JP2000037239A - 移動ラック装置 - Google Patents

移動ラック装置

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JP2000037239A
JP2000037239A JP10208228A JP20822898A JP2000037239A JP 2000037239 A JP2000037239 A JP 2000037239A JP 10208228 A JP10208228 A JP 10208228A JP 20822898 A JP20822898 A JP 20822898A JP 2000037239 A JP2000037239 A JP 2000037239A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ラックの背丈に左右されずに有効な転倒防止機
能を発揮し得る移動ラック装置を提供する。 【解決手段】レール1上に複数のラック2を配設し、ラ
ック2をレール1に沿って移動させることによって、任
意のラック2間に通路を形成し得るように構成したもの
において、ラック2の底部に、ラック2の移動方向端面
2a、2bよりも外方に延出するアーム5を他のラック
2と干渉しないようにして固設しておき、ラック2の転
倒を防止すべくアーム5の延出端部53aをレール1に
より案内し得るように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書庫や倉庫などに
おいて好適に用いられる移動ラック装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】この種の移動ラック装置として、レール
に複数のラックを案内可能に支持させ、前記ラックをレ
ールに沿って移動させることによって、任意のラック間
にレールに直交する方向の通路を形成し得るように構成
したものが知られている。すなわち、このものは、前記
ラックの移動方向端面に棚等を設けておき、必要に応じ
て使用者がラックを移動させ、隣接するラックとの間に
形成した通路を通じて使用者がラック間に入り込むこと
で、所望の棚に対して物品の出し入れを行い得るように
構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の移
動ラック装置は、レールに沿った幅寸法よりも、レール
に直交する奥行寸法の方が遙かに大きい大型のものが少
なくない。このようなものでは、地震等が発生した際、
レールに直交する方向に対してはラックは安定している
が、レール方向に対してはラックは極めて不安定にな
り、転倒という事態が発生する危険性をはらんでいる。
【0004】このような問題点に鑑みて、従来装置に
は、転倒防止機構が設けられているものがある。このも
のは、ラックの移動軌跡に沿って天井レールを設け、こ
の天井レールにラックの上端の一部を係合させてガイド
させ得るように構成したもので、かかる天井レールを採
用する場合は、ラックの下端をレールによってガイドす
る必要がないため、該下端は単に車輪等の支持要素を介
して滑動可能に支持されている。
【0005】ところが、このようにラックの上端と天井
レールを係合させるには、ラックの上端と天井レールの
下面がある程度接近していなければならない。このた
め、背丈が天井高さよりも遙かに小さいラックに対して
は、前記の転倒防止機構は適用できないという不具合が
ある。これに対して、ラックを支持する車輪等の支持要
素の付近でラックをレールに係合させておく事も考えら
れるが、この種の移動ラック装置においては、車輪によ
る支持巾はさほど大きいものではないため、単にこのよ
うな構成では有効な安定モーメントを付与することが難
しい上に、係合部分に過大な力が作用してその部分が
早期に破損してしまうおそれも高いものとなる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、ラックの下端を支持するレールを利
用して、ラックに有効な転倒防止効果が生じるように構
成することとしている。
【0007】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明の移動ラック装
置は、レール上に複数のラックを配設し、前記ラックを
レールに沿って移動させることによって、任意のラック
間に通路を形成し得るように構成されるものである。そ
して、前記ラックの底部に、当該ラックの移動方向端面
よりも外方に延出するアームを他のラックと干渉しない
ようにして固設しておき、当該ラックの転倒を防止すべ
く前記アームの延出端部を前記レールにより案内し得る
ように構成したことを特徴とする。
【0008】このように構成すれば、ラックが転倒しよ
うとしても、ラックの底部に固設したアームがレールに
よって規制されるため、ラックの転倒が有効に禁止され
ることになる。特に、前記アームはラックの移動方向端
面よりも外方に延出しており、その延出端部をレールに
案内されているため、例えばラックを支持する車輪等の
支持要素の付近でラックをレールに係合させるようにし
た場合と比べても、レールによるラックの安定モーメン
トはアームを延出した分だけ確実に増大し、ラックとレ
ールの間に作用する抑止力も比較的小さい値に抑えられ
ることになる。したがって、有効な耐震性を損なうこと
なく、ラックの背丈に左右されない転倒防止機能を付与
することができる。
【0009】具体的な実施の態様としては、前記アーム
の両延出端部が、前記ラックの移動方向両端面よりもそ
れぞれ外方に位置しており、前記両延出端部間の距離
が、当該ラックの移動方向寸法の略2倍の寸法に設定し
てあるものが挙げられる。また、他の好ましい態様とし
ては、レールが、上壁中央部に連続開口を有したチャン
ネル状をなすレールベースと、両側に空洞を形成するよ
うにして前記レールベースの中央部に収容され前記ラッ
クの車輪を支持するレール本体とを具備してなるもので
あり、前記アームを前記空洞を利用して配設しているも
のが挙げられる。
【0010】この場合、レール本体の一側方に形成され
た空洞にアームを位置させたラックと、レール本体の他
側方に形成された空洞にアームを位置させたラックとを
交互に配設しておくことが望ましい。また、アームとレ
ールの好ましい案内構造としては、アームの延出端部に
レールと直交する水平軸回りに回転自在なローラを軸着
しておき、そのローラをレールベースの上壁に転接させ
得るように構成しているものや、アームの延出端部にレ
ールと直交する水平軸回りに回転自在なローラを軸着し
ておき、そのローラをレールベースの上壁及び底壁に略
均等に近接させて配置しているものを挙げることができ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1〜図6を参
照して説明する。この実施例の移動ラック装置は、書庫
等に用いられるもので、図1に示すように、一対の互い
に平行に敷設したレール1上に複数のラック2を配設
し、これらのラック2をレール1に沿って移動させるこ
とによって、任意のラック2間に通路Aを形成し得るよ
うに構成したものである。
【0012】レール1は、図2及び図3に示すように、
上壁11aの中央部に連続開口11bを有したチャンネ
ル状のレールベース11と、両側に空洞11cを形成す
るようにして前記レールベース11の中央部に剛に接合
された状態で収容されて前記ラック2を支持するレール
本体12とを具備してなるもので、レールベース11を
板状の基台13を介して床F上に固設している。この実
施例の場合、一対のレール本体12の中心間距離d1は
例えば8550mm程度に設定されている。
【0013】一方、ラック2は、図1及び図2に示すよ
うに、底板部21と、左右の側板部22と、天板23
と、複数の棚板24とを具備してなるもので、移動方向
両端に配置されるラック2以外のものは移動方向両端面
2a、2b側に棚空間を開口させており、移動方向両端
に配置されるラック2はその外方側に位置する移動方向
端面2a又は2bを閉塞されている。レール1に沿う方
向の巾寸法すなわち側板部22の巾寸法d2は例えば4
90mm程度に設定され、レール1に直交する奥行寸法
すなわち一対の側板部22間の寸法d3は9000mm
程度に設定されている。そして、前記底板部21の四隅
近傍の下面に4つの車輪3を、それぞれレール1と直交
する車軸3aまわりに軸着している。前後の車輪3の中
心間距離すなわちホイールベースd4は、この実施例の
場合、230mm程度に設定されている。また、前後2
対の車軸3aのうち前方もしくは後方の車軸3a間は、
図示しない駆動車軸を介して連結されており、この駆動
車軸に駆動機構4を介して駆動力を与え、車輪3を正転
又は逆転させて、ラック2をレール1に沿って前後移動
させ得るようにしている。
【0014】駆動機構4は、図1に示すラック2の側板
部22に枢支した手動ハンドル41と、この手動ハンド
ル41に入力される駆動力を前記駆動車軸に伝達する図
示しない伝達機構とを備えてなるもので、手動ハンドル
41から入力がないときは前述した車輪3に適宜の保持
力を働かせてロック状態に保持するように構成してあ
る。また、前記駆動機構4の一部には振動を感知する適
宜の感知部が設けてあり、地震等が発生した場合は、そ
の振動を利用して前記車輪3に対するロック状態を解除
し、車輪3をレール1に対しフリー状態にして転倒防止
を図るようにしている。
【0015】このような構成に加えて、本実施例は、図
1〜図5に示すように、前記ラック2の底板部21の下
面に、当該ラック2の移動方向端面2a、2bよりも外
方にそれぞれ延出させて、アーム5を、他のラック2と
干渉しないように固設している。このアーム5は、剛性
のある板金素材を断面コ字形となるように塑性変形加工
して上片51、側片52及び下片53を連設した構成か
らなるもので、その長手寸法d5は、ラック2の側板部
22の巾寸法d2の略2倍程度に設定されている。
【0016】そして、ラック2の取付位置において、前
記アーム5の側片52を前記レールベース11の連続開
口11b内に垂下させ、下片53を空洞11c内に配設
して、該下片53を前記レールベース11の上壁11a
に一定距離を隔てて対面配置している。その際、相隣接
するラック2のうち、一方はレール本体12の一側方に
形成された空洞11cにアーム5を位置させ、他方はレ
ール本体12の他側方に形成された空洞11cにアーム
5を位置させるという具合に、アーム5の取着位置が交
互に千鳥状に異なるようにして各ラック2を配設してい
る。
【0017】なお、前記アーム5の下片53の両延出端
部53aには、鉛直軸m回りに回転自在にローラ54が
軸着してあり、そのローラ54をレール本体12の側面
12aに転接し得る位置に配設している。以上ような構
成からなる本実施例の移動ラック装置は、例えば地震に
よってラック2がレール1方向に横揺れし、図6に想像
線で示すように転倒しようとしても、ラック2の底部に
固設したアーム5がレール1と干渉してそれ以上の動作
を規制されるため、ラック2の転倒が有効に禁止される
ことになる。特に、前記アーム5はラック2の移動方向
端面2a、2bよりも外方に延出しており、その延出端
部53aをレール1に案内されているため、例えばラッ
ク2を支持する車輪3の付近でラック2をレール1に係
合させるようにした場合と比べても、レール1によるラ
ック2の安定モーメントはアーム5を延出した分だけ確
実に増大し、ラックとレールの間に作用する抑止力も比
較的小さい値に抑えられることになる。したがって、有
効な耐震性を損なうことなく、ラックの背丈に左右され
ない転倒防止機能を付与することができる。
【0018】特に、本実施例は、アーム5の両延出端部
53aが、前記ラック2の移動方向両端面2a、2bよ
りもそれぞれ外方に位置しており、前記両延出端部53
a間の距離d5を、当該ラック2の巾寸法d2の略2倍
の寸法に設定しているため、単純に考えてもラック2の
安定モーメントを従来の略2倍にまで確実に高めること
ができる。更に厳密に言えば、この実施例ではホイール
ベースd4に対してアーム長d5は4.26倍程度であ
るため、アーム5に支持されるときの延出端部53aを
基準にした安定モーメントは、車輪3のみで支持される
ときの車輪3を基準にした安定モーメントの4.26倍
にもなる。しかも、アーム5の延出端部53aをラック
2の移動方向両端面2a、2bよりもそれぞれ外方に位
置づけているため、ラック2の前傾に対しては延出端部
53aの一方がレールベース11の上壁11aに強く当
接し、後傾に対しては延出端部53aの他方がレールベ
ースの上壁11aに強く当接して、各アーム5ごとにラ
ック2の前後いずれの転倒動作にも対応できることとな
る。また、これらの際に、ローラ54を介してレールベ
ース11の上壁11aに当接しない側の延出端部53a
をレールベース11の底壁11dに当接させておくよう
に構成することもできるので、各アーム5ごとにラック
2の移動方向両側からそれらの延出端部53aを略均等
にレールベース11に添設させて、ラック2全体に均等
な転倒抑止力を作用させることも容易となる。
【0019】また、本実施例では、レール1が、上壁1
1aの中央部に連続開口11bを有したチャンネル状を
なすレールベース11と、両側に空洞11cを形成する
ようにして前記レールベース11の中央部に収容され前
記ラック5の車輪3を支持するレール本体12とから構
成して、前記アーム5を前記空洞11c内に配設するよ
うにしている。このため、アーム5の少なくとも一部を
レール1によって外部から好適に隠蔽することができ、
また、空洞11cの上下方向中央にアーム5を位置させ
ることで上壁11aのみならず底壁11dをも案内面と
して有効利用することが可能となる。
【0020】さらに、この実施例は、レール本体12の
一側方に形成された空洞11cにアーム5を位置させた
ラック2と、レール本体12の他側方に形成された空洞
11cにアーム5を位置させたラック2とを交互に配設
している。このため、図5に示すように、隣接するラッ
ク2同士を当接ないし近接させて配置した状態で、一方
のラック2のアーム5はレール本体12の一側方に沿っ
て他方のラック2の底部のうち当該ラック2のアーム5
が設けられていない側の空洞11c内に略中間位置まで
潜り込み、他方のラック2のアーム5はレール本体12
の他側方に沿って一方のラック2の底部のうち当該ラッ
ク2のアーム5が設けられていない側の空洞11c内に
略中間位置まで潜り込む。このため、アーム5同士が干
渉しない範囲で、アーム5に十分な寸法を付与すること
が可能となる。
【0021】以上説明したように、この実施例の移動ラ
ック装置は、巾寸法d2に比べて奥行寸法d3が遙かに
大きいラック2を使用しても、その構成に不可欠なレー
ル2を有効利用して部品点数の増加を極力抑えつつ、地
震時等におけるラック2の転倒を 確実に防止して、安
全性を有効に向上させることが可能となる。なお、各部
の具体的な構成は、図示実施例のものに限定されるもの
ではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が
可能である。例えば、図7に示すように、アーム5の延
出端部53aにレール1と直交する水平軸n回りに回転
自在なローラ55を軸着しておき、そのローラ54をレ
ールベース11の上壁11aや底壁11dに転接し得る
ように配置してもよい。このようにすれば、アーム5を
レールベース11の上壁11aや底壁11dに滑らかに
接触させることができ、急激な固体接触により接触部分
が破損することを有効に防止することができる。
【0022】アームをラックの移動方向一端面のみにお
いて外方に延出させるように構成しても、上記実施例に
準じた作用効果が奏される。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。すなわ
ち、本発明の移動ラック装置は、この種の装置としての
一般的構成を備えたものにおいて、ラックの底部に、該
ラックの移動方向端面よりも外方に延出するアームを他
のラックと干渉しないように固設して、前記アームの延
出端部をレールにより転倒抑止方向に案内させるように
したものである。
【0024】このため、本来なら車輪等の支持要素間の
ピッチに左右されるラックの有効支持巾を、かかるアー
ムを設けることによってその延出分だけ確実に拡張し
て、ラック全体の転倒をより小さな力で確実に防止する
ことができる。そして、これにより、有効な耐震性を維
持しつつ、ラックの上端をフリーにして、ラックの背丈
の如何に拘わらず適用できる転倒防止機能付の移動ラッ
ク装置として提供することが可能となる。
【0025】また、アームの両延出端部をラックの移動
方向両端面よりもそれぞれ外方に位置させ、前記両延出
端部間の距離をラックの移動方向寸法の略2倍の寸法に
設定した場合には、ラックの安定モーメントを少なくと
も略2倍にまで向上させることができる上、1本のアー
ムに、ラックの前後何れの転倒動作にも対応できる転倒
抑止機能を付与して構造の簡素化を図ったり、ラック全
体に移動方向前後から均等な抑止力を作用させる機能を
付与して転倒防止効果を高めることも可能になる。
【0026】さらに、レールを、チャンネル状のレール
ベースとその内部中央に収容されるレール本体とから構
成して、レール本体の両側に形成される空洞内にアーム
を収容するようにすれば、アームを外部から好適に隠蔽
して装置全体の外観を良好なものにし、また空洞の上下
方向中央にアームを位置させることでレールベースの上
壁のみならず側壁をも案内面として有効利用して転倒抑
止機能の向上を図ることが可能となる。この場合、相隣
接するラックのうち、一方のラックのアームをレール本
体の一側方の空洞に配置し、他方のラックのアームをレ
ール本体の他側方の空洞に配置するようにすれば、アー
ム同士を干渉させることなくアームに極力長い寸法を付
与して、ラックの有効支持巾を可能な限り広げることが
可能となる。
【0027】さらにまた、アームとレールの間の案内構
造として、アームの延出端部に水平軸回りに軸着したロ
ーラをレールに転接させるようにすれば、簡素な構成で
ラックをレールに沿って極めて円滑に案内させることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】同実施例の一部省略した模式的な平面図。
【図3】図2におけるIII−III線拡大断面図。
【図4】同実施例の要部拡大斜視図。
【図5】同実施例の作用説明図。
【図6】図3におけるVI− VI線断面図。
【図7】本発明の他の実施例を示す図4に対応した要部
拡大斜視図。
【符号の説明】
1…レール 2…ラック 2a、2b…移動方向端面 5…アーム 11…レールベース 11a…上壁 11b…連続開口 11c…空洞 11d…底壁 12…レール本体 53a…延出端部 55…ローラ A…通路 n…水平軸

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レール上に複数のラックを配設し、前記ラ
    ックをレールに沿って移動させることによって、任意の
    ラック間に通路を形成し得るように構成した移動ラック
    装置であって、 前記ラックの底部に、当該ラックの移動方向端面よりも
    外方に延出するアームを他のラックと干渉しないように
    して固設しておき、当該ラックの転倒を防止すべく前記
    アームの延出端部を前記レールにより案内し得るように
    構成したことを特徴とする移動ラック装置。
  2. 【請求項2】前記アームの両延出端部が、前記ラックの
    移動方向両端面よりもそれぞれ外方に位置しており、前
    記両延出端部間の距離が、当該ラックの移動方向寸法の
    略2倍の寸法に設定してある請求項1記載の移動ラック
    装置。
  3. 【請求項3】レールが、上壁中央部に連続開口を有した
    チャンネル状をなすレールベースと、両側に空洞を形成
    するようにして前記レールベースの中央部に収容され前
    記ラックの車輪を支持するレール本体とを具備してなる
    ものであり、前記アームを前記空洞を利用して配設して
    いる請求項1又は2記載の移動ラック装置。
  4. 【請求項4】レール本体の一側方に形成された空洞にア
    ームを位置させたラックと、レール本体の他側方に形成
    された空洞にアームを位置させたラックとを交互に配設
    している請求項3記載の移動ラック装置。
  5. 【請求項5】アームの延出端部にレールと直交する水平
    軸回りに回転自在なローラを軸着しておき、そのローラ
    をレールベースの上壁に転接させ得るように構成した請
    求項1、2、3又は4記載の移動ラック装置。
  6. 【請求項6】アームの延出端部にレールと直交する水平
    軸回りに回転自在なローラを軸着しておき、そのローラ
    をレールベースの上壁及び底壁に略均等に近接させて配
    置している請求項1、2、3又は4記載の移動ラック装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9799233B2 (en) 2010-08-30 2017-10-24 Grenzebach Maschinenbau Gmbh Apparatus and method for operating a flight simulator with a special impression of reality

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9799233B2 (en) 2010-08-30 2017-10-24 Grenzebach Maschinenbau Gmbh Apparatus and method for operating a flight simulator with a special impression of reality

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