JP2000033921A - ベール古紙の番線巻取除去装置 - Google Patents

ベール古紙の番線巻取除去装置

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JP2000033921A JP10201813A JP20181398A JP2000033921A JP 2000033921 A JP2000033921 A JP 2000033921A JP 10201813 A JP10201813 A JP 10201813A JP 20181398 A JP20181398 A JP 20181398A JP 2000033921 A JP2000033921 A JP 2000033921A
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Seiji Katsumata
成司 勝又
Fumiko Katsumata
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベール古紙に巻かれた番線の傾斜が大きい場
合でも、確実に番線を固定引出歯と移動引出歯の両歯の
間に引出して挟持する。 【解決手段】 ベール古紙1の切断された番線Wを除去
する番線引出金具15において、複数の三角形の歯20
cを有する固定引出歯20の隣接する歯20c,20c
の間に古紙及び番線当接面20dと番線引込み凹部20
eとを形成するとともに、歯20cの番線引込み凹部側
にベール古紙切断刃先20gを形成し、鋸歯状の移動引
出歯21の隣接する歯21c,21cの間に番線誘導凹
部21dと古紙及び番線当接面21eとを形成するとと
もに、歯21cの番線誘導凹部側にベール古紙切断刃先
21gを形成し、番線引出し時に、歯20c,21cを
ベール古紙1に食い込ませて、番線Wを歯20cの上下
いずれかへ振り分け、移動引出歯21の下方への移動に
より、番線Wを番線収納部20fに収納するとともに、
歯20c,21cがベール古紙1を切り裂くように構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベーラーマシンで
略直方体に圧縮成形されて番線を巻き付けて梱包された
ベール古紙を解梱装置にて解梱する際に、番線切断装置
で切断した番線を除去するベール古紙の番線巻取除去装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ベール古紙の解梱装置として、例えば特
公平7−110662号公報に示されるものがある。こ
の解梱装置は、ベール古紙を搬送するコンベヤーの両側
に、番線切断装置と番線巻取除去装置とを対向配置し
て、番線切断装置の番線引出切断金具でベール古紙に巻
き付けられた番線を切断した後、番線巻取除去装置の番
線引出金具を駆動手段によりベール古紙に押し付けて、
番線引出金具の固定引出歯と移動引出歯の鋸歯状の摘み
歯で切断された番線を挟持して前記駆動手段により両引
出歯をベール古紙から後退させて番線を引出し、番線巻
取軸に番線を巻き付けて除去している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の番線
引出金具の構成では、固定引出歯と移動引出歯の摘み歯
の先端同士を突き合わせて三角形の突起形状にした状態
で、両摘み歯をベール古紙に押し付け、突起の上下辺に
番線を振り分け、固定引出歯の摘み歯とこの摘み歯に隣
接する移動引出歯の摘み歯との間に形成される三角形の
凹部に番線を位置させ、移動引出歯を摘み歯1つ分移動
させて、固定引出歯と移動引出歯の両摘み歯の間に番線
を引出して挟持している。この場合、固定引出歯及び移
動引出歯の先端に、刃先を保護するための所定の間隔が
形成されているため、ベール古紙に巻かれた番線が水平
状態あるいはやや傾斜した状態では良好に引出すことが
できるが、番線がベール古紙に水平状態より大きく傾斜
して巻き付けられている場合には、前記刃先保護間隔に
番線が入り込み、前記三角形の凹部に番線が入り込ま
ず、番線を固定引出歯と移動引出歯の両摘み歯の間に引
出して挟持できない場合がある。また、両摘み歯間の前
記三角形の凹部に古紙を摘んでしまうので、両摘み歯で
番線のみを摘むことができなかった。
【0004】そこで本発明は、ベール古紙に巻かれた番
線の傾斜が大きい場合でも、確実に番線を固定引出歯の
歯と移動引出歯の歯の間に引出して挟持でき、かつ番線
のみを引出すことができるベール古紙の番線巻取除去装
置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明は、ベール古紙に巻き付けられた梱包用の
番線を、番線切断装置で切断した後に、鋸歯状の固定引
出歯と移動引出歯とからなる番線引出金具でベール古紙
から引出して、巻取除去するベール古紙の番線巻取除去
装置において、前記固定引出歯は、複数の三角形の歯を
有し、隣接する歯の間に古紙及び番線当接面と下向き傾
斜の番線引込み凹部とをそれぞれ形成するとともに、前
記歯の番線引込み凹部側にベール古紙切断刃先を形成
し、前記移動引出歯は、隣接する歯の間に上向き傾斜の
番線誘導凹部と古紙及び番線当接面とをそれぞれ形成す
るとともに、前記歯の番線誘導凹部側にベール古紙切断
刃先を形成し、両ベール古紙切断刃先の角度を、番線引
出し時に、番線を切断せずに前記古紙及び番線当接面か
ら歯先端間のベール古紙を切断する角度に形成したこと
を特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図面に示す実施
形態例に基づいて、さらに詳細に説明する。図1はベー
ル古紙の解梱装置の概略を示す正面図であって、この解
梱装置は、ベール古紙1を搬送するスラットコンベヤー
2の両側に、番線切断装置3と番線巻取除去装置4とを
ベール古紙1を挟むように対向させて配設したものであ
る。スラットコンベヤー2には、ベール古紙1の搬送方
向中心部が番線切断装置3と番線巻取除去装置4との間
にきたときに、スラットコンベヤー2を停止させる光電
管(図示せず)が設けられている。
【0007】前記番線切断装置3は、フレーム5に、ベ
ール古紙1の側面方向に移動可能に設けた番線引出切断
金具6と、該番線引出切断金具6を進退させる駆動手段
である油圧シリンダ7とを設けるとともに、番線引出切
断金具6の上部に該番線引出切断金具6を作動させる切
断刃駆動手段である油圧シリンダ8を設けている。
【0008】前記番線引出切断金具6は、図2乃至図4
に示すように、鋸歯状の刃先を有する固定切断刃9及び
移動切断刃10と、固定切断刃9との間に移動切断刃1
0を挟むように配設された押え板11とにより構成され
ている。これら固定切断刃9及び移動切断刃10は、そ
の基部9a,10aが、互いに摺接するように配置され
ていて、移動切断刃10の基部10aに形成される上下
方向の長孔10bに固定切断刃9の基部9aと押え板1
1とを連結する連結ボルト12がカラー13を外嵌して
挿通し、油圧シリンダ8のロッド8aの伸縮にて移動切
断刃10を上下に移動可能に配設している。また、前記
油圧シリンダ7のロッド7aが固定切断刃9の基部9a
に連結されている。
【0009】前記固定切断刃9の刃先9cは上向き傾斜
に、前記移動切断刃10の刃先10cは下向き傾斜にそ
れぞれ形成されている。また、両切断刃9,10の刃先
9c,10cの先端部同士の間に所定の間隔Cを形成す
るために、移動切断刃10の刃先10cの先端一側を薄
肉に形成している。この間隔Cを設けることにより、番
線Wの切断時に隣接する刃先9c,10cで古紙を挟ん
で摘み出して切断することを防止でき、刃先9c,10
cの保護が図れる。
【0010】移動切断刃10の刃先10cは、移動切断
刃10の不作動状態では、固定切断刃9の各刃先9cの
中間に位置し、作動状態では、移動切断刃10の刃先1
0cが固定切断刃9の刃先9cの少なくとも2つ分の距
離を上下に移動できるように、例えば、長孔10bの長
さや油圧シリンダ8のストロークを設定している。
【0011】前記番線巻取除去装置4は、フレーム14
に、ベール古紙1の側面方向に移動可能に設けた番線引
出金具15と、該番線引出金具15を進退させる駆動手
段である油圧シリンダ16とを設けるとともに、番線引
出金具15の上部に、該金具15を作動させる引出歯駆
動手段である油圧シリンダ17を設け、さらに、駆動手
段であるモーター18により回転する番線巻取軸19を
設けている。
【0012】前記番線引出金具15は、図15に示され
るように、油圧シリンダ16により番線巻取軸19に形
成された隙間19a内を進退してベール古紙1に巻かれ
た番線Wを保持して引出すものである。
【0013】前記番線引出金具15は、図5乃至図14
に示すように、鋸歯状の歯を有する固定引出歯20と移
動引出歯21と、固定引出歯20との間に移動引出歯2
1を挟むように配設された押え板22とにより構成され
ている。
【0014】これら固定引出歯20及び移動引出歯21
は、その基部20a,21aが、互いに摺接するように
配置されていて、移動引出歯21の基部21aに形成さ
れる上下方向の長孔21bに固定引出歯20の基部20
aと押え板22とを連結する連結ボルト23がカラー2
4を外嵌して挿通し、移動引出歯21に油圧シリンダ1
7のロッド17aを連結して、該ロッド17aの伸縮に
て移動引出歯21を上下に移動可能に配設している。ま
た、前記油圧シリンダ16のロッド16aが前記固定引
出歯20の基部20aに連結されている。
【0015】前記固定引出歯20は、一側部に鋸歯状に
形成された複数の三角形の歯20cを有し、隣接する歯
20c,20c間に古紙及び番線当接面20dと番線引
込み凹部20eとを形成している。すなわち、古紙及び
番線当接面20dは歯20cの下部に、番線引込み凹部
20eは古紙及び番線当接面20dの下部にそれぞれ形
成されている。該番線引込み凹部20eは、奥に番線収
納部20fを有する下向き傾斜に基部20aに形成され
ている。また、前記歯20cの番線引込み凹部側にベー
ル古紙切断刃先20gを形成している。該ベール古紙切
断刃先20gは、図8に示されるように、移動引出歯2
1側の角部に古紙及び番線当接面20dの延長線の位置
から先端に亘って形成されている。
【0016】前記移動引出歯21は、一側部に前記歯2
0cと同ピッチの鋸歯状に形成された複数の歯21cを
有し、隣接する歯21c,21c間に番線誘導凹部21
dと古紙及び番線当接面21eとを形成している。すな
わち、番線誘導凹部21dは歯21cの下部に、古紙及
び番線当接面21eは番線誘導凹部21dの下部にそれ
ぞれ形成されている。該番線誘導凹部21dは、歯21
cの番線誘導凹部側の稜線の約半分の位置から上向き傾
斜に基部21aに形成されている。また、前記歯21c
は、固定引出歯20側先端に薄肉部21fを形成してい
る。さらに、前記歯21cの番線誘導凹部側にベール古
紙切断刃先21gを形成している。該ベール古紙切断刃
先21gは、図9に示されるように、固定引出歯20側
の角部に番線誘導凹部21dの延長線の位置から薄肉部
21fに亘って形成されている。前記薄肉部21fは、
歯20c,21cの先端部同士の間に所定の間隔Cを形
成して、ベール古紙切断時における歯20c,21cの
ベール古紙切断刃先20g,21gの保護を図ってい
る。また、歯20c,21cのベール古紙切断刃先20
g,21gの角度は、番線W引出し時に、硬い番線Wを
切断せずに、前記古紙及び番線当接面20dから歯20
c,21cの先端間の柔らかいベール古紙1を切断する
角度に形成されている。
【0017】前記固定引出歯20及び移動引出歯21を
互いに摺接可能に配設すると、図5に示されるように、
移動引出歯21の不作動時には、歯20cと歯21cが
重なるとともに、歯21cの古紙及び番線当接面側の稜
線が番線引込み凹部20eの入口部を塞いでいる。ま
た、移動引出歯21は、作動状態では、歯21cが固定
引出歯20の歯20cの少なくとも1つ半分の距離を上
下に移動できるように、例えば、長孔21bの長さや油
圧シリンダ17のストロークを設定している。
【0018】このように構成された解梱装置は、スラッ
トコンベヤー2上のベール古紙1が所定位置、すなわち
番線切断装置3と番線巻取除去装置4との間に達する
と、光電管の作用でスラットコンベヤー2が停止する。
次いで、番線引出金具15を油圧シリンダ16により番
線巻取軸19に形成された隙間19a内を通過させて、
スラットコンベヤー2上に先端の歯を突出させてから、
番線切断装置3の油圧シリンダ7にて番線引出切断金具
6をベール古紙1の一側面に押付け、圧力センサー(図
示せず)が所定の押付力を検出したときに停止する。
【0019】ベール古紙1の一側面に押付けられた固定
切断刃9の刃先9cと移動切断刃10の刃先10cは、
図2に示される如く、移動切断刃10の不作動状態で
は、固定切断刃9の各刃先9cの中間に位置しているか
ら、番線Wを刃先9c,10c間に振り分け、油圧シリ
ンダ8による移動切断刃10の下降にて、下向き傾斜の
刃先10cが番線Wに係合して、番線Wをベール古紙1
の一側面から引出しながら刃先9c,10cで切断す
る。このとき、移動切断刃10の刃先10cが固定切断
刃9の刃先9cの少なくとも2つ分の距離を移動するか
ら、ベール古紙1に巻かれた番線Wの傾斜が大きい場合
でも、確実に番線Wを切断できる。
【0020】番線巻取除去装置4側では、図10に示さ
れる如く、前記した番線切断装置3の油圧シリンダ7の
押付力により、番線引出金具15は、重なった固定引出
歯20及び移動引出歯21の歯20c,21cの古紙及
び番線当接面20dから先端をベール古紙1に食い込ま
せ、三角形の歯20cによって、番線Wを歯20cの上
下いずれかへ振り分けて、古紙及び番線当接面20dに
当接させる。
【0021】番線Wが切断された後、油圧シリンダ17
により移動引出歯21を下方へ移動すると、図11に示
される如く、移動引出歯21の歯21cは番線Wに係合
して下方へ押し、図12に示される如く、番線Wを固定
引出歯20の番線引込み凹部20eの入口へ移動させ
る。さらなる移動引出歯21の下方への移動に伴い、図
13に示される如く、番線Wは、上向き傾斜の移動引出
歯21の番線誘導凹部21dに案内されて、下向き傾斜
の固定引出歯20の番線引込み凹部20eへ引込まれ、
図14に示される如く、移動引出歯21の歯21cが固
定引出歯20の歯20cの1つ半分の距離下方へ移動す
ることにより、番線Wは番線収納部20fに収納され
る。
【0022】この移動の過程で、移動引出歯21の歯2
1cは、固定引出歯20の歯20cと交差する際に、歯
20c先端のベール古紙切断刃先20gと歯21c先端
のベール古紙切断刃先21gとで、前記古紙及び番線当
接面20dから歯20c,21cの先端間のベール古紙
1を切り裂く。番線Wは硬度があるため切断されずに番
線引込み凹部20eへ誘導される。また、上向き傾斜の
移動引出歯21の番線誘導凹部21dと下向き傾斜の固
定引出歯20の番線引込み凹部20eとが交差すること
によって、番線Wを番線引込み凹部20eに引込む。さ
らに、下向き傾斜の番線引込み凹部20eの入口は、移
動引出歯21の歯21cが次の固定引出歯20の歯20
c近くへ移動した時点から、歯21cによって塞がれ
る。
【0023】これにより、固定引出歯20と移動引出歯
21の間にベール古紙1を摘むことなく、番線Wのみが
番線収納部20fに保持されるので、油圧シリンダ16
にて番線引出金具15を番線巻取軸19の後方へ後退し
て番線Wを引き出すことができる。番線Wを引き出した
ら、油圧シリンダ17にて移動引出歯21を上方へ移動
して、番線引込み凹部20eの入口を開放した後、番線
巻取軸19を回転させて引き出された番線Wを該巻取軸
19に巻き取る。
【0024】したがって、番線Wが水平状態から大きく
傾斜していても、番線Wが番線当接面20dに当接し、
移動引出歯21の歯21cに係合して下方へ押され、番
線引込み凹部20eに確実に誘導されるので、番線引出
金具15で番線Wを引き出すことができるとともに、移
動引出歯21の下方への移動の間に、固定引出歯20の
歯20c及び移動引出歯21の歯21cがベール古紙1
を切り裂くから、両歯20c,21cでベール古紙1を
摘んで引き出すことなく番線Wのみを引き出すことがで
きる。
【0025】尚、上記実施形態例では、ベール古紙の解
梱装置の番線切断装置3を固定切断刃9及び移動切断刃
10の2枚構成で説明したが、本実施形態例のベール古
紙の解梱装置は、特公平7−110662号公報に示さ
れるごとき3枚構成やその他の構成の番線切断装置を用
いてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ベール
古紙の切断された番線を除去する番線引出金具におい
て、複数の三角形の歯を有する固定引出歯の隣接する歯
の間に古紙及び番線当接面と番線引込み凹部とを形成す
るとともに、歯の番線引込み凹部側にベール古紙切断刃
先を形成し、鋸歯状の移動引出歯の隣接する歯の間に番
線誘導凹部と古紙及び番線当接面とを形成するととも
に、歯の番線誘導凹部側にベール古紙切断刃先を形成
し、両ベール古紙切断刃先の角度を、番線を切断せずに
古紙及び番線当接面から歯先端間のベール古紙を切断す
る角度に形成したので、番線引出し時に、固定引出歯及
び移動引出歯の歯の古紙及び番線当接面から先端をベー
ル古紙に食い込ませて、番線を固定引出歯の三角形の歯
の上下いずれかへ振り分けるから、番線が水平状態から
大きく傾斜していても確実に番線引込み凹部に引込ま
れ、移動引出歯が番線引込み凹部の入口を塞ぎ、番線を
番線引込み凹部に収納するため、番線引出金具で番線を
引き出すことができるとともに、移動引出歯の下方への
移動の間に古紙と番線が分離され、固定引出歯の歯と移
動引出歯の歯がベール古紙を切り裂くから、ベール古紙
を摘んで引き出すことなく番線のみを引き出すことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した解梱装置の一実施形態例を
示す概略正面図である。
【図2】 番線引出切断金具の一実施形態例を示す拡大
側面図である。
【図3】 番線引出切断金具の横断面図である。
【図4】 番線引出切断金具の固定切断刃と移動切断刃
とを示す分解図である。
【図5】 番線引出金具の一実施形態例を示す拡大側面
図である。
【図6】 番線引出金具の横断面図である。
【図7】 番線引出金具の固定引出歯と移動引出歯と中
間移動引出歯とを示す分解図である。
【図8】 図7のVIII−VIII断面図である。
【図9】 図7のIX−IX断面図である。
【図10】 番線引出金具の作動状態を示す拡大側面図
である。
【図11】 番線引出金具の作動状態を示す拡大側面図
である。
【図12】 番線引出金具の作動状態を示す拡大側面図
である。
【図13】 番線引出金具の作動状態を示す拡大側面図
である。
【図14】 番線引出金具の作動状態を示す拡大側面図
である。
【図15】 番線巻取除去装置の一部を示す底面図であ
る。
【符号の説明】
1…ベール古紙、2…スラットコンベヤー、3…番線切
断装置、4…番線巻取除去装置、6…番線引出切断金
具、9…固定切断刃、9c…固定切断刃9の刃先、10
…移動切断刃、10c…移動切断刃10の刃先、15…
番線引出金具、19…番線巻取軸、20…固定引出歯、
20c…固定引出歯20の歯、20d…固定引出歯20
の古紙及び番線当接面、20e…固定引出歯20の番線
引込み凹部、20g…固定引出歯20のベール古紙切断
刃先、21…移動引出歯、21c…移動引出歯21の
歯、21d…移動引出歯21の番線誘導凹部、21e…
移動引出歯21の古紙及び番線当接面、21g…移動引
出歯21のベール古紙切断刃先
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 勝又 正幸 静岡県富士市久沢49番地の2 株式会社勝 又熔接工業所内 (72)発明者 勝又 成司 静岡県富士市久沢49番地の2 株式会社勝 又熔接工業所内 (72)発明者 勝又 ふみ子 静岡県富士市久沢49番地の2 株式会社勝 又熔接工業所内 Fターム(参考) 3E058 AA08 BA11 CA01 DA01 FA06

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベール古紙に巻き付けられた梱包用の番
    線を、番線切断装置で切断した後に、鋸歯状の固定引出
    歯と移動引出歯とからなる番線引出金具でベール古紙か
    ら引出して、巻取除去するベール古紙の番線巻取除去装
    置において、前記固定引出歯は、複数の三角形の歯を有
    し、隣接する歯の間に古紙及び番線当接面と下向き傾斜
    の番線引込み凹部とをそれぞれ形成するとともに、前記
    歯の番線引込み凹部側にベール古紙切断刃先を形成し、
    前記移動引出歯は、隣接する歯の間に上向き傾斜の番線
    誘導凹部と古紙及び番線当接面とをそれぞれ形成すると
    ともに、前記歯の番線誘導凹部側にベール古紙切断刃先
    を形成し、両ベール古紙切断刃先の角度を、番線引出し
    時に、番線を切断せずに前記古紙及び番線当接面から歯
    先端間のベール古紙を切断する角度に形成したことを特
    徴とするベール古紙の番線巻取除去装置。
JP20181398A 1998-07-16 1998-07-16 ベール古紙の番線巻取除去装置 Expired - Lifetime JP4445050B2 (ja)

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