JP2000029845A - 情報処理装置、情報処理システム、及び記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、及び記憶媒体

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JP2000029845A
JP2000029845A JP10195606A JP19560698A JP2000029845A JP 2000029845 A JP2000029845 A JP 2000029845A JP 10195606 A JP10195606 A JP 10195606A JP 19560698 A JP19560698 A JP 19560698A JP 2000029845 A JP2000029845 A JP 2000029845A
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JP10195606A
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Keiichi Takashima
敬一 高島
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セキュリティを必要とするデータに対して、
該データの項目情報ごとに操作種別に応じたセキュリテ
ィを自動的に施した出力用データで出力する情報処理シ
ステムを提供する。 【解決手段】 端末装置100(又は200)にて、デ
ータを出力(表示出力や印刷出力等)するための操作が
なされると、端末装置(サーバ)300において、端末
装置100に対する操作毎のアクセス権情報、端末装置
100の操作者に対する操作毎のアクセス権情報、及び
データの各項目情報に対するセキュリティレベル情報に
基づいて、管理しているデータから出力用のデータが生
成される。端末装置100では、この出力用のデータで
出力がなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、個人デー
タのようなセキュリティを必要とする情報を出力(画面
表示、印刷出力、保存、送信等)するようになされた情
報処理装置、情報処理システム、及びそれを実施するた
めの処理ステップをコンピュータが読出可能に格納した
記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より例えば、パーソナルコンピュー
タ(パソコン)等の端末装置にて個人データを管理し、
これを画面表示する場合、このための操作を行う人の認
証を所謂ログインによって行い、個人データの画面表示
が行える操作やデータを制限することで、個人データの
セキュリティをかけていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、個人専用の部
屋や個人の自宅等に設置されている端末装置にて、個人
データの画面表示を行うための操作を行う場合には、そ
の操作により画面表示されている個人データが、不特定
多数の人の目に触れることはない。しかしながら、公共
の場所に設置されている端末装置にて、個人データの画
面表示を行うための操作を行う場合には、その操作を行
う人の意に反して、全ての個人データが画面表示され、
不特定多数の人の目に触れる可能性がある。これは、そ
の個人データが重要であればあるほど不都合である。
【0004】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、操作者の操作に従ったデータ出
力を行う情報処理装置、情報処理システム、及びそれを
実施するための処理ステップをコンピュータが読出可能
に格納した記憶媒体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
第1の発明は、所定情報の出力を指示するための操作が
行われる操作手段と、上記操作に対するアクセス権情
報、及び上記所定情報に対するセキュリティレベル情報
を記憶する記憶手段と、上記記憶手段の各情報に基づい
て上記所定情報から出力用情報を生成する生成手段と、
上記生成手段で生成された出力用情報を出力する出力手
段とを備えることを特徴とする。
【0006】第2の発明は、上記第1の発明において、
上記記憶手段は、上記操作手段での操作に対する第1の
アクセス権情報、及び上記操作手段の操作者の操作に対
する第2のアクセス権情報を含む上記アクセス権情報を
記憶することを特徴とする。
【0007】第3の発明は、上記第1の発明において、
上記記憶手段は、複数の項目情報から構成される上記所
定情報に対して、項目情報毎の上記セキュリティレベル
情報を記憶することを特徴とする。
【0008】第4の発明は、上記第1の発明において、
上記出力手段は、出力形態が異なる複数の出力手段を含
み、上記操作手段は、上記複数の出力手段の何れかを実
行するための操作が行われ、上記記憶手段は、上記複数
の出力手段に対応した各操作に対して、操作毎の上記ア
クセス権情報を記憶し、上記生成手段は、上記操作手段
で行われた操作に対応する上記記憶手段の各情報に基づ
いて、上記所定情報から出力用情報を生成することを特
徴とする。
【0009】第5の発明は、上記第4の発明において、
上記複数の出力手段は、少なくとも表示出力を行う手段
及び印刷出力を行う手段の何れかを含むことを特徴とす
る。
【0010】第6の発明は、上記第1の発明において、
上記所定情報は、セキュリティを必要とするデータであ
ることを特徴とする。
【0011】第7の発明は、システム全体及び所定情報
を管理する第1の端末装置と、該所定情報の出力が可能
な第2の端末装置との少なくとも2つの端末装置が接続
されてなる情報処理システムであって、上記第1の端末
装置は、上記第2の端末装置での操作者の操作に従った
出力用情報を上記所定情報から生成して上記第2の端末
装置に送信し、上記第2の端末装置は、上記第1の端末
装置から送信されてきた出力用情報を、上記操作者の操
作により指示された出力形態で出力することを特徴とす
る。
【0012】第8の発明は、上記第7の発明において、
上記出力形態は、少なくとも表示出力及び印刷出力の何
れかの形態を含むことを特徴とする。
【0013】第9の発明は、上記第7の発明において、
上記所定情報は、セキュリティを必要とするデータであ
ることを特徴とする。
【0014】第10の発明は、上記第7の発明におい
て、上記第2の端末装置は、本システムに対する操作者
の認証を上記第1の端末装置に依頼するログイン手段
と、上記第1の端末装置で上記操作者が認証されたか否
かを判定する認証判定手段と、上記認証判定処理手段で
の判定結果に基づいて、本端末装置に対する操作毎のア
クセス権情報を上記第1の端末装置に送信する端末アク
セス権送信手段と、上記操作者から出力形態の指示のた
めの各操作が行われる操作手段と、上記操作手段での操
作の種類を判別する操作判別手段と、上記操作判別手段
での判別結果を上記第1の端末装置に送信すると共に、
本端末装置で出力する出力用情報を上記第1の端末装置
に要求する情報送信要求手段と、上記情報送信要求手段
により上記第1の端末装置から送信されてきた上記出力
用情報を、上記操作者の操作により指示された出力形態
で出力する出力手段とを含むことを特徴とする。
【0015】第11の発明は、上記第7の発明におい
て、上記第1の端末装置は、上記第2の端末装置で行わ
れた操作の種類に対応する上記第2の端末装置のアクセ
ス権情報と、該操作の種類に対応する上記第2の端末装
置の操作者のアクセス権情報との組み合わせによる新た
なアクセス権情報を得るアクセス権取得手段と、複数の
項目情報から構成される上記所定情報に対する項目情報
毎のセキュリティレベル情報を得るセキュリティレベル
取得手段と、管理している所定情報の中から上記第2の
端末装置の操作者に対応する所定情報を得る所定情報取
得手段と、上記アクセス権取得手段で得られたアクセス
権情報、及びセキュリティレベル取得手段で得られたセ
キュリティレベル情報に基づいて、上記所定情報取得手
段で得られた所定情報の各項目情報に対して情報置換処
理を行う情報置換手段と、上記情報置換手段で情報置換
処理が行われた上記所定情報を出力用情報として上記第
2の端末装置に送信する出力情報送信手段とを含むこと
を特徴とする。
【0016】第12の発明は、上記第11の発明におい
て、上記情報置換処理は、項目情報内容をダミーデータ
に置換する処理であることを特徴とする。
【0017】第13の発明は、システム全体及び所定情
報を管理する第1の端末装置における該所定情報を、第
2の端末装置で出力するための処理ステップをコンピュ
ータが読出可能に格納した記憶媒体であって、該処理ス
テップは、上記第1の端末装置にて、上記第2の端末装
置での操作者の操作に従った出力用情報を上記所定情報
から作成して上記第2の端末装置に送信する第1の処理
ステップと、上記第2の端末装置にて、上記第1の端末
装置から送信されてきた出力用情報を、上記操作者の操
作により指示された出力形態で出力する第2の処理ステ
ップとを含むことを特徴とする。
【0018】第14の発明は、上記第13の発明におい
て、上記出力形態は、少なくとも表示出力及び印刷出力
の何れかの形態を含むことを特徴とする。
【0019】第15の発明は、上記第13の発明におい
て、上記所定情報は、セキュリティを必要とするデータ
であることを特徴とする。
【0020】第16の発明は、上記第13の発明におい
て、上記第2の処理ステップは、上記第2の端末装置の
操作者の認証を上記第1の端末装置に依頼するログイン
処理ステップと、上記第1の端末装置で上記操作者が認
証されたか否かを判定する認証判定処理ステップと、上
記認証判定処理ステップでの判定結果に基づいて、上記
第2の端末装置に対する操作毎のアクセス権情報を上記
第1の端末装置に送信する端末アクセス権送信処理ステ
ップと、上記第2の端末装置で行われた出力形態の指示
のための操作の種類を判別する操作判別処理ステップ
と、上記操作判別処理ステップでの判別結果を上記第1
の端末装置に送信すると共に、上記第2の端末装置で出
力する出力用情報を上記第1の端末装置に要求する情報
送信要求処理ステップと、上記情報送信要求処理ステッ
プにより上記第1の端末装置から送信されてきた上記出
力用情報を、上記操作者の操作により指示された出力形
態で出力する出力処理ステップとを含むことを特徴とす
る。
【0021】第17の発明は、上記第13の発明におい
て、上記第1の処理ステップは、上記第2の端末装置で
行われた操作の種類に対応する上記第2の端末装置のア
クセス権情報と、該操作の種類に対応する上記第2の端
末装置の操作者のアクセス権情報との組み合わせによる
新たなアクセス権情報を得るアクセス権取得処理ステッ
プと、複数の項目情報から構成される上記所定情報に対
する項目情報毎のセキュリティレベル情報を得るセキュ
リティレベル取得処理ステップと、上記第1の端末装置
で管理している所定情報の中から上記第2の端末装置の
操作者に対応する所定情報を得る所定情報取得処理ステ
ップと、上記アクセス権取得処理ステップにより得られ
たアクセス権情報、及びセキュリティレベル取得処理ス
テップにより得られたセキュリティレベル情報に基づい
て、上記所定情報取得処理ステップにより得られた所定
情報の各項目情報に対して情報置換処理を行う情報置換
処理ステップと、上記情報置換処理ステップにより情報
置換処理が行われた上記所定情報を出力用情報として上
記第2の端末装置に送信する出力情報送信処理ステップ
とを含むことを特徴とする。
【0022】第18の発明は、上記第17の発明におい
て、上記情報置換処理ステップは、上記アクセス権取得
処理ステップにより得られたアクセス権情報、及びセキ
ュリティレベル取得処理ステップにより得られたセキュ
リティレベル情報に基づいて、上記所定情報の各項目情
報のなかでセキュリティが必要である項目情報を判別す
る判別処理ステップと、上記判別処理ステップによりセ
キュリティが必要であると判別された項目情報の内容を
ダミーデータに置換する置換処理ステップとを含むこと
を特徴とする。
【0023】第19の発明は、上記第18の発明におい
て、上記判別処理ステップは、判別対象の項目情報に対
応するセキュリティレベル情報と、上記アクセス権情報
とを比較することで、該項目情報がセキュリティが必要
である情報かを判別するステップを含むことを特徴とす
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0025】本発明は、例えば、図1に示すようなセキ
ュリティデータ処理システムに適用される。本システム
は、上記図1に示すように、インターネット等の通信ネ
ットワークを介して、サーバネットワークシステム(以
下、単に「サーバ」と言う)300と、複数の端末装置
(ここでは、2つの端末装置100、200とする)と
が互いに接続された構成としている。ここでは、本シス
テムを、各端末装置100及び200が必要に応じて、
様々な商品の購入依頼のためのデータ(氏名、住所、電
話番号、日付、購入希望の品物、その数、金額等のデー
タ)をサーバ300に送信して登録することで、希望す
る商品の購入をサーバ300に依頼することが可能な、
所謂リモートショッピングシステムとする。このため、
サーバ300は情報センタ(商品の販売及び顧客管理等
を行うセンタ)に設置され、端末装置100は自宅に設
置され、端末装置200はコンビニエンスストアに設置
されているものとする。
【0026】端末装置100は、図2に示すように、C
PU等からなる中央処理部101と、これに接続された
記憶部102、キーボード等の操作部103、表示出力
部104、印刷出力部105、ネットワーク接続部10
6、及び外部補助記憶部107とを備えている。
【0027】中央処理部101は、装置全体の動作制御
を行い、これに必要な処理プログラムや各種情報等は、
記憶部102に記憶されている。また、記憶部102
は、各種動作が行われる上で発生した情報を記憶した
り、中央処理部101の作業用メモリとしても使用され
る。操作部103は、操作者により、商品購入依頼のた
めの各種情報等の入力や、装置の各種動作を指示するた
めの操作がなされる。操作部103の操作状態は、中央
処理部101で認識される。したがって、中央処理部1
01は、操作部103の操作状態によっても、装置全体
の動作制御を行う。表示出力部104は、中央処理部1
01からの制御に従って与えられたデータを画面表示
し、印刷出力部105も同様に、中央処理部101から
の制御に従って与えられたデータを印刷出力する。ネッ
トワーク接続部106は、通信ネットワークを介してサ
ーバ300や他の端末装置とデータ通信するためのもの
である。尚、ネットワーク接続部106を介してデータ
通信を行った結果情報である通信ログ(送信ログを含
む)は、中央処理部101で処理されて、記憶部102
に一旦保存される。外部補助記憶部107は、中央処理
部101からの制御に従って与えられたデータ、例え
ば、記憶部102に記憶されたデータをリムーバブル記
憶媒体に保存する。
【0028】一方、端末装置200は、図3に示すよう
に、CPU等からなる中央処理部201と、これに接続
された記憶部202、キーボード等の操作部203、表
示出力部204、印刷出力部205、及びネットワーク
接続部206とを備えている。また、端末装置200
は、コンビニエンスストアに設置されるものであるた
め、上記の構成に加えて、中央処理部201に接続され
た入金口207を備えている。尚、上記図3の中央処理
部201、記憶部202、操作部203、表示出力部2
04、印刷出力部205、及びネットワーク接続部20
6の各々については、上記図2の中央処理部101、記
憶部102、操作部103、表示出力部104、印刷出
力部105、及びネットワーク接続部106と同様の構
成としているため、その詳細な説明は省略する。
【0029】ここで、端末装置100及び200は各
々、次のような「追加」、「表示」、「印刷」、「保
存」、及び「送信」の各機能を有しており、操作者が操
作部103で各機能に対応した所定の操作を行うことで
実行される。「追加」機能は、サーバ300に対して新
たな購入依頼(新規購入依頼)を行う機能である。「表
示」機能は、サーバ300に対して過去に行った購入依
頼(過去購入依頼)のデータを画面表示する機能であ
る。「印刷」機能は、サーバ300に対して行った過去
購入依頼のデータを印刷出力する機能である。「保存」
機能は、サーバ300に対して行った過去購入依頼のデ
ータをフロッピーディスク等のメディアに保存する機能
である。「送信」機能は、サーバ300に対して行った
過去購入依頼のデータを通信ネットワークを介して、F
AXや電子メール等により特定の場所に送信する機能で
ある。
【0030】そこで、端末装置100及び200では、
上記の各機能を実行するための操作毎に、アクセス権
が”0”〜”3”の4段階で設定されている。これらの
アクセス権の数値は、該数値が大きいほど、その操作に
対しての権限が大きいことを示す。
【0031】具体的には、上記図1に示すように、自宅
に設置されている端末装置100では、「追加」が”
0”に設定されている。これは、サーバ300に購入依
頼した商品の代金の支払いができないためである(入金
口が設けられていないため)。また、他の「表示」、
「印刷」、「保存」、及び「送信」については各々、”
3”が設定されている。これは、本装置は自宅に設置さ
れているため、画面表示等を行ったデータを不特定多数
の人に見られる心配がなく、また、データをメディアに
保存するための外部補助記憶部207が設けられてお
り、さらに、送信ログが保存されるためである。
【0032】また、コンビニエンスストアに設置されて
いる端末装置200では、「追加」が”3”に設定され
ている。これは、本装置には入金口207が設けられお
り、サーバ300に購入依頼した商品の代金の支払いが
できるためである。また、「表示」及び「印刷」が各
々”2”に設定されている。これは、本装置はコンビニ
エンスストアに設置されているため、画面表示等を行っ
たデータを、多数の従業員や顧客等、不特定多数の人に
見られる可能性があるためである。また、「保存」が”
0”に設定されている。これは、本装置には外部補助記
憶部が設けられていないためである。また、「送信」
が”3”に設定されている。これは、送信ログが保存さ
れるためである。
【0033】上述のような操作毎のアクセス権の設定
は、例えば、端末装置100、200の操作者が、操作
部103、203により予め行えることができるように
なされている。すなわち、各端末装置100、200の
操作者は、操作部103、203により、「追加」、
「表示」、「印刷」、「保存」、及び「送信」の各機能
を実行するための操作毎のアクセス権の数値を入力す
る。この入力情報はアクセス権リストとして、中央処理
部101、201に供給され、記憶部102、202に
記憶される。
【0034】一方、サーバ300は、図3に示すよう
に、CPU等からなる中央処理部301と、これに接続
された記憶部302、ネットワーク接続部303、及び
データベース304とを備えている。
【0035】中央処理部301は、サーバ全体の動作制
御を行い、これに必要な処理プログラムや各種情報等
は、記憶部302に記憶されている。また、記憶部30
2は、各種動作が行われる上で発生した情報を記憶した
り、中央処理部301の作業用メモリとしても使用され
る。ネットワーク接続部303は、通信ネットワークを
介して端末装置100及び200とデータ通信するため
のものである。データベース304は、中央処理部30
1からの制御に従って与えられたデータ、例えば、通信
ネットワークを介して送信されてきた端末装置100及
び200からの各種データや、中央処理部301で生成
されたデータを保存する。
【0036】ここで、サーバ300においては、本シス
テムの加入者(会員)に対して、端末装置で行える操作
(上記の各機能を実行するための操作)毎にアクセス権
が”0”〜”3”の4段階で設定されている。例えば、
図5に示すように、全ての操作が制限なく行える正会員
Aに対しては、「追加」、「表示」、「印刷」、「保
存」、及び「送信」の全てが”3”に設定されており、
新規購入依頼のための操作(「追加」機能実行の操作)
と過去の購入依頼のデータの一部を参照するための操作
(「表示」機能実行の操作)できる準会員Bに対して
は、「追加」が”3”に設定され、「表示」が”2”に
設定された、他は全て”0”に設定されている。このよ
うなアクセス権の設定の情報は、アクセス権リストとし
て予めデータベース304に格納されている。
【0037】また、サーバ300では、図6に示すよう
に、購入依頼のデータを、「氏名」(購入依頼した会員
の氏名)、「住所」(その会員の住所)、「電話」(そ
の会員の電話番号)、「日付」(購入依頼した日付)、
「品物」(その会員が購入希望した品物)、「数」(そ
の品物の数)、及び「金額」(その品物の代金)の各項
目データで構成し、これらの各項目の秘密性の度合いに
よって、端末装置100及び200で画面表示等の出力
を行うために最低必要なアクセス権(セキュリティレベ
ル)が設定されている。ここでは、「氏名」が”1”、
「住所」及び「電話」が各々”3”、「日付」及び「品
物」が各々”2”、「数」及び「金額」が各々”3”に
設定されている。このセキュリティレベルの設定の情報
についても、予めデータベース304に格納されてい
る。
【0038】さらに、データベース304には、各会員
の情報、例えば、各会員の氏名、住所、及び電話番号の
情報が予め格納されている。
【0039】上述のように、本システムでは、端末装置
100及び200とその操作者(会員)に対して、操作
毎のアクセス権を設定し、また、購入依頼のデータの各
項目毎にセキュリティレベルを設定する。そして、本シ
ステムは、これらの設定に従って動作することになる。
これが本システムの最も特徴とする構成である。これを
実施するためのサーバ300、端末装置100及び20
0が有する機能は、図7〜図9のように示される。すな
わち、上記図7は、端末装置100及び200の中央処
理部101及び201が有する最も特徴とする機能をフ
ローチャートで示したものであり、上記図8及び図9
は、サーバ300の中央処理部301が有する最も特徴
とする機能をフローチャートで示したものである。以
下、これらの図を用いて本システムの動作について説明
する。
【0040】まず、端末装置100及び200の動作に
ついて説明する。尚、端末装置100と端末装置200
は各々同様に動作するため、ここでは説明の簡単のため
に、端末装置100の動作について説明する。
【0041】上記図7に示すように、先ず、ある操作者
により操作部103が操作され、ログインのためのコマ
ンドが入力されると、この入力情報は、中央処理部10
1に供給される。中央処理部101は、入力された情報
(ログイン情報)をネットワーク接続部106を介し
てサーバ300に送信する(ステップS101)。これ
に対する応答(ログイン認証結果)’がサーバ300
から送られてくると、中央処理部101は、そのログイ
ン認証結果が”OK”であるか否か(ログインが認証さ
れたか否か)を判別する(ステップS102)。この判
別の結果が”OK”である場合に、以降の動作が行わ
れ、そうでない場合には本動作終了となる。
【0042】ステップS102にてログインが認証され
ると、次に、中央処理部101は、記憶部102に記憶
されているアクセス権リストを読み出して、それをネ
ットワーク接続部10を介してサーバ300に送信する
(ステップS103)。
【0043】次に、中央処理部103は、操作部103
からの操作待ち状態となり、操作者がある機能(「追
加」、「表示」、「印刷」、「保存」、及び「送信」の
何れか)を実行するための操作がなされると(ステップ
S104)、その操作に対応する機能が何の機能である
かを判別し(ステップS105)、その判別結果に従っ
た処理を行う。
【0044】すなわち、その操作が本動作を終了するた
めの操作であった場合は、本動作終了となる。
【0045】また、「追加」機能を実行するための操作
であった場合には、中央処理部101は、「追加」機能
を実行し(ステップS106:追加処理)、その後、ス
テップS104に戻り、操作待ち状態となる。
【0046】また、「追加」以外の機能(「表示」、
「印刷」、「保存」、及び「送信」の何れかの出力機
能)を実行するための操作であった場合には、中央処理
部101は、その操作に対応する機能の情報(操作種別
情報)と共に、出力データ送信指示情報を、ネットワ
ーク接続部10を介してサーバ300に送信する(ステ
ップS103)。これによりサーバ300から出力デー
タ’が送られてくると、中央処理部101は、その出
力データを、ステップS104での操作に対応した機能
により、表示出力部104で画面表示、或いは印刷出力
部105で印刷出力、或いは外部補助記憶部107でメ
ディアに保存、或いはネットワーク接続部106でFA
Xや電子メール送信する(ステップS108:出力処
理)。その後、ステップS104に戻り、操作待ち状態
となる。
【0047】上述のような端末装置100及び200の
動作に対して、サーバ300は、次のように動作する。
【0048】上記図8に示すように、先ず、端末装置1
00(200)からログイン入力情報が送られてくる
と、中央処理部301は、そのログイン入力情報によ
り、認証すべきログインが入力されたか否かを判別し、
その判別結果をログイン認証結果’として、インター
ネット接続部303を介して端末装置100(200)
に送信する。そして、中央処理部301は、認証すべき
ログインが入力された場合に、そのログインに対応する
操作者のユーザ情報(氏名、住所、電話番号)と、アク
セス権リストとを、データベース304から読み出して
記憶部302に記憶する(ステップS201)。尚、こ
こで記憶されるアクセス権リスト、すなわちサーバ30
0で記憶している操作者のアクセス権リストを、「アク
セス権リストS」とする。
【0049】次に、端末装置100(200)からアク
セス権リストが送られてくると、中央処理部301
は、それを記憶部302に記憶する(ステップS20
2)。尚、ここで記憶されるアクセス権リスト、すなわ
ち端末装置100(200)でのアクセス権リストを、
「アクセス権リストU」とする。
【0050】次に、端末装置100(200)から出力
データ送信指示情報及び操作種別情報が送られてくる
と、中央処理部301は、記憶部302に記憶したアク
セス権リストSと、アクセス権リストUと、操作種別情
報との組み合わせに基づいて、必要となる出力データ
’を生成し、これをインターネット接続部303を介
して端末装置100(200)に送信する(ステップS
203〜S210)。この処理について、以下、具体的
に説明する。
【0051】先ず、操作種別情報に対するアクセス権リ
ストSのアクセス権と、それに対するアクセス権リスト
Uのアクセス権とを比較して、小さい数値を有するアク
セス権を”L”とする(ステップS203)。例えば、
上記図1に示したアクセス権リスト(U)を有する端末
装置100にて、上記図5に示したアクセス権リスト
(S)を有する操作者Bにより、「印刷」機能を実行す
るための操作がなされた場合、アクセス権リストSのア
クセス権の値は”0”、アクセス権リストUのアクセス
権の値は”3”となり、したがって、”L=0”とな
る。また、上記図1に示したアクセス権リスト(U)を
有する端末装置200にて、上記図5に示したアクセス
権リスト(S)を有する操作者Aにより、「表示」機能
を実行するための操作がなされた場合、アクセス権リス
トSのアクセス権の値は”3”、アクセス権リストUの
アクセス権の値は”2”となり、したがって、”L=
2”となる。このようにして得られた”L”の値が、現
在の操作者と端末装置と操作の組み合わせによるアクセ
ス権であり、この値以上のアクセス権(上記図6に示し
たようなセキュリティレベル)が必要なデータ項目の出
力はできないようになされている。
【0052】次に、中央処理部301は、データベース
304に格納されている購入依頼データの各項目のセキ
ュリティレベルを読み出して記憶部302に記憶する
(ステップS204)。これは、上述のように、ステッ
プS203で得られた”L”よりも大きいアクセス権が
設定されている項目のデータは、端末装置100(20
0)で出力されないようにするためである。
【0053】次に、中央処理部301は、ステップS2
01にて記憶部302に記憶されたユーザ情報を含む購
入依頼データを検索するように、データベース304を
制御する(ステップS205)。これにより、中央処理
部301には、データベース304から検索結果である
購入依頼データが1件づつ供給されることになる。
【0054】次に、中央処理部301は、データベース
304から全ての購入依頼データが供給されたか否か
(検索が完了したか否か)を判別する(ステップS20
6)。
【0055】ステップS206の判別の結果、検索が完
了していない場合、中央処理部301は、データベース
304からの購入依頼データを記憶部302に順次記憶
する(ステップS207)。このとき、記憶部302へ
の購入依頼データの記憶は、これまでに記憶されている
購入依頼データに追加するかたちで記憶する。また、必
要であれば、詳細は後述するが、追加した購入依頼デー
タの各項目をダミーデータに置き換える(ステップS2
08)。その後、再度ステップS206に戻り、検索が
完了するまで以降の処理を繰り返し行う。
【0056】ステップS206の判別の結果、検索が完
了した場合、中央処理部301は、記憶部302に記憶
した全ての購入依頼データを、操作者の操作に対応した
出力フォーマットに従ってレイアウトすることで出力デ
ータ’を生成し(ステップS209)、それをネット
ワーク接続部303を介して端末装置100(200)
に送信する(ステップS210)。
【0057】上述のステップS208(データの置き換
え)の詳細について上記図9を用いて説明する。
【0058】記憶部302には、ステップS204によ
りセキュリティレベルが記憶され、ステップS207に
より購入依頼データが記憶されている。そこで、先ず、
記憶部302から、購入依頼データの最初の項目データ
(ここでは「氏名」のデータ)を読み出す(ステップS
301)。
【0059】次に、購入依頼データの項目が有りか否
か、すなわち全ての項目についての処理が終了したか否
かを判別する(ステップS302)。この判別の結果、
処理終了であるならば、本処理終了となり、上記図8の
ステップS206にリターンする。
【0060】処理終了でない場合、対象項目データに対
応するセキュリティレベルを記憶部302から読み出
し、そのセキュリティレベルの値と、ステップS203
で得た”L”の値とを比較し(ステップS303)、”
L”より大きいセキュリティレベルの値である場合は、
対象項目データをダミーデータに置き換えて、記憶部3
02に記憶する(ステップS304)。そうでない場合
には、そのまま次の処理に進む。
【0061】このようにして1つの項目データに対する
処理が終了すると、記憶部302から、次の項目データ
を読み出し(ステップ305)、ステップS302に戻
り、以降の処理を繰り返し行う。
【0062】したがって、例えば、各項目のセキュリテ
ィレベルが上記図6に示したようなレベルであり、”L
=2”であり、購入依頼データが図10(a)に示すよ
うなデータであった場合、「住所」、「電話」、
「数」、及び「金額」が”L”の値より大きな値となる
ため、上記図10(b)に示すように、これらの項目デ
ータについてはダミーデータ(”***”)に置き換え
られて記憶部302に記憶される。そして、このような
データが、端末装置100(200)に送信され、画面
表示や印刷出力、或いは保存や送信等、出力処理される
ことになる。
【0063】上述のように、本実施の形態では、端末装
置100(200)において、画面表示や印刷出力等の
出力を実行するための操作がなされたときには、サーバ
300において、その操作している操作者に対して設定
された操作毎のアクセス権と、その端末装置に対して設
定された操作毎のアクセス権と、及び購入依頼データの
各項目に対して設定されたセキュリティレベルとの組み
合わせの結果得られる、出力のための操作に対応するア
クセス権に従って、端末装置100(200)で出力を
許されるデータのみを、端末装置100(200)で出
力可能なようにした。このように構成したことにより、
購入依頼データの各項目毎に操作に応じたセキュリティ
が自動的に施されることになり、コンビニエンスストア
に設置されている端末装置200において、購入依頼デ
ータを画面表示する場合でも、従来のように、その操作
を行う人の意に反して、全ての項目の購入依頼データが
画面表示され、他の従業員や顧客等、不特定多数の人の
目に触れる、ということを防ぐことができる。
【0064】尚、本実施の形態では、「氏名」や「住
所」等の文字列からなる購入依頼データに対してセキュ
リティを自動的に施す構成としたが、これに限らず、例
えば、セキュリティを施す対象データを、ビットマップ
からなるデータとし、これに必要に応じて網掛けビット
マップデータに置き換える処理を行うようにしてもよ
い。すなわち、本発明は、マルチメディアデータに対し
ても同様に、セキュリティを施した出力が可能となる。
【0065】また、本発明の目的は、上述した実施の形
態のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェアのプ
ログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは
装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ
(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読みだして実行することによっても、達成
されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から
読み出されたプログラムコード自体が実施の形態の機能
を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶し
た記憶媒体は本発明を構成することとなる。
【0066】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、ROM、フロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、C
D−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用い
ることができる。
【0067】また、コンピュータが読みだしたプログラ
ムコードを実行することにより、実施の形態の機能が実
現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基
づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処
理の一部又は全部を行い、その処理によって実施の形態
の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。
【0068】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された拡張機能ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、
その処理によって実施の形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、所定情
報の出力が可能な端末装置にて、所定情報を出力するた
めの操作がなされると、その操作に従った出力用情報を
所定情報から作成するようにする。このように構成した
ことにより、公共の場所に設置されている端末装置に
て、所定情報の出力の操作を行うような場合でも、その
まま所定情報が全て出力されることはなく、その端末装
置と操作者のアクセス権によって、所定情報の項目情報
ごとに、操作種別に応じたセキュリティを自動的に施し
た出力用情報で出力することができる。
【0070】例えば、個人データのようなセキュリティ
を必要とするデータ(所定情報)を表示出力するための
操作がなされると、端末装置に対する操作毎のアクセス
権情報のうち表示出力の操作に対応するアクセス権情
報、及び操作者に対する操作毎のアクセス権情報のうち
表示出力の操作に対応するアクセス権情報から新たなア
クセス権情報を取得する。具体的には、これら2つのア
クセス権情報のうち低いレベルのアクセス権情報を、新
たなアクセス権情報とする。そして、管理されているデ
ータの中から、操作者に対応するデータを検索し、該デ
ータの項目情報全てについて、新たなアクセス権情報
と、対象項目情報のセキュリティレベル情報とを比較す
る等をして、対象項目情報は隠す必要のある情報(セキ
ュリティを要する情報)であるかを判別し、そうである
場合には、その対象項目情報の内容をダミーデータに置
換する。このような置換処理が全ての項目情報になされ
たデータを出力用データとする。これにより、端末装置
にて表示出力するための操作がなされても、そのままデ
ータが全て表示されることはなく、端末装置に対しての
該操作アクセス権、操作者に対しての該操作のアクセス
権、及びデータの各項目情報各々の秘密性等の度合いに
よって与えられているセキュリティレベルによって、表
示出力するレベルに達しない項目情報については、ダミ
ーデータで出力されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したセキュリティデータ処理シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】上記セキュリティデータ処理システムの端末装
置(自宅側)の内部構成を示すブロック図である。
【図3】上記セキュリティデータ処理システムの端末装
置(コンビニエンスストア側)の内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】上記セキュリティデータ処理システムのサーバ
の内部構成を示すブロック図である。
【図5】上記セキュリティデータ処理システムの参加者
に対して設定されている操作毎のアクセス権を説明する
ための図である。
【図6】購入依頼データの各項目に対して設定されてい
るアクセス権を説明するための図である。
【図7】上記端末装置が有する機能を説明するためのフ
ローチャートである。
【図8】上記サーバが有する機能を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図9】上記サーバが有する機能のうちの検索データ置
き換えを具体的に説明するためのフローチャートであ
る。
【図10】上記検索データ置き換えにより得られるデー
タ内容を説明するための図である。
【符号の説明】
100 端末装置(自宅側) 101 中央処理部 102 記憶部 103 操作部(キーボード) 104 表示出力部 105 印刷出力部 106 ネットワーク接続部 107 外部補助記憶部 200 端末装置(コンビニエンスストア側) 201 中央処理部 202 記憶部 203 操作部(キーボード) 204 表示出力部 205 印刷出力部 206 ネットワーク接続部 207 入金口 300 サーバ 301 中央処理部 302 記憶部 303 ネットワーク接続部 304 データベース

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定情報の出力を指示するための操作が
    行われる操作手段と、 上記操作に対するアクセス権情報、及び上記所定情報に
    対するセキュリティレベル情報を記憶する記憶手段と、 上記記憶手段の各情報に基づいて上記所定情報から出力
    用情報を生成する生成手段と、 上記生成手段で生成された出力用情報を出力する出力手
    段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 上記記憶手段は、上記操作手段での操作
    に対する第1のアクセス権情報、及び上記操作手段の操
    作者の操作に対する第2のアクセス権情報を含む上記ア
    クセス権情報を記憶することを特徴とする請求項1記載
    の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 上記記憶手段は、複数の項目情報から構
    成される上記所定情報に対して、項目情報毎の上記セキ
    ュリティレベル情報を記憶することを特徴とする請求項
    1記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 上記出力手段は、出力形態が異なる複数
    の出力手段を含み、 上記操作手段は、上記複数の出力手段の何れかを実行す
    るための操作が行われ、 上記記憶手段は、上記複数の出力手段に対応した各操作
    に対して、操作毎の上記アクセス権情報を記憶し、 上記生成手段は、上記操作手段で行われた操作に対応す
    る上記記憶手段の各情報に基づいて、上記所定情報から
    出力用情報を生成することを特徴とする請求項1記載の
    情報処理装置。
  5. 【請求項5】 上記複数の出力手段は、少なくとも表示
    出力を行う手段及び印刷出力を行う手段の何れかを含む
    ことを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 上記所定情報は、セキュリティを必要と
    するデータであることを特徴とする請求項1記載の情報
    処理装置。
  7. 【請求項7】 システム全体及び所定情報を管理する第
    1の端末装置と、該所定情報の出力が可能な第2の端末
    装置との少なくとも2つの端末装置が接続されてなる情
    報処理システムであって、 上記第1の端末装置は、上記第2の端末装置での操作者
    の操作に従った出力用情報を上記所定情報から生成して
    上記第2の端末装置に送信し、 上記第2の端末装置は、上記第1の端末装置から送信さ
    れてきた出力用情報を、上記操作者の操作により指示さ
    れた出力形態で出力することを特徴とする情報処理シス
    テム。
  8. 【請求項8】 上記出力形態は、少なくとも表示出力及
    び印刷出力の何れかの形態を含むことを特徴とする請求
    項7記載の情報処理システム。
  9. 【請求項9】 上記所定情報は、セキュリティを必要と
    するデータであることを特徴とする請求項7記載の情報
    処理システム。
  10. 【請求項10】 上記第2の端末装置は、 本システムに対する操作者の認証を上記第1の端末装置
    に依頼するログイン手段と、 上記第1の端末装置で上記操作者が認証されたか否かを
    判定する認証判定手段と、 上記認証判定処理手段での判定結果に基づいて、本端末
    装置に対する操作毎のアクセス権情報を上記第1の端末
    装置に送信する端末アクセス権送信手段と、 上記操作者から出力形態の指示のための各操作が行われ
    る操作手段と、 上記操作手段での操作の種類を判別する操作判別手段
    と、 上記操作判別手段での判別結果を上記第1の端末装置に
    送信すると共に、本端末装置で出力する出力用情報を上
    記第1の端末装置に要求する情報送信要求手段と、 上記情報送信要求手段により上記第1の端末装置から送
    信されてきた上記出力用情報を、上記操作者の操作によ
    り指示された出力形態で出力する出力手段とを含むこと
    を特徴とする請求項7記載の情報処理システム。
  11. 【請求項11】 上記第1の端末装置は、 上記第2の端末装置で行われた操作の種類に対応する上
    記第2の端末装置のアクセス権情報と、該操作の種類に
    対応する上記第2の端末装置の操作者のアクセス権情報
    との組み合わせによる新たなアクセス権情報を得るアク
    セス権取得手段と、 複数の項目情報から構成される上記所定情報に対する項
    目情報毎のセキュリティレベル情報を得るセキュリティ
    レベル取得手段と、 管理している所定情報の中から上記第2の端末装置の操
    作者に対応する所定情報を得る所定情報取得手段と、 上記アクセス権取得手段で得られたアクセス権情報、及
    びセキュリティレベル取得手段で得られたセキュリティ
    レベル情報に基づいて、上記所定情報取得手段で得られ
    た所定情報の各項目情報に対して情報置換処理を行う情
    報置換手段と、 上記情報置換手段で情報置換処理が行われた上記所定情
    報を出力用情報として上記第2の端末装置に送信する出
    力情報送信手段とを含むことを特徴とする請求項7記載
    の情報処理システム。
  12. 【請求項12】 上記情報置換処理は、項目情報内容を
    ダミーデータに置換する処理であることを特徴とする請
    求項11記載の情報処理システム。
  13. 【請求項13】 システム全体及び所定情報を管理する
    第1の端末装置における該所定情報を、第2の端末装置
    で出力するための処理ステップをコンピュータが読出可
    能に格納した記憶媒体であって、該処理ステップは、 上記第1の端末装置にて、上記第2の端末装置での操作
    者の操作に従った出力用情報を上記所定情報から作成し
    て上記第2の端末装置に送信する第1の処理ステップ
    と、 上記第2の端末装置にて、上記第1の端末装置から送信
    されてきた出力用情報を、上記操作者の操作により指示
    された出力形態で出力する第2の処理ステップとを含む
    ことを特徴とする記憶媒体。
  14. 【請求項14】 上記出力形態は、少なくとも表示出力
    及び印刷出力の何れかの形態を含むことを特徴とする請
    求項13記載の記憶媒体。
  15. 【請求項15】 上記所定情報は、セキュリティを必要
    とするデータであることを特徴とする請求項13記載の
    記憶媒体。
  16. 【請求項16】 上記第2の処理ステップは、 上記第2の端末装置の操作者の認証を上記第1の端末装
    置に依頼するログイン処理ステップと、 上記第1の端末装置で上記操作者が認証されたか否かを
    判定する認証判定処理ステップと、 上記認証判定処理ステップでの判定結果に基づいて、上
    記第2の端末装置に対する操作毎のアクセス権情報を上
    記第1の端末装置に送信する端末アクセス権送信処理ス
    テップと、 上記第2の端末装置で行われた出力形態の指示のための
    操作の種類を判別する操作判別処理ステップと、 上記操作判別処理ステップでの判別結果を上記第1の端
    末装置に送信すると共に、上記第2の端末装置で出力す
    る出力用情報を上記第1の端末装置に要求する情報送信
    要求処理ステップと、 上記情報送信要求処理ステップにより上記第1の端末装
    置から送信されてきた上記出力用情報を、上記操作者の
    操作により指示された出力形態で出力する出力処理ステ
    ップとを含むことを特徴とする請求項13記載の記憶媒
    体。
  17. 【請求項17】 上記第1の処理ステップは、 上記第2の端末装置で行われた操作の種類に対応する上
    記第2の端末装置のアクセス権情報と、該操作の種類に
    対応する上記第2の端末装置の操作者のアクセス権情報
    との組み合わせによる新たなアクセス権情報を得るアク
    セス権取得処理ステップと、 複数の項目情報から構成される上記所定情報に対する項
    目情報毎のセキュリティレベル情報を得るセキュリティ
    レベル取得処理ステップと、 上記第1の端末装置で管理している所定情報の中から上
    記第2の端末装置の操作者に対応する所定情報を得る所
    定情報取得処理ステップと、 上記アクセス権取得処理ステップにより得られたアクセ
    ス権情報、及びセキュリティレベル取得処理ステップに
    より得られたセキュリティレベル情報に基づいて、上記
    所定情報取得処理ステップにより得られた所定情報の各
    項目情報に対して情報置換処理を行う情報置換処理ステ
    ップと、 上記情報置換処理ステップにより情報置換処理が行われ
    た上記所定情報を出力用情報として上記第2の端末装置
    に送信する出力情報送信処理ステップとを含むことを特
    徴とする請求項13記載の記憶媒体。
  18. 【請求項18】 上記情報置換処理ステップは、 上記アクセス権取得処理ステップにより得られたアクセ
    ス権情報、及びセキュリティレベル取得処理ステップに
    より得られたセキュリティレベル情報に基づいて、上記
    所定情報の各項目情報のなかでセキュリティが必要であ
    る項目情報を判別する判別処理ステップと、 上記判別処理ステップによりセキュリティが必要である
    と判別された項目情報の内容をダミーデータに置換する
    置換処理ステップとを含むことを特徴とする請求項17
    記載の記憶媒体。
  19. 【請求項19】 上記判別処理ステップは、判別対象の
    項目情報に対応するセキュリティレベル情報と、上記ア
    クセス権情報とを比較することで、該項目情報がセキュ
    リティが必要である情報かを判別するステップを含むこ
    とを特徴とする請求項18記載の記憶媒体。
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