JP5991143B2 - 情報処理装置、システム及び情報登録方法 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、システム及び情報登録方法に関する。
例えば正規なアクセス者によるアクセス要求であるか否かを認証することを目的としたアクセス制御システムは従来から知られている(例えば特許文献1参照)。
従来のアクセス制御システムでは、サービスセンタが、管理者から受け付けたアクセス許可者アドレス、リソース識別子および有効条件を鍵によって含んだアクセスURLを生成する。そして、サービスセンタはアクセス者からアクセスURLを用いたアクセス要求を受け付けると、アクセスURLに含まれる有効条件を満たすことを条件に、同じくアクセスURLに含まれるアクセス許可者アドレス宛にパスワードを通知する。
サービスセンタはアクセス者からパスワードの入力を受け付け、アクセス者から受け付けたパスワードが先にアクセス許可者アドレス宛に通知したパスワードに対応することを条件に、アクセスURLに含まれるリソース識別子で特定されるリソースについてアクセスを許可していた。
近年、オフィス内ネットワーク等のプライベートなネットワーク上のサーバを利用することなく、クラウドサービスに代表されるようなパブリックなネットワーク上のサーバを利用する利用形態が普及している。
今後、このような利用形態におけるグローバルなサービス展開を効率よく行うことが重要である。従来、複合機などの機器と絡めたサービスは、機器の販売時に契約されることが多かった。なお、機器を販売する販社などは、サービスを導入するまでフォローすることが一般的であった。しかし、機器の売り方、サービスを導入するまでフォロー手順は国や地域(極)ごとに異なっていた。したがって、従来はグローバルなサービス展開を効率よく行うことが難しかった。
本発明の実施の形態は、上記の点に鑑みなされたもので、サービス展開を効率よく行うことができる情報処理装置、システム及び情報登録方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本願請求項1は、ネットワークを介して接続される機器にサービスを提供する情報処理装置であって、少なくとも組織識別情報、組織登録用認証情報及びユーザのアドレス情報を含む初期登録依頼を受け付ける第一の受付手段と、前記初期登録依頼に含まれる前記組織識別情報及び前記組織登録用認証情報が正しいときに、登録依頼画面へ接続する為の接続情報を、前記ユーザのアドレス情報を用いて前記ユーザに通知する接続情報通知手段と、前記接続情報を用いた前記登録依頼画面への接続を受け、前記接続情報が正しいときに、少なくとも組織識別情報、組織登録用認証情報及びユーザ情報を含む組織登録依頼を受け付ける第二の受付手段と、前記組織登録依頼に含まれる前記組織識別情報及び前記組織登録用認証情報が正しいときに、前記組織登録依頼に含まれる前記組織識別情報及び前記ユーザ情報を用いて組織管理情報及びユーザ管理情報を登録する登録手段とを有することを特徴とする。
本発明の実施の形態によれば、サービス展開を効率よく行うことができる。
本実施形態に係るシステムの一例の構成図である。 本実施形態に係るコンピュータシステムの一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係る端末装置の一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係るサービス提供システムの一例の処理ブロック図である。 組織管理情報の一例の構成図である。 ユーザ管理情報の一例の構成図である。 ライセンス管理情報の一例の構成図である。 本実施形態に係るポータルサービスアプリの一例の処理ブロック図である。 URL情報の一例の構成図である。 本実施形態に係るシステムの処理手順の一例を表したフローチャートである。 本実施形態に係るシステムの処理手順の一例を表したシーケンス図(1/4)である。 トップ画面の一例のイメージ図である。 利用規約画面の一例のイメージ図である。 初期登録画面の一例のイメージ図である。 初期登録確認画面の一例のイメージ図である。 本実施形態に係るシステムの処理手順の一例を表したシーケンス図(2/4)である。 メール送信確認画面の一例のイメージ図である。 本実施形態に係るシステムの処理手順の一例を表したシーケンス図(3/4)である。 組織登録画面の一例のイメージ図である。 組織登録確認画面の一例のイメージ図である。 本実施形態に係るシステムの処理手順の一例を表したシーケンス図(4/4)である。 組織登録完了画面の一例のイメージ図である。
次に、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は本実施形態に係るシステムの一例の構成図である。図1のシステム1はオフィス内ネットワーク等のプライベートなネットワークN1と、クラウドサービスに代表されるようなパブリックなネットワークN2と、インターネットなどのネットワークN3とを有する。
ネットワークN1とネットワークN3とはネットワークN1側のファイアウォールFWによって接続されている。ファイアウォールFWはネットワークN1とネットワークN3との接点に設置され、ネットワークN1からネットワークN3へのアクセスを中継する。
また、ネットワークN2とネットワークN3とは、ネットワークN2側のアクセス制御装置21によって接続されている。ネットワークN2はアクセス制御装置21によってセキュリティが保護されている。
ネットワークN1は、ファイアウォールFWの内側にあるプライベートなネットワークである。ネットワークN1にはクライアント端末11、携帯端末12、複合機などの画像形成装置14、プロジェクタ15、電子黒板等のその他の機器16が接続されている。
クライアント端末11は端末装置の一例である。クライアント端末11は一般的なOSなどが搭載された情報処理装置(コンピュータシステム)によって実現できる。クライアント端末11は無線による通信の手段または有線による通信の手段を有する。クライアント端末11は、タブレットPC、ノートPCなど、ユーザが操作可能な端末である。
携帯端末12は端末装置の一例である。携帯端末12は、無線による通信の手段または有線による通信の手段を有している。携帯端末12は、スマートフォンや携帯電話、タブレットPC、ノートPCなど、ユーザが携帯可能な端末である。
画像形成装置14は複合機などの画像形成機能を有する装置である。画像形成装置14は無線による通信の手段または有線による通信の手段を有する。画像形成装置14は複合機、コピー機、スキャナ、プリンタ、レーザプリンタなど、画像形成に係る処理を行う装置である。プロジェクタ15は画像を投影する装置である。プロジェクタ15は無線による通信の手段または有線による通信の手段を有する。
図1では、一例としてクライアント端末11、携帯端末12、画像形成装置14、プロジェクタ15、その他の機器16がそれぞれ一台である例を示しているが複数台であってもよい。
ネットワークN2は、アクセス制御装置21によってインターネット等のネットワークN3に接続されている。ネットワークN2には、アクセス制御装置21、プリントサービス提供装置22、スキャンサービス提供装置23、ポータルサービス提供装置24、他サービス提供装置25が接続されている。図1のシステム1は、アクセス制御装置21、プリントサービス提供装置22、スキャンサービス提供装置23、ポータルサービス提供装置24、他サービス提供装置25がサービス提供システムを実現している。
アクセス制御装置21はプリントサービス提供装置22が提供するプリントサービスやスキャンサービス提供装置23が提供するスキャンサービス、ポータルサービス提供装置24が提供するポータルサービスなど、各サービスへのログインを制御する。
アクセス制御装置21、プリントサービス提供装置22、スキャンサービス提供装置23、ポータルサービス提供装置24、他サービス提供装置25は、一台以上の情報処理装置(コンピュータシステム)によって実現される。
なお、図1のシステム1のプリントサービス提供装置22、スキャンサービス提供装置23、ポータルサービス提供装置24、他サービス提供装置25は一台のコンピュータに統合して実現してもよいし、複数のコンピュータに分散して実現してもよい。
また、ネットワークN2側のサービスの一部はネットワークN1にあってもよい。携帯端末12は、オフィス内ネットワーク等のプライベートなネットワークN1以外にあってもよい。図1のシステム1では携帯端末12がネットワークN1と、インターネットなどのネットワークN3とにある例を示している。
<ハードウェア構成>
図1のクライアント端末11、携帯端末12、アクセス制御装置21、プリントサービス提供装置22、スキャンサービス提供装置23、ポータルサービス提供装置24、他サービス提供装置25は、例えば図2に示すハードウェア構成のコンピュータシステムにより実現される。図2は本実施形態に係るコンピュータシステムの一例のハードウェア構成図である。
図2に示したコンピュータシステム500は、入力装置501、表示装置502、外部I/F503、RAM(Random Access Memory)504、ROM(Read Only Memory)505、CPU(Central Processing Unit)506、通信I/F507、及びHDD(Hard Disk Drive)508などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。
入力装置501はキーボードやマウス、タッチパネルなどを含み、ユーザが各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置502はディスプレイなどを含み、コンピュータシステム500による処理結果を表示する。
通信I/F507はコンピュータシステム500をネットワークN1〜N3に接続するインタフェースである。これにより、コンピュータシステム500は通信I/F507を介してデータ通信を行うことができる。
HDD508はプログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラムやデータには、例えばコンピュータシステム500全体を制御する基本ソフトウェアであるOS(Operating System)や、OS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェアなどがある。HDD508は格納しているプログラムやデータを所定のファイルシステム及び/又はDB(データベース)により管理している。
外部I/F503は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体503aなどがある。これにより、コンピュータシステム500は外部I/F503を介して記録媒体503aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体503aにはフレキシブルディスク、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、SDメモリカード(SD Memory card)、USBメモリ(Universal Serial Bus memory)などがある。
ROM505は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM505には、コンピュータシステム500の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM504は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。
CPU506は、ROM505やHDD508などの記憶装置からプログラムやデータをRAM504上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータシステム500全体の制御や機能を実現する演算装置である。
本実施形態に係る図1のクライアント端末11、携帯端末12、アクセス制御装置21、プリントサービス提供装置22、スキャンサービス提供装置23、ポータルサービス提供装置24、他サービス提供装置25はコンピュータシステム500のハードウェア構成により、後述するような各種処理を実現できる。
<ソフトウェア構成>
《端末装置》
本実施形態に係るクライアント端末11、携帯端末12などの端末装置は、例えば図3に示す処理ブロックにより実現される。図3は、本実施形態に係る端末装置の一例の処理ブロック図である。
端末装置30はプログラムを実行することにより、入力受付部31、表示制御部32、メール受信部33を実現している。入力受付部31はタッチパネル接触操作、キーボード入力操作などのユーザ操作による入力を入力装置501から受け付ける。表示制御部32は表示装置502への表示を制御する。メール受信部33は通信I/F507を介してメールを受信する。
《サービス提供システム》
本実施形態に係るサービス提供システムは例えば図4に示す処理ブロックにより実現される。図4は本実施形態に係るサービス提供システムの一例の処理ブロック図である。図4のサービス提供システム50は、プログラムを実行することにより、サービスアプリ51、プラットフォーム52、管理データ記憶部53及びプラットフォームAPI(Application Programming Interface)54を実現している。
図4のサービスアプリ51は、プリントサービスアプリ61、スキャンサービスアプリ62、ポータルサービスアプリ63、1つ以上のその他のサービスアプリ64を一例として有する。プリントサービスアプリ61はプリントサービスを提供するアプリケーションである。スキャンサービスアプリ62はスキャンサービスを提供するアプリケーションである。ポータルサービスアプリ63は後述のポータルサービスを提供するアプリケーションである。また、その他のサービスアプリ64は何らかのサービスを提供するアプリケーションである。
プラットフォームAPI54はプリントサービスアプリ61、スキャンサービスアプリ62、ポータルサービスアプリ63、その他のサービスアプリ64などのサービスアプリ51が、プラットフォーム52を利用するためのインタフェースである。プラットフォームAPI54はサービスアプリ51からの要求をプラットフォーム52が受信するために設けられた予め定義されたインタフェースであり、例えば関数やクラス等により構成される。なお、サービス提供システム50を複数の情報処理装置に分散して構成する場合、プラットフォームAPI54にはネットワーク経由で利用可能な例えばWeb APIを利用できる。
図4のプラットフォーム52は、認証処理部71、機器通信部72、データ処理部73、セッション管理部74、ライセンス管理部75、ライセンス不正防止部76、組織情報管理部77、ユーザ情報管理部78、サービス管理部79、メール送信部80を一例として有する。
認証処理部71はクライアント端末11などのオフィス機器からのログイン要求に基づいて認証を実行する。オフィス機器は、クライアント端末11、携帯端末12、画像形成装置14、プロジェクタ15、その他の機器16などの総称である。
機器通信部72はオフィス機器との通信を実行する。データ処理部73はサービスアプリ51からの要求に基づいてデータ処理を実行する。セッション管理部74はオフィス機器とのセッションを管理する。
ライセンス管理部75はライセンス管理情報を管理する。ライセンス不正防止部76はライセンス管理情報を用いてライセンスの不正使用を防止する。組織情報管理部77は組織管理情報を管理する。ユーザ情報管理部78はユーザ管理情報を管理する。サービス管理部79はサービス管理情報を管理する。メール送信部80はメールを送信する。
管理データ記憶部53は、組織管理情報記憶部91、ユーザ管理情報記憶部92、ライセンス管理情報記憶部93、サービス管理情報記憶部94、データストレージ95を一例として有する。
組織管理情報記憶部91は、後述の組織管理情報を記憶する。ユーザ管理情報記憶部92は、後述のユーザ管理情報を記憶する。ライセンス管理情報記憶部93は、後述のライセンス管理情報を記憶する。サービス管理情報記憶部94は、サービスと国や地域と約款とを紐付けて記憶する。データストレージ95はその他のデータ等を記憶する。
プラットフォーム52は、複数のサービスアプリ51に共通する機能又は複数のサービスアプリ51から利用される基本機能等を含む。本実施形態において、認証処理部71、機器通信部72、データ処理部73、セッション管理部74、ライセンス管理部75、ライセンス不正防止部76、組織情報管理部77、ユーザ情報管理部78、サービス管理部79、メール送信部80等は、プラットフォーム52に属する。プラットフォーム52の各部の機能は、プラットフォームAPI54を介してサービスアプリ51に公開されている。
換言すれば、サービスアプリ51は、プラットフォームAPI54によって公開されている範囲においてこれら各部の機能を利用可能である。なお、図4に示されるように、サービス提供システム50によって提供されるサービスは、クライアント端末11、携帯端末12、画像形成装置14、プロジェクタ15以外に、会議システム、ICレコーダ、デジタルカメラや、その他の機器等に関して実行されてもよい。
また、図4に示される各ソフトウェア及び各記憶部の分類形態は、一例であり、本実施形態を実施するために、サービス提供システム50の各ソフトウェア及び各記憶部が、図4に示されるような階層で分類されていることは必須ではない。すなわち、クライアント端末11、携帯端末12、画像形成装置14、プロジェクタ15などのオフィス機器が、サービスアプリ51と連携可能であれば、サービス提供システム50におけるソフトウェア及び記憶部の階層関係等は、特定のものに限定されない。
図5は組織管理情報の一例の構成図である。図5の組織管理情報はデータ項目として組織ID、組織名、国などを有する。組織IDは、企業、部署などのグループを特定する情報である。組織IDは組織という言語に限定されるものではなく、例えば契約を識別する情報であってもよい。なお、組織IDは一意である。組織名はグループの名称である。国はサービスを利用する国や地域である。
図6はユーザ管理情報の一例の構成図である。図6のユーザ管理情報はデータ項目として組織ID、ユーザID、パスワード、ロール、1つ以上のアドレス情報、姓、名、使用言語などを有する。ユーザ管理情報は組織ID単位で情報を管理する。ユーザID、パスワードはサービス提供システム50側でユーザを特定する情報である。ユーザIDはユーザ名であってもよい。パスワードは必須でない。
さらに、ユーザIDはユーザが所持する電子媒体(例えばICカード)を代わりに用いてもよい。組織IDと対応付けられたユーザID、パスワードは一意であるが、組織IDが異なれば重複していてもよい。ロールはユーザの役割(管理者、利用者)を識別する情報である。アドレス情報はユーザのメールアドレスである。姓及び名はユーザの苗字及び名前である。使用言語はユーザが使用する言語である。
図7はライセンス管理情報の一例の構成図である。図7のライセンス管理情報はデータ項目として組織ID、登録用コード、開始日、1つ以上の契約サービス、アドレス情報、有効/無効などを有する。
組織IDは契約により組織の管理者などに提供される。同様に、登録用コードは契約により組織の管理者などに提供される。登録用コードはポータルサービスに組織を開設(登録)するために必要なコードである。ここで、組織の開設(登録)とは、販社等との契約により入手した組織ID及び登録用コードを用いて後述するように組織情報とユーザ情報とを登録し、管理者などがサービス提供システム50にログイン可能な状態にすることをいう。
開始日は管理者が組織の登録を行った日である。組織ID「1」のレコードは管理者による組織の登録が行われていない例であるため、開始日及び契約サービスが空欄になっている。契約サービスは組織が契約済み且つ有効なサービスを特定する情報である。アドレス情報は組織の管理者のメールアドレスである。有効/無効は、管理者による組織の登録が行われているか(有効)行われていないか(無効)を識別する情報である。
最初、ライセンス管理情報には発行された組織ID及び登録用コードが紐付けられて登録されるが、開始日、契約サービス、アドレス情報との紐付けが行われていない。ライセンス管理部75は、管理者が組織の登録を行う前のライセンス管理情報を参照することにより、発行済みの組織ID及び登録用コードであるか否かを判定できる。
《ポータルサービスアプリ》
ポータルサービスアプリ63は、例えば図8に示す処理ブロックにより実現される。図8は本実施形態に係るポータルサービスアプリの一例の処理ブロック図である。ポータルサービスアプリ63は、コンピュータシステム500を、ポータル処理部101、URL不正防止部102、URL情報記憶部103として機能させる。
ポータル処理部101はポータルサービスに関する処理を行う。なお、ポータル処理部101が行う処理の詳細は後述する。URL不正防止部102は後述のように生成する組織登録用URLをURL情報としてURL情報記憶部103に記憶させる。URL不正防止部102は端末装置30から組織登録用URLへのアクセスがあると、URL情報記憶部103に記憶させたURL情報を用いて後述のように不正をチェックする。URL情報記憶部103は図9のようなURL情報を記憶する。
図9はURL情報の一例の構成図である。図9のURL情報はデータ項目として組織ID、組織登録用URL、有効期限などを有する。組織IDは契約により組織の管理者などに提供された識別情報である。組織登録用URLは管理者が端末装置30から組織登録用ページにアクセスするためのURLである。有効期限は組織登録用URLが有効な時間を表している。図9のURL情報は組織IDと組織登録用URL及び有効期限とを紐付けている。
<処理の詳細>
以下では、本実施形態に係るシステム1の処理の詳細について説明する。ここでは組織が販社等と契約し、組織ID及び登録用コードを入手済みであるとする。組織ID及び登録用コードの入手は郵送、メール、ファクシミリ、手渡し等で行えばよい。図10は本実施形態に係るシステムの処理手順の一例を表したフローチャートである。
管理者は端末装置30から組織の開設(登録)をするサービス提供システム50のサイトにアクセスする。サービス提供システム50のポータルサービスアプリ63のポータル処理部101は端末装置30に初期登録画面の表示を要求する。初期登録画面には組織ID、登録用コード、メールアドレス、国(又は使用言語)を入力する欄が設けられているものとする。
ステップS1において、端末装置30の表示制御部32は初期登録画面を表示装置502に表示する。管理者は端末装置30の入力装置501を操作し、初期登録画面に組織ID、登録用コード、メールアドレス、国を入力する。端末装置30は初期登録画面に入力された組織ID、登録用コード、メールアドレス、国をポータルサービスアプリ63に通知する。
ステップS2において、ポータルサービスアプリ63のポータル処理部101はライセンス管理部75に組織ID及び登録用コードの正当性を確認させる。ライセンス管理部75はライセンス不正防止部76に組織ID及び登録用コードの正当性を確認させる。ライセンス不正防止部76は端末装置30から通知された組織ID及び登録用コードが紐付けられてライセンス管理情報記憶部93に記憶されていなければ、通知された組織ID及び登録用コードが正しくないと判定する。
通知された組織ID及び登録用コードが正しくないと判定されると、ポータル処理部101は端末装置30にエラー表示を要求する。端末装置30の表示制御部32はエラー表示を行い、図10のフローチャートの処理を終了する。
通知された組織ID及び登録用コードが正しいと判定されると、ポータル処理部101はステップS3に進む。ポータル処理部101は、URL不正防止部102に組織登録用URLの生成を依頼する。URL不正防止部102は組織登録用URLを生成し、URL情報記憶部103に記憶させる。
ステップS4に進み、ポータル処理部101はURL不正防止部102から組織登録用URLを受信する。ポータル処理部101はプラットフォーム52のメール送信部80を利用し、ステップS1で端末装置30から通知されたメールアドレス宛に組織登録用URLをメールで通知する。
ステップS1で管理者が入力したメールアドレスが正しければ、端末装置30のメール受信部33はステップS5においてサービス提供システム50からのメールが届く。このように、管理者はステップS1で入力したメールアドレスが正しいとき、ステップS5においてサービス提供システム50からのメールを受信できる。
一方、管理者はステップS1で入力したメールアドレスが正しくないとき、ステップS6以降の処理に進むことができない。このように、サービス提供システム50はステップS6以降の処理を継続するための組織登録用URLを、ステップS1で入力したメールアドレス宛に送信することにより、メールアドレスの入力ミスによって、後述の組織登録完了通知を通知できなくなることを防止している。ユーザはメールアドレスの入力をミスしても、ステップS1から処理をやり直すことができる。
ステップS5においてサービス提供システム50からのメールを受信すると、管理者はステップS6に進み、メールに記載された組織登録用URLにアクセスする。サービス提供システム50のポータル処理部101はURL不正防止部102にアクセスのあったURLの正当性を確認させる。URL不正防止部102は端末装置30からアクセスされたURLがURL情報記憶部103に記憶されていなければ、アクセスされたURLが正しくないと判定する。
アクセスされたURLが正しくないと判定されると、ポータル処理部101は端末装置30にエラー表示を要求する。端末装置30の表示制御部32はエラー表示を行い、図10のフローチャートの処理を終了する。このように、サービス提供システム50は組織登録用URLの正当性を確認することにより、不正なアクセスを防止している。
アクセスされたURLが正しいと判定されると、ポータル処理部101はステップS7に進み、端末装置30に組織登録画面の表示を要求する。端末装置30の表示制御部32は組織登録画面を表示装置502に表示する。管理者は端末装置30の入力装置501を操作し、組織登録画面に登録用コード、組織名、管理者情報(ユーザ情報)を入力する。端末装置30は、組織登録画面に入力された登録用コード、組織名、管理者情報(ユーザ情報)をポータルサービスアプリ63に通知する。
ステップS8において、ポータルサービスアプリ63のポータル処理部101はライセンス管理部75に組織ID及び登録用コードの正当性を確認させる。ライセンス管理部75はライセンス不正防止部76に組織ID及び登録用コードの正当性を確認させる。ライセンス不正防止部76は端末装置30から通知された組織ID及び登録用コードが紐付けられてライセンス管理情報記憶部93に記憶されていなければ、通知された組織ID及び登録用コードが正しくないと判定する。
通知された組織ID及び登録用コードが正しくないと判定されると、ポータル処理部101は端末装置30にエラー表示を要求する。端末装置30の表示制御部32はエラー表示を行い、図10のフローチャートの処理を終了する。このように、サービス提供システム50は組織ID及び登録用コードの正当性を確認することにより、悪意のあるユーザにメールが届いてしまった場合であっても、不正なアクセスを防止できる。
通知された組織ID及び登録用コードが正しいと判定されると、ポータル処理部101はステップS9に進む。ポータル処理部101は、組織登録処理を行い、組織情報管理部77に組織管理情報の登録を要求すると共に、ユーザ情報管理部78にユーザ管理情報の登録を要求する。組織情報管理部77は組織管理情報記憶部91に組織管理情報を記憶させる。また、ユーザ情報管理部78はユーザ管理情報記憶部92にユーザ管理情報を記憶させる。ステップS9までの処理により、管理者はサービス提供システム50のポータルサービスアプリ63にログイン可能となる。
なお、管理者以外の利用者は、サービス提供システム50のポータルサービスアプリ63にログインした管理者によりサービス提供システム50のユーザ管理情報記憶部92に登録された後、サービス提供システム50のポータルサービスアプリ63にログイン可能となる。
以下、図10のフローチャートに示した本実施形態に係るシステム1の処理を、複数枚のシーケンス図に分けて更に詳細に説明する。図11は本実施形態に係るシステムの処理手順の一例を表したシーケンス図(1/4)である。
管理者は組織ID及び登録用コードを入手後、サービス提供システム50のサイトにアクセスする。サービス提供システム50のポータルサービスアプリ63のポータル処理部101は端末装置30にトップ画面1000の表示を要求する。
図12はトップ画面の一例のイメージ図である。トップ画面1000は組織の登録をするサイトへのリンク1001と、ログインをする為に必要な組織ID、ユーザID及びパスワードを入力する入力欄1002と、ログインボタン1003と、を有する。端末装置30の表示制御部32はトップ画面1000を表示装置502に表示する。
管理者は端末装置30の入力装置501を操作し、トップ画面1000の組織の登録をするサイトへのリンク1001をクリック(選択)する。組織の登録をするサイトへのリンク1001をクリックされると、サービス提供システム50のポータルサービスアプリ63のポータル処理部101は端末装置30に利用規約画面1010の表示を要求する。
なお、ユーザ管理情報記憶部92に登録された管理者及び利用者は、ログインをする為に必要な組織ID、ユーザID及びパスワードを入力欄1002に入力してログインボタン1003をクリックすることにより、サービス提供システム50のポータルサービスアプリ63にログインできる。
図13は利用規約画面の一例のイメージ図である。利用規約画面1010はサービスを利用する国・地域を選択するための選択欄1011と、利用規約を表示する利用規約欄1012と、利用規約の同意することを表すチェックボックス1013と、次の画面に進むための次へボタン1014と、を有する。
ステップS11において、端末装置30の表示制御部32は利用規約画面1010を表示装置502に表示する。管理者は端末装置30の入力装置501を操作し、利用規約画面1010の選択欄1011から国・地域(以下、国と呼ぶ)を選択する。ステップS12において、端末装置30は利用規約画面1010から選択された国をポータルサービスアプリ63のポータル処理部101に通知する。
ステップS13において、ポータル処理部101は国を指定し、サービス管理部79に約款の取得を要求する。サービス管理部79はサービス管理情報記憶部94に記憶されているサービス管理情報を参照し、指定された国に紐付く約款を取得する。ステップS14において、ポータル処理部101は指定された国に紐付く約款をサービス管理部79から取得する。
ステップS15において、ポータル処理部101は指定された国に紐付く約款を利用規約欄1012に表示した利用規約画面1010の表示を端末装置30に要求する。端末装置30の表示制御部32は指定された国に紐付く約款を利用規約欄1012に表示した利用規約画面1010を、表示装置502に表示する。ステップS16において、管理者は利用規約欄1012に表示された約款を確認する。
管理者は、利用規約の同意することを表すチェックボックス1013にチェックを入れた後、次の画面に進むための次へボタン1014を押下することで、初期登録画面1020を表示装置502に表示させることができる。図14は初期登録画面の一例のイメージ図である。
初期登録画面1020は組織ID、登録用コード、メールアドレスを入力する入力欄1021と、使用言語を選択するための選択欄1022と、次の画面に進むための次へボタン1023と、を有する。
ステップS17において、端末装置30の表示制御部32は初期登録画面1020を表示装置502に表示する。管理者は端末装置30の入力装置501を操作し、初期登録画面1020の入力欄1021に組織ID、登録用コード、メールアドレスを入力し、選択欄1022から使用言語を選択したあと、次の画面に進むための次へボタン1023を押下する。ステップS18において、端末装置30は初期登録画面1020に入力された組織ID、登録用コード、メールアドレスと、選択された使用言語とをポータルサービスアプリ63のポータル処理部101に通知する。
ステップS19に進み、ポータル処理部101は初期登録確認画面1030の表示を端末装置30に要求する。図15は初期登録確認画面の一例のイメージ図である。初期登録確認画面1030は図14の初期登録画面1020に入力した組織ID及びメールアドレスと、選択した使用言語と、送信ボタン1031と、を有する。
ステップS20において、端末装置30の表示制御部32は初期登録確認画面1030を表示装置502に表示する。管理者は初期登録確認画面1030において、初期登録画面1020に入力した組織ID及びメールアドレスと、選択した使用言語と、を確認したあと、送信ボタン1031を押下する。なお、送信ボタン1031が押下されたあとの処理は図16に示すシーケンス図のようになる。図16は本実施形態に係るシステムの処理手順の一例を表したシーケンス図(2/4)である。
ステップS31に進み、管理者は初期登録確認画面1030において、初期登録画面1020に入力した組織ID及びメールアドレスと、選択した使用言語と、がOKであることを確認したあと、送信ボタン1031を押下する。
送信ボタン1031が押下されると、ステップS32において、端末装置30は初期登録画面1020に入力された組織ID、登録用コード、メールアドレスと、選択された使用言語とをポータルサービスアプリ63のポータル処理部101に通知する。
ステップS33において、ポータルサービスアプリ63のポータル処理部101は端末装置30から通知された組織ID及び登録用コードの正当性の確認をライセンス管理部75に要求する。ステップS34に進み、ライセンス管理部75はライセンス不正防止部76に組織ID及び登録用コードの不正チェックを行わせる。ライセンス不正防止部76は端末装置30から通知された組織ID及び登録用コードが紐付けられて図7に示すようなライセンス管理情報記憶部93に記憶されていれば、端末装置30から通知された組織ID及び登録用コードが正しいと判定する。
ここでは、端末装置30から通知された組織ID及び登録用コードが正しいと判定されたものとして説明を続ける。ステップS35において、ライセンス不正防止部76は組織ID及び登録用コードが正しいことをライセンス管理部75に通知する。ステップS36において、ライセンス管理部75は組織ID及び登録用コードが正しいことをポータル処理部101に通知する。
ステップS37において、ポータル処理部101は端末装置30から通知された組織ID及び国の登録を組織情報管理部77に要求する。組織情報管理部77は端末装置30から通知された組織ID及び国を紐付けて組織管理情報記憶部91に記憶させる。ステップS38において、組織情報管理部77はポータル処理部101にリターンを返す。
ステップS39において、ポータル処理部101は端末装置30から通知された組織ID及びメールアドレスと、任意の仮ユーザIDとの登録をユーザ情報管理部78に要求する。ユーザ情報管理部78は端末装置30から通知された組織ID及びメールアドレスと任意の仮ユーザIDとを紐付けてユーザ管理情報記憶部92に記憶させる。ステップS40において、ユーザ情報管理部78はポータル処理部101にリターンを返す。
ステップS41において、ポータル処理部101はURL不正防止部102に組織登録用URLの生成を依頼する。URL不正防止部102は組織登録用URLを生成し、図9に示すようなURL情報をURL情報記憶部103に記憶させる。ポータル処理部101はステップS42において、URL不正防止部102から組織登録用URLを受信する。
ステップS43に進み、ポータル処理部101は組織登録用URLが記載されたメールを作成し、プラットフォーム52のメール送信部80にメール送信を要求する。ステップS44において、メール送信部80は端末装置30から通知されたメールアドレス宛に組織登録用URLが記載されたメールを送信する。ステップS45において、メール送信部80はポータル処理部101にリターンを返す。ステップS46において、ポータル処理部101は端末装置30にリターンを返す。
そして、端末装置30の表示制御部32はステップS47において、表示装置502にメール送信確認画面1040を表示し、ステップS17で入力されたメールアドレス宛へのメール送信が完了したことを管理者に通知する。
図17はメール送信確認画面の一例のイメージ図である。図17のメール送信確認画面1040は入力されたメールアドレス宛へメールを送信した旨と、受信したメールに記載されている組織登録用URLにアクセスする旨と、が記載されている。管理者がメールに記載されている組織登録用URLにアクセスしたあとの処理は図18に示すシーケンス図のようになる。図18は本実施形態に係るシステムの処理手順の一例を表したシーケンス図(3/4)である。
管理者は端末装置30の入力装置501を操作し、メール受信部33にサービス提供システム50からのメールを受信させる。ステップS51において、管理者は端末装置30の入力装置501を操作し、受信したメールに記載されている組織登録用URLへのアクセスを要求する。なお、受信したメールには組織IDまたは登録用コードの少なくとも一方は記載されていないものとする。ステップS52において、端末装置30はメールに記載された組織登録用URLにアクセスし、組織登録画面1050の表示を要求する。
ステップS53において、サービス提供システム50のポータル処理部101はURL不正防止部102にアクセスのあった組織登録用URLの正当性を確認させる。URL不正防止部102は端末装置30からアクセスされた組織登録用URLがURL情報記憶部103に記憶されていれば、アクセスされたURLが正しいと判定する。ここでは端末装置30からアクセスされた組織登録用URLが、正しいと判定されたものとして説明を続ける。
ステップS54において、URL不正防止部102は端末装置30からアクセスされた組織登録用URLが正しいことをポータル処理部101に通知する。ステップS55において、ポータル処理部101は図19に示すような組織登録画面1050の表示を端末装置30に要求する。ステップS56において、端末装置30の表示制御部32は組織登録画面1050を表示装置502に表示する。
図19は組織登録画面の一例のイメージ図である。組織登録画面1050は組織情報を入力する欄1051と、ユーザ情報を入力する欄1052と、次の画面に進むための次へボタン1053と、を有する。組織情報を入力する欄1051には、組織ID、組織名、登録用コードを入力する欄が含まれる。ユーザ情報を入力する欄1052には、管理者ID(ユーザID)、パスワード、メールアドレス、姓、名、使用言語を入力する欄が含まれる。
なお、組織登録画面1050は管理者が既に入力している組織IDなどを予め入力した状態で表示するようにしてもよい。但し、組織IDまたは登録用コードのうち少なくとも受信したメールに記載されていない情報は未入力の状態で表示し、ユーザに入力させる。組織IDおよび登録用コードの組み合わせは後述するライセンスの不正利用を防止(不正チェック)するのに用いる照合情報であるからである。
ステップS57において、管理者は端末装置30の入力装置501を操作し、組織登録画面1050の組織情報を入力する欄1051とユーザ情報を入力する欄1052とに入力を行った後、次の画面に進むための次へボタン1053を押下する。
ステップS58において、端末装置30は組織登録画面1050の組織情報を入力する欄1051とユーザ情報を入力する欄1052とに入力された情報を、ポータルサービスアプリ63のポータル処理部101に通知する。
ステップS59に進み、ポータル処理部101は組織登録確認画面1060の表示を端末装置30に要求する。ステップS60において、端末装置30の表示制御部32は組織登録確認画面1060を表示装置502に表示する。図20は組織登録確認画面の一例のイメージ図である。組織登録確認画面1060は、組織登録画面1050の組織情報を入力する欄1051と、ユーザ情報を入力する欄1052とに入力された情報と、送信ボタン1061とを有する。
管理者は組織登録確認画面1060において、組織登録画面1050の組織情報を入力する欄1051とユーザ情報を入力する欄1052とに入力した情報を確認したあと、送信ボタン1061を押下する。なお、管理者が組織登録確認画面1060の送信ボタン1061を押下したあとの処理は図21に示すシーケンス図のようになる。図21は本実施形態に係るシステムの処理手順の一例を表したシーケンス図(4/4)である。
ステップS61に進み、管理者は組織登録確認画面1060において、組織登録画面1050の組織情報を入力する欄1051とユーザ情報を入力する欄1052とに入力した情報がOKであることを確認したあと、送信ボタン1061を押下する。
送信ボタン1061が押下されると、ステップS62において、端末装置30は組織登録画面1050に入力された組織ID、組織名、登録用コード、ユーザ情報を入力する欄1052に入力されたユーザ情報(管理者情報)をポータルサービスアプリ63のポータル処理部101に通知して、組織登録依頼を行う。
ステップS63において、ポータルサービスアプリ63のポータル処理部101は端末装置30から通知された組織ID及び登録用コードの正当性の確認をライセンス管理部75に要求する。ステップS64に進み、ライセンス管理部75はライセンス不正防止部76に組織ID及び登録用コードの不正チェックを行わせる。ライセンス不正防止部76は端末装置30から通知された組織ID及び登録用コードが紐付けられて図7に示すようなライセンス管理情報記憶部93に記憶されていれば、端末装置30から通知された組織ID及び登録用コードが正しいと判定する。
ここでは、端末装置30から通知された組織ID及び登録用コードが正しいと判定されたものとして説明を続ける。ステップS65において、ライセンス不正防止部76は組織ID及び登録用コードが正しいことをライセンス管理部75に通知する。ステップS66において、ライセンス管理部75は組織ID及び登録用コードが正しいことをポータル処理部101に通知する。
ステップS67において、ポータル処理部101は端末装置30から通知された組織名の登録を組織情報管理部77に要求する。組織情報管理部77は端末装置30から通知された組織名及び組織IDを紐付けて組織管理情報記憶部91に記憶させる。ステップS68において、組織情報管理部77はポータル処理部101にリターンを返す。
ステップS69において、ポータル処理部101は端末装置30から通知された組織ID及び管理者情報の登録をユーザ情報管理部78に要求する。ユーザ情報管理部78は端末装置30から通知された組織ID及び管理者情報を紐付けてユーザ管理情報記憶部92に記憶させる。ステップS70において、ユーザ情報管理部78はポータル処理部101にリターンを返す。ステップS71において、ポータル処理部101は組織登録完了処理を行う。
ステップS72に進み、ポータル処理部101は組織登録完了通知が記載されたメールを作成し、プラットフォーム52のメール送信部80にメール送信を要求する。ステップS73において、メール送信部80は端末装置30から通知されたメールアドレス宛に組織登録完了通知が記載されたメールを送信する。ステップS74において、メール送信部80はポータル処理部101にリターンを返す。ステップS75において、ポータル処理部101は端末装置30にリターンを返す。
そして、端末装置30の表示制御部32はステップS76において、表示装置502に組織登録完了画面1070を表示し、組織登録が完了したことを管理者に通知する。図22は組織登録完了画面の一例のイメージ図である。図22の組織登録完了画面1070は組織登録が完了し、アカウントが登録された旨が記載されている。
<まとめ>
第1の実施形態に係るシステム1によれば、機器の販売時に販社などが、機器と絡めたサービスの契約を企業などの組織と行うことは継続しつつも、契約後、サービスを導入するまでの手順を共通化し、組織の管理者がサービスの導入をスムーズに済ませることができる。また、第1の実施形態に係るシステム1によれば、組織の管理者がメールアドレスを誤って入力しても、サービスを導入するまでの手順をやり直すことができ、不正なアクセスも防止できる。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
なお、特許請求の範囲に記載した組織識別情報は組織IDに相当し、組織登録用認証情報は登録用コードに相当し、登録依頼画面へ接続する為の接続情報は組織登録用URLに相当し、ユーザ識別情報はユーザIDに相当し、接続用認証情報はパスワードに相当する。また、特許請求の範囲に記載した第一の記憶手段はライセンス管理情報記憶部93に相当し、第二の記憶手段はサービス管理情報記憶部94に相当し、第三の記憶手段はURL情報記憶部103に相当する。
1 システム
11 クライアント端末
12 携帯端末
14 画像形成装置
15 プロジェクタ
16 その他の機器
21 アクセス制御装置
22 プリントサービス提供装置
23 スキャンサービス提供装置
24 ポータルサービス提供装置
25 他サービス提供装置
30 端末装置
31 入力受付部
32 表示制御部
33 メール受信部
50 サービス提供システム
51 サービスアプリ
52 プラットフォーム
53 管理データ記憶部53
54 プラットフォームAPI(Application Programming Interface)
61 プリントサービスアプリ
62 スキャンサービスアプリ
63 ポータルサービスアプリ
64 その他のサービスアプリ
71 認証処理部
72 機器通信部
73 データ処理部
74 セッション管理部
75 ライセンス管理部
76 ライセンス不正防止部
77 組織情報管理部
78 ユーザ情報管理部
79 サービス管理部
80 メール送信部
91 組織管理情報記憶部
92 ユーザ管理情報記憶部
93 ライセンス管理情報記憶部
94 サービス管理情報記憶部
95 データストレージ
101 ポータル処理部
102 URL不正防止部
103 URL情報記憶部
500 コンピュータシステム
501 入力装置
502 表示装置
503 外部I/F
503a 記録媒体
504 RAM
505 ROM
506 CPU
507 通信I/F
508 HDD
FW ファイアウォール
N1〜N3 ネットワーク
特開2006−79598号公報

Claims (9)

  1. ネットワークを介して接続される機器にサービスを提供する情報処理装置であって、
    少なくとも組織識別情報、組織登録用認証情報及びユーザのアドレス情報を含む初期登録依頼を受け付ける第一の受付手段と、
    前記初期登録依頼に含まれる前記組織識別情報及び前記組織登録用認証情報が正しいときに、登録依頼画面へ接続する為の接続情報を、前記ユーザのアドレス情報を用いて前記ユーザに通知する接続情報通知手段と、
    前記接続情報を用いた前記登録依頼画面への接続を受け、前記接続情報が正しいときに、少なくとも組織識別情報、組織登録用認証情報及びユーザ情報を含む組織登録依頼を受け付ける第二の受付手段と、
    前記組織登録依頼に含まれる前記組織識別情報及び前記組織登録用認証情報が正しいときに、前記組織登録依頼に含まれる前記組織識別情報及び前記ユーザ情報を用いて組織管理情報及びユーザ管理情報を登録する登録手段と
    を有する情報処理装置。
  2. 発行済みの前記組織識別情報及び前記組織登録用認証情報を紐付けて記憶する第一の記憶手段に、前記初期登録依頼又は前記組織登録依頼に含まれる前記組織識別情報及び前記組織登録用認証情報が紐付けられて記憶されているときに、前記初期登録依頼又は前記組織登録依頼に含まれる前記組織識別情報及び前記組織登録用認証情報が正しいと判定する第一の判定手段
    を更に有する請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記第一の受付手段は、国又は地域と約款とを紐付けて記憶する第二の記憶手段から、ユーザが選択した前記国又は地域に紐付いた約款を取得するサービス管理手段と、
    前記ユーザの操作する前記機器に前記約款を表示させる約款表示手段と、
    前記ユーザの操作する前記機器から、組織識別情報、組織登録用認証情報、ユーザのアドレス情報、国又は地域の情報を含む初期登録依頼を受け付ける初期登録受付手段と
    有する請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記第二の受付手段は、前記接続情報を記憶する第三の記憶手段に、接続を受けた前記接続情報が記憶されているときに、前記接続情報が正しいと判定する第二の判定手段
    を更に有する請求項1乃至3何れか一項記載の情報処理装置。
  5. 前記第三の記憶手段は、前記接続情報と、前記接続情報の有効期限とを紐付けて記憶する請求項4記載の情報処理装置。
  6. 前記登録手段は、前記組織登録依頼に含まれる前記組織識別情報を用いて前記組織管理情報を組織管理情報記憶手段に登録し、前記組織登録依頼に含まれる前記組織識別情報及び前記ユーザ情報を用いて前記ユーザ管理情報をユーザ管理情報記憶手段に登録する請求項1乃至5何れか一項記載の情報処理装置。
  7. 前記ユーザ情報は、少なくともユーザ識別情報、接続用認証情報を含む請求項1乃至6何れか一項記載の情報処理装置。
  8. サービスを利用する機器と前記サービスを提供する情報処理装置とがネットワークを介して接続されるシステムであって、
    前記情報処理装置は、
    少なくとも組織識別情報、組織登録用認証情報及びユーザのアドレス情報を含む初期登録依頼を受け付ける第一の受付手段と、
    前記初期登録依頼に含まれる前記組織識別情報及び前記組織登録用認証情報が正しいときに、登録依頼画面へ接続する為の接続情報を、前記ユーザのアドレス情報を用いて前記ユーザに通知する接続情報通知手段と、
    前記接続情報を用いた前記登録依頼画面への接続を受け、前記接続情報が正しいときに、少なくとも組織識別情報、組織登録用認証情報及びユーザ情報を含む組織登録依頼を受け付ける第二の受付手段と、
    前記組織登録依頼に含まれる前記組織識別情報及び前記組織登録用認証情報が正しいときに、前記組織登録依頼に含まれる前記組織識別情報及び前記ユーザ情報を用いて組織管理情報及びユーザ管理情報を登録する登録手段と
    を有し、
    前記機器は、
    前記初期登録依頼を前記情報処理装置に行う第一の依頼手段と、
    前記ユーザのアドレス情報を用いた前記接続情報の通知を前記情報処理装置から受け付ける接続情報受付手段と、
    前記組織登録依頼を前記情報処理装置に行う第二の依頼手段と
    を有するシステム。
  9. ネットワークを介して接続される機器にサービスを提供する情報処理装置によって実行される情報登録方法であって、
    少なくとも組織識別情報、組織登録用認証情報及びユーザのアドレス情報を含む初期登録依頼を受け付ける第一の受付ステップと、
    前記初期登録依頼に含まれる前記組織識別情報及び前記組織登録用認証情報が正しいときに、第二の受付画面へ接続する為の接続情報を、前記ユーザのアドレス情報を用いて前記ユーザに通知する接続情報通知ステップと、
    前記接続情報を用いた前記第二の受付画面への接続を受け、前記接続情報が正しいときに、少なくとも組織識別情報、組織登録用認証情報及びユーザ情報を含む組織登録依頼を受け付ける第二の受付ステップと、
    前記組織登録依頼に含まれる前記組織識別情報及び前記組織登録用認証情報が正しいときに、前記組織登録依頼に含まれる前記組織識別情報及び前記ユーザ情報を用いて組織管理情報及びユーザ管理情報を登録する登録ステップと
    を有する情報登録方法。
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