JP2000038028A - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

Info

Publication number
JP2000038028A
JP2000038028A JP10210050A JP21005098A JP2000038028A JP 2000038028 A JP2000038028 A JP 2000038028A JP 10210050 A JP10210050 A JP 10210050A JP 21005098 A JP21005098 A JP 21005098A JP 2000038028 A JP2000038028 A JP 2000038028A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
fins
refrigerant
air conditioner
fin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10210050A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Otsuka
一博 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP10210050A priority Critical patent/JP2000038028A/ja
Publication of JP2000038028A publication Critical patent/JP2000038028A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行風を有効に利用することでコンデンサユ
ニットにおける冷媒の凝縮効率を高め、冷房能力の向上
を図る。 【解決手段】 圧縮機11から供給された冷媒と外気と
の間で熱交換を行わせるコンデンサユニット12が車体
の屋根上に設置されてなる車両用空気調和装置におい
て、ガス冷媒を流通させるチューブと外気との伝熱面積
を増大させるフィン17の上端部17aをケーシング1
8の天井面18Aよりも上方に突出させた。このような
構成によって、走行風をフィン上端部17aで受け、コ
ンデンサユニット12における冷媒の凝縮効率を高める
ようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バス等の車両に設
置されて車室内における冷房を行う車両用空気調和装置
に係り、特に、コンデンサユニットを屋根上に備えた車
両用空気調和装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バス等に装備される車両用空気調和装置
としては、主として大型の観光バスに採用されるサブエ
ンジン方式と、主として路線バスや小型バスなどに採用
される直結方式とが知られている。
【0003】サブエンジン方式は、車両の走行用エンジ
ン(メインエンジン)とは別に空気調和装置専用のエン
ジン(サブエンジン)を備えたものであり、このサブエ
ンジンの駆動力を利用して冷媒系の圧縮機などを運転す
るように構成されている。このサブエンジン方式の場
合、サブエンジンや圧縮機等の主要機器がユニット化さ
れ、通常、車体中央部の車室下側のスペースに設置され
ている。
【0004】これに対して、直結方式の車両用空気調和
装置は、乗用車等と同様に車両の走行用エンジンから冷
媒系の圧縮機などに駆動力を得るものである。小型バス
の場合、圧縮機は車体前部のエンジン近傍に設置され、
コンデンサユニットは車体中央部の車室下側に、そして
エバポレータユニットは車体後部の車室上部(天井)に
設置されることが多い。
【0005】他方、路線バスの場合には、圧縮機は車体
後部のエンジンの近傍に設置され、エバポレータユニッ
トやコンデンサユニットは車体の屋根上に設置されるこ
とが多い。特に最近は、お年寄りや体の不自由な方々の
乗降を容易にすべく車両が低床化される傾向にあり、エ
バポレータユニットやコンデンサユニットを屋根上に設
置する必要性が高まっている。
【0006】このコンデンサユニットは、図8に示すよ
うに、車両の進行方向(白抜き矢印)に向かって左右に
3つづつ、相互に間隔をおいて配される計6つのコンデ
ンサファン1と、これらコンデンサファン1の間に挟ま
れるようにして左右方向中央部に配されるコンデンサ2
とを備えた構成とされている。
【0007】コンデンサ2は、図10に示すように、左
右方向に沿って僅かな間隔をおいて並べられる複数のフ
ィン4と、これらフィン4に直交するように挿通される
複数のチューブ5とを備えている。チューブ5はU字状
をなす冷媒流通用の管体であり、また、フィン4はチュ
ーブ5と外気との伝熱面積を確保する目的で設けられる
ものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のコン
デンサユニットは、図9に示すように、コンデンサファ
ン1の回転によって上面中央部から外気を吸入してコン
デンサ2を通過させることによって、チューブ5内を流
通する冷媒を凝縮させるものであるから、冷媒との熱交
換に供される外気をコンデンサファン1のみによって吸
い込む必要があった。
【0009】このため、夏場等のように外気温が高く、
しかも大きな窓からの日射があり、さらには多数の乗客
がいるような高負荷の条件下であっても、要求通りの冷
房能力を発揮し得る車両用空気調和装置を構成するため
には、コンデンサファン1およびコンデンサ2の大型化
や、それら設置台数の増加を回避し得ないという不都合
があった。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、走行風を有効に利用する
ことで冷媒の凝縮効率を高め、冷房能力の向上を図るこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明においては以下の構成を採用した。すなわち、
請求項1記載の車両用空気調和装置は、ガス状の冷媒を
圧縮する圧縮機と、該圧縮機から供給されたガス冷媒と
外気との間で熱交換を行わせるコンデンサユニットと、
該コンデンサユニットから供給された液冷媒と車室内の
空気との間で熱交換を行わせるエバポレータユニットと
を備えるとともに、前記コンデンサユニットが車体の屋
根上に設置されてなる車両用空気調和装置であって、前
記コンデンサユニットは、前記ガス冷媒を流通させるチ
ューブと、該チューブと外気との伝熱面積を増大させる
ためのフィンとをケーシング内に備えるとともに、前記
フィンの上端部が前記ケーシングの天井面よりも上方に
突出してなることを特徴とするものである。
【0012】この車両用空気調和装置では、車両走行時
に受ける走行風を、ケーシングの天井面から突出したフ
ィンの上端部で受けることができるため、走行風を有効
に利用したフィンの冷却が可能になり、チューブ内を流
通する冷媒の凝縮効率が高められる。
【0013】請求項2記載の車両用空気調和装置は、請
求項1記載の車両用空気調和装置において、前記フィン
は、車両進行方向に対して交差する方向に間隔をおいて
並べられていることを特徴とするものである。
【0014】この車両用空気調和装置では、走行風がフ
ィン上端部とフィン上端部との間を通過することによっ
て、全てのフィンが有効に冷却されるため、冷媒の凝縮
効率が高められる。特に、各フィンを車両進行方向に対
して直交する方向に間隔をおいて並べた場合には、走行
風がフィン上端部とフィン上端部との間を通過する際の
抵抗がほとんどなく、走行風の流れがスムーズになるた
め、冷媒の凝縮効率がより一層高められる。
【0015】請求項3記載の車両用空気調和装置は、請
求項1記載の車両用空気調和装置において、前記フィン
は、車両進行方向に沿って間隔をおいて並べられ、これ
らフィンの前記天井面からの突出高さが、前記進行方向
前方から後方に向かうに従い徐々に高くなるように設定
されていることを特徴とするものである。
【0016】この車両用空気調和装置では、後段に位置
するフィンの上端部が前段に位置するフィンの上端部よ
りも上方に位置するため、走行風によって全てのフィン
が冷却される。よって、この場合にも、ガス冷媒の熱交
換媒体として走行風を有効に利用することができる。
【0017】請求項4記載の車両用空気調和装置は、請
求項1記載の車両用空気調和装置において、前記フィン
は、車両進行方向に沿って間隔をおいて並べられ、各フ
ィンには前記進行方向前方から来る外気を後方に通す開
口部が形成されていることを特徴とするものである。
【0018】この車両用空気調和装置では、前段のフィ
ンで受けた走行風の一部が開口部を通って後段のフィン
へと順次流通して行くため、走行風によって全てのフィ
ンが冷却される。よって、この場合にも上記と同様に、
ガス冷媒の熱交換媒体として、走行風を有効に利用する
ことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態につ
いて、図1〜図4を参照しながら説明する。これらの図
において、符号10は冷媒系、11は圧縮機、12はコ
ンデンサユニット、13は膨張弁、14はエバポレータ
ユニット、15はコンデンサファン、16はコンデン
サ、17はフィン、Eは走行用のエンジンを示してい
る。
【0020】冷媒系10は、図4に示すように、左右2
系列になっており、2台の圧縮機11が走行用のエンジ
ンEに隣接して車体の後部に設置され、ベルト11aに
より駆動されるようになっている。また、コンデンサユ
ニット12及びエバポレータユニット14は、図3に示
すように、ともに車体の屋根上に設置されている。
【0021】コンデンサユニット12は、図1に示すよ
うに、車両の進行方向(白抜き矢印)に向かって左右に
3つづつ、相互に間隔をおいて配される計6つのコンデ
ンサファン15と、これらコンデンサファン15の間に
挟まれるようにして左右方向中央部に配されるコンデン
サ16とがケーシング18内に設けられて構成される。
【0022】コンデンサ16は、図1に示すように、左
右方向(車両進行方向に直交する方向)に僅かに隙間を
あけて平行に配される複数のフィン17と、これらフィ
ン17を挿通する複数のチューブ(図示略)とを備えて
構成されている。チューブは、U字状をなす冷媒流通用
の管体で、その開口端は冷媒の入口および出口とされて
いる。
【0023】また、各チューブの入口は、圧縮機11か
らコンデンサユニット12へと延びる冷媒配管21に接
続され、また、各チューブの出口は、コンデンサユニッ
ト12からエバポレータユニット14へと延びる冷媒配
管22に接続されている。
【0024】フィン17は、チューブと外気との伝熱面
積を増大させる目的で設けられるもので、その上端部1
7aは、図1に示すように、ケーシング18の天井面1
8Aよりも上方に突出している。ちなみに、フィン17
の上端部17aにチューブは挿通されておらず、また、
これら上端部17aは、天井面18Aから一段高められ
たかご状のカバー(図示略)によって覆われている。
【0025】次に、冷媒系10の作用について説明す
る。冷房運転時は、エンジンEを駆動源としてベルト1
1aを介して圧縮機11が駆動され、低温低圧のガス冷
媒を圧縮する。このようにして高温高圧となったガス冷
媒は、コンデンサユニット12に送られて外気と熱交換
する。
【0026】このコンデンサユニット12では、コンデ
ンサファン15の回転によって前記かご状カバーの上面
から外気を吸い込むとともに、走行時においては更に該
カバーの前面からも走行風を取り入れている(図1参
照)。すなわち、コンデンサユニット12に送り込まれ
た高温高圧のガス冷媒は、フィン17を挿通するチュー
ブを流通する間に、各フィン17の間を上方から下方に
通過する吸込流と、各フィン上端部17aの間を前方か
ら後方に通過する走行風とによって冷却凝縮される。
【0027】このようにして凝縮された液冷媒は、レシ
ーバ23に送られて気液の分離がなされ、さらにドライ
ヤ24を経て膨張弁13へと導かれる。膨張弁13で減
圧膨張された高温高圧の液冷媒は、低温低圧の液冷媒と
なってエバポレータユニット14に送り込まれ、ブロア
25に吸引されてエバポレータ26を通過する車室内の
空気と熱交換して該空気を冷却及び除湿する。
【0028】この熱交換により低温低圧のガス冷媒とな
った冷媒は、圧縮機11に戻って再度圧縮され、以下こ
のような時計廻りの循環(図4の実線矢印)を繰り返し
て冷凍サイクルが構成され、この冷凍サイクルによって
車室内の空気調和が実現される。
【0029】以上説明したように、本実施形態の車両用
空気調和装置によれば、コンデンサファン15による吸
込流に加えて、走行時に受ける走行風をガス冷媒の冷却
媒体として有効に利用することができる。しかも、各フ
ィン17が左右方向に間隔をおいて並べられているた
め、走行風が各フィン上端部17aの間をスムーズに通
過して、全てのフィン17を均等かつ有効に冷却するこ
とができる。よって、コンデンサユニット12における
冷媒の凝縮効率が高められ、冷房能力の向上を図ること
ができる。
【0030】なお、本実施形態では、コンデンサユニッ
ト12として、各フィン17を左右方向に並べて構成し
たものについて説明したが、進行方向に対して交差する
方向であれば直交する方向すなわち左右方向に限らず、
任意の角度に沿って並べて構成してもよく、かかる場合
にも、走行風を有効に利用して冷房能力の向上を図るこ
とができる。
【0031】次に、本発明の第2実施形態について、図
5および図6を参照しながら説明する。図5は、本実施
形態に係るコンデンサユニットの斜視図であり、同図
中、符号31はフィンを示し、その他の構成要素につい
ては、図1と同一の符号を付している。
【0032】フィン31は、その上端部31aがケーシ
ング18の天井面18Aから突出するように、車両進行
方向(白抜矢印)に沿って間隔をおいて並べられてお
り、しかも、フィン上端部31aの天井面18Aからの
突出高さが、前記進行方向前方から後方に向かうに従っ
て徐々に増加するように設定されている。
【0033】この突出高さは、冷房能力をどの程度向上
させるかによって適宜設定するものであるが、設定に際
しては、車両高さを不必要に高くすることによって、高
さの制約に伴う市街地における走行性を損ねたり、外観
を悪くしまうといったことのないように配慮しておくこ
とが好ましい。なお、図5および図6では、本発明の思
想を理解し易くするために、天井面18Aからのフィン
突出高さを誇張している。
【0034】この車両用空気調和装置では、後段に位置
するフィン31の上端部31aが前段に位置するフィン
31の上端部31aよりも上方に位置するため、車両走
行時に全てのフィン31が走行風を受けることになる。
よって、本実施形態においても、上記と同様に、コンデ
ンサファン15による吸込流に加えて、走行風をガス冷
媒の冷却に有効利用することができ、冷房能力の向上を
図ることができる。
【0035】次に、本発明の第3実施形態について、図
7を参照しながら説明する。図7は、本実施形態に係る
コンデンサユニットの斜視図であり、同図中、符号41
はフィン、42はスリット(開口部)を示し、その他の
構成要素については、図1と同一の符号を付している。
【0036】フィン41は、その上端部41aがケーシ
ング18の天井面18Aから突出するように、白抜矢印
で示す車両進行方向(前後方向)に沿って間隔をおいて
並べられており、しかも、その上端部31aには、左右
方向に所定の間隔をおいて複数のスリット42が形成さ
れている。また、隣り合うフィン41のスリット42
は、車両進行方向に見て互いに重ならないように左右方
向に位置をずらして形成されている。
【0037】この車両用空気調和装置では、車両走行時
に前段のフィン41で受けた走行風の一部が、スリット
42を通って後段のフィン41へと順次流通して行くた
め、全てのフィン41が走行風によって冷却されること
になる。よって、本実施形態においても、上記と同様
に、コンデンサファン15による吸込流に加えて、走行
風をガス冷媒の冷却に有効利用することができ、冷房能
力の向上を図ることができる。
【0038】なお、本実施形態では、隣り合うフィン3
1のスリット41同士が車両進行方向に沿って互いに重
ならないように形成したものについて説明したが、いく
らか重なっていても良いことは勿論であり、この場合に
も、全フィン41の上端部41aが走行風を受けること
ができ、冷房能力の向上が図られる。
【0039】また、スリット41は、機能的にみて、前
段のフィン41で受けた走行風の一部を後段のフィン4
1へと通し得る開口であれば足りるため、図7に示すよ
う矩形の切欠に代えて、丸孔や角孔等の貫通孔を形成す
るようにしてもよい。
【0040】さらに、上記各実施形態では、圧縮機11
の駆動方式として、直結方式が採用された車両用空気調
和装置について説明したが、サブエンジン方式を採用し
た車両用空気調和装置にも適用可能である。すなわち、
観光バス等の大型バスにおいても、近年は床下のトラン
クルームをより広く確保するために、コンデンサユニッ
ト12をエバポレータユニット14とともに屋根上に設
置する場合があるが、かかる場合にも適用可能である。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、以下の効果を奏することができる。 (a)請求項1記載の車両用空気調和装置においては、
走行時に車両が受ける走行を、コンデンサユニットのケ
ーシング天井面から突出するフィン上端部で受けるよう
にすることで、走行風を有効に利用して冷媒の凝縮効率
を高めるようにしているため、コンデンサユニットの大
型化を来すことなく、冷房能力を向上させることができ
る。
【0042】(b)請求項2記載の車両用空気調和装置
においては、フィンを車両進行方向に対して交差する方
向に間隔をおいて並べるようにしているため、走行風が
各フィン上端部の間を通過する際に全てのフィンが有効
に冷却され、冷媒の凝縮効率を高めることができる。特
に、フィンを車両進行方向に対して直交する方向に間隔
をおいて並べれば、走行風が各フィン上端部の間をスム
ーズに流通し、全てのフィンを均等かつ有効に冷却し得
て、冷媒の凝縮効率をより一層高めることができる。
【0043】(c)請求項3記載の車両用空気調和装置
においては、フィンを車両進行方向に沿って間隔をおい
て並べ、しかもこれらフィンのケーシング天井面からの
突出高さを進行方向前方から後方に向かうに従い徐々に
高くなるように設定することで、全てのフィンを走行風
によって冷却することができるようにしているため、冷
媒の凝縮媒体として走行風を有効に利用し得て、冷房能
力の向上を図ることができる。
【0044】(d)請求項4記載の車両用空気調和装置
においては、フィンを車両進行方向に沿って間隔をおい
て並べ、しかも各フィンに進行方向前方から来る外気を
後方に通す開口部を形成することで、前段のフィンで受
けた走行風を後段のフィンへと順次流通させ、これによ
り全てのフィンを走行風によって冷却できるようにして
いるため、冷媒の凝縮媒体として走行風を有効に利用し
得て、冷房能力の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る車両用空気調和装置の第1実施
形態の要部(コンデンサユニット)を示す斜視図であ
る。
【図2】 図1のA−A線断面図である。
【図3】 図1に示すコンデンサユニットを備えた車両
用空気調和装置を路線バスに搭載した状態を示す斜視図
である。
【図4】 図3に示す車両用空気調和装置の冷媒回路図
である。
【図5】 本発明に係る車両用空気調和装置の第2実施
形態の要部(コンデンサユニット)を示す斜視図であ
る。
【図6】 図5に示すフィンの上端部が走行風を受けて
いる状態を模式的に示す側面図である。
【図7】 本発明に係る車両用空気調和装置の第3実施
形態の要部(コンデンサユニット)を示す斜視図であ
る。
【図8】 従来のコンデンサユニットを模式的に表した
平面図である。
【図9】 図8のB−B線断面図である。
【図10】 図8に示すコンデンサを拡大して示す斜視
図である。
【符号の説明】
11 圧縮機 12 コンデンサユニット 14 エバポレータユニット 15 コンデンサファン 16 コンデンサ 17 フィン 17a 上端部 18 ケーシング 18A 天井面 42 スリット(開口部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス状の冷媒を圧縮する圧縮機と、該圧
    縮機から供給されたガス冷媒と外気との間で熱交換を行
    わせるコンデンサユニットと、該コンデンサユニットか
    ら供給された液冷媒と車室内の空気との間で熱交換を行
    わせるエバポレータユニットとを備えるとともに、前記
    コンデンサユニットが車体の屋根上に設置されてなる車
    両用空気調和装置であって、 前記コンデンサユニットは、前記ガス冷媒を流通させる
    チューブと、該チューブと外気との伝熱面積を増大させ
    るためのフィンとをケーシング内に備えるとともに、前
    記フィンの上端部が前記ケーシングの天井面よりも上方
    に突出してなることを特徴とする車両用空気調和装置。
  2. 【請求項2】 前記フィンは、車両進行方向に対して交
    差する方向に間隔をおいて並べられていることを特徴と
    する請求項1記載の車両用空気調和装置。
  3. 【請求項3】 前記フィンは、車両進行方向に沿って間
    隔をおいて並べられ、これらフィンの前記天井面からの
    突出高さが、前記進行方向前方から後方に向かうに従い
    徐々に高くなるように設定されていることを特徴とする
    請求項1記載の車両用空気調和装置。
  4. 【請求項4】 前記フィンは、車両進行方向に沿って間
    隔をおいて並べられ、各フィンには前記進行方向前方か
    ら来る外気を後方へと通す開口部が形成されていること
    を特徴とする請求項1記載の車両用空気調和装置。
JP10210050A 1998-07-24 1998-07-24 車両用空気調和装置 Withdrawn JP2000038028A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10210050A JP2000038028A (ja) 1998-07-24 1998-07-24 車両用空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10210050A JP2000038028A (ja) 1998-07-24 1998-07-24 車両用空気調和装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000038028A true JP2000038028A (ja) 2000-02-08

Family

ID=16582986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10210050A Withdrawn JP2000038028A (ja) 1998-07-24 1998-07-24 車両用空気調和装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000038028A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6698220B2 (en) * 2002-02-28 2004-03-02 Denso Corporation Automotive air conditioning system
JP2007296930A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 車両用空気調和装置
JP2013116715A (ja) * 2011-12-05 2013-06-13 Mitsubishi Electric Corp 車両用空調装置
CN104075382A (zh) * 2014-07-02 2014-10-01 深圳市英维克科技股份有限公司 一种模块化外置空调
KR102304635B1 (ko) * 2020-03-27 2021-09-24 주식회사 원규 차량 환기구를 통한 에어컨 결합장치

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6698220B2 (en) * 2002-02-28 2004-03-02 Denso Corporation Automotive air conditioning system
JP2007296930A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 車両用空気調和装置
JP2013116715A (ja) * 2011-12-05 2013-06-13 Mitsubishi Electric Corp 車両用空調装置
CN104075382A (zh) * 2014-07-02 2014-10-01 深圳市英维克科技股份有限公司 一种模块化外置空调
KR102304635B1 (ko) * 2020-03-27 2021-09-24 주식회사 원규 차량 환기구를 통한 에어컨 결합장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6769481B2 (en) Outdoor heat exchanger unit, outdoor unit, and gas heat pump type air conditioner
JP3484871B2 (ja) 車両用空調装置
JPH11337193A (ja) 熱体冷却装置
US10919361B2 (en) Cooling module for vehicle
JP3232934B2 (ja) 自動車用空気調和装置
JP2000038028A (ja) 車両用空気調和装置
JP4400332B2 (ja) 車両用空調装置
JP2000038026A (ja) 車両用空気調和装置
US11117447B2 (en) Air conditioner for vehicle
JP6025716B2 (ja) 車両用空調装置
JP2000043553A (ja) 車両用空気調和装置
WO2021002288A1 (ja) 空気調和ユニット、熱交換器、および空気調和機
JP4031573B2 (ja) 車両用空気調和装置
WO2020003967A1 (ja) 熱交換器、車両用空気調和装置
JP2000292028A (ja) サブクールパイプ、コンデンサ及び車両用空気調和装置
JP2009046043A (ja) バス用空調装置
JP2002089977A (ja) 車両用空調装置
JP2000038029A (ja) 車両用空気調和装置
JP2005186852A (ja) 車両用放熱装置
JP2001071738A (ja) コンデンサユニット構造及び車両用空気調和装置
JPH075825U (ja) 自動車用空気調和装置
CN114013248B (zh) 一种车载空调和汽车
KR100308382B1 (ko) 에어콘실외기
JPH0722808U (ja) クーリングユニット
JPH0650144A (ja) 自動車用エアコンのコンデンサ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20051004