JP2000033607A - 木質繊維板の製造方法および製造装置 - Google Patents

木質繊維板の製造方法および製造装置

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JP2000033607A
JP2000033607A JP10202096A JP20209698A JP2000033607A JP 2000033607 A JP2000033607 A JP 2000033607A JP 10202096 A JP10202096 A JP 10202096A JP 20209698 A JP20209698 A JP 20209698A JP 2000033607 A JP2000033607 A JP 2000033607A
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hot
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wood fiber
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Mitsuharu Aoyama
光晴 青山
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Araco Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 寸法精度、製品密度が安定し、かつ製造が容
易な木質繊維板の製造方法および製造装置を提供する。 【解決手段】 混合材Aがベルトコンベア20によって
吸引搬送機21の位置まで搬送されると、吸引搬送機2
1は混合材Aを吸引してホットプレス機10の直上まで
搬送する。この後、吸引搬送機21の吸引を停止させる
ことにより、混合材Aは下型11の下プレス型13上に
載置されるようになる。すると、下プレス型13は下降
し、混合材Aの嵩高さが下型11の先端部に対応する位
置で下プレス型13は停止する。これと同時に、真空ポ
ンプPを駆動させて、伸縮自在な管体15、連通孔13
bおよび各上開口13aを通し混合材A内の空気の吸引
を開始させる。これと同時に、上プレス型17を下降さ
せて、混合材Aを加熱、加圧してホットプレス加工を施
す。これにより、木質繊維板Bが成形される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅用内装材、家
具、車両用内装材等に使用される木質繊維板に係り、特
に寸法精度、製品密度が安定し、かつ製造が容易な木質
繊維板の製造方法および製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記した用途に使用される木質繊維板と
して、MDF(中比重木質繊維板)、パーティクルボー
ド等が知られている。従来、このような木質繊維板は、
藁(わら)、椰子(やし)、ケナフ(洋麻)等の植物繊
維から選択された木質繊維にバインダーとしてのポリプ
ロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)等の熱可塑性
樹脂繊維を添加混合して形成された混合材をホットプレ
ス機の下型上に載置した後、上型を下降させてホットプ
レスして、その厚みを1/100程度に圧縮成形するの
が一般的である。
【0003】しかしながら、上記したホットプレスによ
る成形方法においては次のような欠点があった。例え
ば、厚みが12mmの木質繊維板を製造する場合、植物
繊維から選択された木質繊維にバインダーとしての熱可
塑性樹脂繊維を添加混合して形成された混合材は、通常
1300mm程度の嵩高さを有するため、この混合材を
ホットプレス機の下型上に載置した後、ホットプレス機
の上型を下降させて混合材をホットプレスすると、混合
材は下型あるいは上型からはみ出すという問題が生じ
た。
【0004】また、この種の混合材を構成する植物繊維
は水分(例えば17重量%程度含有している)、木酸等
を含有するとともに、混合材自体は多量の空気を含有す
るため、上記ホットプレス機により1/100程度に圧
縮するホットプレス成形を行った際に、水分、木酸は水
蒸気となって木質繊維板内に閉じ込められ、また空気も
木質繊維板内に閉じ込められることとなる。このため、
上型を解放すると、木質繊維板内に閉じ込められていた
水蒸気あるいは空気が膨張して爆発が生じ、木質繊維板
に爆発に起因するひび割れが生じるという問題があっ
た。
【0005】そこで、上記した問題を生じなくするため
に、この種の木質繊維板は次のようにして成形されるよ
うになった。即ち、混合材を高さ方向に3分割するよう
な高さとなるように、図4(a)に示すように、分割混
合材31,32,33を形成した後、これらの各分割混
合材31,32,33をそれぞれ加圧成形して、図4
(b)に示すように、分割加圧混合材31a,32a,
33aとする。ついで、図4(c)に示すように、これ
らの各分割加圧混合材31a,32a,33aをホット
プレス機40の下型41の上に載置する。
【0006】この後、上型42を下降させてホットプレ
スするが、このホットプレス時の加熱により各分割加圧
混合材31a,32a,33aの植物繊維に含有される
水分、木酸等が熱せられて発生した水蒸気、あるいは各
分割加圧混合材31a,32a,33a内に含有する空
気を追い出すために、図4(d)に示すように、上型4
2の上昇、下降を所定回数繰り返す追い出し工程を経た
後、図4(e)に示すように、上型42を下降させて、
ホットプレスを約10分間行い、図4(f)に示すよう
に、所定の木質繊維板を成形するようにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た図4に示すような木質繊維板の製造方法にあっては、
混合材を高さ方向に3分割するような高さとなるよう
に、分割混合材31,32,33を形成した後、これら
の各分割混合材31,32,33をそれぞれ加圧成形す
る工程が必要があるため、工程数が増加して製造時間が
短縮できないという問題を生じた。
【0008】また、分割加圧混合材31a,32a,3
3aを積層してホットプレスするため、型からのはみ出
しにより必要とする寸法精度と製品密度が得られないと
いう問題も生じた。また、ホットプレス工程において、
水蒸気あるいは空気を追い出す工程が必要があるため、
製造時間が長時間になるという問題も生じた。さらに、
水蒸気あるいは空気の追い出しが十分でない場合は、水
蒸気あるいは空気の爆発により木質繊維板に割れが生じ
るという問題も生じた。
【0009】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】そ
こで、本発明は上記課題を解決するためになされたもの
であって、寸法精度、製品密度が安定し、かつ製造が容
易な木質繊維板の製造方法および製造装置を提供するこ
とをその目的とする。
【0010】このため、本発明の木質繊維板の製造方法
は、木質繊維に合成樹脂繊維を添加した混合材の嵩高さ
以上の高さを備えるとともに、その内部に加熱装置を備
えた下型内に混合材を挿入した後、その内部に加熱装置
を備えた上型を下降させて混合材をホットプレス成形す
るようにしている。このように、下型を混合材の嵩高さ
以上の高さを備えるようにすると、混合材を分割して用
いる必要がなくなるため、工程数が増加することがなく
なって、この種の木質繊維板の製造時間を短縮すること
が可能になる。
【0011】また、混合材の嵩高さ以上の高さを備える
下型内に混合材を挿入した後、上型を下降させて混合材
をホットプレス成形するようにすると、混合材が下型お
よび上型からはみ出すことがなくなるため、必要とする
寸法精度が得られるようになるとともに、必要とする製
品密度が精度よく得られるようになる。
【0012】そして、ホットプレス成形時に発生するガ
ス(空気あるいは木質繊維から発生する水蒸気)を吸引
しながらホットプレスするようにすると、ホットプレス
工程において、ガス抜き工程を設ける必要がなくなるた
め、製造時間を短縮することが可能になるとともに、ガ
ス爆発に起因する木質繊維板のひび割れを防止できるよ
うになる。
【0013】また、本発明の木質繊維板の製造装置は、
木質繊維に合成樹脂繊維を添加した混合材の嵩高さ以上
の高さを有する箱体と、この箱体内に上下動可能に配設
されてその内部に加熱装置を有する下プレス型とからな
る下型と、下型に対して上下動可能に配設されてその内
部に加熱装置を有する上プレス型からなる上型とを備
え、下型の下プレス型を下降させた状態で混合材を箱体
内に挿入した後、上型の上プレス型を下降させて混合材
をホットプレスし、ホットプレス後に上プレス型および
下プレス型を上昇させてホットプレスされた木質繊維板
を取り出すようにしている。
【0014】このように、混合材の嵩高さ以上の高さを
有する箱体を備えているので、混合材を分割して用いる
必要がなくなるため、工程数が増加することがなくなっ
て、この種の木質繊維板の製造時間を短縮することが可
能になる。また、上型の上プレス型を下降させて混合材
をホットプレスし、ホットプレス後に上プレス型および
下プレス型を上昇させてホットプレスされた木質繊維板
を取り出すようにしているので、混合材が下型および上
型からはみ出すことがなくなるため、必要とする寸法精
度が得られるようになるとともに、必要とする製品密度
が精度よく得られるようになる。
【0015】そして、下型の近傍に真空ポンプを備える
とともに、下型の下プレス型内に上型との対向面に開口
するとともに真空ポンプに連通する複数の連通孔を配設
し、ホットプレス成形時に発生するガスを真空ポンプで
吸引しながらホットプレス成形するようすると、ガス抜
き工程を設ける必要がなくなるため、製造時間を短縮す
ることが可能になるとともに、ガス爆発に起因する木質
繊維板のひび割れを防止できるようになる。
【0016】また、上型の上プレス型および下型の下プ
レス型のそれぞれの成形面にはフッ素樹脂加工が施され
ていると、離型性が向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の木質繊維板の製造
方法および製造装置の実施の形態を図1〜図3に基づい
て説明する。なお、図1は本発明のホットプレス機の断
面を示す図であり、図2は搬送された混合材がホットプ
レスされる状態を示す図であり、図2(a)は断面図で
あり、図2(b)は上面図である。図3はホットプレス
工程を示す図である。
【0018】混合材Aは、藁(わら)、椰子(やし)、
ケナフ(洋麻)等の植物繊維から選択された木質繊維
に、バインダーとしてのポリプロピレン(PP)、ポリ
エチレン(PE)等の熱可塑性樹脂繊維を添加混合して
形成されている。ここで、木質繊維にバインダとして添
加する熱可塑性樹脂繊維の添加量は、木質繊維を70重
量%添加するに対して熱可塑性樹脂繊維を30重量%添
加するようにしている。
【0019】このようにポリプロピレン(PP)、ポリ
エチレン(PE)等の熱可塑性樹脂繊維を30重量%だ
け添加するようにすると、木質感を損なうことなく、必
要な強度が得られるようになるとともに、木質繊維板の
成形後に、再度のホットプレス成形を行うことが可能に
なる。
【0020】本発明のホットプレス機10は下型11と
上型16とから構成される。下型11は箱体12と下プ
レス型13とを備えており、箱体12内にはピストン1
4が配設されている。そして、ピストン14に取り付け
られたピストンロッド14aには下プレス型13が固着
されており、ピストン14が上下動することにより下プ
レス型13も上下動する。そして、箱体12は、混合材
Aが下プレス型13上に載置されたときにピストン14
が最下端位置において混合材Aが箱体12の上端部より
突出しないような高さを有する。
【0021】下プレス型13の上表面には多数の上開口
13aが配設されており、下プレス型13の内部には各
上開口13aに連通する連通孔13bが配設されてい
る。連通孔13bは下プレス型13の下表面に配設され
た下開口13cに連通しており、この下開口13cには
伸縮自在なホースなどの管体15に接続されている。伸
縮自在な管体15の他端部は真空ポンプPに接続されて
いる。
【0022】また、下プレス型13の内部には、加熱装
置として図示しない外部電源に接続されたヒータ13d
を備えている。そして、ヒータ13dに外部電源より通
電することにより、下プレス型13は所定の温度(例え
ば、230℃)に加熱される。なお、下プレス型13の
成形表面には、ポリテトラフルオロエチレン(商品名:
テフロン)からなるフッ素樹脂シート13eを被着して
おり、このフッ素樹脂シート13eを下プレス型13の
成形表面に被着することにより、離型性が向上する。
【0023】上型16は上プレス型17を備えており、
この上プレス型17は、図示しないピストンに取り付け
られたピストンロッド18に固着されており、ピストン
ロッド18が上下動することにより上プレス型17も上
下動する。上プレス型17の内部には、加熱装置として
図示しない外部電源に接続されたヒータ17aを備えて
いる。そして、ヒータ17aに外部電源より通電するこ
とにより、上プレス型17は所定の温度(例えば、23
0℃)に加熱される。なお、上プレス型17の成形表面
には、ポリテトラフルオロエチレン(商品名:テフロ
ン)からなるフッ素樹脂シート16bを被着しており、
このフッ素樹脂シート16bを上プレス型17の成形表
面に被着することにより、離型性が向上する。
【0024】ついで、ホットプレス工程について説明す
る。上述したように構成されるホットプレス機10はベ
ルトコンベア20の側部に配置され、このホットプレス
機10の側部のベルトコンベア20の直上には吸引搬送
機21が配置されている。吸引搬送機21は、ベルトコ
ンベア20の直上とホットプレス機10の直上との間で
図示しない駆動機構により移動可能になされている。な
お、ベルトコンベア20の駆動時には、ホットプレス機
10の各ヒータ13d,17aへの通電を開始して各ヒ
ータ13d,17aを加熱するようになされている。
【0025】ここで、混合材Aがベルトコンベア20に
よって吸引搬送機21の位置まで搬送されると、吸引搬
送機21は混合材Aを吸引してホットプレス機10の直
上まで搬送する。この後、吸引搬送機21の吸引を停止
させることにより、混合材Aは下型11の下プレス型1
3上に載置されるようになる。すると、図3(a)に示
すように、下プレス型13は下降し、混合材Aの嵩高さ
が下型11の先端部に対応する位置で下プレス型13は
停止する。一方、吸引搬送機21は元の位置まで後退
し、吸引搬送が待機状態となる。
【0026】これと同時に、真空ポンプPを駆動させ
て、伸縮自在な管体15、連通孔13bおよび各上開口
13aを通し混合材A内の空気の吸引を開始させる。こ
れと同時に、図3(b)に示すように、上プレス型17
を下降させて、混合材Aを加熱、加圧してホットプレス
加工を施す。これにより、木質繊維板Bが成形される。
木質繊維板Bを成形した後、図3(c)に示すように、
上型16の上プレス型17および下型11の下プレス型
12を上昇させる。ついで、図示しない取り出し装置に
より木質繊維板Bをベルトコンベア20の直上まで移動
させて、木質繊維板Bをベルトコンベア20上に載置
し、ベルトコンベア20が移動することにより、成形さ
れた木質繊維板Bは所定の位置で取り出されることにな
る。
【0027】上述したように、本発明においては、混合
材Aの嵩高さ以上の高さを有する箱体12を備えている
ので、混合材Aを分割して用いる必要がなくなるため、
工程数が増加することがなくなって、この種の木質繊維
板Bの製造時間を短縮することが可能になる。また、上
型16の上プレス型17を下降させて混合材Aをホット
プレスし、ホットプレス後に上プレス型17および下プ
レス型13を上昇させてホットプレスされた木質繊維板
Bを取り出すようにしているので、混合材Aが下型11
および上型16からはみ出すことがなくなるため、必要
とする寸法精度が得られるようになるとともに、必要と
する製品密度が精度よく得られるようになる。
【0028】そして、下型11の近傍に真空ポンプPを
備えるとともに、下型11の下プレス型13内に上プレ
ス型17との対向面に上開口13aを備えるとともに真
空ポンプPに連通する複数の連通孔13bを配設し、ホ
ットプレス成形時に発生するガスを真空ポンプPで吸引
しながらホットプレス成形するようにしているので、ガ
ス抜き工程を設ける必要がなくなって、製造時間を短縮
することが可能になるとともに、ガス爆発に起因する木
質繊維板のひび割れを防止できるようになる。
【0029】また、上型16の上プレス型17および下
型11の下プレス型13のそれぞれの成形面にはフッ素
樹脂加工が施されているので離型性が向上する。なお、
上述した実施の形態においては、下プレス型13内およ
び上プレス型17内に備える加熱装置としてヒータ13
dおよび17aを用いる例について説明したが、加熱装
置としてはヒータ以外に、各型内に配管を設けて、この
配管内に加熱媒体(例えば、蒸気など)を流通させるよ
うにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のホットプレス機の断面を示す図であ
る。
【図2】 搬送された混合材がホットプレスされる状態
を示す図であり、図2(a)は断面図であり、図2
(b)は上面図である。
【図3】 ホットプレス工程を示す図である。
【図4】 従来の木質繊維板の製造工程を示す図であ
る。
【符号の説明】
10…ホットプレス機、11…下型、12…箱体、13
…下プレス型、13a…上開口、13b…連通孔、13
c…下開口、13d…ヒータ(加熱装置)、13e…フ
ッ素樹脂シート、14…ピストン、14a…ピストンロ
ッド、15…管体、16…上型、16b…フッ素樹脂シ
ート、17…上プレス型、17a…ヒータ(加熱装
置)、20…ベルトコンベア、21…吸引搬送機、A…
混合材、B…木質繊維板、P…真空ポンプ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木質繊維に合成樹脂繊維を添加した混合
    材をホットプレスすることにより製造する木質繊維板の
    製造方法であって、 前記混合材の嵩高さ以上の高さを備えるとともに、その
    内部に加熱装置を備えた下型内に前記混合材を挿入した
    後、 その内部に加熱装置を備えた上型を下降させて前記混合
    材をホットプレスして木質繊維板を成形するようにした
    ことを特徴とする木質繊維板の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記ホットプレス成形時に発生するガス
    を吸引しながらホットプレスするようにしたことを特徴
    とする請求項1に記載の木質繊維板の製造方法。
  3. 【請求項3】 木質繊維に合成樹脂繊維を添加した混合
    材をホットプレスすることにより製造する木質繊維板の
    製造装置であって、 前記混合材の嵩高さ以上の高さを有する箱体と、この箱
    体内に上下動可能に配設されてその内部に加熱装置を有
    する下プレス型とからなる下型と、 前記下型に対して上下動可能に配設されてその内部に加
    熱装置を有する上プレス型からなる上型とを備え、 前記下型の前記下プレス型を下降させた状態で前記混合
    材を前記箱体内に挿入した後、前記上型の上プレス型を
    下降させて前記混合材をホットプレスし、ホットプレス
    後に前記上プレス型および前記下プレス型を上昇させて
    前記ホットプレスされた木質繊維板を取り出すようにし
    たことを特徴とする木質繊維板の製造装置。
  4. 【請求項4】 前記下型の近傍に真空ポンプを備えると
    ともに、 前記下型の前記下プレス型内に前記上型との対向面に開
    口するとともに前記真空ポンプに連通する複数の連通孔
    を配設し、 前記ホットプレス成形時に発生するガスを前記真空ポン
    プで吸引しながらホットプレス成形するようにしたこと
    を特徴とする請求項3に記載の木質繊維板の製造装置。
  5. 【請求項5】 前記上型の上プレス型および前記下型の
    下プレス型のそれぞれの成形面にはフッ素樹脂加工が施
    されていることを特徴とする請求項3または請求項4に
    記載の木質繊維板の製造装置。
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Cited By (2)

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