JP2000032450A - デジタル放送における複数情報信号のビットレート変更方式及び装置 - Google Patents
デジタル放送における複数情報信号のビットレート変更方式及び装置Info
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Abstract
た伝送容量に対して、誤り訂正能力の異なる複数の伝送
路設定(階層の設定)と、その伝送路で伝送する情報信
号のビットレートの設定とを自由に行える場合、番組に
割り当てているデータのビットレートを変更するとき
に、映像が破綻しないようにシームレスに変更できるよ
うにすること。 【解決手段】演奏所の制御部は、まず、複数の情報信号
の中で、変更後容量が小さくなるものについて、全てそ
のビットレートの変更を行うよう複数のエンコーダを制
御し(ステップ1)、次に、各伝送路設定を変更するよ
うデータ送出部を制御し(ステップ2)、その後、上記
情報信号の中で、変更後容量が増えるものについて、全
てそのビットレートの変更を行うよう上記複数のエンコ
ーダを制御する(ステップ3)。
Description
いて、各事業者が、与えられた伝送容量に対して、誤り
訂正能力の異なる複数の伝送路設定(階層の設定)と、
その伝送路で伝送する情報信号のビットレートの設定と
を自由に行える場合に、同時に放送されている複数の番
組に割り当てているデータのビットレートを変更する、
デジタル放送における複数情報信号のビットレート変更
方式及び装置に関する。
であるが、デジタル放送に向けて、各種の開発、研究が
行われており、近い将来デジタル放送が開始されると思
われる。
においては、各事業者が、複数のチャンネル(番組)を
同時に提供することが可能となる。この場合、伝送路の
伝送容量には限りがある。
予め決められた伝送容量に対して、誤り訂正能力の異な
る複数の伝送路設定(階層の設定)と、その伝送路で伝
送する情報信号のビットレートの設定とを自由に行えよ
うにすることが考えられる。これは、ドラマや映画等の
映像であれば高画質が望まれ、ニュース映像等ではそれ
ほど高画質でなくても構わないことから、それら同時に
放送されている複数の番組において画質を変える、即ち
それぞれ異なるビットレートを設定することで、限られ
た伝送容量を有効に利用しようとするものである。
ート、別のチャンネルは低いビットレートという関係が
常に保たれることはなく、何時から何時まではその逆に
するというように、同時に放送されている複数の番組に
割り当てているデータのビットレートを変更する使用法
が想定される。
容量に対して、誤り訂正能力の異なる複数の伝送路設定
(階層の設定)と、その伝送路で伝送する情報信号のビ
ットレートの設定とを自由に行える場合、番組に割り当
てているデータのビットレートを変更するときに、映像
が破綻しないようにシームレスに変更することが課題と
なる。
で、デジタル放送において、各事業者が、与えられた伝
送容量に対して、誤り訂正能力の異なる複数の伝送路設
定(階層の設定)と、その伝送路で伝送する情報信号の
ビットレートの設定とを自由に行える場合、番組に割り
当てているデータのビットレートを変更するときに、映
像が破綻しないようにシームレスに変更できるデジタル
放送における複数情報信号のビットレート変更方式及び
装置を提供することを目的とする。
めに、本発明によるデジタル放送における複数情報信号
のビットレート変更方式は、デジタル放送において、各
事業者が、予め決められた伝送容量に対して、誤り訂正
能力の異なる複数の伝送路設定とその各伝送路で伝送す
る各情報信号のビットレートの設定とを自由に行える場
合、情報信号の中で、変更後容量が小さくなるものにつ
いて、全てそのビットレートの変更を行う第1のステッ
プと、各伝送路設定を変更する第2のステップと、情報
信号の中で、変更後容量が増えるものについて、全てそ
のビットレートの変更を行う第3のステップと、によっ
て、各情報信号のビットレートを変更することを特徴と
する。
複数情報信号のビットレート変更装置は、デジタル放送
において、各事業者が、予め決められた伝送容量に対し
て、誤り訂正能力の異なる複数の伝送路設定とその各伝
送路で伝送する各情報信号のビットレートの設定とを自
由に行える場合に、各情報信号のビットレートを変更す
るためのものであって、上記複数の情報信号をそれぞれ
所定の圧縮形式で符号化する複数のエンコード手段と、
これら複数のエンコード手段によって符号化された情報
信号を送信所へ伝送するためのデータ送出手段と、上記
複数のエンコード手段それぞれの符号化のためのビット
レート及び上記データ送出手段における各情報信号の伝
送のための伝送路設定を制御する制御手段と、を備え、
上記制御手段は、まず、上記複数の情報信号の中で、変
更後容量が小さくなるものについて、全てそのビットレ
ートの変更を行うよう上記複数のエンコード手段を制御
し、次に、各伝送路設定を変更するよう上記データ送出
手段を制御し、その後、上記情報信号の中で、変更後容
量が増えるものについて、全てそのビットレートの変更
を行うよう上記複数のエンコード手段を制御することを
特徴とする。
情報信号のビットレート変更方式及び装置によれば、ま
ず、情報信号の中で、変更後容量が小さくなるものにつ
いて、全てそのビットレートの変更を行い、次に、各伝
送路設定を変更し、そしてその後、情報信号の中で、変
更後容量が増えるものについて、全てそのビットレート
の変更を行う。
が、与えられた伝送容量に対して、誤り訂正能力の異な
る複数の伝送路設定(階層の設定)と、その伝送路で伝
送する情報信号のビットレートの設定とを自由に行える
場合、番組に割り当てているデータのビットレートを変
更するときに、映像が破綻しないようにシームレスに変
更できるようになる。
面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態に
かかるデジタル放送における複数情報信号のビットレー
ト変更方式及び装置の適用されたデジタル放送システム
のブロック構成図である。
と送信所20とから構成され、その間が伝送路30で結
ばれている。そして、演奏所10には、複数のエンコー
ダ11A,11B、データ送出部12、制御部13、等
とが設置され、送信所20には、複数のデジタル変調器
21A,21B、デジタル送信機22、等が設置されて
いる。
11Bはそれぞれ、当該演奏所10における図示しない
装置によって生成された異なるチャンネル(番組)のデ
ータ(情報信号)を受けて、例えばMPEG等の所定の
符号化方式によって符号化してデータ送出部12に出力
するものであり、データ送出部12は、これらエンコー
ダ11A,11Bによって符号化された情報信号を伝送
路30上に送出するためのものである。また、制御部1
3は、上記エンコーダ11A,11Bそれぞれにおける
符号化のビットレートを制御するためのビットレート設
定信号を生成して、それらエンコーダ11A,11Bに
与えると共に、上記データ送出部12における各情報信
号の伝送のための伝送路設定(階層の設定)を制御する
ための伝送路設定信号を生成して、そのデータ送出部1
2に与えるものである。
1A,21Bにより、上記伝送路30によって伝送され
てきた情報信号に対して、例えば直交周波数分割多重方
式等の所定の変調を施して、デジタル送信機22によっ
て送信する。
伝送路制御信号を、この送信所20のデジタル変調器2
1A,21Bにも供給し、該デジタル変調器21A,2
1Bにおける各情報信号の伝送のための伝送路(送信
路)設定をも制御するようになっている。
御部13は、図2に示すようにエンコーダ11A,11
B及びデータ送出部12を制御するよう、ビットレート
設定信号及び伝送路設定信号を出力する。
40Mbpsとした場合に、階層1は22Mbpsの伝
送路で、それを流れる情報信号のビットレートは22M
bps、且つ、階層2は18Mbpsの伝送路で、それ
を流れる情報信号のビットレートは18Mbpsとして
いたものに対して、ある時刻に、階層1は18Mbps
の伝送路で、情報信号のビットレートは18Mbps、
且つ、階層2は22Mbpsの伝送路で、情報信号のビ
ットレートは22Mbpsに変更する際の遷移状態を示
している。
ビットレートを22Mbpsから18Mbpsに変更す
る(ステップ1)。この際、切り替え時のショックを防
ぐため、即ち画面の乱れを防ぐために、徐々にレートを
変更するよう制御する。なお、この図では、直線で示し
ているが、実際には、階段状のレート変更となる。
伝送路容量を変更するよう制御する(ステップ2)。即
ち、階層1の伝送容量を22Mbpsから18Mbps
に切り替え、同時に、階層1の伝送容量を18Mbps
から22Mbpsに切り替える。
を18Mbpsから22Mbpsに変更する(ステップ
3)。この際も、切り替え時のショックを防ぐため、即
ち画面の乱れを防ぐために、徐々にレートを変更するよ
う制御する。なお、この図では、直線で示しているが、
実際には、階段状のレート変更となる。
の伝送容量及び送信所20からの送信路の伝送(送信)
容量に対してオーバーフローすることなく、ビットレー
トの変更が行える。
明したが、本発明は上述した一実施の形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応
用が可能なことは勿論である。例えば、上記実施の形態
では、2つの情報信号のビットレートの変更を行う場合
を例に説明したが、3つ以上であっても良い。
デジタル放送において、各事業者が、与えられた伝送容
量に対して、誤り訂正能力の異なる複数の伝送路設定
(階層の設定)と、その伝送路で伝送する情報信号のビ
ットレートの設定とを自由に行える場合、番組に割り当
てているデータのビットレートを変更するときに、映像
が破綻しないようにシームレスに変更できるデジタル放
送における複数情報信号のビットレート変更方式及び装
置を提供することができる。
おける複数情報信号のビットレート変更方式及び装置の
適用されたデジタル放送システムのブロック構成図であ
る。
おける複数情報信号のビットレート変更方式を説明する
ためのタイミングチャートである。
Claims (5)
- 【請求項1】 デジタル放送において、各事業者が、予
め決められた伝送容量に対して、誤り訂正能力の異なる
複数の伝送路設定とその各伝送路で伝送する各情報信号
のビットレートの設定とを自由に行える場合、 情報信号の中で、変更後容量が小さくなるものについ
て、全てそのビットレートの変更を行う第1のステップ
と、 各伝送路設定を変更する第2のステップと、 情報信号の中で、変更後容量が増えるものについて、全
てそのビットレートの変更を行う第3のステップと、 によって、各情報信号のビットレートを変更することを
特徴とするデジタル放送における複数情報信号のビット
レート変更方式。 - 【請求項2】 上記第1及び第3のステップにおけるビ
ットレートの変更は、変更前のビットレートから変更し
ようとするビットレートまで所定の時間を持って徐々に
行うことを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送に
おける複数情報信号のビットレート変更方式。 - 【請求項3】 デジタル放送において、各事業者が、予
め決められた伝送容量に対して、誤り訂正能力の異なる
複数の伝送路設定とその各伝送路で伝送する各情報信号
のビットレートの設定とを自由に行える場合に、各情報
信号のビットレートを変更するためのデジタル放送にお
ける複数情報信号のビットレート変更装置であって、 上記複数の情報信号をそれぞれ所定の圧縮形式で符号化
する複数のエンコード手段と、 これら複数のエンコード手段によって符号化された情報
信号を送信所へ伝送するためのデータ送出手段と、 上記複数のエンコード手段それぞれの符号化のためのビ
ットレート及び上記データ送出手段における各情報信号
の伝送のための伝送路設定を制御する制御手段と、 を具備し、 上記制御手段は、 まず、上記複数の情報信号の中で、変更後容量が小さく
なるものについて、全てそのビットレートの変更を行う
よう上記複数のエンコード手段を制御し、 次に、各伝送路設定を変更するよう上記データ送出手段
を制御し、 その後、上記情報信号の中で、変更後容量が増えるもの
について、全てそのビットレートの変更を行うよう上記
複数のエンコード手段を制御することを特徴とするデジ
タル放送における複数情報信号のビットレート変更装
置。 - 【請求項4】 上記送信所において、上記データ送出手
段によって伝送された各情報信号を変調して送信路に送
信するための複数の変調手段を更に具備し、 上記制御手段は、上記データ送出手段に対する伝送路設
定の制御と同時に、上記変調手段に対する送信路設定の
制御も同様に行うことを特徴とする請求項3に記載のデ
ジタル放送における複数情報信号のビットレート変更装
置。 - 【請求項5】 上記制御手段は、上記エンコード手段を
制御してビットレートの変更を行うとき、変更前のビッ
トレートから変更しようとするビットレートまで所定の
時間を持って徐々に行わせることを特徴とする請求項3
に記載のデジタル放送における複数情報信号のビットレ
ート変更装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20059198A JP3961681B2 (ja) | 1998-07-15 | 1998-07-15 | デジタル放送の階層伝送制御方法及び階層伝送送出装置 |
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JP20059198A JP3961681B2 (ja) | 1998-07-15 | 1998-07-15 | デジタル放送の階層伝送制御方法及び階層伝送送出装置 |
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- 1998-07-15 JP JP20059198A patent/JP3961681B2/ja not_active Expired - Fee Related
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