JP2000033807A - 冬期用タイヤ及び冬期におけるタイヤのスリップ防止方法 - Google Patents

冬期用タイヤ及び冬期におけるタイヤのスリップ防止方法

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JP2000033807A JP11204093A JP20409399A JP2000033807A JP 2000033807 A JP2000033807 A JP 2000033807A JP 11204093 A JP11204093 A JP 11204093A JP 20409399 A JP20409399 A JP 20409399A JP 2000033807 A JP2000033807 A JP 2000033807A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、積雪凍結路において優れた走行
性を得ることができる冬期用タイヤの提供を目的とす
る。 【構成】 本願発明は、路面との接触面に多数個のスリ
ップ防止構造を形成してなる冬期用タイヤにおいて、前
記スリップ防止構造を、路面との接触面6aから内方に
向けて所定の深さに形成した筒状の吸水溝7と、吸水溝
7内に保持させた多数の線材3aからなるスリップ防止
用ブラシ部材1により構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、雨水に濡れた路面あ
るいは積雪凍結路等において発生するタイヤのスリップ
現象の防止に関するものであり、特に積雪凍結路におい
て優れた走行性を得ることができる冬期用タイヤ及び冬
期におけるタイヤのスリップ防止方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】寒冷積雪地において冬期に発生する事故
の大半は、スリップ事故が占める。これは言うまでもな
く、路面の凍結、積雪などにより路面とタイヤとの間の
摩擦抵抗が減少し、制動、操作性が著しく低下するため
である。従って、寒冷積雪地においては、道路の除排雪
などの促進、そのための設備の拡充などが図られている
が、気象変化の激しい冬期において、全ての地域で常に
良好な路面状態を保つことは事実上不可能であり、スリ
ップ事故の防止には路面状態の確保に加えて、車輛側に
おけるスリップ防止対策が必要になる。
【0003】積雪時における車輛側のスリップ防止対策
としては、これまで、スパイクタイヤの装着が最も有効
であるとされてきた。ところが、このスパイクタイヤ
は、タイヤのトレッドに多数の金属製スパイクピンを埋
め込み、その金属製スパイクピンを積雪面、あるいは、
氷結した路面に食い込ませてタイヤのグリップ力を得る
ものとなっているため、通常の乾燥した道路では路面を
削り取り、粉塵公害を発生させるという問題があった。
このため、現在では、一部の地域を除き、その使用が禁
止され、代わりにスパイクピンを突設しないスタッドレ
スタイヤが注目され、冬期用タイヤとして高い使用率を
得るに至っている。
【0004】このスタッドレスタイヤは、特殊なコンパ
ウンドと排水性に優れたトレッドパターン及びトレッド
面に形成される多数のスリットなどによってタイヤのグ
リップ性を高めるものとなっている。例えば、現在一般
に用いられているスタッドレスタイヤは、微小な気泡を
含有させたコンパウンドを用い、これを切断してトレッ
ドの表面を形成することにより、その表面に微小な気泡
からなる凹部を形成し、その凹部における吸着作用によ
って強力なグリップ力を得るものとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような現状のスタッドレスタイヤにあっては、コンパウ
ンドに包含される気泡がランダムに形成されているた
め、表面に現れる凹部の分布量が不均一になり易い。こ
のため、製造された各タイヤでグリップ力に著しいばら
つきがみられ、劣悪なものにあってはコンパウンドによ
る効果が殆ど発揮されない場合がある。
【0006】また、コンパウンド及びトレッドパターン
が有効に機能するものであっても、現状のスタッドレス
タイヤでは、制動性、操作性に関してスパイクタイヤよ
り大幅に劣るという実験結果が報告されている。従っ
て、冬期におけるスリップ防止対策、交通容量の確保等
の交通上の観点からすれば、スパイクタイヤ使用時に比
べて状況は明らかに後退、悪化しているといえる。勿
論、スパイクタイヤ使用時の道路周辺の粉塵公害は極め
て深刻であり、これが大幅に軽減されているという現状
からすれば、現在の法的規制の適用は妥当であるとも思
われるが、交通事故の増大、交通容量の低下などもまた
重要な問題であり、寒冷積雪地では、今、上記のような
交通上の問題と粉塵公害とを同時に解決し得る対策が切
望されている。
【0007】
【発明の概要】上記課題を解決すべく本願発明は、例え
ば次のような構成を備えるものとなっている。すなわ
ち、本願発明は、路面との接触面に多数個のスリップ防
止構造を形成してなる冬期用タイヤにおいて、前記スリ
ップ防止構造を、路面との接触面から内方に向けて所定
の深さに形成した筒状の吸水溝と、吸水溝内に保持させ
た多数の線材からなるスリップ防止用ブラシ部材により
構成し、前記吸水溝を路面との対向時に拡大変形させて
吸水溝の内部空間に負圧を発生させ、その負圧によって
路面とトレッド面との間に介在した水を吸引すると共
に、その吸引した水を前記多数の線材の間に保持させる
ことにより、トレッド面と路面との間に吸着力及び氷結
力を発生させて路面に対するタイヤのグリップ力を発生
させ、吸水溝が路面との非対向位置へと移動した時点で
線材の間に保持された水を、吸水溝の復元力及び、タイ
ヤの回転によって生じる遠心力により外部へと排出させ
るようにしたものである。
【0008】また、本願発明に係る冬期用タイヤによれ
ば、上記のようにタイヤのトレッド面において優れた排
水性を有するため、積雪凍結路だけでなく、雨水に濡れ
た路面においても優れたグリップ力を得ることができ、
全ての季節において有効である。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づき説明
する。図1ないし図6は本願発明の第1実施例における
冬期用タイヤ及びこれに用いるスリップ防止用ブラシ部
材を示す図である。まず、図1及び図2に基づきこの実
施例におけるスリップ防止用ブラシ部材(以下単にブラ
シ部材と称す)を説明する。ここに示すブラシ部材1
は、中央部に開口部を形成してなる金属製の環状部2
と、この環状部2の開口部2a1に挿通される本体部3
とからなる。
【0010】この実施例において環状部2は、円環形状
をなす底部2aの周縁部に立上り部2bを設け、全体と
して容器状をなすよう形成してあり、その素材には鉄を
用いている。なお、環状部2の素材は、鉄に限らず、そ
の他のもの、例えば、カーボンファイバー、セラミック
等を用いても良い。
【0011】一方、本体部3は、多数の線材3aの一端
部を互いに接着すると共に、その一端部に円板状のフラ
ンジ部(係止部)3bを形成したものとなっている。そ
して、この実施例では、各線材3aに熱可塑性樹脂モノ
フィラメント材を用いており、その一端部の接着は熱溶
着によって行っている。
【0012】また、フランジ部3bは、その各線材3a
の熱溶着時に生じる熱可塑性を利用して溶着部分を加圧
することにより円板状に成形したものとなっており、安
価に構成することができる。勿論、束ねた線材3aの一
端部に別部材からなるフランジ部3bを固定しても良
く、フランジ部3bの形成方法としても、特にこの実施
例のような熱溶着に限定されない。なお、係止部3bの
径は、前記環状部2の開口部より大なる径に設定すれば
良く、必ずしも高精度を要求されない。
【0013】そして、このように構成された本体部3
は、その各線材3aを環状部2の開口部2aに挿通し
て、係止部3bを開口部周縁に係止させ、その状態で図
2に示すように環状部2内に接着剤4を充填して硬化さ
せることにより環状部2に確固に固定される。
【0014】また、この実施例における本体部3は次の
ようなサイズ及び硬度に設定した。すなわち、本体部3
の各線材3aの太さは直径約0.4mm〜0.7mmと
なっており、タイヤ1本あたりの本数は120本〜14
0本となっている。さらに線材3aの長さt1は、全線
材3aを円形に束ねた太さt2の2倍に設定されてい
る。また、線材3aの硬度は、道路を損傷せず、かつ十
分な可撓性及び復元性を得るために、ビッカース硬度を
100〜180kg/mm2 の範囲内に設定している。
【0015】なお、線材3aは、180度屈曲させた状
態から直線状態へと復元する程度の復元性を有してい
る。また、前記のような硬度、屈曲性、及び可撓性に加
え、この実施例に用いる線材3aは、中性,酸性,アル
カリ性に対する耐久性、非風化性、極めて低い含水性、
及び完全な非吸水性等の性質も有しており、これらの性
質を−30度C〜120度Cの温度環境下において維持
し得るものとなっている。
【0016】次に、上記構成を有するブラシ部材1を用
いた本願発明の第1実施例におけるスリップ防止用タイ
ヤを説明する。このスリップ防止用タイヤ5は、ラジア
ルタイヤ、バイアスタイヤ等をはじめとするその他周知
のタイヤに対し、上記ブラシ部材1を多数本(ここでは
約120本程度)埋め込んだものとなっている。すなわ
ち、タイヤ5のトレッド部6において、路面との接触面
6a(以下、トレッド面と称す)に吸水溝7を形成し、
この吸水溝7に前記ブラシ部材1を圧入して固定したも
のとなっている。
【0017】また、吸水溝7はブラシ部材1の環状部2
を嵌合させる嵌合部7a(奥部)と、ブラシ部材1の本
体部3aの周囲を囲繞する筒状部7bとからなり、全体
の深さt3は、ブラシ部材1の各線材3aの自由端がト
レッド面6aの近傍に位置するよう設定されている。こ
こでは、各線材3aの自由端は図5に示すようにトレッ
ド面6aと同一面上に位置するよう設定してしている
が、トレッド面6aの近傍であれば、トレッド面6aに
対する突出位置、あるいは没入位置のいずれに設定して
も良い。
【0018】なお、吸水溝7は、ブラシ部材1の圧入前
よりも縮小状態にあるが、ここへのブラシ部材1の圧入
作業は、スパイクタイヤへのスパイクピンの打ち込みに
使用する周知の打込み工具などを一部改造して用いるこ
とにより容易に行うことができる。
【0019】以上のように構成された冬期用タイヤにお
いて、トレッド部6が路面と非接触状態にある時、吸水
溝7は図5に示すように円筒形状をなしている。これに
対し、路面Rとの接触時にはトレッド部は車両の重量に
よって変形し、吸水溝7も図6に示すように変形する。
すなわち、この状態において吸水溝7は筒状部7bの中
間部分が外側方へと突出し、球面状に変形するため、吸
水溝7の内部空間は変形前の状態に比べて増大し内部空
間に負圧が発生する。このため、路面Rに対してトレッ
ド面6aが吸着し、強いグリップ力を得ることができ
る。
【0020】また、路面Rとトレッド面6aとの間に薄
膜状の水が介在した場合、その水は吸水溝7内に生じて
いる負圧によって吸水溝7内へと吸引されるため、トレ
ッド面6aは路面Rに直接接触する。そして、吸水溝7
内へと吸引された水は、各線材3aの間に生じる微小間
隙内に毛管現象などによって保持されるため、吸水溝6
a内に吸引された水がトレッド面6aと路面Rとの間に
流下することはなく、トレッド面6aと路面Rとの接触
状態は維持され、強力なグリップ力が得られる。
【0021】特に、凍結路や積雪路を走行する場合に
は、路面Rとの間に生じる薄膜状の水を吸水溝7にて吸
引した瞬間に、線材3aと路面Rとの間に温度低下が生
じ、トレッド面6aにおける吸水溝7及びその周辺部分
が路面Rに氷結するため、より強力なグリップ力が得ら
れる。
【0022】さらに、路面Rとの接触によって吸水溝7
が変形した際には、ブラシ部材1の線材3aが凍結面に
突き刺さり、路面Rをスクラッチするという現象も発生
するため、これもグリップ力を増大させる一因となる。
但し、ブラシ部材1の各線材の硬度は100〜180k
g/mm2 であるので、表面硬度が200〜300kg
/mm2 のコンクリート道路あるいは180〜200k
g/mm2 のアスファルト舗装道路を削り取ることはな
く、粉塵公害の原因となることはない。
【0023】また、路面Rに接触するブラシ部材1は吸
水溝7と共に変形し、路面Rとの接触時における衝撃を
吸収するものとなっているため、ブラシ部材1のみに過
大な衝撃や接触圧が加わることはなく、トレッド面とほ
ぼ同程度の衝撃及び接触圧が加わる。このためブラシ部
材1は、スパイクタイヤにおけるスパイクピンのよう
に、それのみが著しく摩耗することはなく、タイヤのト
レッド面と同程度に摩耗する。従って、ブラシ部材3a
の先端部とトレッド面6aとの位置関係は常に一定に保
たれる。
【0024】また、吸水溝7が路面Rとの非接触位置へ
と移動すると、線材3a内部に保持された水は、吸水溝
7の復元力、及びタイヤの回転によって生じる遠心力に
より外部へと排出される。そして、路面Rから離間する
と、吸水溝及びブラシ部材1は図5に示す状態に復帰す
る。
【0025】なお、この実施例における冬期用タイヤ及
び従来のスタッドレスタイヤの制動実験結果を図12及
び図13に示す。本実験は、路面が鏡面状をなす所謂ミ
ラーバーンと、圧雪状態にあるバーン(ザラザラバー
ン)の2種類の路面における制動距離及び制動時間を測
定した。
【0026】図示の実験結果からも明らかなように、い
ずれの路面においてもこの実施例における冬期用タイヤ
はスタッドレスタイヤに比べて制動距離、制動時間が大
幅に短縮されていることが分かる。特に最もスリップ事
故が発生し易いミラーバーンでの低速走行(20km/
hによる走行)においては、制動距離に著しい改善がみ
られる。ミラーバーンでの走行は、低速で行われるのが
通常であり、この実施例における冬期用タイヤを用いれ
ば、市街地等でのスリップ事故の発生を激減させ得るこ
とが予想され、その効果は甚大である。また、この実験
により、全ての走行時においてタイヤによって発生する
騒音も従来のスタッドレスタイヤに比べて低減されると
いう結果が得られた。
【0027】ところで、上記第1実施例においては、ブ
ラシ部材の本体部3と環状部2とを接着剤4を用いて固
定したが、接着剤を用いず、図7及び図8の第2実施例
に示すように圧着部材10を用いて固定するようにする
ことも可能である。ここに示す圧着部材10は、環状部
2の外面を覆い得る円筒形状をなすと共に、その底部に
は前記環状部材に連通させる貫通孔10bが形成されて
いる。
【0028】そして、本体部3と環状部2とを固定する
場合には、ブラシ部材1の各線材3aを環状部2、及び
これを覆う圧着部材10に順次嵌挿させた後、環状部2
より上方に突出する周面部10aを所定の工具によって
内方へと屈曲させ、その屈曲部によって本体部3の係止
部を上方から押えて固定する(図8参照)。このように
この第2実施例においては、接着剤を硬化させるまでの
待機時間を省略することができるため、効率的に生産し
得るという利点がある。
【0029】また、上記第1実施例では、タイヤ5にお
けるトレッド部6の肉厚内にブラシ部材1の一端部を固
定したが、タイヤ5のトレッド部6よりさらに内径側の
部分にブラシ部材1の一端部(環状部2)を係止させる
ようにしても良い。例えば、図9の第3実施例に示すよ
うに、トレッド部6を貫通する吸水溝8を形成する一
方、タイヤ5のカーカスに重合される補強帯(ベルトあ
るいはブレーカー)9に半径方向へと突出する線材9a
を設け、これを前記吸水溝8内に挿入しても良く、この
場合にも吸水溝8及び線材9aにより、上記実施例と同
様の吸排水効果が得られ、強力なグリップ力を得ること
ができる。なお、この場合の線材9aは、補強帯9に設
けられるコード(ナイロンコード等)を部分的に半径方
向へと突出させることによって構成し、補強帯9aとの
一体化を図ることも考えられる。
【0030】さらに、図10の第4実施例に示すよう
に、一端が自由端となる線状部分(線材)20aを多数
形成してなるブラシ部20を、トレッド部6に一体成形
し、これをスリップ防止構造としても良い。
【0031】この他、図11の第5実施例に示すよう
に、タイヤのトレッド面6aの所要箇所に、トレッド面
6aから半径方向に向けて所定の深さの微小間隙30を
多数本集中的に形成し、各微小間隙郡30,30……,
によって、タイヤのトレッド面6aと路面との間生じる
薄膜状の水を吸引させるようにすることも可能であり、
本願発明は特に上記実施例に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載した技術思想の範囲内で適宜変更
可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したとおり、本願発明によれ
ば、積雪凍雪路を走行した際の制動性、操作性、及び静
粛性が現状のスタッドレスタイヤに比べて格段に向上す
るため、交通容量の増大、交通渋滞の解消、スリップ事
故の減少等にも大きく貢献し得ると共に、乾燥した路面
を走行した際に路面を削ることがないため、粉塵公害を
発生させることもなく、路面保護、環境保護等の点から
も極めて有用なものとなる。また、本願発明によれば、
タイヤのトレッド面において極めて良好な排水性を有す
るため、積雪凍結路だけでなく、雨水に濡れた路面にお
いても強力なグリップ力を得ることができ、全ての季節
において優れた制動性、操作性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1実施例におけるブラシ部材を示
す分解斜視図である。
【図2】図1に示したブラシ部材を示す図で、(a)は
縦断側面図、(b)は底面図である。
【図3】本願発明の第1実施例における冬期用タイヤの
部分斜視図である。
【図4】図3に示したタイヤのX−X線断面図である。
【図5】図4の拡大図である。
【図6】図5に示したブラシ部材と路面との接触時にお
ける状態を示す拡大図である。
【図7】本願発明に係る第2実施例を示す分解斜視図で
ある。
【図8】図7に示したブラシ部材の一部断面図である。
【図9】本願発明の第3実施例に係るタイヤの断面図で
ある。
【図10】本願発明の第4実施例の要部を示す一部断面
図である。
【図11】本願発明の第5実施例の要部を示す断面図で
ある。
【図12】本願発明の第1実施例における冬期用タイヤ
及び従来のスタッドレスタイヤの制動実験結果を示す図
である。
【図13】図12によって得られた結果を表す線図であ
る。
【符号の説明】
1 ブラシ部材 2 環状部 3 本体部 3a 線材 4 接着剤 5 タイヤ 6 トレッド部 6a トレッド面 7 吸水溝

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路面との接触面に多数個のスリップ防止
    構造を形成してなる冬期用タイヤにおいて、 前記スリップ防止構造は、 路面との接触面から半径方
    向に向けて所定の深さに形成した筒状の吸水溝と、この
    吸水溝内に保持させたスリップ防止用ブラシ部材とによ
    り構成し、 前記スリップ防止用ブラシ部材は多数の線材の一端部を
    接着して束ねると共に、その一端部に外側方へと突出す
    る係止部を形成してなる本体部と、 この本体部の各線材を挿通させる開口部を有すると共に
    この開口部端縁に前記係止部を係止・固定させる環状部
    とを備え、前記環状部と係止部とは接着剤によって固定
    するようにしたことを特徴とする冬期用タイヤ。
  2. 【請求項2】 本体部は、多数の樹脂製線材の一端部を
    互いに熱溶着し、その熱溶着部分を外側方に突出させる
    よう成形することにより係止部を形成するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の冬期用タイヤ。
  3. 【請求項3】 路面との接触面に多数個のスリップ防止
    構造を形成してなる冬期用タイヤにおいて、 前記スリップ防止構造は、路面との接触面から半径方向
    に向けて所定の深さに形成した筒状の吸水溝と、この吸
    水溝内に保持させたスリップ防止用ブラシ部材とにより
    構成し、前記スリップ防止用ブラシ部材は、多数の線材
    の一端部を束ねてなり、前記線材は、少なくとも−30
    度C〜120度Cの温度環境下において、可撓性、10
    0〜180kg/mm2 のビッカーズ硬度、直線状態か
    ら180度屈曲させたとき直線状態へと復元する復元
    性、中性,酸性,アルカリ性に対する耐久性、非風化
    性、極めて低い含水性、及び完全な非吸水性等の性質を
    有することを特徴とする冬期用タイヤ。
  4. 【請求項4】 路面との接触面に多数個のスリップ防止
    構造を形成してなる冬期用タイヤにおいて、 前記スリ
    ップ防止構造は、路面との接触面から半径方向に向けて
    所定の深さに形成した筒状の吸水溝と、この吸水溝内に
    保持させたスリップ防止用ブラシ部材とにより構成し、
    前記スリップ防止用ブラシ部材は、多数の線材の一端部
    を接着して束ねると共に、その一端部に外側方へと突出
    する係止部を形成してなる本体部と、 この本体部の各線材を挿通させる開口部を有すると共に
    この開口部端縁に前記係止部を係止・固定させる環状部
    とを具え、前記線材は、少なくとも−30度C〜120
    度Cの温度環境下において、可撓性、100〜180k
    g/mm2 のビッカーズ硬度、直線状態から180度屈
    曲させたとき直線状態へと復元する復元性、中性,酸
    性,アルカリ性に対する耐久性、非風化性、極めて低い
    含水性、及び完全な非吸水性等の性質を有することを特
    徴とする冬期用タイヤ
  5. 【請求項5】 請求項4において、本体部は、多数の樹
    脂製線材の一端部を互いに熱溶着すると共に、その熱溶
    着部分を外側方に突出させるよう成形することにより係
    止部を形成したことを特徴とする冬期用タイヤ。
  6. 【請求項6】 請求項1において、線材は、少なくとも
    −30度C〜120度Cの温度環境下において、可撓
    性、100〜180kg/mm2 のビッカーズ硬度、直
    線状態から180度屈曲させたとき直線状態へと復元す
    る復元性、中性,酸性,アルカリ性に対する耐久性、非
    風化性、極めて低い含水性、及び完全な非吸水性等の性
    質を有することを特徴とする冬期用タイヤ。
  7. 【請求項7】 請求項2において、線材は、少なくとも
    −30度C〜120度Cの温度環境下において、可撓
    性、100〜180kg/mm2 のビッカーズ硬度、直
    線状態から180度屈曲させたとき直線状態へと復元す
    る復元性、中性,酸性,アルカリ性に対する耐久性、非
    風化性、極めて低い含水性、及び完全な非吸水性等の性
    質を有することを特徴とする冬期用タイヤ。
  8. 【請求項8】 路面との接触面に多数個のスリップ防止
    構造を形成してなる冬期用タイヤにおいて、前記スリッ
    プ防止構造は、路面との接触面から半径方向に向けて所
    定の深さに形成した筒状の吸水溝と、この吸水溝内に保
    持させたスリップ防止用ブラシ部材とにより構成し、 前記スリップ防止用ブラシ部材は、多数の線材の一端部
    を接着して束ね、その一端部に外側方へと突出する係止
    部を形成してなる本体部と、 この本体部の各線材を挿通させる開口部を有するととと
    もにこの開口部端縁に前記係止部を係止・固定させる環
    状部とを具え、環状部と係止部材とはそれらを互いに接
    合させた状態で挟持する圧着部材によって環状部と係止
    部とを固定するとともに、前記線材は、少なくとも−3
    0度C〜120度Cの温度環境下において、可撓性、1
    00〜180kg/mm2 のビッカーズ硬度、直線状態
    から180度屈曲させたとき直線状態へと復元する復元
    性、中性,酸性,アルカリ性に対する耐久性、非風化
    性、極めて低い含水性、及び完全な非吸水性等の性質を
    有することを特徴とする冬期用タイヤ。
  9. 【請求項9】 路面との接触面に多数個のスリップ防止
    構造を形成してなる冬期用タイヤにおいて、前記スリッ
    プ防止構造は、路面との接触面から半径方向に向けて所
    定の深さに形成した筒状の吸水溝と、この吸水溝内に保
    持させたスリップ防止用ブラシ部材とにより構成し、 前記スリップ防止用ブラシ部材は、多数の線材の一端部
    を接着して束ね、その一端部に外側方へと突出する係止
    部を形成してなる本体部と、 この本体部の各線材を挿通させる開口部を有するととと
    もにこの開口部端縁に前記係止部を係止・固定させる環
    状部とを具え、前記本体部は、多数の樹脂製線材の一端
    部を互いに熱溶着し、その熱溶着部分を外側方に突出さ
    せるようにして係止部を形成し、環状部と係止部材とは
    それらを互いに接合させた状態で挟持する圧着部材によ
    って環状部と係止部とを固定するとともに、前記線材
    は、少なくとも−30度C〜120度Cの温度環境下に
    おいて、可撓性、100〜180kg/mm2 のビッカ
    ーズ硬度、直線状態から180度屈曲させたとき直線状
    態へと復元する復元性、中性,酸性,アルカリ性に対す
    る耐久性、非風化性、極めて低い含水性、及び完全な非
    吸水性等の性質を有することを特徴とする冬期用タイ
    ヤ。
  10. 【請求項10】 路面との接触面に多数個のスリップ防
    止構造を形成してなる冬期用タイヤにおいて、前記スリ
    ップ防止構造は、路面との接触面から半径方向に向けて
    所定の深さに形成した筒状の吸水溝と、この吸水溝内に
    保持させたスリップ防止用ブラシ部材とにより構成し、 前記スリップ防止用ブラシ部材は、多数の線材の一端部
    を束ねてなり、前記線材を熱可塑性樹脂モノフィラメン
    ト材で構成し、このモノフィラメント材はビッカース硬
    度が100〜180kg/mm2 であることを特徴とす
    ることを冬期用タイヤ。
  11. 【請求項11】 路面との接触面に多数個のスリップ防
    止構造を形成してなる冬期用タイヤにおいて、前記スリ
    ップ防止構造は、路面との接触面から半径方向に向けて
    所定の深さに形成した筒状の吸水溝と、この吸水溝内に
    保持させたスリップ防止用ブラシ部材とにより構成し、 前記スリップ防止用ブラシ部材は、多数の線材の一端部
    を接着して束ねると共に、その一端部に外側方へと突出
    する係止部を形成してなる本体部と、 この本体部の各線材を挿通させる開口部を有すると共に
    この開口部端縁に前記係止部を係止・固定させる環状部
    とを具え、前記線材を熱可塑性樹脂モノフィラメント材
    で構成し、このモノフィラメント材はビッカース硬度が
    100〜180kg/mm2 であることを特徴とする冬
    期用タイヤ。
  12. 【請求項12】 路面との接触面に多数個のスリップ防
    止構造を形成してなる冬期用タイヤにおいて、前記スリ
    ップ防止構造は、路面との接触面から半径方向に向けて
    所定の深さに形成した筒状の吸水溝と、この吸水溝内に
    保持させたスリップ防止用ブラシ部材とにより構成し、 前記スリップ防止用ブラシ部材は、多数の線材の一端部
    を接着して束ねると共に、その一端部に外側方へと突出
    する係止部を形成してなる本体部と、 この本体部の各線材を挿通させる開口部を有すると共に
    この開口部端縁に前記係止部を係止・固定させる環状部
    とを具え、前記本体部は、多数の樹脂製線材の一端部を
    互いに熱溶着し、その熱溶着部分を外側方に突出させる
    よう成形することにより係止部を形成するとともに、前
    記線材を熱可塑性樹脂モノフィラメント材で構成し、こ
    のモノフィラメント材はビッカース硬度が100〜18
    0kg/mm2 としたことを特徴とする冬期用タイヤ。
  13. 【請求項13】 路面との接触面に多数個のスリップ防
    止構造を形成してなる冬期用タイヤにおいて、前記スリ
    ップ防止構造は、路面との接触面から半径方向に向けて
    所定の深さに形成した筒状の吸水溝と、この吸水溝内に
    保持させたスリップ防止用ブラシ部材とにより構成し、 前記スリップ防止用ブラシ部材は、多数の線材の一端部
    を接着して束ねると共に、その一端部に外側方へと突出
    する係止部を形成してなる本体部と、 この本体部の各線材を挿通させる開口部を有してこの開
    口部端縁に前記係止部を係止・固定させる環状部とを具
    え、環状部と係止部とは接着剤によって固定する一方、
    前記線材を熱可塑性樹脂モノフィラメント材で構成し、
    このモノフィラメント材はビッカース硬度が100〜1
    80kg/mm2 としたことを特徴とする冬期用タイ
    ヤ。
  14. 【請求項14】 路面との接触面に多数個のスリップ防
    止構造を形成してなる冬期用タイヤにおいて、前記スリ
    ップ防止構造は、路面との接触面から半径方向に向けて
    所定の深さに形成した筒状の吸水溝と、この吸水溝内に
    保持させたスリップ防止用ブラシ部材とにより構成し、 前記スリップ防止用ブラシ部材は、多数の線材の一端部
    を接着して束ねると共に、その一端部に外側方へと突出
    する係止部を形成してなる本体部と、 この本体部の各線材を挿通させる開口部を有すると共に
    この開口部端縁に前記係止部を係止・固定させる環状部
    とを具え、前記本体部は、多数の樹脂製線材の一端部を
    互いに熱溶着してその熱溶着部分を外側方に突出させる
    ようにして係止部を形成するとともに、前記環状部と係
    止部とは接着剤によって固定する一方、前記線材を熱可
    塑性樹脂モノフィラメント材で構成し、このモノフィラ
    メント材はビッカース硬度が100〜180kg/mm
    2 としたことを特徴とする冬期用タイヤ。
  15. 【請求項15】 路面との接触面に多数個のスリップ防
    止構造を形成してなる冬期用タイヤにおいて、前記スリ
    ップ防止構造は、路面との接触面から半径方向に向けて
    所定の深さに形成した筒状の吸水溝と、この吸水溝内に
    保持させたスリップ防止用ブラシ部材とにより構成し、 前記スリップ防止用ブラシ部材は、多数の線材の一端部
    を接着して束ねると共に、その一端部に外側方へと突出
    する係止部を形成してなる本体部と、 この本体部の各線材を挿通させる開口部を有すると共に
    この開口部端縁に前記係止部を係止・固定させる環状部
    とを具え、環状部と係止部とはそれらを互いに接合させ
    た状態で挟持する圧着部材によって環状部と係止部とを
    固定するとともに、前記線材を熱可塑性樹脂モノフィラ
    メント材で構成し、このモノフィラメント材はビッカー
    ス硬度が100〜180kg/mm2 としたことを特徴
    とする冬期用タイヤ。
  16. 【請求項16】 路面との接触面に多数個のスリップ防
    止構造を形成してなる冬期用タイヤにおいて、前記スリ
    ップ防止構造は、路面との接触面から半径方向に向けて
    所定の深さに形成した筒状の吸水溝と、この吸水溝内に
    保持させたスリップ防止用ブラシ部材とにより構成し、
    前記スリップ防止用ブラシ部材は、多数の線材の一端部
    を接着して束ねると共に、その一端部に外側方へと突出
    する係止部を形成してなる本体部と、 この本体部の各線材を挿通させる開口部を有してこの開
    口部端縁に前記係止部を係止・固定させる環状部とを具
    え、前記本体部は、多数の樹脂製線材の一端部を互いに
    熱溶着してその熱溶着部分を外側方に突出させるように
    して係止部を形成するとともに、環状部と係止部とはそ
    れらを互いに接合させた状態で挟持する圧着部材によっ
    て環状部と係止部とを固定するとともに、前記線材を熱
    可塑性樹脂モノフィラメント材で構成し、このモノフィ
    ラメント材はビッカース硬度が100〜180kg/m
    2 としたことを特徴とする冬期用タイヤ。
  17. 【請求項17】 タイヤのトレッド部に形成した吸水溝
    を路面との対向時に拡大変形させて吸水溝の内部空間に
    負圧を発生させ、その負圧によって路面とトレッド面と
    の間に介在した水を吸引し、その吸引した水を前記吸水
    溝内に装着したブラシ部材に保持させるとともに、この
    ブラシ部材を、多数の線材の一端部を接着して束ねると
    共に、その一端部に外側方へと突出する係止部を形成し
    てなる本体部と、この本体部の各線材を挿通させる開口
    部を有すると共にこの開口部端縁に前記係止部を係止・
    固定させる環状部とを備え、前記環状部と係止部とは接
    着剤によって固定するように構成して、トレッド面と路
    面との間に吸着力及び氷結力を発生させて路面に対する
    タイヤのグリップ力を発生させ、吸水溝が路面との非対
    向位置へと移動した時点で線材の間に保持された水を、
    吸水溝の復元力及び、タイヤの回転により生じる遠心力
    によって外部へと排出させるようにしたことを特徴とす
    る冬期におけるタイヤのスリップ防止方法。
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