JPH1022970A - デジタル信号多重化装置 - Google Patents

デジタル信号多重化装置

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JPH1022970A
JPH1022970A JP8195235A JP19523596A JPH1022970A JP H1022970 A JPH1022970 A JP H1022970A JP 8195235 A JP8195235 A JP 8195235A JP 19523596 A JP19523596 A JP 19523596A JP H1022970 A JPH1022970 A JP H1022970A
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circuit
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幸雄 松島
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昭一朗 坂井
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正博 北野
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  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の異なるビットレートのサービスデータ
の多重、かつビットレートを信号送出中にも可変するこ
とができるデジタル多重化装置を提供する。 【解決手段】 指示された情報に基づいてどのようなサ
ービスが多重されているかを示す多重情報データと多重
情報データに合致した内容のコマンドとを制御装置1に
て生成し、生成された多重情報データを記憶回路4に書
き込み、かつ生成されたコマンドがエンコーダの制御信
号にCPU3によって変換し、記憶回路4から読み出さ
れた多重情報データをフォーマットにしたがいたたみ込
み符号器6にて符号化し、複数のサービスがCPU3に
より変換された制御信号に基づきそれぞれフォーマット
にしたがってたたみ込み符号器10にて符号化し、たた
み込み符号器10にて符号化された複数のサービスを多
重化回路12にて多重化し、たたみ込み符号器6にて符
号化されたデータと多重化回路12にて多重化されたデ
ータとを多重化回路13にて多重化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベースバンド上で
時分割に複数のサービスデータを多重化するディジタル
信号多重化装置に関し、さらに詳細には、欧州規格のデ
ジタルオーディオ放送システムの受信機のシミュレータ
等に利用されるテスト信号発生器の中のディジタル信号
多重化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ベースバンド上で、サービスデータを時
分割で多重化する放送システムとして、CS衛星を利用
したCS PCM音楽放送システムがある。これは、B
S放送のPCM音楽放送フォーマットの2.048Mb
psの信号を6チャンネル分多重化する方式であって多
重するサービスデータは常に、ビットレートが2.04
8Mbpsに固定されている。
【0003】一方、欧州のデジタルオーディオ放送規格
のディジタル音声放送システム(以下、DABと記す)
では、従来の放送(番組)1チャンネルに相当するサー
ビスデータを、各々異なるビットレートで複数多重化す
ることができ、さらに時間的な連続性を損なうことなし
に多重化されるサービスデータのビットレートを放送中
に可変すること(以下、多重再構成とも記す)も可能な
フォーマットになっている。
【0004】欧州のDAB規格(Eupopean Telecommunic
ation Standard、ETS300 401)に規定されて
いるように伝送される情報は、受信側で同期を取るため
に必要な同期情報が伝送される同期チャンネル(Syn
c)、受信機が選局するのに必要な情報や番組に対する
補助的な情報が多重化されているファストインホメーシ
ョンチャンネル(以下、ファストインフォメーションチ
ャンネル(Fast informa-tion Channel)をFICとも記
す)、音声データなどのサービスデータを多重している
メインサービスチャンネル(以下、メインサービスチャ
ンネル(Main Ser-vice Channel)をMSCとも記す)と
からなっている。
【0005】DAB規格のディジタル信号多重化装置に
おいては、多重化情報(MultiplexConfiguration Infor
mation(以下MCIとも記す))をFICのフォーマット
に変換し多重化する必要がある。さらに、上記の多重化
情報(MCI)に合致したMSCのエンコードを行わな
ければならない。さらに多重再構成でサービスデータの
ビットレートが変更される場合には、指定されたタイミ
ングでエンコーダの設定を変化させなければならない。
特に、タイムインターリーブがフレーム単位で、フレー
ム間にわたって行われ、その深さは最大15フレームに
わたるので、多重再構成でビットレートが変更されると
きには、タイムインターリーブの処理時間を考慮して、
たたみ込み符号器のパンクチャードの変更の切り換えタ
イミングを補正する必要がある。具体的には、ビットレ
ートが小さくなる場合には、その変化する15フレーム
前にパンクチャードを変更する必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、予め
(使用者が)指示した多重情報に合致した形で複数の異
なるビットレートのサービスデータを多重することが可
能であり、かつビットレートを信号送出中にも可変する
ことができるデジタル多重化装置はなかった。
【0007】本発明は、予め(使用者が)指示した多重
情報に合致した形で複数の異なるビットレートのサービ
スデータを多重することが可能であり、かつビットレー
トを信号送出中にも可変することができるデジタル多重
化装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるディジタ
ル信号多重化装置は、ベースバンド上で時分割に複数の
サービスデータを多重化するディジタル信号多重化装置
において、指示された情報に基づいてどのようにサービ
スデータが多重されているかを示す多重情報データと多
重情報データに合致した内容のコマンドとを生成する情
報生成手段と、前記情報生成手段により生成された多重
情報データを記憶する記憶回路と、前記記憶回路への多
重情報データの書き込み制御を行うとともに前記情報生
成手段により生成されたコマンドをエンコーダの制御信
号に変換する変換手段と、前記記憶回路から読み出され
た多重情報データをフォーマットにしたがいエンコード
する第1のエンコーダと、複数のサービスデータを前記
変換手段により変換された制御信号に基づきそれぞれフ
ォーマットにしたがいエンコードする第2のエンコーダ
と、第2のエンコーダによってエンコードされた複数の
サービスデータを多重化する第1の多重化回路と、第1
のエンコーダにてエンコードしたデータと第1の多重化
回路により多重化されたデータとを多重化する第2の多
重化回路とを備え、異なるビットレートのサービスデー
タを複数多重化することを特徴とする。
【0009】指示された情報に基づいてどのようにサー
ビスデータが多重されているかを示す多重情報データと
多重情報データに合致した内容のコマンドとが情報生成
手段によって生成され、生成された多重情報データが記
憶回路に書き込まれると共に生成されたコマンドがエン
コーダの制御信号に変換手段によって変換され、記憶回
路から読み出された多重情報データがフォーマットにし
たがい第1のエンコーダによってエンコードされ、複数
のサービスデータが変換手段により変換された制御信号
に基づきそれぞれフォーマットにしたがい、第2のエン
コーダによってエンコードされ、第2のエンコーダによ
ってエンコードされた複数のサービスデータが第1の多
重化回路によって多重化され、第1のエンコーダにてエ
ンコードされたデータと第1の多重化回路により多重化
されたデータとが第2の多重化回路によって多重化され
て、異なるビットレートのサービスデータが複数多重化
される。
【0010】本発明にかかるディジタル信号多重化装置
は、記憶回路に複数種類の多重情報データを書き込み、
記憶回路から読み出された複数種類の多重情報データに
基づき第2のエンコーダへの制御信号を指定されたフレ
ームで切り替えるエンコード制御回路を備えて、時間的
な連続性を保って多重化の状態を周期的に変化させるこ
とを特徴とする。
【0011】記憶回路に複数種類の多重情報データが書
き込まれ、記憶回路から読み出された複数種類の多重情
報データに基づいて第2のエンコーダへの制御信号が指
定されたフレームで切り替えられ、時間的な連続性を保
って多重化の状態が周期的に変化させられる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるディジタル
信号多重化装置を実施の形態により説明する。 図1は
本発明の実施の一形態にかかるディジタル信号多重化装
置の構成を示すブロック図であり、多重化されるサービ
スデータがMPEG音声信号cの1チャンネルと他のM
PEG音声信号c´の1チャンネルとの場合の例であ
る。
【0013】本発明の実施の一形態にかかるディジタル
信号多重化装置の説明の前に、先ず、DAB規格(Eupop
ean Telecommunication Standard、ETS300 40
1)に規定されるデータの基本構成について簡単に説明
する。
【0014】図7に示すように、伝送フレームは同期チ
ャンネル(Sync)、FIC、MSCから構成されてい
る。FICは各256ビットの複数のファストインフォ
メーションブロック(以下、FIB(Fast Information
Block)とも記す)と呼ばれるデータブロックによって
構成されている。FIBはMSCに多重化されているサ
ービスデータに関する情報を有し、この制御情報の必須
部分がMCIと呼ばれている多重情報データである。F
ICはタイムインターリーブされず、MSCはタイムイ
ンターリーブされる。
【0015】図7に示すようにMSCは伝送モードに基
づいて1つ(伝送モードが〃2〃または〃3〃のと
き)、または4つ(伝送モードが〃1〃のとき)のコモ
ンインターリーブドフレーム(以下、CIF(Common In
terleaved frame)とも記す)によって構成されている。
CIFは24ms周期のフレームで構成されているMP
EG音声信号に関連し、24msのフレームで、エンコ
ードされた複数のサービスデータが多重化された構成に
なっている。またこのフレームはタイムインターリーブ
の処理の基本単位でもある。構成は図8に示され、CI
FとMSCの関係は図7に示されている。
【0016】図8に示すようにCIFは複数のサブチャ
ンネル(Sub Channel)から構成されている。ここで、サ
ブチャンネルとは、エンコードされたサービスデータを
意味している。CIFはアドレス指定可能なキャパシテ
ィユニット(以下、CU(capacity Unit))から構成
されてされている。CUは64ビットからなっている。
CIFは55296ビット、したがって、864CUに
て構成されることになる。図8においてSubChldはサブ
チャンネル識別符号を示している。
【0017】FIBの一般的な構成を図9に示す。FI
Bは複数のファストインフォメーショングループ(以
下、FIG(Fast Information Group)とも記す)と呼
ばれるデータグループと巡回冗長符号(CRC)とによ
って構成されている。FIGはFIGヘッダとFIGデ
ータフィールドとからなっている。FIGヘッダはFI
Gタイプを示す3ビット(b7〜b5)と、FIGデー
タフィールドの長さを示す5ビット(b4〜b0)から
なっている。
【0018】FIGタイプ〃0〃フィールドの場合のF
IGにおけるデータフィールドは図10に示すごとくに
構成されていて、b7ビットC/Nは現在の多重情報か
次の多重情報かの状況を示すフラグである。b4〜b0
ビット(イクステンション)は、FIGデータフィール
ドがどのような内容の情報かを示す識別信号で、多重構
成に関する必須の情報は、イクステンション〃0〃とイ
クステンション〃1〃に用意されている。
【0019】FIGタイプ〃0〃フィールド、イクステ
ンション〃1〃(FIG0/1)の場合におけるFIG
データフィールドは、図11に示す如くであって、b9
〜b0の10ビットはCUのスタートアドレス(0〜8
63)を示している。ショート/ロングフオームは、シ
ョートフオームは音声サービスを、ロングフオームはデ
ータサービスを示している。ショートフオームの場合、
サイズとプロテクションはインデックスで示している。
【0020】FIGタイプ〃0〃フィールド、イクステ
ンション〃0〃(FIG0/0)の場合は図12に示す
如くであって、図12においてCIFカウントと記され
ているb12〜b0の13ビットは継続するCIFをカ
ウントするCIFカウンタの計数値であって、その内の
b12〜b8の5ビットはCIFカウンタの上位ビット
であって、0〜19までの計数値が、残りのb7〜b0
の8ビットはCIFカウンタの下位ビットである。チェ
ンジフラグは多重再構成の有無を示すフラグであって、
〃00〃のときは多重再構成なしの場合でこの場合はオ
カレンスチェンジは付加されない。それ以外では、オカ
レンスチェンジの8ビットが付加される。
【0021】タイムインターリーブはフレーム間にわた
って行われ、かつインターリーブの深さは0フレームか
ら15フレームにわたる16通りあるため、インターリ
ーブの処理に最大15フレーム分かかってしまう。した
がって、多重再構成が発生する場合にその処理時間を考
慮する必要がある。図13において横軸はフレーム数を
示し、縦軸はビットレート(フレーム当たりのビット
数)を示し、図13(a)はタイムインターリーブ前の
サブチャンネルNo.1の場合を示し、4CUから6C
Uへ増加する場合は時点t2においてビットレートが切
り換えられ、6CUから4CUへ減少する場合は時点t
3においてビットレートが切り換えられることを示して
いる。図13(b)はタイムインターリーブ前のサブチ
ャンネルNo.2の場合を示し、6CUから4CUへ減
少する場合は時点t1において切り換えられ、4CUか
ら6CUへ増加する場合は時点t4において切り換えら
れることを示している。時点t1とt2との間および時
点t3とt4との間には15フレームの間隔がある。
【0022】一方、図13(c)はタイムインターリー
ブ後のサブチャンネルを示しており、ここで、時点t2
は第1のオカレンスチェンジの位置、すなわち第1の切
替位置を示し、時点t4は第2のオカレンスチェンジの
位置、すなわち第2の切替位置を示し、時点t2〜t4
の間隔は固定フレーム数で最小250フレーム分と規定
されている。
【0023】ここで図1に戻って、パーソナルコンピュ
ータからなる制御装置1上で多重情報データ(MCI)
をDABフォーマットで作成する(Fast Information B
lockassemblerに相当)とともに、MSCエンコーダの
制御信号として多重情報データに合致した内容のコマン
ドを作成する。DABフォーマットで作成された多重情
報データ(MCI)を含むFIBをaで示し、MSCエ
ンコーダの制御信号として作成された多重情報データに
合致した内容のコマンドをbで示す。制御装置1はイン
タフェース回路2を通じてCPU3と通信する。
【0024】DABフォーマットで作成したFIBデー
タ(多重情報データ)aは、CPU3を介してCPU3
の制御のもとに記憶回路4に格納される。格納されたF
IBデータ(多重情報データ)aは、フレーム毎にCI
Fの計数をするフレームカウンタであるCIFカウンタ
7の計数時に同期して読み出され、スクランブル回路5
においてスクランブルされ、スクランブルされたFIB
データはたたみ込み符号器6に供給されてたたみ込み符
号化され、FICデータfとして出力される。
【0025】MSCエンコーダ150、151へのコマ
ンドは、CPU3上でエンコーダ150、151が処理
しやすいデータに変換されて、エンコーダ制御回路8に
入力される。エンコーダ制御回路8から出力される制御
信号d、eはCIFカウンタ7の計数時に同期して、た
たみ込み符号器10およびメインサービスマルチプレク
サである多重回路12へそれぞれ送られる。
【0026】MSCエンコーダ150に供給された一方
のサービスデータ入力であるMPEG音声信号cはスク
ランブル回路9に供給されてスクランブルされ、スクラ
ンブルされたMPEG音声信号は制御信号dに基づいて
制御されるたたみ込み符号器10に供給されてたたみ込
み符号化され、たたみ込み符号化されたMPEG音声信
号はタイムインターリーブ回路11に供給されてタイム
インターリーブされる。
【0027】MSCエンコーダ151に供給された他方
のサービスデータ入力であるMPEG音声信号c´も同
様に、スクランブルされ、スクランブルされたMPEG
音声信号はたたみ込み符号化され、たたみ込み符号化さ
れたデジタル音声信号はタイムインターリーブされる。
【0028】タイムインターリーブされてMSCエンコ
ーダ150から出力されたMPEG音声信号cとタイム
インターリーブされてMSCエンコーダ151から出力
されたMPEG音声信号c´とはエンコーダ制御回路8
からの制御信号eによって制御されるメインサービスマ
ルチプレクサである多重回路12において多重されて、
MSCデータ(CIF)に変換される。多重化回路12
において多重されたMSCデータ(CIF)gは、さら
に伝送フレームマルチプレクサである多重化回路13で
FICデータfと多重され、DAB伝送フレームとして
出力される。
【0029】上記のように構成された本発明の実施の一
形態にかかるデジタル信号多重化装置の作用について説
明する。多重再構成の2種類の状態に対応して一方をサ
ービスA、インデックスA、スタートアドレスAなどの
称呼を、他方に対応してサービスB、インデックスB、
スタートアドレスBなどの称呼を用いる。
【0030】先ず、使用者によって、制御装置1上で、
〃0〃か〃1〃の選択によって多重再構成フラグが、〃
0〜249〃中の一つを指定することによってオカレン
スチェンジの位置が、〃0〜863〃中の一つを指定す
ることによってスタートアドレスAが、〃0〜63〃中
の一つを指定することによってインデックスAが、〃0
〜863〃中の一つを指定することによってスタートア
ドレスBが、〃0〜63〃中の一つを指定することによ
ってインデックスBが、それぞれ設定される。
【0031】使用者によって指定された各値をそのまま
コマンドbとして制御装置1からインタフェース回路2
を介してCPU3へ送出され、CPU3においてエンコ
ーダが処理しやすいデータに変換される。変換されたデ
ータが制御回路8へ送出される。
【0032】また、上記使用者によって指定された各値
に基づいて制御装置1においてFIBデータaが生成さ
れる。この生成は、FIGタイプ〃0〃、イクステンシ
ョン〃1〃(FIG0/1)中のスタートアドレス、テ
ーブルインデックス、インデックス(サイズ)を設定す
ることによりなされる(図11参照)。再構成フラグが
〃1〃に設定されているとき、すなわち多重再構成が指
示されているときはFIGタイプ〃0〃、イクステンシ
ョン〃0〃(FIG0/0)中のオカレンスチェンジ位
置に使用者によって設定されたオカレンスチェンジの値
が設定される(図12参照)。
【0033】上記において値が設定されたFIG(0/
1)およびFIG(0/0)には、図9および図10に
示されたフォーマットにしたがってFIGヘッダが付加
され、図9に示されたフォーマットにしたがって他のF
IGが多重され、CRCが付加されてFIBデータaに
変換される。このようにして変換されたFIBデータ
a、500フレーム分がインタフェース回路2を介して
CPU3へ送出される。
【0034】ここで、500フレーム分としたのは、図
13の説明中において、第1のおよび第2のオカレンス
位置間の最小フレーム数は250フレームと規定されて
いることを説明したが、これは少なくとも250フレー
ムは多重構成に変化がないことを示し、500フレーム
あれば2つのサービスデータの多重状態を実現できるか
らである。
【0035】多重再構成フラグがセットされている場
合、500フレーム中の一つのサービス(A)のフレー
ムではスタートアドレスAとインデックスAは、C/N
フラグ(図10参照)を〃0(現在の多重構成)〃とし
たFIG(0/1)に設定し、スタートアドレスBとイ
ンデックスBは、C/Nフラグ(図10参照)を〃1
(次の多重構成)〃としたFIG(0/1)に設定す
る。
【0036】また、500フレーム中の他のサービス
(B)のフレームではスタートアドレスBとインデック
スBは、C/Nフラグ(図10参照)を〃0(現在の多
重構成)〃としたFIG(0/1)に設定し、スタート
アドレスAとインデックスAは、C/Nフラグ(図10
参照)を〃1(次の多重構成)〃としたFIG(0/
1)に設定する。
【0037】多重再構成フラグがセットされていない場
合、すなわち多重再構成のない場合は、DAB規格のフ
ォーマット(FIG(0/1))にしたがいスタートア
ドレスとインデックスの情報が設定される。ここで、E
IBの中のFIG(0/0)とFIG(0/1)とは多
重情報データ(MCI)を構成している。
【0038】一方、フレーム単位でCIFを計数するC
IFカウンタ7は13ビットのカウンタであって、上位
5ビットが0〜19を計数し、下位8ビットが0〜24
9を計数する5000(20×250)進のフレームカ
ウンタである。
【0039】制御装置1、インタフェース回路2および
CPU3によって生成されたFIBフォーマットのFI
Bデータaは記憶回路4に格納される。ここで記憶回路
4の記憶容量は、上記したように2つのサービスデータ
の多重状態を実現することができる必要最小限の500
フレーム分のデータを格納する容量に設定してある。
【0040】記憶回路4の記憶容量について説明すれ
ば、上記したように、多重情報は250フレームの間は
一定であることが規定されているので、2つの状態を実
現するためには、500フレーム分の情報が必要であっ
て、このことが記憶回路4の記憶容量を決めている。逆
に500フレーム分の記憶容量であるので、一番頻繁に
状態が変化する一番厳しい条件、すなわち250フレー
ム毎に状態が変化する1番厳しい条件のシミュレートが
可能になっている。
【0041】記憶回路4における記憶内容は、DAB規
格のフォーマットにしたがいスタートアドレスとインデ
ックスの情報が格納されている(FIG0/1)。本発
明の実施の一形態にかかるデジタル信号多重化装置で
は、入力は2つあるが、例えばMPEG音声信号cのSu
bChldを1とすると、FIG(0/1)のフォーマット
でSubChld=1のスタートアドレスとインデックスに、
MPEG音声信号cに対応したスタートアドレスとイン
デックスとが書き込まれる。図2(a)の例ではスター
トアドレスが0、インデックスが11と書き込まれてい
る。記憶回路4に格納されているFIGデータはCIF
カウンタ7における計数に同期して読み出される。
【0042】また、多重再構成がある場合における記憶
回路4における記憶内容は、図2(b)に示すように、
一方のサービスAの状態と他方のサービスBの状態が2
50フレーム毎で切り替わるようになっている。オカレ
ンスチェンジは多重再構成がおこるCIFカウンタ7の
下位8ビットの値である。オカレンスチェンジはFIG
(0/0)のフォーマットに書き込まれており、この例
では100である。スタートアドレスとインデックスは
FIG(0/1)に書き込まており、この例では、一方
のサービスAに対してはスタートアドレスAは0が、イ
ンデックスAは11が書き込まれており、他方のサービ
スBに対してはスタートアドレスBは6、インデックス
Bは10が書き込まれている。
【0043】上記のようにして形成されて記憶回路4に
格納された多重データであるFIBデータaは、CIF
カウンタ7によるCIFの計数時に同期して読み出され
て、スクランブルされ、スクランブルについで、たたみ
込み符号化されて、多重化回路13へ送出される。
【0044】MPEG音声信号cは一方のサービスデー
タであって、スクランブル回路9においてスクランブル
され、たたみ込み符号器10においてたたみ込み符号化
される。たたみ込み符号化に際してはエンコード制御回
路8から出力されるコマンドdに基づくインデックスに
したがってたたみ込みのパンクチャード等が切替制御さ
れる。たたみ込み符号化された出力はタイムインターリ
ーブ回路11においてタイムインターリーブされた後、
エンコード制御回路8から出力される制御信号eに基づ
き制御される多重化回路12において他のサービスデー
タと多重化され、さらにDAB伝送フォーマットに多重
化されることになる。
【0045】次に、たたみこみ符号器10における作用
について説明する。エンコード制御回路8から出力され
るコマンドdに基づくインデックスにしたがい、DAB
規格において定められている図14に示すように、MP
EG音声信号cに対する、サブチャンネルサイズと、誤
り訂正の強さを示すプロテクションレベルとビットレー
トとが割り当てられ、たたみ込み符号器10の出力のサ
ブチャンネルサイズ(フレーム当たりのビット数)が決
まる。つまり、たたみ込み符号器10では、インデック
スにしたがいパンクチャードを行い規定されたサイズで
出力する。
【0046】さらに詳細には、フレーム単位でたたみ込
み符号器10に入力されるビット数はインデックスに依
存する。1フレームは24msであるため、例えば、イ
ンデックス11では図14に基づき56kbpsのデー
タであって、1344(56×24)ビット/フレーム
がたたみ込み符号器10に入力される。たたみ込み符号
器10は、図15に示すように1ビット遅延器21〜2
6から構成されたシフトレジスタ27と、モジュロ2加
算器28〜38とから構成された拘束長7、符号符号化
率1/4のたたみ込み符号器であって、入力されたデー
タは5400(1344×4+24)ビットのマザーコ
ードに変換される。
【0047】5400ビットの最初の5376(128
×42)ビットは128ビット単位の42のブロックに
分けられる。42ブロックは図16に示すDAB規格の
オーディオサービスコンポネント保護プロファイルの、
インデックス11に対応して6、10、23、3のレベ
ル(L1〜L4)に分割され、それぞれに対してパンク
チャードインデックス(PI1〜PI4)9、6、4、
5が割り当てられる。
【0048】さらに42ブロックは32ビット単位のサ
ブブロックに分割され、上記のパンクチャードインデッ
クス(最初の6ブロックはパンクチャードインデックス
9、次の10ブロックはパンクチャードインデックス
6、その次の23ブロックはパンクチャードインデック
ス4、最後の3ブロックはパンクチャードインデックス
5)をパラメータとして、図17に示すDAB規格のパ
ンクチャードベクトルに基づきパンクチャードされる。
残りの24ビットはテールビットとして固定のパンクチ
ャードがなされる。
【0049】このようにインデックスに基づいてたたみ
込みのパンクチャードが切替られる。すなわち、インデ
ックスをパラメータとして符号符号化率を変更してい
る。上記のようにしてパンクチャードされたデータ、こ
の例では35CUすなわち2240ビットが出力され
る。たたみ込み符号器10からの出力はタイムインター
リーブされる。エンコーダ151においても同様の作用
が行われる。
【0050】エンコーダ150および151から送出さ
れるタイムインターリーブされた出力は、エンコーダ制
御回路8から出力される制御信号eとしてのスタートア
ドレスとサイズが供給された多重化回路12において、
多重化される。この多重化についてさらに説明する。す
なわち、スタートアドレスと、インデックスから求めら
れるサイズから多重化する位置が決定される。第3図
は、CIFのどの位置に多重化されているかを示す図で
ある。
【0051】図3(a)は多重再構成が無い場合で、ス
タートアドレスが0、インデックス11であることから
サブチャンネルサイズはCU単位で35(図14参照)
であって、0CUから34CUに多重化される。CU=
64ビットであって、多重化されるデータは64ビット
の倍数である。図3(b−1)および図3(b−2)
は、多重再構成がある場合で、サービスAの状態(図3
(b−1))とサービスBの状態(図3(b−2)が2
50フレーム毎に切り替わる。サービスBの状態ではス
タートアドレスが6(CU)に指定された場合である
(図3(b−2)。
【0052】多重再構成がない場合は、スタートアドレ
スとインデックスの値は一定である。多重再構成のある
場合、図13に示されているように、タイムインターリ
ーブの関係から、ビットレートが小さくなる場合、この
例では、サービスAの状態からサービスBの状態に変化
する場合、たたみ込み符号器10へのインデックスは、
タイムインターリーブ前のデータなのでオカレンスチェ
ンジに対して15フレーム前に切り替えられる。サービ
スBの状態からサービスAの状態に切り替わる場合はオ
カレンスチェンジで切り変わる。
【0053】次に、多重化回路12について見れば、多
重化回路12においてはタイムインターリーブ後のデー
タなので必ずオカレンスチェンジで切替られる。
【0054】これらのことを図4(a)および(b)に
示す。図4(a)はタイムインターリーブ前のサブチャ
ンネルサイズを、図4(b)はタイムインターリーブ後
のサブチャンネルサイズを示している。いま、CIFカ
ウンタ7の計数値の下位8ビットを示せば図5(a)に
示すごとくであり、上位5ビットのLSB(5ビット
目)は図5(b)に示すように250個のCIFを計数
したときに反転する。しかるにたたみ込み符号器10へ
はエンコーダ制御器8からインデックスが送られ、この
インデックスは図5(c)に示すようなタイミングで切
替られる。すなわちサービスAからサービスBへ切替ら
れるときは100フレームから15フレーム前のときで
ある。多重化回路12へはエンコーダ制御器8からスタ
ートアドレスとサブチャンネルサイズとが送られ、この
スタートアドレスとサブチャンネルサイズとは図5
(d)に示すようなタイミングで切替られる。すなわち
サービスBからサービスAへ、およびサービスAからサ
ービスBへ切替られるときは100フレームのとき、つ
まり必ずオカレンスチェンジで切替られる。
【0055】制御装置1は記憶回路4に書き込んだ内容
に等しい多重化情報データをコマンドとしてCPU3に
転送する。コマンドの内容としては、多重再構成フラ
グ、オカレンスチェンジ、スタートアドレスA、インデ
ックスA、スタートアドレスBおよびインデックスBで
ある。
【0056】ここで、CPU3の作用をフローチャート
に示せば図6のとおりである。コマンドを受信すると、
多重再構成フラグがセットされているか否かがチェック
される(ステップS1)。ステップS1において多重再
構成フラグがセットされていないと判別されたときは、
サービスAのサブチャンネルサイズが算出される(ステ
ップS2)。以下、サブチャンネルサイズの算出との記
載はインデックスを参照して図14から求めることを示
す。ステップS2に続いてスタートアドレスA、サブチ
ャンネルサイズA、インデックスAが出力される(ステ
ップS3)。図6において処理〃1〃と記してある。
【0057】ステップS1において多重再構成フラグが
セットされていると判別されたときは、サービスAのサ
ブチャンネルサイズとサービスBのサブチャンネルサイ
ズが算出される(ステップS4)。ステップS4に続い
て、サービスAのサブチャンネルサイズがサービスBの
サブチャンネルサイズより大か否かがチェックされる
(ステップS5)。
【0058】ステップS5においてサービスAのサブチ
ャンネルサイズがサービスBのサブチャンネルサイズよ
り大きいと判別されたときは、スタートアドレスA、サ
ブチャンネルサイズA、インデックスA、スタートアド
レスB、サブチャンネルサイズB、インデックスB、オ
カレンスチェンジA=オカレンスチェンジ、オカレンス
チェンジB=オカレンスチェンジ−15、オカレンスチ
ェンジC=オカレンスチェンジ、の処理がなされて、そ
れぞれ出力される(ステップS6)。図6において処理
〃2〃と記してある。
【0059】ステップS5においてサービスAのサブチ
ャンネルサイズがサービスBのサブチャンネルサイズよ
り大きくないと判別されたときは、サービスAのサブチ
ャンネルサイズとサービスBのサブチャンネルサイズと
が等しいか否かがチェックされる(ステップS7)。
【0060】ステップS7においてサービスAのサブチ
ャンネルサイズとサービスBのサブチャンネルサイズと
が等しいと判別されたときは、スタートアドレスA、サ
ブチャンネルサイズA、インデックスA、スタートアド
レスB、サブチャンネルサイズB、インデックスB、オ
カレンスチェンジA=オカレンスチェンジ、オカレンス
チェンジB=オカレンスチェンジ、オカレンスチェンジ
C=オカレンスチェンジ、の処理がなされて、それぞれ
出力される(ステップS8)。図6において処理〃3〃
と記してある。
【0061】ステップS7においてサービスAのサブチ
ャンネルサイズとサービスBのサブチャンネルサイズと
が等しくないと判別されたときは、スタートアドレス
A、サブチャンネルサイズA、インデックスA、スター
トアドレスB、サブチャンネルサイズB、インデックス
B、オカレンスチェンジA=オカレンスチェンジ−1
5、オカレンスチェンジB=オカレンスチェンジ、オカ
レンスチェンジC=オカレンスチェンジ、の処理がなさ
れて、それぞれ出力される(ステップS9)。図6にお
いて処理〃3〃と記してある。
【0062】上記の処理〃1〃、処理〃2〃、処理〃3
〃、処理〃4〃のうちの1つの処理出力がエンコーダ制
御回路8に入力される。多重再構成フラッグ=0の時
(処理〃1〃の処理出力が送出される場合)は、インデ
ックスAをたたみ込み符号器10に、スタートアドレス
A、サイズAを多重回路12に送る。
【0063】多重再構成フラッグ=1のとき(処理〃2
〃、処理〃3〃、または処理〃4〃〃中の1つの処理出
力が送出される場合)は、たたみ込み符号器10に送る
インデックスは、奇数フレーム(CIFカウンタの(上
位5ビットの内のLSBが0)では、オカレンスチェン
ジAのタイミングでインデックスAに切り替え、偶数フ
レーム(CIFカウンタの(上位5ビットの内のLSB
が1)では、オカレンスチェンジBのタイミングでイン
デックスBに切り替える。
【0064】多重回路12には、奇数フレームではオカ
レンスチェンジCのタイミングでスタートアドレスAと
サブチャンネルサイズAに切替え、偶数フレームではオ
カレンスチェンジCのタイミングでスタートアドレスB
とサイズBに切り替える。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明にかかるデジ
タル信号多重化装置によれば、予め(使用者が)指示し
た多重情報に合致した形で複数の異なるビットレートの
サービスデータを多重することが可能であり、かつビッ
トレートを信号送出中にも可変することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかるデジタル信号多
重化装置の構成を示す構成図である。
【図2】本発明の実施の一形態にかかるデジタル信号多
重化装置における記憶回路の記憶内容の説明に供する模
式図である。
【図3】本発明の実施の一形態にかかるデジタル信号多
重化装置におけるCIFの多重化位置の説明に供する模
式図である。
【図4】本発明の実施の一形態にかかるデジタル信号多
重化装置における多重再構成時のタイムインターリーブ
回路の入出力でのサブチャンネルサイズの変化の説明に
供する模式図である。
【図5】本発明の実施の一形態にかかるデジタル信号多
重化装置における多重再構成時のエンコード制御回路が
制御信号を出力するその切り替えタイミングの説明に供
する模式図である。
【図6】本発明の実施の一形態にかかるデジタル信号多
重化装置におけるCPUがコマンドを受信したときの作
用の説明に供するフローチャートである。
【図7】本発明の実施の一形態にかかるデジタル信号多
重化装置に用いられる伝送フォーマットの構成を示す模
式図である。
【図8】本発明の実施の一形態にかかるデジタル信号多
重化装置に用いられるCIF、サブチャンネル、CUと
の関係を示す模式図である。
【図9】本発明の実施の一形態にかかるデジタル信号多
重化装置に用いられるFIBのフォーマットの構成を示
す模式図である。
【図10】本発明の実施の一形態にかかるデジタル信号
多重化装置に用いられるFIGタイプ〃0〃フィールド
のフォーマットの構成を示す模式図である。
【図11】本発明の実施の一形態にかかるデジタル信号
多重化装置に用いられるFIGタイプ〃0〃フィールド
/イクステンション〃1〃のフォーマットの構成を示す
模式図である。
【図12】本発明の実施の一形態にかかるデジタル信号
多重化装置に用いられるFIGタイプ〃0〃フィールド
/イクステンション〃0〃のフォーマットの構成を示す
模式図である。
【図13】本発明の実施の一形態にかかるデジタル信号
多重化装置に用いられるたたみ込み符号器の多重再構成
時の切替の説明に供する模式図である。
【図14】本発明の実施の一形態にかかるデジタル信号
多重化装置におけるインデックスとサブチャンネルサイ
ズとの関係(パンクチャード情報)を示す図である。
【図15】本発明の実施の一形態にかかるデジタル信号
多重化装置に用いるたたみ込み符号器の構成を示すブロ
ック図である。
【図16】本発明の実施の一形態にかかるデジタル信号
多重化装置におけるインデックスと保護プロファイルと
の関係を示す図である。
【図17】本発明の実施の一形態にかかるデジタル信号
多重化装置におけるパンクチャードベクトルを示す図で
ある。
【符号の説明】
1 制御装置 2 インターフェース回路 3 CPU 4 記憶回路 5および9 スクランブル回路 6および10 たたみ込み符号器 7 CIFカウンタ 8 エンコーダ制御回路 11 タイムインターリーブ回路 12および13 多重回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年10月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 デジタル信号多重化装置
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベースバンド上で
時分割に複数のサービスデータを多重化するデジタル信
号多重化装置に関し、さらに詳細には、欧州規格のデジ
タルオーディオ放送システムの受信機のシミュレータ等
に利用されるテスト信号発生器の中のデジタル信号多重
化装置に関する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】一方、欧州のデジタルオーディオ放送規格
デジタル音声放送システム(以下、DABと記す)で
は、従来の放送(番組)1チャンネルに相当するサービ
スデータを、各々異なるビットレートで複数多重化する
ことができ、さらに時間的な連続性を損なうことなしに
多重化されるサービスデータのビットレートを放送中に
可変すること(以下、多重再構成とも記す)も可能なフ
ォーマットになっている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】DAB規格のデジタル信号多重化装置にお
いては、多重化情報(Multiplex Confi
guration Information(以下MC
Iとも記す))をFICのフォーマットに変換し多重化
する必要がある。さらに、上記の多重化情報(MCI)
に合致したMSCのエンコードを行わなければならな
い。さらに多重再構成でサービスデータのビットレート
が変更される場合には、指定されたタイミングでエンコ
ーダの設定を変化させなければならない。特に、タイム
インターリーブがフレーム単位で、フレーム間にわたっ
て行われ、その深さは最大15フレームにわたるので、
多重再構成でビットレートが変更されるときには、タイ
ムインターリーブの処理時間を考慮して、たたみ込み符
号器のパンクチャードの変更の切り換えタイミングを補
正する必要がある。具休的には、ビットレートが小さく
なる場合には、その変化する15フレーム前にパンクチ
ャードを変更する必要がある。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるデジタル
信号多重化装置は、ベースバンド上で時分割に複数のサ
ービスデータを多重化するデジタル信号多重化装置にお
いて、指示された情報に基づいてどのようにサービスデ
ータが多重されているかを示す多重情報データと多重情
報データに合致した内容のコマンドとを生成する情報生
成手段と、前記情報生成手段により生成された多重情報
データを記憶する記憶回路と、前記記憶回路への多重情
報データの書き込み制御を行うとともに前記情報生成手
段により生成されたコマンドをエンコーダの制御信号に
変換する変換手段と、前記記憶回路から読み出された多
重情報データをフォーマットにしたがいエンコードする
第1のエンコーダと、複数のサービスデータを前記変換
手段により変換された制御信号に基づきそれぞれフォー
マットにしたがいエンコードする第2のエンコーダと、
第2のエンコーダによってエンコードされた複数のサー
ビスデータを多重化する第1の多重化回路と、第1のエ
ンコーダにてエンコードしたデータと第1の多重化回路
により多重化されたデータとを多重化する第2の多重化
回路とを備え、異なるビットレートのサービスデータを
複数多重化することを特徴とする。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるデジタル信
号多重化装置を実施の形態により説明する。図1は本発
明の実施の一形態にかかるデジタル信号多重化装置の構
成を示すブロック図であり、多重化されるサービスデー
タがMPEG音声信号cの1チャンネルと他のMPEG
音声信号c′の1チャンネルとの場合の例である。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】本発明の実施の一形態にかかるデジタル信
号多重化装置の説明の前に、先ず、DAB規格(Eup
opean Telecommunication S
tandard.ETS300 401)に規定される
データの基本構成について簡単に説明する。
フロントページの続き (72)発明者 鶴見 篤 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号 株式 会社ケンウッド内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースバンド上で時分割に複数のサービス
    データを多重化するディジタル信号多重化装置におい
    て、指示された情報に基づいてどのようにサービスデー
    タが多重されているかを示す多重情報データと多重情報
    データに合致した内容のコマンドとを生成する情報生成
    手段と、前記情報生成手段により生成された多重情報デ
    ータを記憶する記憶回路と、前記記憶回路への多重情報
    データの書き込み制御を行うとともに前記情報生成手段
    により生成されたコマンドをエンコーダの制御信号に変
    換する変換手段と、前記記憶回路から読み出された多重
    情報データをフォーマットにしたがいエンコードする第
    1のエンコーダと、複数のサービスデータを前記変換手
    段により変換された制御信号に基づきそれぞれフォーマ
    ットにしたがいエンコードする第2のエンコーダと、第
    2のエンコーダによってエンコードされた複数のサービ
    スデータを多重化する第1の多重化回路と、第1のエン
    コーダにてエンコードしたデータと第1の多重化回路に
    より多重化されたデータとを多重化する第2の多重化回
    路とを備え、異なるビットレートのサービスデータを複
    数多重化することを特徴とするディジタル信号多重化装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のデジタル信号多重化装置に
    おいて、記憶回路に複数種類の多重情報データを書き込
    み、記憶回路から読み出された複数種類の多重情報デー
    タに基づき第2のエンコーダへの制御信号を指定された
    フレームで切り替えるエンコード制御回路を備えて、時
    間的な連続性を保って多重化の状態を周期的に変化させ
    ることを特徴とするディジタル信号多重化装置。
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