JP2000029778A - 記憶素子 - Google Patents

記憶素子

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JP2000029778A JP10199008A JP19900898A JP2000029778A JP 2000029778 A JP2000029778 A JP 2000029778A JP 10199008 A JP10199008 A JP 10199008A JP 19900898 A JP19900898 A JP 19900898A JP 2000029778 A JP2000029778 A JP 2000029778A
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忠章 磯部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数個の連続アドレスへのアクセスリクエス
トが混在して不規則なリクエストとして記憶装置に発行
される種々のシステムに対して、少量の物量で高速に処
理することが可能な記憶素子。 【解決手段】 メモリセル群1を有するRAM内にデー
タレジスタアレイ15を設け、同時に異なるROWアド
レスに対応するデータを保持し、レジスタ上でアクセス
することを可能とする。このレジスタアレイ15は、任
意の長さの任意のワード数を持つ仮想レジスタとして構
成され、仮想レジスタ番号と仮想ワード番号を用いてR
AM外部よりアクセスし、RAM内部で実レジスタ番号
と実ワード番号に変換する(変換回路20)ことによ
り、異なるアプリケーションに対して、個々にレジスタ
構成を最適化してアクセスの効率化を図ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ処理装置の
記憶装置を構成する記憶素子に係り、特に、大量のデー
タを直接大容量の記憶装置から供給する方式のデータ処
理装置の記憶装置に使用して好適な記憶素子に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マイクロプロセッサの動作速度の
高速化に伴い、プロセッサを支える周辺素子の高速化/
高機能化が著しい進歩を見せている。例えば、記憶素子
に関して、『ポストSDRAMの主役の座を巡る競争激
化 プロトコル制御方式の是非が論点に』(日経マイク
ロデバイス 1996年4月号 pp74−pp83:
文献1)に記載されているように、「シンクロナスDR
AM」の次の世代を担うDRAMとして「モシスDRA
M」、「メディアDRAM」、「SyncLink D
RAM」等が提案されており、情報機器の主記憶の標準
チップ化を目指す動きが見られる。
【0003】その一方で、マイクロプロセッサは、半導
体技術の進歩とRISC技術の発展とに伴って、その性
能を飛躍的に向上させている。特に、半導体技術の進歩
により、マイクロプロセッサを構成するチップ内部の動
作周波数は500MHzを超えるような製品も現れてき
た。このような高速なマイクロプロセッサの登場によ
り、この種のプロセッサを使用したシステムの性能も向
上してきている。
【0004】ところが、前述のようなシステムを実現す
る上での問題点として、次のような点が挙げられる。
【0005】一般に、前述のような高性能なマイクロプ
ロセッサは、プロセッサ本体及び周辺に配置した高速ア
クセス可能なキャッシュ上のデータを対象にした処理に
対してはその能力を充分に発揮することができる。しか
し、技術計算に見られるような巨大な問題を解こうとす
ると、扱うデータがキャッシュに収まりきらなくなり極
端に性能が低下するという問題が発生する。すなわち、
いわゆるキャッシュミスの発生により、データを主記憶
装置または下位階層の記憶装置からキャッシュに転送す
る時間だけプロセッサの待ち状態が発生し、その結果、
プロセッサはアイドル状態となり、システムの性能が大
幅に低下してしまう。その低下の度合に関しては、『レ
ジスタウィンドウとスーパースカラ方式による擬似ベク
トルプロセッサの提案』(並列処理シンポジウムJSP
P '92 論文集 pp367−pp374:文献2)
等に記載されている。
【0006】この論文において、キャッシュに収まらな
いような問題に対応するための擬似ベクトルプロセッサ
が提案されている。そして、この擬似ベクトルプロセッ
サは、プロセッサ内に大量のレジスタを設け、主記憶装
置または下位階層の記憶装置に対するメモリアクセスを
パイプライン的に動作させて、データの待ち時間による
性能低下を最小限にとどめるような工夫を行ったもので
ある。
【0007】しかし、この場合の主記憶装置または下位
階層の記憶装置に要求される性能(スループット)の高
さは、一般的なキャッシュに頼ったマイクロプロセッサ
システムの主記憶装置または下位階層の記憶装置の比で
はなく、極めて高いものである。何故ならば、この擬似
ベクトルプロセッサのアプローチは、主記憶装置または
下位階層の記憶装置へのアクセスのレーテンシィの増加
に対して、パイプライン構造の採用によりその増加を隠
蔽しようとするものであり、扱うデータ量の削減を狙い
としているものではないからである。
【0008】従って、前記疑似ベクトルプロセッサ用の
主記憶装置または下位階層の記憶装置は、大容量かつ高
スループットを実現するために、シンクロナスDRAM
のような高速なインタフェースを備える記憶素子を、複
数個並列に並べた多バンクで構成する必要性のあるもの
となる。
【0009】また、擬似ベクトルプロセッサ以外にも、
大容量かつ高スループットの主記憶装置または下位階層
の記憶装置に対するニーズが大きくなりつつある。前記
アーキテクチャと異なるものとして、『マイクロベクト
ルプロセッサ・アーキテクチャの検討』(情報処理学会
研究報告 1992.6.12 pp17−pp24:
文献3)に記載されたアプローチが挙げられる。
【0010】前記文献には、高集積化技術を用いてベク
トルプロセッサの機能を1チップ化した場合に、入出力
ピンネックによってメモリアクセスパイプラインの数が
制限される問題に関して、ベクトル命令レベルのマルチ
スレッド処理を行うことにより、実効的なメモリアクセ
ス性能の低下を防ごうとするものが提案されている。こ
の場合にも、主記憶装置または下位階層の記憶装置に対
するスループットの要求が高い。従って、システムとし
ては、擬似ベクトルプロセッサと同様に多バンク構成の
主記憶装置または下位階層の記憶装置を用意する必要が
ある。
【0011】前述した2例のようなアーキテクチャを採
用するシステムに共通的に言えることは、大容量/高ス
ループットの主記憶装置または下位階層の記憶装置を少
ない物量でかつ安価に実現する必要があるということで
ある。すなわち、プロセッサそのものが小型化/低価格
化を指向しているのに合わせたメモリシステムを提供し
なければならないことを意味する。もし、これが実現で
きないのであれば、システムとしてのバランスが取れ
ず、システムとして存在価値がなくなることになってし
まう。
【0012】また、前述した2例とは全く異なるシステ
ムの方向も示されている。すなわち、比較的低価格のパ
ソコンを構成する方策として、プロセッサ外付けキャッ
シュメモリの削減や、主記憶装置以外のメモリ(フレー
ムバッファ等)を主記憶装置と兼ねる「ユニファイド・
メモリ・アーキテクチャ(UMA)」等が提案されてい
る。この動きは、『米国PC産業「総メモリー量削減作
戦」を始動』(日経マイクロデバイス 1996年2月
号 pp42−pp62:文献4)に示されている。こ
こに示されているシステムは、大きく2つのメモリアク
セスの流れが存在するように構成される。
【0013】その1つは、主記憶としてのプロセッサか
らのアクセスであり、もう1つがフレームバッファとし
てのグラフィックス・コントローラからのシーケンシャ
ルなアクセスである。そして、前記のシステムは、この
複数のアクセスストリームが1つの記憶装置にアクセス
する形態が採られているのが特徴である。但し、このよ
うな構成を意味のある形態にするためには、記憶装置と
してある程度の性能を確保する必要がある。このため
に、複数個のアクセスストリームに対して、安価で(部
品点数の増加を抑えて)、かつ、スループットの大幅な
低下を招くことなくデータを供給する仕掛けの実現が必
要である。
【0014】前述した「擬似ベクトルプロセッサ」、
「マイクロベクトルプロセッサ」、「ユニファイド・メ
モリ・アーキテクチャ」の何れのアーキテクチャのシス
テムを実現する場合でも、高性能な主記憶装置または下
位階層の記憶装置を如何に提供するかが鍵となる。
【0015】高スループットな主記憶装置または下位階
層の記憶装置を従来の技術で実現するためには、「シン
クロナスDRAM」を使用した、多バンク構成とする方
式が最も有効である。
【0016】図8は従来技術によるシンクロナスDRA
Mの構成を示すブロック図、図9は従来技術によるシン
クロナスDRAMを使用したデータ処理装置のシステム
構成例を示すブロック図であり、以下、図9、図8を参
照して従来技術を説明する。図8、図9において、20
0は命令プロセッサ、201、202はデータストリー
ム、203はマルチプレクサ、210は記憶制御装置、
211はアクセス要求振り分け用制御回路、220は記
憶装置、221〜228はシンクロナスDRAM、30
0はメモリセル、301は制御回路、310〜312、
314はレジスタ、320、321はデコーダである。
【0017】従来技術によるシンクロナスDRAMの構
成を示す図8において、DRAM内のレジスタ310、
311、312、314は、チップ外から供給されるク
ロックで対応するrow−address、colum
n−address、data−in、data−ou
tの各信号を保持する。デコーダ320は、row−a
ddressに対するデコーダであり、デコーダ321
は、column−addressに対するデコーダで
ある。メモリセル300は、デコーダ320、321の
出力によりアクセスされる。制御回路301は、CS、
RAS、CAS、WEの各制御信号から、アドレスレジ
スタ310、311へのセット信号、書き込みデータレ
ジスタ312へのセット信号301a、301b、読み
出しデータレジスタ314へのセット信号、メモリセル
300への書き込み指示信号を生成する。
【0018】図8に示すシンクロナスDRAMの特徴
は、DRAMの外部インタフェースがパイプライン化さ
れていることである。すなわち、DRAMの制御論理
(記憶制御装置)とDRAMとの間は、同期クロックを
基にした同期転送が可能なインタフェースとなってい
る。従って、一組のメモリインタフェース上に複数のバ
ンクに対応するシンクロナスDRAMを接続することが
できる。
【0019】図9に示す従来技術によるデータ処理装置
は、命令プロセッサ200と、記憶制御装置210と、
記憶装置220とにより構成されている。そして、記憶
装置220は、図8に示す構成のシンクロナスDRAM
221〜228により構成することにより、非同期式の
DRAMを使用した場合より小規模な物量で多バンクの
記憶装置として構成することができる。
【0020】記憶制御装置210は、2組のRAMのセ
ットにメモリアクセス要求を振り分ける制御回路211
を備えており、各記憶装置220とのインタフェースに
シンクロナスDRAM221〜228を4個ずつ接続し
ている。この場合のアドレス付けは、記憶装置220の
内部に記載しているように、ワードアドレス毎にアクセ
スするDRAMをずらしていくよう割り当てられる。と
ころが、8Byteの単発アクセスを処理するための一
般的な割り当て方法であるこのアプローチは、最適解に
はならない。この理由は以下に示す通りである。
【0021】一般に、擬似ベクトルプロセッサは、前述
した文献2に示されるように、DOループを構成するよ
うなイタレーションを順次実行していく。従って、一般
のベクトルプロセッサのように、1ベクトルオペランド
を連続的にアクセスすることがないために、主記憶装置
または下位階層の記憶装置に対するアクセスは非連続と
なる。すなわち、この場合のアクセスは、文献2の図4
に示されるように、『a(i+2)→b(i+2)→a
(i+3)→b(i+3)』といったアクセスパターン
になり、ベクトルaやベクトルbが連続領域に格納され
ていても、メモリシステムに対するアクセスアドレスは
連続しないことになる。
【0022】一方、前述した文献3に示されるマイクロ
ベクトルプロセッサは、ベクトル命令レベルのマルチス
レッド処理の実行を行っており、このベクトルプロセッ
サにおいても複数ストリームのベクトルオペランドに対
応するアクセスが混在することになる。従って、この場
合にも、各ストリームのオペランドが連続領域に割り当
てられていても、主記憶装置または下位階層の記憶装置
に対するアクセスアドレスは連続しないことになる。こ
れが図9に示すアプローチが最適でない理由である。
【0023】さらに、前述した文献4に示されるUMA
も、複数のメモリ・アクセス・ストリームが発生すると
いう点で前述したアーキテクチャと同様であると言え
る。
【0024】前述したように、メモリアクセスのアドレ
スが連続しないにも係わらず、高スループットが要求さ
れる場合のメモリシステムは、キャッシュに使用する程
度の高速RAMを大量に使用する方式を除けば、バンク
数を多く用意する構成を採らざるを得ない。何故なら
ば、各種DRAMのメモリセルの性能そのものは半導体
プロセスの微細化が進んでも大きな改善はなく、RAM
にとって連続アクセスでなければ、DRAMそのものの
高速化の恩恵にはあずかれないためである。すなわち、
シンクロナスDRAMを使用することにより、RAMイ
ンタフェース部分の高速化を図ることができるが、連続
しないアドレスへのアクセスが必要であれば、バンクを
増やす以外にプロセッサ側の要求に応えることができな
い。
【0025】この結果、高速処理が要求されるデータ処
理装置は、多バンクで構成される主記憶装置または下位
階層の記憶装置を用意する必要が生じてしまい、プロセ
ッサのコンパクトさに比べてシステムの物量が小さくな
らないという根本的な問題を引き起こしてしまう。この
ことを図9により説明する。
【0026】図9に示す従来技術によるデータ処理装置
において、命令プロセッサ200から連続アドレス(a
0,a1,a2,a3......)のストリーム20
1と、連続アドレス(b0,b1,b2,b
3......)のストリーム202とによるアクセス
が混在したものとする。そして、これらのアドレスの記
憶装置上の配置が記憶装置220内に記載したようなも
のとなっているものとする。
【0027】前述の場合、ストリーム201とストリー
ム202とは、マルチプレクサ203で混合され、その
まま記憶制御装置210に送られて処理される。そし
て、このように、アクセスが混在すると、メモリシステ
ムにとってはランダムに近いアクセス形態となり、連続
アクセスに強いDRAMの特徴を活かすことができなく
なる。例えば、DRAMのサイクルタイムが8マシンサ
イクルであれば、プロセッサからの毎サイクルのアクセ
ス要求に応える為には、最低限8個のバンクを用意する
必要がある。
【0028】前述したようにプロセッサ内部では、メモ
リアクセスのアドレスを連続にすることができる可能性
があるにも係わらず、主記憶装置または下位階層の記憶
装置に対するアドレスが非連続になるのは、複数のベク
トルオペランドストリームの要素を混在させてアクセス
要求を発行するためである。この混在自体は、プロセッ
サ内部の処理を高速に行うために必要な処理方式であ
り、この混在の回避方法を検討することは無意味であ
る。従って、記憶装置としては、非連続で発行されるア
クセス要求の中から、連続性を抽出する方式を実現する
ことがプロセッサの高速化手法に合致する方向である。
【0029】この考え方に基づいた従来技術として、D
RAM内に複数面のデータレジスタアレイをROW対応
に設け、同時に異なるROWアドレスに対応してアクセ
スデータを保持する機構を備えたDRAMが、特願平6
−46733号(特開平7−262083号公報)等に
より提案されている。
【0030】さらに、1997年に「Virtual
Channel Memory」という方式が提案され
た。この方式は、メモリ・セル・アレイと外部インタフ
ェース用回路の間に「チャネル」と呼ぶ行データ対応の
キャッシュ領域を複数個設け、この複数のチャネルを、
メモリにアクセスする複数個のコントローラに対応して
割り当てて、実効的なバンド幅を大きく改善しようとす
るものである。この技術の詳細は、『「バーチャル・チ
ャネル・メモリ」複数メモリー・マスターに有効』(日
経マイクロデバイス 1998年2月号 pp142−
149:文献5)に示されている。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】前述した特許出願に記
載された従来技術の場合のようにROW対応の複数面の
データレジスタアレイをキャッシュとして設ける場合の
問題点として、DRAMチップ内のデータ転送能力が挙
げられる。一般的なDRAMにおけるチップ内のセルに
対応したセンスアンプを単純なバッファとみなし、当該
センスアンプ上のデータを高速に読み出す機構を実現す
る場合、センスアンプ上の全データをDRAMチップ内
で移動させる必要はない。
【0032】ところが、ROW対応のデータを複数面の
バッファに保持する場合には、そのセンスアンプ上のデ
ータを転送する必要がある。このとき、DRAMチップ
内のデータ転送能力が問題となる。一般に、センスアン
プから、I/Oバッファまでのデータ線は、複数セル
(同一ROWアドレスで指定される別データビット)間
で共用する方式が採られる。この理由は、I/Oデータ
線を共通にしないと、DRAM内の消費電力の増大を招
き、また、比較的高速動作を行う回路の面積が増加して
しまうためである。例えば、1ROW当たりのビット数
が1024ビットの場合、これを1回のアクセスでセン
スアンプからデータレジスタアレイに転送しようとする
と(10ns間に)、その転送能力としては100Gb
/sが必要になってしまう。DRAMがnビット幅の構
成で有れば、DRAMチップ全体ではn×100Gb/
s(例えば、n=16であれば200GByte/s)
が必要になり、その実現性は極めて低くなる。なお、こ
のようなメモリ・セルからの読み出し系回路方式に関し
ては、『超LSIメモリ』(伊藤清男、培風館、p16
1−p173:文献6)に示されている。
【0033】一方、前述の1回のアクセスによるデータ
を分割して転送すれば、その転送期間中、そのメモリセ
ルへのアクセスができなくなると言う性能面での大きな
デメリットが生じてしまう。
【0034】また、記憶素子は、システムで大量に使用
されるものである以上、特定のシステムに特化した構造
であってはならず、極力種々のシステム間で共通的に使
用可能な構造(方式)である必要がある。これが実現で
きなければ、たとえある分野のシステムで高性能な記憶
素子が実現できたとしても、市場に広く受け入れられる
ことがなく高価なものとなり、システムの競合力(価格
対性能比)そのものを、大幅に引き下げてしまうことに
なる。
【0035】さらに、VCM方式に関しても次のような
制約が挙げられる。すなわち、VCMは、1本のチャネ
ル当たりのデータ幅が固定であり、チャネルへのメモリ
セルからの転送量を指定することができるものの、チッ
プが用意するチャネル本数が限られてしまうという制約
がある。また、ある面積をチャネル用に確保したとして
も、チャネル本数とデータ幅とが固定であれば、種々の
システムに適用する場合には大きな制約となってしま
う。
【0036】すなわち、VCM方式は、ある用途では、
チャネル当たりのデータ幅は狭くてもよいが、大量のチ
ャネル本数が必要な場合には、せっかくチップ内に用意
したチャネル用の記憶エリアが活用されず、かつチャネ
ル本数が足らずに性能をだすことができないという問題
点を生じてしまう。また、VCM方式は、一方では、チ
ャネル当たりのデータ幅は大きい方がよく、チャネル本
数は少なくてもよい用途に対して、小さなデータ幅のチ
ャネルを大量に備える構成で対応すると、メモリを制御
する側の管理回路のオーバヘッドが増大すると共に、チ
ャネルへの転送が頻発して、データ転送効率そのものが
劣化してしまうという問題点を生じさせる。
【0037】本発明の目的は、前述した従来技術の種々
の問題点を解決し、要求されるデータ幅、チャネル数に
柔軟に対応することができる記憶素子を提供し、これを
使用して記憶装置を構成することにより、プロセッサか
らの記憶装置へのアクセスアドレスが、本質的には複数
の連続するストリームが交ざり合う場合の処理において
も、性能、管理コストを最適化したシステムを提供する
ことにある。また、本発明の目的は、同一の(RAM)
チップアーキテクチャを、パーソナルユースのシステム
から大規模な技術計算システムまでをカバーすることが
できる記憶素子を提供することにある。
【0038】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、行アドレスまたはワードアドレスと列アドレスまた
はビットアドレスとによってアクセスされるメモリセル
アレイを有する記憶素子において、行アドレスまたはワ
ードアドレスにより前記メモリセルアレイから読み出し
たデータを、絶対レジスタ番号と絶対ワード番号とによ
って一時的に保持するレジスタアレイと、外部からその
値が設定可能な少なくとも1つの仮想レジスタサイズ及
び仮想レジスタ数とによる少なくとも1つの仮想レジス
タアレイを規定するモードレジスタと、記憶素子外部か
ら与えられる仮想レジスタ番号と仮想ワード番号とを、
前記モードレジスタ内の値により絶対レジスタ番号と絶
対ワード番号とに変換する変換回路と、前記メモリセル
アレイとレジスタアレイとの間のデータ転送を行う転送
回路とを備えることにより達成される。
【0039】また、前記目的は、行アドレスまたはワー
ドアドレスと列アドレスまたはビットアドレスとによっ
てアクセスされるメモリセルアレイを有する記憶素子に
おいて、行アドレスまたはワードアドレスにより前記メ
モリセルアレイから読み出したデータを、レジスタ番号
とワード番号とによって一時的に保持するレジスタアレ
イと、レジスタ番号に対応してそのレジスタ番号のエリ
アに格納されたデータが、メモリセルアレイ上で格納さ
れていたアドレスの一部あるいは全てを保持するアドレ
スアレイと、レジスタアレイ上に格納されたデータに対
応するメモリセルアレイ上のデータをアクセスする場合
に、前記アドレスアレイからのアドレスを用いてメモリ
セルアレイをアクセスする制御機構とを備えることによ
り達成される。
【0040】さらに、前記目的は、行アドレスまたはワ
ードアドレスと列アドレスまたはビットアドレスとによ
ってアクセスされるメモリセルアレイを有する記憶素子
において、行アドレスまたはワードアドレスにより前記
メモリセルアレイから読み出したデータを、レジスタ番
号とワード番号とによって一時的に保持するレジスタア
レイと、メモリセルアレイに対して同時に転送すること
が可能なワード数を保持するレジスタと、レジスタアレ
イのワード数を保持するレジスタと、前記2つのレジス
タに保持されているワード数の大きさを比較する回路と
を備え、レジスタアレイのワード数が転送可能なワード
数より大きい場合、メモリセルアレイとレジスタアレイ
との間のデータ転送をメモリセルアレイのワード数を単
位に分割し複数回転送することにより達成される。
【0041】具体的には前記目的は、記憶素子内に絶対
レジスタ番号と絶対ワード番号とによってデータを保持
しているセル位置を特定する構成のレジスタアレイを設
け、大きさが「S」ワードで「N」個のレジスタによる
「S×N構成のレジスタ」による仮想レジスタアレイを
前記レジスタアレイ上に構成するために、サイズ「S」
とレジスタ数「N」とを規定するモードレジスタと、モ
ードレジスタに対して、記憶素子外部から値を設定する
手段と、仮想レジスタ番号と仮想ワード番号とを記憶素
子外部から与える手段と、モードレジスタに保持してい
る値を用いて、記憶素子外部から与えられる仮想レジス
タ番号及び仮想ワード番号を、絶対レジスタ番号及び絶
対ワード番号に変換する変換回路と、メモリセルアレイ
とレジスタアレイとの間のデータ転送を「S」ワードの
大きさを単位として行う転送制御回路とを備えることに
より達成される。
【0042】また、前記目的は、前記モードレジスタ内
に複数の仮想レジスタアレイを規定する値を設定可能と
することにより達成される。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、本発明による記憶素子の一
実施形態を図面により詳細に説明する。
【0044】図1は本発明による記憶素子の一実施形態
の構成を示すブロック図である。図1において、1はメ
モリセル群、3はROWアドレスデコーダ、4はCOL
UMNアドレスデコーダ、7〜9、16、17はセレク
タ、10はROWアドレス用レジスタ、11はCOLU
MNアドレスレジスタ、12は書き込みデータ用レジス
タ、13は仮想レジスタ番号/ワード番号用レジスタ、
14はアドレスアレイ、15はデータレジスタアレイ、
18はデコーダ、19はモードレジスタ群、20は変換
回路、21はCOLUMNアドレス更新回路、22は出
力データレジスタ、30は制御回路、71、81はメモ
リセル用アドレスレジスタ、91はメモリセル用書き込
みデータレジスタである。
【0045】図1に示す本発明の一実施形態による記憶
素子は、本発明をRAMに適用したものであり、メモリ
セルアレイを構成するメモリセル群1と、メモリセル群
1のデータの一部を格納する可変構造のデータレジスタ
アレイ15及び対応するデータのメモリセル群1内の位
置情報(アドレス)を保持するアドレスアレイ14と、
データレジスタアレイ15からの出力とメモリセル群1
からの出力とを切り替えるセレクタ17と、出力データ
レジスタ22と、データレジスタアレイ15への書き込
みデータを選択するセレクタ16と、メモリセル群1へ
の書き込みデータをデータレジスタアレイ15の出力に
切り替えるためのセレクタ9と、書き込みデータレジス
タ91と、メモリセル群1をアクセスするためのアドレ
スをアドレスアレイ14の出力に切り替えるセレクタ
7、8と、アドレスレジスタ71、81と、ROWアド
レスデコーダ3と、COLUMNアドレスデコーダ4
と、ROWアドレス用レジスタ10と、COLUMNア
ドレスレジスタ11と、書き込みデータ用レジスタ12
と、仮想レジスタ番号/ワード番号用レジスタ13と、
仮想レジスタ番号/仮想ワード番号から絶対レジスタ番
号/絶対ワード番号に変換する変換回路20と、前記仮
想番号から絶対番号に変換するための情報を保持するモ
ードレジスタ群19と、レジスタアレイ15をアクセス
するためのデコーダ18と、メモリセル群1からデータ
レジスタアレイ15への分割データ転送を行う場合のC
OLUMNアドレス更新回路21と、各レジスタ、セレ
クタに制御信号30a他を発行する制御回路30とから
構成される。
【0046】図1に示す記憶素子に対するREAD、W
RITEに関する動作のバリエーションは、READが
(1)データレジスタアレイへの登録を伴わないメモリ
セルからの読み出し、(2)データレジスタアレイへの
登録を伴うメモリセルからの読み出し、(3)データレ
ジスタアレイからの読み出しであり、WRITEが、
(1)メモリセルへの書き込み(データレジスタアレイ
へのアクセス無し)、(2)データレジスタアレイとデ
ータレジスタアレイへの書き込み、(3)データレジス
タアレイのデータの更新(メモリセルへのアクセス無
し)、(4)データレジスタアレイからメモリセルへの
書き戻し、である。
【0047】図2、図3は読み出し(READ)の場合
の動作を説明するタイムチャート、図4、図5は書き込
み(WRITE)の場合動作を説明するタイムチャート
であり、以下、図2〜図5を参照して、本発明の一実施
形態による記憶素子の読み出し、書き込みの動作を説明
する。なお、図2〜図5に示すタイムチャートは、RA
Mのインタフェース信号で表現したものである。
【0048】まず、図2を参照してREAD動作を説明
する。
【0049】図2(a)に示すタイムチャートは、デー
タレジスタアレイへの登録を伴わないメモリセルからの
読み出しの動作(以下、第1のREAD動作という)を
示している。この動作は、まず、CS(Chip se
lect)/RAS(RowAddress Stro
be)信号から生成されたセット信号により、アドレス
がROWアドレスレジスタ10に取り込まれる。取り込
まれたROWアドレスは、ROW側のデコーダ3によっ
てデコードされ、このデコードされた値により、メモリ
セルからROWデータを読み出す起動が行われる。
【0050】一方、CS/CAS(Column Ad
dress Strobe)信号から生成されたセット
信号によって、アドレスがメモリセルアクセス用のCO
L(Column)アドレスレジスタ11に取り込まれ
る。取り込まれたCOLアドレスは、デコーダ4によっ
てデコードされ、メモリセルの下流にある選択回路61
に供給される。
【0051】選択回路61は、読み出されたROWデー
タをデコードされたCOLアドレスによって検索し、読
み出しデータを決定する。決定された読み出しデータ
は、データレジスタアレイからの出力と選択回路61か
らの出力とを選択する選択回路17を経て、読み出しデ
ータレジスタ22にセットされ、その後、RAM外に出
力される。なお、選択回路17に対する選択指示信号
は、CS/RASを伴うRAMアクセスであったことを
条件に、選択回路61の出力を選択するよう制御回路3
0で生成される。
【0052】以上により第1のREAD動作(メモリセ
ルへのリードアクセス/データレジスタアレイへの登録
無し)が終了する。
【0053】図2(b)に示すタイムチャートは、デー
タレジスタアレイへの登録を伴うメモリセルからの読み
出しの動作(以下、第2のREAD動作という)を示し
ている。この動作は、第1のREAD動作と同様に読み
出しデータがメモリセル1から読み出される。第1のR
EAD動作と異なるのは、CASと同時に指定されたR
EGA(data REGister array A
ccess)及びReg−NO(Register N
umber:データレジスタアレイ番号情報)によっ
て、データレジスタアレイ15のRegNOで指定され
たレジスタ番号位置に1ワード(モードレジスタ群19
に示されたワード長)分のデータを格納することにあ
る。
【0054】Reg−NO情報は、CS/CAS信号か
ら制御回路30により生成されたセット信号によって、
レジスタ13に取り込まれる。取り込まれた情報は、メ
モリセル1から読み出したデータをデータレジスタアレ
イ15のどの位置に格納するかを指示する。また、CS
/CAS/REGA信号から制御回路30により生成さ
れたセット指示信号は、読み出しデータと書き込みデー
タとの何れかを選択する選択回路16に対し、読み出し
データを選択するよう指示する。
【0055】前述により、メモリセル1から読み出され
たデータは、選択回路16を介してデータレジスタアレ
イ15に格納される。なお、メモリセル1から読み出さ
れたデータは、これと並列に選択回路17を経由してR
AM外に出力されるが、この動作は第1のREAD動作
と同一である。
【0056】以上により、第2のREAD動作(メモリ
セルへのリードアクセス/データレジスタアレイへの登
録有り)が終了する。
【0057】図2(c)に示すタイムチャートは、デー
タレジスタアレイからの読み出しの動作(以下、第3の
READ動作という)を示している。この動作は、CS
/RASの発行をせずに、直接CS/CAS/REGA
信号がRAMに供給されることにより開始される。この
場合、CS/CAS信号により、アドレス信号がデータ
レジスタアレイのアクセス用のCOLアドレスレジスタ
11に取り込まれ、Reg−NO信号がデータレジスタ
アクセス用のレジスタ13に取り込まれる。
【0058】レジスタ13に取り込まれた情報は、デー
タレジスタアレイの選択回路18に供給されてデータの
絞り込みに使用され、さらにCOLアドレスレジスタ1
1の出力は、変換回路20で変換されたワード位置情報
により、選択回路61で絞られたデータが出力直前のデ
ータ選択回路17に送出される。選択回路17に到着し
たデータは、制御回路30からの指示により、出力レジ
スタ22に送られ、RAMの外に出力される。
【0059】以上により第3のREAD動作(データレ
ジスタアレイからの読み出し)が終了する。
【0060】前述した本発明の実施形態は、メモリセル
へのアクセスが完了していなくてもデータレジスタアレ
イへのアクセスが可能である。図3に示すタイムチャー
トは、このような並行動作を行う場合を示しており、タ
イムチャート中の“a”と示した部分が第1のREAD
動作に対応し、“b”と示した部分が第3のREAD動
作に対応する。
【0061】図3において、まず“a”で示されるメモ
リセルへのアクセスがCS/RAS信号により開始され
る。その2サイクル後に“b”で示されるデータレジス
タアレイに対するアクセスがCS/CAS信号により行
われ、メモリセルへのアクセスよりも先に読み出しデー
タを出力することができる。この並列アクセスの動作
は、COLアドレス対応のレジスタとして、メモリセル
アクセス用レジスタ81を個別に用意したことにより可
能となったものであり、これにより、メモリアクセスの
追越し動作も実現することができる。
【0062】次に、図4、図5を参照して書き込み動作
について説明する。
【0063】図4(a)に示すタイムチャートは、メモ
リセルへのアクセスケース/データレジスタアレイへの
アクセス無しの書き込み動作(以下、第1のWRITE
動作という)を示している。この動作は、まず、CS/
RAS信号から生成されたセット信号によって、アドレ
スがROWアドレスレジスタ10に取り込まれる。ここ
で取り込まれたROWアドレスは、ROW側のデコーダ
3を介してメモリセルへの当該ROWへの書き込みを起
動する。続いて、CS/CAS信号から生成されたセッ
ト信号によって、アドレスがメモリセルアクセス用のC
OLアドレスレジスタ11に取り込まれる。取り込まれ
たCOLアドレスは、デコーダ4を介してメモリセル1
に供給される。COLアドレスと同時に、セット信号に
よってメモリセルアクセス用書き込みデータレジスタ1
2に取り込まれた書き込みデータは、選択回路9を経由
してメモリセルに供給される。選択回路9の選択指示信
号は、CS/CAS/REGA信号から生成される。メ
モリセル1への書き込み指示は、WE信号から生成され
て、書き込み指示信号として供給され、第1のWRIT
E動作が終了する。
【0064】図4(b)に示すタイムチャートは、メモ
リセルへのアクセスケース/データレジスタアレイへも
書き込む動作(以下、第2のWRITE動作という)を
示している。この動作は、第1のWRITE動作と同様
に書き込みの動作が進められる。そして、第1のWRI
TE動作と異なるのは、メモリセルへの書き込みと同時
にデータレジスタアレイにもデータを書き込みむことに
ある。このため、COLアドレスをレジスタ11に取り
込むのと同一のタイミングで、Reg−NO情報をメモ
リセルアクセス用のReg−NOレジスタ13に取り込
む。この取り込まれた情報は、データレジスタアレイの
選択回路18に供給され、指定されたデータレジスタア
レイ中の領域にも、書き込みデータレジスタ12を経由
したデータが書き込まれる。以上により、第2のWRI
TE動作が終了する。
【0065】図4(c)に示すタイムチャートは、デー
タレジスタアレイへのアクセスケースの書き込み動作
(以下、第3のWRITE動作という)を示している。
この動作は、データレジスタアレイへの書き込みに先立
ち、データレジスタアレイへの登録動作が必要である。
すなわち、メモリセル群1内のデータがデータレジスタ
アレイに登録されていなければならないため、前述で説
明した第2のREAD動作を実行して、目的のデータレ
ジスタアレイにデータを登録しておく必要がある。
【0066】そして、第3のWRITE動作は、CS/
RASの発行をせずに直接CS/CAS/REGA信号
がRAMに供給されることにより開始される。この場
合、CS/CAS信号により、アドレス信号がCOLア
ドレスレジスタ11に取り込まれ、Reg−NO信号が
Reg−NOレジスタ13に取り込まれる。また、これ
と同時に、更新情報が書き込みデータレジスタ12に取
り込まれる。この第3のWRITE動作は、Reg−N
Oレジスタ13が示すデータレジスタアレイの、COL
アドレスレジスタ11が示すワード位置のデータを、書
き込みデータレジスタ16の内容で置き換える動作であ
る。この場合、データレジスタアレイ15の上段にある
選択回路16に対し、CS/CAS/REGA信号から
生成した選択指示信号が供給され、データレジスタアレ
イの更新は、REGA/WE信号から生成された書き込
み指示信号によって行われる。以上により、第3のWR
ITE動作が終了する。
【0067】図5(a)に示すタイムチャートは、デー
タレジスタアレイからメモリセルへの書き戻しの動作
(以下、第4のWRITE動作という)を示している。
この動作は、第1のWRITE動作と同様に書き込みの
動作が進められる。そして、第1のWRITE動作と異
なるのは、メモリセルへの書き込みデータが、データレ
ジスタアレイ15の中の1つのデータであることにあ
る。このため、COLアドレスをレジスタ11に取り込
むとの同一のタイミングで、Reg−NO情報がメモリ
アクセス用のReg−NOレジスタ13に取り込まれ
る。この取り込まれた情報は、データレジスタアレイに
対する選択回路18に供給され、指定されたデータレジ
スタアレイのデータを、書き込みデータ選択回路9に供
給し、その出力データがメモリセルに提供されて書き込
まれる。以上により、第4のWRITE動作が終了す
る。
【0068】図5(b)に示すタイムチャートは、RA
M内部に設けたデータレジスタアレイ対応のアドレスア
レイ14のアドレス情報を用いた「メモリセルへのアク
セスケース/データレジスタアレイへも書き込み」の動
作(以下、第5のWRITE動作という)を示してい
る。この、第5のWRITE動作は、第2のWRITE
動作と同様であるが、メモリセルのアドレス情報をRA
M外部から供給するのではなく、RAM内部のデータレ
ジスタアレイに保持しているデータに対応するアドレス
アレイ14の中の情報を使用する点が第2のWRITE
動作と異なっている。
【0069】データレジスタアレイにデータが登録され
ているということは、以前にメモリセルがアクセスされ
ているということであり、当然そのアドレスもRAMに
提供されている。このアドレスを、アドレスアレイに保
持しておくことにより、RAMへのアクセス時に、RO
WアドレスやCOLアドレスを供給することなく、メモ
リセルをアクセスすることが可能になる。
【0070】具体的には、図5(b)のタイムチャート
に示すように、RAS/CAS信号を同時に発行した際
に指定したReg−NO情報からアドレスアレイのエン
トリを特定し、そのエントリの中に保持されているRO
Wアドレス/COLアドレス情報を取り出し、メモリセ
ルへのアクセスに使用する。第5のWRITE動作は、
外部からのRAMへのアクセスが1サイクルのみである
ことを除けば、第2のWRITE動作と同様である。
【0071】図5(c)に示すタイムチャートは、RA
M内部に設けたデータレジスタアレイ対応のアドレスア
レイ14のアドレス情報を用いた「データレジスタアレ
イからメモリセルへの書き戻し」の動作(以下、第6の
WRITE動作という)を示している。この第6のWR
ITE動作は、第4のWRITE動作と同様であるが、
メモリセルのアドレス情報をRAM外部から供給するの
でなく、RAM内部のデータレジスタアレイに保持して
いるデータに対応するアドレスアレイ14の中の情報を
使用する点が第4のWRITE動作と異なっている。こ
れは、第5のWRITE動作と同様の考え方に基づいて
いる。
【0072】具体的には、図5(c)のタイムチャート
に示すように、RAS/CAS信号を伴わないコマンド
発行時に指定したReg−NO情報からアドレスアレイ
のエントリを特定し、そのエントリの中に保持されてい
るROWアドレス/COLアドレス情報を取り出し、メ
モリセルへのアクセスに使用する。第6のWRITE動
作は、外部からのRAMへのアクセスが1サイクルのみ
であることを除けば、第4のWRITE動作と同様であ
る。
【0073】なお、前述したWRITE動作に関して
も、READ動作時と同様にメモリセルアクセスとデー
タレジスタアレイアクセスとの並行動作を行わせること
が可能である。これは、メモリセルアクセス用レジスタ
71、81、91を専用に用意していることによる。ま
た、メモリアクセスの並行動作は、READ動作同士/
WRITE動作同士だけでなく、READとWRITE
との混在も同様に処理可能である。
【0074】図6はデータレジスタアレイ15の実構成
と仮想構成との例を説明する図であり、以下、図6を参
照してデータレジスタアレイについて説明する。
【0075】図6(a)はデータレジスタアレイ15の
実構成を示しており、ワード長32でレジスタ本数は8
本である。この実構成に対応する仮想レジスタ構成の例
を、図6(b)〜図6(d)に示している。図6(b)
に示す構成は、ワード長16のレジスタを16本備える
構成として動作し、図6(c)に示す構成は、ワード長
64のレジスタを4本備える構成として動作し、図6
(d)に示す構成は、ワード長64のレジスタを2本と
ワード長32のレジスタを4本備える構成として動作す
る。すなわち、データレジスタアレイ15の総容量は、
実構成で示す「ワード数×レジスタ本数」の範囲内で、
ワード数とレジスタ本数とを変えることが可能である。
【0076】これにより、RAMに対するリクエストが
多数のストリーム(マスタ)から発行される場合、図6
(b)に示すように、レジスタ1本当たりの容量を減ら
して、レジスタ本数を確保することができる。一方、リ
クエストが少数のストリームから発行され、かつアクセ
スアドレスが連続する場合、図6(c)に示すように、
レジスタ本数を減らして、レジスタ1本当たりの容量を
増やす構成とすることができる。さらに、前述の両者の
要件を取り入れたのが図6(d)に示す構成であり、複
数種類の仮想レジスタサイズを、実レジスタ上に構成す
ることにより実現することができる。
【0077】図7は仮想レジスタ番号/仮想ワード番号
から絶対レジスタ番号/絶対ワード番号を求める方法を
説明する数式を示す図であり、以下、図1に示す変換回
路20が、仮想レジスタ番号(Reg#)/仮想ワード
番号(W#)を、絶対レジスタ番号/絶対ワード番号に
変換する方法について説明する。
【0078】絶対レジスタ番号/絶対ワード番号は、実
レジスタサイズ(RS)と、モードレジスタ19に保持
された仮想レジスタサイズとに基づいて、Reg−NO
/address端子から入力される仮想レジスタ番号
/仮想ワード番号から計算される。図7の式(1)は、
仮想レジスタの構成が、図6(b)、図6(c)に示す
ような「ワード数が均一なケース」の計算方法を示す演
算式であり、図7の式(2)は、図6(d)に示すよう
な「ワード構成が不均一なケース」の計算方法を示す演
算式である。
【0079】すなわち、式(1)に示すように、仮想レ
ジスタのワード数が均一な場合、絶対Reg#は、 {仮想Reg#÷(実RS÷仮想RS)}の商+{仮想W#÷実RS}
の商 として求めることができ、また、絶対W#は、 (仮想Reg#×仮想RS)+仮想W#−(絶対Reg#×実RS) として求めることができる。但し、RSはレジスタサイズ
である。
【0080】また、仮想レジスタのワード数が不均一の
場合の演算式である式(2)は、仮想レジスタサイズと
して、仮想レジスタのサイズが切り替わる境界より小さ
い番号の仮想レジスタのサイズである仮想RS1と、仮
想レジスタのサイズが切り替わる境界より大きい番号の
仮想レジスタのサイズである仮想RS2とが定義され、
仮想レジスタサイズの境界が1箇所の場合を示してい
る。ここでは、レジスタサイズを2種類として定式化し
ているが、当然レジスタサイズは2種類に限定されるも
のではない。
【0081】まず、仮想Reg#が仮想レジスタサイズ
境界のReg#以下の場合、式(2−1)に示すよう
に、絶対Reg#は、 {仮想Reg#÷(実RS÷仮想RS)}の商+{仮想W#÷実RS}
の商 として求めることができ、また、絶対W#は、 (仮想Reg#×仮想RS)+仮想W#−(絶対Reg#×実RS) として求めることができる。
【0082】また、仮想Reg#が仮想レジスタサイズ
境界のReg#より大きい場合、式(2−2)に示すよ
うに、絶対Reg#は、 {境界を越えた最小の仮想Reg#÷(実RS÷仮想RS1)}の
商+{(仮想Reg#−境界を越えた最小の仮想Reg#)÷(実R
S÷仮想RS2)}の商+{仮想W#×実RS2}の商 として求めることができ、また、絶対W#は、 (境界を越えた最小の仮想Reg#×仮想RS1)+(仮想Reg
#−境界を越えた最小の仮想Reg#)×仮想RS2+仮想
W#−絶対Reg#×実RS として求めることができる。
【0083】前述のように計算された絶対レジスタ番号
と絶対ワード番号との情報は、データレジスタアレイ1
5のレジスタ番号用デコーダ18や、実レジスタサイズ
中のデータ位置を特定する選択回路16/62、メモリ
セル中のCALアドレスレジスタ81への選択回路21
に送られて処理が進められる。
【0084】また、前述の仮想レジスタサイズが、実際
のRAMの同時に転送可能なデータ幅よりも大きい場
合、複数回に分けて「メモリセル→データレジスタアレ
イ」あるいは「データレジスタアレイ→メモリセル」の
転送を行う必要がある。この場合の動作は、RAM固有
のレジスタに保持された「メモリセルに対して同時に転
送可能なワード数(MemW)」と、システムが設定し
たモードレジスタの中の仮想レジスタ1本当たりのワー
ド数(RegW)とを比較し、RegWが大きければ、
メモリセルとの転送をメモリセルアレイのワード数(M
emW)を単位に複数回に分割して転送するように、制
御回路30が制御信号群30aを生成することにより行
われる。
【0085】なお、COLアドレス更新回路21は、デ
ータを分割して転送する際に、アドレスを自動的にMe
mW数分インクリメントするための回路であり、COL
アドレスレジスタ81の出力を自回路21に戻し、選択
回路8を経由して新COLアドレスを設定するように動
作する。
【0086】また、前述したモードレジスタへのデータ
の設定は、システム動作中に図示しない機構を用いて行
われる。このデータの設定は、システムの立ち上げ時に
固定値を設定する運用以外に、処理するアプリケーショ
ン等によって、その処理の実行直前に変更する運用を採
ることも可能である。
【0087】前述した本発明の実施形態によれば、プロ
セッサからの記憶装置へのアクセスアドレスが、本質的
には複数の連続するストリームが交ざり合う場合の処理
においても、システムが扱うアプリケーションによって
RAM内に設けたキャッシュ動作を行うデータバッファ
を可変構造にすることにより、性能、管理コストを最適
化したシステムの提供することが可能となる。また、本
発明の実施形態による技術の採用により、同一の(RA
M)チップアーキテクチャを、パーソナルユースのシス
テムから大規模な技術計算システムまでカバーすること
ができる。
【0088】なお、前述した本発明の実施形態は、本発
明が適用される記憶素子が、そのアクセスアドレスを
「行アドレス」と「列アドレス」とのように多重化して
転送することが可能なものであるとして説明したが、本
発明は、アドレスを多重化することなく、同時に「行ア
ドレス」と「列アドレス」とに相当するアドレス、例え
ば、「行アドレス」に代わる「ワードアドレス」、「列
アドレス」に代わる「ビットアドレス」を転送する方式
の記憶素子に対しても適用することができ、この場合に
も、同様な効果を得ることができる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、要
求されるデータ幅、チャネル数に柔軟に対応することが
できる記憶素子を提供することができ、この記憶素子を
用いて記憶装置を構成することにより、同一の(RA
M)チップアーキテクチャを、パーソナルユースのシス
テムから大規模な技術計算システムまでカバーすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による記憶素子の一実施形態の構成を示
すブロック図である。
【図2】読み出し(READ)の場合の動作を説明する
タイムチャートである。
【図3】読み出し(READ)の場合の動作を説明する
タイムチャートである。
【図4】書き込み(WRITE)の場合動作を説明する
タイムチャートである。
【図5】書き込み(WRITE)の場合動作を説明する
タイムチャートである。
【図6】データレジスタアレイの実構成と仮想構成との
例を説明する図である。
【図7】仮想レジスタ番号/ワード番号から絶対レジス
タ番号/絶対ワード番号を求める方法を説明する数式を
示す図である。
【図8】従来技術によるシンクロナスDRAMの構成を
示すブロック図である。
【図9】従来技術によるシンクロナスDRAMを使用し
たデータ処理装置のシステム構成例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 メモリセル群 3 ROWアドレスデコーダ 4 COLUMNアドレスデコーダ 7〜9、16、17 セレクタ 10 ROWアドレス用レジスタ 11 COLUMNアドレスレジスタ 12 書き込みデータ用レジスタ 13 仮想レジスタ番号/ワード番号用レジスタ 14 アドレスアレイ 15 データレジスタアレイ 18 デコーダ 19 モードレジスタ群 20 変換回路 21 COLUMNアドレス更新回路 22 出力データレジスタ 30 制御回路 71、81 メモリセル用アドレスレジスタ 91 メモリセル用書き込みデータレジスタ 200 命令プロセッサ 201、202 データストリーム 203 マルチプレクサ 210 記憶制御装置 211 アクセス要求振り分け用制御回路 220 記憶装置 221〜228 シンクロナスDRAM 300 メモリセル 301 制御回路 310〜312、314 レジスタ 320、321 デコーダ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行アドレスまたはワードアドレスと列ア
    ドレスまたはビットアドレスとによってアクセスされる
    メモリセルアレイを有する記憶素子において、行アドレ
    スまたはワードアドレスにより前記メモリセルアレイか
    ら読み出したデータを、絶対レジスタ番号と絶対ワード
    番号とによって一時的に保持するレジスタアレイと、外
    部からその値が設定可能な少なくとも1つの仮想レジス
    タサイズ及び仮想レジスタ数とによる少なくとも1つの
    仮想レジスタアレイを規定するモードレジスタと、記憶
    素子外部から与えられる仮想レジスタ番号と仮想ワード
    番号とを、前記モードレジスタ内の値により絶対レジス
    タ番号と絶対ワード番号とに変換する変換回路と、前記
    メモリセルアレイとレジスタアレイとの間のデータ転送
    を行う転送回路とを備えることを特徴とする記憶素子。
  2. 【請求項2】 行アドレスまたはワードアドレスと列ア
    ドレスまたはビットアドレスとによってアクセスされる
    メモリセルアレイを有する記憶素子において、行アドレ
    スまたはワードアドレスにより前記メモリセルアレイか
    ら読み出したデータを、レジスタ番号とワード番号とに
    よって一時的に保持するレジスタアレイと、レジスタ番
    号に対応してそのレジスタ番号のエリアに格納されたデ
    ータが、メモリセルアレイ上で格納されていたアドレス
    の一部あるいは全てを保持するアドレスアレイと、レジ
    スタアレイ上に格納されたデータに対応するメモリセル
    アレイ上のデータをアクセスする場合に、前記アドレス
    アレイからのアドレスを用いてメモリセルアレイをアク
    セスする制御機構とを備えることを特徴とする記憶素
    子。
  3. 【請求項3】 行アドレスまたはワードアドレスと列ア
    ドレスまたはビットアドレスとによってアクセスされる
    メモリセルアレイを有する記憶素子において、行アドレ
    スまたはワードアドレスにより前記メモリセルアレイか
    ら読み出したデータを、レジスタ番号とワード番号とに
    よって一時的に保持するレジスタアレイと、メモリセル
    アレイに対して同時に転送することが可能なワード数を
    保持するレジスタと、レジスタアレイのワード数を保持
    するレジスタと、前記2つのレジスタに保持されている
    ワード数の大きさを比較する回路とを備え、レジスタア
    レイのワード数が転送可能なワード数より大きい場合、
    メモリセルアレイとレジスタアレイとの間のデータ転送
    をメモリセルアレイのワード数を単位に分割し複数回転
    送することを特徴とする記憶素子。
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