JP2000033221A - クリ―ンル―ム汚染物質除去システム - Google Patents

クリ―ンル―ム汚染物質除去システム

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博司 原田
Yoshinobu Suzuki
良延 鈴木
Takeshi Shiratani
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成により汚染物質を高効率で除去し
ランニングコストの低減を図る。 【解決手段】 クリーンルーム1の空気中に存在する特
有の汚染物質を除去するクリーンルーム汚染物質除去シ
ステムであって、汚染物質を含む空気を液体と接触させ
ることにより汚染物質を除去する湿式汚染物質除去手段
3を設け、該湿式汚染物質除去手段3にクリーンルーム
1の室内空気を吸引し、清浄化した空気をクリーンルー
ム1に循環させる。湿式汚染物質除去手段3は、冷水に
より液体を冷却する冷却槽5を有し、該冷却槽5により
冷却した低温水と汚染物質を含む空気を接触させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クリーンルーム特
有の空気中に存在する汚染物質を除去するクリーンルー
ム汚染物質除去システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図8はクリーンルーム汚染物質の排気に
よる従来の汚染物質除去システムの例を説明するための
図、図9はクリーンルーム汚染物質の吸着による従来の
汚染物質除去システムの例を説明するための図であり、
31、41はクリーンルーム、32、42は製造装置、
33は外調機、34はスクラバー、43はケミカルフイ
ルタを示す。
【0003】半導体、液晶などを製造するクリーンルー
ムの洗浄工程、露光工程などのあるエリアでは、その生
産プロセスで使用する薬液から気化した有機系ガスなど
が空気中に含まれている。この空気中の有機物質など
は、製品の良品率に悪影響を与えるため、除去する必要
がある。
【0004】空気中の有機物質などをクリーンルームか
ら除去する従来の方法としては、排気法や吸着法などが
ある。排気法は、例えば図8に示すように外調機33を
通してクリーンルーム31に外気を導入し、有機物質な
どの汚染物質が発生する製造装置32の内部または直近
から大量に空気を吸引してスクラバー34を介し屋外に
排気することによって、室内に拡散しないようにする方
法である。また、吸着法は、例えば図9に示すように製
造装置42を配置したクリーンルーム41において、活
性炭などを濾材とする特殊なフイルタ(ケミカルフイル
タ43)にその室内空気を通し循環させることにより、
ガス状の汚染物質を吸着・除去する方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図8に示した
ような排気法による除去システムでは、室内空気を屋外
に排気した分の外気を供給しなければならず、この外気
を室内の所定の温湿度条件に調整するために、膨大な空
調エネルギーを必要とする。一方、図9に示したような
吸着法による除去システムでは、使用するケミカルフイ
ルタ43の濾材に吸着容量に応じた寿命があるため、ケ
ミカルフイルタ43の交換が必要になる。しかも、室内
の汚染物質の濃度が高い場合には、数カ月毎の頻繁なフ
イルタ交換が必要になり、メンテナンスに要する負担が
大きい。このようにいずれのシステムも従来のもので
は、ランニングコストの観点から高価なものとなる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するものであって、簡単な構成により汚染物質を高効
率で除去しランニングコストの低減を図るものである。
【0007】そのために本発明は、クリーンルームの空
気中に存在する特有の汚染物質を除去するクリーンルー
ム汚染物質除去システムであって、汚染物質を含む空気
を液体と接触させることにより汚染物質を除去する湿式
汚染物質除去手段を設け、該湿式汚染物質除去手段にク
リーンルームの室内空気を吸引し、清浄化した空気をク
リーンルームに循環させるようにしたことを特徴とする
ものである。
【0008】また、前記湿式汚染物質除去手段は、冷水
などにより液体を冷却する冷却槽又は冷却装置を有し、
該冷却槽又は冷却装置により冷却した低温液体と前記汚
染物質を含む空気を接触させることを特徴とし、繊維を
加工したマットと該マットに上流側又は下流側から前記
液体を噴霧する噴霧ノズルとを有し、前記マット及び噴
霧ノズルを多段配置し、最下流側にミストを除去するエ
リミネータを有することを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は本発明に係るクリーンル
ーム汚染物質除去システムの実施の形態を示す図であ
り、1はクリーンルーム、2は製造装置、3は湿式汚染
ガス除去装置、4はスプレーノズル、5は冷却槽、6は
送風ファンを示す。
【0010】図1において、クリーンルーム1は、製造
装置2を設置した、例えば半導体や液晶などの製造工場
であり、製造装置2は、例えば半導体や液晶などの製造
装置である。湿式汚染ガス除去装置3は、例えば汚染物
質を除去すべき空気と液体である純水とを接触させ、汚
染物質を液体への吸収、溶解などによって除去するもの
であり、製造装置2から漏洩した有機ガスなどの汚染物
質を含むクリーンルーム1の室内空気を吸引して汚染物
質を除去し、清浄化した空気を送風ファン6によりクリ
ーンルーム1内に循環させる。このように湿式汚染ガス
除去装置3でクリーンルーム1の室内空気を吸引し、そ
の空気中に存在する特有の汚染物質を除去し、清浄化し
た空気を再度クリーンルーム1に循環させる。
【0011】クリーンルーム1の空気中に存在する特有
の汚染物質として除去の対象となる物質には、例えばレ
ジストに含まれる、乳酸エチル、などの有機物質、リン
スに含まれる、プロピレングリコールモノメチルエーテ
ルなどの有機物質、洗浄用イソプロピルアルコールIP
A、SO4 2- 、NH4 + などの無機イオンがある。
【0012】汚染物質を除去すべき空気と液体との接触
方法としては、例えば液体をスプレーノズル4によって
噴霧またはシャワーする方法や、メディアを液体で湿ら
せた中を通気する方法、さらにはこれらを組み合わせた
方法などを採用することができる。処理空気に接触させ
る液体は、例えば冷水を通す冷却槽5により所定の温度
に冷却して使用する。このように冷却槽5で冷水により
液体を冷却して、その低温水を使用して処理空気に接触
させることにより、汚染物質の除去性能を向上させるこ
とができると同時に、処理後の空気がクリーンルーム内
の空気調和(冷房及び調湿)に利用できる。
【0013】従来の汚染物質除去システムは、先に述べ
たように有害物質を含む空気を除害処理する設備である
スクラバーを採用し、あるいは取入外気中の硫黄酸化物
やアンモニアなどの水溶性汚染物質を除去する設備であ
る外気処理用エアワッシャーを採用したものであり、こ
れらはいずれもクリーンルームの内部循環空気処理を行
うことはできない。また、半導体や液晶などの製造特有
の有機物除去を対象とするものではない。本発明は、こ
のような従来の汚染物質除去システムと異なり、室内空
気(処理空気)を液体と接触させ、汚染物質を液体への
吸収、溶解などにより空気中に含まれる汚染物質を除去
するので、クリーンルームの内部循環空気処理用とし
て、半導体や液晶などの製造特有の有機物除去を効率よ
く除去することができる。しかも、汚染物質を含む空気
と接触させる液体を冷却することにより、さらに除去性
能を向上させ、クリーンルーム内の冷房及び湿度調整に
利用できる。
【0014】次に、湿式汚染ガス除去装置について具体
的に説明する。図2は湿式汚染ガス除去装置の実施の形
態を示す図、図3はマットにおける除去作用を説明する
ための図、図4はセパレータにおける除去作用を説明す
るための図、図5はエリミネータにおける除去作用を説
明するための図である。図中、11〜13は水噴霧ノズ
ル、14はマット、15は整流板、16はセパレータ、
17はエリミネータ、18はドレイン、19はブロワー
を示す。
【0015】図2において、整流板15は、ダクトから
装置に入ってきた汚染ガスを整流するために上流側に設
けた、例えば金属メッシュであり、プラスチック、板波
板、樹脂メッシュその他の材質、構造のものでもよい。
マット14は、整流板15の上流側に取付け、上流側と
下流側から水噴霧ノズル11、12により水を噴霧し水
への溶解性の高いガス成分を荒取りするものである。な
お、このマット14で十分な整流効果が得られる場合に
は、支持フレームなどを設置し隣接する整流板15を省
いてもよい。セパレータ16は、水噴霧ノズル12の下
流側に配置したマットで、その下流側から水噴霧ノズル
13により水を噴霧し、エリミネータ17は、最下流側
に配置したマットであり、ミストの除去を行い汚染ガス
成分の除去率を上げるものである。マット14、セパレ
ータ16、エリミネータ17は、溶出成分のない繊維を
マット状に加工したものであり、上記のように多段噴霧
を行う。なお、これらのマットは、樹脂製の製品(例え
ば、サランロック:旭化成工業株式会社製商品名)や溶
出成分のない或いは処理空気に影響を及ぼさない程度に
十分低い材質であれば樹脂製以外のものを用いることも
できる。
【0016】次に、各段での作用効果について説明す
る。まず、マット14では、図3に示すように水を噴霧
して濡らすことで水への溶解性の高いガス成分を荒取り
するので、水の量は少なく、また噴霧水滴径は大きくて
もよい。この部位の排水は、汚染ガス成分を高濃度に溶
解することがあるので、その場合には、ドレイン水の再
利用をしないようにしてもよい。また、噴霧ノズル12
は、その種類や距離によりマット14を下流側から空気
の流れに逆らって効率よく濡らすことができない場合に
は、上流側の噴霧のみにしてもよい。
【0017】セパレータ16では、図4に示すように上
流側で有機ガスを溶解したミストを除去し、次の噴霧段
階で有機ガスの溶解の少ないよりきれいな水と接触させ
ることにより、より除去率を向上させることができる。
また、セパレータ16は、整流効果により下流側の乱流
を抑え、空気と噴霧水の混合を均一にする効果を有す
る。
【0018】エリミネータ17では、図5に示すように
噴霧水のミストを除き、下流へのミストの飛散を防ぐ
が、セパレータ16と同様に濡れ具合が除去性能に大き
く影響する。これらの濡れ具合は、噴霧ノズルの種類や
距離、噴霧方向、水量などで調節することができ、例え
ば噴霧される水滴が小さいほど気流で流されて下流側の
マットに捕捉されて濡れも増すことになる。
【0019】ドレイン水は、水槽などで集めて再利用す
ることも可能であり、その場合には、蒸発などにより減
少するので適宜補給し、また、ドレインに溶解した有機
ガス濃度が上昇により除去効率の低下が起こる場合に
は、ドレイン水あるいは水槽の水の一部を排水すると共
にTOC濃度の低い水を補給すればよい。
【0020】図6は湿式汚染ガス除去装置の他の実施の
形態を示す図、図7は充填タイプの除去作用を説明する
ための図であり、21は整流板、22は水噴霧ノズル、
23は充填材、24はドレイン、25はブロワーを示
す。
【0021】図6に示す湿式汚染ガス除去装置は、上流
側に金属メッシュの整流板21を配置してダクトから入
ってくる処理空気を整流すると共に、水噴霧ノズル22
を配置して水を噴霧し、エリミネータ23で有機ガスが
溶解したミストを衝突、付着させて除去するものであ
る。エリミネータ23は、例えば波形の金属板を複数枚
用いたものであり、図2に示した多段式の湿式汚染ガス
除去装置に対し、1段構成としたものである。
【0022】また、マットに代えて充填剤を用いること
もできる。充填タイプの場合には、充填剤を粗に気流方
向に長く詰め、図7に示すように横方向の気流方向に対
して上から水を供給するので、充填剤の濡れ方にムラが
生じやすく、水のTOC濃度が上部で低く下部につくほ
ど高くなるなどの現象が起きる。その点、上記マットタ
イプの場合には、図3に示すように空気の移動軸に沿っ
て水を噴霧するので、マット全面が一様に濡れ、マット
の上流側の全面で同じTOC濃度の水が供給され安定し
た処理がなされる。また、マットタイプの場合には、厚
さ5〜10cm程度のもので、内部がほとんど空洞であ
り構造を単純にすることができるので、内部の清掃が容
易であるが、充填タイプの場合には、充填剤の汚れやカ
ビの発生に対してその洗浄や除去が大変であり、さらに
は充填剤の交換に大きな手間とコストがかかるなどの問
題もある。
【0023】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、種々の変形が可能である。例えば上
記実施の形態では、クリーンルーム1から吸引し循環さ
せる室内空気に対して、その中の汚染物質を除去するた
めに湿式汚染ガス除去装置3を用いたが、クリーンルー
ムに導入する外気を処理する外気処理用として設けるよ
うにしてもよい。
【0024】製造装置からの排気を湿式汚染ガス除去装
置へダクトで導き、清浄化した空気をクリーンルームに
循環させるようにしてもよい。また、湿式汚染ガス除去
装置の後段に従来のケミカルフィルタを組み合わせるこ
とにより、ケミカルフィルタの延命化を図りつつ、より
高効率な汚染物質の除去も可能となる。液体としても、
純水のほかに、洗浄に使用した純水の排水などのよう
に、純水に混和物を含むものや、水、さらにはアルカリ
に対しては酸性物を含む水などのように、水に添加物を
加えたものなどが用いられる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、汚染物質を含む空気を液体と接触させること
により汚染物質を除去する湿式汚染物質除去手段を設
け、該湿式汚染物質除去手段にクリーンルームの室内空
気を吸引し、清浄化した空気をクリーンルームに循環さ
せるので、汚染物質を液体への吸収、溶解などによって
高効率に除去することができる。しかも、液体を冷却し
て汚染物質を含む空気に接触させることにより、クリー
ンルーム内の冷房及び湿度を調整しながら、除去性能を
向上させることができる。さらには、液体の処理と空気
の搬送の動力のみで済むので、従来の汚染物質除去シス
テムと比べても、大幅なコストダウンを図ることができ
る。
【0026】次に、3種類の有機ガス成分(A:B:C
=30:30:40)の除去率の比較例を示す。なお、
以下の比較例では、これまで実証実験等を進めてきた図
6に示す実施の形態の装置を従来の構成として示す。
〔表1〕は、有機ガス濃度6000μg−C/m3 の空
気に対して従来の構成の装置と1段目の噴霧の上流側に
マット14を設置した場合(マットA)と、さらに1段
目と2段噴霧の間にセパレータ16を設置した場合(マ
ットB)のそれぞれの各成分及び合計の除去率を示し
た。単位は%である。
【0027】
【表1】
【0028】次に示す〔表2〕は、有機ガス濃度600
μg−C/m3 の場合の2段噴霧処理において従来の構
成と、1段目と2段噴霧の間にセパレータ16を設置し
た場合(マットB)を比較したものであり、いずれにお
いてもマットを設置することで除去率が上昇し、特に従
来の機器構成では除去率が低かった成分Cで除去性能の
向上に大きく寄与した。
【0029】
【表2】
【0030】次に示す〔表3〕は、有機ガス濃度600
μg−C/m3 の場合の1段噴霧処理の下流側が従来の
構成の金属板エリミネータの場合と、マットをエリミネ
ータに使用した場合(マットC)を比較した結果であ
る。いずれの成分においても除去率は上がっているが、
特に従来の構成で除去率が低かった成分Cの除去率が向
上した。
【0031】
【表3】
【0032】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るクリーンルーム汚染物質除去シ
ステムの実施の形態を示す図である。
【図2】 湿式汚染ガス除去装置の実施の形態を示す図
である。
【図3】 マットにおける除去作用を説明するための図
である。
【図4】 セパレータにおける除去作用を説明するため
の図である。
【図5】 エリミネータにおける除去作用を説明するた
めの図である。
【図6】 湿式汚染ガス除去装置の他の実施の形態を示
す図である。
【図7】 充填タイプの除去作用を説明するための図で
ある。
【図8】 クリーンルーム汚染物質の排気による従来の
汚染物質除去システムの例を説明するための図である。
【図9】 クリーンルーム汚染物質の吸着による従来の
汚染物質除去システムの例を説明するための図である。
【符号の説明】
1…クリーンルーム、2…製造装置、3…湿式汚染ガス
除去装置、4…スプレーノズル、5…冷却槽、6…送風
ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 那須原 和良 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 原田 博司 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 鈴木 良延 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 白谷 毅 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 萩野谷 道雄 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 関口 猛 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリーンルームの空気中に存在する特有
    の汚染物質を除去するクリーンルーム汚染物質除去シス
    テムであって、汚染物質を含む空気を液体と接触させる
    ことにより汚染物質を除去する湿式汚染物質除去手段を
    設け、該湿式汚染物質除去手段にクリーンルームの室内
    空気を吸引し、清浄化した空気をクリーンルームに循環
    させるようにしたことを特徴とするクリーンルーム汚染
    物質除去システム。
  2. 【請求項2】 前記湿式汚染物質除去手段は、冷水など
    により除去に用いる液体を冷却する冷却槽又は冷却装置
    を有し、該冷却槽又は冷却装置により冷却した低温液体
    と前記汚染物質を含む空気を接触させることを特徴とす
    る請求項1記載のクリーンルーム汚染物質除去システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記湿式汚染物質除去手段は、繊維を加
    工したマットと該マットに上流側又は下流側から前記液
    体を噴霧する噴霧ノズルとを有することを特徴とする請
    求項1記載のクリーンルーム汚染物質除去システム。
  4. 【請求項4】 前記マット及び噴霧ノズルを多段配置し
    たことを特徴とする請求項3記載のクリーンルーム汚染
    物質除去システム。
  5. 【請求項5】 最下流側にミストを除去するエリミネー
    タを有することを特徴とする請求項3記載のクリーンル
    ーム汚染物質除去システム。
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