JP2000031171A - ペースト塗布方法及び装置 - Google Patents
ペースト塗布方法及び装置Info
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- H01L24/741—Apparatus for manufacturing means for bonding, e.g. connectors
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Abstract
し、電子部品のボンディング時におけるペーストの異常
なはみ出しを防止すること。 【解決手段】 ペースト塗布方法において、基板1に対
する塗布ノズル18の相対移動速度の増減に応じて該塗
布ノズル18からのペーストの吐出量を増減するもの。
Description
面にペーストを塗布する、ペースト塗布方法及び装置に
関する。
ーストを塗布するペースト塗布方法として、特開平4-10
5332号公報に記載の如く、塗布ノズルと基板とを該基板
上の塗布領域に沿う描画線上を相対移動させながら、塗
布ノズルが吐出するペーストを該塗布領域に塗布するも
のがある。
を備え、それらのリード2に囲まれる広い塗布領域にペ
ースト3を塗布し、このペースト3上にペレット4を搭
載し、ペレット4の電極4Aとリード2とをワイヤ5に
より接続する状態を示すものである。尚、基板1の各リ
ード2に対応する部分には電気接続端子挿入のためのコ
ンタクトホール1Aが設けられている。
は、塗布ノズルによるペーストの塗布動作時に、塗布ノ
ズルからのペーストの吐出量(単位時間当たり吐出量)
を、塗布ノズルの移動速度の変化に関係なく一定として
いる。
に沿う描画線上を移動しながらペーストを塗布するに際
し、描画線上のコーナー部分や折り返し部分等の、該塗
布ノズルの移動速度が遅くなる部分では、該塗布ノズル
の移動速度が早い部分におけるよりもペースト塗布量が
過多になる。そして、このペースト塗布部にペレットボ
ンディングしたときには、ペレットの周囲から余剰ペー
ストがはみ出るものとなる。
(A)、(B)のAの如くに異常にはみ出ると、はみ出
したペーストに多くの部分を覆われたリードについて
は、後のワイヤボンディング工程でのボンディングスペ
ースが喪失するものとなり、ワイヤボンディングができ
ない不良品となる。図4(A)の2Aはワイヤボンディ
ング不能リードを示す。
ストを均一に塗布し、電子部品のボンディング時におけ
るペーストの異常なはみ出しを防止することにある。
は、塗布ノズルと基板とを該基板上の塗布領域に沿って
相対移動させ、塗布ノズルが吐出するペーストを該塗布
領域に塗布するペースト塗布方法において、前記塗布ノ
ズルの相対移動速度の増減に応じて該塗布ノズルからの
ペーストの吐出量を増減するようにしたものである。
基板とを該基板上の塗布領域に沿って相対移動させ、塗
布ノズルが吐出するペーストを該塗布領域に塗布するペ
ースト塗布装置において、前記塗布ノズルの相対移動速
度を検出する速度検出装置と、上記速度検出装置の検出
結果に基づき、前記塗布ノズルの相対移動速度の増減に
応じて該塗布ノズルからのペーストの吐出量を増減する
制御部とを有してなるようにしたものである。
用がある。 塗布ノズルが基板上の塗布領域に沿う描画線上を移動
しながらペーストを塗布するに際し、描画線上のコーナ
ー部分や折り返し部分等の、該塗布ノズルの移動速度が
遅い領域では、該塗布ノズルの移動速度が早い領域に比
して、ペーストの単位時間当たりの吐出量が少なくなる
ように制御する。従って、基板上の塗布領域に沿う描画
線上でペーストを均一に塗布することができる。
にペレットボンディングしたときに、ペレットの周辺か
らの余剰ペーストのはみ出しを生じない。従って、はみ
出したペーストがリード上を覆うことによる不良品の発
生を回避できる。
式図、図2は第1実施形態を示す模式図、図3は第2実
施形態を示す模式図、図4は基板上の塗布領域に対する
ペーストの塗布状態を示す模式図である。
うペースト塗布位置に設置され、X−Y移動テーブル1
2に支持ブロック13を載架し、支持ブロック13のス
ライドガイド14に昇降ブロック15を支持し、昇降ブ
ロック15のホルダ16にシリンジ17を保持し、シリ
ンジ17に塗布ノズル18を備えている。シリンジ17
にはペーストが収容されるとともに、ガス供給管19が
接続され、ガス供給管19に設けられている調圧器20
により制御された圧力の加圧ガスをシリンジ17のペー
スト上部空間に印加することにより、シリンジ17の塗
布ノズル18からのペーストの吐出圧力、ひいては単位
時間当たりの吐出量を調整可能としている。
ブル12をX方向駆動モータ21とY方向駆動モータ2
2によりX方向とY方向に移動するとともに、昇降ブロ
ック15をZ方向駆動モータ23によりZ方向に移動可
能としている。このとき、昇降ブロック15は、ばね2
4により、昇降ブロック15が備えるカムフォロア25
をモータ23の出力軸に固定のカム26に押付けられて
おり、モータ23により回転せしめられるカム26のカ
ム曲線に応じてZ方向に移動せしめられる。
0は、基板1が搬送レール11上でペースト塗布位置に
位置付けられたとき、Z方向駆動モータ23により昇降
ブロック15を下降して塗布ノズル18を塗布作業レベ
ルに設定するとともに、X方向駆動モータ21とY方向
駆動モータ22によりX−Y移動テーブル12を移動し
て塗布ノズル18を基板1上の塗布領域に沿う所定の描
画線上を移動させながら、調圧器20により制御された
加圧ガスをシリンジ17に印加し、塗布ノズル18から
ペーストを吐出させ、基板1上の塗布領域にペーストを
塗布可能とする。
記憶部31とペースト塗布情報記憶部32とを備え、下
記(1) 〜(3) により、基板1上の塗布領域にペーストを
均一に塗布可能としている。
の品種等に応じ、基板1上の塗布領域において塗布され
るべき描画線パターン、その描画線上の各位置における
塗布ノズル18の移動速度等のノズル移動情報を記憶し
ている。
ル移動情報記憶部31のノズル移動情報に基づいて設定
される塗布ノズル18の各移動位置での移動速度に対応
する、塗布ノズル18からのペーストの最適吐出圧力等
のペースト塗布情報を記憶している。つまり、ここでい
うペースト塗布情報とは、ノズルの移動位置とペースト
の最適吐出圧力との対応関係を表わす情報である。
前述の如くにペーストを塗布するに際し、今回の基板1
の品種等に応じ、ノズル移動情報記憶部31に記憶して
あるノズル移動情報(描画線パターン、塗布ノズル18
の移動速度)に従ってX方向駆動モータ21、Y方向駆
動モータ22、Z方向駆動モータ23を制御する。同時
に、制御部30は、ペースト塗布情報記憶部32に記憶
してあるペースト塗布情報(ペースト吐出圧力)に基づ
き、塗布ノズル18の移動位置に応じた吐出圧力で、換
言すれば移動速度に対応する吐出圧力で塗布ノズル18
がペーストを吐出するように調圧器20を制御する。
がある。 塗布ノズル18が基板1上の塗布領域に沿う描画線上
を移動しながらペーストを塗布するに際し、描画線上の
コーナー部分や折り返し部分等の、該塗布ノズル18の
移動速度が遅い領域では、該塗布ノズル18の移動速度
が早い領域に比して、ペーストの単位時間当たりの吐出
量が少なくなるように制御する。従って、基板1上の塗
布領域に沿う描画線上でペーストを均一に塗布すること
ができる。
部にペレットボンディングしたときに、ペレットの周辺
からの余剰ペーストの異常なはみ出しを生じない。従っ
て、はみ出したペーストがリード上を覆うことによる不
良品の発生を回避できる。
が、ノズル移動情報記憶部31とペースト塗布情報記憶
部32とX方向速度検出装置33とY方向速度検出装置
34とを用い、下記(1) 〜(4) により、基板1上の塗布
領域にペーストを均一に塗布可能としたことにある。
の品種等に応じ、基板1上の塗布領域において塗布され
るべき描画線パターン、その描画線上の各位置における
塗布ノズル18の移動速度等のノズル移動情報を記憶し
ている。
ノズル18の各移動速度に対応する、塗布ノズル18か
らのペーストの最適吐出圧力等の対応関係を表わすペー
スト塗布情報を記憶している。このとき、ペースト塗布
情報記憶部32は、塗布ノズル18の移動速度の増減に
応じ、塗布ノズル18からのペーストの吐出量を増減す
るように、その吐出圧力を増減するようにしている。
検出装置34はそれぞれ、X方向駆動モータ21、Y方
向駆動モータ22の駆動による塗布ノズル18の実際の
X方向移動速度とY方向移動速度を検出する。
ペーストを塗布するに際し、今回の基板1の品種等に応
じ、ノズル移動情報記憶部31に記憶してあるノズル移
動情報(描画線パターン、塗布ノズル18の移動速度)
に従ってX方向駆動モータ21、Y方向駆動モータ2
2、Z方向駆動モータ23を制御する。同時に、制御部
30は、X方向速度検出装置33、Y方向速度検出装置
34が検出した塗布ノズル18の実際のX方向移動速度
とY方向移動速度を得て塗布ノズル18の実際の移動速
度を演算するとともに、この移動速度に対応する最適吐
出圧力をペースト塗布情報記憶部32のペースト塗布情
報(ペースト吐出圧力)から求め、この吐出圧力で塗布
ノズル18がペーストを吐出するように調圧器20を制
御する。
検出装置34は、例えばX方向駆動モータ21とY方向
駆動モータ22のエンコーダから出力される単位時間当
たりのパルス数に基づいてX方向移動速度とY方向移動
速度を検出できる。X方向駆動モータ21とY方向駆動
モータ22が同時に駆動している場合には、それらによ
るX方向移動速度とY方向移動速度の合成移動速度を演
算により求める。
域にペーストを均一に塗布し、ペレットのボンディング
時におけるペーストの異常なはみ出しを防止できる。
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
発明の実施において、基板はリードフレームを含むもの
を意味する。また、基板上にペーストを介して搭載され
るペレットは、半導体に限らず、他の電子部品であって
も良い。
からのペーストの吐出量の制御は、シリンジ17に印加
されるガス圧力の調整によるペーストの吐出圧力の調整
によるものに限らず、塗布ノズル18の開度(開口面
積)の調整等、他の手段によるものであっても良い。
布装置は 1本の塗布ノズルだけを具備するものでなく、
複数本の塗布ノズルを具備し、それら複数本の塗布ノズ
ルにより単一の塗布領域にペーストを塗布可能とするも
のであっても良い。
塗布領域にペーストを均一に塗布し、電子部品のボンデ
ィング時におけるペーストの異常なはみ出しを防止する
ことができる。
布状態を示す模式図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 塗布ノズルと基板とを該基板上の塗布領
域に沿って相対移動させ、塗布ノズルが吐出するペース
トを該塗布領域に塗布するペースト塗布方法において、 前記塗布ノズルの相対移動速度の増減に応じて該塗布ノ
ズルからのペーストの吐出量を増減することを特徴とす
るペースト塗布方法。 - 【請求項2】 塗布ノズルと基板とを該基板上の塗布領
域に沿って相対移動させ、塗布ノズルが吐出するペース
トを該塗布領域に塗布するペースト塗布装置において、 前記塗布ノズルの相対移動速度を検出する速度検出装置
と、 上記速度検出装置の検出結果に基づき、前記塗布ノズル
の相対移動速度の増減に応じて該塗布ノズルからのペー
ストの吐出量を増減する制御部とを有してなることを特
徴とするペースト塗布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21476998A JP4010659B2 (ja) | 1998-07-15 | 1998-07-15 | ペースト塗布方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21476998A JP4010659B2 (ja) | 1998-07-15 | 1998-07-15 | ペースト塗布方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000031171A true JP2000031171A (ja) | 2000-01-28 |
JP4010659B2 JP4010659B2 (ja) | 2007-11-21 |
Family
ID=16661241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21476998A Expired - Fee Related JP4010659B2 (ja) | 1998-07-15 | 1998-07-15 | ペースト塗布方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4010659B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002033340A (ja) * | 2000-07-18 | 2002-01-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ボンディングペーストの塗布装置および塗布方法 |
JP2006294950A (ja) * | 2005-04-13 | 2006-10-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | チップのボンディング装置およびボンディング方法 |
JP2009148732A (ja) * | 2007-12-21 | 2009-07-09 | Hitachi Plant Technologies Ltd | ペースト塗布機とその塗布方法 |
CN107159999A (zh) * | 2017-06-22 | 2017-09-15 | 珠海市运泰利自动化设备有限公司 | Smt用瓶装锡膏自动存储机 |
-
1998
- 1998-07-15 JP JP21476998A patent/JP4010659B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2006294950A (ja) * | 2005-04-13 | 2006-10-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | チップのボンディング装置およびボンディング方法 |
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