JP2002057638A - 多重化装置および多重化方法 - Google Patents

多重化装置および多重化方法

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JP2002057638A
JP2002057638A JP2001128824A JP2001128824A JP2002057638A JP 2002057638 A JP2002057638 A JP 2002057638A JP 2001128824 A JP2001128824 A JP 2001128824A JP 2001128824 A JP2001128824 A JP 2001128824A JP 2002057638 A JP2002057638 A JP 2002057638A
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media
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JP2001128824A
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Kazuhiro Matsuzaki
一博 松崎
Yoshiaki Kato
嘉明 加藤
Atsumichi Murakami
篤道 村上
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば、映像、音声などの種類毎に重要度を
決めたり、映像、音声などの中に表われるオブジェクト
に対して重要度を決め、重要度の高いものに対しては比
較的多くの情報量を割り当てて多重化し、重要度の低い
ものは比較的少ない情報量を割り当てて多重化するとい
うように、情報の重要度に応じて柔軟に帯域を使用して
情報を効率的に多重化できるようにする。また、利用側
で情報を重要度単位に編集・加工できるようにする。 【解決手段】 複数種類のメディア情報を多重化して多
重化ビット列を出力する多重化手段と、上記各メディア
情報に対応する重要度を決定する重要度決定手段と、こ
の重要度決定手段で決定された重要度に基づき上記多重
化手段による上記各メディア情報の多重化制御を行う多
重化制御手段とを備える。また重要度も多重化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばディジタ
ル化された映像信号、音響信号、その他データ等のマル
チメディアデータ(メディア情報)を多重化する多重化
装置に関するものである。多重化したデータは符号化し
て伝送または蓄積などが行われ、具体的な応用例として
は、衛星や地上波、ケーブル、光ファイバを用いたディ
ジタル放送システム、ビデオオンデマンド(VOD)、
テレビ会議システムなどがある。
【0002】
【従来の技術】図7は、例えば郵政省 電気通信審議会
答申 諮問第74号:「『デジタル放送方式に係る技術
的条件』のうち12.2〜12.75GHzを使用する衛星デジタル
放送方式(27MHz帯域幅を使用するもの)の技術的条
件」,(1995年7月)に示された従来の多重化伝送
方式の機能ブロック図である。
【0003】図7において、1は映像符号化部、2は音
響符号化部、3はデータ符号化部、4は多重化部、5は
伝送スクランブル部、6は誤り訂正符号化部、7は変調
部である。
【0004】次に、従来の多重化伝送方式の動作につい
て説明する。映像符号化部1、音響信号符号化部2及び
データ符号化部3において、映像信号11、音響信号1
2、各種データ信号13をそれぞれ情報源符号化する。
多重化部4では、情報源符号化処理によって生成した映
像符号化ビット列14、音響符号化ビット列15および
データ符号化ビット列16をパケット単位に多重化して
多重化ビット列17を生成する。
【0005】伝送スクランブル部5では、多重化ビット
列17に対してエネルギー拡散を行う。誤り訂正符号化
部6では、エネルギー拡散後の多重化ビット列18に対
して誤り訂正符号化を行う。変調部7では、誤り訂正符
号化後の多重化ビット列19に対して伝送路に適した変
調処理を施し、所定の周波数帯の伝送信号20を生成す
る。
【0006】多重化部4について図8を用いて説明す
る。図8において、8は個々の符号化ビット列14〜1
6を多重化する際の多重・配列状況等を示す情報を生成
する多重化付加情報生成部である。この多重化付加情報
生成部8により、例えば、ISO/IEC 13818
−1規格に規定されるPSI(Program Specific Infor
mation)や欧州DVB(Digital Video Broadcasting)
が定めるSI(ServiceInformation)などの多重化付加
情報21が生成される。
【0007】パケット多重化部9は、この多重化付加情
報生成部8からの多重化付加情報21多重化付加情報2
1に基づき、映像符号化ビット列14、音響符号化ビッ
ト列15、データ符号化ビット列16および多重化付加
情報21をパケット単位に多重化し、多重化ビット列1
7を生成する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のマルチメディア
多重化伝送方式は以上のような構成であったため、例え
ば、映像、音声などの種類毎に重要度を決めたり、映
像、音声などの中に表われるオブジェクトに対して重要
度を決め、重要度の高いものに対しては比較的多くの情
報量を割り当てて多重化し、重要度の低いものは比較的
少ない情報量を割り当てて多重化するというように、情
報の重要度に応じて柔軟に帯域を使用して多重化すると
いう処理を行うことが困難であった。
【0009】また、多重化されたビット列を受信する側
では、受け取った情報を重要度やオブジェクト単位に編
集・加工することが困難であった。
【0010】さらに、重要な情報と重要でない情報とに
階層的に分類して伝送していないために、伝送路の品質
に応じての受信情報の段階的な劣化、いわゆるグレース
フルデグラデーション(graceful degradation)機能を
備えることが困難であった。
【0011】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、情報を重要度に基づいて多重化
することにより、柔軟で効率の良い多重化を行えるよう
にすることを目的とする。また、伝送路誤りに対する充
分な耐性を有すると共に、グレースフルデグラデーショ
ン機能を備える多重化を実現するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明における多重化
装置は、複数種類のメディア情報を多重化して多重化ビ
ット列を出力する多重化手段と、上記各メディア情報に
対応する重要度を決定する重要度決定手段と、この重要
度決定手段で決定された重要度に基づき上記多重化手段
による上記各メディア情報の多重化制御を行う多重化制
御手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】特に、上記多重化手段は、上記複数種類の
メディア情報を多重化してプログラム単位のメディア多
重化ビット列を生成するメディア多重化手段と、このメ
ディア多重化手段から出力される複数の上記メディア多
重化ビット列を多重化してプログラム多重化ビット列を
生成するプログラム多重化手段とから構成され、上記重
要度決定手段は、上記メディア情報毎および上記プログ
ラム単位毎の重要度を決定し、上記多重化制御手段は、
上記メディア情報毎の重要度に基づき上記メディア多重
化手段による上記各メディア情報の多重化制御を行うと
ともに、上記プログラム単位毎の重要度に基づき上記プ
ログラム多重化手段による上記各メディア多重化ビット
列の多重化制御を行なうことを特徴とする。
【0014】また、上記多重化手段から出力される多重
化ビット列に対して、上記重要度決定手段からの重要度
に応じて伝送路符号化処理して伝送する伝送路符号化手
段を備えたことを特徴とする。
【0015】また、上記重要度決定手段は、各メディア
情報のコンテンツ情報を入力して、コンテンツ情報に応
じて予め設定しておいた重要度を割り当てることを特徴
とする。
【0016】また、上記重要度決定手段は、コンテンツ
情報のメディア種別または情報源符号化方式の別に応じ
て予め設定しておいた各メディア情報の重要度を割り当
てることを特徴とする。
【0017】また、上記重要度決定手段は、各プログラ
ムのコンテンツ情報を入力して、コンテンツ情報に応じ
て予め設定しておいた重要度を割り当てることを特徴と
する。
【0018】また、上記重要度決定手段は、コンテンツ
情報の番組内容または放送形態の別に応じて予め設定し
ておいた各プログラムの重要度を割り当てることを特徴
とする。
【0019】また、上記重要度決定手段は、外部からの
要求を受けて重要度を決定することを特徴とする。
【0020】また、メディア情報間またはプログラム間
の関連性と重要度を示す情報とのうち少なくとも一つを
生成する重要度関連テーブル情報生成手段を備え、上記
多重化手段はこの重要度関連テーブル情報を多重化する
ことを特徴とする。
【0021】また、上記重要度関連テーブル情報は、パ
ケット単位に多重化された上記各メディア情報を個別に
識別するパケット識別情報と、個々のプログラムを識別
するプログラム識別情報と、プログラム間の関連性を示
すグループ識別情報と、上記重要度を示す重要度情報か
ら構成されることを特徴とする。
【0022】また、上記重要度情報は、各プログラムの
重要度情報と、各プログラムを構成する個々のメディア
情報に対する重要度情報とから構成されることを特徴と
する。
【0023】また、複数種類のメディア情報に対応する
重要度を決定し、この決定された重要度に基づき各メデ
ィア情報の多重化制御を行い、多重化ビット列を出力す
ることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施形態を説明する。図1はこの発明に係る多重化伝送
装置の構成を示すブロック図である。図において、31
は情報源符号化部、32は重要度決定手段としての重要
度決定部、33は多重化制御手段としての制御部、34
はメディア多重化手段としてのメディア多重化部、35
は重要度関連テーブル情報生成手段としての多重化付加
情報生成部、36はプログラム多重化手段としてのプロ
グラム多重化部、37は伝送スクランブル部、38は誤
り訂正符号化部、39は変調部である。伝送スクランブ
ル部37、誤り訂正符号化部38、変調部39により伝
送路符号化手段が構成されている。
【0025】次に動作について説明する。情報源符号化
部31は、その構成例が図2に示されるように、複数の
映像符号化部41、音響符号化部42及びデータ符号化
部43から構成される。各符号化部では、制御部33か
らの制御信号73aで示される情報源符号化特性(量子
化特性、符号化ビットレート、等)に従って、入力され
るメディア信号74に含まれる複数の映像信号11、音
響信号12及び各種データ信号13をそれぞれ情報源符
号化し、映像符号化ビット列14、音響符号化ビット列
15およびデータ符号化ビット列16からなる符号化ビ
ット列75を生成するとともに、個々のメディア信号に
対応した映像符号化ビットレート82v、音響符号化ビ
ットレート82a、データ符号化ビットレート82dか
らなるビットレート82を生成する。ビットレート82
は制御部33へ送られる。
【0026】符号化ビット列75はメディア多重化部3
4へ送られ、多重化されることになる。メディア多重化
部34は、その構成例が図3に示されるように、複数メ
ディアの符号化ビット列75をパケット単位に多重化
し、プログラム(番組)単位のメディア多重化ビット列
(プログラムビット列)76を生成する。すなわち、ひ
とつのプログラムを構成する複数のメディア(例えばひ
とつの映像、2つの音声、ひとつのデータ)をひとまと
まりとしてメディア多重化処理部34aで多重化する。
またどのメディア情報を多重化したかを示す多重化付加
情報も多重化する。
【0027】なお、符号化ビット列75の中からの所定
のプログラムに対応するメディア情報を選択する方法と
しては、情報源符号化部31からの出力とプログラムの
関係が固定的な場合であればH/Wで接続されるように
してもよいし、また前段にスイッチ機能を備えて可変的
にしてもよい。さらにS/W処理も可能である。ここ
で、メディア多重化部34による符号化ビット列75の
多重化処理は、制御部33からの制御信号73bで示さ
れる各メディア情報に対応する重要度に基づいて制御さ
れる。この多重化制御とは、例えば、メディア多重化ビ
ット列76当たりのビットレートに制限がある場合に、
それぞれの符号化ビット列75毎の重要度によって多重
化処理のON/OFFを制御することにより、重要度の
高いものを優先的に多重化することなどである。(な
お、あるメディア情報を多重化したりしなかったりする
ことは、そのメディア情報の伝送レートを制御している
ことになる。)
【0028】この実施形態においては、上記重要度が以
下のように決定される。情報源符号化部31に入力され
るメディア信号74を構成する各メディア信号のコンテ
ンツ情報71が、重要度決定部32に入力される。重要
度決定部32は、このコンテンツ情報71に基づきメデ
ィア毎の重要度およびプログラム(番組)毎の重要度を
決定し、重要度情報72を生成する。
【0029】例えば、コンテンツ情報71により、メデ
ィア種別(映像、音響、各種データ、等)、情報源符号
化方式(非階層符号化、階層符号化[ベースレイヤ]、
階層符号化[エンハンスメントレイヤ]等)、番組内容
(映画、ニュース、スポーツ等)、放送形態(通常放送
/緊急放送、現行テレビ/HDTV、1ヵ国語/2ヵ国
語、モノラル/ステレオ等)等が与えられると、これら
のコンテンツに応じて予め決められた順番により、メデ
ィア毎の重要度およびプログラム毎の重要度が一意に決
定される。例えばプログラム毎の重要度とは、娯楽番組
よりも緊急ニュースの方が重要度が高く設定されるよう
なものであり、またメディア毎の重要度とは、映画番組
の中では、音響情報より映像情報の重要度を高く設定す
るようなものである。
【0030】なお、ここではコンテンツ情報71から重
要度を決める場合を示したが、重要度の決めかたはこれ
に限らず、例えば、この多重化情報を受信している側か
らの要求を受けて重要度を決定するようにしてもよい。
このようにしてメディア毎およびプログラム毎の重要度
が決定され、重要度情報72として制御部33に送ら
れ、これに基づいて制御部33は制御信号73bにより
メディア多重化部34の多重化制御を行い、例えば、同
じプログラム内で重要度の高いメディア情報から優先的
に多重化するような制御が行われる。
【0031】なお、メディア多重化部34では、多重化
されたものを利用する側における多重化データの同期再
生を保証するために、メディア多重化の際に、多重化パ
ケットに対して時刻情報を定期的に付与しておく。時刻
情報を提供するクロックは、メディア多重化処理部34
a,…,34nの個々のメディア多重化毎に異なるもの
を保有してもよい。
【0032】符号化ビット列75が情報源符号化部31
において階層符号化されたものを含んでいる場合は、対
応するベースレイヤとエンハンスメントレイヤの符号化
ビット列はそれぞれ別々にメディア多重化され、別々の
メディア多重化ビット列が生成される。ただし、階層間
の同期再生を保証するために、共通のクロックを用いて
それぞれのメディア多重化処理が行われる。
【0033】さらに、図3のメディア多重化部34で
は、メディア多重化ビット列毎のビットレート83を検
出して制御部33に送る。
【0034】メディア多重化部34から出力されたプロ
グラム単位のメディア多重化ビット列76は、プログラ
ム多重化部36で複数プログラムをひとまとまりとする
グループとして多重化され、複数グループ(チャンネ
ル)分のプログラム多重化ビット列78が生成される。
ここでも上記メディア多重化部34と同様に、プログラ
ム多重化部36によるメディア多重化ビット列76の多
重化処理は、制御部33からの制御信号73cで示され
る、各プログラムに対応する重要度に基づいて制御され
る。
【0035】この多重化制御とは、例えば、プログラム
多重化ビット列当たりの伝送帯域が制限されている場
合、複数のメディア多重化ビット列76の中から多重化
すべきプログラム(重要なプログラム)を選択すること
によって、限られた伝送帯域(ビットレート)を効率的
に利用することである。各プログラムに対応する重要度
の決定方法は上述のとおり重要度決定部31で決定され
る。
【0036】プログラム毎の重要度に基づいて制御部3
3は制御信号73cによりプログラム多重化部36の多
重化制御を行い、重要度の高いプログラムから優先的に
多重化するような制御が行われる。また、プログラム多
重化ビット列毎のビットレート84を検出して制御部3
3へ入力する。
【0037】以上のようにして、メディア情報、あるい
はプログラム毎に対応する重要度に基づき多重化制御を
行うことができるため、帯域を効率良く利用した多重化
を行なうことができる。なお、メディア多重部34にお
ける多重制御時にプログラム単位の重要度を考慮して制
御することも可能であり、逆にプログラム多重部36に
おける多重制御時にメディア単位の重要度を考慮して制
御することも可能である。
【0038】ここで、多重化付加情報生成部35につい
て説明する。これは、上述のように重要度に基づいて多
重化制御を行なった際、その多重化情報を利用するため
に重要度を示す情報も多重化しておくためのもので、多
重化された情報を利用する際に、重要度単位に出力、編
集・加工など処理を行なうことできるようにするもので
ある。
【0039】多重化付加情報生成部35は、図8に示し
た従来の多重化伝送方式における多重化付加情報生成部
8と同様に、個々の符号化ビット列の多重・配列状況等
を示す多重化付加情報77を生成する。ただし、この多
重化付加情報生成部35が従来の多重化付加情報生成部
8と異なる点は、以下に説明する重要度関連テーブル情
報(Priority Association Table Information)を生成
するところにある。
【0040】重要度関連テーブル情報は、例えば、図4
に示すように、情報源符号化部31でパケット単位に多
重化された個々の符号化ビット列75を識別するパケッ
ト識別情報35aと、符号化ビット列75がメディア多
重化部34でプログラム単位に多重化されて出力された
個々のメディア多重化ビット列76を識別するプログラ
ム識別情報35bと、プログラム多重化部36でグルー
プ単位に多重化されるメディア多重化ビット列76間の
関連性を示すグループ識別情報35cと、各パケット、
プログラムの重要度を示す重要度情報35dから構成さ
れる。
【0041】重要度情報35dはさらに、プログラム内
重要度情報とプログラム間重要度情報とグループ内重要
度情報とグループ間重要度情報とからなる。この例で
は、重要度の決定を重要度情報72と制御情報73に基
づき行う。
【0042】プログラム内重要度情報は、プログラムの
構成要素である各種メディアの符号化ビット列の重要度
を示すもので、重要度決定部32で決定される重要度情
報72を参照することによって得られる。
【0043】プログラム間重要度情報は、プログラム多
重化部36でまとめられる同一グループに含まれるメデ
ィア多重化ビット列毎の重要度を示す。同一のグループ
情報を有するメディア多重化ビット列は、共通のクロッ
クから得た時刻情報が付与されているものとする。これ
により、同一のグループ情報を有するメディア多重化ビ
ット列間では多重化データの同期再生が保証されること
になる。また、同一のグループ情報を有するメディア多
重化ビット列は、全て同一の伝送チャンネルにて伝送さ
れるものとし、伝送チャンネル毎に1つまたは複数のグ
ループが伝送されるものとする。
【0044】例えば、相対する階層化データを多重化し
たメディア多重化ビット列同士は同一のグループ情報を
もち、標準品質データを多重化したメディア多重化ビッ
ト列のグループ内重要度が最も高く、高品質データを多
重化したメディア多重化ビット列のグループ内重要度は
それより低くなる。
【0045】グループ内重要度情報は、同一グループ内
の構成要素である各種メディアの符号化ビット列の重要
度を示すもので、重要度情報72と制御情報73を参照
することによって得られる。
【0046】グループ間重要度情報は、グループ毎の重
要度を示すもので、人手または重要度情報72と制御情
報73を参照することによって設定される。例えば、グ
ループ内重要度の最も高い多重化パケット含むグループ
から順にグループ間重要度の高いものを割り振ってい
き、グループ内重要度の最高値が同一の場合は、グルー
プ内重要度の高さが2番目のものを比較することによっ
て各グループにグループ間重要度を決定する。
【0047】なお、この実施形態では、重要度が最高の
場合を「1」とし、重要度が低くなるにしたがって、数
値が大きくなるものとした。また、重要度の割り当て
は、相対的な割り当て方と絶対的な割り当て方のどちら
でもよい。
【0048】さらに、この実施形態では、重要度関連テ
ーブルの重要度情報が上記のような4種の重要度情報か
ら構成されるものとしたが、重要度情報72をそのまま
用いて多重化パケット毎の重要度情報を設定してもよ
い。あるいは、重要度情報の幾つかを省略することも可
能である。例えば、プログラム多重化ビット列78がど
れも同一のグループ情報を有する場合、グループ間重要
度情報とグループ情報の両方または一方を省略してもよ
い。
【0049】以上のようにして生成された重要度関連テ
ーブル情報は、多重化付加情報77としてプログラム多
重化部36に送られ、チャンネル単位に付与(多重)さ
れる。これにより、多重化された情報を利用する際に、
上記重要度関連テーブル情報を用いて重要度単位に出
力、編集・加工など処理を行なうことできる。
【0050】この実施形態は、多重化情報を伝送する多
重化伝送装置を示しており、以下に伝送路符号化手段に
対応する部分の動作を説明する。上述のようにして、プ
ログラム多重部36から出力された複数チャンネル分の
プログラム多重化ビット列78は、伝送スクランブル部
37に送られる。図5は伝送スクランブル部37の構成
例を示すブロックである。伝送スクランブル部37は、
複数チャンネル分のプログラム多重化ビット列78を入
力し、個々のプログラム多重化ビット列に対して伝送ス
クランブル処理部37a,…,37nを行い、エネルギ
ー拡散処理された複数チャンネル分のプログラム多重化
ビット列79を出力する。個々の伝送スクランブル特性
は制御部33からの制御信号73dに基づき制御され
る。
【0051】このプログラム多重化ビット列79は、誤
り訂正符号化部38に送られる。図6は誤り訂正符号化
部38の構成例を示すブロック図である。誤り訂正符号
化部38は、エネルギー拡散処理された複数チャンネル
分のプログラム多重化ビット列79を入力し、個々のプ
ログラム多重化ビット列に対して誤り訂正符号化処理部
38a,…,38nで誤り訂正符号化処理を行い、誤り
訂正符号化された複数チャンネル分のプログラム多重化
ビット列80を出力する。個々の誤り訂正符号化特性は
制御信号73eに基づき制御される。
【0052】変調部39は、誤り訂正符号化された複数
チャンネル分のプログラム多重化ビット列80に対して
変調処理を行い、1つまたは複数チャンネル分の伝送信
号81を出力し、これが伝送されることになる。ここ
で、変調処理は制御信号73fに基づき制御される。こ
の実施形態においては、変調方式はOFDM(Orthogon
al Frequency Division Multiplexing)を用いる。各キ
ャリアの変調方式は、制御信号73に基づき、重要度の
低いプログラム多重化ビット列に対しては周波数利用効
率の高い64QAM(Quadrature Amplitude Modulatio
n)を、重要度の高いプログラム多重化ビット列に対し
ては誤り耐性の強いQPSK(Quadrature Phase Shift
Keying)を使用する。
【0053】変調部39において変調方式としてOFD
M(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)を
採用する場合には、個々のキャリアに対応してプログラ
ム多重化ビット列78を生成するものとする。
【0054】なお、以上説明したように、制御部33
は、重要度情報72と情報源符号化部31からの情報源
符号化ビットレート82と、メディア多重化部34から
のメディア多重化ビット列毎のビットレート83と、プ
ログラム多重化部36からのプログラム多重化ビット列
毎のビットレート84とに基づき、情報源符号化特性
(量子化特性、符号化ビットレート、等)、メディア多
重化、多重化付加情報生成、プログラム多重化、伝送ス
クランブル方式、誤り訂正符号化方式、および変調方式
を適応的に制御する制御信号73a〜73fを生成す
る。
【0055】この実施形態においては、制御信号73a
〜73fに基づきメディア多重化、プログラム多重化、
伝送スクランブル方式、誤り訂正符号化方式、変調方式
を適応的に制御しているため、制御の内容を受信側に伝
送する必要がある。それゆえ、これらの制御内容を最も
誤り耐性の強いキャリヤまたは伝送チャンネル上で最重
要信号として変調し、伝送するものとする。
【0056】上記実施形態において、複数メディアの符
号化ビット列75をそれぞれ異なるオブジェクトの符号
化ビット列とし、重要度情報72を各オブジェクトの重
要度を示すものとすることで、個々のオブジェクトに基
づき階層的に分類された情報を効率良く多重化伝送する
ことが可能であり、伝送路誤りに対する充分な耐性を有
する。また、オブジェクト単位に情報が多重化されてい
るため、受信機側では受け取った情報をオブジェクト単
位に編集・加工することが容易となる。
【0057】さらに、上記実施形態では、重要な情報に
対しては誤り耐性を強化して伝送するため、伝送路の品
質に応じて受信情報が段階的に劣化する、いわゆる、グ
レースフルデグラデーションの実現が可能である。
【0058】なお、以上の実施形態における各部は、ハ
ードウェア回路により実現することもソフトウェアによ
り実現することも可能である。
【0059】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、重要
度に基づきメディア情報、あるいはプログラム情報の多
重化制御を行なうので、重要度に応じた情報を効率良く
多重化することが可能となるという効果がある。
【0060】また伝送路符号化手段により、重要度に応
じた多重化情報を効率良く伝送することができる。
【0061】また、重要度情報を多重化するので、利用
側では多重化情報を重要度単位に編集・加工することが
可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態による多重化伝送装置の
ブロック図である。
【図2】 この発明の実施形態による多重化伝送装置の
情報源符号化部のブロック図である。
【図3】 この発明の実施形態による多重化伝送装置の
メディア多重化部のブロック図である。
【図4】 この発明の実施形態における重要度関連テー
ブル情報の例を示す説明図である。
【図5】 この発明の実施形態による多重化伝送装置の
伝送スクランブル部のブロック図である。
【図6】 この発明の実施形態による多重化伝送装置の
誤り訂正符号化部のブロック図である。
【図7】 従来の多重化伝送方式の機能ブロック図であ
る。
【図8】 従来の多重化伝送方式における多重化部のブ
ロック図である。
【符号の説明】
31 情報源符号化部 32 重要度決定部 33 制御部 34 メディア多重化部 34a,34n メディア多重化処理部 35 多重化付加情報生成部 36 プログラム多重化部 37 伝送スクランブル部 37a,37n 伝送スクランブル処理部 38 誤り訂正符号化部 38a,38n 誤り訂正符号化処理部 39 変調部 41 映像符号化部 42 音響符号化部 43 データ符号化部 11 映像信号 12 音響信号 13 各種データ信号 14 映像符号化ビット列 15 音響符号化ビット列 16 データ符号化ビット列 71 コンテンツ情報 72 重要度情報 73,73a〜73f 制御信号 74 メディア信号 75 符号化ビット列 76 メディア多重化ビット列(プログラムビット
列) 77 多重化付加情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 篤道 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5C063 AB03 AB07 CA34 CA36 DA07 EB01 5K028 AA11 EE03 EE07 KK01 KK32 MM08

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類のメディア情報を多重化して多
    重化ビット列を出力する多重化手段と、上記各メディア
    情報に対応する重要度を決定する重要度決定手段と、こ
    の重要度決定手段で決定された重要度に基づき上記多重
    化手段による上記各メディア情報の多重化制御を行う多
    重化制御手段とを備えたことを特徴とする多重化装置。
  2. 【請求項2】 上記多重化手段は、上記複数種類のメデ
    ィア情報を多重化してプログラム単位のメディア多重化
    ビット列を生成するメディア多重化手段と、このメディ
    ア多重化手段から出力される複数の上記メディア多重化
    ビット列を多重化してプログラム多重化ビット列を生成
    するプログラム多重化手段とから構成され、上記重要度
    決定手段は、上記メディア情報毎および上記プログラム
    単位毎の重要度を決定し、上記多重化制御手段は、上記
    メディア情報毎の重要度に基づき上記メディア多重化手
    段による上記各メディア情報の多重化制御を行うととも
    に、上記プログラム単位毎の重要度に基づき上記プログ
    ラム多重化手段による上記各メディア多重化ビット列の
    多重化制御を行なうことを特徴とする請求項1記載の多
    重化装置。
  3. 【請求項3】 上記多重化手段から出力される多重化ビ
    ット列に対して、上記重要度決定手段からの重要度に応
    じて伝送路符号化処理して伝送する伝送路符号化手段を
    備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の多重
    化装置。
  4. 【請求項4】 上記重要度決定手段は、各メディア情報
    のコンテンツ情報を入力して、コンテンツ情報に応じて
    予め設定しておいた重要度を割り当てることを特徴とす
    る多重化装置。
  5. 【請求項5】 上記重要度決定手段は、コンテンツ情報
    のメディア種別または情報源符号化方式の別に応じて予
    め設定しておいた各メディア情報の重要度を割り当てる
    ことを特徴とする請求項4記載の多重化装置。
  6. 【請求項6】 上記重要度決定手段は、各プログラムの
    コンテンツ情報を入力して、コンテンツ情報に応じて予
    め設定しておいた重要度を割り当てることを特徴とする
    請求項2記載の多重化装置。
  7. 【請求項7】 上記重要度決定手段は、コンテンツ情報
    の番組内容または放送形態の別に応じて予め設定してお
    いた各プログラムの重要度を割り当てることを特徴とす
    る請求項6記載の多重化装置。
  8. 【請求項8】 上記重要度決定手段は、外部からの要求
    を受けて重要度を決定することを特徴とする請求項2記
    載の多重化装置。
  9. 【請求項9】 メディア情報間またはプログラム間の関
    連性と重要度を示す情報とのうち少なくとも一つを生成
    する重要度関連テーブル情報生成手段を備え、上記多重
    化手段はこの重要度関連テーブル情報を多重化すること
    を特徴とする請求項1〜8いずれかに記載の多重化装
    置。
  10. 【請求項10】 上記重要度関連テーブル情報は、パケ
    ット単位に多重化された上記各メディア情報を個別に識
    別するパケット識別情報と、個々のプログラムを識別す
    るプログラム識別情報と、プログラム間の関連性を示す
    グループ識別情報と、上記重要度を示す重要度情報から
    構成されることを特徴とする請求項2記載の多重化装
    置。
  11. 【請求項11】 上記重要度情報は、各プログラムの重
    要度情報と、各プログラムを構成する個々のメディア情
    報に対する重要度情報とから構成されることを特徴とす
    る請求項10記載の多重化装置。
  12. 【請求項12】 複数種類のメディア情報に対応する重
    要度を決定し、この決定された重要度に基づき各メディ
    ア情報の多重化制御を行い、多重化ビット列を出力する
    ことを特徴とする多重化方法。
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