JP4496416B2 - デジタル放送受信装置、およびデジタル放送受信方法 - Google Patents

デジタル放送受信装置、およびデジタル放送受信方法 Download PDF

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Description

本発明は、モデル受信機によりパケットの配置が規定された複数のトランスポートストリームが多重化されたデジタル放送の多重化ストリームの受信データを復号するデジタル放送受信装置およびデジタル放送受信方法に関するものである。
日本における地上デジタル放送ISDB−T(サービス統合地上デジタル放送)は、MPEG−2システムで規定されたトランスポートストリーム(以下、TSとも記載する)のデータの複数個のグループをデータセグメントとし、そのデータセグメントにパイロット信号が付加されたOFDM(直交周波数分割多重)ブロック(又は、OFDMセグメントとも記載する)を複数個組み合わせて送信される(例えば、非特許文献1参照)。TSの構成は、受信側で非特許文献1に示す規格に示されたモデル受信機で再生されるTSの構成に基づき、受信側でモデル受信機と同等の動作が実施されることを前提として、トランスポートストリームパケット(以下、TSPとも記載する)の配置がOFDM信号に適するようにして多重化される。
多重フレーム中のTSPは、非特許文献1に示す規格で規定されたOFDM信号の3階層のいずれかで伝送されるものか、OFDM信号では伝送されないヌルパケットのいずれかに属する。多重フレーム中のTSP配置を上記のようなモデル受信機で再生されるTSの構成に基づいて規定することで、TSP毎に複数の階層に分割されて伝送された信号から、受信側で、送信側で送信したものと同じTSを再生することができる。
また、非特許文献1に示す規格に示されたモデル受信機では、FFT処理された受信データに対して、差動復調もしくはスキャッタードパイロットによる復調の処理が実施され、周波数デインタリーブ処理が行われ、時間デインタリーブ処理が行われる。その後、受信データは、階層分割され、階層毎にビットデインタリーブ処理、及び、デパンクチュアード処理が実施され、階層バッファ部に蓄積される。
階層バッファ部に1パケット分のデータが入力された時点で階層合成部に接続されるスイッチが切り替えられて接続され、その後段に設けられたTS再生部のTSバッファ部にデータが転送される。なお、このデータ転送は瞬時に行われるものとする。TS再生部のTS再生制御部では、1TSP時間(408バイト時間。1TSPは204バイトであるが、畳み込み符号のマザーコードが1/2であるため、408バイトとなる。)毎にTSバッファ部をチェックし、1パケット以上のデータが蓄積されているときは1パケット分のデータを読み出し、TSバッファ部にデータがない場合にはヌルパケットを送出する。
送出された1TSのパケットデータは、ビタビ復号部、デランダマイザ部、バイトデインタリーブ部、リードソロモン復号部においてパケット単位で順に復号処理され、誤り訂正されたTSパケットデータとして出力される。
上記のように地上デジタル放送の受信装置は、非特許文献1に示す規格で示されたモデル受信機に準じて構成する必要がある。つまり、1チャンネルの放送を受信する場合でも、受信機には各階層ごとにモデル受信機に準じた復号回路が複数必要となる。復号回路は規模が大きいので、複数の復号回路を用意するとコストが増大してしまうという問題がある。
ここで、処理速度を上げて時間多重処理を行えば、複数の復号回路を持たずに、地上デジタル放送を受信、復号することができ、回路規模の増大を抑制することも考えられる。しかし、この場合では、モデル受信機で必要とされるメモリ容量を削減することはできない。
そこで、前段の時間デインタリーブで使用するSDRAM等の大容量メモリから1TS分のデータをまとめて読み出すことにより、モデル受信機で必要なメモリにおいて容量が大きいTSバッファ部のメモリを削減するデジタル放送受信装置が提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
規格番号「ARIB STD−B31」、標準規格名「地上デジタルテレビジョン放送の伝送方式」、社団法人電波産業界(ARIB)、第1.6版(改定日:平成17年11月30日)、策定年月日:平成13年5月31日、(第3章 伝送路符号化方式 図3−1、図3−4、表3−8) 特開2005−318374号公報(段落0044、図5)
しかしながら、上記のような方法を採用する場合、階層分割して処理されるデパンクチュアード処理において、各階層ごとにデパンクチュアード境界が異なるため、複数階層のデータを時間多重処理することができず、階層毎の回路が必要になり、回路規模を抑制することができないという問題があった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであって、地上デジタル放送受信装置において復号回路を減少させると共に、メモリの使用量を減少させることで、回路規模を縮小させることを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明の地上デジタル放送受信装置では、モデル受信機によりパケットの配置が規定され、互いに異なる符号化率によりパンクチュアードされた複数のトランスポートストリームが多重化された多重化ストリームである受信データに対し、時間デインタリーブ処理を実施するためのメモリと、前記多重化ストリームである受信データを、送信側で実施された時間インタリーブの規則に従って、サンプルクロック毎に前記メモリに格納位置を切り替えて書き込む書込制御部と、前記メモリに書き込まれた多重化ストリームである受信データから、前記メモリの後段に設けられた少なくとも一つのデータ処理部からの要求に基づいて1トランスポートストリームパケット分のデータを選択し、一定長の信号数からなるパケットごとに読み出す読出制御部とを備え、前記一定長の信号数は、前記互いに異なる符号化率ごとのパンクチュアードパターン1周期分のデパンクチュアード前の信号数の公倍数であることを特徴とする。
また、本発明の地上デジタル放送受信方法では、モデル受信機によりパケットの配置が規定され、互いに異なる符号化率によりパンクチュアードされた複数のトランスポートストリームが多重化された多重化ストリームである受信データに対し、時間デインタリーブ処理を実施するためのメモリと、その読み出し制御部を備えるデジタル放送受信装置のデジタル放送受信方法において、前記メモリに書き込まれた多重化ストリームである受信データから、前記メモリの後段に設けられた少なくとも一つのデータ処理部からの要求に基づいて1トランスポートストリームパケット分のデータを選択する選択ステップと、前記選択された1トランスポートストリームパケット分のデータを、一定長の信号数からなるパケットごとに読み出す読出ステップとを備え、前記一定長の信号数は、前記互いに異なる符号化率ごとのパンクチュアードパターン1周期分のデパンクチュアード前の信号数の公倍数であることを特徴とする。
本発明は、時間デインタリーブ処理を実施するためのメモリから受信データを読み出す際に、メモリの後段に設けられた少なくとも一つのデータ処理部からの要求に基づいて1トランスポートストリームパケット分のデータを選択し、互いに異なる符号化率ごとのパンクチュアードパターン1周期分のデパンクチュアード前の信号数の公倍数であって、1トランスポートストリームパケットを構成する信号数よりも小さい一定長の信号数からなるパケットごとに選択したデータを読み出すように構成したので、復号に必要な回路規模およびメモリの使用量を減少させることができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図にもとづいて説明する。
<モデル受信機の説明>
本発明の実施の形態1を説明する前に、日本における地上デジタルテレビジョン放送の伝送方式の標準規格が記載された非特許文献1に示された多重化ストリーム中のパケットの配置を規定するモデル受信機の構成および動作について説明する。
地上デジタル放送伝送方法では、階層伝送等、複数の伝送パラメータの混在が可能な方式となっているため、TMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)信号により送信側から受信側にこれらの伝送パラメータの情報が伝送される。TMCC信号はデータ部および同期再生用等のパイロット信号とともにOFDMフレームとして構成される。OFDMフレームの構成を終えた全信号は逆FFT演算によりOFDM送信信号に変換される。受信機側ではTMCC信号を復調後、各階層の伝送パラメータにもとづいて主データの復調処理が実施される。
TSは、N個のTSPからなる多重フレームを基本単位として構成される。多重フレームを構成するTSPの数(N)は、伝送パラメータにより異なる。多重フレーム長は、204バイトのTSPを基本とし、伝送クロックをFFTサンプルクロックの4倍とすることにより、OFDMフレーム長と一致させることができる。多重フレーム中のTSPは、OFDM信号の3階層の何れかで伝送されるパケットか、OFDM信号では伝送されないヌルパケットの何れかに属している。
図1は、非特許文献1に示された多重化ストリーム中のパケットの配置を規定するモデル受信機の構成を示すブロック図である。
このモデル受信機は、外部から受信したOFDM変調信号から、キャリア、クロック等を再生すると共に、前記OFDM変調信号をFFT部1に出力する。
FFT部1は、入力するOFDM変調信号(受信信号)に対して高速フーリエ変換(FFT)処理を実施する。なお、このモデル受信機に入力したOFDM変調信号からは、別途の回路によりキャリアおよびクロックが再生されている。差動復調/同期復調部2では、FFT処理された信号に対して差動復調処理、あるいは、スキャッタードパイロットによる復調処理を実施する。
送信側で階層合成された信号には、移動受信性能および耐マルチパス性能を確保するための時間インタリーブおよび周波数インタリーブが施される。時間インタリーブには、畳み込みインタリーブが採用され、インタリーブ長は階層毎に独立に指定が可能である。従って、受信側では、上記した送信側で実施された各処理を元に戻す処理が実施される。
周波数デインターリーブ部3は、送信側で周波数インターリーブ処理が実施された受信信号に対して、元に戻すように周波数デインターリーブ処理を実施する。時間デインターリーブ部4は、送信側で時間インターリーブ処理が実施された受信信号に対して、元に戻すように時間デインターリーブ処理を実施する。時間デインターリーブ部4には、その内部または付随するように時間デインターリーブ用メモリ40、書込制御部41、および、読出制御部42が設けられている。
時間デインターリーブ部4における処理は、まず、書込制御部41により、多重化ストリームの受信データを、送信側で実施された地上デジタル放送の時間インタリーブの規則に従って、FFTのサンプルクロック毎に大容量のDRAMメモリである時間デインタリーブ用メモリ40に格納位置を切り替えて書き込む。次に、読出制御部42は、送信側で実施されたデジタル放送の時間インタリーブの規則に従って、FFTのサンプルクロック毎に時間デインタリーブ用メモリ40に格納された受信データを順に読み出す。
階層分割部5は、時間デインタリーブされた受信データを各階層毎に分割して送出する。各階層毎に設けられたビットデインタリーブ部6a、6b、6cは、各階層毎に分割された受信データに対してビットデインタリーブ処理を実施して出力する。ビットデインターリーブ部6a、6b、6cには、その内部にビットデインターリーブ用メモリ60、不図示の書込制御部、および、不図示の読出制御部が設けられている。
送信側で階層伝送を行う場合には、階層情報の指定に従って階層分割され、最大3系統の並列処理が行われる。この並列処理では、エネルギー拡散、バイトインタリーブ、畳み込み符号化(パンクチュアード処理)された後に、各階層に指定された方式によりビットインタリーブと変調マッピングからなるキャリア変調が施され、階層合成される。3つの各階層では、畳み込み符号化率、キャリア変調方式を独立に指定が可能である。従って、受信側では、上記した送信側で実施された各処理を元に戻す処理が実施される。
各ビットデインターリーブ部6a、6b、6cにおける処理は、まず、不図示の書込制御部により、受信データの各ビットb0〜b5を、ビットデインタリーブ用メモリ60の各遅延処理ブロックに、送信側で実施されたデジタル放送のビットインタリーブの規則に従って、FFTのサンプルクロック毎に格納位置を切り替えて書き込む。次に、不図示の読出制御部は、送信側で実施されたデジタル放送の時間インタリーブの規則に従って、送信側で実施されたビットインタリーブを元に戻すように、FFTのサンプルクロック毎にビットデインタリーブ用メモリ60に格納された受信データを各遅延処理ブロックの遅延時間に応じて順に読み出す。
デパンクチュアード部7a、7b、7cは、階層分割されて各ビットデインターリーブ部6a、6b、6cでビットデインターリーブされた受信データに対して、送信側で実施されたパンクチュアード処理の規則に従って、そのパンクチュアード処理を元に戻すように、FFTのサンプルクロック毎にデパンクチュアード処理を実施する。階層バッファ部8a、8b、8cには、デパンクチュアード処理されることにより、送信側におけるパンクチュアード処理前の状態に戻された受信データが順に格納される。階層合成部9は、各階層毎のデータをOFDMフレーム毎のデータに合成してTS再生部10a、10bに出力する。階層バッファ部8a、8b、8cは、上記した地上デジタル放送受信装置における時間デインターリーブ用メモリ以外のメモリであり、ビットデインターリーブ用メモリ60と同様に個々の容量が小さいため、LSIに内蔵可能なSRAMを使用するのが一般的である。
階層バッファ部8a、8b、8cへの受信データの格納状態は監視されており、1パケット分のデータが入力された時点でスイッチS1が切り替えられ、階層合成部9を介して、TS再生部10a、10b内のTSバッファ部100a、100bにデータが転送される。このデータ転送は瞬時に行われるものとする。階層合成部9とTS再生部10a、10bとの間のスイッチS3は、階層合成部9から信号を入力するTS再生部10a、10bの切り替えを行い、OFDMフレームの先頭で交互に切り替えられる。TSバッファ部100a、100bは、上記した地上デジタル放送受信装置における時間デインターリーブ用メモリ以外のメモリであり、ビットデインターリーブ用メモリ60や階層バッファ部8a、8b、8cと同様に個々の容量が小さいため、LSIに内蔵可能なSRAMを使用するのが一般的である。
TS再生部10a、10bは、OFDM信号の伝送パラメータの設定により単位時間に伝送できるTSPの数が多様な値をとることから、TSPの配置が規定されている多重フレームを構成する際に適切な数のヌルパケットを補完するものである。こうすることで、伝送パラメータの設定によらず一定のクロックでTSを再生させることができる。
また、多重フレーム中のTSP配置が規定されることで、TSPごとに複数の階層に分割されて伝送された信号から受信側で送信側と同じTSの再生を可能としている。TSPの配置はモデル受信機の動作で規定されており、受信側のTS再生部10a、10bでは、モデル受信機と同等の動作をすることでTSPの再生を行うことができる。
TS再生部10a、10bのTSバッファ部100a、100bには、階層バッファ部8a、8b、8cに1TSP分のデータが蓄積されるごとに1TSPデータが転送される。階層バッファ部8a、8b、8cは上記したように最大3階層を有し、各階層バッファ部8a、8b、8cへのデータの蓄積速度は一定ではなく、複数の階層のTSPデータが同一のTSP時間内にTSバッファ部100a、100bへ転送される場合もある。
TS再生部10a、10b内のTS再生制御部102a、102bでは、1TSP時間(408バイト時間。1TSPは204バイトであるが、畳み込み符号のマザーコードが1/2であるため、408バイトとなる。)毎にTSバッファ部100a、100bを監視し、1パケット以上のデータが蓄積された場合には、スイッチS2a、S2bをTSバッファ部100a、100b側に切り替えて1パケット分のデータを読み出し、TSバッファ部100a、100bにデータがない場合には、スイッチS2a、S2bをヌルTSP101a、101b側に切り替えてヌルパケットを送出する。
また、階層バッファ部8a、8b、8cからTSバッファ部100a、100bへTSPデータが転送された時にヌルTSPが出力中であることもある。このため、階層バッファ部8a、8b、8cからTSバッファ部100a、100bにTSPデータが転送された後、スイッチS2a、S2bを経由してそのTSPデータが出力されるまでには、TSP時間単位の待ち時間が発生する。TSバッファ部100a、100bにおける出力待ちの間、TSPデータをTSバッファ部100a、100bに蓄積する。
ビタビ復号部11は、再生されたTSに対してビタビ復号処理を実施するものである。スイッチS4は、信号を出力するTS再生部10a、10bを切り替えてビタビ復号部11に入力させる。スイッチS4は、スイッチS3の切り替えタイミング、すなわちOFDMフレームの先頭がTS再生部10a、10bに入力されるタイミングより、3TSP時間遅れてスイッチS3と同じ側に切り替えられる。
なお、このモデル機において上記階層分割部5、ビットデインターリーブ部6a〜6c、ビットデインターリーブ用メモリ60、デパンクチュアード部7a〜7c、階層バッファ8a〜8c、階層合成部9、TS再生部10a、10b、ビタビ復号部11等がいわゆるデータ処理部を構成する。
上記のようにモデル受信機に従って階層ごとに復号回路を設けることにより、TSP毎に複数の階層に分割されて伝送された信号から、送信側で送信したものと同じTSを再生することができる。
ここで、非特許文献1に示す規格により定められたパンクチュアード畳込み符号化の符号化率(パンクチュアードパターン)は図2に示すように5種類あり、階層ごとに任意の符号化率を用いることができる。そして、地上デジタル放送における受信機でのデパンクチュアード前のパンクチュアードパターン1周期分の信号数(送信機でのパンクチュアード後の信号数)D2は、符号化率1/2では2、2/3では3、3/4では4、5/6では6、7/8では8となる。つまり、符号化率1/2では2信号、2/3は3信号、3/4は4信号、5/6は6信号、7/8は8信号毎にパンクチュアードパターンの境界がある。OFDMフレームは、1248(キャリア数)の整数倍の信号数で構成され、1248はデパンクチュアード前における全符号化率のパンクチュアードパターン境界の信号数で割り切ることができ、フレーム境界とパンクチュアードパターンの境界が一致するようになっている。
一方、パンクチュアードパターンは、フレームヘッダでリセットされるが、TSパケットの境界とは無関係である。前述したようにいずれの階層、符号化率においても1TS毎に408バイト時間を要し、1バイトにはデパンクチュアード後の8信号が含まれるが、符号化率によってデパンクチュアード前後の信号数が変化する。デパンクチュアード後(送信側でのパンクチュアード前)の信号数をD1とすると、符号化率1/2ではD1=D2、符号化率2/3では4D1=3D2、符号化率3/4では3D1=2D2、符号化率5/6では5D1=3D2、符号化率7/8では7D1=4D2の関係となる。したがって、1TSパケット中のデパンクチュアード前の信号数D2は、符号化率、変調方式によって図3に示すような値で構成されるので、符号化率、変調方式によってはパンクチュアードパターン境界とは必ずしも一致しない。つまり、1TSパケットの境界を、全ての符号化率・変調方式のパンクチュアードパターン境界と一致させることはできない。この場合、同一階層のTSパケットのパンクチュアードパターンは、TSパケットの境界で途切れることはなく次のTSのパケットに連続するが、異なる階層のTSパケットの境界においては、階層ごとに異なるパンクチュアードパターンとなり連続しない。よって、複数階層のTSパケットのデパンクチュアード処理を同一の回路で時間多重処理することができず、階層分割後にそれぞれの階層に応じた3組の復号回路が必要となっていた。
実施の形態1.
本実施の形態1では、階層分割後の処理を全階層で時間多重することにより、回路規模およびメモリ容量を削減したチャンネル受信機について記載する。
図4は本実施の形態1の地上デジタル放送受信装置を示す図である。FFT部1は、入力する地上デジタル放送信号のOFDM変調信号(受信信号)に対して高速フーリエ変換(FFT)処理を実施する。なお、この受信装置に入力したOFDM変調信号からは、別途の回路によりキャリアおよびクロックが再生されている。差動復調/同期復調部2では、FFT処理された各チャンネルの信号に対して差動復調処理、あるいは、スキャッタードパイロットによる復調処理を実施する。
送信側で階層合成された信号には、移動受信性能および耐マルチパス性能を確保するための時間インタリーブおよび周波数インタリーブが施される。時間インタリーブには、畳み込みインタリーブが採用され、インタリーブ長は階層毎に独立に指定が可能である。従って、受信側では、上記した送信側で実施された各処理を元に戻す処理が実施される。
差動復調/同期復調部2で復調処理を施された地上デジタル放送の復調信号は、周波数デインタリーブ部3に入力する前に、OFDMシンボル単位で時間多重処理される。周波数デインタリーブはOFDMシンボルごとに処理され、処理はOFDMシンボル内で完結するため、OFDMシンボル単位で信号を時間多重することが可能である。周波数デインタリーブ部3は、送信側で周波数インタリーブ処理が実施された受信信号に対して、元に戻すように周波数デインターリーブ処理を実施する。時間デインターリーブ部4は、送信側で時間インターリーブ処理が実施された受信信号に対して、元に戻すように時間デインターリーブ処理を実施する。時間デインターリーブ部4には、その内部または付随するように時間デインターリーブ用メモリ40、書込制御部41、および、読出制御部42が設けられている。
図1に示すモデル受信機の読出制御部42では、FFTのサンプルクロック毎にOFDMシンボルとなるように読み出す制御を実施するのみであるが、本実施の形態1の図4に示すデジタル放送受信装置においては、大容量メモリから読み出すデータは、いずれの符号化率、変調方式のパンクチュアードパターンが全てパターンの境界になるように選択される、1TSパケットを構成する信号数より少数の任意数の信号数からなる一定長のパケットデータとする。例えば地上デジタル放送においては、上述したように符号化率1/2はデパンクチュアード前の信号数で2信号、2/3は3信号、3/4は4信号、5/6は6信号、7/8は8信号でパンクチュアードパターンの1周期分を構成する(標準テレビジョン放送等のうちデジタル放送に関する送信の標準方式(平成15年1月17日総務省令第26号))ので、符号化率1/2は信号、2/3は3信号、3/4は4信号、5/6は6信号、7/8は8信号毎にそれぞれパンクチュアードの境界を持つことになる。そこで、これらの最小公倍数である24の倍数が、全てのパンクチュアードパターンの境界となる。そこで、時間デインタリーブ部4の読み出し制御部42から読み出すデータは、24の倍数で選択される信号数、つまり、地上デジタルテレビジョン放送の伝送方式の標準規格で規定される各符号化率におけるパンクチュアードパターン1周期分のデパンクチュアード前(送信側でのパンクチュアード後)の信号の信号数の公倍数からなるパケットとする。
時間デインタリーブ部4の読み出し制御部42は、後段の階層バッファ8eから出力されるデータリクエスト信号を受信し、データリクエスト信号の属性(チャンネル、階層)に応じて、時間デインタリーブ用メモリ40に蓄積されたデータから該当TSパケットのデータを選択し、かつ、上記した24の倍数で選択される信号数からなるパケットを構成して、ビットデインタリーブ部6に出力する。
ビットデインタリーブ部6は、入力パケットデータの属性に応じて各階層ごとに設置されるビットデインタリーブ用メモリ60を選択し、ビットデインタリーブ処理を行ない、パケットデータをデパンクチュアード部7に出力する。
デパンクチュアード部7は、各パケットデータの属性に応じたデパンクチュアード処理を行なう。入力のデータパケットは、パンクチュアード境界に一致したパケット長であるので、図5中段に示すように、時間的に連続するデータパケットが異なる階層、異なるチャンネルのパケットであっても、問題なくデパンクチュアード処理を行なうことができる。デパンクチュアード処理されたデータパケットは、階層分割部50により各データパケットの属性の符号化率に応じてデータ長の異なるパケットに再生され、階層バッファ8eに出力される。
なお、本実施の形態と異なり、入力のデータパケットが、パンクチュアード境界に一致しないパケット長で読み出しを行った場合には、図5下段に示すように階層ごとに異なるパンクチュアードパターンとなってしまい、データは連続しなくなる。
階層バッファ8eは3つのバッファから構成され、各バッファは100キャリア程度の小容量のメモリ(SRAM)である。階層バッファ8eは、各バッファに蓄積されるデータ残量がある一定の値以下になると、前段の時間デインタリーブ部4の読み出し制御部42に対してデータリクエスト信号を出力する。また、階層バッファ8eは、階層バッファ選択部13からの出力リクエストに応じて、いずれか1つの階層バッファから蓄積されたデータを出力する。
階層バッファ選択部13は、地上デジタル放送のモデル受信機で規定されるTSパケットの出力順を算出してビタビ復号部11に出力するTSパケットの階層を選択し、該当する階層のデータを蓄積する階層バッファに対して出力リクエストを出力する。階層バッファ選択部13からの出力はTSパケットであり、1TSパケットの全データを出力するまで、いずれかの階層バッファへの出力リクエストを継続する。
ビタビ復号部11およびRS複合部12は階層バッファ選択部13より出力されたTSパケットデータに対してビタビ復号処理、リードソロモン復号処理を行ない、復号処理したTSパケットデータを出力する。
なお、本実施の形態1において上記、ビットデインターリーブ部6、ビットデインターリーブ用メモリ60、デパンクチュアード部7、階層分割部50、階層バッファ8e、階層バッファ選択部13、ビタビ復号部11、RS復号部13等がいわゆるデータ処理部を構成する。
以上、本実施の形態1のデジタル放送受信装置によれば、モデル受信機によりパケットの配置が規定され、互いに異なる復号化率によりパンクチュアードされた複数のトランスポートストリームが多重化された多重化ストリームである受信データに対し、時間デインタリーブ処理を実施するためのメモリ40と、多重化ストリームである受信データを、送信側で実施された時間インタリーブの規則に従って、サンプルクロック毎にメモリ40に格納位置を切り替えて書き込む書込制御部41と、メモリ40に書き込まれた多重化ストリームである受信データから、メモリ40の後段に設けられた少なくとも一つのデータ処理部(階層バッファ8e)からの要求に基づいて1トランスポートストリームパケット分のデータを選択し、前記互いに異なる符号化率ごとのパンクチュアードパターン1周期分のデパンクチュアード前の信号数D2の公倍数であって、一定長の信号数からなるパケットごとに読み出す読出制御部42とを備えたので、デパンクチュアード処理部7が全階層のパケットデータを時分割処理できるようになり、回路規模を削減することができる。
また、本実施の形態1のデジタル放送受信方法によれば、モデル受信機によりパケットの配置が規定さ、互いに異なる復号化率によりパンクチュアードされた複数のトランスポートストリームが多重化された多重化ストリームである受信データに対し、時間デインタリーブ処理を実施するためのメモリ40と、その読み出し制御部42を備えるデジタル放送受信装置のデジタル放送受信方法において、多重化ストリームである受信データを、送信側で実施された時間インタリーブの規則に従って、サンプルクロック毎にメモリ40に格納位置を切り替えて書き込む書込制御ステップと、メモリ40に書き込まれた多重化ストリームである受信データから、メモリ40の後段に設けられた少なくとも一つのデータ処理部(階層バッファ8e)からの要求に基づいて1トランスポートストリームパケット分のデータを選択する選択ステップと、前記選択された1トランスポートストリームパケット分のデータを、前記互いに異なる符号化率ごとのパンクチュアードパターン1周期分のデパンクチュアード前の信号数D2の公倍数であって、一定長の信号数からなるパケットごとに読み出す読出ステップとを備えたので、デパンクチュアード処理部7が全階層のパケットデータを時分割処理できるようになり、回路規模を削減することができる。
また、パケットデータ長を1TSパケットよりも少ない信号数のサイズにすることにより、階層バッファ8eの容量を1TSパケット(408バイト)よりも小さい100バイト程度のメモリで構成させることができ、メモリ容量を削減することができる。
これにより、TSバッファ部等のLSIに内蔵されるSRAMの使用量が減少し、LSI等の回路規模が小さくなるので、消費電力を抑制することができる。
とくに、モデル受信機を地上デジタルテレビジョン放送の伝送方式の標準規格に示されるモデル受信機としたので、回路規模を大きくすること無く地上デジタルテレビジョン放送を視聴できるデジタル放送受信装置が得られる。
実施の形態2.
本実施の形態2では、階層分割後の処理を複数チャンネルの全階層で時間多重することにより、回路規模およびメモリ容量を削減した複数チャンネル受信機について記載する。
図6〜9は本実施の形態1の複数チャンネルを受信する地上デジタル放送受信装置を示す図で、図6はデジタル放送受信装置の構成を示すブロック図、図7は階層バッファ選択部の構成を示すブロック図、図8はTS再生タイミングと多重スロットのタイミングの関係を示す図、図9はチャンネル分割部の構成を示すブロック図ある。受信チャンネル数は任意であるが、一例としてチャンネルAとチャンネルBの2チャンネルの放送を受信するものとして説明する。また、実施の形態1と同様の部分については記載を省略する。
FFT部および作動復調同期復調部は、各チャンネルA、Bに対応して設けられ、FFT部1aおよび1bは、入力する各チャンネルのOFDM変調信号(受信信号)に対して高速フーリエ変換(FFT)処理を実施する。差動復調/同期復調部2aおよび2bでは、FFT処理された各チャンネルの信号に対して差動復調処理、あるいは、スキャッタードパイロットによる復調処理を実施する。
差動復調/同期復調部2aおよび2bで復調処理を施された各チャンネルの復調信号は、周波数デインタリーブ部3に入力する前に、時間多重部15により、OFDMシンボル単位で時間多重処理される。周波数デインタリーブはOFDMシンボルごとに処理され、処理はOFDMシンボル内で完結するため、OFDMシンボル単位で複数のチャンネルの信号を時間多重することが可能である。周波数デインタリーブ部3は、送信側で周波数インタリーブ処理が実施された受信信号に対して、元に戻すように周波数デインターリーブ処理を実施する。時間デインターリーブ部4は、送信側で時間インターリーブ処理が実施された受信信号に対して、元に戻すように時間デインターリーブ処理を実施する。
時間デインタリーブ部4の読み出し制御部42は、後段の各チャンネルA、Bに対応して設けられた階層バッファ8e、8fから出力されるデータリクエスト信号を受信し、データリクエスト信号の属性(チャンネル、階層)に応じて、時間デインタリーブ用メモリ40に蓄積されたデータから該当TSパケットのデータを選択し、かつ、実施の形態1と同様に24の倍数で選択される信号数からなるパケットを構成して、ビットデインタリーブ部6に出力する。
ビットデインタリーブ部6は、入力パケットデータの属性に応じて各階層、各チャンネルごとに設置されるビットデインタリーブ用メモリ60を選択し、ビットデインタリーブ処理を行ない、パケットデータをデパンクチュアード部7に出力する。
デパンクチュアード部7は、各パケットデータの属性に応じたデパンクチュアード処理を行なう。入力のデータパケットは、パンクチュアード境界に一致したパケット長であるので、実施の形態1と同様に、時間的に連続するデータパケットが異なる階層、異なるチャンネルのパケットであっても、問題なくデパンクチュアード処理を行なうことができる。デパンクチュアード処理されたデータパケットは、チャンネル/階層分割部50によって各データパケットの属性の符号化率に応じてデータ長の異なるパケットに再生され、階層バッファ8e、8fに出力される。
階層バッファ8eおよび8fもそれぞれ3つのバッファで構成(本説明では2チャンネルなので計6つのバッファから構成)される。階層バッファ8eおよび8fは、各バッファに蓄積されるデータ残量がある一定の値以下になると、前段の時間デインタリーブ部4の読み出し制御部42に対してデータリクエスト信号を出力する。また、階層バッファ8e、8fは、階層バッファ選択部130からの出力リクエストに応じて、いずれか1つの階層バッファから蓄積されたデータを出力する。
階層バッファ選択部130は、図7に示すように、マスターチャンネルとなる例えばチャンネル1のTS再生順を地上デジタル放送規格のモデル受信機に従って算出するマスターチャンネルTS再生算出部131、スレーブチャンネルとなる例えばチャンネル2のTS再生順を地上デジタル放送規格のモデル受信機に従って算出するスレーブチャンネルTS再生算出部132、階層バッファ選択部130から時間多重して出力する複数チャンネルのTSパケットの出力タイミングを算出するTSパケット多重タイミング算出部133、TS出力タイミング算出部133で算出されたタイミングに応じて出力するチャンネルのTSパケットを選択する出力TS選択部134を有している。
複数チャンネルを受信する場合、チャンネルによって再生されるクロックの周波数、位相が異なり、また、OFDMフレームの再生タイミングも異なることから、チャンネルごとに出力するTSの出力タイミングは異なってくる。このため、異なるチャンネルのTSパケットを時間多重する場合、多重のタイミングはそれぞれのチャンネルのTS再生タイミングとは必ずしも一致しない。
そこで、本実施の形態2では、複数あるチャンネルのうち1チャンネルをマスターチャンネルとし、このマスターチャンネルのTS再生タイミングを多重タイミングと一致させてマスターチャンネルの多重スロットとし、マスターチャンネルのTSが多重されていない時間を他のスレーブチャンネルの多重スロットとする。
マスターチャンネルTS再生順算出部131は、マスターチャンネルとなる例えばチャンネルAのTS再生順を、地上デジタル放送規格のモデル受信機に従って算出する。スレーブチャンネルTS再生順算出部132も同様に、スレーブチャンネルとなる例えばチャンネルBのTS再生順を、地上デジタル放送規格のモデル受信機に従って算出する。それぞれのチャンネルのTS再生順を示す信号はTSパケット多重タイミング算出部133に出力される。TSパケット多重タイミング算出部133は、マスターチャンネルのTS再生順のタイミングを基準にして、TSパケットの多重スロットのタイミングを算出する。この結果、図8に示すように、マスターチャンネルとなるチャンネル1のTS再生タイミング(図中上段)と、多重スロットのタイミング(図中下段)は同期する。
一方、スレーブチャンネルとなるチャンネルBのTS再生タイミング(図中中段)は、多重スロットのタイミングとは同期しない。同期しないために、長い時間の間にはタイミングの差による誤差が蓄積し、スレーブチャンネルで多重できないスロットが発生するという問題が考えられる。しかし、地上デジタル放送規格では、いずれの階層のTSパケットも再生されないヌルパケットが1OFDMシンボル時間に1パケットは最低でも挿入されるようになっているので、ヌルパケットが再生されるタイミングで、多重タイミングとTS再生タイミングが非同期であることによって生じる誤差を吸収させることができる。ヌルパケットで誤差を吸収させるために、多重パケットにはヌルパケットを挿入しないようにする。
このとき、階層バッファ選択部130は、受信チャンネル数に応じて処理速度を変えるものとし、例えば2チャンネルを同時に受信する場合には、チャンネル数に比例して、1チャンネル受信の2倍の速度で2チャンネル分を時間多重し、後段のビタビ復号部11にTSパケットデータを出力する。
ビタビ復号部11およびRS複合部12は、実施の形態1と同様に階層バッファ選択部13より出力されたTSパケットデータに対してビタビ復号処理、リードソロモン復号処理を行ない、チャンネル分割部14に復号処理したTSパケットデータを出力する。
チャンネル分割部14は、復号処理された各チャンネル、各階層のTSパケットデータを受信し、チャンネルごとにTSパケットデータを分割して出力する。チャンネル分割されたTSパケットデータは、チャンネルごとに、モデル受信機で規定されたTS再生順に従う。
ここで、階層バッファ選択部130から出力される複数チャンネルのTSパケットを時間多重する多重スロットのタイミングは、マスターチャンネルとなるいずれかの1チャンネルのTS再生タイミングと同期する。しかし、スレーブチャンネルのTS再生タイミングとは非同期であり、多重スロットにはヌルパケットは挿入されていない。このため、ヌルパケットを含めたTSパケットを出力ためのリタイミングを行なう必要がある。
そこで、本実施の形態2では、各チャンネルのTSパケットをチャンネルごとに分割し、リタイミングして出力するためにチャンネル分割部14を以下のように構成している。
図9は、本実施の形態2における地上デジタル放送受信機のチャネル分割部の構成を示すブロック図である。図において、チャンネル分割部14は、RS復号部12から出力されたTSパケットデータをTSパケットのチャンネルの属性に応じて選択するチャンネル選択部141、選択された各チャンネルのデータの出力速度を変換するために設けられた出力バッファ142および143、各出力バッファの読み出しを制御する読み出し制御部144および145を有している。
RS復号部12から出力され、チャンネル分割部14に入力された複数チャンネルのTSが多重された信号を、まず、チャンネル選択部141でチャンネルごとに選択し、各チャンネル専用の出力バッファ142、143に出力する。出力バッファ142にはマスターチャンネル(チャンネルA)のTSデータが入力される。入力されたTSパケットの入力タイミングは、階層バッファ選択部130で算出されたTS再生タイミングと同期するため、入力タイミングと同期したタイミングで出力バッファからTSパケットデータを出力する。ヌルパケット期間にはデータが入力されないので、出力バッファ142にデータが蓄積されていない場合にはヌルパケットを挿入する。出力バッファに入力されるデータの速度は、受信するチャンネル数倍(2チャンネル受信の場合は2倍)になっているため、本来のTS再生速度に戻す際にも、この出力バッファ142を利用して速度変換を行う。入力TSのタイミングと出力TSのタイミングが同期するため、出力バッファ142の容量は最大で1TSパケットのデータ数(204バイト)あればよい。
一方、スレーブチャンネルとなったチャンネルBのTSデータは、出力バッファ143に入力される。スレーブチャンネルの場合には、入力されたTSパケットの入力タイミングと、階層バッファ選択部130で算出されたTS再生タイミングとは同期しない。このため、階層バッファ選択部130で算出されたTS再生タイミングを読み出し制御部145に入力し、このTS再生タイミング信号に従って出力バッファ143からTSデータを出力する。TS再生タイミング信号がヌルパケットとなる期間は、ヌルパケットを挿入する。マスターチャンネルと同様に、本来のTS再生速度に戻す際には、出力バッファ143を利用して速度変換を行う。出力バッファの容量は、TS再生タイミングと多重タイミングが異なることによる出力タイミング誤差の蓄積を考慮して決定する必要がある。最大でプラスマイナス1TSのタイミング誤差が発生するとするので、出力バッファの容量は2TSから3TSパケット程度のデータ数があればよい。
なお、本実施の形態2において上記、ビットデインターリーブ部6、ビットデインターリーブ用メモリ60、デパンクチュアード部7、チャンネル/階層分割部50、階層バッファ8e,8f、階層バッファ選択部130、ビタビ復号部11、RS復号部13、チャンネル分割部14等がいわゆるデータ処理部を構成する。
以上のように、本実施の形態2によれば、複数チャンネルの放送を同時に受信する受信部(1a、1b、2a、2b)と、受信部が受信したチャンネルごとの受信データをOFDMシンボル単位で時間多重処理して、前記多重化ストリームの受信データとして出力する時間多重部15とを備え、前記データ処理部は、複数のチャンネルに対応して設けられ、読み出し制御部42が読み出したデータからチャンネルごとのトランスポートストリームパケットを再生する階層バッファ(8e、8f)と、各階層バッファ8e,8fから出力されたチャンネルごとのトランスポートストリームパケットを時間多重する階層バッファ選択部130と、を備えたので、デパンクチュアード処理部7が全チャンネル、全階層のパケットデータを時分割処理できるようになり、回路規模を削減することができる。
また、階層バッファ選択部130は、複数のチャンネルに対応して設けられ、各チャンネルのトランスポートストリーム再生順をモデル受信機にしたがって算出するチャンネルトランスポートストリーム再生順算出部131、132と、複数のチャンネルごとのトランスポートストリームパケットの出力タイミングを算出するトランスポートストリームパケット多重タイミング算出部133と、トランスポートストリームパケット多重タイミング算出部133で算出された出力タイミングに応じてトランスポートストリームパケットを出力させるチャンネルを選択する出力トランスポートストリーム選択部134とを備え、トランスポートストリームパケット多重タイミング算出部133は、チャンネルトランスポートストリーム再生順算出部のうち、第1のチャンネルに対応するチャンネルトランスポートストリーム再生順算出部131が算出した第1のチャンネルのトランスポートストリームの再生順のタイミングを基準として出力タイミングを算出し、出力トランスポートストリーム選択部134は、前記出力タイミングにしたがって各チャンネルのトランスポートストリームを各階調バッファ8e,8fから出力させるとともに、ヌルパケットを除去して時間多重の処理を行う、ようにしたので、クロック、OFDMフレーム再生タイミングが異なる複数チャンネルのTSパケットの多重が可能になり、後段での時間多重処理により回路規模を削減することができる。
さらに、階層バッファ選択部130は、複数のチャンネルのうち、同時に受信したチャンネル数に比例して時間多重の処理の速度を変化させるようにしたので、複数チャンネルのTSパケットの時間多重が可能となり、ビタビ復号部11、RS復号部12の回路を増やす必要もない。
とくに、階層バッファ選択部130の後段に設けられた復号部11,12により復号された複数のチャンネルのトランスポートストリームパケットのデータが多重化されたデータから、チャンネルごとのデータに分割して出力するチャンネル分割部14を備え、チャンネル分割部14は、復号部11,12により復号されたトランスポートストリームパケットのデータをチャンネルの属性に基づいて選択するチャンネル選択部141と、複数のチャンネルに対応して設けられ、選択されたチャンネルのデータを出力速度を変換して出力する出力バッファ142、143とを備え、第1のチャンネルに対応する出力バッファ142は、チャンネル読み出し制御部144の制御により、復号部12から入力されたタイミングで前記トランスポートストリームパケットデータを出力し、第1のチャンネル以外のチャンネル(B)に対応する出力バッファ143は、チャンネル読み出し制御部145の制御により、階層バッファ選択部130で算出された当該チャンネル(B)に対応する出力タイミングでトランスポートストリームパケットデータを出力するようにしているので、複数チャンネルを受信していても、チャンネル分割部14でチャンネルごとにTSパケットを分割し、モデル受信機で規定された順番どおりにTSパケットを再生することができ、TSパケットの並べ替え等の処理を必要としない。
また、チャンネル分割部14は、各出力バッファ142,143の出力タイミングのときに当該出力バッファにデータが蓄積されていないときは、ヌルパケットを挿入するようにしたので、同期しない複数のチャンネルのデータをリタイミングして出力することができる。
上記各実施の形態1、2は、地上デジタル放送のみでなく、同様の復号処理を必要とする他のデジタル放送にも応用することができる。また、異なる種類のデジタル放送を同一の受信機で受信する場合、たとえば地上デジタル放送の1チャンネルの受信信号をマスターチャンネルの多重スロットタイミングで処理し、例えばBSデジタル放送の1チャンネルの受信信号をスレーブチャンネルの多重スロットタイミングで処理するような場合にも応用することができる。
本発明は、地上デジタル放送のみでなく、同様の復号処理を必要とする他のデジタル放送にも応用することができる。また、異なる種類のデジタル放送を同一の受信機で受信する場合にも、同様の復号処理を必要とする場合には、応用することができる。
非特許文献1に示す規格で定義づけされる地上デジタル放送のモデル受信装置を示す図である。 非特許文献1に示す規格で定められたパンクチュアード畳み込み符号化の符号化率を示す図である。 非特許文献1に示す規格で定められた変調方式、符号化率毎の1トランスポートストリームパケットの信号数を示す図である。 本発明の実施の形態1における地上デジタル放送受信装置を示すブロック図である。 本発明および特許文献1の受信装置における階層分割出力のトランスポートストリームのパンクチュアードパターンを示す図である。 本発明の実施の形態2における地上デジタル放送受信装置を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2における地上デジタル放送受信装置の階層バッファ選択部を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2における地上デジタル放送受信装置の階層バッファ選択部における出力タイミングを示した図である。 本発明の実施の形態2における地上デジタル放送受信装置のチャンネル分割部を示したブロック図である。
符号の説明
1、1a、1b FFT部、 2、2a、2b 差動復調/同期復調部、 3 周波数デインタリーブ部。
4 時間デインタリーブ部、40 時間デインタリーブ用メモリ、 41 書き込み制御部、 42 読み出し制御部。
5 階層分割部、 50 チャンネル/階層分割部。
6 ビットデインタリーブ部、 60 ビットデインタリーブ用メモリ。
7 デパンクチュアード部、 8e、8f 階層バッファ、 9 階層合成部、 10a、10b TS再生部、 11 ビタビ復号部、 12 RS復号部。
13、130 階層バッファ選択部、 131 マスターチャンネルTS再生順算出部、 132 スレーブチャンネルTS再生順算出部、 133 TSパケット出力タイミング算出部、 134 出力TS選択部。
14 チャンネル分割部、 141 チャンネル選択部、 142、143 出力バッファ部、 144、145 読み出し制御部。

Claims (9)

  1. 互いに異なる符号化率によりパンクチュアードされた複数のトランスポートストリームが多重化された多重化ストリームである受信データを受信する受信装置であって、
    前記多重化ストリームである受信データに対し、時間デインタリーブ処理を実施するためのメモリと、
    前記メモリに書き込まれた多重化ストリームである受信データから、前記メモリの後段に設けられた少なくとも一つのデータ処理部からの要求に基づいて1トランスポートストリームパケット分のデータを選択し、一定長の信号数からなるパケットごとに読み出す読出制御部とを備え、
    前記一定長の信号数は、前記互いに異なる符号化率ごとのパンクチュアードパターン1周期分のデパンクチュアード前の信号数の公倍数であることを特徴とするデジタル放送受信装置。
  2. モデル受信機によりパケットの配置が規定され、互いに異なる符号化率によりパンクチュアードされた複数のトランスポートストリームが多重化された多重化ストリームである受信データに対し、時間デインタリーブ処理を実施するためのメモリと、
    前記多重化ストリームである受信データを、送信側で実施された時間インタリーブの規則に従って、サンプルクロック毎に前記大容量メモリに格納位置を切り替えて書き込む書込制御部と、
    前記メモリに書き込まれた多重化ストリームである受信データから、前記メモリの後段に設けられた少なくとも一つのデータ処理部からの要求に基づいて1トランスポートストリームパケット分のデータを選択し、一定長の信号数からなるパケットごとに読み出す読出制御部とを備え、
    前記一定長の信号数は、前記互いに異なる符号化率ごとのパンクチュアードパターン1周期分のデパンクチュアード前の信号数の公倍数であることを特徴とするデジタル放送受信装置。
  3. 前記モデル受信機は、地上デジタルテレビジョン放送の伝送方式の標準規格により定まることを特徴とする請求項2に記載のデジタル放送受信装置。
  4. 複数チャンネルの放送を同時に受信する受信部と、
    前記受信部が受信したチャンネルごとの受信データをOFDMシンボル単位で時間多重処理して、前記多重化ストリームの受信データとして出力する時間多重部とを備え、
    前記データ処理部は、
    前記複数のチャンネルに対応して設けられ、前記読み出し制御部が読み出したデータからチャンネルごとのトランスポートストリームパケットを再生する階層バッファと、
    前記各階層バッファから出力されたチャンネルごとのトランスポートストリームパケットを時間多重する階層バッファ選択部と、
    を備えてなる請求項1ないし3のいずれか1項に記載のデジタル放送受信装置。
  5. 前記階層バッファ選択部は、前記複数のチャンネルのうち、同時に受信したチャンネル数に比例して前記時間多重の処理の速度を変化させることを特徴とする請求項4に記載のデジタル放送受信装置。
  6. 前記階層バッファ選択部は、
    前記複数のチャンネルに対応して設けられ、各チャンネルのトランスポートストリーム再生順を前記モデル受信機にしたがって算出するチャンネルトランスポートストリーム再生順算出部と、
    前記複数のチャンネルごとのトランスポートストリームパケットの出力タイミングを算出するトランスポートストリームパケット多重タイミング算出部と、
    前記トランスポートストリームパケット多重タイミング算出部で算出された出力タイミングに応じて前記トランスポートストリームパケットを出力させるチャンネルを選択する出力トランスポートストリーム選択部とを備え、
    前記トランスポートストリームパケット多重タイミング算出部は、前記チャンネルトランスポートストリーム再生順算出部のうち、第1のチャンネルに対応するチャンネルトランスポートストリーム再生順算出部が算出した前記第1のチャンネルのトランスポートストリームの再生順のタイミングを基準として前記出力タイミングを算出し、
    前記出力トランスポートストリーム選択部は、前記出力タイミングにしたがって各チャンネルのトランスポートストリームを前記各階調バッファから出力させるとともに、ヌルパケットを除去して前記時間多重の処理を行う、
    ことを特徴とする請求項4または5に記載のデジタル放送受信装置。
  7. 前記階層バッファ選択部の後段に設けられた復号部により復号された前記複数のチャンネルのトランスポートストリームパケットのデータが多重化されたデータから、チャンネルごとのデータに分割して出力するチャンネル分割部を備え、
    前記チャンネル分割部は、
    前記復号部により復号されたトランスポートストリームパケットのデータを前記チャンネルの属性に基づいて選択するチャンネル選択部と、
    前記複数のチャンネルに対応して設けられ、前記選択されたチャンネルのデータを出力速度を変換して出力する出力バッファと、を備え、
    前記出力バッファのうち、前記第1のチャンネルに対応する出力バッファは、前記復号部から入力されたタイミングで前記トランスポートストリームパケットデータを出力し、
    前記出力バッファのうち、前記第1のチャンネル以外のチャンネルに対応する出力バッファは、前記階層バッファ選択部で算出された当該チャンネルに対応する前記出力タイミングで前記トランスポートストリームパケットデータを出力する、
    ことを特徴とする請求項6に記載のデジタル放送受信装置。
  8. 前記チャンネル分割部は、各出力バッファの出力タイミングのときに当該出力バッファにデータが蓄積されていないときは、ヌルパケットを挿入することを特徴とする請求項7に記載のデジタル放送受信装置。
  9. モデル受信機によりパケットの配置が規定され、互いに異なる符号化率によりパンクチュアードされた複数のトランスポートストリームが多重化された多重化ストリームである受信データに対し、時間デインタリーブ処理を実施するためのメモリと、その読み出し制御部を備えるデジタル放送受信装置のデジタル放送受信方法において、
    前記メモリに書き込まれた多重化ストリームである受信データから、前記メモリの後段に設けられた少なくとも一つのデータ処理部からの要求に基づいて1トランスポートストリームパケット分のデータを選択する選択ステップと、
    前記選択された1トランスポートストリームパケット分のデータを、一定長の信号数からなるパケットごとに読み出す読出ステップとを備え、
    前記一定長の信号数は、前記互いに異なる符号化率ごとのパンクチュアードパターン1周期分のデパンクチュアード前の信号数の公倍数であることを特徴とするデジタル放送受信方法。
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