JPH10174069A - パケット多重化方法及び再生方法 - Google Patents

パケット多重化方法及び再生方法

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JPH10174069A
JPH10174069A JP33379596A JP33379596A JPH10174069A JP H10174069 A JPH10174069 A JP H10174069A JP 33379596 A JP33379596 A JP 33379596A JP 33379596 A JP33379596 A JP 33379596A JP H10174069 A JPH10174069 A JP H10174069A
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Ichiro Ando
一郎 安藤
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生側の選択により重複を含み任意順に静止
画符号化データを再生する場合は、再生しようとする静
止画符号化データをすべてメモリに記憶する必要がある
ため、メモリの記憶容量が増大し、再生機器のコストが
増大する。 【解決手段】 時刻T1〜T2の期間では、繰り返し周
期tで静止画1a、2a、静止画再生制御情報、PA
T、PMTの各パケットを多重化する。このとき、繰り
返し周期tで出力すべきパケット数が多重化した総パケ
ット数よりも多い場合には、pで示すようにダミーパケ
ットを挿入する。時刻T2以降は繰り返し周期tで静止
画1b、2b、静止画再生制御情報、PAT、PMTの
各パケットを多重化する。これにより、複数の静止画符
号化データを重複を含み任意順に再生する場合も、複数
の繰り返し周期tの間ではどのタイミングでもその複数
の同時伝送静止画を選択表示できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパケット多重化方法
及び再生方法に係り、特に静止画符号化データをパケッ
ト多重化するパケット多重化方法、及び多重化されたパ
ケットから静止画符号化データを再生する再生方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数の静止画符号化データを
パケット多重化して伝送する方法が知られている。これ
は、ある一つの静止画符号化データをパケット化すると
共にそのパケットの先頭にパケット識別子を付加し、続
いて次の静止画符号化データをパケット化すると共にそ
のパケットの先頭にパケット識別子を付加するというこ
とを繰り返すことにより、複数の静止画符号化データの
各パケットにそれぞれ同一のパケット識別子を付加して
順次多重された一つの時分割多重化信号を伝送する。再
生側ではこの時分割多重化信号を通常は伝送順に静止画
符号化データを順次再生して画像表示する。
【0003】一方、上記の複数の静止画符号化データの
静止画情報が商品カタログ等で、その中から再生側の選
択により重複を含み任意順に再生する場合は、パケット
識別子により任意の静止画符号化データを選択するので
あるが、選択しようとする複数の静止画符号化データを
任意順に再生するためにメモリに記憶しておく必要があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記の再生側
の選択により重複を含み任意順に静止画符号化データを
再生する場合は、任意順で再生しようとする静止画符号
化データが多くなるほど、それらをすべてメモリに記憶
する必要があるため、メモリの記憶容量が増大し、再生
機器のコストが増大する。また、メモリに記憶していな
い静止画符号化データについては再生することができな
い。
【0005】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
再生機器のコストを増大させることなく、パケット化さ
れた任意の静止画符号化データを再生し得るパケット多
重化方法及び再生方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のパケット多重化方法は、複数チャネルの静
止画符号化データをそれぞれ別々にパケット化して得ら
れたパケット列に、それぞれ別々のパケット識別子を付
加してなる複数チャネルのパケット群同士を、少なくと
もプログラム仕様情報のパケットと共に多重して一つの
多重化信号とし、この多重化信号を同じ情報内容で所望
の期間繰り返して伝送した後次の情報内容を所望の期間
繰り返し伝送することを特徴とする。
【0007】ここで、本発明の多重化信号を構成する複
数チャネルのパケット群のそれぞれに付加されているパ
ケット識別子は、複数チャネルの静止画符号化データの
情報内容の変更にかかわらず、同じチャネルのパケット
群は同一値のパケット識別子を付加して伝送してもよ
い。
【0008】また、本発明方法では、複数チャネルのパ
ケット識別子のそれぞれに少なくとも一つの静止画識別
子を割り当てると共に、これらパケット識別子と静止画
識別子とのリンク情報を生成し、少なくともこのリンク
情報を含む静止画再生制御情報のパケットを、複数チャ
ネルのパケット群とプログラム仕様情報のパケットと共
に多重して一つの多重化信号としてもよい。
【0009】また、本発明の再生方法は、上記の目的を
達成するため、複数チャネルの静止画符号化データをそ
れぞれ別々にパケット化して得られたパケット列に、そ
れぞれ別々のパケット識別子を付加してなる複数チャネ
ルのパケット群と、プログラム仕様情報のパケットと、
複数チャネルのパケット識別子のそれぞれに少なくとも
一つ割り当てられた静止画識別子とパケット識別子との
リンク情報を含む静止画再生制御情報のパケットとを、
多重して一つの多重化信号とし、同じ情報内容で所望の
期間繰り返して伝送した後次の情報内容を所望の期間繰
り返し伝送される多重化信号を受信し、この受信多重化
信号からリンク情報を分離し、この分離したリンク情報
から一つ選択した静止画識別子に対応するパケット識別
子で所望チャネルの静止画符号化データを再生するよう
にしたものである。
【0010】本発明では、複数チャネルの静止画符号化
データがそれぞれ同じ情報内容(ただし、各チャネル間
では異なる)で繰り返し伝送されるので、その期間内で
は一つの静止画符号化データ再生分のメモリだけで任意
のタイミングで複数の静止画情報を重複して再生でき
る。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。
【0012】図1は本発明になるパケット多重化方法の
一実施の形態が適用される多重化装置のブロック図を示
す。この実施の形態はNチャネル(ただし、Nは2以上
の整数)の静止画符号化データを伝送する例で、Nチャ
ネルの静止画信号はそれぞれ入力端子を別々に介して対
応する静止画処理回路101〜10Nにそれぞれ入力され
て、別々に、かつ、同時に処理される。静止画処理回路
101〜10Nはそれぞれ同一構成であり、静止画符号化
回路111〜11Nと、スイッチSW11〜SW1Nと、
メモリ121〜12N及び131〜13Nと、スイッチSW
21〜SW2Nと、パケット化回路141〜14Nとから
なる。
【0013】一方、制御回路22は、静止画処理回路1
1〜10Nの出力パケットのパケット識別子と静止画識
別子のリンク情報、及び静止画の名称や内容を表す付随
情報等から構成される静止画制御情報が入力端子21を
介して入力され、これらの入力情報に基づいて静止画再
生制御情報を生成すると共に、各静止画処理回路101
〜10N内のパケット識別子を制御し、また、パケット
多重化静止画符号化データ切り換え情報に基づきスイッ
チSW11〜SW1NとSW21〜SW2Nを切り換え
制御する。
【0014】また、制御回路22の出力側にはPATメ
モリ23、PMTメモリ24、静止画再生制御情報メモ
リ25とPCRパケット生成回路29が設けられ、更に
これらのメモリ23〜25の出力側にはパケット化回路
26〜28が設けられている。これらパケット化回路2
6〜28とPCRパケット生成回路29と静止画処理回
路101〜10Nの各出力パケットは、パケット多重化回
路30により時分割多重される。
【0015】次に、この実施の形態の動作について説明
する。なお、静止画処理回路101〜10Nはそれぞれ同
一構成であるので、説明の簡単のために静止画処理回路
101について代表して説明する。静止画信号は静止画
符号化回路111に供給され、ここで例えば国際標準化
機構/国際電気標準会議の勧告であるISO/IEC1
3818−2(通称MPEG−2ビデオ)に規定されて
いるフレーム内符号化画像(Iピクチャ)に符号化され
る。
【0016】静止画符号化回路111から出力された、
チャネル1の静止画符号化データ(ここではIピクチ
ャ)は、スイッチSW11によりメモリ121及び131
のうちのいずれか一方に入力されて書き込まれる。メモ
リ121及び131の出力側にはもう一つのスイッチSW
21が設けられており、制御回路22の出力制御信号に
より、スイッチSW11が端子a側に接続されていると
きは端子d側に接続され、スイッチSW11が端子b側
に接続されているときは端子c側に接続される。
【0017】すなわち、メモリ121及び131の一方に
上記の静止画符号化データが書き込まれているときは、
他方のメモリからその記憶静止画符号化データが読み出
されてスイッチSW21を介してパケット化回路141
に入力され、その読み出し終了後はスイッチSW11及
びSW21が切り換えられてそれまで静止画符号化デー
タを書き込まれていた一方のメモリから記憶符号化デー
タが読み出され、それまで読み出し動作していた他方の
メモリにスイッチSW11を介して新たな静止画符号化
データが書き込まれる。以下、上記の動作が繰り返され
る。
【0018】ただし、ここでは後述するように、所定の
期間同一の静止画符号化データがパケット化されて複数
回繰り返して伝送されるため、読み出し側のメモリから
は複数回記憶静止画符号化データが繰り返して読み出さ
れる。
【0019】パケット化回路141は入力された静止画
符号化データに対して、例えばISO/IEC1381
8−1規定に従い2段階のパケット化を行う。第1段階
のパケット化は、入力された一つの静止画符号化データ
に、ISO/IEC13818−1規定のパケッタイズ
ド・エレメンタリー・ストリーム(PES)パケットヘ
ッダを付加して一つのPESパケットとする。ここで、
PESパケットヘッダは、再生側でのデコードタイミン
グ及び表示タイミング情報などが記述されたものであ
る。また、PESパケットは静止画符号化データの大き
さに応じた可変サイズのパケットである。
【0020】第2段階のパケット化は、上記のPESパ
ケットをISO/IEC13818−1規定の固定長の
複数のトランスポート・ストリーム(TS)パケットに
分割してパケット化する。このとき、制御回路22から
の出力に基づき、TSパケットのヘッダ情報として、チ
ャネル別に割り当てたパケット識別子とPESパケット
の先頭を表す指示子を記述する。このようにして、パケ
ット化回路141は入力された静止画符号化データをパ
ケット識別子とPESパケットの先頭を示す指示子がヘ
ッダ情報として付加された複数のTSパケットに生成
し、これをパケット多重化回路30に供給する。他の静
止画処理回路102〜10Nも上記と同様の動作を行う
が、パケット化回路142〜14Nの動作は制御回路22
により時分割的に行われるように制御される。
【0021】一方、制御回路22は、パケット識別子と
静止画識別子のリンク情報、及び静止画の名称や内容を
表す付随情報等から構成される情報から静止画再生制御
情報を生成し、これを静止画再生制御情報メモリ25に
記憶する。上記の静止画再生制御情報は、例えばISO
/IEC13818−1規定のプライベート・セクショ
ンに従った図3に示すようなシンタックスで構成するセ
クションとする。同図中、for以下の記述部分が静止
画識別子still_idと静止画パケット識別子st
ill_PIDとのリンク情報である。また、stil
l_name[M]は静止画名称データ、still_
name_lengthはその静止画名称データのデー
タ長を示し、still_content[P]は静止
画内容データ、still_content_leng
thは静止画内容データのデータ長を示す。
【0022】図1のパケット回路28は静止画再生制御
情報メモリ25から所定周期で上記の静止画再生制御情
報を読み出してTSパケットにパケット化する。このと
き、予め決めた固定のパケット識別子をTSパケットの
ヘッダに記述することで、再生側で静止画再生制御情報
のパケット分離化を追加情報無しに行うことができる。
なお、静止画再生制御情報をISO/IEC13818
−1規定のプライベート・ディスクリプタに従ったシン
タックスで構成してPMT等に所定の方法で付加しても
よい。
【0023】更に、制御回路22は、ISO/IEC1
3818−1規定に従ったパケット分離に必要なプログ
ラム・アソシエーション・テーブル(PAT)とプログ
ラム・マップ・テーブル(PMT)の各制御情報をそれ
ぞれ生成し、これらをPATメモリ23とPMTメモリ
24にそれぞれ記憶する。PATとPMTはプログラム
仕様情報で、PATはプログラムを構成するパケットの
情報を伝送するPMTのパケット識別子を表し、PMT
はプログラムを構成する映像、音声などのストリームが
伝送されるパケットの識別子を示す。パケット化回路2
6と27はそれぞれPATメモリ23、PMTメモリ2
4から所定周期で時分割的に記憶PAT、PMTを読み
出してISO/IEC13818−1規定の方法でTS
パケットにパケット化する。
【0024】また、更に、制御回路22は、パケット多
重化データのタイミング管理に用いるプログラムクロッ
ク基準参照値(PCR)を生成し、これをPCRパケッ
ト生成回路29に供給してPCRパケットとして生成さ
せる。
【0025】以上のパケット化回路26、27及び28
からそれぞれ出力されるPATパケット、PMTパケッ
ト及び静止画再生制御情報パケットと、PCRパケット
生成回路29の出力PCRパケットとは、静止画処理回
路101〜10Nから出力されたTSパケットにパケット
多重化回路30において時分割多重された後、出力端子
31へ一つの多重化信号として出力される。
【0026】図2は上記のパケット化及びパケット多重
化の動作を模式的に示す。図2では静止画処理回路10
1〜10Nは簡単のため、2回路(N=2)の場合を示し
ている。また、図2において、時刻T1から時刻T2ま
での期間は、静止画処理回路101では静止画1aを、
また静止画処理回路102では静止画2aをそれぞれパ
ケット多重化し、時刻T2以降は静止画処理回路101
では静止画1bを、静止画処理回路102では静止画2
bをそれぞれパケット多重化する。
【0027】静止画1a、1b、2a及び2bは、それ
ぞれ4パケット、6パケット、5パケット及び4パケッ
トにパケット化できるデータ量とする。また、静止画再
生制御情報、PAT、PMT及びPCRはそれぞれ1パ
ケットにパケット化できるデータ量とする。
【0028】これにより、図2(A)に示すように、時
刻T1〜T2の期間内の繰り返し周期tでは、静止画処
理回路101内のパケット化回路141において静止画1
aがPESパケットヘッダを付加されてPESパケット
化された後、同図(B)に示すように4つのTSパケッ
トa1〜a4、a5〜a8等に分割される。同様に、時
刻T1〜T2の期間内の繰り返し周期tでは、静止画処
理回路102内のパケット化回路142において、静止画
2aが図2(C)に示すようにPESパケットヘッダを
付加されてPESパケット化された後、同図(D)に示
すように5つのTSパケットb1〜b5、b6〜b10
等に分割される。
【0029】すなわち、上記の時刻T1〜T2の期間で
は、静止画処理回路101において同一の静止画1aを
4つのTSパケットに分割することが繰り返し周期tで
繰り返され、静止画処理回路102においては同一の静
止画2aを5つのパケットに分割することが繰り返し周
期tで繰り返される。ただし、PESパケットヘッダ中
のタイミング情報は、4つ又は5つのTSパケットに分
割する毎に変化する。
【0030】また、上記の時刻T1〜T2の期間では、
パケット化回路28から図2(E)にc1、c
2、...で示すように静止画再生制御情報パケットが
取り出され、パケット化回路26、27及びPCRパケ
ット生成回路29からは図2(F)にd1、d
2、...、同図(G)にe1、e2、...及び同図
(H)にf1、f2、...で示すように、PATパケ
ット、PMTパケット及びPCRパケットから時分割的
に取り出される。
【0031】上記の各パケットは、パケット多重化回路
30において時分割多重され、図2(I)に模式的に示
すように、時分割多重された多重化信号とされて出力端
子31へ出力される。図2(I)からわかるように、時
刻T1〜T2の期間では、静止画1a、2a、静止画再
生制御情報、PAT、PMTの各パケットを時分割多重
化することが繰り返し周期tで繰り返される。このと
き、繰り返し周期tで出力すべきパケット数が多重化し
た総パケット数よりも多い場合には、図2(I)にpで
示すようにダミーパケットを挿入する。
【0032】時刻T2以降は静止画1b、2b、静止画
再生制御情報、PAT、PMTの各パケットを時分割多
重化することが繰り返し周期tで繰り返される。このと
き、時刻T1〜T2の期間と時刻T2以降の期間とで静
止画再生制御情報は同じでも切り換えてもよい。また、
一つのパケット識別子に対して複数の静止画識別子をリ
ンクさせてもよい。更に、多重化信号を構成する複数チ
ャネルのパケット群のそれぞれに付加されているパケッ
ト識別子は、複数チャネルの静止画符号化データの情報
内容の変更にかかわらず、同じチャネルのパケット群は
同一値のパケット識別子を付加して伝送するようにして
もよい。つまり、静止画処理回路101で処理されて得
られるパケットに付加されるパケット識別子は静止画情
報が1aから2aに変わっても同一値でよく、同様に、
静止画処理回路102で処理されて得られるパケットに
付加されるパケット識別子は静止画情報が1bから2b
に変わっても同一値でよい。
【0033】次に、本発明になる再生方法の一実施の形
態について説明する。図4は本発明になる再生方法の一
実施の形態が適用される再生装置のブロック図を示す。
同図において、図1に示した多重化装置で生成されたパ
ケット多重化信号が、入力端子40を介してパケット分
離回路41に供給され、ここで後述する制御回路51に
より指定されたチャネルの静止画のパケットが分離され
て、パケット復号化回路42に供給されて復号化された
後、ヘッダを除いた静止画符号化データが静止画符号化
データメモリ50に一旦記憶される。
【0034】また、パケット分離回路41により入力パ
ケット多重化信号からPAT、PMT及びPCRの各パ
ケットが所定の方法に従って順次に分離されてパケット
復号化回路43、44及びPCRパケット復号化回路4
6に供給されて復号化される。パケット復号化回路43
及び44から出力されたPAT及びPMTはそれぞれP
ATメモリ47及びPMTメモリ48に別々に入力され
て記憶される。
【0035】また、パケット分離回路41により入力パ
ケット多重化信号から分離された静止画再生制御情報の
パケットはパケット復号化回路45に供給されて復号化
された後、静止画再生制御情報メモリ49に一旦記憶さ
れる。静止画再生制御情報のパケットは、予め決めた固
定のパケット識別子がヘッダ中に記述されているため、
追加情報無しにパケット多重化信号から分離することが
できる。
【0036】後述する出力端子55の出力信号から得ら
れる静止画識別子、及び静止画名称、静止画の内容を表
す各付随情報の画像表示に基づき、ユーザは復号化する
静止画を選択し、選択情報を制御回路51に入力する。
制御回路51はPATメモリ47、PMTメモリ48、
静止画再生制御情報メモリ49及びPCRパケット復号
化回路46からそれぞれPAT、PMT、静止画再生制
御情報及びPCRを読み出し、復号された静止画再生制
御情報を静止画選択情報画像生成回路53に供給して多
重化信号中の複数の静止画符号化データに対する静止画
識別子、及び静止画名称、静止画の内容を表す各付随情
報を画像化させると共に、入力選択情報に基づき静止画
識別子からパケット識別子に変換してパケット分離回路
41を制御する。
【0037】パケット分離回路41は、制御回路51か
らのパケット識別子制御に基づき、選択されたチャネル
の静止画符号化データを含むパケットを分離する。この
とき、静止画符号化データの先頭を表す指示子を確認し
てパケット分離を開始することで、静止画復号化回路5
2は静止画符号化データの先頭から復号化でき、回路の
簡易化が図れる。
【0038】静止画復号化回路52は静止画符号化デー
タメモリ50に格納されている静止画符号化データを順
次読み出して復号化し、静止画像を得て画像混合回路5
4に供給する。画像混合回路54は、この復号化された
静止画像と、静止画選択情報画像生成回路53により画
像化された静止画識別子、静止画名称、静止画の内容を
表す各付随情報とを混合して出力端子55へ出力する。
【0039】ここで、この実施の形態では、複数チャネ
ルの同じ情報内容の静止画符号化データのパケットが繰
り返し周期tで多重された多重化信号が入力されるの
で、商品カタログ等の伝送された複数の静止画符号化デ
ータを重複を含み任意順に再生する場合も、複数の繰り
返し周期tの間ではどのタイミングでもその複数の同時
伝送静止画を選択表示できるから、従来に比べて静止画
符号化データを格納するメモリ数(メモリ容量)を削減
でき、よって再生装置を安価に構成することができる。
【0040】なお、上記の複数チャネルの同じ情報内容
の静止画符号化データのパケットが周期tで繰り返し多
重された多重化信号の繰り返し多重期間(図2の場合で
はT1〜T2の期間等)は、伝送側(多重側)で提供す
る期間が再生側でも得られるようにされている。例えば
ショッピングの放送番組において、司会者等が上記の多
重化信号の形態で伝送される商品カタログの静止画情報
の送信開始タイミングを再生者(受信者)側に告知し、
再生者側ではそれにより商品カタログの静止画情報を再
生(受信)開始できるからである。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数チャネルの静止画符号化データがそれぞれ同じ情報
内容(ただし、各チャネル間では異なる)が繰り返し伝
送されるので、その期間内では一つの静止画符号化デー
タ再生分のメモリだけで任意のタイミングで複数の静止
画情報を重複して選択再生でき、よって、従来に比べて
メモリ量が少ない簡単な構成にできる。
【0042】また、本発明によれば、同じチャネルのパ
ケット群は同一値のパケット識別子を付加して伝送する
ようにしたため、伝送する静止画符号化データのチャネ
ルの切り換えが容易にできる。
【0043】更に、本発明によれば、パケット識別子と
静止画識別子とのリンク情報を少なくとも含む静止画再
生制御情報のパケットを、複数チャネルのパケット群と
プログラム仕様情報のパケットと共に時分割多重して一
つの多重化信号として伝送するようにしたため、パケッ
ト多重化におけるパケット識別子割り当ての自由度が向
上し、操作性も向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明多重化方法の一実施の形態が適用される
多重化装置のブロック図である。
【図2】図1の各パケットの多重化動作を説明する模式
図である。
【図3】静止画再生制御情報の一例を説明する図であ
る。
【図4】本発明再生方法の一実施の形態が適用される再
生装置のブロック図である。
【符号の説明】
101〜10N 静止画処理回路 111〜11N 静止画符号化回路 121〜12N、131〜13N メモリ 141〜14N、26〜28 パケット化回路 22、51 制御回路 23、47 PAT回路 24、48 PMTメモリ 25、49 静止画再生制御情報メモリ 29 PCRパケット生成回路 30 パケット多重化回路 41 パケット分離回路 42〜45 パケット復号化回路 46 PCRパケット復号化回路 50 静止画符号化データメモリ 52 静止画復号化回路 53 静止画選択情報画像生成回路 54 画像混合回路 SW11〜SW1N、SW21〜SW2N スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数チャネルの静止画符号化データをそ
    れぞれ別々にパケット化して得られたパケット列に、そ
    れぞれ別々のパケット識別子を付加してなる複数チャネ
    ルのパケット群同士を、少なくともプログラム仕様情報
    のパケットと共に多重して一つの多重化信号とし、この
    多重化信号を同じ情報内容で所望の期間繰り返して伝送
    した後次の情報内容を所望の期間繰り返し伝送すること
    を特徴とするパケット多重化方法。
  2. 【請求項2】 前記多重化信号を構成する複数チャネル
    のパケット群のそれぞれに付加されている前記パケット
    識別子は、前記複数チャネルの静止画符号化データの情
    報内容の変更にかかわらず、同じチャネルのパケット群
    は同一値のパケット識別子を付加して伝送することを特
    徴とする請求項1記載のパケット多重化方法。
  3. 【請求項3】 前記複数チャネルのパケット識別子のそ
    れぞれに少なくとも一つの静止画識別子を割り当てると
    共に、これらパケット識別子と静止画識別子とのリンク
    情報を生成し、少なくともこのリンク情報を含む静止画
    再生制御情報のパケットを、前記複数チャネルのパケッ
    ト群とプログラム仕様情報のパケットと共に多重して一
    つの多重化信号とすることを特徴とする請求項1記載の
    パケット多重化方法。
  4. 【請求項4】 複数チャネルの静止画符号化データをそ
    れぞれ別々にパケット化して得られたパケット列に、そ
    れぞれ別々のパケット識別子を付加してなる複数チャネ
    ルのパケット群と、プログラム仕様情報のパケットと、
    前記複数チャネルのパケット識別子のそれぞれに少なく
    とも一つ割り当てられた静止画識別子と前記パケット識
    別子とのリンク情報を含む静止画再生制御情報のパケッ
    トとを、多重して一つの多重化信号とし、同じ情報内容
    で所望の期間繰り返して伝送した後次の情報内容を所望
    の期間繰り返し伝送される前記多重化信号を受信し、こ
    の受信多重化信号から前記リンク情報を分離し、この分
    離したリンク情報から一つ選択した前記静止画識別子に
    対応する前記パケット識別子で所望チャネルの前記静止
    画符号化データを再生することを特徴とする再生方法。
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