (ko) 욕실 공간용 배관 시스템
JP2004131975A (ja) 吐水装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040318

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050801

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050816

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060117