JP2000035078A - ショックアブソーバ用取付金具 - Google Patents

ショックアブソーバ用取付金具

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JP2000035078A JP20541798A JP20541798A JP2000035078A JP 2000035078 A JP2000035078 A JP 2000035078A JP 20541798 A JP20541798 A JP 20541798A JP 20541798 A JP20541798 A JP 20541798A JP 2000035078 A JP2000035078 A JP 2000035078A
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shock absorber
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cushion rubber
mounting bracket
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ショックアブソーバのピストンロッドに装着
されることにより、軸方向両側において、バウンドスト
ッパとクッションゴムを何れも有利に保持せしめ得るシ
ョックアブソーバ用取付金具を、単一の金具により簡単
な構造で実現すること。 【解決手段】 (a)ピストンロッドに外挿装着される
取付板部24と、(b)該取付板部24の外周縁部から
軸方向一方の側に突出し、先端で折り返されて二重筒構
造とされた第一の保持筒部34と、(c)第一の保持筒
部34における折り返された外周壁を、取付板部24を
越えて軸方向反対側に突出させることにより形成された
第二の保持筒部36とを、含んで、ショックアブソーバ
用取付金具10を一体形成した。そして、第一の保持筒
部34と第二の保持筒部36に対して、バウンドストッ
パ22とクッションゴム18の軸方向端部を嵌め込んで
保持せしめるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、車両のサスペンション機構にお
いて、ショックアブソーバのピストンロッドに装着され
ることにより、該ピストンロッドを車両のボデー側部材
に弾性支持せしめるクッションゴムと、該ピストンロッ
ドのストローク量を弾性的に制限するバウンドストッパ
とを、それぞれ保持するショックアブソーバ用取付金具
に関するものである。
【0002】
【背景技術】従来から、車両のサスペンション機構にお
いては、懸架系のスプリング弾性による振動の減衰等を
目的として、ボデー側部材とサスペンション部材の間に
ショックアブソーバが介装されている。また、かかるシ
ョックアブソーバでは、一般に、実公昭55−1260
8号公報等に記載されている如く、そのピストンロッド
に取付金具が外挿装着されており、該取付金具をクッシ
ョンゴムを介してボデー側部材に圧接させることによっ
て、ピストンロッドの上端部をボデー側部材に弾性支持
せしめるようになっていると共に、該取付金具にてバウ
ンドストッパを保持せしめて、該バウンドストッパのシ
ョックアブソーバ本体への当接によりピストンロッドの
ストローク量を弾性的に制限するようになっている。
【0003】ところで、かかる取付金具にあっては、バ
ウンドストッパを、ショックアブソーバ本体の上方に離
間して対向位置するように、ピストンロッドの上端部に
保持せしめる必要がある。そこで、従来では、前記公報
にも記載されているように、一般に、下方に向かって開
口する逆カップ形状の取付金具が採用されており、バウ
ンドストッパの上端部を嵌め込んで保持せしめるように
なっている。
【0004】ところが、このような逆カップ形状の取付
金具においては、クッションゴムを介してボデー側部材
に圧接される上面が、単純な略平坦面形状となってしま
う。そのために、例えば、クッションゴムを取付状態に
保持することが難しく、クッションゴムを組み付けた状
態で輸送や装着等を行うに際して、クッションゴムが離
脱してしまうおそれがあった。また、従来構造の取付金
具では、クッションゴムの軸直角方向外方への膨出変形
を拘束することが難しく、大きな振動荷重の入力時にク
ッションゴムが過大に潰れ変形し易いために、クッショ
ンゴムにおいて、十分な耐久性を得ることが難しく、非
線形的なばね特性や硬いばね特性を付与することも困難
であるという問題もあった。
【0005】なお、このような問題に対処するために、
例えば、上述の如き逆カップ形状を有する取付金具の軸
方向上側に、上方に向かって開口するカップ形状の第二
の取付金具を重ね合わせて固定的に装着し、該第二の取
付金具に対して、クッションゴムの下端部を嵌め込んで
保持せしめること等も考えられる。しかしながら、かか
る構造を採用すると、二種類の取付金具が必要となり、
それら各取付金具を別々に製造した後、それら二つの取
付金具を相互に固着して組み付けなければならないため
に、製造および組付けの工程が非常に面倒となって、製
造性やコスト性が著しく低下するという新たな問題が惹
起されることとなり、必ずしも有効な方策ではなかった
のである。
【0006】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、単一の金具によって形成されて、ショック
アブソーバのピストンロッドに装着されることにより、
バウンドストッパおよびクッションゴムを、何れも有利
に保持せしめ得る、新規な構造のショックアブソーバ用
取付金具を提供することにある。
【0007】
【解決手段】そして、このような課題を解決するため
に、本発明は、車両のボデー側部材とサスペンション部
材の間に介装されるショックアブソーバのピストンロッ
ドに外挿装着せしめられ、軸方向上面において、ピスト
ンロッドの上端部をボデー側部材に弾性支持せしめるク
ッションゴムに圧接される一方、軸方向下面において、
ピストンロッドのストローク量を弾性的に制限するバウ
ンドストッパを保持するショックアブソーバ用取付金具
であって、(a)ピストンロッドが挿通される挿通孔を
中央に有する取付板部に対して、(b)その外周縁部か
ら軸方向一方の側に向かって筒状に突出し、先端部で折
り返されて外周面に重ね合わされた二重筒構造を有する
第一の保持筒部と、(c)該第一の保持筒部における折
り返された外周壁が前記取付板部を越えて軸方向他方の
側に向かって筒状に突出せしめられた第二の保持筒部と
が、一体形成されており、それら第一の保持筒部と第二
の保持筒部の何れか一方に対して、クッションゴムの下
端部が嵌め込まれて組み付けられると共に、それら第一
の保持筒部と第二の保持筒部の何れか他方に対して、バ
ウンドストッパの上端部が嵌め込まれて組み付けられる
ようになっているショックアブソーバ用取付金具を、そ
の要旨とするものである。
【0008】このような本発明に従う構造とされたショ
ックアブソーバ用の取付金具においては、折返し構造の
筒部を採用したことによって、ショックアブソーバのピ
ストンロッドに外挿装着される取付板金具に対して、そ
の軸方向両側に向かってそれぞれ開口する第一の保持筒
部と第二の保持筒部が、一体形成され得る。そして、軸
方向下方に開口する保持筒部によってバウンドストッパ
を保持させることが出来ると共に、軸方向上方に開口す
る保持筒部によってクッションゴムを保持させることが
出来る。
【0009】従って、かかるショックアブソーバ用取付
金具を採用することにより、バウンドストッパとクッシ
ョンゴムを、何れも、組付け状態に有利に保持せしめる
ことが出来るのであり、それ故、輸送や装着等に際し
て、優れた取扱性や作業性が実現され得る。また、クッ
ションゴムの下端部の外周側への膨出変形が、第一又は
第二の保持筒部によって制限されることから、硬いばね
特性や非線形的なばね特性等を容易に付与することも出
来、ばね特性のチューニング自由度が有利に確保され得
る。しかも、かかるショックアブソーバ用取付金具は、
単一の金具部材として形成されることから、優れた製造
性およびコスト性も容易に実現され得るのである。
【0010】なお、本発明において、クッションゴムお
よびバウンドストッパの具体的構造は、何等限定される
ものでなく、従来から公知の各種の構造が採用され得
る。また、これらクッションゴムおよびバウンドストッ
パとしては、例えば、略円筒形状乃至は略円環形状のゴ
ム弾性体からなるものが採用され得るが、ショックアブ
ソーバ用取付金具の第一又は第二の保持筒部と、そこに
嵌め込まれるクッションゴムの下端部やバウンドストッ
パの上端部の間には、第一及び第二の保持筒部の開口部
まで延びる空気抜き用のエア通路を形成することによ
り、クッションゴムやバウンドストッパの圧縮変形時に
おける鳴き等を防止することが望ましい。更に、第一の
保持筒部は、内周壁と外周壁が所定間隙を隔てて重ね合
わされていても良いが、好ましくは、それら内周壁と外
周壁を密接して重ね合せた構造が採用される。また、本
発明に係るショックアブソーバ用取付金具の製造方法等
は、特に限定されるものでないが、例えば、プレス鋼板
等を金属平板をプレス加工することによって得られたプ
レス成形品として、目的とするショックアブソーバ用取
付金具が有利に提供され得る。
【0011】また、本発明に従う構造とされたショック
アブソーバ用取付金具においては、例えば、軸方向下方
に開口せしめられて、バウンドストッパの上端部が嵌め
込まれる第一の保持筒部または第二の保持筒部におい
て、軸方向下方に向かって小径化する逆テーパ部を形成
した構成が、好適に採用される。このような構成を採用
すれば、逆テーパ部によるバウンドストッパへの嵌合作
用に基づいて、ショックアブソーバの上端部に対して、
ショックアブソーバ用取付金具への組み付け保持力が一
層有利に発揮される。それ故、ショックアブソーバを車
両に装着した状態下において、大きな振動等が入力され
ても、重力等の作用に抗して、バウンドストッパがショ
ックアブソーバ用取付金具で強固に保持されて、ショッ
クアブソーバ本体に対して離間して対向する所定位置に
安定して保持され得るのである。なお、逆テーパ部は、
バウンドストッパの上端部が嵌め込まれる第一の保持筒
部または第二の保持筒部において、その全体に亘って形
成される必要はなく、周方向または軸方向で部分的に形
成されていても良い。また、バウンドストッパの上端部
の外周面にも、それが嵌め込まれる第一の保持筒部また
は第二の保持筒部の逆テーパ部に略対応した逆テーパを
付すことが望ましい。
【0012】さらに、クッションゴムの下端部が嵌め込
まれる第一の保持筒部または第二の保持筒部にも、開口
部側に向かって小径化する逆テーパ部を形成することも
可能であるが、好適には、本発明に従う構造とされたシ
ョックアブソーバ用取付金具においては、軸方向上方に
開口せしめられて、クッションゴムの下端部が嵌め込ま
れる第一の保持筒部または第二の保持筒部が、軸方向に
略平行に延びるストレートな筒形状をもって形成された
構成が、有利に採用される。即ち、ストレートな筒形状
を採用することにより、クッションゴムの保持筒部への
嵌め込み作業が容易となるのであり、特に、ショックア
ブソーバの車両への装着後には、構造上、クッションゴ
ムが保持筒部から抜け出して離脱するようなことがない
から、ストレートな筒形状によっても、クッションゴム
に対して十分な保持力を確保することが出来るのであ
る。
【0013】また、本発明においては、クッションゴム
とバウンドストッパの何れを第一の保持筒部と第二の保
持筒部の何れに嵌め込んでも良いが、好適には、第一の
保持筒部を軸方向下方に開口して形成する一方、第二の
保持筒部を軸方向上方に開口して形成すると共に、該第
二の保持筒部の開口周縁部を略軸直角方向外方に屈曲せ
しめて環状の当接部を一体形成し、該当接部と前記ボデ
ー側部材の対向面間に、クッションゴムに一体形成され
たストッパゴムが配され得るようにした構造が採用され
得る。かかる構造を採用すれば、第一の保持筒部でバウ
ンドストッパが、第二の保持筒部でクッションゴムが、
それぞれ保持せしめられる。また、第二の保持筒部に当
接部が容易に形成され得るのであり、大きな振動荷重の
入力時に、該当接部が、ストッパゴムを介して、ボデー
側部材に当接せしめられるようにすることによって、ク
ッションゴムに顕著な非線形的ばね特性を付与したり、
クッションゴムの弾性変形量を制限して耐久性の向上を
図ったりすることが可能となる。なお、ストッパゴム
は、例えば、クッションゴムの外周面上に突出して、取
付金具の当接部とボデー側部材の対向面間に延び出す、
周方向に連続した若しくは不連続の環状ゴムによって、
有利に構成され得る。また、かかるストッパゴムは、車
両への装着状態下で、大きな振動荷重が入力された際に
だけ、当接部とボデー側部材の対向面間で圧縮変形され
るように、それら当接部とボデー側部材の対向面間に、
所定のクリアランスをもって介装されることが望まし
い。
【0014】さらに、本発明は、上述の如きショックア
ブソーバ用取付金具を用い、その第一の保持筒部および
第二の保持筒部に対して、それらの何れか一方にクッシ
ョンゴムの下端部を、それらの何れか他方にバウンドス
トッパの上端部を、それぞれ、軸直角方向の圧縮代をも
って嵌め込むことにより、非接着で組み付けてなるショ
ックアブソーバ用取付金具の組付体をも、特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
【0016】以下、本発明を更に具体的に明らかにする
ために、本発明の実施形態について、図面を参照しつ
つ、詳細に説明する。
【0017】先ず、図1には、本発明の一実施形態とし
てのショックアブソーバ用取付金具10の装着状態が示
されている。かかる取付金具10は、ショックアブソー
バ12のピストンロッド14の上端部に外挿装着されて
おり、その上面側において、ピストンロッド14の上端
部を車両のボデー16に弾性支持せしめるクッションゴ
ム18を保持していると共に、その下面側において、シ
リンダを有するショックアブソーバ本体20に向かって
延び出すバウンドストッパ22を保持している。なお、
以下の説明中、上下方向とは、原則として図1における
上下方向を言うものとする。
【0018】より詳細には、取付金具10は、図2及び
図3に単体の拡大図が示されているように、円形平板形
状の取付板部24を有しており、この取付板部24の中
央部分に挿通孔26が形成されている。この挿通孔26
は、図1に示されている如く、取付金具10が装着され
るピストンロッド14の外径寸法と略同じ内径寸法を有
しており、ピストンロッド14の突出先端部から外挿さ
れて、該ピストンロッド14の先端近くに設けられたリ
ング状の大径部28への当接により、ピストンロッド1
4の先端部近くの所定位置に位置決め状態で装着される
ようになっている。
【0019】また、取付板部24の外周縁部は、軸方向
下方に向かって略直角に屈曲されており、以て、略円筒
形状をもって軸方向下方に突出する内周壁30が一体形
成されている。更にまた、内周壁30の突出先端部は、
外周面側に折り返されており、360度折り曲げられて
軸方向上方に戻るように突出する略円筒形状の外周壁3
2が一体形成されている。そして、この外周壁32が、
内周壁30の外周面に対して密着状に重ね合わされるこ
とにより、取付板部24の外周縁部から軸方向下方に向
かって所定高さで突出する二重筒壁構造を有する第一の
保持筒部34が、全体として略円筒形状をもって形成さ
れている。なお、本実施形態では、第一の保持筒部34
に対して、逆テーパ角:αが付されており、かかる第一
の保持筒部34が、その全体に亘って、取付板部24か
ら軸方向下方(開口部側)に行くに従って次第に径寸法
が小さくなる逆テーパ筒形状で形成されている。
【0020】更にまた、内周壁30の先端部で折り返さ
れて内周壁30の外周面に沿って軸方向上方に延びる外
周壁32は、取付板部24を越えて、更に軸方向上方に
突出せしめられている。それによって、取付板部24の
外周縁部から円筒形状をもって軸方向上方に向かって突
出する第二の保持筒部36が、取付板部24および第一
の保持筒部36と一体形成されている。換言すれば、取
付板部24の外周縁部には、軸方向両側にそれぞれ突出
する第一の保持筒部34と第二の保持筒部36が、一体
形成されているのである。なお、第二の保持筒部36
は、内外周面で重ね合わされることなく一重壁構造とさ
れており、特に本実施形態では、テーパ角が付されるこ
となく、軸方向に平行に延び出すストレートな円筒形状
とされている。
【0021】また、第二の保持筒部36は、取付板部2
4から第一の保持筒部34と略同じ高さで軸方向反対側
に突出せしめられていると共に、その突出先端部が軸直
角方向外方に向かって、略直角に屈曲されている。それ
によって、第二の保持筒部36の開口周縁部には、一定
の幅で周方向に連続して延びる円環板形状の当接部38
が一体形成されている。
【0022】ここにおいて、上述の如き構造とされた取
付金具10は、例えばプレス加工等によって有利に形成
され得る。具体的には、例えば、平板形状の圧延鋼板を
適当な形状に打ち抜いて或いは切断して得られた素板を
用い、先ず、中央部分を深絞り加工して取付板部24と
内周壁30を形成した後、内周壁30から径方向外方に
広がる板部をロール曲げ加工や型曲げ加工等の曲げ加工
で折り返して外周壁32を形成して第一の保持筒部34
を形成すると共に、第二の保持筒部36を形成する。ま
た、第一の保持筒部34の開口周縁部を曲げ加工で軸直
角方向に屈曲させて当接部38を形成すると共に、内外
周壁30,32からなる第二の保持筒部36を絞りや曲
げ加工等でテーパ状に成形する。更に、取付板部24の
中央に、挿通孔26を打ち抜き形成することによって、
目的とする取付金具10を得ることが出来るのである。
尤も、取付金具10の成形工程の順序や成形方法を含む
製造方法は、何等限定されるものでない。
【0023】さらに、かかる取付金具10には、図4に
示されているように、ショックアブソーバ12への装着
に先立って、クッションゴム18とバウンドストッパ2
2が組み付けられる。なお、これらクッションゴム18
やバウンドストッパ22としては、従来から公知の各種
の形状や構造のものが、要求されるばね特性や取付金具
10のサイズ等に応じて適宜に採用され得る。
【0024】具体的には、本実施形態で採用されている
バウンドストッパ22は、全体として略厚肉の円筒形状
を有しており、その内孔46の径寸法が、装着されるシ
ョックアブソーバ12のピストンロッド14の外径より
も大きく設定されていると共に、その外径寸法が、装着
されるショックアブソーバ12のショックアブソーバ本
体20の外径寸法と略同じに設定されている。また、バ
ウンドストッパ22の外周面には、略V字状断面で周方
向に延びる凹溝40が、軸方向に離間して複数(本実施
形態では3つ)形成されていると共に、内周面には、隣
接する凹溝40,40間の厚肉部分を周方向に延びる円
弧状断面の周溝42が形成されている。そして、これら
各複数の凹溝40と周溝42によって、バウンドストッ
パ22が略蛇腹形状とされており、軸方向の荷重が及ぼ
された際に、座屈的な変形が防止されて、安定した弾性
変形、ひいてはばね特性が発揮されるようになってい
る。
【0025】また、バウンドストッパ22の軸方向上端
部には、その外周面に対して、取付金具10における第
一の保持筒部34の内周面形状に略対応した逆テーパが
付されており、軸方向上端部から軸方向の所定長さに亘
る部分が、軸方向下方に行くに従って次第に小径化する
逆テーパ状の嵌着面44とされている。更にまた、バウ
ンドストッパ22の軸方向上端部には、その軸方向上端
面を内孔46から径方向に延び、更に連続して外周面を
軸方向に延びて、嵌着面44よりも下方まで至る凹溝状
のエア抜き溝48が形成されている。なお、かかるエア
抜き溝48は、周方向に略等間隔に複数(本実施形態で
は4つ)形成されている。
【0026】そして、バウンドストッパ22は、その軸
方向上端部が取付金具10における第一の保持筒部34
に押し込まれ、嵌着面44が第一の保持筒部34の内周
面に嵌め込まれることによって、組み付けられている。
なお、第一の保持筒部34によるバウンドストッパ22
の嵌着保持力を一層有利に得るために、嵌着面44の外
径寸法を第一の保持筒部34の内径寸法よりも僅かに大
きく設定することにより、第一の保持筒部34への組付
状態下で嵌着面44に径方向の圧縮力が及ぼされるよう
にすることが望ましい。また、特に本実施形態では、第
一の保持筒部34に嵌め込まれるバウンドストッパ22
の軸方向上端部が、他の部分よりも径方向に厚肉とされ
て、径方向のばね剛性が大きく設定されており、それに
よっても、第一の保持筒部34による嵌着保持力の向上
が図られている。
【0027】なお、本実施形態のバウンドストッパ22
の軸方向下部には、軸方向下方に延び出すカバー筒体5
0が取り付けられている。このカバー筒体50は、合成
樹脂材料やゴム弾性体等で形成されており、ショックア
ブソーバ本体20の外径よりも大きな内径寸法の円筒形
状を有しており、上側開口部には、径方向内方に突出す
る円環状の係止部51が一体形成されている。そして、
この係止部51が、バウンドストッパ22の軸方向下端
近くの外周面に形成された、周方向全周に連続して延び
る取付溝52に嵌め込まれて係止されることにより、カ
バー筒体50が、バウンドストッパ22に対して固定的
に取り付けられている。
【0028】また一方、本実施形態で採用されているク
ッションゴム18は、全体として略円環ブロック形状を
有しており、その内孔54の径寸法が、装着されるショ
ックアブソーバ12のピストンロッド14の外径と略同
じに設定されている。また、クッションゴム18は、そ
の外径寸法が、取付金具10における第二の保持筒部3
6の内径寸法よりも僅かに大きく設定されており、第二
の保持筒部36に押し込まれることにより、その外周面
が第二の保持筒部36に圧接されて径方向の圧縮力が及
ぼされた状態で組み付けられている。
【0029】さらに、かかるクッションゴム18は、第
二の保持筒部36よりも大きな軸方向長さを有してお
り、軸方向上側部分が、第二の保持筒部36から軸方向
上方に突出せしめられていると共に、軸方向上端面に
は、略山形断面をもって周方向に延びる環状の圧接突部
57が一体形成されている。また、第二の保持筒部36
から突出した部分の外周面には、径方向外方に突出する
円環板形状のストッパゴム56が一体形成されており、
第二の保持筒部36の開口周縁部に形成された当接部3
8上に重ね合わされるようにして配置されている。な
お、クッションゴム18の外周面には、軸方向下端部か
ら軸方向に延び、更に連続してストッパゴム56の下面
を径方向に先端部まで延びる凹溝状のエア抜き溝58
が、周方向に略等間隔に複数(本実施形態では4つ)形
成されている。
【0030】そして、かくの如くバウンドストッパ22
とクッションゴム18が組み付けられた取付金具10の
組付体60は、図1に示されているように、ショックア
ブソーバ12のピストンロッド14に対して、バウンド
ストッパ22側から外挿されて装着される。その際、バ
ウンドストッパ22とクッションゴム18は、何れも、
取付金具10の第一の取付筒部34と第二の保持筒部3
6に対して径方向に圧接された状態で嵌め込まれている
ことから、組付体60を一体的に取扱い、ピストンロッ
ド14に対して容易に装着することが出来る。なお、ピ
ストンロッド14には、外周面上に突出するリング状の
位置決め突起62が一体形成されており、この位置決め
突起62への取付金具10の当接によって、ピストンロ
ッド14上における取付金具10の装着位置が決定され
ている。
【0031】また、組付体60が装着されたピストンロ
ッド14は、その後、車両のボデー16に形成された取
付孔63に突出先端部が挿通され、該ボデー16に対し
て弾性的に取り付けられる。具体的には、ボデー16の
取付孔63に挿通したピストンロッド14の上端部にア
ッパゴム64が外挿されて、該アッパゴム64とクッシ
ョンゴム18により、ピストンロッド14の上端部が、
ボデー16に対して弾性的に取り付けられる。かかるア
ッパゴム64は、図5にも示されているように、全体と
して略円環ブロック形状を有しており、ピストンロッド
14の外径と略同じ内径の内孔70を備えている。ま
た、アッパゴム64の軸方向下端部には、略皿形状の補
強金具66が一体加硫接着されていると共に、軸方向中
間部分の外周面には、周方向に延びる細幅の凹溝68が
形成されてばね特性が調節されている。なお、補強金具
66の中央部分には、軸方向下方に突出する円筒形状の
係合筒部70が一体形成されている。
【0032】そして、かかるアッパゴム64は、ボデー
16の取付孔63に挿通されたピストンロッド14の上
端部から外挿され、補強金具66の係合筒部70が、ボ
デー16の取付孔63に嵌め込まれることによって径方
向に位置決めされた状態で、ボデー16の上面に重ね合
わされる。また、ピストンロッド14の上端部には、円
環平板形状の押圧金具72が外挿されると共に、ピスト
ンロッド14の上端部に締付ナット74が螺着されて締
め付けられる。
【0033】これにより、ピストンロッド14上におい
て、位置決め突起62で位置決めされた取付金具10
と、締付ナット74で位置決めされた押圧金具72の間
で、クッションゴム18とアッパゴム64が、ボデー1
6を挟んで、軸方向で相互に圧縮される。また、クッシ
ョンゴム18とアッパゴム64は、軸方向の圧縮変形に
伴い径方向に膨出変形して、ピストンロッド14の外周
面に圧接される。その結果、ピストンロッド14は、ク
ッションゴム18とアッパゴム64を介して、ボデー1
6に弾性的に取り付けられ、支持せしめられるのであ
る。
【0034】また、かかる装着状態下、バウンドストッ
パ22は、取付金具10で吊り下げられた状態で、実質
的に軸方向上端部のみで支持されて、ショックアブソー
バ本体20の上方に離間して対向位置せしめられる。そ
して、大荷重の入力時にピストンロッド14が縮み方向
に大きくストロークした際、バウンドストッパ22の突
出先端面(軸方向下端面)が、ショックアブソーバ本体
20の当接面(軸方向上端面)に当接されて軸方向に圧
縮されることにより、該バウンドストッパ22の弾性に
基づいて、ショックアブソーバ12のストロークが弾性
的に制限されることとなる。
【0035】なお、上述の如き装着状態下、クッション
ゴム18は、圧接凸部57の突出先端面がボデー16に
圧接されて圧縮変形せしめられるが、ストッパゴム56
とボデー16の間には、所定のクリアランスが設定され
るようになっている。また、バウンドストッパ22の内
孔46の内周面とショックアブソーバ12のピストンロ
ッド14の外周面の間にも、間隙が形成されており、バ
ウンドストッパ22の弾性変形時におけるピストンロッ
ド14への摺接が軽減乃至は防止されるようになってい
る。更にまた、バウンドストッパ22と第一の保持筒部
34の嵌合面間およびクッションゴム18と第二の保持
筒部36の嵌合面間には、それぞれ、エア抜き溝58,
48によってエア通路が形成されており、バウンドスト
ッパ22やクッションゴム18の弾性変形時に、間隙等
の空間が閉塞されることに伴う鳴き等が防止されるよう
になっている。
【0036】上述の如き構造とされたショックアブソー
バ12の車両への装着構造においては、取付金具10に
おいて、取付板部24の外周縁部から軸方向に突出する
筒状部が、軸方向に折り返された特殊な構造を採用する
ことにより、軸方向下方に突出する第一の保持筒部34
と軸方向上方に突出する第二の保持筒部36を含んで一
体形成されている。そして、かかる取付金具10の第一
の保持筒部34において、バウンドストッパ22の上端
部を有利に保持せしめることが出来ると共に、第二の保
持筒部36において、クッションゴム18の下部を有利
に保持せしめることが出来るのであり、以て、バウンド
ストッパ22およびクッションゴム18が組み付けられ
て一体的な組付体60として取り扱うことを可能とする
取付金具10が、単一の金具により、簡単な構造と優れ
た製造性をもって有利に実現されるのである。
【0037】特に、本実施形態においては、第一の保持
筒部34が二重筒構造とされて大きな強度が設定されて
いると共に、逆テーパが付されていることから、バウン
ドストッパ22を重力に抗して支持し続けるに十分な保
持力を、容易に且つ効果的に得ることが出来るのであ
る。また、第一の保持筒部34は、その先端部が折り返
されることにより、開口側端面が丸みをもった滑らかな
曲面形状とされていることから、バウンドストッパ22
の当接部位における亀裂等の発生も有利に防止され得
る。
【0038】また、本実施形態においては、第二の保持
筒部36が一重筒構造とされていることから、その開口
周縁部に対して、ストッパゴム56を挟んでボデー16
に対向位置せしめられる当接部38を、容易に形成する
ことが出来るのである。
【0039】しかも、本実施形態においては、第二の保
持筒部36が略ストレートな筒形状とされていることか
ら、クッションゴム18に対する保持力を十分に確保し
つつ、クッションゴム18を第二の保持筒部36に容易
に組み付けることが出来るのである。
【0040】以上、本発明の実施形態について詳述して
きたが、これは文字通りの例示であって、本発明は、か
かる実施形態における具体的な記載によって、何等、限
定的に解釈されるものでない。
【0041】例えば、第二の保持筒部36の開口周縁部
には、必ずしも当接部38を設ける必要はない。その場
合には、第二の保持筒部36を、その開口先端部で再び
折り返しすことにより、第二の保持筒部36も二重筒構
造とすることも可能である。
【0042】また、第一の保持筒部34や第二の保持筒
部36においては、必要に応じて適当なテーパを付すこ
とが可能であり、例えば、第一の保持筒部34をストレ
ートな筒形状としたり、第二の保持筒部36に逆テーパ
を付しても良い。更に、要求特性によっては、第一の保
持筒部34や第二の保持筒部36に対して、開口側に向
かって拡開するテーパを付することも可能である。
【0043】更にまた、バウンドストッパ22とクッシ
ョンゴム18における各組付部の外径が異なる場合等に
は、第一の保持筒部34と第二の保持筒部36の間に径
方向の段差部を設けること等によって対応することが可
能である。
【0044】さらに、本発明は、各種車両、特に自動車
用のサスペンション機構において特に好適に採用され、
ストラット式やリンク式等のサスペンション形式に係わ
らず、リヤ側およびフロント側の各種サスペンション機
構におけるショックアブソーバのピストンロッドの取付
構造に対して、何れも、有利に適用され得る。
【0045】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更,修正,改良等
を加えた態様において実施され得、また、そのような実
施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、何れも、本
発明の趣旨を逸脱しない限り、何れも、本発明の範囲内
に含まれるものであることは、言うまでもない。
【0046】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように、本発明
に従えば、バウンドストッパとクッションゴムを、共に
組付状態に有利に保持し得るショックアブソーバ用取付
金具が、単一の部品として、簡単な構造と優れた製造性
をもって、有利に実現され得るのである。そして、かか
るショックアブソーバ用取付金具を採用することによ
り、バウンドストッパとクッションゴムを、該取付金具
に組み付けられた一体的な組付体として取り扱うことも
可能となるのであり、ショックアブソーバへの装着作業
性等も向上され得るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのショックアブソー
バ用取付金具を用いた、ショックアブソーバの車両への
装着状態の一具体例を示す縦断面説明図であって、図3
におけるI−I断面に対応する切断方向を示す断面図で
ある。
【図2】図1に示されたショックアブソーバ用取付金具
の単体を拡大して示す縦断面図である。
【図3】図2に示されたショックアブソーバ用取付金具
の平面図である。
【図4】図2に示されたショックアブソーバ用取付金具
に対して、バウンドストッパとクッションゴムを組み付
けた組付体を示す縦断面図である。
【図5】図4に示された組付体を用いたショックアブソ
ーバの車両への装着に際して用いられるアッパゴムの単
体を示す縦断面図である。
【符号の説明】
10 取付金具 12 ショックアブソーバ 14 ピストンロッド 16 ボデー 18 クッションゴム 20 ショックアブソーバ本体 22 バウンドストッパ 30 内周壁 32 外周壁 34 第一の保持筒部 36 第二の保持筒部 60 組付体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のボデー側部材とサスペンション部
    材の間に介装されるショックアブソーバのピストンロッ
    ドに外挿装着せしめられ、軸方向上面において、前記ピ
    ストンロッドの上端部を該ボデー側部材に弾性支持せし
    めるクッションゴムに圧接される一方、軸方向下面にお
    いて、前記ピストンロッドのストローク量を弾性的に制
    限するバウンドストッパを保持するショックアブソーバ
    用取付金具であって、 前記ピストンロッドが挿通される挿通孔を中央に有する
    取付板部に対して、その外周縁部から軸方向一方の側に
    向かって筒状に突出し、先端部で折り返されて外周面に
    重ね合わされた二重筒構造を有する第一の保持筒部と、
    該第一の保持筒部における折り返された外周壁が前記取
    付板部を越えて軸方向他方の側に向かって筒状に突出せ
    しめられた第二の保持筒部とが、一体形成されており、
    それら第一の保持筒部と第二の保持筒部の何れか一方に
    対して、前記クッションゴムの下端部が嵌め込まれて組
    み付けられると共に、それら第一の保持筒部と第二の保
    持筒部の何れか他方に対して、前記バウンドストッパの
    上端部が嵌め込まれて組み付けられるようになっている
    ことを特徴とするショックアブソーバ用取付金具。
  2. 【請求項2】 軸方向下方に開口せしめられて、前記バ
    ウンドストッパの上端部が嵌め込まれる前記第一の保持
    筒部または前記第二の保持筒部において、軸方向下方に
    向かって小径化する逆テーパ部が形成されている請求項
    1に記載のショックアブソーバ用取付金具。
  3. 【請求項3】 軸方向上方に開口せしめられて、前記ク
    ッションゴムの下端部が嵌め込まれる前記第一の保持筒
    部または前記第二の保持筒部が、軸方向に略平行に延び
    るストレートな筒形状を有している請求項1又は2に記
    載のショックアブソーバ用取付金具。
  4. 【請求項4】 前記第一の保持筒部が軸方向下方に開口
    して形成されていると共に、前記第二の保持筒部が軸方
    向上方に開口して形成されて、該第二の保持筒部の開口
    周縁部が略軸直角方向外方に屈曲されることにより、環
    状の当接部が一体形成されており、該当接部と前記ボデ
    ー側部材の対向面間に、前記クッションゴムに一体形成
    されたストッパゴムが配されるようになっている請求項
    1乃至3の何れかに記載のショックアブソーバ用取付金
    具。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れかに記載のショッ
    クアブソーバ用取付金具における前記第一の保持筒部お
    よび前記第二の保持筒部に対して、それらの何れか一方
    に前記クッションゴムの下端部が、それらの何れか他方
    に前記バウンドストッパの上端部が、それぞれ、軸直角
    方向の圧縮代をもって嵌め込まれることにより、非接着
    で組み付けられているショックアブソーバ用取付金具の
    組付体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108274966A (zh) * 2018-03-21 2018-07-13 上海振华重工(集团)股份有限公司 一种悬挂装置及跨运车
CN112171562A (zh) * 2020-10-27 2021-01-05 王哲涵 一种多尺寸减震器组装治具
CN108274966B (zh) * 2018-03-21 2024-07-12 上海振华重工(集团)股份有限公司 一种悬挂装置及跨运车

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