JP2001148037A - 電子チケット利用システム、電子チケット発券装置、電子チケット保持装置、電子チケット検札装置、電子チケット利用方法及び記録媒体 - Google Patents

電子チケット利用システム、電子チケット発券装置、電子チケット保持装置、電子チケット検札装置、電子チケット利用方法及び記録媒体

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JP2001148037A
JP2001148037A JP32924499A JP32924499A JP2001148037A JP 2001148037 A JP2001148037 A JP 2001148037A JP 32924499 A JP32924499 A JP 32924499A JP 32924499 A JP32924499 A JP 32924499A JP 2001148037 A JP2001148037 A JP 2001148037A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記載事項を印字したチケット等を発券するこ
となく、チケット等の記載事項にあたる情報を利用する
ための電子チケット利用システム等を提供する。 【解決手段】 携帯端末2がチケットの品目等及び暗証
番号を発券サーバ1に送ると、発券サーバ1はチケット
の記載事項を表すデータと暗証番号とを含むデジタルチ
ケットにデジタル署名を施し、これを更に2次元バーコ
ードに変換して携帯端末2に送る。携帯端末2は2次元
バーコードを記憶し、ユーザの操作に従って、自己が記
憶する2次元バーコードを表示する。入場管理装置4
は、携帯端末2が表示する2次元バーコードを読み取っ
てデジタル署名付きデジタルチケットを取得して認証す
る。また、入場管理装置4は、携帯端末2の所持者等に
より入力された暗証番号とデジタル署名付きデジタルチ
ケット内の暗証番号とを照合する。認証に成功し、暗証
番号の照合にも成功すると、その旨を示す情報が出力さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、紙媒体を用いる
ことを要せずにチケット等を表す情報を流通させる電子
チケット利用システム及び電子チケット利用方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットを用いてコンサー
トのチケット等を予約するためのシステムが用いられて
いる。このシステムは、ゲートウェイサーバを介してW
WW(World Wide Web)にアクセスする機能を有するク
ライアントと、WWWに接続された予約用サーバとより
構成されている。
【0003】クライアントのユーザがこのシステムを用
いてチケットを予約する場合、ユーザは、クライアント
を操作し、WWWを介して予約用サーバにアクセスし、
予約用サーバに、予約の対象であるチケットを指定する
情報と、ユーザの連絡先となる電子メールアドレスと、
決済に用いるクレジットカードを特定する情報とを送
る。
【0004】予約用サーバは、クライアントから送られ
たこれらの情報を記憶し、チケットの予約を受け付けた
ことを通知する電子メールを、クライアントから送られ
た電子メールアドレスに宛てて送信する。この電子メー
ルには、個々の予約に固有の予約番号が記入されてお
り、ユーザは、チケットを発売するプレイガイド等にお
いて予約番号を告げたり、チケットの郵送を受けたりす
ることにより、予約したチケットの発券を受ける。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の技術
は、インターネットを用いてチケットを予約することを
可能とするにとどまり、チケット自体は、コンサート等
の日時等の記載事項が印字された紙片等からなるもので
ある。従って、コンサート等に参加しようとする場合、
チケットである紙片を保管し、会場まで持参して提示し
なければならならず、紛失の危険があり、また紙等が資
源として消費される。
【0006】この発明は上記実状に鑑みてなされたもの
で、記載事項を印字したチケット等を発券することな
く、チケット等の記載事項にあたる情報を利用するため
の電子チケット利用システム及び電子チケット利用方法
と、そのような電子チケット利用システム及び電子チケ
ット利用方法の実現を可能とするための電子チケット発
券装置、電子チケット保持装置及び電子チケット検札装
置とを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点にかかる電子チケット利用シ
ステムは、暗証情報、及び、チケットの記載事項を指定
するチケット指定情報が供給されたとき、当該チケット
指定情報が指定する記載事項及び前記暗証情報を含むチ
ケット情報を生成し、前記チケット情報にデジタル署名
を施したものを表す署名済みチケット情報を、前記チケ
ット指定情報及び前記暗証情報の供給元に供給するチケ
ット発券部と、操作者の指示に従って、前記チケット指
定情報及び前記暗証情報を前記チケット発券部に供給す
るデータ供給手段と、前記チケット発券部が供給した前
記署名済みチケット情報を取得して記憶する記憶手段
と、前記記憶手段が記憶する前記署名済みチケット情報
を出力するチケット提示手段と、を備えるチケット取得
部と、前記チケット提示手段が出力した前記署名済みチ
ケット情報を取得し、取得した前記署名済みチケット情
報を認証する認証手段と、照合用の情報を取得し、取得
した前記照合用の情報が、前記認証手段が取得した署名
済みチケット情報に含まれる暗証情報に合致するか否か
を判別する照合手段と、前記認証手段が前記署名済みチ
ケット情報の認証に成功し、且つ、前記照合用の情報が
前記暗証情報に合致すると前記照合手段が判別したか否
か、を表す情報を出力する結果出力手段と、を備えるチ
ケット検札部と、を備えることを特徴とする。
【0008】このような電子チケット利用システムによ
れば、生成された署名済みチケット情報は印字されるこ
とを要せずに、チケットを表すものとしてチケット取得
部により保持される。署名済みチケット情報は、認証を
受けることにより、真正に作成されたものであることが
検証され、また、暗証情報の照合を経ることにより、正
当な利用者により署名済みチケット情報が利用されてい
ることが確認される。
【0009】また、この発明の第2の観点にかかる電子
チケット発券装置は、暗証情報、及び、チケットの記載
事項を指定するチケット指定情報が外部より供給された
とき、当該チケット指定情報が指定する記載事項及び前
記暗証情報を含むチケット情報を生成するチケット生成
手段と、前記チケット生成手段が生成した前記チケット
情報にデジタル署名を施したものを表す署名済みチケッ
ト情報を生成する署名手段と、前記署名済みチケット情
報を外部へと供給するチケット供給手段と、を備える、
ことを特徴とする。
【0010】このような電子チケット発券装置によれ
ば、署名済みチケット情報が、チケットを表すものとし
て生成される。署名済みチケット情報は、認証を受ける
ことにより、真正に作成されたものであることが検証さ
れ、また、暗証情報の照合を経ることにより、正当な利
用者により署名済みチケット情報が利用されていること
が確認される。従って、署名済みチケット情報は、印字
されることを要せずにチケットを表すものとして利用さ
れる。
【0011】前記署名手段が生成する前記署名済みチケ
ット情報は、例えば、前記チケット情報に含まれる暗証
情報が実質的に視認不可となるような態様で、前記デジ
タル署名が施された前記チケット情報を2次元画像とし
て表すものであってもよい。これにより、署名済みチケ
ット情報は2次元画像として表示される形で提示され得
るものとなる。
【0012】前記チケット生成手段は、前記チケット指
定情報が指定する記載事項が所定条件に合致するか否か
を判別する判別手段と、前記判別手段が、前記記載事項
が前記所定条件に合致すると判別したとき、前記チケッ
ト情報を生成する手段と、を備えていてもよい。これに
より、例えば、提供すること事実上不可能な商品やサー
ビスを受ける権利を表章したチケット情報が過って生成
される、等の事態が防止される。
【0013】また、この発明の第3の観点にかかる電子
チケット保持装置は、操作者の指示に従って、暗証情
報、及び、チケットの記載事項を指定するチケット指定
情報を外部に無線送信するデータ供給手段と、外部より
無線送信された、前記チケット指定情報が指定する記載
事項及び前記暗証情報を含むチケット情報にデジタル署
名を施したものを表す署名済みチケット情報を受信して
記憶する記憶手段と、外部より無線送信された出力命令
を受信する出力用無線受信手段と、前記出力用無線受信
手段が前記出力命令を受信したとき、前記記憶手段が記
憶する前記署名済みチケット情報を無線送信するチケッ
ト提示手段と、を備える、ことを特徴とする。
【0014】このような電子チケット保持装置によれ
ば、チケットを表すものである署名済みチケット情報
が、印字されることを要せずに保持される。署名済みチ
ケット情報は認証を受けることにより、真正に作成され
たものであることが検証され、また、暗証情報の照合を
経ることにより、正当な利用者により署名済みチケット
情報が利用されていることが確認される。また、署名済
みチケット情報は出力命令に応答して無線送信されるの
で、操作者は、署名済みチケット情報を出力するために
特段の操作を行うことを要しない。このため、署名済み
チケットの利用が容易になる。
【0015】また、この発明の第4の観点にかかる電子
チケット検札装置は、チケットの記載事項及び暗証情報
を含んだチケット情報にデジタル署名を施したものを表
す署名済みチケット情報を外部より取得し、取得した前
記署名済みチケット情報を認証する認証手段と、照合用
の情報を外部より取得し、取得した前記照合用の情報
が、前記認証手段が取得した署名済みチケット情報に含
まれる暗証情報に合致するか否かを判別する照合手段
と、前記認証手段が前記署名済みチケット情報の認証に
失敗したとき、又は、前記照合用の情報が前記暗証情報
に合致しないと前記照合手段が判別したとき、通知を発
する結果出力手段と、を備える、ことを特徴とする。
【0016】このような電子チケット検札装置によれ
ば、チケットを表す署名済みチケット情報が印字された
態様で用意されることなく認証され、真正に作成された
ものであることが検証され、また、暗証情報の照合を経
ることにより、正当な利用者により署名済みチケット情
報が利用されていることが確認される。
【0017】前記署名済みチケット情報は、前記チケッ
ト情報に含まれる暗証情報が実質的に視認不可となるよ
うな態様で、前記デジタル署名が施された前記チケット
情報を2次元画像として表すものであってもよい。この
場合、前記認証手段は、前記2次元画像を読み取ること
により前記署名済みチケット情報を取得する画像読み取
り手段を備えることにより、署名済みチケット情報を取
得するものであってもよい。
【0018】前記認証手段は、外部の装置に前記署名済
みチケット情報の出力を促すための出力命令を無線送信
する無線送信手段と、前記出力命令に応答して前記外部
の装置が無線送信した前記署名済みチケット情報を受信
することにより当該署名済みチケット情報を取得する無
線受信手段と、を備えるものであってもよい。この場
合、外部の装置が出力命令に応答して署名済みチケット
情報を無線送信したとき、認証手段がこの署名済みチケ
ット情報を受信する。従って、操作者は、署名済みチケ
ット情報を出力するために特段の操作を行うことを要し
ない。このため、署名済みチケットの利用が容易にな
る。
【0019】前記電子チケット検札装置は、前記認証手
段が取得した署名済みチケット情報が表す記載事項と実
質的に同一の記載事項を表す他の署名済みチケット情報
が既に認証されているか否かを判別する重複判別手段を
更に備えていてもよい。この場合、前記照合手段は、前
記他の署名済みチケット情報が既に認証されていると判
別したとき、前記照合用の情報を外部より取得し、取得
した前記照合用の情報が、前記認証手段が取得した署名
済みチケット情報に含まれる暗証情報に合致するか否か
を判別するようにしてもよい。これにより、暗証情報の
照合は、実質的に同一の記載事項を表す他の署名済みチ
ケット情報が未だ認証されていないときには省略される
ので、署名済みチケット情報を提示する者に課される注
意の負担が軽減される。
【0020】また、この発明の第5の観点にかかる電子
チケット利用方法は、暗証情報、及び、チケットの記載
事項を指定するチケット指定情報が供給されたとき、当
該チケット指定情報が指定する記載事項及び前記暗証情
報を含むチケット情報を生成し、前記チケット情報にデ
ジタル署名を施したものを表す署名済みチケット情報
を、前記チケット指定情報及び前記暗証情報の供給元に
供給するチケット発券ステップと、操作者の指示に従っ
て、前記チケット指定情報及び前記暗証情報を前記チケ
ット発券ステップへと供給するデータ供給ステップと、
前記チケット発券ステップで供給された前記署名済みチ
ケット情報を取得して記憶する記憶ステップと、前記記
憶ステップで記憶された前記署名済みチケット情報を出
力するチケット提示ステップと、前記チケット提示ステ
ップで出力された前記署名済みチケット情報を取得し、
取得した前記署名済みチケット情報を認証する認証ステ
ップと、照合用の情報を取得し、取得した前記照合用の
情報が、前記認証ステップで取得された署名済みチケッ
ト情報に含まれる暗証情報に合致するか否かを判別する
照合ステップと、前記認証ステップでの前記署名済みチ
ケット情報の認証が成功し、且つ、前記照合用の情報が
前記暗証情報に合致すると前記照合ステップで判別され
たか否か、を表す情報を出力する結果出力ステップと、
を含むことを特徴とする。
【0021】このような電子チケット利用方法によれ
ば、生成された署名済みチケット情報は印字されること
を要せずに、チケットを表すものとして保持される。署
名済みチケット情報は、認証を受けることにより、真正
に作成されたものであることが検証され、また、暗証情
報の照合を経ることにより、正当な利用者により署名済
みチケット情報が利用されていることが確認される。
【0022】また、この発明の第6の観点にかかるコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータを、
暗証情報、及び、チケットの記載事項を指定するチケッ
ト指定情報が外部より供給されたとき、当該チケット指
定情報が指定する記載事項及び前記暗証情報を含むチケ
ット情報を生成するチケット生成手段と、前記チケット
生成手段が生成した前記チケット情報にデジタル署名を
施したものを表す署名済みチケット情報を生成する署名
手段と、前記署名済みチケット情報を外部へと供給する
チケット供給手段と、して機能させるためのプログラム
を記録したことを特徴とする。
【0023】このような記録媒体に記録されたプログラ
ムを実行するコンピュータは、署名済みチケット情報
を、チケットを表すものとして生成する。署名済みチケ
ット情報は、認証を受けることにより、真正に作成され
たものであることが検証され、また、暗証情報の照合を
経ることにより、正当な利用者により署名済みチケット
情報が利用されていることが確認される。従って、署名
済みチケット情報は、印字されることを要せずにチケッ
トを表すものとして利用される。
【0024】また、この発明の第7の観点にかかるコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータを、
チケットの記載事項及び暗証情報を含んだチケット情報
にデジタル署名を施したものを表す署名済みチケット情
報を外部より取得し、取得した前記署名済みチケット情
報を認証する認証手段と、照合用の情報を外部より取得
し、取得した前記照合用の情報が、前記認証手段が取得
した署名済みチケット情報に含まれる暗証情報に合致す
るか否かを判別する照合手段と、前記認証手段が前記署
名済みチケット情報の認証に失敗したとき、又は、前記
照合用の情報が前記暗証情報に合致しないと前記照合手
段が判別したとき、通知を発する結果出力手段と、して
機能させるためのプログラムを記録したことを特徴とす
る。
【0025】このような記録媒体に記録されたプログラ
ムを実行するコンピュータは、チケットを表す署名済み
チケット情報を、署名済みチケット情報が印字された態
様で用意されることを要せずに認証し、真正に作成され
たものであることを検証する。また、暗証情報の照合を
経ることにより、正当な利用者により署名済みチケット
情報が利用されていることを確認する。
【0026】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態にかかる電
子チケット利用システム、電子チケット発券装置、電子
チケット保持装置、電子チケット検札装置及び電子チケ
ット利用方法を、コンサート等の興行の参加の権利を表
章するデジタルチケットの発券、保持及び認証等を行う
チケッティングシステムを例として説明する。
【0027】図1は、この発明の実施の形態にかかるチ
ケッティングシステムの構成を示す図である。図示する
ように、この発明の実施の形態にかかるチケッティング
システムは、発券サーバ1と、携帯端末2と、パケット
網3と、入場管理装置4とより構成されている。
【0028】発券サーバ1は、インターネット等より構
成されるネットワークNを介してパケット網3に接続さ
れている。携帯端末2は、無線通信回線を含む通信回線
を介してパケット網3に接続されている。従って、発券
サーバ1と携帯端末2は、ネットワークN及びパケット
網3を介して互いに接続される。
【0029】なお、発券サーバ1及び携帯端末2には、
各自に固有の識別符号が割り当てられている。携帯端末
2が移動体電話機の機能を行うものである場合、携帯端
末2の識別符号は、例えば、電話番号であればよい。
【0030】発券サーバ1は、図2に示すように、制御
部11と、主記憶部12と、外部記憶部13と、送受信
部14とより構成される。主記憶部12、外部記憶部1
3及び送受信部14は、いずれも内部バスを介して制御
部11に接続されている。
【0031】制御部11は、CPU(Central Processi
ng Unit)等からなり、外部記憶部13に記憶されてい
るプログラムデータが表すプログラムに従って、後述す
る処理を行う。主記憶部12は、RAM(Random Acces
ss Memory)等からなり、制御部11の作業領域として
用いられる。
【0032】外部記憶部13は、ハードディスク装置等
からなり、後述する処理を制御部11に行わせるための
プログラムデータを予め記憶し、また、後述するチケッ
ト申込用フォームを予め記憶する。そして、外部記憶部
13は、制御部11の指示に従って、自己が記憶するデ
ータを制御部11に供給する。
【0033】また、外部記憶部13は、デジタルチケッ
ト発売元(例えば、デジタルチケットの代金を受けるべ
き者)に割り当てられた秘密鍵を予め記憶し、制御部1
1の指示に従って、この秘密鍵を制御部11に供給す
る。
【0034】秘密鍵は、データを暗号化するための暗号
鍵であり、別個の暗号鍵である公開鍵と対をなし、対を
なす秘密鍵及び公開鍵はいずれも同一の団体又は個人に
割り当てられている。対をなす秘密鍵及び公開鍵のうち
一方の暗号鍵を用いて暗号化されたデータは、他方の暗
号鍵を用いて復号化し得る、という関係にある。なお、
公開鍵は、その公開鍵(及びその公開鍵と対をなす秘密
鍵)を割り当てられた団体や個人以外の者に対しても、
任意の態様で公開されている。
【0035】送受信部14は、DSU(Data Service U
nit)等からなり、内部バスを介して制御部11に接続
されており、また、ネットワークNに接続される。送受
信部14は、制御部11の指示に従って、制御部11よ
り供給された情報を、携帯端末2に宛てて送出する(す
なわち、携帯端末2の識別符号を付してネットワークN
に送信する)。また、自己宛ての情報(すなわち、発券
サーバ1の識別符号が付された情報)をネットワークN
より受信して、制御部11に供給する。
【0036】携帯端末2は、携帯可能な構成を有してお
り、例えば、移動体電話(例えば、携帯電話や、PHS
(Personal Handyphone System))の端末の機能を行う
ものである。携帯端末2は、図3に示すように、制御部
21と、主記憶部22と、外部記憶部23と、送受信部
24と、入力部25と、表示部26とより構成される。
主記憶部22、外部記憶部23、送受信部24、入力部
25及び表示部26は、いずれも、内部バスを介して制
御部21に接続されている。
【0037】制御部21はCPU等からなり、外部記憶
部23に記憶されているプログラムデータが表すプログ
ラムに従って、後述する処理を実行する。主記憶部22
はRAM等からなり、制御部21の作業領域として用い
られる。外部記憶部23は、フラッシュメモリ等の不揮
発性記憶装置からなり、後述する処理を制御部21に行
わせるためのプログラムデータを予め記憶し、また、制
御部21の指示に従って、自己が記憶するデータを制御
部21に供給する。
【0038】送受信部24は、無線送信機及び無線受信
機等からなり、内部バスを介して制御部21に接続され
ている。送受信部24は、制御部21の指示に従って、
制御部21より供給された情報を用いて搬送波を所定の
形式で変調し、得られた変調波をパケット網3へと送信
する。また、送受信部24は、携帯端末2宛ての情報を
表す変調波(すなわち、携帯端末2宛の情報を用いて搬
送波を所定の形式で変調することにより得られる変調
波)をパケット網3より受信して復調し、復調により得
られた携帯端末2宛ての情報を、制御部21に供給す
る。
【0039】入力部25は、ボタン、スイッチ等より構
成されており、操作者の操作に従った情報を、制御部2
1に供給する。表示部26は、LCD(液晶ディスプレ
イ)等より構成されており、制御部21の指示に従った
画像を、自己が備える表示画面上に表示する。
【0040】パケット網3は、移動体電話通信に用いら
れる基地局及び電話回線と、この電話回線及びネットワ
ークNに接続されたサーバコンピュータとを備える。パ
ケット網3は、携帯端末2の送受信部24が送信した変
調波を受信して復調し、復調により得られた情報(すな
わち、携帯端末2が搬送波を変調するとき用いた情報)
をネットワークNに送信する。また、パケット網3は、
携帯端末2宛ての情報をネットワークNより受信し、受
信した情報を表す変調波を生成して、携帯端末2に送信
する。
【0041】なお、パケット網3は、送受信部24より
受信して復調した結果得られた情報がURL(Uniform
Resource Locator)を含むものであるとき、DNS(Do
mainName Service)の処理を行う。すなわち、復調を行
って得られたURLが示すサーバの識別符号を任意の手
法により特定し、復調の結果得られた情報を、識別符号
が特定されたサーバに宛てて、ネットワークに送信す
る。
【0042】入場管理装置4は、図4に示すように、制
御部41と、主記憶部42と、外部記憶部43と、画像
入力部44と、キャラクタ入力部45と、表示部46と
より構成される。主記憶部42、外部記憶部43、画像
入力部44、キャラクタ入力部45及び表示部46は、
いずれも、内部バスを介して制御部41に接続されてい
る。入場管理装置4は、例えば、このチケッティングシ
ステムによるチケット発券の対象となる興行が行われる
会場(例えば、コンサートが行われるホール)の入口付
近に設置されている。
【0043】制御部41はCPU等からなり、外部記憶
部43に記憶されているプログラムデータが表すプログ
ラムに従って、後述する処理を実行する。主記憶部42
はRAM等からなり、制御部41の作業領域として用い
られる。外部記憶部43はハードディスク装置等からな
り、後述する処理を制御部41に行わせるためのプログ
ラムデータを予め記憶し、また、制御部41の指示に従
って、自己が記憶するデータを制御部41に供給する。
【0044】また、外部記憶部43は、デジタルチケッ
ト発売元に割り当てられた上述の公開鍵を予め記憶し、
制御部41の指示に従って、この公開鍵を制御部41に
供給する。
【0045】画像入力部44は、スキャナ等より構成さ
れており、操作者の操作に従って画像を読み取り、読み
取った画像を表す画像情報を生成し、生成した画像情報
を制御部41に供給する。キャラクタ入力部45は、キ
ーボード等より構成されており、操作者の操作に従った
情報を制御部41に供給する。表示部46は、LCD等
より構成されており、制御部41の指示に従った画像
を、自己が備える表示画面上に表示する。
【0046】(動作)次に、図1に示すチケッティング
システムの動作を、図5〜図8を参照して説明する。以
下では、(a)携帯端末2のユーザがコンサートの入場
券を表すデータであるデジタルチケットを購入するとき
の発券サーバ1及び携帯端末2の動作と、(b)コンサ
ート会場に入場するユーザがデジタルチケットのチェッ
クを受けるときの、携帯端末2及び入場管理装置4の動
作と、を例として説明を行う。図5は、デジタルチケッ
ト購入時の携帯端末2の処理を表すフローチャートであ
る。図6は、デジタルチケット購入時の発券サーバ1の
処理を表すフローチャートである。図7は、デジタルチ
ケットチェック時の携帯端末2の処理を表すフローチャ
ートである。図8は、デジタルチケットチェック時の入
場管理装置4の処理を表すフローチャートである。
【0047】(デジタルチケット購入時の処理)携帯端
末2のユーザがデジタルチケットを購入する場合、ユー
ザはまず、携帯端末2の入力部25を操作して、携帯端
末2に、ブラウザの処理(すなわち、後述のステップS
102及びステップS103の処理)の実行を指示する
(図5、ステップS101)。
【0048】携帯端末2の制御部21は、ブラウザの処
理の実行を指示されると、外部記憶部23よりブラウザ
のプログラムデータを読み出し、ブラウザの処理を開始
する。ブラウザの処理を開始した制御部21は、ユーザ
が、入力部25を操作して、アクセスする対象のデータ
のURL(Uniform Resource Locator)を入力するのを
待機する(ステップS102)。URLは、アクセスす
る対象のデータを格納するサーバと、このサーバが備え
る記憶装置の記憶領域のうち、アクセスする対象のデー
タが格納されている記憶領域の論理的位置(ディレクト
リ)と、を示す符号である。
【0049】そして、ユーザが、URLの入力を完了す
ると、制御部21は、入力されたURLと、携帯端末2
自身に割り当てられている識別符号とを、送受信部24
を介してパケット網3に送信する(ステップS10
3)。すなわち、制御部21は、入力されたURLと携
帯端末2の識別符号とを送受信部24に供給し、送受信
部24は、制御部21より供給された情報を所定の形式
で変調し、得られた変調波をパケット網3へと送信す
る。パケット網3は、携帯端末2の送受信部24が送信
した変調波を受信して復調し、復調により得られたUR
L及び携帯端末2の識別符号を、このURLが示すサー
バに宛ててネットワークNに送信する。このURLが示
すサーバが発券サーバ1であれば、このURL及び携帯
端末2の識別符号は、発券サーバ1に宛てて送信され
る。
【0050】一方、発券サーバ1の送受信部14は、ス
テップS103で発券サーバ1に宛てて送信された情報
を受信して制御部11に供給する(図6、ステップS2
01)。制御部11は、URL及び携帯端末2の識別符
号を供給されると、外部記憶部13に格納されているデ
ータのうち、送受信部14から供給されたURLが示す
ディレクトリに格納されているデータを読み出す。そし
て、読み出したデータを、送受信部14を介し、識別符
号が示す携帯端末2宛てに送信する(ステップS20
2)。パケット網3は、ステップS202で送受信部1
4が送信した携帯端末2宛てのデータをネットワークN
より受信し、受信した情報を表す変調波を生成して、携
帯端末2に送信する。
【0051】携帯端末2の送受信部24は、携帯端末2
に宛てて送信された変調波を受信して復調し、復調によ
り得られたデータ(すなわち、発券サーバ1が送信した
データ)を制御部21に供給する(ステップS10
4)。制御部21は、送受信部24より供給されたデー
タが表す画像を表示部26に表示させる(ステップS1
05)。すなわち、制御部21は、送受信部24より供
給されたデータを表示することを表示部26に指示し、
表示部26は、この指示に従って、このデータが表す画
像を表示する。
【0052】そして、ステップS103で入力されたU
RLが、チケット申込用のフォームを格納するディレク
トリを表している場合、ステップS105で表示部26
は、チケット申込用のフォームを、自己の表示画面上に
表示する。チケット申込用のフォームには、以下(1)
〜(4)として示す4個のデータ、すなわち、(1)ユ
ーザ等が参加を希望する興行の品目と、(2)その興行
のチケットの購入希望数と、(3)ユーザが任意に設定
する暗証番号と、(4)決済に用いるクレジットカード
に割り当てられた番号と、を記入するための記入欄が含
まれている。
【0053】なお、記入欄へのデータの記入は、ユーザ
等が入力部25を操作して、制御部21が表示部26の
表示画面上に表示させるカーソルを記入欄上に移動させ
るよう指示し、制御部21がこの指示に応答してカーソ
ルを記入欄上に移動させた後、ユーザ等が更に入力部2
5を操作して(1)〜(4)のデータを入力し、制御部
21が、入力されたデータを表示部26の表示画面のカ
ーソル位置に表示させる、という手順で行われる。
【0054】表示部26がチケット申込用のフォームを
表示したとき、制御部21は、ユーザが入力部25を操
作して、このフォームの記入欄に、上述の(1)〜
(4)のデータを記入し、フォームの返送を指示するの
を待機する(ステップS106)。
【0055】そして、ユーザが(1)〜(4)のデータ
を記入し、フォームの返送を指示すると、制御部21
は、ユーザがフォームの返送を指示するまでに入力され
た(1)〜(4)のデータを、送受信部24を介し、発
券サーバ1に宛てて送信することにより、フォームの返
送を行う(ステップS107)。すなわち、制御部21
は、ユーザにより入力された(1)〜(4)のデータに
発券サーバ1の識別符号を付して送受信部24に供給
し、送受信部24は、自己に供給されたデータ及び識別
符号を表す変調波を生成してパケット網3へと送信す
る。パケット網3は、この変調波を受信して復調し、復
調により得られた(1)〜(4)のデータを発券サーバ
1宛てに送信する。
【0056】発券サーバ1の送受信部14は、発券サー
バ1宛てに送信された(1)〜(4)のデータを受信し
て制御部11に供給し、制御部11は、供給された
(1)〜(4)のデータを外部記憶部13に格納する
(ステップS203)。そして、これら4個のデータの
うち(1)のデータが表す品目のチケット(ユーザが購
入を希望するチケット)が発券可能であることを、任意
の手法により判別する(ステップS204)。
【0057】具体的には、ステップS204で制御部1
1は、例えば、送受信部14及びネットワークNを介し
て外部のデータベースにアクセスし、送受信部14より
供給された(1)のデータが示す品目の興行の残席数を
示す残席情報を取得し、取得した残席情報が(2)のデ
ータが示す数量以上あるか否かを判別する。
【0058】ステップS204で、発券可能でないと判
別すると、制御部11は、チケットの発券ができない旨
のメッセージを、送受信部14を介して携帯端末2宛て
に送信する(ステップS205)。パケット網3は、携
帯端末2宛てのこのメッセージをネットワークNより受
信し、受信したデータを表す変調波を生成して、携帯端
末2に送信する。携帯端末2の送受信部24は、変調波
を受信して復調することにより得られるメッセージを制
御部21に供給する。制御部21は、供給されたメッセ
ージを表示部26に表示させ、処理を終了する。
【0059】一方、ステップS204で、発券可能であ
ると判別すると、制御部11は、自己に供給されたデー
タのうち(1)及び(3)のデータ、及び、以下(5)
として示すデータ、すなわち、(5) 単一のデジタル
チケットを特定するデータ(例えば、興行の会場内の座
席の位置などを示すデータ)、の3個のデータを所定の
形式で結合することにより、デジタルチケットを生成す
る(ステップS206)。
【0060】そして、生成されたデジタルチケットに、
デジタルチケット発売元のデジタル署名を施すことによ
り、デジタル署名付きデジタルチケットを生成する(ス
テップS207)。
【0061】すなわち、ステップS207で制御部11
は、互いに結合された(1)、(3)及び(5)のデー
タの組(すなわち、デジタルチケット)を所定のハッシ
ュ関数に代入した値(ハッシュ値)を計算する。そし
て、デジタルチケット発売元に割り当てられている秘密
鍵を外部記憶部13より読み出し、自己が計算したハッ
シュ値を、読み出した秘密鍵を用いて暗号化する。そし
て、暗号化されたハッシュ値と、暗号化されていないハ
ッシュ値の両方を、互いに結合された(1)、(3)及
び(5)のデータの組に添付する。互いに結合された
(1)、(3)及び(5)のデータの組(すなわち、デ
ジタルチケット)と、このデジタルチケットに添付され
た平文のハッシュ値及び暗号化済みのハッシュ値とが、
デジタル署名付きデジタルチケットを構成する。
【0062】次に、制御部11は、ステップS207で
生成されたデジタル署名付きデジタルチケットを、この
デジタル署名付きデジタルチケットを表す2次元バーコ
ード(すなわち、2値をとる画素より構成される2次元
のイメージデータ)へと変換する(ステップS20
8)。そして、ステップS208での変換により得られ
た2次元バーコードを、送受信部14を介して携帯端末
2宛てに送信する(ステップS209)。
【0063】なお、ステップS208での変換により得
られる2次元バーコードは、ステップS207で生成さ
れたデジタル署名付きデジタルチケットが含む情報を、
少なくとも上述の(3)のデータが実質的に視認され得
ないような態様で表すものである。
【0064】パケット網3は、携帯端末2宛ての2次元
バーコードをネットワークNより受信し、受信した2次
元バーコードを表す変調波を生成して携帯端末2に送信
する。携帯端末2の送受信部24は、変調波を受信して
復調することにより得られる2次元バーコードを制御部
21に供給する(ステップS108)。そして、制御部
21は、受信した2次元バーコードを表示部26に表示
させ(ステップS109)、この2次元バーコードを外
部記憶部23に格納する(ステップS110)。
【0065】以上説明したステップS101〜110及
びS201〜S209の処理により、興行に参加するた
めのデジタルチケットがユーザにより購入される。な
お、興行の料金(チケット代)は、例えば、携帯端末2
から発券サーバ1へと伝送された上述の(4)のデータ
が示す番号を有するクレジットカードの発行者に、デジ
タルチケット発売元がチケット代相当額を請求するなど
して決済される。
【0066】(デジタルチケットチェック時の処理)興
行の会場の管理者等は、入場者の入場の管理を行うた
め、入場管理装置4の外部記憶部43に、発券サーバ1
が発見したデジタルチケットを構成する上述の(1)、
(3)及び(5)のデータを、互いに対応付けて格納す
る。
【0067】携帯端末2の所持者が興行の会場に入場す
る場合、携帯端末2の所持者はまず、携帯端末2の入力
部25を操作して、外部記憶部43に格納されている2
次元バーコードを表示部26に表示させるよう、携帯端
末2に指示する(図7、ステップS301)。携帯端末
2の制御部21は、ステップS301で携帯端末2の所
持者が行った指示に応答して、外部記憶部23から2次
元バーコードを読み出し、読み出した2次元バーコード
を表示部26に表示させる(ステップS302)。これ
により、デジタル署名付きデジタルチケットを表す2次
元バーコードが提示される。
【0068】次に、入場管理装置4の画像入力部44
が、興行の会場の管理者等による操作に従って、携帯端
末2の表示部26に表示されている2次元バーコードを
読み取る。そして、画像入力部44は、読み取った2次
元バーコードを表す画像情報を制御部41に供給する
(図8、ステップS401)。制御部41は、画像入力
部44より画像情報を供給されると、この画像情報が表
す2次元バーコードを解読して、デジタル署名付きデジ
タルチケットを復元する(ステップS402)。
【0069】次に、制御部41は、復元されたデジタル
署名付きデジタルチケットを認証する(ステップS40
3)。すなわち、ステップS403で、制御部41は、
デジタルチケット発売元に割り当てられている公開鍵を
外部記憶部43より読み出し、自己が復元したデジタル
署名付きデジタルチケットに含まれる暗号化済みハッシ
ュ値を、読み出した公開鍵を用いて復号化する。そし
て、復号化されたハッシュ値と、デジタル署名付きデジ
タルチケットに含まれる平文のハッシュ値とが実質的に
同一であるか否かを判別する。
【0070】そして、認証に失敗すると(すなわち、ス
テップS403で、復号化されたハッシュ値と平文のハ
ッシュ値とが実質的に異なると判別すると)、制御部4
1は、表示部46に、携帯端末2の所持者の入場を認め
ない旨の画像を表示させる(ステップS404。すなわ
ち、制御部41は、携帯端末2の所持者の入場を認めな
い旨の画像の表示を表示部46に指示し、表示部46
は、この指示に従って、携帯端末2の所持者の入場を認
めない旨を表示する)。そして、入場管理装置4は、処
理を終了する。表示部46が所持者の入場を認めない旨
の画像を表示した場合、興行の会場の管理者等は、例え
ば、携帯端末2の所持者の入場を断る等の措置をとれば
よい。
【0071】一方、認証に成功すると(すなわち、ステ
ップS403で、復号化されたハッシュ値と平文のハッ
シュ値とが実質的に同一であると判別すると)、制御部
41は、復元されたデジタル署名付きデジタルチケット
に含まれる(1)及び(5)のデータをキーとして、外
部記憶部43に格納されているデータを検索し、キーと
した(1)及び(5)のデータと実質的に同一のデータ
が格納されているか否かを判別する(ステップS40
5)。そして、格納されていると判別すると、処理をス
テップS406に進める。
【0072】ステップS405で、キーとしたデータと
実質的に同一のデータが外部記憶部43に格納されてい
ないと判別すると、制御部41は、ステップS404の
処理を行い、次いで、入場管理装置4は処理を終了す
る。
【0073】ステップS406で、制御部41は、表示
部46に、携帯端末2の所持者に暗証番号の入力を促す
画像を表示させ、暗証番号の入力を待機する。そして、
携帯端末2の所持者が、入場管理装置4のキャラクタ入
力部45を操作して、暗証番号を入力したとする。する
と、制御部41は、入力された暗証番号と、制御部41
が復元したデジタル署名付きデジタルチケットに含まれ
ている(3)のデータ(すなわち、携帯端末2の所持者
がステップS107でフォームに記入した暗証番号)と
が実質的に一致するか否かを判別する。すなわち、これ
ら2個の暗号番号の照合を行う(ステップS407)。
【0074】そして、両者が一致しないとステップS4
07で判別すると、制御部41は、ステップS404の
処理を行い、次いで、入場管理装置4は処理を終了す
る。一方、ステップS407で一致すると判別すると、
制御部41は、表示部46に、携帯端末2の所持者の入
場を認める旨の画像を表示させる(ステップS40
8)。そして、外部記憶部43に格納されているデータ
のうち、ステップS407で一致すると判別された
(3)のデータと、この(3)のデータに対応付けられ
ている(1)及び(5)のデータを消去して(ステップ
S409)、入場管理装置4は処理を終了する。興行の
会場の管理者等は、携帯端末2の所持者の入場を認める
旨の画像を視認した後、携帯端末2の所持者が会場に入
場することを許可するものとすればよい。
【0075】以上説明したステップS301〜S302
及びS401〜S409の処理により、携帯端末2のユ
ーザが購入したデジタルチケットのチェック結果に基づ
いて、携帯端末2の所持者の会場入場の可否決定が行わ
れる。
【0076】なお、この発明の実施の形態にかかるチケ
ッティングシステムの構成は、上述のものに限られな
い。例えば、発券サーバ1が生成するデジタルチケット
は、興行等に参加する権利を表章するものである必要は
なく、その他の任意の権利や、任意の記載事項を表すも
のであってもよい。また、暗証番号は数字に限られず、
数字以外の文字その他の情報を含んでいてもよい。ま
た、携帯端末2は、移動体電話の端末の機能を有してい
る必要はなく、携帯可能な構成を有しているものであれ
ばよい。従って、携帯端末2は、例えば、ポケットベル
や、PDA(Personal Digital Assistants)や、携帯
可能なパーソナルコンピュータより構成されていてもよ
い。
【0077】また、このチケッティングシステムは複数
の携帯端末2を備えていてもよく、この場合、各々の携
帯端末2には、各自に固有の識別符号が割り当てられて
いればよい。そして、各携帯端末2は、例えば、自己の
送受信部24が、パケット網3が送信した変調波を受信
して復調することにより得られる情報に自己の識別符号
が付されているか否かを判別することにより、その情報
が自己宛ての情報であるか否かを判別し、自己宛ての情
報であると判別したときに、その情報を自己宛ての情報
として扱うことと決定し、自己の送受信部24から自己
の制御部21へと供給するものとすればよい。
【0078】その他、パケット網3は、任意の手法によ
り各携帯端末2に個別に変調波を供給してよく、例え
ば、TDMA(Time Division Multiple Access)や、
FDMA(Frequency Division Multiple Access)や、
CDMA(Code Division Multiple Access)の手法で
各携帯端末2に個別に変調波を供給するようにしてもよ
い。
【0079】また、入場管理装置4は、制御部41の指
示に応答して会場の入口を実質的に遮断及び開通するゲ
ートを備えていてもよい。この場合、制御部41は、例
えば、ステップS404及びS406で、会場の入口を
遮断するようゲートに指示し、ゲートがこの指示に応答
して会場の入口を遮断するようにすればよい。また、制
御部41は、例えば、ステップS408で、会場の入口
を開通するようゲートに指示し、ゲートがこの指示に応
答して会場の入口を開通するようにすればよい。
【0080】また、携帯端末2が発券サーバ1に供給す
る上述の(3)のデータ(すなわち暗証番号)は、必ず
しもユーザがフォーム上に記入したものでなくてもよ
く、例えば、携帯端末2の外部記憶部23が予め記憶し
ている所定のデータ(例えば、ユーザの電話番号や誕生
日など)であってもよいし、また、制御部21あるいは
制御部21とは別個の論理回路が生成する、携帯端末2
に固有のデータであってもよい。また発券サーバ1は、
携帯端末2の識別符号を(3)のデータとして扱っても
よい。
【0081】また、携帯端末2が移動体電話機の機能を
行うものであって、(3)のデータが携帯端末2の電話
番号である場合、入場管理装置4は、制御部41の指示
に従って電話回線網を介し携帯端末2に接続する電話機
を備えていてもよい。この場合、例えば、入場管理装置
4の制御部41は、ステップS406で、暗証番号の入
力を待機する代わりに、入場管理装置4の電話機に、自
己がステップS402で復元したデジタル署名付きデジ
タルチケットが示す電話番号を割り当てられた携帯端末
への電話の発信を行うよう指示するものとする。する
と、入場管理装置4の電話機は、この指示に応答して電
話の発信を行う。その後、入場管理装置4の操作者等
は、ステップS401で画像入力部44が読み取った2
次元バーコードを表示した携帯端末2が、着信を示す動
作(例えば、呼び出し音を出力したり、呼び出しを表す
振動を発する、等の動作)を行ったか否かを確認する。
そして、入場管理装置4の操作者がキャラクタ入力部4
5等を操作し、着信を示す動作を行ったか否かを示す情
報を入力すると、制御部41は、ステップS407で、
2個の暗号番号の照合を行う代わりに、操作者が入力し
た情報に基づいて、2次元バーコードを表示した携帯端
末2が着信を示す動作を行ったか否かを判別する。そし
て、着信を示す動作を行ったと判別すると処理をステッ
プS408に移し、行わなかったと判別すると、処理を
ステップS404に移す。
【0082】携帯端末2が移動体電話機の機能を行うも
のであって、(3)のデータが携帯端末2の電話番号で
あり、入場管理装置4が上述の電話機を備えている場
合、更に、パケット網3が、携帯端末2へと電話を発信
した電話機の電話番号を特定し、特定した電話番号を携
帯端末2に通知する機能を有していてもよい。この場
合、携帯端末2は、自己に通知された電話番号を表示す
る装置を備えていてもよい。この場合は、例えば、ステ
ップS406で入場管理装置4の電話機が電話の発信を
行ったとき、着信の動作を行った携帯端末2が、入場管
理装置4の電話機の電話番号を表示したことを確認する
ようにしてもよい。これにより、2次元バーコードを表
示した携帯端末2が、(3)のデータが示す電話番号を
割り当てられたものであることが更に確実に確認され
る。
【0083】また、携帯端末2が移動体電話機の機能を
行うものであって、(3)のデータが携帯端末2の電話
番号であって、入場管理装置4が上述の電話機を備えて
いる場合、更に、この電話機に接続されている上述の電
話回線網が、電話を発信した電話機の電話番号を特定
し、特定した電話番号を、その電話を着信した電話機に
通知する機能を有していてもよい。そして、入場管理装
置4の電話機は、自己に通知された電話番号を表示する
装置を備えていてもよい。この場合、入場管理装置4が
ステップS406で暗証番号の入力の待機を開始する
と、例えば、入場管理装置4の操作者等が、携帯端末2
の所持者に、入場管理装置4の電話機への電話の発信を
依頼する等して、携帯端末2が、入場管理装置4の電話
機へと電話を発信するものとする。そして、入場管理装
置4の操作者等がキャラクタ入力部45を操作して、入
場管理装置4の電話機が表示した電話番号を入力するも
のとする。なおこの場合、入場管理装置4の電話機は、
制御部41の指示に従って電話の発信を行う機能を有し
ていなくてもよい。一方で、入場管理装置4の電話機
は、自己に通知された電話番号を制御部41へと出力す
る装置を備えていてもよい。入場管理装置4の電話機
が、自己に通知された電話番号を制御部41へと出力す
る装置を備えている場合、ステップS406で制御部4
1は、キャラクタ入力部45を用いて入力される暗証番
号を取得する代わりに、入場管理装置4の電話機が出力
する電話番号を取得するようにしてもよい。
【0084】また、携帯端末2が上述の(1)〜(4)
のデータを発券サーバ1へと供給する手法は、上述の手
法に限られず、任意である。従って、例えば、チケット
発売元との間で電話による通話を行って、携帯端末2の
ユーザ等がチケット発売元に(1)〜(4)のデータを
伝えてもよい。また、携帯端末2のユーザ等が、(1)
〜(4)のデータを含む文面を有する電子メールを、所
定のメールアカウント(例えば、デジタルチケット発売
元が指定するメールアカウント)に宛てて送信するよう
にしてもよい。
【0085】また、発券サーバ1は、必ずしも(4)の
データを取得する必要はなく、デジタルチケット発売元
等は、任意の手法によりデジタルチケットを購入した者
を特定して課金してよい。従って、例えば、携帯端末2
が発券サーバ1に供給する上述の(3)のデータが個人
を特定するデータ(例えば、携帯端末2の識別符号や、
携帯端末2のユーザ等が加入している任意の電話回線の
電話番号など)である場合、デジタルチケット発売元等
は、携帯端末2から発券サーバ1へと供給された(3)
のデータにより特定される個人に、デジタルチケットの
代金を請求するものとしてもよい。なお、デジタルチケ
ットの生成や携帯端末2への供給は、必ずしも有償で行
われる必要はない。
【0086】また、デジタルチケットを利用する者が不
特定の者であってよい場合(具体的には、デジタルチケ
ットがクーポン券や割引券などである場合)などの場合
には、発券サーバ1は、必ずしも(3)のデータを取得
しなくてもよく、また、デジタルチケットには(3)の
データが含まれていなくてもよい。(従って、発券サー
バ1は、(1)及び(5)のデータを結合することによ
りデジタルチケットを生成すればよい。)デジタルチケ
ットが(3)のデータを含んでいない場合、入場管理装
置4は、ステップS405で、キーとしたデータと実質
的に同一のデータが外部記憶部43に格納されていると
判別すると、直ちに処理をステップS408に移すよう
にすればよい。
【0087】また、発券サーバ1の制御部11は、ステ
ップS207において、デジタルチケットのハッシュ値
をデジタルチケット発売元に割り当てられた秘密鍵を用
いて暗号化する代わりに、デジタルチケット自体をこの
秘密鍵を用いて暗号化し、暗号化されたデジタルチケッ
トを平文のデジタルチケットに添付してもよい。この場
合は、暗号化されたデジタルチケットと、平文のデジタ
ルチケットとが、デジタル署名付きデジタルチケットを
構成する。そして、デジタル署名付きデジタルチケット
が、暗号化されたデジタルチケットと平文のデジタルチ
ケットとより構成されている場合、入場管理装置4の制
御部41は、ステップS403において、自己が復元し
たデジタル署名付きデジタルチケットに含まれる暗号化
されたデジタルチケットを、外部記憶部43から読み出
した公開鍵を用いて復号化し、復号化により得られたデ
ータが平文のデジタルチケットと実質的に同一であるか
否かを判別することにより、デジタル署名付きデジタル
チケットの認証を行えばよい。
【0088】また、発券サーバ1の制御部11は、ステ
ップS207において、デジタル署名を行う代わりに、
デジタルチケットに、デジタルチケットの購入者や所持
者に対して公開されていない所定の秘密データを所定の
形式で結合し、秘密データが結合されたデジタルチケッ
トのハッシュ値(キードハッシュ値)を計算してもよ
い。この場合、発券サーバ1は、ステップS208以降
の処理において、ステップS207で得られたキードハ
ッシュ値と平文のデジタルチケットとを、デジタル署名
付きデジタルチケットに代わるデータとして2次元バー
コードへと変換し、携帯端末2に供給すればよい。な
お、この秘密データは、デジタルチケット発売元等が予
め発券サーバ1の外部記憶部13に格納し、制御部11
はステップS207で外部記憶部13からこの秘密デー
タを読み出して用いるようにすればよい。そして、入場
管理装置4がステップS402で復元したデータがキー
ドハッシュ値及び平文のデジタルチケットを含む場合、
入場管理装置4の制御部41は、ステップS403にお
いて、自己が復元したデータに含まれるデジタルチケッ
トと、上述の秘密データとを用い、ステップS207に
おいて発券サーバ1が行う処理と実質的に同一の処理を
行ってキードハッシュ値を計算し、得られたキードハッ
シュ値が、自己がステップS402で復元したデータに
含まれるキードハッシュ値に合致するか否かを判別する
ことにより、デジタル署名付きデジタルチケットに代わ
るデータの認証を行えばよい。なお、ステップS403
で制御部41が用いる秘密データは、例えば、興行の会
場の管理者等が予め外部記憶部43に格納し、ステップ
S403で制御部41が外部記憶部43から読み出すよ
うにすればよい。
【0089】また、発券サーバ1の制御部11は、ステ
ップS207において、デジタル署名や、キードハッシ
ュ値の計算に代えて、上述の秘密データを共通鍵として
平文のデジタルチケットを暗号化してもよい。この場
合、発券サーバ1は、ステップS208以降の処理にお
いて、ステップS207で得られた暗号化済みのデジタ
ルチケットを、デジタル署名付きデジタルチケットに代
わるデータとして2次元バーコードへと変換し、携帯端
末2に供給すればよい。
【0090】なお、ステップS207で行う共通鍵によ
る暗号化の手法は、暗号化のために用いた共通鍵自体を
用いて復号化され得る暗号を生成するものである限り任
意であり、例えば、アメリカ合衆国の定める規格である
DES(Data Encryption Standard)に準拠した手法に
より行えばよい。また、共通鍵は所定のデータに限ら
ず、ステップS207の処理を行う度に制御部11が疑
似乱数を発生して共通鍵として用いるようにしてもよ
い。
【0091】そして、入場管理装置4がステップS40
2で復元したデータが上述の暗号化済みのデジタルチケ
ットを含む場合、入場管理装置4の制御部41は、ステ
ップS403において、この暗号化済みのデジタルチケ
ットと、ステップS207で共通鍵として用いたデータ
とを用い、ステップS207において発券サーバ1が行
う処理と実質的に同一の処理を行うことによりこの暗号
化済みのデジタルチケットを復号化し、復号化により得
られたデータを、認証されたデジタルチケットとして扱
うこととすればよい。なお、ステップS403で制御部
41が共通鍵として用いるデータは、会場の管理者等が
予め外部記憶部43に格納し、ステップS403で制御
部41が外部記憶部43から読み出すようにすればよ
い。
【0092】更に、制御部11は、共通鍵を用いたデジ
タルチケットの暗号化とデジタル署名とを併用してもよ
い。すなわち、制御部11は、ステップS207で、共
通鍵を用いたデジタルチケットの暗号化を行った後、暗
号化済みのデジタルチケットにデジタル署名を施しても
よく、又は、デジタル署名つきデジタルチケットを生成
した後、デジタル署名付きデジタルチケットを共通鍵を
用いて暗号化してもよい。
【0093】そして、入場管理装置4がステップS40
2で復元したデータが、暗号化済みのデジタルチケット
にデジタル署名を施したものである場合、入場管理装置
4の制御部41は、ステップS403において、デジタ
ル署名の認証と暗号化済みのデジタルチケットの復号化
とを任意の順序で行い、認証に成功したとき、復号化に
より得られたデータを、認証されたデジタルチケットと
して扱うこととすればよい。
【0094】一方、入場管理装置4がステップS402
で復元したデータが、デジタル署名付きデジタルチケッ
トを共通鍵で暗号化したものである場合、入場管理装置
4の制御部41は、ステップS403において、まず、
暗号化済みのデジタル署名付きデジタルチケットを復号
化し、復号化により得られたデータを認証するようにす
ればよい。
【0095】また、入場管理装置4は、ステップS40
5で、キーとした(1)及び(5)のデータと実質的に
同一のデータであると判別された各データを、後続の処
理において必ずしも外部記憶部43の記憶領域から消去
する必要はない。従って、例えば、ステップS409で
データを消去する代わりに、当該データを含むデジタル
署名付きデジタルチケットを提示した者が入場を許可さ
れたことを示す任意の情報を外部記憶部43あるいは主
記憶部42に記憶するようにしてもよい。そしてこの場
合、入場管理装置4は、ステップS405で、キーとし
た(1)及び(5)のデータと実質的に同一のデータが
外部記憶部43に格納されていると判別したとき、直ち
に処理をステップS408に移すようにし、一方、ステ
ップS405で、該当するデータが外部記憶部43に格
納されていないと判別したとき、処理をステップS40
6に移すようにしてもよい。
【0096】これにより、入場管理装置4は、(1)及
び(5)のデータが実質的に同一であるデジタル署名付
きデジタルチケットを提示して会場への入場を許可され
た者が存在しない場合は、ステップS406における2
個の暗証番号の照合が省略される。一方、(1)及び
(5)のデータが実質的に同一であるデジタル署名付き
デジタルチケットを提示して会場への入場を許可された
者が既に存在する場合も、後からデジタル署名付きデジ
タルチケットを提示した者が直ちに入場を拒否されるこ
とはなく、ステップS406において2個の暗証番号が
合致した場合、後からデジタル署名付きデジタルチケッ
トを提示した者が入場を認められる。なお、後からデジ
タル署名付きデジタルチケットを提示した者が入場を認
められる場合、会場の管理者等は、例えば、先にデジタ
ル署名付きデジタルチケットを提示した者を退場させる
等すればよい。
【0097】また、発券サーバ1は、デジタル署名付き
デジタルチケットを2次元バーコードに変換する必要は
なく、2次元バーコードの代わりに、デジタル署名付き
デジタルチケットを表す任意の2次元画像に変換して、
携帯端末2に供給するようにしてもよい。そして、携帯
端末2は、デジタル署名付きデジタルチケットを表す2
次元画像を表示し、入場管理装置4は、携帯端末2が表
示した2次元画像を読み取って、読み取った2次元画像
からデジタル署名付きデジタルチケットを復元するよう
にすればよい。
【0098】また、携帯端末2は、必ずしも2次元バー
コード等、デジタル署名付きデジタルチケットを表す画
像を表示する必要はない。携帯端末2は、例えば、赤外
線通信装置等からなるチケット提示用通信部を備えるも
のとし、ステップS302において、2次元バーコード
等の表示に代えて、チケット提示用通信部を介して2次
元バーコードを無線送信してもよい。この場合、入場管
理装置4は、赤外線通信装置等からなるチケット検札用
通信部を備えるものとし、ステップS401において、
2次元バーコードの読み取りに代えて、携帯端末2のチ
ケット提示用通信部から無線送信された2次元バーコー
ドを受信するようにすればよい。
【0099】また、携帯端末2がステップS302で無
線送信するデータは2次元バーコードである必要はな
く、デジタル署名付きデジタルチケットを表す任意の形
式のデータであればよい。そして、携帯端末2がステッ
プS302でデジタル署名付きデジタルチケットを表す
データを無線送信する場合、発券サーバ1はデジタル署
名付きデジタルチケットを2次元バーコードへと変換す
る必要はなく、例えば、上述のステップS208で、携
帯端末2がステップS302で無線送信する対象のデー
タを生成するものとしたり、あるいは、ステップS20
7の処理の後、デジタル署名付きデジタルチケットを、
送受信部14を介して携帯端末2宛てに直ちに送信する
ようにしてもよい。
【0100】また、携帯端末2は、ユーザ等の操作に従
ってデジタル署名付きデジタルチケットを表すデータを
無線送信するものである必要はなく、例えば、上述のチ
ケット提示用通信部が、デジタル署名付きデジタルチケ
ットを表すデータの無線送信を指示する命令を受信した
とき、携帯端末2がこの命令に応答し、チケット提示用
通信部を介して、デジタル署名付きデジタルチケットを
表すデータを無線送信するものであってもよい。この場
合、例えば、入場管理装置4のチケット検札用通信部
が、上述の命令を無線送信するようにすればよい。これ
により、デジタル署名付きデジタルチケットの提示のた
めにユーザが携帯端末2を操作する必要がなくなる。
【0101】また、携帯端末2は、デジタル署名付きデ
ジタルチケットを表すデータを無線送信する代わりに、
その他任意の手法で出力してもよく、この場合、入場管
理装置4は、携帯端末2が出力する、デジタル署名付き
デジタルチケットを表すデータを任意の手法で取得する
ようにすればよい。例えば、発券サーバ1は、デジタル
署名付きデジタルチケットを所定の形式の音声データに
変換して携帯端末2に供給するようにしてもよい。そし
て、携帯端末2は、デジタル署名付きデジタルチケット
を表す音声データが表す音声を再生してもよい。この場
合、入場管理装置4はマイクロフォン等を含む集音装置
を備え、携帯端末2が再生した音声を集音し、集音した
音声からデジタル署名付きデジタルチケットを復元する
ようにすればよい。なお、携帯端末2が再生する音声は
可聴周波数でない周波数成分より構成されるものとすれ
ば、騒音の発生が防止される。
【0102】また、入場管理装置4が、外部記憶部43
に格納するための上述の(1)、(3)及び(5)のデ
ータを取得する手法は任意である。従って、例えば、発
券サーバ1が、制御部11に接続された図示しない記録
媒体ドライバ(例えば、光磁気ディスクドライブや、リ
ムーバブルハードディスクドライブなど)を介して、コ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体(例えば、光磁気デ
ィスクや、リムーバブルハードディスク装置など)に
(1)、(3)及び(5)のデータを記録し、次いで入
場管理装置4が、制御部41に接続された図示しない記
録媒体ドライバを介して、(1)、(3)及び(5)の
データをこの記録媒体から読み出して外部記憶部43に
格納してもよい。あるいは、(1)、(3)及び(5)
のデータを記録したこの記録媒体を、外部記憶部43を
構成するものとして機能させてもよい。また、発券サー
バ1の送受信部14と入場管理装置4の図示しない送受
信部とがネットワークNあるいはその他任意の通信回線
を介して互いに接続される構成としてもよい。この場合
は、発券サーバ1が入場管理装置4に(1)、(3)及
び(5)のデータを送信し、入場管理装置4がこれらの
データを受信して外部記憶部43に格納してもよい。ま
た、発券サーバ1と入場管理装置4とは、直接に、又は
ネットワークN若しくはその他任意の通信回線を介し
て、共通のデータベースに接続されていてもよい。この
場合、発券サーバ1がこのデータベースにアクセスして
(1)、(3)及び(5)のデータをこのデータベース
に書き込み、次いで入場管理装置4がこのデータベース
にアクセスしてこれらのデータを読み出すようにすれば
よい。
【0103】以上、この発明の実施の形態を説明した
が、この発明にかかる電子チケット利用システム、電子
チケット発券装置、電子チケット保持装置及び電子チケ
ット検札装置は、専用のシステムによらず、通常のコン
ピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、ク
ライアントマシンに接続可能なサーバコンピュータに上
述の発券サーバ1の動作を実行するためのプログラムを
格納した媒体(CD−ROM、磁気テープ等)から該プ
ログラムをインストールし、また、ネットワークにアク
セスする機能とデータを記憶する機能とを有する移動体
電話機に上述の携帯端末2の動作を実行するためのプロ
グラムを格納した媒体から該プログラムをインストール
し、スキャナ等を備えるコンピュータに上述の入場管理
装置4の動作を実行するためのプログラムを格納した媒
体から該プログラムをインストールすることにより、上
述の処理を実行するチケッティングシステムを構成する
ことができる。
【0104】また、例えば、通信回線の掲示板(BB
S)に該プログラムを掲示し、これを通信回線を介して
配信してもよく、また、該プログラムを表す信号により
搬送波を変調し、得られた変調波を伝送し、この変調波
を受信した装置が変調波を復調して該プログラムを復元
するようにしてもよい。そして、このプログラムを起動
し、OSの制御下に、他のアプリケーションプログラム
と同様に実行することにより、上述の処理を実行するこ
とができる。
【0105】なお、OSが処理の一部を分担する場合、
あるいは、OSが本願発明の1つの構成要素の一部を構
成するような場合には、記録媒体には、その部分をのぞ
いたプログラムを格納してもよい。この場合も、この発
明では、その記録媒体には、コンピュータが実行する各
機能又はステップを実行するためのプログラムが格納さ
れているものとする。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、記載事項を印字したチケット等を発券することな
く、チケット等の記載事項にあたる情報を利用するため
の電子チケット利用システム及び電子チケット利用方法
と、そのような電子チケット利用システム及び電子チケ
ット利用方法の実現を可能とするための電子チケット発
券装置、電子チケット保持装置及び電子チケット検札装
置とが実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかるチケッティング
システムの基本構成を示すブロック図である。
【図2】図1のチケッティングシステムの発券サーバの
基本構成を示すブロック図である。
【図3】図1のチケッティングシステムの携帯端末の基
本構成を示すブロック図である。
【図4】図1のチケッティングシステムの入場管理装置
の基本構成を示すブロック図である。
【図5】デジタルチケット購入時の携帯端末の処理を表
すフローチャートである。
【図6】デジタルチケット購入時の発券サーバの処理を
表すフローチャートである。
【図7】デジタルチケットチェック時の携帯端末の処理
を表すフローチャートである。
【図8】デジタルチケットチェック時の入場管理装置の
処理を表すフローチャートである。
【符号の説明】
1 発券サーバ 2 携帯端末 3 パケット網 4 入場管理装置 11、21、41 制御部 12、22、42 主記憶部 13、23、43 外部記憶部 14、24 送受信部 25 入力部 26、46 表示部 44 画像入力部 45 キャラクタ入力部 N ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07B 15/00 G07B 15/00 501 501 G07F 17/40 G07F 7/12 G06F 15/21 Z 17/40 330 G07F 7/08 B Fターム(参考) 3E027 BA02 BA04 BA09 EA05 EA10 EC06 EC08 EC10 3E044 AA02 BA10 CA04 DA06 DC06 DD02 DE01 5B017 AA01 BA05 BA07 BB02 CA07 CA16 5B049 AA05 BB11 CC06 DD01 DD02 GG02 GG03 GG06 GG10 5B089 GA11 GA25 HA10 JA08 JA31 KB07 KC58 LA01 LB06

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】暗証情報、及び、チケットの記載事項を指
    定するチケット指定情報が供給されたとき、当該チケッ
    ト指定情報が指定する記載事項及び前記暗証情報を含む
    チケット情報を生成し、前記チケット情報にデジタル署
    名を施したものを表す署名済みチケット情報を、前記チ
    ケット指定情報及び前記暗証情報の供給元に供給するチ
    ケット発券部と、 操作者の指示に従って、前記チケット指定情報及び前記
    暗証情報を前記チケット発券部に供給するデータ供給手
    段と、前記チケット発券部が供給した前記署名済みチケ
    ット情報を取得して記憶する記憶手段と、前記記憶手段
    が記憶する前記署名済みチケット情報を出力するチケッ
    ト提示手段と、を備えるチケット取得部と、 前記チケット提示手段が出力した前記署名済みチケット
    情報を取得し、取得した前記署名済みチケット情報を認
    証する認証手段と、照合用の情報を取得し、取得した前
    記照合用の情報が、前記認証手段が取得した署名済みチ
    ケット情報に含まれる暗証情報に合致するか否かを判別
    する照合手段と、前記認証手段が前記署名済みチケット
    情報の認証に成功し、且つ、前記照合用の情報が前記暗
    証情報に合致すると前記照合手段が判別したか否か、を
    表す情報を出力する結果出力手段と、を備えるチケット
    検札部と、 を備えることを特徴とする電子チケット利用システム。
  2. 【請求項2】暗証情報、及び、チケットの記載事項を指
    定するチケット指定情報が外部より供給されたとき、当
    該チケット指定情報が指定する記載事項及び前記暗証情
    報を含むチケット情報を生成するチケット生成手段と、 前記チケット生成手段が生成した前記チケット情報にデ
    ジタル署名を施したものを表す署名済みチケット情報を
    生成する署名手段と、 前記署名済みチケット情報を外部へと供給するチケット
    供給手段と、を備える、 ことを特徴とする電子チケット発券装置。
  3. 【請求項3】前記署名手段が生成する前記署名済みチケ
    ット情報は、前記チケット情報に含まれる暗証情報が実
    質的に視認不可となるような態様で、前記デジタル署名
    が施された前記チケット情報を2次元画像として表すも
    のである、 ことを特徴とする請求項2に記載の電子チケット発券装
    置。
  4. 【請求項4】前記チケット生成手段は、 前記チケット指定情報が指定する記載事項が所定条件に
    合致するか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段が、前記記載事項が前記所定条件に合致す
    ると判別したとき、前記チケット情報を生成する手段
    と、を備える、 ことを特徴とする請求項2又は3に記載の電子チケット
    発券装置。
  5. 【請求項5】操作者の指示に従って、暗証情報、及び、
    チケットの記載事項を指定するチケット指定情報を外部
    に無線送信するデータ供給手段と、 外部より無線送信された、前記チケット指定情報が指定
    する記載事項及び前記暗証情報を含むチケット情報にデ
    ジタル署名を施したものを表す署名済みチケット情報を
    受信して記憶する記憶手段と、 外部より無線送信された出力命令を受信する出力用無線
    受信手段と、 前記出力用無線受信手段が前記出力命令を受信したと
    き、前記記憶手段が記憶する前記署名済みチケット情報
    を無線送信するチケット提示手段と、を備える、 ことを特徴とする電子チケット保持装置。
  6. 【請求項6】チケットの記載事項及び暗証情報を含んだ
    チケット情報にデジタル署名を施したものを表す署名済
    みチケット情報を外部より取得し、取得した前記署名済
    みチケット情報を認証する認証手段と、 照合用の情報を外部より取得し、取得した前記照合用の
    情報が、前記認証手段が取得した署名済みチケット情報
    に含まれる暗証情報に合致するか否かを判別する照合手
    段と、 前記認証手段が前記署名済みチケット情報の認証に失敗
    したとき、又は、前記照合用の情報が前記暗証情報に合
    致しないと前記照合手段が判別したとき、通知を発する
    結果出力手段と、を備える、 ことを特徴とする電子チケット検札装置。
  7. 【請求項7】前記署名済みチケット情報は、前記チケッ
    ト情報に含まれる暗証情報が実質的に視認不可となるよ
    うな態様で、前記デジタル署名が施された前記チケット
    情報を2次元画像として表すものであり、 前記認証手段は、前記2次元画像を読み取ることにより
    前記署名済みチケット情報を取得する画像読み取り手段
    を備える、 ことを特徴とする請求項6に記載の電子チケット検札装
    置。
  8. 【請求項8】前記認証手段は、 外部の装置に前記署名済みチケット情報の出力を促すた
    めの出力命令を無線送信する無線送信手段と、 前記出力命令に応答して前記外部の装置が無線送信した
    前記署名済みチケット情報を受信することにより当該署
    名済みチケット情報を取得する無線受信手段と、を備え
    る、 ことを特徴とする請求項6に記載の電子チケット検札装
    置。
  9. 【請求項9】前記認証手段が取得した署名済みチケット
    情報が表す記載事項と実質的に同一の記載事項を表す他
    の署名済みチケット情報が既に認証されているか否かを
    判別する重複判別手段を更に備え、 前記照合手段は、前記他の署名済みチケット情報が既に
    認証されていると判別したとき、前記照合用の情報を外
    部より取得し、取得した前記照合用の情報が、前記認証
    手段が取得した署名済みチケット情報に含まれる暗証情
    報に合致するか否かを判別する、 ことを特徴とする請求項6、7又は8に記載の電子チケ
    ット検札装置。
  10. 【請求項10】暗証情報、及び、チケットの記載事項を
    指定するチケット指定情報が供給されたとき、当該チケ
    ット指定情報が指定する記載事項及び前記暗証情報を含
    むチケット情報を生成し、前記チケット情報にデジタル
    署名を施したものを表す署名済みチケット情報を、前記
    チケット指定情報及び前記暗証情報の供給元に供給する
    チケット発券ステップと、 操作者の指示に従って、前記チケット指定情報及び前記
    暗証情報を前記チケット発券ステップへと供給するデー
    タ供給ステップと、 前記チケット発券ステップで供給された前記署名済みチ
    ケット情報を取得して記憶する記憶ステップと、 前記記憶ステップで記憶された前記署名済みチケット情
    報を出力するチケット提示ステップと、 前記チケット提示ステップで出力された前記署名済みチ
    ケット情報を取得し、取得した前記署名済みチケット情
    報を認証する認証ステップと、 照合用の情報を取得し、取得した前記照合用の情報が、
    前記認証ステップで取得された署名済みチケット情報に
    含まれる暗証情報に合致するか否かを判別する照合ステ
    ップと、 前記認証ステップでの前記署名済みチケット情報の認証
    が成功し、且つ、前記照合用の情報が前記暗証情報に合
    致すると前記照合ステップで判別されたか否か、を表す
    情報を出力する結果出力ステップと、 を含むことを特徴とする電子チケット利用方法。
  11. 【請求項11】コンピュータを、 暗証情報、及び、チケットの記載事項を指定するチケッ
    ト指定情報が外部より供給されたとき、当該チケット指
    定情報が指定する記載事項及び前記暗証情報を含むチケ
    ット情報を生成するチケット生成手段と、 前記チケット生成手段が生成した前記チケット情報にデ
    ジタル署名を施したものを表す署名済みチケット情報を
    生成する署名手段と、 前記署名済みチケット情報を外部へと供給するチケット
    供給手段と、 して機能させるためのプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】コンピュータを、 チケットの記載事項及び暗証情報を含んだチケット情報
    にデジタル署名を施したものを表す署名済みチケット情
    報を外部より取得し、取得した前記署名済みチケット情
    報を認証する認証手段と、 照合用の情報を外部より取得し、取得した前記照合用の
    情報が、前記認証手段が取得した署名済みチケット情報
    に含まれる暗証情報に合致するか否かを判別する照合手
    段と、 前記認証手段が前記署名済みチケット情報の認証に失敗
    したとき、又は、前記照合用の情報が前記暗証情報に合
    致しないと前記照合手段が判別したとき、通知を発する
    結果出力手段と、 して機能させるためのプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
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