JP2009059148A - 情報処理システム及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理システム及び情報処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2009059148A
JP2009059148A JP2007225499A JP2007225499A JP2009059148A JP 2009059148 A JP2009059148 A JP 2009059148A JP 2007225499 A JP2007225499 A JP 2007225499A JP 2007225499 A JP2007225499 A JP 2007225499A JP 2009059148 A JP2009059148 A JP 2009059148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contract
identifier
service
user
organization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007225499A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Ishida
英次 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2007225499A priority Critical patent/JP2009059148A/ja
Publication of JP2009059148A publication Critical patent/JP2009059148A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】サービス提供の契約に基づいて、認可すべきサービスを特定し、そのサービスの利用者登録を組織に基づいて行うようにした情報処理システムを提供する。
【解決手段】情報処理システムの契約情報記憶手段は、契約識別子、認可対象サービス識別子、課金条件識別子を対応させて記憶し、組織情報記憶手段は、組織識別子、利用者識別子を対応させて記憶し、利用者認可情報記憶手段は、契約識別子、利用者識別子、サービス識別子を対応させて記憶し、認可対象サービス取得手段は、契約識別子に基づいて、契約情報記憶手段に記憶されている認可対象サービス識別子を取得し、組織受付手段は、その認可対象サービスを利用できる組織の組織識別子を受け付け、利用者認可手段は、その組織識別子に基づいて、組織情報記憶手段に記憶されている利用者識別子を取得し、利用者識別子及び認可対象サービス識別子を利用者認可情報記憶手段に記憶させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム及び情報処理プログラムに関する。
対価を得るために電子的なサービスを提供する場合には、契約、最終債務者、サービス認可、課金、組織情報等を関連づけ、効率的に維持していく必要がある。電子的なサービスを効率的に提供するためには、契約から利用認可、課金、そして最終的な債権回収プロセスまでを、一貫して管理・運用しなければならないからである。
電子的な契約処理を扱うための技術は、いくつか提案されている。
例えば、特許文献1に記載の技術は、第三者を通じて消費者と商人の間で商品及びサービスに関する購入契約をする方法を提供することを課題とし、消費者は契約に関する第1見解を生成し、第三者に送信し、商人は、別途、契約に関する第2見解を生成し、第三者に送信し、セキュア取引サーバーよりなる第三者は契約に関する消費者及び商人の見解を受信すると、商人及び消費者の身元を確認し、互いに独立に生成された契約の各見解の詳細が合致することを確認し、条件が満たされる場合に購入契約を交わし、消費者及び商人の間で無線通信を利用して購入取引を行うコンピュータシステムであって、消費者が操作する移動装置、商人が操作する装置、セキュア取引サーバー(STS)装置、支払サービス装置、消費者の装置及び商人の装置との無線通信ネットワーク、商人の装置及びSTS装置との通信ネットワーク、STS装置及び支払サービス装置との通信ネットワークよりなることが開示されている。つまり、消費者と商人との間の電子的な契約の信頼性を高めるために、契約を仲介する第三者を設け、契約の成立をより確かなものにするものである。
また、例えば、特許文献2に記載の技術は、電子契約文書をデジタルに署名するための方法及びシステムであって、電子通信は、識別子、その文書を含むメッセージ、及び非対称鍵の対の秘密鍵を用いて生成されたデジタル署名を含み、この識別子を使用して対応する公開鍵及びそのメッセージの送信側に関するアカウント情報を取り出し、この公開鍵を使用して送信側及びメッセージを認証し、秘密鍵を含むデバイスを使用してデバイスのプライバシーを保護し、さらにこのデバイスは、デバイスへの検証データ入力に対応する検証ステータスインジケータを生成し、さらにこのインジケータは、契約文書の送信側がデジタルに署名されるべき電子通信が生じる明らかな実施を履行した証拠として使用され、安全なデータベースにおける公開鍵にリンクされたセキュリティプロフィールは、このデバイスのセキュリティ特徴を示すことが開示されている。つまり、契約に関する一連の処理プロセスを安全に実施するための技術である。
電子的なサービスを提供する際のユーザー管理については、いくつかの方法が提案されている。
例えば、特許文献3に記載の技術は、サービス提供サイトでのユーザー認証をユーザーID/パスワード(認証情報)により行う場合、認証情報はサービス提供サイトごとに管理されているため、ユーザーはサービス提供サイトごとの認証情報を記憶する必要があり、また、ユーザーが認証情報を忘れた場合、サービス提供サイトへのアクセス中止や認証情報再入手手続きなど、サービス提供サイトでの運用コスト負担も問題となることを課題とし、ユーザー認証管理サイトを設け、各サービス提供サイトで管理しているユーザー認証情報を統合管理することで、ユーザーは1つの認証情報により常にサービス提供サイトへアクセスできるようにすることが開示されている。つまり、IDフェデレーション技術を使用すれば、1人のユーザーが複数のサービスを利用することができる環境が提供されるが、特許文献3に記載の技術は、このIDフェデレーションの基本的な流れに関するものである。
また、例えば、特許文献4に記載の技術は、利用者が各種サービス機関のサービス提供を受けようとする際に必要となる個人情報の管理を効率化し、利用者の利便性を向上させることを課題とし、情報管理機関が各種サービス機関との間及び利用者との間に個人情報授受の契約を締結し、前記利用者の個人情報を一括管理するとともに、前記利用者が前記サービス機関のサービス提供を受ける際に必要に応じて前記サービス機関に対して個人情報を提供することが開示されている。つまり、登録した個人情報を他のサービスと共有するための機構に関するものである。そして、これらの技術に基づいて、個々のサービスの利用に対する認可が行われ、サービスの利用が開始される。
特開2004−164597号公報 特表2004−517381号公報 特開2004−078622号公報 特開2001−344379号公報
しかしながら、これらの技術は、電子的な契約行為の信頼性を高めるためのもの、又はユーザー管理を効率化するためのものであり、サービスの提供契約に関する一連の処理を効率的に実施するものではない。
本発明は、サービス提供の契約に基づいて、認可すべきサービスを特定し、そのサービスの利用者登録を組織に基づいて行うようにした情報処理システム及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[請求項1] 契約を識別する契約識別子、該契約において認可対象とされているサービスを識別する認可対象サービス識別子、該サービスにおける課金の条件を識別する課金条件識別子を対応させて記憶する契約情報記憶手段と、
組織を識別する組織識別子、該組織に所属する利用者を識別する利用者識別子を対応させて記憶する組織情報記憶手段と、
前記契約識別子、前記利用者識別子、該契約識別子の契約において該利用者識別子の利用者に認可されたサービスを識別するサービス識別子を対応させて記憶する利用者認可情報記憶手段と、
利用者に対してサービスの認可処理を行う対象となる契約の契約識別子を受け付ける契約受付手段と、
前記契約受付手段によって受け付けられた契約識別子に基づいて、前記契約情報記憶手段に記憶されている認可対象サービス識別子を取得する認可対象サービス取得手段と、
前記認可対象サービス取得手段によって取得された認可対象サービス識別子の認可対象サービスを利用できる組織の組織識別子を受け付ける組織受付手段と、
前記組織受付手段によって受け付けられた組織識別子に基づいて、前記組織情報記憶手段に記憶されている利用者識別子を取得し、該利用者識別子及び前記認可対象サービス取得手段によって取得された認可対象サービス識別子を前記利用者認可情報記憶手段に記憶させる利用者認可手段
を具備することを特徴とする情報処理システム。
[請求項2] 契約を識別する契約識別子、該契約において認可対象とされているサービスを識別する認可対象サービス識別子、該サービスにおける課金の条件を識別する課金条件識別子を対応させて記憶する契約情報記憶手段と、
前記契約識別子、利用者を特定する利用者識別子、サービスを特定するサービス識別子、該サービスの利用量を表すサービス利用量を対応させて記憶する利用履歴記憶手段と、
前記課金条件識別子、課金の条件を対応させて記憶する課金条件記憶手段と、
サービスの利用料金の計算処理の対象となる契約の契約識別子を受け付ける契約受付手段と、
前記契約受付手段によって受け付けられた契約識別子に基づいて、前記利用履歴記憶手段に記憶されているサービス利用量を取得するサービス利用量取得手段と、
前記契約受付手段によって受け付けられた契約識別子に基づいて、前記契約情報記憶手段に記憶されている課金条件識別子を取得し、該課金条件識別子に基づいて、前記課金条件記憶手段に記憶されている課金の条件を取得する課金条件取得手段と、
前記サービス利用量取得手段によって取得されたサービス利用量及び前記課金条件取得手段によって取得された課金の条件に基づいて、前記契約におけるサービスの利用料金を計算するサービス利用料金計算手段
を具備することを特徴とする情報処理システム。
[請求項3] 前記契約識別子、前記利用者識別子、該契約識別子の契約において該利用者識別子の利用者に認可されたサービスを識別するサービス識別子、該利用者識別子の利用者によるサービスの利用料金を請求する請求先を識別する請求先識別子を対応させて記憶する利用者認可情報記憶手段
をさらに具備し、
前記サービス利用料金計算手段は、前記利用者認可情報記憶手段に記憶されている請求先識別子に基づいて、該請求先識別子に対応する前記利用者識別子の利用者によるサービスの利用料金を合算する
ことを特徴とする[請求項2]に記載の情報処理システム。
[請求項4] コンピュータを、
契約を識別する契約識別子、該契約において認可対象とされているサービスを識別する認可対象サービス識別子、該サービスにおける課金の条件を識別する課金条件識別子を対応させて記憶する契約情報記憶手段と、
組織を識別する組織識別子、該組織に所属する利用者を識別する利用者識別子を対応させて記憶する組織情報記憶手段と、
前記契約識別子、前記利用者識別子、該契約識別子の契約において該利用者識別子の利用者に認可されたサービスを識別するサービス識別子を対応させて記憶する利用者認可情報記憶手段と、
利用者に対してサービスの認可処理を行う対象となる契約の契約識別子を受け付ける契約受付手段と、
前記契約受付手段によって受け付けられた契約識別子に基づいて、前記契約情報記憶手段に記憶されている認可対象サービス識別子を取得する認可対象サービス取得手段と、
前記認可対象サービス取得手段によって取得された認可対象サービス識別子の認可対象サービスを利用できる組織の組織識別子を受け付ける組織受付手段と、
前記組織受付手段によって受け付けられた組織識別子に基づいて、前記組織情報記憶手段に記憶されている利用者識別子を取得し、該利用者識別子及び前記認可対象サービス取得手段によって取得された認可対象サービス識別子を前記利用者認可情報記憶手段に記憶させる利用者認可手段
として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
[請求項5] コンピュータを、
契約を識別する契約識別子、該契約において認可対象とされているサービスを識別する認可対象サービス識別子、該サービスにおける課金の条件を識別する課金条件識別子を対応させて記憶する契約情報記憶手段と、
前記契約識別子、利用者を特定する利用者識別子、サービスを特定するサービス識別子、該サービスの利用量を表すサービス利用量を対応させて記憶する利用履歴記憶手段と、
前記課金条件識別子、課金の条件を対応させて記憶する課金条件記憶手段と、
サービスの利用料金の計算処理の対象となる契約の契約識別子を受け付ける契約受付手段と、
前記契約受付手段によって受け付けられた契約識別子に基づいて、前記利用履歴記憶手段に記憶されているサービス利用量を取得するサービス利用量取得手段と、
前記契約受付手段によって受け付けられた契約識別子に基づいて、前記契約情報記憶手段に記憶されている課金条件識別子を取得し、該課金条件識別子に基づいて、前記課金条件記憶手段に記憶されている課金の条件を取得する課金条件取得手段と、
前記サービス利用量取得手段によって取得されたサービス利用量及び前記課金条件取得手段によって取得された課金の条件に基づいて、前記契約におけるサービスの利用料金を計算するサービス利用料金計算手段
として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
請求項1記載の情報処理システムによれば、サービス提供の契約に基づいて、認可すべきサービスを特定し、そのサービスの利用者登録を組織に基づいて行うことができるようになる。
請求項2記載の情報処理システムによれば、サービス提供の契約に基づいて、課金すべき履歴を特定し、そのサービスの利用料金を計算することができるようになる。
請求項3記載の情報処理システムによれば、さらに、請求先における利用者のサービスの利用料金を計算することができるようになる。
請求項4記載の情報処理プログラムによれば、サービス提供の契約に基づいて、認可すべきサービスを特定し、そのサービスの利用者登録を組織に基づいて行うことができるようになる。
請求項5記載の情報処理プログラムによれば、サービス提供の契約に基づいて、課金すべき履歴を特定し、そのサービスの利用料金を計算することができるようになる。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態を説明する。
本実施の形態は、電子的なサービスを提供するために、契約からサービス提供、課金・請求に至る処理を効率的に実施するための基盤を提供するものである。
具体的には、サービスを提供し対価を得る契約において、契約における合意内容としての最終債務者・サービス内容・課金条件、サービス提供処理情報としてのユーザー利用権・料金請求先、サービス提供処理情報の効率的な変更のための組織情報、を構造的に管理する。そして、この構造に基づいて、サービス提供、課金計算、料金請求、債権回収、といったサービス提供にかかわる一連の業務を効率的に運営するための基盤を提供するものである。
(装置の全体構成)
図1は、本発明の一実施の形態の概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、コンピュータ・プログラム、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させること、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能にほぼ一対一に対応しているが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)を含む。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。
以下、利用者として、法人、個人であるユーザーを主に例示して説明する。そして、記載を簡便にするために、ユーザー等が主体となって動作するように記載する場合もあるが、これはそのユーザーによる操作に応じて、システムが動作するものである。
また、管理という用語を用いるが、これは文脈に応じて、制御する、マネジメントする、制御又はマネジメントするためのデータ、そのデータを記憶するの意で用い、その役割又は動作を指す。
本実施の形態は、図1に示すように、契約管理サーバー111、組織管理サーバー114、ユーザー認証サーバー117、サービス提供サーバー119、履歴収集サーバー123、ユーザー端末115を備え、これらを通信回線であるネットワーク124によってそれぞれ接続している。なお、契約管理サーバー111、組織管理サーバー114、ユーザー認証サーバー117等の各サーバーは、独立して構成しているが、例えば契約管理サーバー111、組織管理サーバー114とを組み合わせて1つのサーバーとしてもよく、その組み合わせは任意である。
契約管理サーバー111は、法的人格者DB(DataBase)101、サービス管理DB102、課金条件DB103、契約文言DB104、契約DB105、契約管理モジュール106、ユーザー認可管理モジュール107、ユーザーDB108、利用認可DB109、請求先DB110を有している。
法的人格者DB101は、契約DB105と接続されており、契約締結先の法人又は自然人情報を記憶する。
サービス管理DB102は、契約DB105と接続されており、提供サービスの情報を記憶する。
課金条件DB103は、契約DB105と接続されており、提供サービスに対する課金条件を記憶する。つまり、課金条件識別子、課金の条件を対応させて記憶する。具体的には、図9に示した課金条件テーブル90を用いて説明する。
契約文言DB104は、契約DB105と接続されており、契約文言を記憶する。
契約DB105は、法的人格者DB101、サービス管理DB102、課金条件DB103、契約文言DB104と接続されており、契約管理モジュール106、ユーザー認可管理モジュール107からアクセスされ、法的人格者、提供サービス、課金条件、契約文言を関連づけて管理する。つまり、契約を識別する契約識別子、その契約において認可対象とされているサービスを識別する認可対象サービス識別子、そのサービスにおける課金の条件を識別する課金条件識別子等を対応させて記憶する。具体的には、図5に示した契約情報テーブル50を用いて説明する。
契約管理モジュール106は、契約DB105と接続されており、契約DB105を管理する。
ユーザーDB108は、ユーザー認可管理モジュール107と接続されており、ユーザー情報を記憶する。
請求先DB110は、ユーザー認可管理モジュール107と接続されており、請求先を記憶する。
利用認可DB109は、ユーザー認可管理モジュール107からアクセスされ、契約DB105において管理されている契約と、ユーザーDB108において管理されているユーザーの中のサービスを認可するユーザーと、請求先DB110に管理されている請求先情報とを関連づけて管理する。つまり、契約識別子、利用者識別子、その契約識別子の契約においてその利用者識別子の利用者に認可されたサービスを識別するサービス識別子、その利用者識別子の利用者によるサービスの利用料金を請求する請求先を識別する請求先識別子等を対応させて記憶する。具体的には、図13に示したユーザー認可情報テーブル1300を用いて説明する。
ユーザー認可管理モジュール107は、契約DB105、ユーザーDB108、利用認可DB109、請求先DB110と接続されており、利用認可DB109等のDBを管理する。つまり、利用者に対してサービスの認可処理を行う対象となる契約の契約識別子をユーザー端末115から受け付け、その受け付けられた契約識別子に基づいて、契約DB105に記憶されている認可対象サービス識別子を取得し、その取得された認可対象サービス識別子の認可対象サービスを利用できる組織の組織識別子をユーザー端末115から受け付け、その受け付けられた組織識別子に基づいて、組織管理モジュール113を介して組織DB112に記憶されている利用者識別子を取得し、その利用者識別子及び認可対象サービス識別子を利用認可DB109に記憶させる。
組織管理サーバー114は、組織DB112、組織管理モジュール113を有している。
組織DB112は、組織管理モジュール113からアクセスされ、ユーザーDB108のグループとして定義される組織情報を記憶する。つまり、組織を識別する組織識別子、その組織に所属する利用者を識別する利用者識別子等を対応させて記憶する。具体的には、図14に示した組織情報テーブル1400を用いて説明する。
組織管理モジュール113は、組織DB112と接続されており、組織DB112を管理する。
ユーザー認証サーバー117は、ユーザー認証モジュール116を有しており、ユーザー認証モジュール116は、ユーザー認証を実施する。
サービス提供サーバー119は、サービス提供モジュール118を有しており、サービス提供モジュール118は、サービスを提供するモジュール群(1つであってもよい)である。
ユーザー端末115は、ユーザーが使用する端末であり、1台であっても複数あってもよい。
履歴収集サーバー123は、履歴収集モジュール120、課金・請求処理モジュール121、利用履歴DB122を有している。
履歴収集モジュール120は、利用履歴DB122と接続されており、ユーザーによるサービスの利用履歴を収集する。
利用履歴DB122は、履歴収集モジュール120、課金・請求処理モジュール121からアクセスされ、履歴収集モジュール120が収集した履歴を記憶する。つまり、契約識別子、利用者を特定する利用者識別子、サービスを特定するサービス識別子、そのサービスの利用量を表すサービス利用量等を対応させて記憶する。具体的には、図19に示したサービス利用履歴テーブル1900を用いて説明する。
課金・請求処理モジュール121は、利用履歴DB122と接続されており、利用履歴DB122に記憶されている利用履歴を集計し、契約DB105の契約に基づいて課金条件DB103に記憶されている課金条件を適用して請求金額を計算する。つまり、サービスの利用料金の計算処理の対象となる契約の契約識別子をユーザー端末115から受け付け、その受け付けられた契約識別子に基づいて、利用履歴DB122に記憶されているサービス利用量を取得し、また、契約管理モジュール106を介して契約DB105に記憶されている課金条件識別子を取得し、その課金条件識別子に基づいて、契約管理モジュール106を介して課金条件DB103に記憶されている課金の条件を取得し、取得されたサービス利用量及び課金の条件に基づいて、契約におけるサービスの利用料金を計算する。
(管理構造)
図2は、本実施の形態において管理される契約に関する情報の構造例を示したものである。
サービス提供契約20を中心にして、サービス提供契約20と接続して法的人格者(自然人・法人)21、認可対象サービス22、課金条件23、契約書文言24、認可対象ユーザー25、請求先26、組織27を管理する。
サービス提供契約20で管理される対象は、社会的及び法的な行為としての契約行為である。契約は、主に、最終債務者に関する契約条件(法的人格者(自然人・法人)21)、役務(サービス)提供範囲に関する契約条件(認可対象サービス22)、役務提供の対価に関する契約条件(課金条件23)によって規定される。
つまり、この契約における合意内容として、契約締結先である法的人格者(自然人・法人)21が管理される。この法的人格者(自然人・法人)21は、サービス提供に対する最終債務者となる。
また、このサービス提供契約20において提供される認可対象サービス22、つまり役務の提供範囲も規定される。
最後に、役務提供の対価を計算するための課金条件23が規定される。
また、実際の契約には、紛争の解決方法といった詳細な合意内容や1つ1つの契約に特有の条項等が含まれるため、契約書文言24も関連づけて管理する。
以上の法的人格者(自然人・法人)21、認可対象サービス22、課金条件23、契約書文言24については、契約に含まれる合意内容であり、図2では実線で関連づけが示されている。
さらに、サービス提供契約20に関連づけて、実際にサービス提供を認可される認可対象ユーザー25が管理される。つまり、サービス提供における実務処理上の指定によって行われる。
また、サービス提供契約20に関連づけて、認可対象ユーザー25ごとのサービス利用に対する課金の請求先26が管理される。つまり、請求事務処理上の指定によって行われる。
認可対象ユーザー25や請求先26は、契約者からの指定に基づく管理情報である。図2では、波線で関連づけが示されている。
部門や部署といった組織27は、契約対象等から独立したユーザー群を管理するグループとして記憶される。このことにより、法人を超えた組織を定義することも可能である。この組織27の情報は、契約には直接関連しておらず、認可対象ユーザー25や請求先26の設定・変更等の事務処理を効率的に実行するために利用される。図2では、一点鎖線で関連づけが表現されている。
図3は、図2における各種情報管理単位を、本実施の形態における管理基盤内においてID(IDentification number、識別子)で管理するためのID構造例を示したものである。
ID種別として、契約(契約DB105に記憶される契約)、自然人(法的人格者DB101に記憶される自然人)、法人(法的人格者DB101に記憶される法人)、サービス(サービス提供サーバー119で提供され、サービス管理DB102で管理されるサービス)、課金条件(課金条件DB103に記憶される課金ロジック)、契約書文言(契約文言DB104に記憶される契約文言)、ユーザー(ユーザーDB108に記憶され、サービスの利用認可対象となるユーザー)、請求先(請求先DB110に記憶される請求書の送付先情報)、組織(組織DB112に記憶される組織)がある。
IDの構造としては、IDの種別を示すヘッダ(4文字、例えば、契約は「CONT」等)と6桁の数値で表現されるものとする。もちろん、種別が判別可能でIDの同定が保証されていれば、どのようなID形式であってもかまわない。
図4は、図2で示した構造例を図3で示したID表現形式例を用いて表現したものである。つまり、図2で示した構造例に、具体的なデータを当てはめたものである。矢印で表現される関連づけは、ID同士の関連づけを用いて表現される。
(データ構造)
図5に示す契約情報テーブル50は、契約DB105に記憶される契約管理情報の例である。
この例では、契約ID欄51には契約行為を同定する契約ID、契約法的人格者ID欄52には契約対象つまり最終債務者情報を管理する契約法的人格者ID、認可対象サービスID欄53には認可の対象となるサービスを管理する認可対象サービスID、課金条件ID欄54にはサービスに対する課金条件を管理する課金条件ID、契約文言ID欄55には契約文言を管理する契約文言ID、そして契約締結時刻欄56には契約の締結時刻が記憶される。なお、契約ID欄51〜契約文言ID欄55には、図3で示したID表現形式のIDが記憶され、契約締結時刻欄56には時刻(年月日のみでもよい)が記憶される。
図6は、法的人格者DB101に記憶される法人情報600の例である。
ここでは、法人を同定する法人ID601(JPSN−000000)に基づき、法人登記情報に基づいた情報が記憶される。例えば、法人情報600は、法人ID601、会社法人等番号欄602、商号・名称欄603、ヨミカナ欄604、本店所在地欄605、支配人氏名欄606、支配人住所欄607、連絡先住所欄608、連絡先電話番号欄609、連絡先担当者欄610を有している。
図7は、法的人格者DB101に記憶される自然人情報700の例である。
ここでは、自然人を同定する自然人ID701(NPSN−000000)に基づき、自然人の戸籍あるいは住民登録に基づいた情報が記憶される。例えば、自然人情報700は、自然人ID701、氏名欄702、生年月日欄703、本籍地欄704、住所欄705、電話番号欄706、携帯電話番号欄707、電子メール欄708を有している。
図8に示すサービス情報テーブル80は、サービス管理DB102に記憶される提供サービスに関する情報の例である。
ここでは、サービスを同定するサービスID(例えば、SERV−000000)に基づき、サービス提供サーバー119のサービス提供モジュール118において提供されるサービスに関する情報が管理される。この例では、サービスID欄81にはサービスID、サービスリソースアドレス欄82にはサービスのリソースへのアクセスURL(Uniform Resource Locator)、説明欄83にはサービスの説明が記憶されている。サービス提供モジュール118の行うサービスとして、特許検索サービス、大量印刷配送サービス等がある。
図9に示す課金条件テーブル90は、課金条件DB103に記憶される課金条件の例である。
ここでは、課金条件を同定する課金条件ID(例えば、BLLG−000000)に基づき、対象サービスID及び課金方法が管理されている。この例では、課金条件ID欄91には課金条件ID、課金対象サービスID欄92には課金対象であるサービスID、課金条件欄93には課金条件が記憶されている。課金条件として、「10,000円/ユーザーID・月」等がある。
図10は、契約文言DB104に記憶される契約書文言情報1000の例である。
ここでは、契約文言を同定する契約書文言ID1001(CFRM−000000)に基づき、契約文言が管理されている。例えば、契約書文言情報1000は、契約書文言ID1001、サービスID欄1002、サービス名称欄1003、内容欄1004を有している。
図11は、ユーザーDB108に記憶されるユーザー情報1100の例である。
ここでは、ユーザーを同定するユーザー情報ID1101(USER−000000)に基づき、ログインの際のハンドル名やパスワード、コンタクト情報等のユーザー情報が管理されている。例えば、ユーザー情報1100は、ユーザー情報ID1101、ハンドル名欄1102、パスワード欄1103、氏名欄1104、会社名欄1105、業種欄1106、部署名欄1107、役職欄1108、住所欄1109、電話番号欄1110、携帯電話番号欄1111、FAX番号欄1112、E−mail欄1113、URL欄1114、備考欄1115を有している。
図12は、請求先DB110に記憶される請求先情報1200の例である。
ここでは、請求先を同定する請求先情報ID1201(ADDR−000000)に基づき、請求書の送付先の住所が管理されている。請求先は、一般的には郵便物としての請求書の送付先であるが、電子的な方法で請求情報をやりとりする場合には、請求先との電子情報の交換方法等が記述される。例えば、請求先情報1200は、請求先情報ID1201、会社名欄1202、請求書送付先住所欄1203、担当者名欄1204、経理部欄1205、電話番号欄1206、携帯電話番号欄1207、FAX番号欄1208、E−mail欄1209、備考欄1210を有している。
図13に示すユーザー認可情報テーブル1300は、利用認可DB109に記憶されるユーザーに対する利用認可情報及びその認可に対する請求先管理のための情報の例である。
ここでは、契約ID欄1301には請求行為の根拠となる契約を同定する契約ID、ユーザーID欄1302には認可対象となるユーザーID、サービスID欄1303には認可対象となるサービスID、請求先ID欄1304には請求先ID、利用認可開始時刻欄1305には認可の開始時刻、利用認可終了時刻欄1306には認可の終了時刻が記憶される。なお、契約ID欄1301〜請求先ID欄1304には、図3で示したID表現形式のIDが記憶され、利用認可開始時刻欄1305、利用認可終了時刻欄1306には時刻が記憶される。
図14に示す組織情報テーブル1400は、組織DB112に記憶される組織情報の例である。
ここでは、組織ID欄1401には組織を同定する組織ID、組織名称欄1402にはその組織名称、所属ユーザーID欄1403にはその組織に所属するユーザーID群が記憶される。
所属ユーザーIDは、ユーザーIDの他に組織IDを含むことにより、階層的な組織をも管理する。また、法人をまたがった組織や法人と個人とをセットにした組織を定義するために、この組織情報は、法的人格者DB101に記憶される法人情報と直接的に関連づけられていない(もちろん事務処理等の便宜を図る目的で、参考情報として法人IDを付加的に管理するようにしてもよい)。
(契約管理処理)
図15に示すフローチャートを用いて、サービス提供契約の締結を受け、契約関連情報を入力する処理の例を説明する。契約管理モジュール106が、本処理を行って契約情報テーブル50を生成する。
まず、管理者による検索指示の操作に応じて、法的人格者DB101の中の法人情報又は自然人情報から、契約締結の対象となる法的人格者を検索する(ステップS1502)。
対象となる法的人格者が法的人格者DB101に登録されているか否かを判断する(ステップS1504)。登録済みの場合(YES)はステップS1508へ進み、登録されていない場合(NO)はステップS1506へ進む。
ステップS1506で、対象となる法的人格者を法的人格者DB101に登録する。一般的には、この時点で、その法的人格者である法人又は個人に対して与信処理が実施され、サービス提供に十分な与信が得られない場合には、登録しないことになる。
そして、対象となっている法的人格者を契約対象者として指定する(ステップS1508)。
次に、サービス管理DB102に図8に示す形態で記憶されているサービスを指定する(ステップS1510)。
そして、そのサービスに対する契約文言を契約文言DB104に図10に示す形態で記憶されている契約文言から選び、課金条件を課金条件DB103に図9に示す形態で記憶されている課金条件の中から選択する(ステップS1512)。
次に、契約締結時刻を入力する(ステップS1514)。
入力した結果(ステップS1508〜ステップS1514)に対しては、ユニークな契約IDが付与され、図5に示す形態で契約DB105に記憶され(ステップS1516)、契約管理モジュール106によって管理される。
(ユーザーへのサービス利用権付与)
図16に示すフローチャートを用いて、契約に基づくユーザーの利用認可と請求先情報の入力処理の例を説明する。ユーザー認可管理モジュール107が、本処理を行ってユーザー認可情報テーブル1300を生成する。
まず、管理者による契約選択の操作に応じて、図15に示す処理によって登録された契約及び契約情報テーブル50を用いて認可するサービスを選択する(ステップS1602)。
次に、ユーザー認可管理モジュール107が、ユーザーDB108に図11に示す形態で記憶されているユーザー情報1100からサービス利用認可対象となるユーザーを検索する(ステップS1604)。
ユーザーが存在するか否かを判断する(ステップS1606)。ユーザーが存在する場合(YES)はステップS1610へ進み、存在しない場合(NO)にはステップS1608へ進む。
ステップS1608では、ユーザー登録を実施する。
そして、利用認可するユーザーを指定する(ステップS1610)。
次に、この利用認可に関する請求先を請求先DB110に図12に示す形態で記憶されている請求先情報1200の中から検索する(ステップS1612)。
請求先が存在するか否かを判断する(ステップS1614)。請求先が存在する場合(YES)はステップS1618へ進み、存在しない場合(NO)にはステップS1616へ進む。
ステップS1616では、請求先を操作者の操作に応じて入力する。
そして、請求先を指定する(ステップS1618)。
さらに、認可期間(ユーザー認可情報テーブル1300内の利用認可開始時刻欄1305、利用認可終了時刻欄1306)を入力し(ステップS1620)、ユーザー認可の指定結果を利用認可DB109に図13に示す形態で記憶する(ステップS1622)。
以上の処理(ステップS1604〜ステップS1622)を全ての認可対象ユーザーに対して繰り返す(ステップS1624)。
(組織情報を利用したサービス利用権付与)
図17に示すフローチャートを用いて、組織情報を利用したユーザーの利用認可処理の例を説明する。ユーザー認可管理モジュール107、組織管理モジュール113が、本処理を行ってユーザー認可情報テーブル1300を生成する。
まず、管理者による契約選択の操作に応じて、図15に示す処理によって登録された契約及び契約情報テーブル50を用いて認可するサービスを選択する(ステップS1702)。
次に、組織管理サーバー114の組織管理モジュール113が、組織DB112に図14に示す形態で記憶されている組織情報を検索し、契約対象となる組織を指定する(ステップS1704)。
次に、請求先DB110から請求先を検索して指定する(ステップS1706)。そして認可期間(ユーザー認可情報テーブル1300内の利用認可開始時刻欄1305、利用認可終了時刻欄1306)を指定する(ステップS1708)。
管理者による以上の指定が終了すると、組織DB112内の所属ユーザーIDを参照し、認可対象となるユーザーIDへ展開する(ステップS1710)。つまり、組織IDからその組織に属しているユーザーIDへ変換する。
そして展開された各々のユーザーに対し、ユーザー認可指定、請求先、認可期間等の情報を、図13に示す形態で利用認可DB109へ記録する(ステップS1712)。
以上の処理(ステップS1712)を展開された全てユーザーに対して繰り返す(ステップS1714)。
この処理においては、組織情報を指定することによって管理者の作業量は減少しているが、利用認可DB109に記憶される情報は、ユーザーごとに指定したものと全く同様になる。
(サービス利用処理)
図18に示すフローチャートを用いて、サービス利用の処理の例を説明する。ユーザー認可管理モジュール107、ユーザー認証モジュール116、サービス提供モジュール118、履歴収集モジュール120が本処理を行ってサービス利用履歴テーブル1900を生成する。
まず、ユーザーの操作に応じてユーザー端末115からユーザー認証サーバー117のユーザー認証モジュール116へアクセスし、ユーザー認証を実施する(ステップS1802)。このユーザー認証は、通常のハンドル名/パスワードのチェックでもよいし、PKI技術を利用した認証方式や、指紋等の生体認証技術を用いてもかまわない。
ユーザーによるサービス選択の操作に応じて、サービス提供サーバー119にあるサービス提供モジュール118群によって提供されるサービスを利用対象として指定する。これらのサービスに関する情報は、サービス管理DB102に図8に示す形態で記憶されているので、メニュー等から選択することが可能である(ステップS1804)。
次に、ユーザー認可管理モジュール107が、利用認可DB109に図13に示す形態で記憶されている利用認可情報をチェックし、現在のユーザーが、選択したサービスに対して、現在時刻において利用が認可されているかどうかをチェックする(ステップS1806)。認可されている場合(OK)は、ステップS1808へ進み、認可されていない場合(NO)は、ステップS1812で終了する。
ステップS1808では、利用が認可されている場合であって、サービス提供モジュール118へのアクセスが許可され、具体的なサービス提供モジュール118によるサービスが行われる。
サービスの利用結果(履歴)については、履歴収集サーバー123の履歴収集モジュール120が利用履歴DB122に図19に示す形態で記憶する(ステップS1810)。
ここで、図19を用いて、利用履歴DB122内のサービス利用履歴テーブル1900を説明する。
この例では、契約ID欄1901には契約ID、ユーザーID欄1902にはユーザーID、サービスID欄1903には利用したサービスID、利用開始時刻欄1904には利用開始時刻、利用終了時刻欄1905には利用終了時刻、利用量欄1906には利用量、利用単位欄1907には利用単位の情報が記憶される。
図20に示すフローチャートを用いて、サービス利用に対する請求処理の例を説明する。つまり、サービス利用履歴テーブル1900に記憶されている利用履歴に基づいて請求書を発行する処理の例である。課金・請求処理モジュール121が本処理を行う。
まず、管理者による契約選択の操作に応じて、請求書を発行する対象となる契約を選択する。実際には、月末等の締め日に一括して処理する(ステップS2002)。
次に、課金・請求処理モジュール121が、利用履歴DB122に図19に示す形態で記憶されている利用履歴から契約IDをもとに関連する利用履歴を抽出する(ステップS2004)。
そして、利用履歴をユーザー単位で集計する(ステップS2006)。さらに、利用認可DB109内のユーザー認可情報テーブル1300を用いて、ユーザーから請求先を検索し、その請求先単位で集計する(ステップS2008)。
次に、契約管理モジュール106を介して契約DB105を参照して課金条件IDを取り出し、その課金条件IDをもとに課金条件DB103を検索して課金条件を取り出す。その上で、集計された利用履歴に対して課金条件を適用して利用料金を計算する(ステップS2010)。
そして、この計算結果に基づいて、請求先ごとに請求書を発行する(ステップS2012)。電子的な商取引が利用可能な場合には、請求金額を請求先に対して電送する。
(請求の消し込みと債権回収の開始処理)
図21に示すフローチャートを用いて、請求消し込み処理と債権回収処理の例を説明する。つまり、請求先からの料金の振り込み結果に基づいて課金情報を消し込み、消し込みができない場合には、債権回収プロセスを開始する処理の例である。課金・請求処理モジュール121が本処理を行う。
請求書の振り込み期限等の期間が経過した後、請求先からの入金情報と請求金額を突き合わせ請求消し込み処理を実施する(ステップS2102)。
ステップS2102による請求消し込み処理が問題なく行われたか否かを判断する(ステップS2104)。消し込みが問題なく行われれば(OK)、この時点で処理を終了する(ステップS2116)。消し込みができない場合(NO)には、ステップS2106へ進む。
ステップS2106では、契約を検索して管理者へ提示する。
管理者による操作に応じて、入金ミス等であるか否かを判断する(ステップS2108)。入金ミス等である場合(YES)はステップS2110へ進み、そうでない場合(NO)はステップS2112へ進む。
ステップS2110では、ユーザー認可管理モジュール107を介して請求先DB110に記憶されている請求先を検索し、その請求先に対して連絡し、入金ミスを補正する処理を実施するよう管理者に提示する。実際には、手作業での連絡に基づいて、再入金や返金処理が行われる。
ステップS2112では、入金ミス等でない場合であり、契約管理モジュール106を介して契約DB105をもとに法的人格者DB101を検索して契約対象の法的人格者を管理者へ提示する。
そして、その法的人格者に対する債権回収処理を開始するように管理者に提示する(ステップS2114)。この後の作業は、参照した情報に基づく手作業となる。実際には、請求先への連絡、請求先への督促状送付、法的人格者への督促状送付、等の段階を踏んだ上で、最終的には裁判所への提訴となる。
なお、本実施の形態としてのプログラムが実行されるコンピュータのハードウェア構成は、図22に示すように、一般的なコンピュータであり、具体的にはパーソナルコンピュータ、サーバーとなり得るコンピュータ等である。契約管理モジュール106、ユーザー認可管理モジュール107、組織管理モジュール113、履歴収集モジュール120、課金・請求処理モジュール121、サービス提供モジュール118等のプログラムを実行するCPU(マイクロプロセッサ)2201と、そのプログラムやデータを記憶するRAM(ランダムアクセスメモリ)2202と、本コンピュータを起動するためのプログラム等が格納されているROM(リードオンリメモリ)2203と、補助記憶装置であるHD(ハードディスク)2204と、キーボード、マウス等のデータを入力する入力装置2206と、CRTや液晶ディスプレイ等の出力装置2205と、例えばネットワークを介して他の装置と通信を行うための通信回線インタフェース2207(例えばネットワークインタフェースカードを用いることができる)、そして、それらをつないでデータのやりとりをするためのバス2208により構成されている。これらのコンピュータが複数台互いにネットワークによって接続されていてもよい。
なお、図22に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図22に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図22に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、情報家電、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(多機能複写機とも呼ばれ、スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等の機能を有している)などに組み込まれていてもよい。
前記実施の形態においては、図2、図4、図5〜図14、図19で示したデータ構造は、これらのデータ構造に限らず他のデータ構造であってもよい。例えば、テーブル構造のものはリンク構造等であってもよい。また、データ項目は、これらに図示したものに限られず、他のデータ項目を有していてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 サービス提供契約における契約合意内容及び関連情報の基本構造の例を示す説明図である。 サービス契約における関連情報のIDの例を示す説明図である。 サービス提供契約における契約合意内容及び関連情報の基本構造の例をIDで表現した模式図である。 契約DB内の契約情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 法的人格者DB内の法人情報のデータ構造例を示す説明図である。 法的人格者DB内の自然人情報のデータ構造例を示す説明図である。 サーバー管理DB内のサービス情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 課金条件DB内の課金条件テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 契約文言DB内の契約書文言情報のデータ構造例を示す説明図である。 ユーザーDB内のユーザー情報のデータ構造例を示す説明図である。 請求先DB内の請求先情報のデータ構造例を示す説明図である。 利用認可DB内のユーザー認可情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 組織DB内の組織情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 契約の入力処理の例を示すフローチャートである。 契約に基づくユーザーの利用認可と請求先情報の入力処理の例を示すフローチャートである。 組織情報を利用したユーザーの利用認可処理の例を示すフローチャートである。 サービス利用の処理の例を示すフローチャートである。 サービス利用履歴テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 サービス利用に対する請求処理の例を示すフローチャートである。 請求消し込み処理と債権回収処理の例を示すフローチャートである。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
符号の説明
101…法的人格者DB
102…サービス管理DB
103…課金条件DB
104…契約文言DB
105…契約DB
106…契約管理モジュール
107…ユーザー認可管理モジュール
108…ユーザーDB
109…利用認可DB
110…請求先DB
111…契約管理サーバー
112…組織DB
113…組織管理モジュール
114…組織管理サーバー
115…ユーザー端末
116…ユーザー認証モジュール
117…ユーザー認証サーバー
118…サービス提供モジュール
119…サービス提供サーバー
120…履歴収集モジュール
121…課金・請求処理モジュール
122…利用履歴DB
123…履歴収集サーバー
124…ネットワーク

Claims (5)

  1. 契約を識別する契約識別子、該契約において認可対象とされているサービスを識別する認可対象サービス識別子、該サービスにおける課金の条件を識別する課金条件識別子を対応させて記憶する契約情報記憶手段と、
    組織を識別する組織識別子、該組織に所属する利用者を識別する利用者識別子を対応させて記憶する組織情報記憶手段と、
    前記契約識別子、前記利用者識別子、該契約識別子の契約において該利用者識別子の利用者に認可されたサービスを識別するサービス識別子を対応させて記憶する利用者認可情報記憶手段と、
    利用者に対してサービスの認可処理を行う対象となる契約の契約識別子を受け付ける契約受付手段と、
    前記契約受付手段によって受け付けられた契約識別子に基づいて、前記契約情報記憶手段に記憶されている認可対象サービス識別子を取得する認可対象サービス取得手段と、
    前記認可対象サービス取得手段によって取得された認可対象サービス識別子の認可対象サービスを利用できる組織の組織識別子を受け付ける組織受付手段と、
    前記組織受付手段によって受け付けられた組織識別子に基づいて、前記組織情報記憶手段に記憶されている利用者識別子を取得し、該利用者識別子及び前記認可対象サービス取得手段によって取得された認可対象サービス識別子を前記利用者認可情報記憶手段に記憶させる利用者認可手段
    を具備することを特徴とする情報処理システム。
  2. 契約を識別する契約識別子、該契約において認可対象とされているサービスを識別する認可対象サービス識別子、該サービスにおける課金の条件を識別する課金条件識別子を対応させて記憶する契約情報記憶手段と、
    前記契約識別子、利用者を特定する利用者識別子、サービスを特定するサービス識別子、該サービスの利用量を表すサービス利用量を対応させて記憶する利用履歴記憶手段と、
    前記課金条件識別子、課金の条件を対応させて記憶する課金条件記憶手段と、
    サービスの利用料金の計算処理の対象となる契約の契約識別子を受け付ける契約受付手段と、
    前記契約受付手段によって受け付けられた契約識別子に基づいて、前記利用履歴記憶手段に記憶されているサービス利用量を取得するサービス利用量取得手段と、
    前記契約受付手段によって受け付けられた契約識別子に基づいて、前記契約情報記憶手段に記憶されている課金条件識別子を取得し、該課金条件識別子に基づいて、前記課金条件記憶手段に記憶されている課金の条件を取得する課金条件取得手段と、
    前記サービス利用量取得手段によって取得されたサービス利用量及び前記課金条件取得手段によって取得された課金の条件に基づいて、前記契約におけるサービスの利用料金を計算するサービス利用料金計算手段
    を具備することを特徴とする情報処理システム。
  3. 前記契約識別子、前記利用者識別子、該契約識別子の契約において該利用者識別子の利用者に認可されたサービスを識別するサービス識別子、該利用者識別子の利用者によるサービスの利用料金を請求する請求先を識別する請求先識別子を対応させて記憶する利用者認可情報記憶手段
    をさらに具備し、
    前記サービス利用料金計算手段は、前記利用者認可情報記憶手段に記憶されている請求先識別子に基づいて、該請求先識別子に対応する前記利用者識別子の利用者によるサービスの利用料金を合算する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  4. コンピュータを、
    契約を識別する契約識別子、該契約において認可対象とされているサービスを識別する認可対象サービス識別子、該サービスにおける課金の条件を識別する課金条件識別子を対応させて記憶する契約情報記憶手段と、
    組織を識別する組織識別子、該組織に所属する利用者を識別する利用者識別子を対応させて記憶する組織情報記憶手段と、
    前記契約識別子、前記利用者識別子、該契約識別子の契約において該利用者識別子の利用者に認可されたサービスを識別するサービス識別子を対応させて記憶する利用者認可情報記憶手段と、
    利用者に対してサービスの認可処理を行う対象となる契約の契約識別子を受け付ける契約受付手段と、
    前記契約受付手段によって受け付けられた契約識別子に基づいて、前記契約情報記憶手段に記憶されている認可対象サービス識別子を取得する認可対象サービス取得手段と、
    前記認可対象サービス取得手段によって取得された認可対象サービス識別子の認可対象サービスを利用できる組織の組織識別子を受け付ける組織受付手段と、
    前記組織受付手段によって受け付けられた組織識別子に基づいて、前記組織情報記憶手段に記憶されている利用者識別子を取得し、該利用者識別子及び前記認可対象サービス取得手段によって取得された認可対象サービス識別子を前記利用者認可情報記憶手段に記憶させる利用者認可手段
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
  5. コンピュータを、
    契約を識別する契約識別子、該契約において認可対象とされているサービスを識別する認可対象サービス識別子、該サービスにおける課金の条件を識別する課金条件識別子を対応させて記憶する契約情報記憶手段と、
    前記契約識別子、利用者を特定する利用者識別子、サービスを特定するサービス識別子、該サービスの利用量を表すサービス利用量を対応させて記憶する利用履歴記憶手段と、
    前記課金条件識別子、課金の条件を対応させて記憶する課金条件記憶手段と、
    サービスの利用料金の計算処理の対象となる契約の契約識別子を受け付ける契約受付手段と、
    前記契約受付手段によって受け付けられた契約識別子に基づいて、前記利用履歴記憶手段に記憶されているサービス利用量を取得するサービス利用量取得手段と、
    前記契約受付手段によって受け付けられた契約識別子に基づいて、前記契約情報記憶手段に記憶されている課金条件識別子を取得し、該課金条件識別子に基づいて、前記課金条件記憶手段に記憶されている課金の条件を取得する課金条件取得手段と、
    前記サービス利用量取得手段によって取得されたサービス利用量及び前記課金条件取得手段によって取得された課金の条件に基づいて、前記契約におけるサービスの利用料金を計算するサービス利用料金計算手段
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
JP2007225499A 2007-08-31 2007-08-31 情報処理システム及び情報処理プログラム Pending JP2009059148A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007225499A JP2009059148A (ja) 2007-08-31 2007-08-31 情報処理システム及び情報処理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007225499A JP2009059148A (ja) 2007-08-31 2007-08-31 情報処理システム及び情報処理プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009059148A true JP2009059148A (ja) 2009-03-19

Family

ID=40554828

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007225499A Pending JP2009059148A (ja) 2007-08-31 2007-08-31 情報処理システム及び情報処理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009059148A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013023983A (ja) * 2011-07-25 2013-02-04 Kubota Corp 作業機及び作業機の機能取得システム
JP2014089678A (ja) * 2012-10-31 2014-05-15 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、システム及び情報提供方法
JP2014089680A (ja) * 2012-10-31 2014-05-15 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、システム及び情報登録方法
JP2017073173A (ja) * 2017-01-12 2017-04-13 株式会社リコー 情報処理装置、情報提供方法及びプログラム
JP2018092670A (ja) * 2018-03-08 2018-06-14 株式会社リコー 情報処理装置、システム及びプログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013023983A (ja) * 2011-07-25 2013-02-04 Kubota Corp 作業機及び作業機の機能取得システム
JP2014089678A (ja) * 2012-10-31 2014-05-15 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、システム及び情報提供方法
JP2014089680A (ja) * 2012-10-31 2014-05-15 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、システム及び情報登録方法
JP2017073173A (ja) * 2017-01-12 2017-04-13 株式会社リコー 情報処理装置、情報提供方法及びプログラム
JP2018092670A (ja) * 2018-03-08 2018-06-14 株式会社リコー 情報処理装置、システム及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9092494B1 (en) Information vault, data format conversion services system and method
EP1360623B1 (en) An information management system
AU2002212549A1 (en) An information management system
US6928421B2 (en) Method and system for securely recording a verbal transaction
JP2009059148A (ja) 情報処理システム及び情報処理プログラム
JP5775663B2 (ja) ホワイトカード使用限度額引上げシステム、およびその動作方法
CN1689047A (zh) 预订销售系统,终端装置,管理装置,服务器及程序
JP5072664B2 (ja) 通信販売における代行システム、通信販売における代行方法およびプログラム
JP2009116794A (ja) 情報処理システム及び情報処理プログラム
KR20030052228A (ko) 인트라넷을 통해 보안 인증되는 민원서류 발급방법
KR20010097821A (ko) 인터넷을 이용한 부가가치세 처리 시스템 및 이를 이용한 온라인 부가가치세 신고 처리 방법
TW200522653A (en) System and method for integrating multi-authentication operation
AU2008201226A1 (en) An information management system