JP2000033931A - 断熱紙カップ及びこの製法 - Google Patents
断熱紙カップ及びこの製法Info
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- JP2000033931A JP2000033931A JP10201592A JP20159298A JP2000033931A JP 2000033931 A JP2000033931 A JP 2000033931A JP 10201592 A JP10201592 A JP 10201592A JP 20159298 A JP20159298 A JP 20159298A JP 2000033931 A JP2000033931 A JP 2000033931A
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Abstract
(57)【要約】
【技術課題】 断熱性に優れ、強度が十分にあり、単一
カップの意匠性を示し、端断面が露出していないために
吸水することがなく、製造コストの安い断熱紙カップと
この製法を提供する。 【解決手段】 内側カップ１の上部を拡径して段部４を
形成すると共にボトム側端縁を外側に折り返して折り返
し部５を形成する。次に、前記内側カップ１の外側に外
側カップ２を位置させたのち、この外側カップ２の下縁
でボトム３の下縁６と前記内側カップ１のボトム側端縁
の折り返し部５を捲き込み固定する。次に内側カップ１
の上縁で前記外側カップ２の上縁を捲き込むことによ
り、内側カップ１と外側カップ２及びボトム３を一体化
して胴体部に断熱空間１０を形成すると共に、単一紙カ
ップの意匠性を付与し、併せて外側カップ２の端断面を
露出させないようにする。
カップの意匠性を示し、端断面が露出していないために
吸水することがなく、製造コストの安い断熱紙カップと
この製法を提供する。 【解決手段】 内側カップ１の上部を拡径して段部４を
形成すると共にボトム側端縁を外側に折り返して折り返
し部５を形成する。次に、前記内側カップ１の外側に外
側カップ２を位置させたのち、この外側カップ２の下縁
でボトム３の下縁６と前記内側カップ１のボトム側端縁
の折り返し部５を捲き込み固定する。次に内側カップ１
の上縁で前記外側カップ２の上縁を捲き込むことによ
り、内側カップ１と外側カップ２及びボトム３を一体化
して胴体部に断熱空間１０を形成すると共に、単一紙カ
ップの意匠性を付与し、併せて外側カップ２の端断面を
露出させないようにする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、胴体部に断熱空間
を有する二重構造の紙カップとこの製法に関するもので
ある。
を有する二重構造の紙カップとこの製法に関するもので
ある。
【０００２】
【従来技術とその課題】紙カップの欠点は、断熱性に劣
ることから、熱い飲み物やインスタントラーメン等のよ
うな熱湯を注ぐ商品用には不向きである。これを改善す
るために、カップの胴体部に摘みを取り付けたり、或い
は図４に示すように、紙カップ２０の胴体部２１の外周
面にエンボス紙２３とコートボール紙２２を捲きつけた
り、或いは図５に示すように、紙カップ２０の胴体部２
１にスペース形成用の凸部２４を形成してこの外側を外
装紙でとり囲むように形成することにより、空気断熱空
間２５を形成して断熱を図るようにしている。しかし、
これら従来の紙カップにおいては、次のような欠点があ
る。
ることから、熱い飲み物やインスタントラーメン等のよ
うな熱湯を注ぐ商品用には不向きである。これを改善す
るために、カップの胴体部に摘みを取り付けたり、或い
は図４に示すように、紙カップ２０の胴体部２１の外周
面にエンボス紙２３とコートボール紙２２を捲きつけた
り、或いは図５に示すように、紙カップ２０の胴体部２
１にスペース形成用の凸部２４を形成してこの外側を外
装紙でとり囲むように形成することにより、空気断熱空
間２５を形成して断熱を図るようにしている。しかし、
これら従来の紙カップにおいては、次のような欠点があ
る。
【０００３】１．摘みを取り付けた紙カップの場合、手
で持ったときに安全性がなく、熱い飲み物の場合危険で
ある。 ２．糊付け工程が入り製造コストが嵩む。 ３．図４の場合、エンボス紙及びコートボール紙の端断
面が露出しているため、意匠性に欠け又、この端断面か
ら水分等を吸収してしまう。更にエンボス紙と紙カップ
２０間及びコートボール紙２２間は糊付けを必要とする
ため、製造コストが嵩む。 ４．図５の場合、断熱空間が小さく、断熱性に劣ると共
に単一カップの意匠性が無い。又、外装紙を固定するた
めに糊付け工程が必要となり、製造コストが嵩む。
で持ったときに安全性がなく、熱い飲み物の場合危険で
ある。 ２．糊付け工程が入り製造コストが嵩む。 ３．図４の場合、エンボス紙及びコートボール紙の端断
面が露出しているため、意匠性に欠け又、この端断面か
ら水分等を吸収してしまう。更にエンボス紙と紙カップ
２０間及びコートボール紙２２間は糊付けを必要とする
ため、製造コストが嵩む。 ４．図５の場合、断熱空間が小さく、断熱性に劣ると共
に単一カップの意匠性が無い。又、外装紙を固定するた
めに糊付け工程が必要となり、製造コストが嵩む。
【０００４】本発明の目的は、断熱性に優れ、単一カッ
プ状の意匠性を有し、製造コストが安く、紙の断面が露
出しないことにより吸水しない等の特徴を有する断熱紙
カップとこの製法を提供することである。
プ状の意匠性を有し、製造コストが安く、紙の断面が露
出しないことにより吸水しない等の特徴を有する断熱紙
カップとこの製法を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１に記載の発明においては、断熱紙カップに
おいて、紙製内側カップのボトム側端縁を外側に折り返
し、この内側カップの上部に大径段差部を形成し、前記
内側カップの周囲の外側に外装カップを位置させると共
に、この外装カップのボトム側端縁を内側に捲き込んで
前記内側カップの折り返し部とボトムの端縁を固定し、
更に内側カップの上端を外側に捲き込んで外側カップの
上縁を固定することにより、内側カップの段差部と折り
返し部によって胴体部に断熱空間を形成し、且つ外観に
単一紙カップの意匠性を付与し、併せて外装カップの端
断面が外観上露出しないように構成したことを特徴とす
るものである。
め、請求項１に記載の発明においては、断熱紙カップに
おいて、紙製内側カップのボトム側端縁を外側に折り返
し、この内側カップの上部に大径段差部を形成し、前記
内側カップの周囲の外側に外装カップを位置させると共
に、この外装カップのボトム側端縁を内側に捲き込んで
前記内側カップの折り返し部とボトムの端縁を固定し、
更に内側カップの上端を外側に捲き込んで外側カップの
上縁を固定することにより、内側カップの段差部と折り
返し部によって胴体部に断熱空間を形成し、且つ外観に
単一紙カップの意匠性を付与し、併せて外装カップの端
断面が外観上露出しないように構成したことを特徴とす
るものである。
【０００６】更に、請求項２に記載の発明においては、
請求項１に記載の発明において、外側カップの上縁を水
平方向に折り曲げてこの折り曲げた部分を内側カップの
上縁で捲き込んで固定したことを特徴とするものであ
る。
請求項１に記載の発明において、外側カップの上縁を水
平方向に折り曲げてこの折り曲げた部分を内側カップの
上縁で捲き込んで固定したことを特徴とするものであ
る。
【０００７】更に、請求項３に記載の発明においては、
請求項１に記載の発明において、外側カップの上縁をス
トレートに形成し、この上縁の外側において内カップの
上縁を捲き込んで固定したことを特徴とするものであ
る。
請求項１に記載の発明において、外側カップの上縁をス
トレートに形成し、この上縁の外側において内カップの
上縁を捲き込んで固定したことを特徴とするものであ
る。
【０００８】更に、請求項４に記載の発明においては、
請求項１又は２又は３に記載の発明において、内側カッ
プのボトム側の端縁を外側に捲き込み、断熱空間を拡大
するように構成したことを特徴とするものである。
請求項１又は２又は３に記載の発明において、内側カッ
プのボトム側の端縁を外側に捲き込み、断熱空間を拡大
するように構成したことを特徴とするものである。
【０００９】更に、請求項５に記載の発明においては、
紙カップの製法において、内側カップの上部を拡径して
段部を形成すると共にボトム側端縁を外側に折り返し、
次に、前記内側カップの外側に外側カップを位置させた
のち、この外側カップの下縁でボトムの周縁と前記内側
カップのボトム側端縁の折り返し部を捲き込み固定し、
次に内側カップの上縁で前記外カップの上縁を捲き込む
ことにより、内側カップと外側カップ及びボトムを一体
化して胴体部に断熱空間を形成すると共に、単一紙カッ
プの意匠性を付与し、併せて外側カップの端断面を露出
させない断熱紙カップを得ることを特徴とするものであ
る。
紙カップの製法において、内側カップの上部を拡径して
段部を形成すると共にボトム側端縁を外側に折り返し、
次に、前記内側カップの外側に外側カップを位置させた
のち、この外側カップの下縁でボトムの周縁と前記内側
カップのボトム側端縁の折り返し部を捲き込み固定し、
次に内側カップの上縁で前記外カップの上縁を捲き込む
ことにより、内側カップと外側カップ及びボトムを一体
化して胴体部に断熱空間を形成すると共に、単一紙カッ
プの意匠性を付与し、併せて外側カップの端断面を露出
させない断熱紙カップを得ることを特徴とするものであ
る。
【００１０】
【作用】内側カップと外側カップとの間に空間が形成さ
れているため、断熱性に優れ、又外観的には単一紙カッ
プの形状となり、意匠性に優れている。又、紙の端断面
が露出しないため、吸水することがない。又、糊付け工
程を含まず、内側カップと外側カップの捲き込みにより
一体化するため、製造が簡単で、機械生産が可能にな
る。
れているため、断熱性に優れ、又外観的には単一紙カッ
プの形状となり、意匠性に優れている。又、紙の端断面
が露出しないため、吸水することがない。又、糊付け工
程を含まず、内側カップと外側カップの捲き込みにより
一体化するため、製造が簡単で、機械生産が可能にな
る。
【００１１】
【実施例１】図１は本発明に係る紙カップの外観図、図
２は断面図である。この紙カップは、紙製の内側カップ
１と外側カップ２及びボトム３を一体化したもので、そ
の構成は、内側カップ１のボトム側端縁を外側に折り返
してこの折り返し部５を形成し、この内側カップ１の上
部を拡径して拡径段部４を形成した形状である。
２は断面図である。この紙カップは、紙製の内側カップ
１と外側カップ２及びボトム３を一体化したもので、そ
の構成は、内側カップ１のボトム側端縁を外側に折り返
してこの折り返し部５を形成し、この内側カップ１の上
部を拡径して拡径段部４を形成した形状である。
【００１２】外側カップ２は、前記内側カップ１の胴体
部の外側に位置し、この外側カップ２はボトム側端縁を
内側に捲き込んで前記内側カップ１の折り返し部５とボ
トム３を下方に折り曲げた下縁６を捲き込んで捲き込み
部７を形成した形状である。
部の外側に位置し、この外側カップ２はボトム側端縁を
内側に捲き込んで前記内側カップ１の折り返し部５とボ
トム３を下方に折り曲げた下縁６を捲き込んで捲き込み
部７を形成した形状である。
【００１３】更に内側カップ１はその上端を外側に捲き
込んで水平方向に折り曲げた外側カップ２の上縁８を捲
き込み固定することにより胴体部に断熱空間１０を形成
した構成である。なお、内側カップ１の下端部の折り返
し部５は、図３（ａ）のように捲き込むようにして厚さ
を２倍とすることにより、断熱空間１０の幅を大きくと
るようにしてもよい。
込んで水平方向に折り曲げた外側カップ２の上縁８を捲
き込み固定することにより胴体部に断熱空間１０を形成
した構成である。なお、内側カップ１の下端部の折り返
し部５は、図３（ａ）のように捲き込むようにして厚さ
を２倍とすることにより、断熱空間１０の幅を大きくと
るようにしてもよい。
【００１４】又、外側カップ２の上縁は、図３（ｄ）の
ように外側に折り返さずにストレートにしたままとし、
この外側に内側カップ１の捲き込み部９を形成すること
により一体化するようにしてもよい。
ように外側に折り返さずにストレートにしたままとし、
この外側に内側カップ１の捲き込み部９を形成すること
により一体化するようにしてもよい。
【００１５】
【実施例２】本実施例は請求項５の発明に対応し、図３
（ａ）〜（ｄ）に基づいて上記実施例１に示した紙カッ
プの製法を詳述する。先ず、図３（ａ）に示すように、
内側カップ１の上部を拡径して段部４を形成すると共に
ボトム側端縁を外側に折り返して折り返し部５を形成す
る。
（ａ）〜（ｄ）に基づいて上記実施例１に示した紙カッ
プの製法を詳述する。先ず、図３（ａ）に示すように、
内側カップ１の上部を拡径して段部４を形成すると共に
ボトム側端縁を外側に折り返して折り返し部５を形成す
る。
【００１６】次に、図３（ｂ）に示すように前記内側カ
ップ１の外側に外側カップ２を位置させたのち、この外
側カップ２の下縁でボトム３の下縁６と前記内側カップ
１のボトム側端縁の折り返し部５を捲き込んで捲き込み
部７を形成し、内側カップ１とボトム３と外側カップ２
をボトム側において固定する。
ップ１の外側に外側カップ２を位置させたのち、この外
側カップ２の下縁でボトム３の下縁６と前記内側カップ
１のボトム側端縁の折り返し部５を捲き込んで捲き込み
部７を形成し、内側カップ１とボトム３と外側カップ２
をボトム側において固定する。
【００１７】次に図３（ｃ）に示すように内側カップ１
の上縁で前記外側カップ２の上縁を捲き込んで捲き込み
部９を形成することにより、内側カップ１と外側カップ
２を上部において固定する。図３（ｄ）は、外側カップ
２の上縁８ａを折り曲げずにストレートにしてこの外側
に内側カップ１の捲き込み部９を形成した例である。こ
の外側カップ２の上縁の処理は任意である。図３におい
て（ａ´）は折り返し部５ａをダブルに形成した例、
（ｂ）はこのダブルの折り返し部５ａを捲きこんだ例で
ある。なお、実施例は紙カップ本体のみを説明したが、
この口側は開放したままのもの、開閉自在の蓋付のも
の、内容物を入れて蓋材をシールした形態等で利用され
る。
の上縁で前記外側カップ２の上縁を捲き込んで捲き込み
部９を形成することにより、内側カップ１と外側カップ
２を上部において固定する。図３（ｄ）は、外側カップ
２の上縁８ａを折り曲げずにストレートにしてこの外側
に内側カップ１の捲き込み部９を形成した例である。こ
の外側カップ２の上縁の処理は任意である。図３におい
て（ａ´）は折り返し部５ａをダブルに形成した例、
（ｂ）はこのダブルの折り返し部５ａを捲きこんだ例で
ある。なお、実施例は紙カップ本体のみを説明したが、
この口側は開放したままのもの、開閉自在の蓋付のも
の、内容物を入れて蓋材をシールした形態等で利用され
る。
【００１８】
【発明の効果】本発明に係る断熱紙カップは以上の如き
構成と製法から成り、次の効果を有する。 １．内側カップに形成する段部と折り返し部により、外
側カップとの間隔を自由に、大きくとれる。この結果、
断熱空間を拡大することにより断熱性に優れた紙カップ
を得ることができる。 ２．カップのボトム側においては外側カップの下縁を内
側に捲き込んで内側カップの下縁と一体化し、上部側は
内側カップの上縁を外側に捲き込んで外側カップの上縁
と一体化したことにより、二重構造でありながら、十分
な強度を有し、使い勝手の良い紙カップが得られる。
構成と製法から成り、次の効果を有する。 １．内側カップに形成する段部と折り返し部により、外
側カップとの間隔を自由に、大きくとれる。この結果、
断熱空間を拡大することにより断熱性に優れた紙カップ
を得ることができる。 ２．カップのボトム側においては外側カップの下縁を内
側に捲き込んで内側カップの下縁と一体化し、上部側は
内側カップの上縁を外側に捲き込んで外側カップの上縁
と一体化したことにより、二重構造でありながら、十分
な強度を有し、使い勝手の良い紙カップが得られる。
【００１９】３．外観的には内側カップと外側カップの
区別がつかないために、単一カップの意匠となり、大変
見栄えが良くなる。 ４．内側カップと外側カップを捲き込みで一体化したこ
により、強度が増した分、内側カップの材料の薄肉化が
可能であり、材料費の低減により紙カップを安価に提供
できる。 ５．内側カップと外側カップを捲き込みで一体化し、紙
の端断面が一切露出していないので、吸水することがな
い。 ６．糊付部分が一切ないので、製造コストの低減化が可
能である。
区別がつかないために、単一カップの意匠となり、大変
見栄えが良くなる。 ４．内側カップと外側カップを捲き込みで一体化したこ
により、強度が増した分、内側カップの材料の薄肉化が
可能であり、材料費の低減により紙カップを安価に提供
できる。 ５．内側カップと外側カップを捲き込みで一体化し、紙
の端断面が一切露出していないので、吸水することがな
い。 ６．糊付部分が一切ないので、製造コストの低減化が可
能である。
【図１】本発明を実施した断熱紙カップの斜視図。
【図２】本発明を実施した断熱紙カップの断面図。
【図３】紙カップの製造法の説明図。
【図４】エンボス紙とコートボール紙を用いて断熱性を
付与した従来の紙カップの斜視図。
付与した従来の紙カップの斜視図。
【図５】紙カップの外側に断熱空間を形成した従来の断
熱紙カップの説明図。
熱紙カップの説明図。
１ 内側カップ ２ 外側カップ ３ ボトム ４ 拡径段部 ５ 折り返し部 ６ 折り曲げ下縁 ７ ボトム側捲き込み部 ８ 折り曲げ上縁 ９ 口側捲き込み部 １０ 断熱空間
Claims (5)
- 【請求項１】 紙製内側カップのボトム側端縁を外側に
折り返し、この内側カップの上部に大径段差部を形成し
たこと、 前記内側カップの周囲の外側に外装カップを位置させる
と共に、この外装カップのボトム側端縁を内側に捲き込
んで前記内側カップの折り返し部とボトムの端縁を固定
し、更に内側カップの上端を外側に捲き込んで外側カッ
プの上縁を固定することにより、内側カップの段差部と
折り返し部によって胴体部に断熱空間を形成し、且つ外
観に単一紙カップの意匠性を付与し、併せて外装カップ
の端断面が外観上露出しないように構成して成る断熱紙
カップ。 - 【請求項２】 外側カップの上縁を水平方向に折り曲げ
てこの折り曲げた部分を内側カップの上縁で捲き込んで
固定した構成の請求項１記載の断熱紙カップ。 - 【請求項３】 外側カップの上縁をストレートに形成
し、この上縁の外側において内カップの上縁を捲き込ん
で固定した構成の請求項１記載の断熱紙カップ。 - 【請求項４】 内側カップのボトム側の端縁を外側に捲
き込み、断熱空間を拡大するように構成して成る請求項
１又は２又は３記載の断熱紙カップ。 - 【請求項５】 内側カップの上部を拡径して段部を形成
すると共にボトム側端縁を外側に折り返す。次に、前記
内側カップの外側に外側カップを位置させたのち、この
外側カップの下縁でボトムの周縁と前記内側カップのボ
トム側端縁の折り返し部を捲き込み固定する、 次に内側カップの上縁で前記外カップの上縁を捲き込む
ことにより、内側カップと外側カップ及びボトムを一体
化して胴体部に断熱空間を形成すると共に、単一紙カッ
プの意匠性を付与し、併せて外側カップの端断面を露出
させない断熱紙カップを得る、 ことを特徴とする断熱紙カップの製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20159298A JP4094730B2 (ja) | 1998-07-16 | 1998-07-16 | 断熱紙カップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20159298A JP4094730B2 (ja) | 1998-07-16 | 1998-07-16 | 断熱紙カップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000033931A true JP2000033931A (ja) | 2000-02-02 |
| JP4094730B2 JP4094730B2 (ja) | 2008-06-04 |
Family
ID=16443620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20159298A Expired - Lifetime JP4094730B2 (ja) | 1998-07-16 | 1998-07-16 | 断熱紙カップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4094730B2 (ja) |
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| WO2002004300A1 (fr) * | 2000-07-10 | 2002-01-17 | Jujo Central Co., Ltd. | Tasse calorifugee |
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-
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