JP2000038224A - 給紙装置における用紙上昇機構 - Google Patents

給紙装置における用紙上昇機構

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JP2000038224A
JP2000038224A JP10206190A JP20619098A JP2000038224A JP 2000038224 A JP2000038224 A JP 2000038224A JP 10206190 A JP10206190 A JP 10206190A JP 20619098 A JP20619098 A JP 20619098A JP 2000038224 A JP2000038224 A JP 2000038224A
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sheet
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lifting mechanism
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JP10206190A
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English (en)
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Hirofumi Sugane
宏文 菅根
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙カセットに積載した用紙を確実に上昇さ
せる用紙上昇機構を提供する。 【解決手段】 用紙を積載することのできる用紙カセッ
トを有し、この用紙カセットを用紙搬送方向に移動させ
てセットさせ、且つ給紙ローラに一定の圧力を加えるた
め、電気的動力により用紙を上昇させ押圧することので
きる給紙装置における用紙上昇機構において、用紙を上
昇させる上昇レバーと動力出力部との動力伝達を切り放
すためのスライド部材と、用紙カセットの移動に伴っ
て、前方に回動すると共にスライド部材を移動自在な回
動部材とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機等の画像
形成装置に使用される給紙装置における用紙上昇装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の用紙上昇装置として
は、例えば特開平5−58480号公報に記載されてい
るようなものが知られている。この従来の用紙上昇機構
について、図7を参照して簡単に説明する。すなわち、
従来の用紙上昇機構1の場合には駆動手段2と押上手段
3及び連動手段4とを有し、駆動手段2は駆動モータ5
により連動して回転するウォームホイール6、大ギヤ
7、駆動ギヤ8を押上手段3は上昇レバー10が設けられ
る軸11に取り付けられるセクタギヤ12とを有している。
また、連動手段4はウォームホイール6を枢支する固定
軸14に揺動自在に装着されたギヤ側アーム15とカセット
側アーム16とを有している。給紙装置24はセパレータロ
ーラ25とフィードローラ26と給紙ローラ23とを有してい
る。17はカセット側アーム16に弾力を付与するためのス
プリングである。また、用紙カセット19の側面には、カ
セット受22のガイド溝21に対向してカム20が取り付け固
定されている。
【0003】従って、用紙カセット19を挿入するとカム
20がガイド溝21に進入すると共に、カセット側アーム16
をスプリング17の弾力に抗して押圧し、この押圧により
駆動ギヤ8とセクタギヤ12とが噛合する。一方、これと
同時に駆動モータ5が駆動(回転)するため駆動ギヤ8
の回転に伴ってセクタギヤ12も回動し、軸11が回転し、
上昇レバー10が上昇する。この上昇レバー10により用紙
カセットの底板(図示せず)も上昇することとなり、用
紙と給紙ローラ23とが所定圧で当接する。実際には、用
紙に給紙ローラ23が当接した際に突片28も上昇するた
め、この突片28により上昇センサ27が遮蔽され、駆動モ
ータ5の停止と共に上昇レバー10の上昇が停止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記のような
従来の用紙上昇機構1の場合には、セクタギア12と駆動
ギヤ8との噛合はスプリング17の弾力による押圧力によ
り行われているため、例えば大容量(多数枚)の用紙を
用紙カセット19に積載した場合には押圧力が正常に伝達
できなくなるという問題がある。すなわち、多数枚の用
紙を用紙カセット19に積載した場合にはその重量により
スプリング17の弾力に抗してセクタギア12と駆動ギヤ8
との噛合を離す方向に押圧力(応力)が作用してしまう
ため、セクタギア12と駆動ギヤ8との噛合不良に起因す
る上昇不良やギヤ破損を招く原因となる。一方、これを
解決すべくスプリング17の弾力を増大させた場合には、
用紙カセット19の操作性が損なわれたり、セクタギア12
と駆動ギヤ8との噛合部に余分な負荷がかかり歯先が破
損する等の不具合を招く恐れがある。また、多数枚の用
紙セットに対応するためには、従来例の場合には大きな
動力を必要とすることから安価なモータを使用すること
ができないという問題がある。
【0005】そこでこの発明の目的は、前記のような従
来の用紙上昇機構のもつ問題を解消し、大容量(多数
枚)の用紙を用紙カセットに積載した場合であっても、
動力を正常に伝達できると共に、安価なモータを使用す
ることができる給紙装置における用紙上昇機構を提供す
るにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な目的を達成するために、用紙を積載することのできる
用紙カセットを有し、この用紙カセットを用紙搬送方向
に移動させてセットさせ、且つ給紙ローラに一定の圧力
を加えるため、電気的動力により用紙を上昇させ押圧す
ることのできる給紙装置における用紙上昇機構におい
て、請求項1に記載の発明は、用紙を上昇させる上昇レ
バーと動力出力部との動力伝達を切り放すためのスライ
ド部材と、用紙カセットの移動に伴って、前方に回動す
ると共にスライド部材を移動自在な回動部材とを設けた
ことを特徴とするものである。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、回動部材は用紙カセットの側端部によ
り回動自在な形状であることを特徴とするものである。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、回動部材はカム形状をもった用紙搬送
方向に対して左右に移動自在な部材であることを特徴と
するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に示すこの発明の第1実施形
態において、前記の従来例と同様の部分については、同
一の符号を付して説明を省略し、主として異なる部分に
ついて説明する。図1に示すように、この第1実施形態
の用紙上昇機構1aでは上昇レバー10が固定される軸11
には中空筒状のスライド部材32が設けられている。この
スライド部材32の端部(図1では、右側)には、スライ
ド部材32の筒部よりも外径寸法の大きな押圧筒部35が固
設され、この押圧筒部35の側面部のほぼ中央部には係合
片40が突設されている。この係合片40は、後述する切欠
き部37と係合自在である。また、スライド部材32の内周
部には、突起33が形成され、この突起33は軸11の外周面
に形成された溝部34と係合している。このため、軸11が
回転するとスライド部材32も同方向に回転する。41はス
プリングで、このスプリング41の一端は軸11の係止部11
aに、他端はスライド部材32の係止部32aに取り付けら
れている。
【0010】さらに、スライド部材32にはコ字型に形成
された回動部材30が隣設されている。すなわち、回動部
材30は枢軸38を中心として回動自在であって、スライド
部材32を挟持する位置に配置されている。そして、図1
に示すように、回動部材30の片側(図1では、右側)が
偏倚した状態で押圧筒部35を押圧(移動)する方向に当
接している。この時、スプリング41の付勢力は自由状態
である。一方、駆動モータ31の回転軸36は円筒状に形成
されており、この回転軸36はその内部に介在する弾性材
(図示せず)により常時押圧筒部35側に突出している。
また、回転軸36には押圧筒部35の係合片40と係合自在に
十字形の切欠き部37が形成されている。
【0011】次に、上述した用紙上昇機構1aの動作を
図2(a),(b),(c)を参照して説明する。まず、図2
(a)に示すように用紙カセット19をサイドフレーム39に
沿ってセットすると、用紙カセット19の前端部19aが回
動部材30に当接すると共に、前方に向けて回動させるた
め、この回動に伴って図2(b)に示すようにスライド部
材32がスプリング41の弾力に抗して、回転軸36に向かっ
て移動する。そして、図2(c)に示すように回動部材30
が回動し直立した状態では、押圧筒部35の係合片40を切
欠き部37に押圧しつつ、係合させる。前述したように、
回転軸36は弾性材の介在により軸方向(左右)に移動可
能なため、係合片40と切欠き部37との係合は確実に行わ
れる。そして、駆動モータ31が回転すると、この回転力
(動力)は回転軸36からスライド部材32、軸11に伝達さ
れ、上昇レバー10が上昇(回動)し、用紙が給紙ローラ
23に当接することとなる。
【0012】一方、用紙カセット19の取り出しを行なっ
た際には回動部材30による押圧力が解除されるため、ス
ライド部材32はスプリング41の弾力により、元の位置に
復帰する。これによって、係合片40と切欠き部37との係
合が外れ、この時には駆動モータ31も停止し上昇レバー
10は自重によりもとの位置まで下降する。このように、
本第1実施形態で回転軸36からの動力伝達が直接上昇レ
バー10に伝達されると共に、動力が解除されない方向に
動力が伝達されるため確実に用紙カセット上に積載させ
た用紙を上昇させることができる。また、大きな駆動力
を必要としないことから、安価な駆動モータを利用する
ことができる。
【0013】図3,4は本発明の第2実施形態を示して
いる。この第2実施形態の用紙上昇機構1bでは回動部
材44が用紙カセット19の側端部19b(図3では、右側)
により回動自在な形状である以外その他の構成は第1実
施形態と相違ない。すなわち、図3に示すように、回動
部材44は上下一対の腕部45と斜行部46とを有するもの
で、スライド部材32を挟持する位置で斜行部46の下端部
が枢軸38により枢支されている。そして、腕部45の片側
(図3では、右側)が押圧筒部35の側面部と当接してい
る。従って、図4(a)に示すように用紙カセット19をセ
ットすると側端部19bが斜行部46に当接しながら、図4
(b)に示すように回動部材44を回動させつつスライド部
材32をスプリング41の弾力に抗して、移動させる。そし
て、図4(c)に示すように回動部材44が回動し直立した
状態では、腕部45により押圧筒部35の係合片40を切欠き
部37に押圧しつつ、係合させるものである。
【0014】図5,6は本発明の第3実施形態を示して
いる。この第3実施形態の用紙上昇機構1cでは回動部
材47が用紙搬送方向に対して左右に移動自在な部材であ
る以外その他の構成は第1実施形態と相違ない。すなわ
ち、図5に示すように、回動部材47は腕部48と斜行部49
とを有するもので、腕部48の片側(図3では、右側)が
押圧筒部35の側面部と当接している。従って、図5(a)
に示すように用紙カセット19をセットすると側端部19b
が斜行部46に当接しながら、図5(b)に示すように回動
部材47を回転軸36に向けて移動させつつ、スライド部材
32をスプリング41の弾力に抗して移動させる。そして、
図5(c)に示すように回動部材47が完全に移動した状態
では、腕部48により押圧筒部35の係合片40を切欠き部37
に押圧しつつ、係合させるものである。尚、この第3実
施形態の場合には枢軸を必要としないが回動部材47を軸
方向に向けて移動できるようにした凹溝を設けることが
好ましい。
【0015】
【発明の効果】この発明は、上記のようであって、請求
項1に記載の発明は、用紙を積載することのできる用紙
カセットを有し、この用紙カセットを用紙搬送方向に移
動させてセットさせ、且つ給紙ローラに一定の圧力を加
えるため、電気的動力により用紙を上昇させ押圧するこ
とのできる給紙装置における用紙上昇機構において、用
紙を上昇させる上昇レバーと動力出力部との動力伝達を
切り放すためのスライド部材と、用紙カセットの移動に
伴って、前方に回動すると共にスライド部材を移動自在
な回動部材とを設けたので、安価な駆動モータを利用で
き、さらに動力出力部からの動力伝達が直接上昇レバー
に伝達されると共に、動力が解除されない方向に動力が
伝達されるため確実に用紙カセット上に積載させた用紙
を上昇させることができるという効果がある。
【0016】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、回動部材は用紙カセットの側端部によ
り回動自在な形状であるので、安価な駆動モータを利用
でき、さらに動力出力部からの動力伝達が直接上昇レバ
ーに伝達されると共に、動力が解除されない方向に動力
が伝達されるため確実に用紙カセット上に積載させた用
紙を上昇させることができるという効果がある。
【0017】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、回動部材はカム形状をもった用紙搬送
方向に対して左右に移動自在な部材であるので、安価な
駆動モータを利用でき、さらに動力出力部からの動力伝
達が直接上昇レバーに伝達されると共に、動力が解除さ
れない方向に動力が伝達されるため確実に用紙カセット
上に積載させた用紙を上昇させることができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態の要部を示す斜視図で
ある。
【図2】同用紙上昇機構の動作を示す上視図である。
【図3】この発明の第2実施形態の要部を示す斜視図で
ある。
【図4】同用紙上昇機構の動作を示す上視図である。
【図5】この発明の第2実施形態の要部を示す斜視図で
ある。
【図6】同用紙上昇機構の動作を示す上視図である。
【図7】従来の用紙上昇機構の要部を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c 用紙上昇機構 2 駆動手段 3 押上手段 4 連動手段 5,31 駆動モータ 6 ウォームホイール 7 大ギヤ 8 駆動ギヤ 10 上昇レバー 11 軸 12 セクタギヤ 14 固定軸 15 ギヤ側アーム 16 カセット側アーム 17,41 スプリング 19 用紙カセット 20 カム 21 溝 22 カセット受 23 給紙ローラ 30,44,47 回動部材 32 スライド部材 35 押圧筒部 36 回転軸 37 切欠き部 40 係合片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を積載することのできる用紙カセッ
    トを有し、この用紙カセットを用紙搬送方向に移動させ
    てセットさせ、且つ給紙ローラに一定の圧力を加えるた
    め、電気的動力により用紙を上昇させ押圧することので
    きる給紙装置における用紙上昇機構において、用紙を上
    昇させる上昇レバーと動力出力部との動力伝達を切り放
    すためのスライド部材と、用紙カセットの移動に伴っ
    て、前方に回動すると共にスライド部材を移動自在な回
    動部材とを設けたことを特徴とする給紙装置における用
    紙上昇機構。
  2. 【請求項2】 回動部材は用紙カセットの側端部により
    回動自在な形状であることを特徴とする請求項1に記載
    の給紙装置における用紙上昇機構。
  3. 【請求項3】 回動部材はカム形状をもった用紙搬送方
    向に対して左右に移動自在な部材であることを特徴とす
    る請求項1に記載の給紙装置における用紙上昇機構。
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