JP2000028711A - アレイアンテナの送受信方法および周波数逓倍方式ミリ波二次元映像装置 - Google Patents

アレイアンテナの送受信方法および周波数逓倍方式ミリ波二次元映像装置

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JP2000028711A JP10194415A JP19441598A JP2000028711A JP 2000028711 A JP2000028711 A JP 2000028711A JP 10194415 A JP10194415 A JP 10194415A JP 19441598 A JP19441598 A JP 19441598A JP 2000028711 A JP2000028711 A JP 2000028711A
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antenna
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Takayoshi Yumii
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナ素子の切替え速度を緩和することが
できるとともに、ミリ波による二次元映像を得る。 【解決手段】 発振器12は、映像に使用する周波数の
1/2の周波数fの信号を出力する。この信号は、方向
性結合器14によって一部が、送信側SPNT切替え器
18を介して周波数逓倍器26に与えられ、周波数2f
にされてアレイアンテナ24の送信用進行波アンテナか
ら放射され、他の一部が45度位相シフタ20に入力さ
れる。45度位相シフタ20は、システム制御回路22
からの切替え信号によって位相が0度または45度進ん
だ参照信号を交互にサブハーモニックミキサ28に入力
する。サブハーモニックミキサ28は、アレイアンテナ
24の受信用進行波アンテナが受けた周波数2fの反射
信号を45度位相シフタ20からの周波数fの参照信号
を用いて検波し、IF信号を受信側のSPNT切替え器
30に与える。SPNT切替え器30を通過したIF信
号は、A/D変換器34によってディジタル信号に変換
されたのち、映像処理回路に送られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アレイアンテナを
用いて二次元映像を得る二次元映像装置に係り、特に周
波数が30GHz以上のいわゆるミリ波を用いて二次元
映像を得るのに好適なアレイアンテナの送受信方法およ
び周波数逓倍方式ミリ波二次元映像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ミリ波を用いて二次元的な映像を
求める場合、一般的に次の2通りの方法がある。1つは
アンテナ素子を一次元等の次元の低い配置にし、アンテ
ナ素子を機械的に移動させてミリ波の送信と受信とを行
なって二次元の映像を合成する方法(合成開口法)であ
り、他の1つは複数の送信アンテナ素子と受信アンテナ
素子とを二次元的に配置し、各送信アンテナ素子と受信
アンテナ素子とを順次切替えて送信と受信とを行ない、
各受信アンテナ素子の受信信号に基づいて二次元映像を
得る方法である。しかし、アンテナ素子を機械的に移動
させる方法は、駆動装置などを必要とするために装置が
大型化、重量化するばかりでなく、リアルタイム性に欠
ける問題がある。これに対して、複数のアンテナ素子を
二次元的に配置したものは、軽量でリアルタイム性に優
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、30GHz
以上のミリ波を用いてリアルタイムに二次元映像を求め
ようとすると、二次元的に配置された各アンテナ素子を
電子的に切り替えてミリ波を給電する必要がある。とこ
ろが、現状の高周波技術では、半導体の高周波における
特性や、それを実装する技術に多くの制限や困難が伴
い、ミリ波信号を電子的に高速で切り替えることは困難
であり、またかりにできたとしても非常に高価な装置と
なってしまう。
【0004】本発明は、前記従来技術の欠点を解消する
ためになされたもので、周波数を下げてアンテナ素子を
切り替えることで回路実現の困難を緩和することができ
るとともに、ミリ波による二次元映像を得ることができ
るようにすることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係るアレイアンテナの送受信方法は、複
数の送信用アンテナ素子を切替えて送信信号を放射する
とともに、複数の受信用アンテナ素子を切替えて前記送
信信号の反射信号を受信するアレイアンテナの送受信方
法において、発振器が出力した送信信号の逓倍周波数を
前記送信用アンテナ素子に与えて放射し、前記受信用ア
ンテナ素子が受けた反射信号を前記発振器出力と同じ周
波数の参照信号によって分数調波検波する構成にしてあ
る。
【0006】そして、上記送受信方法を適用して周波数
逓倍方式ミリ波二次元映像装置は、送信信号を放射する
複数の送信用進行波アンテナと、前記送信信号の反射信
号を受ける複数の受信用進行波アンテナとを有するアレ
イアンテナと、前記送信用進行波アンテナと前記受信用
進行波アンテナとの任意の組合わせを選択可能なアンテ
ナ切替え手段と、前記送信用進行波アンテナから放射す
る送信信号を出力する送信信号生成手段と、前記切替え
手段により選択された前記送信用進行波アンテナが放射
する発振器出力信号を逓倍する逓倍手段と、前記送信信
号生成手段が出力した前記送信信号と同じ周波数の参照
信号が与えられ、この参照信号によって前記受信用進行
波アンテナの各アンテナ素子が受けた反射信号を分数調
波検波する検波手段と、を有する構成にしてある。
【0007】検波手段は、送信信号生成手段が出力した
送信信号と同位相の参照信号と位相が45度ずれた参照
信号とを交互に出力する位相シフタが接続され、参照信
号を二乗し発生する逓倍周波数と、アレイアンテナ側か
ら入力した信号と混合するように構成できる。
【0008】
【作用】上記のごとく構成した本発明は、送信信号生成
手段において周波数が例えば15GHzの送信信号を生
成して出力する。そして、素子切替え手段によって選択
した送信用アンテナ素子から放射する送信信号、すなわ
ち送信用アンテナ素子に入る直前の送信信号の周波数を
逓倍して30GHz、45GHzなどのミリ波にして放
射する。また、受信用アンテナ素子が受けた反射信号
は、検波手段において送信信号生成手段が出力した送信
信号と同じ周波数の参照信号によって検波される。
【0009】これにより、高周波が流れる回路の大半に
おいてミリ波より低い切替えの容易な周波数を用いるこ
とができる。従って、切替えの簡単な低周波を切替える
ことにより、ミリ波を直接切替える必要がなく、ミリ波
の切替えの困難性を回避できるとともに、ミリ波による
二次元映像装置を実現することができる。
【0010】参照信号を送信信号生成手段が出力した送
信信号と同位相の信号と、位相を45度ずらせた信号と
により構成し、これらの信号を交互に検波手段に与える
ようにし、また検波手段によって参照信号を二乗したの
ち、アレイアンテナ側から入力する信号と混合すると、
検波手段から複素信号を取り出すことができ、二次元映
像を得るのが容易となる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係るアレイアンテナの送
受信方法および二次元映像装置の好ましい実施の形態
を、添付図面に従って詳細に説明する。図1は、本発明
に係る二次元映像装置の要部を示すブロック図である。
図1において、二次元映像装置10は、送信信号生成手
段である発振器12を有している。この発振器12は、
図示しない物標(物体)を映像化するためのミリ波(例
えば、30GHz)の分数調波(1/2倍、1/3倍、
1/4倍等)の周波数fの送信信号を生成し、方向性結
合器14に出力する。そして、方向性結合器14に入力
された送信信号は、一部が増幅器16を介して素子切替
え手段を構成している送信側のSPNT(Single
Port N Transfer)切替え器18に入
力し、一部が45度位相シフタ20に入力するようにな
っている。
【0012】SPNT切替え器18は、システム制御回
路22から切替え制御信号を受けるようになっていて、
詳細を後述するアレイアンテナ24を構成しているN個
の送信用進行波アンテナを順次切り替えて増幅器16に
接続する。そして、SPNT切替え器18とアレイアン
テナ24との間には、各送信用進行波アンテナに対応し
て設けた周波数逓倍器(逓倍手段)26が設けてあっ
て、アレイアンテナ24に供給される周波数fの送信信
号を周波数逓倍(2倍、3倍、4倍等)してミリ波に
し、ミリ波の送信信号をアレイアンテナ24から放射で
きるようにしてある。
【0013】アレイアンテナ24を構成しているN個の
受信用進行波アンテナは、それぞれに対応して設けた検
波手段であるサブハーモニックミキサ(分数調波検波
器)28に接続してあり、受けた反射信号をサブハーモ
ニックミキサ28に入力できるようにしてある。また、
サブハーモニックミキサ28には、45度位相シフタ2
0が接続してあり、45度位相シフタ20の出力した参
照信号が入力するようになっていて、この参照信号によ
りアレイアンテナ24の出力した反射信号を検波するよ
うになっている。そして、45度位相シフタ20は、シ
ステム制御回路22からの切替え信号に同期し、方向性
結合器14が出力した信号、すなわち発振器12の出力
した送信信号と同相または位相を45度進めた(または
遅らせた)信号とを交互にサブハーモニックミキサ28
に参照信号として入力する。
【0014】各サブハーモニックミキサ28は、出力側
が受信側のSPNT切替え器30に接続してある。この
SPNT切替え器30は、システム制御回路22から切
替え制御信号が入力し、N個のサブハーモニックミキサ
28を順次切替えて増幅器32に接続する。そして、各
サブハーモニックミキサ28の出力した検波信号(IF
信号)は、増幅器32によって増幅されたのち、アナロ
グ・ディジタル変換器(A/D変換器)34によってデ
ィジタル信号に変換されたのち、図示しない映像処理回
路に送られ、二次元映像が求められるようになってい
る。
【0015】アレイアンテナ24は、図2のようになっ
ていて、詳細を後述するN個の送信用進行波アンテナ3
6(36a、36b、……36n)と、N個の受信用進
行波アンテナ38(38a、38b、……38n)とが
直交して配設してある。そして、送信用の各進行波アン
テナ36は、一端が周波数逓倍器26に接続してあり、
他端が終端抵抗40を介してアース42に接続してあ
る。また、受信用の各進行波アンテナ38は、一端がサ
ブハーモニックミキサ28に接続してあり、他端が終端
抵抗40を介してアース42に接続してある。
【0016】各送信用進行波アンテナ36は、送信用ア
ンテナ素子を構成しているN個の平面パッチアンテナ4
4(44a、44b、……44n)を有し、これらのパ
ッチアンテナ44が導波路46によって接続された構造
となっている。また、受信用進行波アンテナ38も送信
用進行波アンテナ36と同様に構成してあって、N個の
平面パッチアンテナ48(48a、48b、……48
n)と、これらを接続する導波路50とを有している。
従って、アレイアンテナ24は、N2 個の送信用アンテ
ナ素子とN2 個の受信用アンテナ素子とを有する。
【0017】送信用進行波アンテナ36は、図3に示し
たように形成してあって、3枚の細長い誘電体板52、
54、56を積層して一体化した構造となっている。誘
電体板52は、両側の側面58に金属メッキが施してあ
るとともに、下面に接地用の金属メッキが設けてある。
そして、誘電体板52の上面幅方向の中央部には、ミリ
波からなる送信信号60を伝播させる金属パターン62
が長手方向に沿って設けてある。この金属パターン46
は、送信信号60の進行方向先端側が終端抵抗40を介
してアース42に接続される。
【0018】一方、誘電体板54は、両側の側面64と
上面66とに金属メッキが設けてあって、金属パターン
62とともに導波路46を形成している。そして、誘電
体板54の上面66には、金属メッキの一部を除去して
形成したN個の送信用スロット68(68a〜68n)
が設けてあり、導波路46を伝播する送信信号60の一
部を誘電体板54の上方に導くことができるようにして
ある。これらのスロット68のピッチLは、導波路46
内での送信信号60の1波長の長さ、
【数1】 に設定してあって、送信信号60の同じ位相のところが
各スロット68a〜68nを通過するようにしてある。
なお、数式1において、cは真空中における送信信号
(ミリ波)60の伝播速度であり、fは送信信号60の
周波数、ε'は誘電体板の比誘電率である。
【0019】誘電体板56は、両側面70に金属メッキ
が施してあるとともに、上面72の送信用スロット68
a〜68nと対応した位置に、金属メッキからなる平面
パッチアンテナ44a〜44nが設けてある。そして、
各スロット68から漏れた送信信号60は、平面パッチ
アンテナ44において共振し、共振波74として空中に
放射され、合成された波面76を形成する。
【0020】誘電体板54に形成したスロット68a〜
68nは、図4に示したように、長さsが周波数逓倍器
26に近い方から遠い方に向けて、すなわち送信信号6
0の進行方向に沿って漸次大きくしてあり、各スロット
68から漏れる放射波の強さが等しくなるようにしてあ
る。すなわち、各スロット68a〜68nは、長さsが
周波数逓倍器26に最も近い最初のスロット68aの長
さをs0 としたとき、
【数2】 となるように形成してある。ここに、mは周波数逓倍器
26側からm番目のスロットであることを表しており、
αは定数であって、実施の形態の場合、実験によって求
めている。
【0021】なお、アレイアンレナ24の列に対応する
受信用進行波アンテナ素子38も同様に構成してあっ
て、受信用スロットの長さがサブハーモニックミキサ2
8に近い方から遠い方に向けて漸次長くしてある。
【0022】図5は、周波数逓倍器26の一例を示した
もので、伝送線路78とアース80との間にバラクタダ
イオード82とバンドパスフィルタ84とが並列接続さ
れた構造となっていて、バラクタダイオード82の非線
形性を用いて入力周波数の逓倍周波数を作り、バンドパ
スフィルタ84によって入力周波数の所定倍の周波数
(実施の形態の場合、2倍の周波数)のみの信号を取り
出すようになっている。そして、バラクタダイオード8
2は、カソードがアース80に接続してあるとともに、
アノードが伝送線路78に設けた一対の1/4波長スタ
ブ86、88間に配設してある。バラクタダイオード8
2の入力側の1/4波長スタブ86は接地してあり、出
力側の1/4波長スタブ88はオープンとなっていて、
入力側へ2倍の周波数が回り込まないように、また出力
側へ基本周波数が回り込まないようにしてある。
【0023】図6は、45度位相シフタ20の具体的構
成の一例を示したものでる。45度位相シフタ20は、
RF(高周波)入力とRF出力との間に90度ハイブリ
ッド回路90が設けてある。また、90度ハイブリッド
回路90には、一端をアース92に接続したコイル9
4、96が接続してあるとともに、バラクタダイオード
98、100のアノードが接続してある。そして、各バ
ラクタダイオード98、100のカソード側は、入力信
号に対して1/4波長((1/4)λ)の長さを有する
マイクロストリップ102、104の一端に接続してあ
る。このマイクロストリップ102、104の他端側
は、コイル106、108を介してバイアス110、1
12が接続してある。こうして、バラクタダイオード9
8、100の電圧可変容量性を利用して出力の位相を電
気的に変えるようになっている。
【0024】一方、サブハーモニックミキサ28は、図
7のようになっていて、アレイアンテナ24が受けたR
F信号(周波数2f)をその1/2の周波数fの参照信
号によって検波するようになっている。このサブハーモ
ニックミキサ28は、伝送電路113に設けたミキサ本
体118が一対のショットキダイオード114、116
を逆向きに並列接続して構成してあり、その非線形特性
(電流・電圧特性、I−V特性)が奇関数となるように
してある。また、ミキサ本体118の両側には、参照信
号の周波数fを基準にした1/4波長スタブ120、1
22が配設してあって、ショットキダイオード114、
116の両側の絶縁を保持し、RF信号と参照信号とが
反対側に漏れないようにしてある。
【0025】RF信号の入力側となるミキサ本体118
のアレイアンテナ24側に設けた1/4波長スタブ12
0はオープンとなっており、参照信号入力側の1/4波
長スタブ122はアース124に接続してある。1/4
波長スタブ120のRF信号入力側には、コンデンサ1
26が設けてある。そして、ミキサ本体118によって
RF信号と参照信号との混合により得られたIF(中間
周波)信号は、コンデンサ126と1/4波長スタブ1
20との間に一端を接続したローパスフィルタであるコ
イル128を介して取り出すようにしてある。
【0026】このように構成した実施の形態の作用は、
次のとおりである。発振器12は、映像に使用する周波
数の1/2の周波数f(この実施の形態の場合、15G
Hz)を出力し、方向性結合器14に入力する。方向性
結合器14に入力した信号は、一部が増幅器16を介し
て送信側のSPNT切替え器18に与えられ、一部が4
5度位相シフタ20に与えられる。
【0027】システム制御回路22は、図8(a)のよ
うに映像スタートトリガ信号が入力すると、同図(b)
に示したように、映像スタートトリガ信号に同期して進
行波アンテナ切替え信号をN2 個発生し、送信側と受信
側とのSPNT切替え器18、30に与える。すなわ
ち、システム制御回路22は、例えばSPNT切替え器
18に切替え信号を与えてアレイアンテナ24の送信用
進行波アンテナ36aを選択すると、受信側SPNT切
替え器30にN個の切替え信号を与えて受信用進行波ア
ンテナ38a〜38nを順次選択する。そして、送信用
進行波アンテナ36aについてのすべての受信用進行波
アンテナ38の選択が終了したならば、送信側SPNT
切替え器18に切替え信号を与えて送信用進行波アンテ
ナ36bを選択し、これに対して前記と同様にすべての
受信用進行波アンテナ38a〜38nを選択する。この
動作が最後の送信用進行波アンテナ36nが選択される
まで行なわれる。これにより、N送信×N受信の行列か
らなる(i,j)要素(進行波アンテナ)が順次選択さ
れる。
【0028】そして、送信側SPNT切替え器18は周
波数f(15GHz)で切り替えられ、アレイアンテナ
24のN個の送信用進行波アンテナ36が順次選択され
る。また、増幅器16が出力した周波数fの送信信号
は、SPNT切替え器18を介して選択された送信用進
行波アンテナ36に対応した周波数逓倍器26に与えら
れ、周波数逓倍器26によって所定の倍率に逓倍(実施
の形態では2倍)の周波数に逓倍され、周波数2f(3
0GHz)のミリ波とる。すなわち、周波数逓倍器26
は、バラクタダイオード82がその非線形性により入力
周波数fの逓倍周波数を作って出力し、この逓倍周波数
の信号のうち、バンドパスフィルタ82により入力周波
数fの2倍の周波数2fの信号のみが取り出され、アレ
イアンテナ24の送信用進行波アンテナ36に与えら
れ、図示しない物標に向けた放射される。
【0029】また、システム制御回路22は、図8
(c)のように、位相切替え信号を45度位相シフタ2
0に入力する。45度位相シフタ20は、バラクタダイ
オード98、100の容量が電圧により変化するために
反射の位相が変化する。そして、45度位相シフタ20
は、90度ハイブリッド回路90のRF入力側に入力し
た信号を、システム制御回路22からの切替え信号に同
期して入力信号に対して位相を0度進めたものと、45
度進めた(遅らせた)ものとを交互に出力してサブハー
モニックミキサ28に参照信号として入力する。これ
は、サブハーモニックミキサ28の出力(IF信号)を
複素信号として取り出すためで、位相が0度が実部、位
相が45度が虚部に対応している。
【0030】アレイアンテナ24は、送信用進行波アン
テナ36が周波数2fの送信信号を放射し、受信用進行
波アンテナ38がその反射信号を受信する。受信した周
波数2fの反射信号は、サブハーモニックミキサ28に
入力し、図7のコンデンサ126を介してミキサ本体1
18に与えられる。また、45度位相シフタ20からの
周波数fの参照信号は、ミキサ本体118がショットキ
ダイオード114、116を逆向きに並列接続されいて
その非線形特性が奇関数となっているため、ミキサ本体
118によって2乗されて周波数が2fとなると同時に
位相も2倍ずれる。すなわち、ミキサ本体118は、参
照信号の位相が0度進んでいる場合、周波数2f、位相
0度の信号にし、参照信号の位相が45度進んでいる場
合、周波数2f、位相90度の信号にする。このように
参照信号の2乗とRF信号の1乗との積に比例した信号
がミキサ内部で生成され、この信号により反射信号が検
波される。すなわち、サブハーモニックミキサ28にお
けるミキシングにおいては、アレイアンテナ24からの
RF信号(周波数2f)に、周波数2f、位相が0度の
参照信号、または周波数2f、位相が90度の参照信号
を加えたことになる。そして、位相0度の参照信号とR
F信号との混合により生じた信号が複素信号の実部とな
り、位相90度の参照信号とRF信号との混合により生
じた信号が複素信号の虚部となる。
【0031】反射信号(RF信号)と参照信号とを混合
して得られたMHz帯以下の周波数のIF信号は、ロー
パスフィルタであるコイル128を介して取り出されて
受信側のSPNT切替え器30に送られる。このSPN
T切替え器30は、前記したように図8(b)のアンテ
ナ選択信号によって順次切替えられ、サブハーモニック
ミキサ28が出力したIF信号を増幅器32を介してA
/D変換器34に入力する。そして、A/D変換器34
は、アナログのIF信号をディジタル信号に変換し、図
示しない映像処理回路に送出する。
【0032】このように、実施の形態においては、映像
に使用する周波数が例えば30GHzのミリ波である場
合、発振器12によってその周波数の半分の15GHz
の信号を生成し、送信側のSPNT切替え器18を15
GHzで切り替えることができ、また受信側のSPNT
切替え器30にはIF信号が入力するため、アンテナ素
子の切り替えを容易に行なうことが可能で、リアルタイ
ムな二次元映像装置を安価に製作することができる。そ
して、実施の形態の場合、受信した反射信号を検波する
ためにサブハーモニックミキサ28を必要とするが、こ
のミキサ28はショットキバリアダイオードにより容易
に実現することができる。
【0033】また、リアルタイムな二次元映像装置の製
作が可能となるため、マイクロ波、ミリ波の透過能力を
利用した不可視情報の可視化ができ、例えば霧や雲、ま
たはプラスチックや布等を透過してこれらに遮られて見
えないものを映像化する映像化レーダに用いることがで
きる。さらに、船舶用レーダ、航空機用レーダ、その他
通常遮蔽されて見えないところを画像化する装置への応
用が可能となる。前記実施の形態においては、周波数逓
倍器26によって周波数を2倍にする場合について説明
したが、周波数を3倍、4倍等してもよい。
【0034】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、送信信号生成手段において周波数が目的とする周波
数の例えば半分の周波数の送信信号を生成して出力し、
送信用アンテナ素子に入る直前に送信信号の周波数を2
倍に逓倍して放射するようにしているため、高周波が流
れる回路の大半においてミリ波より低い切替えの容易な
周波数を用いることができる。従って、切替えの簡単な
低周波を切替えることにより、ミリ波を直接切替える必
要がなく、ミリ波の切替えの困難性を回避できるととも
に、ミリ波による二次元映像装置を実現することができ
る。
【0035】参照信号を送信信号生成手段が出力した送
信信号と同位相の信号と、位相を45度ずらせた信号と
により構成し、これらの信号を交互に検波手段に与える
ようにし、また検波手段によって参照信号を二乗したの
ち、アレイアンテナ側から入力する信号と混合すると、
検波手段から複素信号を取り出すことができ、二次元映
像を得るのが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る二次元映像装置の要
部ブロック図である。
【図2】実施の形態に係るアレイアンテナの模式図であ
る。
【図3】実施の形態に係るアレイアンテナを構成してい
る送信用進行波アンテナの詳細説明図である。
【図4】実施の形態に係る送信用進行波アンテナのスリ
ットの詳細説明図である。
【図5】実施の形態に係る周波数逓倍器の説明図であ
る。
【図6】実施の形態に係る45度位相シフタの説明図で
ある。
【図7】実施の形態に係るサブハーモニックミキサの説
明図である。
【図8】実施の形態の作用を説明するタイミングチャー
トである。
【符号の説明】
10 二次元映像装置 12 送信信号生成手段(発振器) 14 方向性結合器 18、30 素子切替え手段(SPNT切替え器) 20 45度位相シフタ 22 システム制御回路 24 アレイアンテナ 26 逓倍手段(周波数逓倍器) 28 検波手段(サブハーモニックミキサ)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H03D 9/06 H03D 9/06 F (72)発明者 弓井 孝佳 岡山県玉野市玉3丁目1番1号 三井造船 株式会社玉野事業所内 Fターム(参考) 5J012 HA05 5J021 AA05 AA06 DB05 EA02 FA05 FA17 FA24 FA25 FA31 FA33 HA01 JA10 5J070 AB24 AD05 AD08 AE12 AF05 AF06 AH31 AH40 AK40

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の送信用アンテナ素子を切替えて送
    信信号を放射するとともに、複数の受信用アンテナ素子
    を切替えて前記送信信号の反射信号を受信するアレイア
    ンテナの送受信方法において、発振器が出力した送信信
    号の逓倍周波数を前記送信用アンテナ素子に与えて放射
    し、前記受信用アンテナ素子が受けた反射信号を前記発
    振器出力と同じ周波数の参照信号によって分数調波検波
    することを特徴とするアレイアンテナの送受信方法。
  2. 【請求項2】 送信信号を放射する複数の送信用進行波
    アンテナと、前記送信信号の反射信号を受ける複数の受
    信用進行波アンテナとを有するアレイアンテナと、 前記送信用進行波アンテナと前記受信用進行波アンテナ
    との任意の組合わせを選択可能なアンテナ切替え手段
    と、 前記送信用進行波アンテナから放射する送信信号を出力
    する送信信号生成手段と、 前記切替え手段により選択された前記送信用進行波アン
    テナが放射する発振器出力信号を逓倍する逓倍手段と、 前記送信信号生成手段が出力した前記送信信号と同じ周
    波数の参照信号が与えられ、この参照信号によって前記
    受信用進行波アンテナの各アンテナ素子が受けた反射信
    号を分数調波検波する検波手段と、 を有することを特徴とする周波数逓倍方式ミリ波二次元
    映像装置。
  3. 【請求項3】 送信信号を放射する複数の送信用アンテ
    ナ素子と、前記送信信号の反射信号を受ける複数の受信
    用アンテナ素子とを有するアレイアンテナと、 一列のアンテナ素子からなる送信用進行波アンテナと一
    列のアンテナ素子からなる受信用アンテナとの任意の組
    合わせを選択可能なアンテナ切替え手段と、 前記送信用アンテナ素子から放射する送信信号を出力す
    る送信信号生成手段と、 前記送信信号生成手段が出力する信号の周波数を逓倍す
    る逓倍手段と、 前記送信信号と同じ周波数の参照信号が与えられ、この
    参照信号によって前記逓倍された反射信号を分周調波検
    波する検波手段と、 を有することを特徴とする周波数逓倍方式ミリ波二次元
    映像装置。
  4. 【請求項4】 前記検波手段は、前記送信信号生成手段
    が出力した送信信号と同位相の参照信号と位相が45度
    ずれた参照信号とを交互に出力する位相シフタが接続さ
    れ、前記参照信号を二乗したのち、前記アレイアンテナ
    側から入力した信号と混合することを特徴とする請求項
    2または3に記載の周波数逓倍方式ミリ波二次元映像装
    置。
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