JP2000031729A - 低コストの展開可能な反射器 - Google Patents

低コストの展開可能な反射器

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JP2000031729A
JP2000031729A JP11130807A JP13080799A JP2000031729A JP 2000031729 A JP2000031729 A JP 2000031729A JP 11130807 A JP11130807 A JP 11130807A JP 13080799 A JP13080799 A JP 13080799A JP 2000031729 A JP2000031729 A JP 2000031729A
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reflector
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Dale A Parker
エイ・デイル・パーカー
L Dwight Gilger
エル・ドワイト・ギルガー
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 展開可能な反射器を製造するコストや複雑さ
を減少する。 【解決手段】 反射器はかさ形状の構造体であって、放
物線状に湾曲させられた複数の管状のリブ14が、協働
するひずみエネルギーヒンジによって、端と端を接し
て、中心ハブ12に連結されている。薄く曲げやすい金
属が被覆されたフィルム材料16が、放物面形状に伸張
できるように形成されている。前記材料のバックサイド
に取り付けられた、径方向に適切に伸長するリブアンカ
ー止め装置が、ハブ12から径方向に伸長するリブ14
を受けている。収容されて拘束されるとき、前記湾曲さ
せられたリブ14は、全て、下に押さえつけられ、放物
線形状の材料が折り畳まれ、ヒンジに応力が加えられ
て、反偏倚力が生成される。拘束力が解放されて、反射
器が展開するときにはヒンジに発生する前記反偏倚力に
よって、リブ14は外側に自動的に枢動し、前記材料
は、その放物線形状に引かれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、高周波のマイク
ロ波パラボラアンテナ用の展開可能な反射器(リフレク
タ)に関し、特に、比較的低い製造コストで構造可能な
Pバンドアンテナ反射器用の簡易化された構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】パラボラ反射器(放物面反射器)は、マ
イクロ波振動数(マイクロ波周波数)用のパラボラアン
テナの構成要素である。皿形状の反射面の独特な特性を
利用して(そこでは、前記皿形状の反射面の任意の位置
に入射するRFエネルギーが、前記パラボラアンテナの
焦点に反射される)、前記アンテナの供給構成要素が、
前記反射面の焦点に配置されている。その結果として、
空間を伝搬し、前記反射器上の変位位置に入射する、拡
散して本質的に空間的に広がもって変位させられたRF
場(RF field)が、単一の地点に集中するほ
ど、又は、単一の地点に焦点が合わせられるほど、それ
によって、前記単一の地点に、より強力なRF場が生成
される。その効果によって、別な方法で検出される場合
よりも、弱いRF信号を明瞭に受信できる。当業者にと
って周知な前記理由や他の理由のために、前記パラボラ
アンテナは、宇宙飛行体(space vehicl
e)で見られるシステムを含む通信システムにおいて、
幅広く使用されている。
【0003】宇宙飛行体での適用において、これらのア
ンテナは、「展開可能、又は展開式(deployab
le)」になっている。すなわち、前記アンテナは、小
容積のパッケージに、折りたたむことができる、また
は、折り曲げることができる、又は折り重ねることがで
きる構造から構成されている。前記アンテナの小容積パ
ッケージ構造は、また、宇宙船の船上で利用できる限ら
れたスペース(空間)への積み込みに適切になってい
る。ついで、その宇宙船の打上げて軌道位置に位置決め
された後で、前記アンテナは、より大きな寸法構造体に
広げることができる。
【0004】宇宙飛行体への適用において、RF展開式
パラボラ反射器(RF展開式放物面反射器)は、典型的
に、前記反射面として、反射する布(又は、クロス)状
の構造体(reflective cloth lik
e fabric)すなわち反射布を採用している。前
記反射布は、典型的に、斜交平行線模様となった複数の
ワイヤから構成されており、前記複数のワイヤは、交点
で一緒に溶接されている、すなわち、金めっきされたモ
リブデンワイヤを編んで構成されている。前記反射布
は、重量が軽く、本質的に曲げやすくなっている。それ
によって、前記反射布は、詰め込まれたパッケージの一
部としてコンパクトにすることができる。前記反射器が
展開されたとき、前記反射布は、協働する支持体によっ
て、引き伸ばされ、ぴんと張られ、これによって、パラ
ボラ形状(すなわち、放物線状)に湾曲させられた面が
形成される。
【0005】1つのそのような従来の展開式反射器は、
かさのような折り畳みね可能な構造体を取り入れてい
る。それは、かさのように、長手方向に沿って湾曲させ
られた形状寸法(ジオメトリー)の、径方向外側に伸長
するスポークを折りたたんだ状態から広げる(すなわ
ち、展開する)。前記スポークは、曲げやすい(すなわ
ち、柔軟な)クロス状且つメッシュ状で金属製の反射面
を支持しており、また、前記反射布を、要求された(放
物線形状、すなわち)パラボラ形状に引き伸ばしてい
る。リブの端部が、中心接合部すなわち中心ハブの周縁
部にヒンジ止めされており、また、前記リブは、中心接
合部すなわち中心ハブの周縁部に沿って分配されてい
る。展開のために、前記リブは、中心ハブから径方向外
側に揺動し、それによって、取り付けられた反射面を移
動させ、当該反射面をぴんと張る。前記種類の展開可能
な反射器は、公知であり、また、TRW会社によって製
造されたFltsatcom Transmit アン
テナ、Harrisによって製造されたTDRSS S
A アンテナ、及びTRW会社が開発したPAMS反射
器を思い出す。
【0006】前記反射器のプロファイル(輪郭)精度
(正確さ)は、送信される又は受信されるRF信号の波
長次第である。典型的に、前記プロファイル(輪郭)の
形状は、前記構造で使用される形成されたリブの数によ
って制御される。リブの数が多いほど、これらのリブの
間の弧状の間隔はより狭くなり、また、前記リブによっ
て支持される、前記ピンと張られた反射材料の表面形状
寸法(ジオメトリー)は、放物面(パラボロイド)によ
りぴったりと一致することになる。
【0007】前記伸長し湾曲させられたリブだけが、あ
るいくつかの周波数で、展開した状態において、前記反
射面を適切に形成するのに十分となっている。波長がよ
り短いより高い周波数では、カテナリー(catena
ry)として参照される追加形状制御装置が、しばし
ば、前記中心のハブから間隔をあけて、隣接するリブの
間に張られる。これらのカテナリーは、隣接するリブの
間の間隔に設けられた反射面の一部が、適切なパラボラ
形状(放物線形状)に保持されることを確実にする。
【0008】打上げのために詰め込まれた(すなわち、
収容された)覆いに適合させるために、前記反射器は、
通常のかさのように前記ハブで折り畳まれる。しかしな
がら、通常のかさと違って、上述した展開可能なアンテ
ナにおいて、前記リブを前記ハブに連結するヒンジは、
いくぶん、複雑な構造体となっている。それは、詳細に
説明する必要はない。複雑になる理由は、ヒンジが、詰
め込まれた位置で、「打上げ装填材料(launch
load:ランチロード)」を担持しなければならない
からである。そのとき、前記ヒンジは、前記リブを正確
な角度に展開して、前記リブが反射面用の正確な形状を
提供するように要求される。ひとたび、展開すると、前
記ヒンジは、機械的なストッパに接触して、ラッチ止め
されすなわち予荷重が加えられ、これによって、展開時
に十分な剛性を提供できる。前記要求は、所望の製造コ
ストよりも高くする、前記要素の複雑さと、形状の正確
さと、製造及び一体化の困難性によって、満足させられ
る。当業者は、前記反射器は、いくぶん製造コストが高
くなり、しかし、それらの目的が申し分なく機能すると
いうことを抽象的に理解している。
【0009】レーダーのようなセンサーペイロード(す
なわち、センサー機器)の中の反射器の使用に際して、
最近の傾向では、より低い周波数レンジ、すなわちPバ
ンド(400ないし440MHzの間、特に425MH
z)での受信力と、より高いUHF周波数、すなわちL
バンド(最大で1.8GHz)での受信力とが要求され
ている。通信ペイロードが、また、こららの周波数バン
ドで作動することができる。地上では、これらの周波数
用のアンテナとして、通常、よく知られた八木アンテナ
(Yagi antenna)が役立っている。前記八
木アンテナは、放射状に伸長する要素と、平行に方向決
され互いに隔置された多数の反射器要素とを含んでい
る。通常のテレビジョンアンテナは、八木アンテナのタ
イプの一例である。しかしながら、これらの低周波数で
パラボラアンテナを使用することも可能である。
【0010】当業者が理解できるように、反射器構造設
計を含むアンテナ構造設計は、その寸法を数学的に拡大
し、これによって、展開可能な反射器に、改善された利
得を提供できる。残念ながら、寸法の縮小拡大(スケー
リング)は、前記反射器やそのヒンジの複雑さまたはコ
ストを低減しない。これらの新しい用途は寿命やその地
位にとって重要でないことから、より少ない投資ドルし
か自由にできない。この故に、これらの用途は、高価な
既存の展開可能な設計を避けており、また、財政上の実
行可能性を達成するために、より安価なアプローチ(取
り組み)が望まれていたが、本願発明が発明されるま
で、利用できなかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本願発明
の目的は、オフセット(片寄り)されたパラボラ反射ア
ンテナ(すなわち、放物面反射アンテナ)、特にその展
開可能な(すなわち、展開式の)反射器を製造するコス
トや複雑さを減少することである。
【0012】本願発明のさらに別の目的は、他のアンテ
ナのタイプで見られる実績のある構成要素構造を適合さ
せ且つ結合し、これによって、より高い信頼性をもたら
すことができるようにした新しい展開可能な(すなわ
ち、展開式の)反射器を提供することである。
【0013】さらに別の目的は、特にPバンドでUHF
周波数領域において、RFエネルギーの送信及び収集に
とって特に有用になっている、展開可能なパラボラ反射
器(放物面反射器)を提供することである。その構成要
素の構造は、より簡単であり、同じ用途に対して、既存
の展開可能なパラボラ反射器(放物面反射器)よりも製
造の困難性はより小さくなっている。また、本願発明の
付随的な目的は、光子(light photon)を
集中させるための、同様な展開可能なパラボラ反射器
(放物面反射器)を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的及び効果にした
がって、本願発明は、かさ形状の構造体を有する展開可
能な反射器を備えている。かさ形状の構造体を有する展
開可能な反射器においては、パラボラ形状に(すなわ
ち、放物線状に)湾曲させられた複数の管状のリブが、
グラファイト(黒鉛)材料から適切に形成されている。
前記複数の管状のリブは、協働するひずみエネルギーヒ
ンジによって、端と端を接して、中心ハブに連結されて
いる。前記ヒンジは、弾性を有し、また、可撓性を有し
ている。これによって、応力が加えられたとき、ばね力
を発生させることができる。マイラーフィルム(Myl
ar film)のような薄く曲げやすい金属がコーテ
ィング(被覆)されたフィルム材料(すなわち、薄膜材
料)が、反射面として機能するパラボラ形状(すなわ
ち、放物線形状)に伸張できるように形成されている。
前記パラボラ形状の材料のバックサイド(すなわち、後
部又は裏側)に取り付けられた、径方向に伸長するポケ
ット部(窪み部)や他のリブ固定装置が、前記パラボラ
形状の材料の中心開口部に位置決めされたハブから径方
向に伸長し周方向(すなわち、角度方向又はラジアル方
向)に隔置されたリブを受けている。しまい込まれ拘束
されたとき、前記湾曲したリブは、全て、下に押さえつ
けられ、前記材料のパラボラ形状が折り畳まれ、前記ヒ
ンジに応力が加えられ、それによって、反偏倚力が生成
される。拘束力が解放されて、前記反射器が展開すると
き、前記弾性と可撓性とを有するヒンジに発生した前記
反偏倚力によって、前記リブは外側に自動的に枢動し、
前記材料に固定(例えば、アンカー止め)されたリブに
よって、前記材料は、そのパラボラ形状に引かれる。
【0015】前記ひずみエネルギー用のヒンジは、円筒
形のマンドレルを備えている。円筒形のマンドレルの一
端は、ハブに固定されている。前記ひずみエネルギー用
のヒンジは、また、少なくとも一対の薄い可撓性のある
部材を備えている。前記可撓性部材の各々は、半円より
も小さい、弧状(又は、環状や円形)に湾曲させられた
横断面を有している。前記可撓性を有する部材の、凹状
に湾曲した内面の一端部が、前記マンドレルの他端部に
取り付けられている。また、前記一対の可撓性部材は、
前記マンドレルに対して同軸に方向決めされ、対称的に
位置決めされ、マンドレルの円筒形壁部の直径方向に沿
った対向部分に取り付けられている。前記可撓性のある
部材の対向端は、前記マンドレルの上に延び、これによ
って、前記マンドレルの端部に対して間隔をあけて、そ
れぞれのリブの端を保持するためのグリップを形成して
おり、これによって、可撓性のある部材の中間部分を残
す構造としている。前記中間部分は、リブの端と前記マ
ンドレルの端との間に設けられ、前記リブの折り畳まれ
た位置への枢動によって、弾性的に曲がることができ
る。そのように曲がる場合に、前記可撓性のある部材
は、偏倚力を発生して、前記リブを展開位置に枢動させ
ることができる。
【0016】本願発明によれば、より低い周波数のUH
F及びPバンドで、かさ形状の反射器構造における湾曲
した支持リブ間の距離は、より高い周波数の場合よりも
小さい、波長の数分の一となっていることが理解され
る。結果として、前記反射器の形状又はプロファイル
(輪郭)は、既存の展開可能な高周波数用の反射器にお
いて使用される同じ程度の正確さを必要としない。この
ようにして、たとえ、表面輪郭における小さな乱れが、
数学的に完全な放物線状の(すなわち、パラボラ形状
の)面に比較して、アンテナの利得をわずかに減らすこ
とになるとしても、その減少は、著しくなく、又は重要
ではない。その認識によって、前記新しい構造は、多数
の異なった科学技術で見られる従前より公知な種々の要
素を、従前の展開可能な反射器よりも著しく低コストで
製造可能な単一の新しい組み合わせに、組み立てる。
【0017】本願発明の前記目的及び効果と別の目的及
び効果とは、上で簡単に要約された、その構造的な特性
と共に、この明細書で後述する好適な実施例の詳細な説
明を読みそして添付した図面を参照することによって、
当業者により明らかとなるであろう。
【0018】
【発明の実施の形態】まず、図1及び図2を参照する。
図1は、展開した反射器を前方(フロント)からみたと
きのものを図示している。図2は、後方(リヤ)から見
たときの同じ反射器を図示している。2つの図は、同時
に考慮することができる。反射器は、かさの形状をして
おり、中心ハブ12を含んでいる。リブ14が、中心ハ
ブ12から、径方向に伸長し、長手方向に沿って湾曲し
ている。湾曲したリブ14は、被覆用のシースを構成す
る柔軟な反射材料(すなわち、曲げやすい反射材料)1
6を支持しており、また、前記反射材料16を引き伸ば
している。そして、反射面13が、図1に図示された凹
状でパラボラ形状の内側に構成されている。
【0019】折り畳まれまたは折り重ねられた状態にお
いて、図1の反射器は、貯蔵され及び/又は搬送され
る。折り畳まれまたは折り重ねられた状態においては、
反射器は、簡単に概観することができる図3に示された
ようになっている。図示されたように、湾曲したリブ1
4は、折り畳まれたとき、本質的に中心ハブ12の軸線
と同じ方向に伸長している。
【0020】図1を再び参照すると、リブ14の長さの
実質的な部分は、円筒形のポケット部(窪み部)又はス
リーブ18内に嵌合している。スリーブ18は、背面
(リヤ面)に設けられており、ハブ12から径方向外側
に伸長している。これらスリーブ18によって、リブ1
4が反射材料16に固定(例えば、アンカー止め)され
ている。図4は、折り畳まれた位置又は収容された(す
なわち、しまい込まれた、さらに換言すれば、詰め込ま
れた)位置にある、反射器の底端を図示している。ま
た、図4に図示された反射器の底端は、上下逆さの状態
になっており、また、倍尺して示されている。前記図4
に見られるように、スリーブ18は、反射材料16の外
面に沿って、外側周縁部に向けて伸長している。また、
リブ14の端部のわずかな部分が、スリーブ18の端か
ら突出した状態にされている。別の実施例においては、
スリーブ18の端を封止(シール)して閉鎖されたポケ
ット部を形成し、それによって、リブの端を突出させな
いようにすることもできる。この明細書のスリーブを参
照する場合、ポケット部がその意味の中に組み込まれて
おり、そのポケット部は、閉鎖端を備えたスリーブにす
ぎないということに注意すべきである。この図において
また図示されているように、反射材料16は、収容され
たとき、使いやすく一緒に束ねられ(すなわち、パック
され)、家庭のドレープのようなひだ(プリーツ)が形
成される。
【0021】次に、図5及び図6において、ハブ12の
領域を考察する。ハブ12の領域は、図5及び図6にお
いて、より大きな縮尺で図示されている。図5におい
て、ハブの領域は展開された状態にで示されており、図
6において、ハブ領域は収容された状態に示されてい
る。これらの図面において、同様な要素は、従前の図面
の要素に対して用いられたのと同じ参照符号によって識
別されている。これらの要素の説明は、繰り返す必要は
ない。ハブ12は、多数の面(多数のサイド)を有する
中空のコンテナー(すなわち、入れ物や容器)となって
いる。図示された実施例において、ハブ12は、8つの
側部(すなわち、サイド)を含んでいる。8つの側部の
各々は、取り付けパネル19によって閉鎖されている。
取り付けパネル19は、剛性のある管状のマンドレル2
1の端を支持している。剛性のある管状のマンドレル2
1は、前記湾曲したリブ14の直径と、少なくとも2つ
の薄い可撓性のある部材23及び25の直径と同じ直径
を備えている。薄い可撓性のある部材23及び25は、
幅が狭く、凹状に湾曲して形成されて伸長している。こ
れらの3つの要素によって、展開用のヒンジ22が画定
されている。可撓性のある部材23及び25は、管状の
マンドレル21に対して、対称的に位置決めされてい
る。また、可撓性のある部材23と、可撓性のある部材
25は、管状のマンドレル21に対して直径方向に沿っ
て互いに対向して位置決めされている。ハブ12とリブ
14と管状のマンドレル21は、カーボングラファイト
材料から形成されていることが適切である。あるいは、
ハブとリブは、電気的なアースや絶縁が適切に使用され
ている限り、スチール(鋼)のような金属から形成して
もよい。
【0022】好適な実施例において、可撓性のある部
材、すなわち可撓性部材23及び25の各々は、大変薄
く一定形状からなる複数の部材を積み重ねて薄い状態に
構成されており、各積み重なりの個々の部材は、図面で
は見えることができないようになっている。各積み重な
りで使用される部品の数は、必要とされる展開時のトル
クと展開後の剛性(ラッチ状態の剛性(latch u
p stiffness))とによって決定される。要
するに、一重なりの部品の数が多いほど、展開時のトル
クと展開後の剛性は大きくなる。このようにして、1
つ、2つ又はそれ以上の数の部品を各積み重なりにおい
て使用するようにしてもよい。可撓性のある部材23及
び25は、典型的には、スチール(鋼)から形成されて
おり、例えば、Sears Companyから購入し
た巻尺のテープ部分の素材から製造される。
【0023】展開用のヒンジ22は、管状のリブ14の
うち対応する1つの管状のリブ14の一部を、前記対の
可撓性部材23及び25のうち円筒形に形成された内側
の凹状面によって画定された円形スペース内に挿入する
ことによって、また、可撓性部材23及び25が嵌合す
るリブ14の円筒形外面に当該可撓性部材23及び25
の内側の凹状面をねじ27で固定することによって、前
記対応する1つの管状のリブ14に取り付けられてい
る。これによって、適切なグリップ(把持)部が形成さ
れている。
【0024】展開用のヒンジ22は、ひずみエネルギー
や巻尺のテープ部分の形状のヒンジ(tape mea
sure hinge)として既知の認められた構造と
なっている。金属製の巻尺を用いる当業者は、その長さ
及び側部(サイド)に沿ってある程度の剛性を与える、
わずかに湾曲した金属製のテープ部分(すなわち、鋼帯
部分)の形状をよく知っている。さらに、十分な力によ
って、前記巻尺テープ形状のヒンジは、弾性的に曲が
り、折り畳まれる。
【0025】前記巻尺テープ形状のヒンジは、その長さ
に沿って把持することができる。そして、適当なレベル
の力を加えて手で折り曲げることによって、その折り曲
げられた周辺の領域は、外へ曲がり、これによって、そ
の折り曲げられた周辺の領域は引き伸ばされて平らにな
る。ひとたび、平らになると、より小さい力によって、
さらに折り曲げられる。そのうえ、前記巻尺テープ形状
のヒンジに加えられていた力が解放されると、前記巻尺
テープ形状のヒンジは、弾性復帰し、元の形にスプリン
グバックする。前記巻尺形状のヒンジは、弾性があり、
また、可撓性を有している。前述したタイプのヒンジ
は、太陽電池(ソーラーアレイ)で、より早い時期から
使用されてきた。前述したタイプのヒンジは、本願の譲
受人によって製造された、太陽電池を配置するための人
工衛星で従前より使用されてきた。前記太陽電池、すな
わち光起電性の装置のパネルは、大陽光を電流に変換し
て、人工衛星バッテリーを再充電している。前記ヒンジ
が太陽電池で使用されるとき、揺動ドアで用いられるヒ
ンジのように位置合わせが行われる。
【0026】これらの巻尺形状のヒンジによれば、展開
する際に、確動トルク(positive torqu
e)を小さくできるという効果を奏することができ、そ
れによって、展開速度が過度にならない。一方、それと
共に、「展開状態、すなわちラッチ状態になる(lat
ch up:ラッチアップ)」前の、最後の数度の回転
の際のトルクをより高めることができる。前記ヒンジの
ラッチ状態(すなわち、展開状態)での剛性は、きわめ
て高くなっている。すなわち、ラッチ状態のヒンジを曲
げるには、前記湾曲した巻き尺テープ形状のヒンジの1
つを平らにしすなわちよじるための力が要求される。展
開されたヒンジの角度は、テーパー付きのシムや対応す
るリブに関する所望の最終的な角度方向を達成させるよ
うな他の同様な手段を用いることによって、前記嵌合部
のベースで、調整することができる。
【0027】図1及び図2に戻ると、リブ14の各々
は、所望のパラボラ状の曲率に形成された中空で管状の
構造になっている。金属で構成される場合、前記金属製
の管は、管を曲げるマンドレル(tube bendi
ng mandrel)で形成される。カーボングラフ
ァイトで構成される場合、前記カーボングラファイト製
の管は、内部マンドレル(internal mand
rel)を用いることによって、レイアップ(lay
up)することができ、また、まっすぐにすることがで
き、又は、テーパーを付けることもできる。
【0028】好適には、反射材料16は、金属をコーテ
ィング(被覆)したフィルム材料すなわち薄膜材料(例
えば、マイラー(Mylar))となっている。前記マ
イラーは、非常用の毛布において、電気的なコンデンサ
ー(キャパシタ)で使用されるフィルム(薄膜)材料で
ある。前記マイラーは、膨張可能な反射器の反射面とし
ても使用される。第三者によって構成された大きな直径
の膨張可能な反射器が、膨張可能な反射器コンセプトの
実行可能性を決定する実験として、最近、スペースシャ
トルで飛行したと信じられている。そのような材料は薄
く、柔軟で、強く、また、重量が大変軽くなっている。
そのような材料は、また、織って作られた材料と違っ
て、非多孔質となっている。前記材料は、製造コストが
大変に低くなっている。前記金属製のコーティング(被
膜)は、マイラー(Mylar)材料に結合される別体
の層としてもよい。あるいは、通常の金属のスパッタリ
ング(スパッタ)技術によって、そのマイラー材料に前
記金属製のコーティング(被膜)を塗布してもよい。別
の実施例において、金属被覆された織布のような、金属
をコーティング(被覆)した薄膜(membrane)
や布で代用してもよい。
【0029】アセンブリ用の反射材料を反射器に形成す
るために、複数のシート状からなる反射材料が、必要な
形状に切断される。反射材料を反射器に組み付けると
き、すなわち、縫い付けたりあるいは接着するとき、所
望寸法のパラボラ形状の面が形成される。男性のスーツ
のような衣類を製造する場合のように、前記3次元のパ
ラボラ形状面は、多数の2次元のパターンによって、典
型的に適切に画定される。形成されたパターンは、複数
のシート状の材料の上に置かれ、前記材料のうち対応す
るセグメントが切断される。典型的に、反射器は、セク
ションごとに、あるいは、「ゴア(gore)」ごと
に、最小限の1つのパターンを要求している。その場
合、ゴアは、各対のリブの間に設けられた反射器のセク
ションとなっている。前記材料のセグメントは、次い
で、連続的なシーム(継ぎ目)が、それらのエッジに沿
って、熱接合され、一緒に縫い付けられ、接着され、ま
たは別な方法で取り付けられる。これによって、図1の
シーム(継ぎ目)11が構成され、パラボラ形状に広げ
ることができる反射面が形成される。図1の実施例で
は、8つのそのようなセクションあるいはゴアから形成
されている。その形成された反射器「覆い(garme
nt)」は、所望の形状のマンドレルに前記覆いを嵌合
させることによって、展開状態の形状に対する精度(正
確さ)に関し検査することができる。
【0030】管状のスリーブ又はポケット部18は、リ
ブ14の中心から放射状に伸びるラインに沿って、好ま
しくは、隣接するゴアを一緒に接合するときに形成され
るシームライン(継ぎ目線)11に沿って、反射器のバ
ックサイド(後部)に縫い付けられている。管状のスリ
ーブ又はポケット部18は、図4に示されたハブ12の
領域から前記材料の周縁部に伸長しており、その端は閉
鎖すなわち塞がれ、これによって、ポケット部が形成さ
れている。管状のスリーブ又はポケット部18の直径
は、十分な長さとなっており、これによって、リブ14
は、管状のスリーブ又はポケット部内に挿入でき、ま
た、管状のスリーブ又はポケット部18を通して伸長で
きるようになっている。反射器を組み立てる場合におい
て、湾曲したリブは、テントのテントポールのように、
管状のスリーブ又はポケット部18を通して挿入され
る。管状のスリーブ又はポケット部18が外側に向かっ
て展開するとき、リブ14は、管状のスリーブ又はポケ
ット部18を引き、管状のスリーブ又はポケット部18
は、反射材料を引き、これによって、反射材料は、ぴん
と張られ、所望のパラボラの形状寸法(パラボラ形状の
ジオメトリー)になる。
【0031】薄膜用のスリーブ18は、ゴアが互いに取
り付けられているのと同じ態様で、各ゴアのエッジに沿
って確実に取り付けられている。スリーブ18は、反射
材料16のために使用されているものと同じ材料から形
成されていることが好ましい。リブ14の組み立ての終
了後、スリーブ18は、ねじ19を使用することによっ
て、各リブの後ろに沿って、複数の離散的な位置で取り
付けることができる。ねじ19は、図7のスリーブ内に
収容されたリブの部分断面図に図示されているように、
スリーブ材料18を通してリブ14内にねじ込んでねじ
留めされている。ねじの代わりに、他の締結技術を用い
ることもできる。
【0032】それほど好適でない実施例においては、一
連の別個のループ部(環状部)をポケット部の代わりに
用いてもよい。すなわち、各ポケット部は、ひも状の材
料からなる一連のループ部によって置き換えることがで
きる。前記ループ部は、ゴアのシームに沿って隔置され
た別個の位置で反射材料16のバックサイド(後部)に
縫い付けられ、これによって、リブ14は反射材料16
に固定(例えば、アンカー止め)され、人のズボンのベ
ルト通しのように機能する。スリーブやポケット部と違
って、前記ループ構造は不連続(断続的)になってお
り、現在、好適性はより少ないと思われる。
【0033】前記構造によれば、反射面と当該反射面を
支持するリブとの一体構造を大変安価にすることがで
き、また、リブのベースすなわちハブへの取付けも大変
安価にすることができる。前記薄膜状の面は、従来の反
射器構造で使用されている、溶接されまたは編まれた通
常のメッシュ面よりも大変安価になっている。ヒンジや
それらの組み立ての製造コストも、従来のアンテナ構造
で使用される対応のヒンジよりも低くなっている。
【0034】あと知恵を用いれば、本願発明は、1つに
組み合わせることにより実用性が大きくなる種々の既知
の構成要素構造の寄せ集めとして見ることができるかも
しれない。しかしながら、その組合せは独特なものであ
り、これによって、有用性と低コストがもたらされ、潜
在性が大きいユーザーにとって、前記反射器は魅力ある
ものとなり、また、経済的に利用可能になる。
【0035】Pバンド周波数でのRF(無線周波数また
は高周波数)通信に関して、選択されたアンテナは、放
射素子と多数の反射素子とを含む、八木(Yagi)形
式となっていた。前記反射素子は、互いに隔置され平行
に方向決めされている。通常のテレビジョンアンテナ
は、八木(Yagi)タイプの一例である。本願発明
は、それに伴う効果を備えた、前記バンドでのパラボラ
形状の反射器と、この故に、パラボラアンテンナとを提
供する。本願発明は、特に、Pバンドレーダーの用途に
適合しており、本願発明をPバンドレーダーに用いた場
合、本願発明は、八木形式のアンテナで達成できる利得
よりも高い利得を生成することができる。本願発明で
は、Pバンドで、RF波長は、パラボラアンテナが習慣
的に使用されるより高いマイクロ波周波数に対して、大
変大きくなっているということが認識される。というの
は、反射器表面の小さな凹凸やばらつきによって、アン
テナの性能を著しく変えないからである。このようにし
て、最小限の数の支持用のリブを使用して、反射器を形
成することができ、これによって、製造コストを最小限
度にすることができる。
【0036】リブ間の距離が波長の大部分となるPバン
ド越えた周波数では、8つのリブを有する上記実施例に
おいて、理論上のパラボラ形状からの前記表面形状のず
れによって、利得が著しく低下し、これによって、上記
実施例は、魅力的でなくなる。しかしながら、前記実施
例では、わずかな変更でその形状を修正することがで
き、これによって、より高いRF周波数での性能レベル
が許容可能となる。グラファイト(黒鉛)から構成され
るのが適している、円形(または、環状)に湾曲された
薄い可撓性のロッドとしての補助的なあるいは追加のリ
ブを、前記ポケット部に対して交差する方向に方向決め
された、布で形成された追加のポケット部に挿入しても
よい。
【0037】各ロッドとしてのリブは、その長さに亘っ
て、円周辺部の一部となる形状となっている。各ロッド
としてのリブは、パラボラ形状のリブのうち約3つのリ
ブの弧状のスパンを亘ることができるのに十分な長さに
なっている。その上、前記追加のポケット部は、反射器
のバックサイド(後部)に縫い付けられている。前記補
助的なリブやポケット部は、前記主要な実施例で前述し
た、径方向に伸長するリブやポケット部の中央地点に位
置決めしてもよい。前記径方向に伸長するリブやポケッ
ト部が、展開状態にあるとき、前記追加のリブは、反射
材料の形状をさらに形作る。前記補助的なリブの各々
は、3あるいはこれよりも少ない数の、径方向に伸長す
るリブの上に架かっているので、前記補助的なリブは、
反射器の折り畳みを妨げることはなく、しかも、折り畳
まれたパッケージは、その状態において、前記主要な実
施例と比較して、わずかにより小さい流線型となる。
【0038】さらに、別の実施例において、図示した実
施例のような8つの数から、12、16あるいはそれ以
上の数に、リブの数を増やすことによって、より高い周
波数能力を得ることができる。そのような実施例におい
ては、ゴア材料はより小さなサイズとなる。全てのゴア
が一緒に結合したとき、そのようにして形成された表面
は、たった8つのゴアで構成されたものよりもパラボラ
形状(すなわち、放物線形状)に近づく。明らかなよう
に、後者の実施例の製造コストは、より高くなる。とい
うのは、アンテナは、より多くの数の構成部品を含むこ
とになるからである。
【0039】完全を期すために、前記展開式のアンテナ
機器を簡単に説明する。ひとたび、組み立てられると、
前記アンテナは、折り畳まれた位置に手動で配置され、
その底端は、図示しないケーブルで、結び付けられまた
は拘束され、これによって、前記ヒンジによって提供さ
れる機械的な偏倚による反射器の展開が防止される。通
常実施されているように、遠隔操作で制御されるケーブ
ル切断機構(図示せず)が、前記ケーブルと協働する。
反射器が宇宙に運ばれ、命令により展開されるとき、前
記切断機構は、前記ケーブルを焼き切りあるいは切断す
る。そのとき、ヒンジのばね力によって、反射器は開き
そして展開する。
【0040】前記反射器は、RFエネルギーを反射する
能力との関連で説明された。金属製の面からなる反射面
は、可視光線をも反射すると認められた。前記反射面の
任意の部分に当たる光は、また、放物面(パラボロイ
ド)の焦点に集中させられる。このようにして、反射器
は、太陽光線を利用した加熱装置用のソーラーコンセン
トレータ(すなわち、太陽光線を利用した集中装置)と
して、低コストで用いることができる。前記ソーラーコ
ンセントレータにおいては、集中された光を用いて、焦
点に置かれた熱物質を加熱することができる。
【0041】本願発明の前記好適な実施例は、当業者が
本願発明をつくり且つ使用するのに、詳細に十分に説明
されていると考える。しかしながら、説明の目的のため
に示された要素の詳細は、本願発明の範囲を限定する意
図はなく、本願発明の範囲は、それら要素の均等物や他
の変形例にも及び、このことは、本願明細書を読んだ当
業者にとって明らかであるということを明白に理解すべ
きである。このようにして、本願発明は、特許請求の範
囲内で広く解釈されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、折り畳まれた状態から広げられ且つ展
開されたときの反射器の正面図である。
【図2】図2は、展開されたときの反射器の背面図であ
る。
【図3】図3は、積み込みのために折り畳まれたときの
反射器を図示している。
【図4】図4は、図1ないし図3よりもより大きな縮尺
で描かれた、収容状態にある、図1の反射器の底部の斜
視図である。
【図5】図5は、図1ないし図3よりもより大きな縮尺
で描かれた、展開されたときのヒンジを図示する反射器
の中心のハブ部の斜視図である。
【図6】図6は、折り畳まれたときの同じ領域を図示す
る、図5の領域の図である。
【図7】図7は、図1の実施例で使用される,スリーブ
内に収容されたリブの部分断面図である。
【符号の説明】
11 シーム 12 中心ハブ
(中央ハブ) 13 反射面 14 リブ 16 柔軟な反射材料 18 スリーブすなわちポケット部 19 ねじ 20 取り付けパ
ネル 21 管状のマンドレル 22 ヒンジ 23 薄い可撓性のある部材 25 薄い可撓性
のある部材 27 ねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エル・ドワイト・ギルガー アメリカ合衆国カリフォルニア州90275, ランチョ・パロス・ヴァーデス,チャーテ ィ・ドライブ 6907

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 展開可能な反射器であって、 放物線形状の反射面を画定する柔軟な反射材料を備えて
    おり、 前記柔軟な反射材料は、中心開口部を中心にして対称的
    に形成され、環状の外側周縁部を有しており、 前記柔軟な反射材料は、エネルギーを反射するフロント
    サイドと、バックサイドとを有しており、 前記反射器は、また、 前記柔軟な反射材料の前記中心開口部に設けられたハブ
    と、 前記ハブを中心にして一様に分配された、所定の長さを
    有する複数のリブであって、前記所定の長さに沿って放
    物線形状をしているリブと、 前記リブに対応して設けられた複数のひずみエネルギー
    ヒンジ手段とを備えており、 ひずみエネルギーヒンジ手段の各々は、前記複数のリブ
    のうち関連する1つのリブの端を前記ハブに連結して、
    これにより、前記関連するリブを、偏倚させて、前記ハ
    ブの軸線に沿った折り畳まれた位置から、前記ハブから
    径方向外側に伸長する展開位置まで、前記ハブに対して
    枢動させることができ、 また、ひずみエネルギーヒンジ手段の各々は、前記リブ
    を前記展開位置に保持することができ、 前記反射器は、また、複数のリブ固定手段を備えてお
    り、 前記リブ固定手段の各々は、前記複数のリブのうち関連
    する1つのリブを前記反射材料のバックサイドに固定す
    ることができ、 前記リブが前記展開位置に枢動するとき、前記リブは、
    前記リブ固定手段を引いて、前記反射材料をほぼ放物線
    形状に展開して保持できることを特徴とする展開可能な
    反射器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の展開可能な反射器にお
    いて、 前記複数のリブ固定手段の各々は、管状のスリーブを備
    えており、 前記管状のスリーブの各々は、前記複数のリブのうち関
    連する1つのリブの一部を収容しており、 前記管状のスリーブは、前記反射材料のバックサイドに
    取り付けられており、前記中心開口部から、径方向外側
    に向けて前記周縁部に伸長しており、 前記リブが前記展開位置に枢動するとき、前記リブは、
    前記管状のスリーブを横に引いて、前記反射材料をほぼ
    放物線形状に展開させて保持できることを特徴とする展
    開可能な反射器。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の展開可能な反射器にお
    いて、 前記柔軟な反射材料は、金属が被覆されたフィルム材料
    を備えていることを特徴とする展開可能な反射器。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の展開可能な反射器にお
    いて、 前記リブは、グラファイトカーボン材料を備えているこ
    とを特徴とする展開可能な反射器。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の展開可能な反射器にお
    いて、 前記管状のスリーブは、非導電性の布材料を備えてお
    り、 前記ハブと前記リブとは、非導電性の材料を備えている
    ことを特徴とする展開可能な反射器。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の展開可能な反射器にお
    いて、 前記ひずみエネルギーヒンジは、 第1の所定の長さを有する薄い第1の可撓性部材と、 第1の所定の長さを有する薄い第2の可撓性部材とを備
    えており、 第1の可撓性部材と第2の可撓性部材の各々は、半円よ
    りも小さな弧状に湾曲した断面を画定する横断面を有し
    ており、 第1の可撓性部材と第2の可撓性部材の各々は、湾曲し
    た凹状の内面と、湾曲した凸状の外面とを有しており、 前記ひずみエネルギーヒンジは、また、 前記ハブに連結可能な環状のマンドレルを備えており、 前記環状のマンドレルは、前記第1の所定の長さよりも
    短い第2の所定の長さを有しており、 前記環状のマンドレルは、また、環状の外面を有してお
    り、 前記環状の外面は、前記薄い第1の可撓性部材と第2の
    可撓性部材の凹状の内面に嵌合できる寸法となってお
    り、 前記薄い第1の可撓性部材と第2の可撓性部材は、前記
    環状のマンドレルに対して同軸状に方向決めされてお
    り、 また、前記薄い第1の可撓性部材と第2の可撓性部材
    は、前記環状のマンドレルのうち直径方向に沿って向か
    い合っている部分に取り付けられて、前記マンドレル上
    で対称的に位置決めされており、 前記薄い第1の可撓性部材と第2の可撓性部材の各々の
    端部は、前記環状のマンドレルの上に延びており、これ
    によって、それぞれのリブの端を、前記環状のマンドレ
    ルの端から離間して保持できる把持部を形成しており、 それによって、前記リブの前記折り畳まれた位置への枢
    動により、前記リブの端と前記環状のマンドレルの端と
    の間に設けられた前記薄い第1の可撓性部材と第2の可
    撓性部材の一部が、弾性的に曲がり、これによって、偏
    倚力が発生して、前記リブをそのもとの展開位置に向け
    て枢動できることを特徴とする展開可能な反射器。
  7. 【請求項7】 展開可能な反射器であって、 放物線状の面を画定する、柔軟で無孔の反射金属が被覆
    された薄いフィルム材料を備えており、 前記金属が被覆されたフィルム材料は、中心開口部を中
    心にして対称的に形成され、環状の外側周縁エッジを有
    しており、 前記フィルム材料は、エネルギーを反射するフロントサ
    イドと、バックサイドとを有しており、 前記反射器は、また、 前記中心開口部に設けられたハブと、 前記ハブを中心にして一様に分配された、所定の長さを
    有する複数のリブであって、前記所定の長さに沿って放
    物線形状をし、カーボングラファイト材料を備えたリブ
    と、 前記リブに対応して設けられた複数のひずみエネルギー
    ヒンジ手段とを備えており、 前記ひずみエネルギーヒンジ手段の各々は、前記複数の
    リブのうち関連する1つのリブの端を前記ハブに連結し
    て、これにより、前記関連するリブを、偏倚させて、前
    記ハブの軸線に沿った折り畳まれた位置から、前記ハブ
    から径方向外側に伸長する展開位置まで、前記ハブに対
    して枢動させることができ、 また、前記ひずみエネルギーヒンジ手段の各々は、前記
    リブを前記展開位置に保持することができ、 また、前記反射器は、複数の管状のスリーブを備えてお
    り、 前記管状のスリーブは、薄いフィルム材料を備えてお
    り、 前記管状のスリーブの各々は、前記複数のリブのうち関
    連する1つのリブを収容することができ、 前記管状のスリーブは、前記フィルム材料のバックサイ
    ドに取り付けられており、前記中心開口部から前記周縁
    部に径方向外側に伸長しており、 前記リブが前記展開位置に枢動するとき、前記リブは、
    前記管状のスリーブを横に引いて、前記材料をほぼ放物
    線形状に展開して保持することができ、 前記ひずみエネルギーヒンジ手段の各々は、 第1の所定の長さを有する薄い第1の可撓性部材と、 第1の所定の長さを有する薄い第2の可撓性部材とを備
    えており、 第1の可撓性部材と第2の可撓性部材の各々は、半円よ
    りも小さな弧状に湾曲した断面を画定する横断面を有し
    ており、 第1の可撓性部材と第2の可撓性部材の各々は、湾曲し
    た凹状の内面と、湾曲した凸状の外面とを有しており、 また、前記ひずみエネルギーヒンジ手段の各々は、 前記ハブに連結可能な環状のマンドレルを備えており、 前記環状のマンドレルは、前記第1の所定の長さよりも
    短い第2の所定の長さを有しており、 前記環状のマンドレルは、また、環状の外面を有してお
    り、 前記環状の外面は、前記薄い第1の可撓性部材と第2の
    可撓性部材の凹状の内面に嵌合できる寸法となってお
    り、 前記薄い第1の可撓性部材と第2の可撓性部材は、前記
    環状のマンドレルに対して同軸状に方向決めされてお
    り、 また、前記薄い第1の可撓性部材と第2の可撓性部材
    は、前記環状のマンドレルのうち直径方向に沿って向か
    い合っている部分に取り付けられて、前記マンドレル上
    で対称的に位置決めされており、 前記薄い第1の可撓性部材と第2の可撓性部材の各々の
    端部は、前記環状のマンドレルの上に延びており、これ
    によって、それぞれのリブの端を、前記環状のマンドレ
    ルの端から離間して保持できる把持部を形成しており、 それによって、前記リブの前記折り畳まれた位置への枢
    動により、前記リブの端と前記環状のマンドレルの端と
    の間に設けられた前記薄い第1の可撓性部材と第2の可
    撓性部材の一部が、弾性的に曲がり、これによって、偏
    倚力が発生して、前記リブをそのもとの展開位置に向け
    て枢動できることを特徴とする展開可能な反射器。
  8. 【請求項8】 展開可能な反射器であって、 金属が被覆されたマイラー材料からなる、柔軟で無孔の
    反射用の薄膜を備えており、 前記薄膜は放物線状の面を画定しており、 前記薄膜は、環状の中心開口部を中心にして対称的に形
    成され、環状の外側周縁エッジを有しており、 前記薄膜材料は、エネルギーを反射するフロントサイド
    と、バックサイドとを有しており、 前記反射器は、また、 前記中心開口部内に設けられたハブと、 前記ハブを中心にして一様に分配された、所定の長さを
    有する複数のリブであって、前記所定の長さに沿って放
    物線形状をし、カーボングラファイト材料を備えたリブ
    と、 前記リブに対応して設けられた複数のひずみエネルギー
    ヒンジ手段とを備えており、 前記ひずみエネルギーヒンジ手段の各々は、前記複数の
    リブのうち関連する1つのリブの端を前記ハブに連結し
    て、これにより、前記関連するリブを、偏倚させて、前
    記ハブの軸線に沿った折り畳まれた位置から、前記ハブ
    から径方向外側に伸長する展開位置まで、前記ハブに対
    して枢動させることができ、 また、前記ひずみエネルギーヒンジ手段の各々は、前記
    リブを前記展開位置に保持することができ、 前記ひずみエネルギーヒンジ手段は、さらに、 第1の所定の長さを有する、積層体構造からなる薄い第
    1の可撓性部材と、 第1の所定の長さを有する、積層体構造からなる薄い第
    2の可撓性部材とを備えており、 前記第1の可撓性部材と第2の可撓性部材の各々は、半
    円よりも小さな弧状に湾曲した断面を画定する横断面を
    有しており、 第1の可撓性部材と第2の可撓性部材の各々は、湾曲し
    た凹状の内面と、湾曲した凸状の外面とを有しており、 また、前記ひずみエネルギーヒンジ手段は、 前記ハブに連結可能な環状のマンドレルを備えており、 前記環状のマンドレルは、前記第1の所定の長さよりも
    短い第2の所定の長さを有しており、 前記環状のマンドレルは、また、環状の外面を有してお
    り、 前記環状の外面は、前記積層体構造からなる薄い第1の
    可撓性部材と第2の可撓性部材の凹状の内面に嵌合でき
    る寸法となっており、 前記積層体構造からなる薄い第1の可撓性部材と第2の
    可撓性部材は、前記環状のマンドレルに対して同軸状に
    方向決めされており、 また、前記積層体構造からなる薄い第1の可撓性部材と
    第2の可撓性部材は、前記環状のマンドレルのうち直径
    方向に沿って向かい合っている部分に取り付けられて、
    前記マンドレル上で対称的に位置決めされており、 前記積層体構造からなる薄い第1の可撓性部材と第2の
    可撓性部材の各々の端部は、前記環状のマンドレルの一
    部の上に延びており、これによって、それぞれのリブの
    端を、前記環状のマンドレルの端から離間して保持でき
    る把持部を形成しており、 それによって、前記リブの前記折り畳まれた位置への枢
    動により、前記リブの端と前記環状のマンドレルの端と
    の間に設けられた前記積層体構造からなる薄い第1の可
    撓性部材と第2の可撓性部材の一部が、弾性的に曲が
    り、これによって、偏倚力が発生して、前記リブをその
    もとの展開位置に向けて枢動でき、 また、複数の管状のスリーブを備え、 前記管状のスリーブは、金属が被覆されたマイラー材料
    を備えており、 前記管状のスリーブの各々は、前記複数のリブのうち関
    連する1つのリブの一部を収容することができ、 管状のポケット部が、前記材料のバックサイドに取り付
    けられており、前記中心開口部から前記周縁部に径方向
    外側に伸長しており、 前記リブが前記展開位置に枢動するとき、前記リブは、
    前記管状のスリーブを横に引いて、前記材料をほぼ放物
    線形状に展開して保持することができ、 さらに、前記複数のスリーブの各々に協働する複数のね
    じを備えており、 前記複数のねじは、協働するスリーブを通って、当該協
    働するスリーブ内に配置されたリブ内に伸長し、これに
    よって、前記リブを前記スリーブに強固に固定できるこ
    とを特徴とする展開可能な反射器。
  9. 【請求項9】 Pバンドアンテナ用の反射器であって、 放物線形状の反射面を画定する柔軟な反射材料を備えて
    おり、 前記柔軟な反射材料は、中心開口部を中心にして対称的
    に形成され、環状の外側周縁部を有しており、 前記柔軟な反射材料は、エネルギーを反射するフロント
    サイドと、バックサイドとを有しており、 前記反射器は、また、 前記柔軟な反射材料の前記中心開口部に設けられたハブ
    と、 前記ハブを中心にして一様に分配された、所定の長さを
    有する複数のリブであって、前記所定の長さに沿って放
    物線形状をしているリブと、 前記リブに対応して設けられた複数のひずみエネルギー
    ヒンジ手段とを備えており、 前記ひずみエネルギーヒンジ手段の各々は、前記複数の
    リブのうち関連する1つのリブの端を前記ハブに連結し
    て、これにより、前記関連するリブを、偏倚させて、前
    記ハブの軸線に沿った折り畳まれた位置から、前記ハブ
    から径方向外側に伸長する展開位置まで、前記ハブに対
    して枢動させることができ、 また、ひずみエネルギーヒンジ手段の各々は、前記リブ
    を前記展開位置に保持することができ、 前記反射器は、また、複数のリブ固定手段を備えてお
    り、 前記リブ固定手段の各々は、前記複数のリブのうち関連
    する1つのリブを前記反射材料のバックサイドに固定す
    ることができ、 前記リブが前記展開位置に枢動するとき、前記リブは、
    前記リブ固定手段を引いて、前記反射材料をほぼ放物線
    形状に展開して保持できることを特徴とするPバンドア
    ンテナ用の反射器。
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